わたしは、それ(サ)が万人に教え得ることであるといいましょう。そして、ルナン Renan が『科学の未来 l'avenir de la science』のためにそう願ったのと同じく、それは影響を及ぼさないものであるだけに~~というのも、<女>は外-在しないわけですから~~なおさらそういえるのです。しかしながら、<女>は外-在しない、ということは、人が<女>を欲望の対象とする、ということを除外するものではありません。むしろまったく逆で、そこから結果が生じてくるのです。
彼の有名な黄土(ocre)のなかに陣取っている(アンスタレ)中傷(me'dit)、すなわち『中庸から最悪に段階なし(IL N'EST PAS DE DEGRE DU MEDIOCRE AU PIRE )』、この中傷が、この詩文の作者の手になるものとは信じがたいことです。この詩文はこんなにも見事に、この語を茶化しているのです。
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