http://www.freeassociations.org/
宇野弘蔵『恐慌論』で参照されるのが、英国恐慌史論 (1931年) - – 古書, 1931http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1902321 非公開
↓ 英国恐慌史論
・ 標題
・ 目次
・ 譯者言
・ 著者序
・ 第一篇 恐慌の歷史/1
・ 第一章 十九世紀の第二四半期以後に於ける英國產業發達の槪觀/1
・ 一、―機械對手工勞働の鬪爭及販路の缺乏―一八二〇年以前に於ける機械製織の微弱なる發展―一八三〇年乃至一八五〇年 木綿織物業に於ける機械による手工勞働の排除―鐵道と蒸汽船―農業人口の減少―工業生產の莫大なる增加―販路缺乏―自由交易運動―英國勞働者の購買力の減退/1
・ 二、―機械の勝利及新販路の開拓―自由交易の勝利―全世界に於ける鐵道の擴張―カリフオルニヤ及オーストラリヤに於ける金鑛脈の發見―商品價格の騰貴―外國貿易の增大/13
・ 三、―英國産業覇權の衰微―英國商工業發展の澁滯―價格の下落―ドイツの競爭の激化―保護貿易主義―英國輸出商品の性質の變化―英國の中繼貿易の減退/21
・ 第二章 一八二五年より一八五〇年に至るまでの諸恐慌/32
・ 英國產業動搖の一般的特徵/32
・ 一八二五年の恐慌―南米に於ける新市場の開發―南米諸國の證券投機―投機熱 新木綿工場の設立―英國資本の南米への流出―恐慌の諸原因/39
・ 一八三六年の恐慌―豐作―英國資本の合衆國への流出―國有地投機―一八三五年の金融恐慌―一八三六年の投機熱の特徵―ジヤクソン大統領の廻章―金の對外流出と對内流出との差違―一八三六年の恐慌と一八二五年の恐慌との比較/60
・ 一八三九年の金融恐慌―米國投機の影響―金の對内流出の缺如―一八四〇年以後の事業沈滯/77
・ 一八四七年の恐慌―豐作―鐵道の敷設―一八四五年の金融恐慌―一八四六年及一八四七年の凶作―輸出の減退―英國資本が外國へ流出せざりし理由―英蘭銀行の割引政策に於ける變化―穀物價格の變動―一八四四年銀行法の停止―一八四七年の恐慌とそれ以前の恐慌との差違/84
・ 第三章 一八五〇年より一八七〇年に至るまでの諸恐慌/103
・ この期に於ける英國產業變動の特性/103
・ 一八五七年の恐慌―その世界的性質 歐州資本の合衆國への流出―土地及鐵道投機―穀價の下落及破產米國投機に於ける英國資本の役割、英國の恐慌 金の國内及國外への同時的流出…ピール條例の停止/107
・ 一八六四年の金融恐慌―東洋への正貨流出、英蘭銀行の割引政策―一八六六年の信用恐慌―「棉花飢饉」が英國產業の一般狀態に及ぼせる影響―投機熱―オーヴアレンド會社の崩壞―パニツク―第三回目のピール條例停止―一八六六年の恐慌と他の諸恐慌との比較―產業恐慌が通常秋に起る理由/125
・ 第四章 十九世紀末數十年間に於ける週期的產業變動/141
・ 第五章 最近十年間に於ける英國產業の週期的變動/173
・ 第二篇 恐慌の理論/187
・ 第一章 販路の理論/187
・ 一、社會的資本の流通 資本が表示する各種の形式―商品、貨幣、生產―販路の問題/187
・ 二、古典的販路理論―セーの見解―社會的生產の價値の社會的所得諸要素への分解に關するスミスの命題―資本の蓄積に關するスミス及リカードの理論/193
・ 三、シスモンデイの販路理論―生產過剩―外國市場―マルクス及その一派の見解―シスモンデイの理論の長所及短所/198
・ 四、販路の問題の解決―社會經濟全體を硏究する方法、ケネー、マルクス―社會的資本の再生產の表式―資本の蓄積―資本主義的生產の矛盾―資本主義の桎梏/203
・ 五、事實によるこの理論の立證―消費物生產に從事する人口の減少―資本主義諸國に於ける國内及外國市場/221
・ 六、資本の國際的移動及新資本主義國に於ける市場―資本の國際的移動の原因―新資本主義國に於ける市場のヨリ有利な條件/229
・ 第二章 各種の恐慌理論/233
・ 第三章 產業循環及恐慌の週期性の說明/245
・ 第三篇 產業恐慌の社會的影響/277
・ 第一章 產業循環が國民生活に及ぼす影響/277
・ 一、一八二五年より一八五〇年に至る英國々民生活の週期的變動―この期に於ける英國人民の經濟狀態の一般的特徵―人民大衆の貧窮化の原因―手織工―國民生活の週期的變動と產業恐慌との關係―新救貧法の效果―失業―一八三〇年の委員會の提案せる方策/277
・ 二、一八五〇年より一八七〇年に至る國民生活の變動―棉花飢饉―一八五八年のヨークシヤーの罷業―企業家及勞働者にとつての產業變動の重要性/310
・ 三、一八七〇年より一九〇〇年に至る變動―この變動の新性質―賃銀の比較的安定―この點に關して勞働組合の重要性/321
・ 四、最近の變動―產業變動と國民生活變動との關係の消失/333
・ 第二章 一八二五年より一八五〇年に至るまでの勞働者大衆の失業及革命運動/341
・ 第三章 棉花飢饉/396
・ 第四章 一八七〇―一九〇〇年に於ける失業及失業者運動/426
・ 第五章 現代失業の一般的性質/454
http://www008.upp.so-net.ne.jp/takemoto/D7_72.htm ■ 地獄への道は善意で舗装されている 盛んに引用される言葉です。いったい誰の言葉でしょう。二羽和彦氏(高岡法科大学法学部教授)のホームページによれば、あの『資本 論』のカール・マルクスが作出したもののようです。該ページより引用します。 (この言葉の源に関する部分だけを抜き出したので,二羽和彦氏の論旨を伝えるものとはなっていません。右のイラストにリンクを張り ましたので,クリックして是非全文をお読み下さい。) 東京裁判で被告人側の特別弁護人となった高柳賢三氏(東京帝国大学教授)が冒頭陳述として提出した文書のなかで引用した、「地獄へ の道は善意で舗装されている」という言葉の源をたどりつつ、この文書に含まれている驚くべき逆説を読み取ってみたいと思います。 高柳賢三氏は、サミュエル・ジョンソン(1709~1784)の箴言として引用しているのだが、はたしてジョンソンはそう言ってい るのでしょうか。 ジョンソンの弟子であるボスウェルが著した『ジョンソン伝』第2巻によれば、ジョンソンはこの弟子に対して、よく用いられる諺を引 用する形で「『地獄は』善意で舗装されている」と言ってはいますが(1775)、「『地獄への道は』善意で舗装されている」とは言っていま せん。 倉田卓次氏が調べたところによると、ドナルド・アダムズ編『重要引用句集成』(1960)では初出・カール・マルクス著『資本論』 (1867)と記されているとのことです。 「地獄への道は、種々の良き意図で舗装されているのであって…。」 向坂逸郎訳(1969、岩波文庫)31頁。 マルクスが激しく批判した帝国主義の道(つまり地獄への道)をひた走った、日本の政府当局者を弁護するために、皮肉にも、高柳賢三 氏はマルクスが作出したとされる言葉を用いたというわけです。 「地獄への道は善意で舗装されている」というのはなぜですか?善... - Yahoo ...沖縄基地の例は秀逸だなぁw 実際には、鳩山氏だけじゃなく、その時に民主党を支持した人々の善意も加わっているしね。まさに「舗装」されていたよね。 この「地獄への道は 善意で舗装されている」っていうフレーズは、元々はキリスト教圏の諺なんだけど、本来の意味は、みんなが天国に行きたくて善行を積むけど、実際にそれを続けるのは難しく、 結局人は地獄に堕ちる。だから、地獄へ続く道には人々が中途半端に積んだ善意が降り積もっているといった意味で、「善意は実行を伴わなければ意味はない」 ... 地獄への道は善意で舗装されている - ピクシブ百科事典 - pixiv地獄への道は善意で舗装されているがイラスト付きでわかる! イギリス・ドイツの諺( ことわざ)の一つ。 概要 このことわざには「誰かのためにこれから舗装する道か、自分が舗装してきた道か」で二通りの意味になる。 一つ目は、良かれと思って行ったことが悲劇的な結果を招いてしまう事。 または、悲惨な出来事の発端となる出来事が皮肉にも善意の行いであることを言う。 端的に言えば「大きなお世話」。 二つ目は、 善意を持っていても、実行が伴わなければ、いずれその人は地獄へ落ちるだろ. | |
タイトル | 英国恐慌史論 新訳 |
著者名等 | M.ツガンーバラノーフスキー/著 ≪再検索≫ |
著者名等 | 救仁郷繁/訳 ≪再検索≫ |
出版者 | ぺりかん社 |
出版年 | 1972.12 |
大きさ等 | 22cm 471,5p |
注記 | Studien zur Theorie und Geshichte der Ha ndelskrisen in England./の翻訳 |
NDC分類 | 337.99 |
件名 | 恐慌-イギリス-歴史 ≪再検索≫ |
内容 | 参考文献:p470-471 |
書誌番号 | 3-0190075386 |
1 Comments:
裏返しの信用論
『恐慌論』岩波文庫(2010)[1953]
目次
はしがき
序論 ☆☆☆
一 典型的恐慌現象
二 恐慌論と外国貿易
三 恐慌現象における商業資本の役割
四 資本主義社会におけ恐慌の可能性と必然性
第一章 好況
一 好況期における資本の蓄積
二 信用の演ずる役割
三 投機的発展と物価騰貴 ☆
第二章 恐慌
一 利潤率と利子率との衝突
A 資本の蓄積の増進に伴う利潤率の低下
B 最好況期における利子率の昂騰
C いわゆる資本の欠乏
二 資本の過剰と人口の過剰
A 労働賃銀騰貴の限界
B 商品の過剰としての資本の過剰
C 「豊富の中の貧困」
三 資本価値の破壊
第三章 不況
一 再生産過程の停滞
二 生産方法の改善による新たなる蓄積の発足
三 好況への転換
第四章 景気循環の回転期間
第五章 資本主義社会における恐慌の必然性
一 機械的必然性と歴史的必然性 ☆☆
二 恐慌の必然性と崩壊の必然性
三 恐慌論と恐慌の分析
附 録
一 『資本論』における恐慌理論の難点
二 『資本論』における恐慌の必然的根拠の論証について
解 説(伊藤誠)
資本論引用、本論では長谷川訳、付録は岩波文庫訳を採用。一箇所新日本出版社訳23頁。
価値論は資本論第1部を拡大、恐慌論は第3部を拡大している。恐慌論は経済原論に比べ第3部からの引用の割合が大きい。裏返しの信用論である。
『経済原論』の後は『経済政策論』、そして『恐慌論』と読み進めるべきだが。
☆
116頁:
(1)いわゆるインフレーションが社会的に問題となるのは、政府が財政収入によって確保し得ない資金を紙幣その他の通貨の発行増加によって人為的に造出するとき、いわゆる通貨膨脹から生ずる物価騰貴が各種の社会層に種々異なった影響を及ぼすからであるが、好況期の信用膨脹に伴う物価騰貴にもこれをインフレーションとする場合が少なくない。両者の物価騰貴はその原因を異にするのであって混同してはならない。
☆☆
200頁:
(1)私自身はしかしマルクスがその『資本論』第一巻第一章「商品」で直ちに労働価値説を展開していることには納得し得ない疑間をもっている。
☆☆☆
23頁:
商品交換は,共同体の終わるところで,諸共同体が他. の諸共同体または他の諸共同体の諸成員と接触する点で,始まる。しかし,諸物がひとたび対外的共. 同生活で商品になれば, それらのものは反作用的に,内部的共同生活においても商品になる。
資本論翻訳委員会訳『資本論』第一巻a,新日本出版社,1997年,149頁。
多々参照されるのが、
英国恐慌史論 (1931年) ツガン=バラノフスキー
コメントを投稿
<< Home