http://www.freeassociations.org/
ホーム | 学者一覧 (ABC) | 学派あれこれ | 参考文献 | 原サイト (英語) |
経済学と数学利用 (1979年) 関 恒義; でツガンは批判されている。 |
論争・マルクス経済学
著者名等 P.M.スウィージー/編
著者名等 玉野井芳郎,石垣博美/訳
出版者 法政大学出版局
出版年 1969.6
大きさ等 22cm 257,3p
NDC分類 331.6
件名 Marx Karl Heinrich.
内容
カール・マルクスとその体系の終結(オイゲン・フォン・ベーム=バウェルク)
ベーム=バウェルクのマルクス批判(ルドルフ・ヒルファディング)
『資本論』第三巻におけるマルクスの基本的理論構造の修正について(ラディスラウス・フォン・ボルトキェヴィッチ)
_______________
転形論アンソロジー
著者名等 ボルトキェヴィツ/〔ほか著〕
著者名等 石垣博美,上野昌美/編訳
出版者 法政大学出版局
出版年 1982.4
大きさ等 22cm 259,5p
NDC分類 331.84
件名 価値論(経済学上)
件名 価格
件名 経済学-社会主義学派
資本論1:23も関連する
説明される。
《要約すれば、価値は直接価格を決定し,直接価格は生産価格転形される。
そして市場価格は、それらの生産価格のまわりを変動することになる。転形問
題は、それゆえ、価値を価格に転形する問題でなくて、代わりに、それは直
接価格を生産価格に転形する問題である。》202頁
《著者は、「スラッファの定理」と呼ぱれているもの——突質賃金と生産条件が、現実の物量
タームで規定されている時には生産価格と利潤率を決定するのに、十分なもの
となり、何らの需要の理論も要求されない——との立場をとる「ポスト・ケイ
ンジアン」あるいは新リカードウ派の経済分析を開陳している。》解説248頁
論争史論
著者名等 藤田晋吾/著 ≪再検索≫
出版者 東海大学出版会
出版年 2001.12
大きさ等 22cm 179p
NDC分類 331.6
件名 経済学-社会主義 ≪再検索≫
目次 第1章 ボルトキェヴィッチの仕掛けた罠;第2章 スラッファの沈黙;第3章 転形問
題の終わり;第4章 置塩理論の再検討;付論 ウィトゲンシュタインとスラッファ
内容 索引あり
レビューの編集
レビューを削除する
Amazonで購入(詳細)
レビュー対象商品: 商品による商品の生産―経済理論批判序説 (単行本)
スラッファは、実質賃金と生産条件が現実の物量タームで規定されている時には生産価格と利潤率を決定するのに十分なものとなり、何らの需要の理論も要求されない、との立場をとる。そこからマーシャル批判が生まれ立場的にマルクス(転形問題を参照)に近くなる。マルクスと違うのは搾取を強調していない点だ。標準商品という概念は価値形態論を可逆的に捉えるということだ。以下本書邦訳目次。
『商品による商品の生産——経済理論批判序説——』ピエロ・スラッファ (Piero SRAFFA)
…
論争・転形問題―価値と生産価格 (1978年) | 伊藤 誠 |本 | 通販 | Amazon
https://www.amazon.co.jp/論争・転形問題―価値と生産価格-1978年-伊藤-誠/dp/B000J8QQ4M/ref=cm_lmf_tit_15
"忘れ去られた(?)「転形問題」。転形問題 F.シートン著 小幡道昭訳. マルクス搾取概念の理解—マルクスの価値と競争価格とのいわゆる転形問題の要約 P.A.サムエルソン著 白銀久紀訳. 価値の転形—マルクスの「真意」(一解釈) W.J.ボーモル著 岡崎健訳。 他 所収"
論争・転形問題 価値と生産価格
著者名等 伊藤誠/〔ほか〕編訳
出版者 東京大学出版会
出版年 1978.3
大きさ等 21cm 251p
NDC分類 331.84
内容:
価値の価格への転形 P.M.スウィージー著 都留重人訳.
価値と価格―いわゆる転形問題の一解法 J.ウィンターニッツ著 桜井毅訳.
価値と生産価格―ウィンターニッツの解法についての覚書 K.メイ著 山口重克訳.
転形問題についての一考察 M.H.ドッブ著 都留重人訳.
転形問題についての若干の覚書 R.L.ミーク著 時永淑訳.
ミークの「転形問題についての覚書」へのコメント H.D.ディキンソン著 桜井毅訳.
転形問題への補足コメントM.H.ドッブ著 山口重克訳. 転形問題 F.シートン著 小幡道昭訳.
マルクス搾取概念の理解―マルクスの価値と競争 価格とのいわゆる転形問題の要約 P.A.サムエルソン著 白銀久紀訳.
価値の転形―マルクスの「真意」(一解釈) W.J.ボーモル著 岡崎健訳.
価値と生産
価格―転形問題の経済学 D.ライブマン著 中村泰治訳. 価格と価値:転形問題 M.デサイ著 伊藤誠訳
文献:p241~251
書誌番号 3-0190013919
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784326548408
サミュエルソン経済学体系 〈9〉 リカード,マルクス,ケインズ…
ポール・アンソニ・サミュエルソン/篠原三代平
勁草書房(1979/10発売)
ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
サイズ A5判/ページ数 379p/高さ 22cm
商品コード 9784326548408
NDC分類 331.74
出版社内容情報
経済学の成立を担った古典派経済学より現代の種々の学派にいたるまでの経済学の潮流と経済学の巨人たちの業績・生涯を,現代の巨人たる教授が鋭く論評する。
【目次】
第1部 古典派経済学
賃金と利子―マルクス経済モデルの現代的解剖
賃金と利子―マルクス経済モデルの現代的解剖:返答
リカード経済学の現代的分析Ⅰ
リカード経済学の現代的分析Ⅱ
経済学としてのマルクス経済学
マルクス的搾取概念を理解する:マルクス的価値と競争価格との間のいわゆる
転化問題の総括
マルクスの「価値」から競争「価格」への「転化」:廃棄と置き換えの過程
ブルジョア的利潤率を導入した合理的計画のための新しい労働価値論
第2部 人物評論
経済学者と思想の歴史
ケインズ卿と『一般理論』
教師および経済理論家としてのシュムペーター
数理経済学者ハロルド・ホテリング
D・H・ロバートソン
トーシュテン・ゴードゥルンド著『クヌート・ヴィクセルの生涯』
回答
60歳のA・P・ラーナー
アーヴィング・フィッシャーと資本理論
ジョセフ・シュムペーター
会長講演「経済学者の道」
思い出を語る
マルクスの経済学がよくわかる本: ポケット図解 - 72 ページ
https://books.google.com/books?isbn...
阿部真也, 宮崎哲也 - 2009 - プレビュー
マルクス経済学に懐疑的な人々が格好の攻撃対象にしているテーマとして、「労働者階級の相対的窮乏(きゅうぼう)化論」があります。「マルクスは資本 ... 特に近代経済学の泰斗、ポール,サミュエルソンなどは、「労働者の窮乏化は実際には起きなかったのだから、マルクスの主張は無視してよい」と揶揄(やゆ)しているようです。しかし、こうした批判に ...
時代を読む経済学者の本棚 - 52 ページ
https://books.google.com/books?isbn...
根井雅弘 - 2011 - プレビュー
ポール・A・サムエルソン/ウィリアム・D・ノードハウス著、都留重人訳、岩波書店、一九九二[九三年刊、『週刊朝日』一九九三年七月二三日号)サムエルソンは経済学の制度化に最も貢献した一人であり、その ... 第十一版まであった「 マルクス経済学の基礎的原理」と題する付論が、第十二版以降に削除されたのは、その意味では残念なことである。
P. Samuelson (1982) :"The normative and positive inferiority of Marx's vales
paradigm,"Southern Economic Journal 49-1, pp. 11-18.
マルクスの価値の規範的かつ正の劣等性
パラダイム "、Southern Economic Journal 49
ただし要素市場と財市場は非対称である。
______
←_____________| |___________→
| ___________→| | |
| ⇧ ←_________|消費財市場 | |
| | | _______→| |←_______ |
|必|労|必⇧所 |______| ⇧消 |収
| |働|需|有 |費 |
|需|者|品|者 |財 |入
| |の|や|の |や |
|品|支|贅|支 ______ |サ |
| |出|沢|出 | | |l |
| | |品| 蓄 →| 金融市場 |_ 投 |ビ |
| | | |_/\ 貯_/ |______| \_資 |ス ⇩
| | ⇩ / \/ _↘︎_________
| | _/所有者 \←_____利潤_____| |
| | /_⇧_⇩__\ | |
| |_/ \←___賃金_____| |
|_→/ 労 働 者 \__労働(時間)_→| 企 業 |
/____⇧_⇩_____\ | |
/ 失業労働者 \ | |
/________________\ |___________|
図:ポスト・ケインジアンとマルクス派の循環的流れ
『価値と価格の理論』P.M.リヒテンシュタイン 1986年(原著1983年)32頁より
マルクスやスラッファと違い、新古典派は階級の問題を見ていない。
2016/11/25(金) 17:36:39.82 ID:vOkmJpy4
http://www.cnn.co.jp/photo/l/732330.html
よくできたイラスト
http://www.cnn.co.jp/storage/2016/11/25/e3af095965f17d3cd54b0c34539ec4f3/income-inequality-money.png
65 : 名刺は切らしておりまして2016/11/25(金) 17:36:54.03 ID:TFKoWBnA
66 : 名刺は切らしておりまして2016/11/25(金) 17:39:42.61 ID:zDV8HhLS
だからと言って「景気なんて回復しなくて良い!みんなでビンボーになろう!」っていうサヨクの言い分も聞けない
67 : 名刺は切らしておりまして2016/11/25(金) 17:40:49.08 ID:vOkmJpy4
________
| /\ |
/ \ || / \
/___\ || /___\
\___/ || \___/
_||_
/____\
財の需要 財・サービス 財の供給
お金の流れ------→d市場s←---------
|支出 均衡点e_\/ 販売された財・|
(=GDP) /\ サービス|
| -------←s d→------- |
| |購入された | ↑ 収入| |
| |財・サービス 消費税| (=GDP) |
| | _|政府___ 産出| |
|_|___ /_|購入__/| |_|___
/|_|__/| | || | | /|_|__/|
| \ / |-所得税|→【政府】←|法人税-| \ / | |
|【家\計】| | |公的||赤字| | |【企\業】| |
| / \ | | |貯蓄 ↓|国債| | | / \ | |
|_|_|_|/-民間|→【銀行】-|-融資→|_|_|_|/
| | 貯蓄|__金融__|/ | |
| | -----→ 市場 --→投資→ | |
| | | |
| (GDP=)所得 生産要素 生産への投入| |
| -------←d市場s→------- |
| e_\/均衡点 賃金・地代|
|労働・土地・資本 /\ ・利潤(=GDP)
---------→s d←---------
労働の供給 労働の需要
________
| /\ |
/ \ || / \
/___\ || /___\
\___/ || \___/
_||_
/____\
上の図中央は十字であるべき。つまり政府から雇用関係の助成金がもっとなければならない。
(消費)効用関数及び需要関数と生産(効用)関数は全体を主体として立体的にとらえる必要がある。
あと、足を使った地域金融を活性化させる地域再投資法(CRA)が必要だ。
DSGEなどはこうした全体を見ずに複数のショック変数にまとめてしまうから、増税と金融緩和、
ブレーキとアクセルを同時に踏むような政策を正当化してしまう。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
ただし要素市場と財市場は非対称である。
マルクスやスラッファと違い、新古典派は階級の問題を見ていない。
______
←_____________| |___________→
| ___________→| | |
| ↑ ←_________|消費財市場 | |
| | | _______→| |←_______ |
|必|労|必 ↑ 所 |______| ↑ 消 |収
| |働|需|有 |費 |
|需|者|品|者 |財 |入
| |の|や|の |や |
|品|支|贅|支 ______ |サ |
| |出|沢|出 | | |l |
| | |品| 蓄 →| 金融市場 |→ 投 |ビ |
| | | |_/\ 貯_/ |______| \_資 |ス ↓
| | ↓ / \/ _\_________
| | _/所有者 \←_____利潤_____| |
| | /_ ↑ _ ↓ __\ | |
| |_/ \←___賃金_____| |
|_→/ 労 働 者 \__労働(時間)_→| 企 業 |
/____ ↑ _ ↓ _____\ | |
/ 失業労働者 \ | |
/________________\ |___________|
図:ポスト・ケインジアンとマルクス派の循環的流れ
『価値と価格の理論』P.M.リヒテンシュタイン 1986年(原著1983年)32頁より
生産関数と需要関数の非対称性:
《要約すれば、価値は直接価格を決定し,直接価格は生産価格に転形される。
そして市場価格は、それらの生産価格のまわりを変動することになる。転形問
題は、それゆえ、価値を価格に転形する問題でなくて、代わりに、それは直
接価格を生産価格に転形する問題である。》『価値と価格の理論』リヒテンシュタイン著202頁
Ⅱ新古典派経済学の限界「風雅のブリキ缶」
http://members.jcom.home.ne.jp/fuga-buriki-can/comparative%20study3-2.htm
《需要関数と生産関数の違い――イタリア人経済学者ピエロ・スラッファは、「マーシャル・
クロス」を「〈需要関数〉は、効用逓減という基本的かつ自然的なる仮定の上に立つ。これに
反して、生産における関数関係は、これよりもずっと複雑な仮定を持った体系の結果である。
限界効用に関する研究が、価格と(消費された)数量との関係に注意をひきつけたあとではじ
めて、類推によって費用と生産量との関係という均斉的な概念が生まれたというのが事実である」
(『経済学における古典と近代』、菱山泉・田口芳弘訳、有斐閣、1956年)と評した。
十分ではないが、極めて妥当な鑑定である。》
ただし生産要素市場と財市場は非対称である。
マルクスやスラッファと違い、新古典派は階級の問題を見ていない。
______
←_____________| |___________→
| ___________→| | |
| ↑ ←_________|消費財市場 | |
| | | _______→| |←_______ |
|必|労|必 ↑ 所 |______| ↑ 消 |収
| |働|需|有 |費 |
|需|者|品|者 |財 |入
| |の|や|の |や |
|品|支|贅|支 ______ |サ |
| |出|沢|出 | | |l |
| | |品| 蓄 →| 金融市場 |→ 投 |ビ |
| | | |_/\ 貯_/ |______| \_資 |ス ↓
| | ↓ / \/ _\_________
| | _/所有者 \←_____利潤_____| |
| | /_ ↑ _ ↓ __\ | |
| |_/ \←___賃金_____| |
|_→/ 労 働 者 \__労働(時間)_→| 企 業 |
/____ ↑ _ ↓ _____\ | |
/ 失業労働者 \ | |
/________________\ |___________|
図:ポスト・ケインジアンとマルクス派の循環的流れ
『価値と価格の理論』P.M.リヒテンシュタイン 1986年(原著1983年)32頁より
森嶋通夫著作集 8 価値・搾取・成長
著者名等 森嶋通夫/〔著〕 ≪再検索≫
出版者 岩波書店
出版年 2004.6
大きさ等 22cm 317p
注記 Value,exploitation and growth./の翻訳
NDC分類 330.8
件名 経済学 ≪再検索≫
内容 不等式アプローチを導入してマルクス経済学の体系を再定式化し、搾取と収益性・成長可
能性を論じるとともに、長期均衡を失業を伴う均衡として把握する。「壮大な経済学」の
魅力の秘密の解明に挑む“ポリフォニー”。
ISBN等 4-00-092598-9
価値・搾取・成長 現代の経済理論からみたマルクス
著者名等 森嶋通夫,カテフォレス/〔著〕 ≪再検索≫
著者名等 高須賀義博,池尾和人/訳 ≪再検索≫
出版者 創文社
出版年 1980.10
大きさ等 22cm 297p
注記 Value,exploitaiton and growth:marx in th
e light of modern economic theory./の翻訳
NDC分類 331.6
件名 経済学-社会主義学派 ≪再検索≫ マルクス カール
件名 Marx Karl Heinrich.
書誌番号 3-0190068194
所蔵情報 ( 資料情報 | 予約情報 )
転形問題論争 櫻井さんの講演から : 鈴木頌の発言 国際政治・歴史・思想・医療・音楽
http://shosuzki.blog.jp/archives/21747298.html
(講演〉 転形問題論争をめぐって 櫻井毅 (武蔵大学名誉教授)
やや、とりとめない講話だが、感じはよくつかめる
1.「転形」という言葉
「転形」というのはドイツ語で“Verwandlung”、マルクスの『資本論』の中における「価値から生産価格への転形」という意味である。
ドイツ語から訳した『資本論』の日本語訳では、ほとんど「転化」、あるいは「価値から生産価格への転化」と訳されている
“Transformation problem”(転形)は“Verwandlung”の英訳である。論争が主として英語圏で行われているために、「転形問題」と言われるようになった。
2.議論の対象
『資本論』の1巻と3巻のあつかう論点に関する議論である。マル経、近経を問わずいろんな人が議論に参加している。
問題が多岐にわたっているために結論めいたもの、決着というようなものがまだできてない。
3.なぜ議論になるのか
く簡単にいえば、マルクスの『資本論jの中では、価値から生産価格への転形についての説明に不十分なところが残っているということ、そのためにいろいろ問題が出てくるということ。
4.議論の始まり
1942年にポール・スウイージーが「資本主義発展の理論」を発表した。スウィージーはハーバード大学の出身で、シュンペーターの弟子筋にあたるが、やがてマルクス主義に移った人。
この本の中でボルトキエヴィチという人の論文が取り上げられた。ボルトキエヴイチは20世紀初頭のドイツの統計学者で、新リカード主義者。「マルクスの価値から生産価格への転形の方法というのはおかしい」と述べ、連立方程式を使ってその誤りを正している。
スウイージーはこの批判を発見し、マルクス経済学がこれを正当にあつかうべきと主張した。
5.日本における議論の状況
日本では意外にこのボルトキエヴイチの論文というのはみんな読んでいた。それに関する日本の研究というのはけっこうあった。戦前のそういう研究はマルクス批判家たちがやっていたから、戦後は全然相手にされなかった。
6.エンゲルスの問題提起
転形問題は、資本論の第一巻と第三巻の矛盾である。それはエンゲルスが『資本論』の第二巻刊行の折に読者に予告した。
まもなく第三巻を出すが、そこでマルクスは画期的な問題を提起して、見事に解決してみせる。
これは
A.商品が投下労働量によってその価値 を決定されるということ、B.資本家が利潤率均等化を前提とする価格 で商品を売買するということ
この二つがどう関係するかということだ。
価値と価格は矛盾するように見える。その矛盾するものをどうやって理論的に解決していくか、これについてマルクスはみごとに解決している。
というのがエンゲルスの見立てだ。
7.ベーム=パヴェルクの批判とヒルファーディングの反批判
ベームは第三巻は第一巻とは完全に矛盾してると批判した。その後のマルクス『資本論』批判のプロトタイプになる。
ベームの批判に対して、オーストロ・マルクス主義者のヒルファーデイングが反批判する。しかしヒルファーディングの反批判は弱点の多いものだった。
価値による商品交換は資本主義以前で、生産価格による交換は資本主義が成立してからだというもの。(それ自体は正しいと思うが、答えになってはいない)
8.転形問題はある意味では些末な問題
ボルトキエヴィチの最初の問題提起は
価値から生産価格へ転形する場合に、実際には全部の商品が生産価格で売られるのだから、生産のために購入する費用だけ価値で計算するというのはおかしい。
大体、価値で売っていないのだから価値で買えるはずがない。買うときはやっぱり生産価格で買うんじゃないか。
ということ
だから価値:x と、価格:y に関する連立方程式を立てなければならないということになる。
もう一つ、数字の計算の単位をどう決めるかで問題が出てくる。抽象的な“労働量”では同じでなければならないのに、具体的な“価格”で表示すると、総価値と総生産価格がイコールにならない場合がある。これは金の価格が変動するからである。
9.転形問題 最近の議論
最近の議論はもうそういう問題から離れてしまって、マルクス経済学とはいったい何なのか、マルクス経済学の課題は何なのか、近代経済学との関係はどうなるか、そんな議論になってきている。
ピエロ・スラッファ: イタリア人でケインズの友人で、リカードの全集の編集者。近経の需給均衡論ではなく、古典派的な利潤率の均等化を媒介にして生産の均衡を解く。
その影響は現代のかなりのマルクス経済学者に及んでいる。労働価値説は不要だと考えるマルクス経済学者も増えている。
それでは労働価値説はどうなるのか。マルクス経済学とはそれでは一体何なのかという問題が出てくる。
4:51 午後 削除
宇野弘蔵『恐慌論』で参照されるのが、
英国恐慌史論 (1931年) - – 古書, 1931
エム・ハツガン・バラノウスキー (著), 鍵本 博 (翻訳)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1902321 非公開
↓ 英国恐慌史論
・ 標題
・ 目次
・ 譯者言
・ 著者序
・ 第一篇 恐慌の歷史/1
・ 第一章 十九世紀の第二四半期以後に於ける英國產業發達の槪觀/1
・ 一、―機械對手工勞働の鬪爭及販路の缺乏―一八二〇年以前に於ける機械製織の微弱なる發展―一八三〇年乃至一八五〇年 木綿織物業に於ける機械による手工勞働の排除―鐵道と蒸汽船―農業人口の減少―工業生產の莫大なる增加―販路缺乏―自由交易運動―英國勞働者の購買力の減退/1
・ 二、―機械の勝利及新販路の開拓―自由交易の勝利―全世界に於ける鐵道の擴張―カリフオルニヤ及オーストラリヤに於ける金鑛脈の發見―商品價格の騰貴―外國貿易の增大/13
・ 三、―英國産業覇權の衰微―英國商工業發展の澁滯―價格の下落―ドイツの競爭の激化―保護貿易主義―英國輸出商品の性質の變化―英國の中繼貿易の減退/21
・ 第二章 一八二五年より一八五〇年に至るまでの諸恐慌/32
・ 英國產業動搖の一般的特徵/32
・ 一八二五年の恐慌―南米に於ける新市場の開發―南米諸國の證券投機―投機熱 新木綿工場の設立―英國資本の南米への流出―恐慌の諸原因/39
・ 一八三六年の恐慌―豐作―英國資本の合衆國への流出―國有地投機―一八三五年の金融恐慌―一八三六年の投機熱の特徵―ジヤクソン大統領の廻章―金の對外流出と對内流出との差違―一八三六年の恐慌と一八二五年の恐慌との比較/60
・ 一八三九年の金融恐慌―米國投機の影響―金の對内流出の缺如―一八四〇年以後の事業沈滯/77
・ 一八四七年の恐慌―豐作―鐵道の敷設―一八四五年の金融恐慌―一八四六年及一八四七年の凶作―輸出の減退―英國資本が外國へ流出せざりし理由―英蘭銀行の割引政策に於ける變化―穀物價格の變動―一八四四年銀行法の停止―一八四七年の恐慌とそれ以前の恐慌との差違/84
・ 第三章 一八五〇年より一八七〇年に至るまでの諸恐慌/103
・ この期に於ける英國產業變動の特性/103
・ 一八五七年の恐慌―その世界的性質 歐州資本の合衆國への流出―土地及鐵道投機―穀價の下落及破產米國投機に於ける英國資本の役割、英國の恐慌 金の國内及國外への同時的流出…ピール條例の停止/107
・ 一八六四年の金融恐慌―東洋への正貨流出、英蘭銀行の割引政策―一八六六年の信用恐慌―「棉花飢饉」が英國產業の一般狀態に及ぼせる影響―投機熱―オーヴアレンド會社の崩壞―パニツク―第三回目のピール條例停止―一八六六年の恐慌と他の諸恐慌との比較―產業恐慌が通常秋に起る理由/125
・ 第四章 十九世紀末數十年間に於ける週期的產業變動/141
・ 第五章 最近十年間に於ける英國產業の週期的變動/173
・ 第二篇 恐慌の理論/187
・ 第一章 販路の理論/187
・ 一、社會的資本の流通 資本が表示する各種の形式―商品、貨幣、生產―販路の問題/187
・ 二、古典的販路理論―セーの見解―社會的生產の價値の社會的所得諸要素への分解に關するスミスの命題―資本の蓄積に關するスミス及リカードの理論/193
・ 三、シスモンデイの販路理論―生產過剩―外國市場―マルクス及その一派の見解―シスモンデイの理論の長所及短所/198
・ 四、販路の問題の解決―社會經濟全體を硏究する方法、ケネー、マルクス―社會的資本の再生產の表式―資本の蓄積―資本主義的生產の矛盾―資本主義の桎梏/203
・ 五、事實によるこの理論の立證―消費物生產に從事する人口の減少―資本主義諸國に於ける國内及外國市場/221
・ 六、資本の國際的移動及新資本主義國に於ける市場―資本の國際的移動の原因―新資本主義國に於ける市場のヨリ有利な條件/229
・ 第二章 各種の恐慌理論/233
・ 第三章 產業循環及恐慌の週期性の說明/245
・ 第三篇 產業恐慌の社會的影響/277
・ 第一章 產業循環が國民生活に及ぼす影響/277
・ 一、一八二五年より一八五〇年に至る英國々民生活の週期的變動―この期に於ける英國人民の經濟狀態の一般的特徵―人民大衆の貧窮化の原因―手織工―國民生活の週期的變動と產業恐慌との關係―新救貧法の效果―失業―一八三〇年の委員會の提案せる方策/277
・ 二、一八五〇年より一八七〇年に至る國民生活の變動―棉花飢饉―一八五八年のヨークシヤーの罷業―企業家及勞働者にとつての產業變動の重要性/310
・ 三、一八七〇年より一九〇〇年に至る變動―この變動の新性質―賃銀の比較的安定―この點に關して勞働組合の重要性/321
・ 四、最近の變動―產業變動と國民生活變動との關係の消失/333
・ 第二章 一八二五年より一八五〇年に至るまでの勞働者大衆の失業及革命運動/341
・ 第三章 棉花飢饉/396
・ 第四章 一八七〇―一九〇〇年に於ける失業及失業者運動/426
・ 第五章 現代失業の一般的性質/454
英国恐慌史論 新訳
著者名等 M.ツガンーバラノーフスキー/著 ≪再検索≫
著者名等 救仁郷繁/訳 ≪再検索≫
出版者 ぺりかん社
出版年 1972.12
大きさ等 22cm 471,5p
注記 Studien zur Theorie und Geshichte der Ha
ndelskrisen in England./の翻訳
NDC分類 337.99
件名 恐慌-イギリス-歴史 ≪再検索≫
内容 参考文献:p470-471
書誌番号 3-0190075386
英国恐慌史論
エム・ツガン・バラノウスキー 著,鍵本博 訳
詳細情報
タイトル 英国恐慌史論
著者 エム・ツガン・バラノウスキー 著
著者 鍵本博 訳
著者標目 Tugan-Baranovskiĭ, Mikhail Ivanovich, 1865-1919
著者標目 鍵本, 博
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 日本評論社
出版年 1931
大きさ、容量等 467p ; 24cm
JP番号 52009897
出版年月日等 1931
J-GLOBALへ 更新日: 18/12/01 04:41
アバター
研究者氏名
石倉 雅男
eメール
ishikuraecon.hit-u.ac.jp
所属
一橋大学
部署
経済学研究科
職名
教授
学位
博士(経済学)(一橋大学)
研究キーワード
貨幣経済(2) , 資本蓄積(3) , 所得分配(16)
研究分野
経済学 / 理論経済学 /
経歴
テキストで表示12>
1990年4月 - 1992年3月
東京都立大学 経済学部 助手
1992年4月 - 1995年3月
一橋大学 経済学部 講師
1995年4月 - 1998年3月
一橋大学 経済学部 助教授
1998年4月 - 1999年3月
ケンブリッジ大学 政治経済学部 客員研究員
1998年4月 - 2006年3月
一橋大学 経済学研究科 助教授
学歴
テキストで表示
1983年4月 - 1989年3月
一橋大学 経済学研究科 理論経済学
1983年4月 - 1986年3月
一橋大学 経済学研究科 理論経済学
- 1983年3月
一橋大学 経済学部
論文
テキストで表示1234>
「利潤率の傾向的低下の法則」の論証 (共著)
石倉 雅男
(種瀬茂編著『資本論の研究』青木書店,第17章所収)青木書店 312-333 1986年2月
利潤率低下法則の論証 : ツガン・バラノフスキーのマルクス批判の検討
http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/bitstream/10086/12677/1/ronso0980201480.pdf
石倉 雅男
一橋論叢 98(2) 294-315 1987年8月 [査読有り]
相対的過剰人口の累進的生産の論証 : 労働力需要の増加率の逓減と賃金率変動
石倉 雅男
一橋論叢 100(6) 815-833 1988年12月 [査読有り]
資本蓄積と利潤率低下傾向 : 現代日本経済を中心として
石倉 雅男
一橋研究 14(4) 75-105 1990年1月
「相対的価値形態の内実」の論理構造
石倉 雅男
経済と経済学 (東京都立大学経済学会) (69) 1-14 1991年12月
書籍等出版物
テキストで表示12>
http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/handle/10086/12677
シュムペーターによれば、マルサスが人口論以外の点で名声を博すべき資格が三つある。
第一は貨幣分析に対する貢献
第二は貯蓄と投資との理論
第三はスミスの『諸国民の富』の理論の反リカード的方向への改鋳
マルサス『経済学原理』第7章第3節「富の増大にたいする一刺激と考えられる蓄積、すなわち資本に追加するための収入からの蓄積について」
マルサスは、倹約、節約で資本を追加しても、その分の消費が減り、生産過剰になる、富を増やすには消費(有効需要)を増やす必要があるとする
「貯蓄は個々の人びとにとってつねに有徳なことであるとしても、国民経済的にみた場合には、貯蓄は生活水準の上昇という公共利益を害することなしに、一定の点を越えることは許されない
ある点以上に押し進められた収入の資本への転化は、生産物への有効需要を減少することによって労働者階級を失業におとしいれる」
マルサスは、その「ある点」を解明できなかったが、ケインズが解明した
ケインズは、「合成の誤謬」において、個人の貯蓄額は、その意思によって増減できるが、社会全体の貯蓄額は人々の意思にかかわりなく社会全体の投資額によって決まるとする
もし投資が増えると所得も増え、所得に依存する消費も増え、投資と貯蓄が等しくなる水準で所得が決まる
Y=C+I
Y−C=S
したがって、I=S (Y;所得、C;消費、I;投資、S;貯蓄)
マルクスとの関係で言えば、恐慌についての再生産表式論争がある
恐慌の原因について、セイとリカードは、不比例説を主張し、マルサスは過少消費説を主張して対立した
マル経では、不比例説がツガン・バラノフスキー、ヒルファーディング、過少消費説がカウツキー、ローザ・ルクセンブルクなどである
2:08 午前
4:12 午後 削除
Blogger yoji さんは書きました...
恐慌論の一面化過程の分析:第一次大戦前夜の「恐慌=再生産論争」(1896-1913)をめぐってAuthor(s)小沢, 光利Citation北海道大學 經濟學研究, 22(2): 55-109Issue Date1972-09
https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/31241/1/22(2)_P55-109.pdf
小沢論考
恐慌論の一面化過程の分析ム小沢77 (273) 原因」論=1"産業循環」論(1 Teil, Kapitel咽〉の展開。即ち,二元的恐慌論構成の提示。かくて,先行期「修正論争」以来懸案のは,ツガンの手で,r資本論』第皿巻第3篇において再建されると同時に,第E巻第3篇によってされたかに見えた。1"正統派」の反撃は必至だった。書評形式でカウツキーが加えた批判(1902年〉は,ツガンの②a),③a)に係わるものであり,1900年代論争(,再生産論争」発端期〉の一般的性格を規定する。一方において,独断的な剰余価値論排撃=機械の剰余価値創造力の肯定・生産力上昇を不変資本の低廉化の側面においてのみ数量化する恐意的表式例・個別資本的動機と社会総資本的結果との混同,において初めて成立する②a)の誤謬性の指摘,他方で,I"r正統派』マルクス主義者によって一般的に採用され,マノレクスによって基礎づけられた恐慌諭」の③a)への対置。一方の努力が妥当な成果を収めたのとは別に,後の努力が「過少消費による恐慌の説明」をもって「正統な」見地と認知することだった時,そこに,古典派経済学の素朴な対概念たる《不比例説》・《過少消費説》の,マノレクス経済学的恐慌論の系譜への無批判的転入の前例を見い出すことができる。同時に,注目すべきは,1"恐慌の周期性の原因及びその現象形態に関するツガンの観察」については,カウツキーの「同意」が与えられていたことである。当初より,1"健全な常識」に対する「科学的真珪lの優越を誇る(Studien.,s.25)ツガンは,カウツキーの直哉な過少消費説の定式化一一「自己の生産以下に留まる一階級の消費」ーーを迎えて,消費制限排除の表式的立証を再度力説したが,特に,レトリカルな総括的批判書(1905年〉は,改めて,反論を呼び起こした。L. B.プダンは,積極面としては,生産手段が消費財生産のための手段に他ならず・究極的に消費財需要に拘束されているが故に,社会的消費力の制約された社会で、は生産手段の過剰が不可避たることを,1"近代帝国主義の事実」をもって証明に代える方途により③a)を反駁し,O.バウアーは,ツガ
4:15 午後 削除
Blogger yoji さんは書きました...
10) 理論構成の適切な紹介として,波多野鼎「景気及び恐慌学説批判~(岩崎書庖‘1948) r第一章」を参照のこと。従来,マノレタス経済学の潮流において,専らツガンのが,r再生産論視角」から問題とされたのとは対照的に,「近代的」系譜において,彼が「景気理論の父」たる所以はく産業循環=周期性論>に求められてきた。アアタリオンが「貯蓄学説」と命名し,ケインズが「共鳴」を表わし(].M. Keynes, A Treatise on Money, London, 1950; 1 st ed., 1930, Vol. II p.l0[J), =としてその位置が確定された(A.H. Hansen, Business Cycles and National Income, N. Y. 1951, p. 226/281, cf. pp. 277-91)のは,全て貨幣資本と現実資本との粟離蓄積機構に関する周期性論に係わる。11) K. Kautsky, "Krisentheorien" Die Neue Zeit, 20 Tahrg., Bd.2, 1901/2, S. 38 ff. 12) ebenda, S. 76 ff.,尚,当論稿の紹介として,小原敬土「過少消費J(河出書房『経済学新体系E・恐慌~1952, pp.183-96)を参照のこと。13) K. Kautsky,巴benda,S. 133 14) M. v. Tugan., "Der Zusammenbruch uswぺa.a. 0., 15) dito, Theoretische Grundlagen d白Marxismus,Leipzig, 1905,先に,利潤率傾向的低権法則に対して加えた批判と共に,ここで「現実の社会的平均利潤率はマルクスが理解したように剰余価値法則に従うものではないということを明らかにする」ために考案された「価格の価値への換算方法J(S.174ff.)はL.v.ボルトキイヴイツによってそのまま踏襲され,マノレクス批判家の好個の論点とされているのは,周知の通りである。16) L. B. Boudin, "Mathematische Formeln gegen Karl Marxぺ
4:19 午後 削除
Blogger yoji さんは書きました...
1) M. v. Tugan-Baranowsky, Studien usw., SS.199-2()() 2) ebenda, SS. 2()7-8,ツガンが,~資本論』第皿巻第3篇中に見た「マルクスの恐慌論」は,彼の手で次の如く「概括」されているI不変資本の相対的増加は,利潤率の低下をもたらす。だが,利潤率は資木主義的生産の推進力である。利j閏率の低下は,それがある一定の点まで進むと,新たに蓄積される資本の資本主義的価値増殖を不可能ならしめ,資本主義的生産の制限となる。過剰な資本は,以前の利潤率の基礎上で自己増殖することができず,従って,資本の過剰生産が生じる。国民大衆の過少消費は,同様に全般的な商品過剰生産を成熟させるが,それは絶対的なものではなく,ただ所与の歴史的生産条件の枠内でのみし、L、うることである。こうした過剰生産によって惹起される販路停滞は,資本の遊休,破壊及び減価をもたらししかも同時に,人為的過剰人口を創り出す。だが,労賃の下落は剰余価値率を高め,販路停滞によってもたらされた価格崩溶に因る不変資木諸要素の低廉化が,一定利潤量に要する資本を減少させる。利潤率は上昇し,かくて同じ循環が,新たに行なわれる。J(a. a. 0., S.2()7)同様の見地はE.Preiser, "Das羽Tesender Marxschen Krisenthe口rie"(Wirtschaft und G巴sel!schaft,Frankfurt a. M., 1924); M. Dobb, Political Economy and Capi-talism, London 1st ed., 1937 (岡稔訳岩波書庖「第四章J); P. M. Sw巴匂y,前掲邦訳「第九章J;等にも継承されている。尚,宇野恐慌(原理〉論の構想も,『資本論』の当該篇を第I巻第七篇で補完するスウイージー的努力の跡を追うものにすぎなL、。3) M. v. Tugan., ebenda, Bes., SS.208-15
經濟論叢 - 第 65~66 巻 - 40 ページ
https://books.google.co.jp/books?id=Sfc...
1950 - スニペット表示 - 他の版
性はの必外以性 生産物が個人的消費に入るところの ツガンの表式はレーニンも云う如く、『賞際可能であり、資本主義に於ても起り得る。然し仮に過剰生産物は比虐に存在しないとしても生産と消費との間に矛盾が存在することを賞際否定し得るであらうか。』(レィニッ市理論河野課一二三貢)『資本主義社書に於ける全生産物質現を何等過剰生産物 ...
Bulletin of graduate studies - 第 15~16 巻 - 96 ページ
https://books.google.co.jp/books?id...
1985 - スニペット表示 - 他の版
このことは,氏のツガン"バラノフスキー批判において,端的に現われる.すなわち,「ツガン 批判にお V 、て」,「旺盛な菩菥による「生産財需要」の拡大に支えられて,「均衡」を維持しつつ,拡大再生産がすすみうること 4 :のものまでを否定することは全くの誤りであって」, 「 ...
経済評論 - 第 1 巻 - 44 ページ
https://books.google.co.jp/books?id...
1946 - スニペット表示 - 他の版
一人たけを残して他のすべてのれに對する囘答は闲雞でない。この場合生產手段はますます新しい生ばゼ產手段の使用は何になるのか、とがあるかも知れない。こ山歸本、三九三頁)の成果は次の如し。「消费物の需^が滅少するなら致する。ツガンの「光彩陸離 ...
経済学用語の基礎知識 - 150 ページ
https://books.google.co.jp/books?id...
憲治郎·荒 - 1980 - スニペット表示 - 他の版
ツガン『英国恐慌史論』はナロードニキの過少消費説を批判して生産的消費とその市場拡大効果を指摘した点では正しかったが、逆に極端に走り個人的消費の減退を仮定した表式を描いて生産諸部門間の均衡が保たれるかぎり資本主義は無限に発展しうると ...
日本書籍総目錄 - 第 2 部 - 542 ページ
https://books.google.co.jp/books?id...
2001 - スニペット表示 - 他の版
... への道片山正寛カタヤママサヒロ脳科学の最前線脳・神経研究のマサトシマサナオ進めかた片山将道カタヤママサミチ高分子概論片山まさゆきカタヤママサユキ答えてバビィスーパーツガン 1 スーパーツガン 3 スーパーツガン 4 スーパーツガン 5 何を切る?
早稻田政治經濟學雑誌 - 第 191~196 号 - 11 ページ
https://books.google.co.jp/books?id...
1965 - スニペット表示 - 他の版
むしろ、「一人の労働者しかいない資本主義」という理論構成が、マルクス^レ I 一一ンの再全く抽象的な論理としてはそういうことも可能であるといったにすぎないので、レーニンのツガン批判は不当でよって排除された」と仮定しても、部門間の均衡さえとれていれ ...
經濟論叢, 第 65~66 巻
前表紙
京都法學會, 1950
0 レビュー
この書籍内から
検索結果1-2 / 2
40 ページ
ツガンによれば問題は消費需要のみに限定されるものでィ所論ツカン・ベラノウスキーは
ナロドニキ的見解が資本主義の販路の(一)うことを明らかにしたのであるとするならば、
今ツガザ、ブリン、山田教授等一連の再生産理論を全艦機構的に把えることによって、 ...
40 ページ
性はの必外以性 生産物が個人的消費に入るところの ツガンの表式はレーニンも云う
如く、『賞際可能であり、資本主義に於ても起り得る。然し仮に過剰生産物は比虐に存在
しないとしても生産と消費との間に矛盾が存在することを賞際否定し得るであらうか。
書籍の全文が表示されない理由
第六章 大衆の過少消費によるとする恐慌説明
工場の生産物に対する需要が増大する。発明が現われるごとに、比較的貧しい住民層の消費手段を生産する産 業の存在 心
が、客修品産業の創出によって左右される。しかし、後者に新しい資本と労働者が得られなければ、また、失業中の労働
者がうける時間的損失が、彼らにとって容易に堪えられる程度を越えないならば、零修品産業の創出には希望をかけられ
ない」 (『研究』、六ーページ)。ロートベルトゥスの恐慌理論全体が右の一節に含まれている。
デューリングは次の通り述べているーー
「労働大衆の、賃金隷属制下に重圧をうけている資金状態では、拡大
しつつある生産に一つの方向を定め得るほどの消費は許されない。収益性を、すなわち賃料と資本利潤とを目指
す、農業的および工業的な企業家生産は、主として有産階級層に生産物の販路を求めねばならず、苦境におちい
るととも世界市場の一地点から他の地点へと、いかに販路を移そうとも、そこで望ましい販売保証の獲得に成功
することは不可能である。財産と社会支配階級との利益のために行なわれる生産の制度は、広範な基礎に欠ける
ところが大きく、それ自体の枠内で甚だしく不安定に動揺するため、構造欠陥によらなくともすでに、販売の停
滞を招かざるを得ない。大衆の生産力の緊張は、無制限でありーその間に現われる(企業家が作業の中断また
は不合理な労働者使用を行なうために止むをえず起こる)不規則性および労働時間浪費にもかかわらずーー最大
量をつねにその狙いとする。一方では、労働者が賃金の形で国民経済生産物の一部分を受取る割当て分は、力相
応に最小量の方向へと押し下げられる。ここから、経済活動全体において、生産と消費との循環混乱への、根深
い、いわば構造的な性向が生ずる。……大衆の生産物購買力がしだいに減退するのに対して、生産は急速に増大
する。人為的につくり出された、大衆の過少消費が、生産の不変な場合でさえ過少生産に見えることであろう。」
H。ヘルクナーがこれと同様の見解を表明しているのは、小冊子「経済進歩の要求としての社会改革」と、論
文「恐慌」(『国家学辞典』の一項目)とである。彼はこの小冊子において、みずからシスモンディ学説の信奉者
であることを告白し、シスモンディの見解と完全に一致する次の命題を提示している。
「第一に、自由放任の取引は、所得および財産分配の甚だしい不平等への傾向を含む。」
ツガン英国新訳202ページ
第一篇 恐慌の理論および
203
「第二に、それ故に、国民大衆の購買。消費力は、現代の技術的、経済的成果によって実現される生産性向上
よりも、つねに遅れる。」
「第三に、労働階級の購買力と生産力とのこうした不均衛から、国内において販売不振が生ずるが、これを可
能な限りの最大輸出と対外投資とによって補償する努力が払われる。しかし、この手段による補償は、つねに増
大する困難を生み出す。それは一つには、漸次現われる、諸外国市場における充満のためであり、また一つに
は、輸出を頼りとする現代工業諸国の間で、大衆の過少消費によって、しだいに高まる競争の激化の た め であ
る°」
「第四に、これとともに、最後には経済進歩を遅滞させる潜在的恐慌の状態が生ずる。」
E·デューリング『国民·社会経済教程』、ライプチヒ一八七六年刊、第二版、二二1、ニニ二、二三七各ページ。
**
H.ヘルクナー『経済進歩の要求としての社会改革』、ライプチヒ一八九一年刊、三七ー八ページ。
**
Jホブソンもまた、シスモンディの追随者に属することは疑いない。彼は著書『失業者問題』の序文でこう
論じているーー「私は失業と不況との同一性を主張する者であり、事実の分析によって、この産業疾患の原因が
史過少消費にあることを確認したと信ずる。産業の規模および方向が消費者の有効需要によって直接に規定される
という事情を認識しないこと……これが現代イギリス経済学者の誤謬の最も深刻な原因となっている。……往年
の経済学者数人ーー特にローダーデールとマルサスは、この現象に対して輝かしい正当な分析を与えたが、これ
がそののち継承されていない。彼らの妥当な議論が否認されたのは、論拠の薄弱が証明されたからではなくて、
彼らがその見解と、無用で有害とみなされて当然であった実際提案とを結びつけたからである。『資本』および
『需要』の概念に、非論理的で根拠薄弱な定義を一般に採用したことと、節約の実際機構の研究を軽視したこと
とが、イギリスの国民経済専門学者の大部分をして、不況期に現われる、生産力の一般的過剰という現象を見失
わせた。」
http://nam-students.blogspot.jp/2013/04/blog-post_3.html
デューリング『国民=社会経済学教程(Kursus der National- und Sozialökonomie)』(1873,第二版1876)
第二版1876
ツガン英国新訳202ページ
Cursus der National- und Socialökonomie einschliesslich der Hauptpunkte der ...
著者: Eugen Dühring
https://books.google.co.jp/books?id=iVfXAAAAMAAJ&pg=PR1&redir_esc=y#v=onepage&q&f=false
第二版 221
Die im System der Lohnhörigkeit tief gedrückten Finanzen der arbeiten- den Menge gestatten keine solche Consumtion, welche der sich ausdehnenden Production eine Richtung auf verlässlichen und zum grössten Theil einheimischen Volksabsatz vorschreiben könnte. Die auf Rentabilität, d. h. auf Regten und auf Capitalgewinne angelegte Unternehmerproduction landwirthschaftlicher und manu- facturistischer Art muss sich mit ihrem Absatz vornehmlich im 80 Kreise der besitzenden Classen selbst drehen,
und wie sie sich auch mit ihren Verlegenheiten von einem Punkt des Weltmarkts zum an- dern fortwälzen möge, so kann es ihr dennoch nicht gelingen, sich dort die gewünschte Sicherheit des Absatzes zu verschaffen. Das System der im Interesse des Besitzes und der gesellschaftlich herrschenden Classen erfolgenden Production ermangelt zu sehr einer breiten Grundlage und schaukelt sich zu haltungslos im eignen Rahmen , als dass es nicht schon vermöge eines Constitu- tionsfehlers zu Stauungen des Absatzes führen müsste. Die An- spannung der productiven Kräfte der Massen ist unbeschränkt und zielt trotz der dazwischentretenden Regellosigkeiten und Arbeits- zeitverschwendungen, welche von den Unternehmern durch Unter- brechung oder verkehrte Anwendung den Arbeitern aufgenöthigt werden, dennoch stets auf ein grösstes Maass, während die An- weisungen, welche die Arbeiter in Gestalt der Löhne auf einen Theil der volkswirthschaftlichen Producte erhalten, nach Kräften 222 in der Richtung auf ein geringstes Maass niedergehalten werden. Hieraus entsteht im Gesammtgetriebe der Wirthschaft. eine tief wurzelnde und gleichsam constitutive Anlage zur Kreislaufsstörung zwischen Production und Consumtion.
「労働大衆の、賃金隷属制下に重圧をうけている資金状態では、拡大しつつある生産に一つの方向を定め得るほどの消費は許されない。収益性を、すなわち賃料と資本利潤とを目指す、農業的および工業的な企業家生産は、主として有産階級層に生産物の販路を求めねばならず、苦境におちいるととも世界市場の一地点から他の地点へと、いかに販路を移そうとも、そこで望ましい販売保証の獲得に成功することは不可能である。
財産と社会支配階級との利益のために行なわれる生産の制度は、広範な基礎に欠けるところが大きく、それ自体の枠内で甚だしく不安定に動揺するため、構造欠陥によらなくともすでに、販売の停滞を招かざるを得ない。大衆の生産力の緊張は、無制限でありーその間に現われる(企業家が作業の中断または不合理な労働者使用を行なうために止むをえず起こる)不規則性および労働時間浪費にもかかわらずーー最大量をつねにその狙いとする。一方では、労働者が賃金の形で国民経済生産物の一部分を受取る割当て分は、力相応に最小量の方向へと押し下げられる。ここから、経済活動全体において、生産と消費との循環混乱への、根深い、いわば構造的な性向が生ずる。
……大衆の生産物購買力がしだいに減退するのに対して、生産は急速に増大する。人為的につくり出された、大衆の過少消費が、生産の不変な場合でさえ過少生産に見えることであろう。」
E·デューリング『国民·社会経済教程』、ライプチヒ一八七六年刊、第二版、二二1、ニニ二、二三七各ページ。
ツガン英国新訳202ページ
Um die innern Missverhältnisse, welche, wie schon angegeben, im letzten Grunde nicht eigentlich zwischen Production und Con- sumtion, sondern zwischen Production und Production platzgreifen, in ihrer ganzen Tragweite zu ermessen, muss die Bevölkerung selbst als etwas ökonomisch Producirtes betrachtet werden.
http://nam-students.blogspot.jp/2013/04/blog-post_3.html
デューリング『国民=社会経済学教程(Kursus der National- und Sozialökonomie)』(1873,第二版1876)
第二版1876
ツガン英国新訳202ページ
Cursus der National- und Socialökonomie einschliesslich der Hauptpunkte der ...
著者: Eugen Dühring
https://books.google.co.jp/books?id=iVfXAAAAMAAJ&pg=PR1&redir_esc=y#v=onepage&q&f=false
第二版 221
Die im System der Lohnhörigkeit tief gedrückten Finanzen der arbeiten- den Menge gestatten keine solche Consumtion, welche der sich ausdehnenden Production eine Richtung auf verlässlichen und zum grössten Theil einheimischen Volksabsatz vorschreiben könnte. Die auf Rentabilität, d. h. auf Regten und auf Capitalgewinne angelegte Unternehmerproduction landwirthschaftlicher und manu- facturistischer Art muss sich mit ihrem Absatz vornehmlich im 80 Kreise der besitzenden Classen selbst drehen, und wie sie sich auch mit ihren Verlegenheiten von einem Punkt des Weltmarkts zum an- dern fortwälzen möge, so kann es ihr dennoch nicht gelingen, sich dort die gewünschte Sicherheit des Absatzes zu verschaffen.
Das System der im Interesse des Besitzes und der gesellschaftlich herrschenden Classen erfolgenden Production ermangelt zu sehr einer breiten Grundlage und schaukelt sich zu haltungslos im eignen Rahmen , als dass es nicht schon vermöge eines Constitu- tionsfehlers zu Stauungen des Absatzes führen müsste. Die An- spannung der productiven Kräfte der Massen ist unbeschränkt und zielt trotz der dazwischentretenden Regellosigkeiten und Arbeits- zeitverschwendungen, welche von den Unternehmern durch Unter- brechung oder verkehrte Anwendung den Arbeitern aufgenöthigt werden, dennoch stets auf ein grösstes Maass, während die An- weisungen, welche die Arbeiter in Gestalt der Löhne auf einen Theil der volkswirthschaftlichen Producte erhalten, nach Kräften 222 in der Richtung auf ein geringstes Maass niedergehalten werden. Hieraus entsteht im Gesammtgetriebe der Wirthschaft. eine tief wurzelnde und gleichsam constitutive Anlage zur Kreislaufsstörung zwischen Production und Consumtion.
「労働大衆の、賃金隷属制下に重圧をうけている資金状態では、拡大しつつある生産に一つの方向を定め得るほどの消費は許されない。収益性を、すなわち賃料と資本利潤とを目指す、農業的および工業的な企業家生産は、主として有産階級層に生産物の販路を求めねばならず、苦境におちいるととも世界市場の一地点から他の地点へと、いかに販路を移そうとも、そこで望ましい販売保証の獲得に成功することは不可能である。
財産と社会支配階級との利益のために行なわれる生産の制度は、広範な基礎に欠けるところが大きく、それ自体の枠内で甚だしく不安定に動揺するため、構造欠陥によらなくともすでに、販売の停滞を招かざるを得ない。大衆の生産力の緊張は、無制限でありーその間に現われる(企業家が作業の中断または不合理な労働者使用を行なうために止むをえず起こる)不規則性および労働時間浪費にもかかわらずーー最大量をつねにその狙いとする。一方では、労働者が賃金の形で国民経済生産物の一部分を受取る割当て分は、力相応に最小量の方向へと押し下げられる。ここから、経済活動全体において、生産と消費との循環混乱への、根深い、いわば構造的な性向が生ずる。
……大衆の生産物購買力がしだいに減退するのに対して、生産は急速に増大する。人為的につくり出された、大衆の過少消費が、生産の不変な場合でさえ過少生産に見えることであろう。」
E·デューリング『国民·社会経済教程』、ライプチヒ一八七六年刊、第二版、二二1、ニニ二、二三七各ページ。
ツガン英国新訳202ページ
Um die innern Missverhältnisse, welche, wie schon angegeben, im letzten Grunde nicht eigentlich zwischen Production und Con- sumtion, sondern zwischen Production und Production platzgreifen, in ihrer ganzen Tragweite zu ermessen, muss die Bevölkerung selbst als etwas ökonomisch Producirtes betrachtet werden.
Die Production dehnt sich in rascherem Verhältniss aus, als die stets rück , ständige Fähigkeit der Volksmassen zum Einkauf der produ- cirten Artikel.
Für letztere künstlich erzeugte Unterconsumtion wäre schon eine beständig bleibende Production scheinbar eine Ueberproduction.
https://love-and-theft-2014.blogspot.com/2022/03/httpsbooks.html
ちなみに、同じ「利潤の決定要因」(1935年初稿、これもケインズに先駆ける重要論考)や「費用と価格」が所収されていて、本人が改訂 した版を生前翻訳した1958年の新評論版邦訳『経済変動の理論』とは間違い易いが、内容が違う。新評論版は本書第II部がその抜粋に当てられているが、 1933年版「景気循環理論概説」は所収されていない。新評論版との重複のない第I部が本書の価値を高めている。第III部はアクチュアルなその他の論考 ということになろうか。
以下、目次
『資本主義経済の動態理論』M・カレツキ 日本経済新聞評論社 1984年
目次
序文
第 I 部
第1章 景気循環理論概説 3
第2章 外国貿易と「国内輸出」について 16
第3章 景気上昇のメカニズム 26
第4章 商品税,所得税および資本税の理論 34
第II部
第5章 費用と価恪 45
第6章 国民所得の分配 64
第7章 利潤の决定要因 79
第8章 国民所得の決定と消費の決定 94
第9章 企業者資本と投資 106
第10章 投資の決定要因 111
第11章 景気循環 125
第lll部
第12章 完全雇用の政治的側面 141
第13章 ツガン-パラノフスキーとローザ・ルクセンブルグにおける有効需要の問題 148
第14章 階級闘争と国民所得の分配 158
第15章 趨勢と景気循環 167
統計付録 186
訳註 195
カレツキからポスト・ケインジアンへのマクロ分配理論の系譜
--訳者解説に代えて-- 209
索引 227