http://www.freeassociations.org/
132
4-6
ヒンドゥー教とイスラム教―南アジア史における宗教と社会 (岩波新書 黄版 8) (新書)
荒 松雄 (著)
19 分
「帝国の構造」から「交換様式D(デウス)の研究」の接続点と思われる。「日本は国連総会で憲法9条を実行すると言えばいいんですよ」
23 分
アリストテレス(アテネ)、ルソー(ジュネーブ)が小さな国家を考えたのに対し、ディオゲネス(コスモポリス)、アレクサンダー、カント(諸国家の連合)、マルクス(同時革命)は諸国家を考えた。
164
マルクス主義と民族問題―他十篇 (1953年) (国民文庫〈第203〉) [古書] [文庫]
平沢 三郎 (著), スターリン (著)
92頁
マックス・ウェーバーの「古代文化没落の社会的諸原因」が収録されている文献を探している。
回答
(Answer)
『世界名著大事典』に次の情報があった。
世界名著大事典 第4巻
p.113
古代文化没落の社会的諸原因
Die sozialen Gründe des Untergangs der antiken Kultur (1896)
【邦訳】
堀米庸三訳 (河出書房 《世界大思想全集・社会、宗教、科学思想篇》 所収)
この情報をもとに『日本マックス・ヴェーバー書誌』を調べた。
原書名索引
p.149
Die sozialen Gründe des Untergangs der antiken Kultur. (Gesammelte Aufsätze zur Sozial- und Wirtschaftsgeschichte: S u W)
1354-1361 (p.111)
古代文化没落論 堀米庸三訳
1357 世界大思想全集 社会・宗教・科学思想篇21 ウェーバー (河出書房)
p.1-20 昭29.4
訳注 p.21-26
古代文化没落論 [改訳]
1358 世界思想教養全集18 ウェーバーの思想 (河出書房新社) p.17-46
解説 p.413-415 (昭37.7)
[(中央)本館書庫 一般図書 080-Se22-18 資料ID:00041645]
古代文化没落論
1359 世界の思想18 ウェーバーの思想 (河出書房) p.17-46
解説 p.413-415 (昭40.9)
http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000076955
b循環的な様相
__________________________________________
|~1750|1750〜|1810〜|1870〜|1930〜|1990〜
| |1810 |1870 |1930 |1990 |
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ヘゲモニー|オランダ | |英国 | |米国 |
国家 | | | | | |
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世界資本 |自由主義的|帝国主義的|自由主義的|帝国主義的|自由主義的|帝国主義的
主義 | | | | | |
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世界資本主義の諸段階(『帝国の構造』181頁,6-2より)
*
《カントの世界共和国という理念は、ルソーではなくライプニッツから来るものです。
さらにいえば、アウグスティヌスの『神の国』から来るものです。》(196頁,6-5)
世界=経済Cにおいてヘゲモンはあり得ても、もはや帝国Bはあり得ない。
(ヘゲモンは帝国主義的ABではなく、自由主義的Cだ)
生産力だけ見るとリニアに発展しているように見えるが、過去のヘゲモンを見れば歴史は循環的だとわかる。
そして地政学的には常に亜周辺に可能性Cがある。
ヘーゲルはヘゲモンに期待したが、カントは贈与Dに期待した。
b循環的な様相
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|~1750|1750〜|1810〜|1870〜|1930〜|1990〜
| |1810 |1870 |1930 |1990 |
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ヘゲモニー|オランダ | |英国 | |米国 |
国家 | | | | | |
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世界資本 |自由主義的|帝国主義的|自由主義的|帝国主義的|自由主義的|帝国主義的
主義 | | | | | |
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世界資本主義の諸段階(『帝国の構造』181頁,6-2より)
*
《カントの世界共和国という理念は、ルソーではなくライプニッツから来るものです。
さらにいえば、アウグスティヌスの『神の国』から来るものです。》(196頁,6-5)
世界=経済Cにおいてヘゲモンはあり得ても、もはや帝国Bはあり得ない。
(ヘゲモンは帝国主義的ABではなく、自由主義的Cだ)
生産力だけ見るとリニアに発展しているように見えるが、過去のヘゲモンを見れば歴史は循環的だと
わかる。そして地政学的には常に亜周辺に可能性Cがある。
ヘーゲルはヘゲモンに期待したが、カントは贈与Dに期待した。
b循環的な様相
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|~1750|1750〜|1810〜|1870〜|1930〜|1990〜
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ヘゲモニー|オランダ | |英国 | |米国 |
国家 | | | | | |
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世界資本 |自由主義的|帝国主義的|自由主義的|帝国主義的|自由主義的|帝国主義的
主義 | | | | | |
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世界資本主義の諸段階(『帝国の構造』181頁,6-2より)
*
《カントの世界共和国という理念は、ルソーではなくライプニッツから来るものです。
さらにいえば、アウグスティヌスの『神の国』から来るものです。》(196頁,6-5)
世界=経済Cにおいてヘゲモンはあり得ても、もはや帝国Bはあり得ない。
(ヘゲモンは帝国主義的ABではなく、自由主義的Cだ)
生産力だけ見るとリニアに発展しているように見えるが、過去のヘゲモンを見れば歴史は循環
的だとわかる。そして地政学的には常に亜周辺に可能性Cがある。
ヘーゲルはヘゲモンに期待したが、カントは贈与Dに期待した。
b循環的な様相
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|~1750|1750〜|1810〜|1870〜|1930〜|1990〜
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ヘゲモニー|オランダ | |英国 | |米国 |
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世界資本 |自由主義的|帝国主義的|自由主義的|帝国主義的|自由主義的|帝国主義的
主義 | | | | | |
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世界資本主義の諸段階(『帝国の構造』181頁,6-2より)
*
《カントの世界共和国という理念は、ルソーではなくライプニッツから来るものです。
さらにいえば、アウグスティヌスの『神の国』から来るものです。》(196頁,6-5)
世界=経済Cにおいてヘゲモンはあり得ても、もはや帝国Bはあり得ない。
(ヘゲモンは帝国主義的ABではなく、自由主義的Cだ)
生産力だけ見るとリニアに発展しているように見えるが、過去のヘゲモンを見れば歴史は循環
的だとわかる。そして地政学的には常に亜周辺に可能性Cがある。
ヘーゲルはヘゲモンに期待したが、カントは贈与Dに期待した。
DだけがBCの結託を相対化しAを高次元で取り戻す。
b循環的な様相
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国家 | | | | | |
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世界資本 |自由主義的|帝国主義的|自由主義的|帝国主義的|自由主義的|帝国主義的
主義 | | | | | |
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世界資本主義の諸段階(『帝国の構造』181頁,6-2より)
*
《カントの世界共和国という理念は、ルソーではなくライプニッツから来るものです。
さらにいえば、アウグスティヌスの『神の国』から来るものです。》(196頁,6-5)
世界=経済Cにおいてヘゲモンはあり得ても、もはや帝国Bはあり得ない。
(ヘゲモンは帝国主義的ABではなく、自由主義的Cだ)
生産力だけ見るとリニアに発展しているように見えるが、過去のヘゲモンを見れば歴史は循環
的だとわかる。そして地政学的には常に亜周辺に可能性Cがある。
ヘーゲルはヘゲモンに期待したが、カントは贈与Dに期待した。
Dだけが今後起こりうるBCの結託を相対化し世界宗教Aを高次元で取り戻す。
b循環的な様相
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ヘゲモニー|オランダ | |英国 | |米国 |
国家 | | | | | |
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世界資本 |自由主義的|帝国主義的|自由主義的|帝国主義的|自由主義的|帝国主義的
主義 | | | | | |
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世界資本主義の諸段階(『帝国の構造』181頁,6-2より)
*
《カントの世界共和国という理念は、ルソーではなくライプニッツから来るものです。
さらにいえば、アウグスティヌスの『神の国』から来るものです。》(196頁,6-5)
世界=経済Cにおいてヘゲモンはあり得ても、もはや帝国Bはあり得ない。
(ヘゲモンは帝国主義的ABではなく、自由主義的Cだ)
生産力だけ見るとリニアに発展しているように見えるが、過去のヘゲモンを見れば歴史は循環
的だとわかる。そして地政学的には常に亜周辺に可能性Cがある。
ヘーゲルはヘゲモンに期待したが、カントは贈与Dに期待した。
Dだけが今後起こりうるBCの結託(戦争及び一国支配)を相対化し世界宗教Aを高次元で取り戻す。
b循環的な様相
__________________________________________
|~1750|1750〜|1810〜|1870〜|1930〜|1990〜
| |1810 |1870 |1930 |1990 |
_____|_____|_____|_____|_____|_____|______
ヘゲモニー|オランダ | |英国 | |米国 |
国家 | | | | | |
_____|_____|_____|_____|_____|_____|______
世界資本 |自由主義的|帝国主義的|自由主義的|帝国主義的|自由主義的|帝国主義的
主義 | | | | | |
_____|_____|_____|_____|_____|_____|______
世界資本主義の諸段階(『帝国の構造』181頁,6-2より)
*
《カントの世界共和国という理念は、ルソーではなくライプニッツから来るものです。
さらにいえば、アウグスティヌスの『神の国』から来るものです。》(196頁,6-5)
世界=経済Cにおいてヘゲモンはあり得ても、もはや帝国Bはあり得ない。
(ヘゲモンは帝国主義的ABではなく、自由主義的Cだ)
生産力だけ見るとリニアに発展しているように見えるが、過去のヘゲモンを見れば歴史は循環
的だとわかる。そして地政学的には常に亜周辺に可能性Cがある。
ヘーゲルはヘゲモンに期待したが、カントは贈与Dに期待した。Dだけが今後起こりうるBCの
結託(戦争及び一国支配)を相対化し世界宗教Aを高次元で取り戻す。
|
国家 | ネーション
B | A 平
______|______
| アソシエ 等
資本 | ーション
C | D X
|
自 由
『世界史の構造』15頁、
定本『トランスクリティーク』425頁(文庫版415頁)参照。
**
前近代文明の三重構造の地政学的型(一部だけ):
亜周辺|
アテネ ____|
/ア |
古 ローマ / ナ 周辺|
典 / リト |
古 / ア __|
代 /キ / |
社 | プ /ペルシア
会 | ロ |帝国 中心
__|_ス__|____|
ユーラシア西1
(中心) ペルシア帝国
(周辺) キプロス・アナトリア
(亜周辺)アテネ・ローマ
=古典古代社会
(湯浅 赳男 『 「東洋的専制主義」論の今日性—還ってきたウィットフォーゲル 』より)
http://yojiseki.exblog.jp/6583022/
その後、ローマという中心の亜周辺にゲルマン,西ヨーロッパがあるとも考えられる(『世界史の構造』180頁他)。これはローマがイスラムに場を譲ったことで説明される。
また、「圏外」には狩猟採集民が残った(『世界史の構造』161頁)。
上記は以前紹介した図の一部だが、『帝国の構造』ではさらにもうひとつ、モンゴル(中国)を中心にした図が必要になる。
亜周辺| 周辺 | 中心|
| | |
キエフ|ロシア | |
公国 | |モンゴル|
|オスマン|(中国)|
\トルコ \ |
\ \__|
\ムガール帝国|
\(インド)|
\____|
_____________|
モンゴルそして「ロシア・オスマン・ムガール帝国 」5-1
(中心) モンゴル
(周辺) ロシア・オスマン・ムガール帝国
(亜周辺)キエフ公国
亜周辺| 周辺 | 中心 | 周辺| 亜周辺
| | | 朝 |
キエフ|ロシア | モンゴル | 鮮 |
公国 | | (中国) 半 |
|オスマン| 唐→(宗)→元| 島 |
|トルコ \ / | 日本
\ イラン\____/ベ /
\ ムガール帝国 ト /
\ (インド) ナ /
\________ム_/
___________________________
近世以降ユーラシア全体 4-5,4-6,5-1,7-1
「元は中国の王朝であるよりも、モンゴルの世界帝国の一部」
(「現代思想」2013.08,『帝国の構造』123頁参照)
**
前近代文明の三重構造の地政学的型(一部だけ):
亜周辺|
アテネ ____|
/ア |
古 ローマ / ナ 周辺|
典 / リト |
古 / ア __|
代 /キ / |
社 | プ /ペルシア
会 | ロ |帝国 中心
__|_ス__|____|
ユーラシア西1
(中心) ペルシア帝国
(周辺) キプロス・アナトリア
(亜周辺)アテネ・ローマ
=古典古代社会
(湯浅 赳男 『 「東洋的専制主義」論の今日性—還ってきたウィットフォーゲル 』より)
http://yojiseki.exblog.jp/6583022/
『帝国の構造』ではさらにもうひとつ、モンゴル(中国)を中心にした図が必要になる。
亜周辺| 周辺 | 中心|
| | |
キエフ|ロシア | |
公国 | |モンゴル|
|オスマン|(中国)|
\トルコ \ |
\ \__|
\ムガール帝国|
\(インド)|
\____|
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モンゴルそして「ロシア・オスマン・ムガール帝国 」5-1
(中心) モンゴル
(周辺) ロシア・オスマン・ムガール帝国
(亜周辺)キエフ公国
亜周辺| 周辺 | 中心 | 周辺| 亜周辺
| | | 朝 |
キエフ|ロシア | モンゴル | 鮮 |
公国 | | (中国) 半 |
|オスマン| 唐→(宗)→元| 島 |
|トルコ \ / | 日本
\ イラン\____/ベ /
\ ムガール帝国 ト /
\ (インド) ナ /
\________ム_/
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近世以降ユーラシア全体 4-5,4-6,5-1,7-1
「元は中国の王朝であるよりも、モンゴルの世界帝国の一部」
(「現代思想」2013.08,『帝国の構造』123頁参照)
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前近代文明の三重構造の地政学的型(一部だけ):
亜周辺|
アテネ ____|
/ア |
古 ローマ / ナ 周辺|
典 / リト |
古 / ア __|
代 /キ / |
社 | プ /ペルシア
会 | ロ |帝国 中心
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ユーラシア西1
(中心) ペルシア帝国
(周辺) キプロス・アナトリア
(亜周辺)アテネ・ローマ
=古典古代社会
(湯浅 赳男 『 「東洋的専制主義」論の今日性—還ってきたウィットフォーゲル 』より)
http://yojiseki.exblog.jp/6583022/
『帝国の構造』ではさらにもうひとつ、モンゴル(中国)を中心にした図が必要になる。
亜周辺| 周辺 | 中心 | 周辺| 亜周辺
| | | 朝 |
キエフ|ロシア | モンゴル | 鮮 |
公国 | | (中国) 半 |
|オスマン| 唐→(宗)→元| 島 |
|トルコ \ / | 日本
\ イラン\____/ベ /
\ ムガール帝国 ト /
\ (インド) ナ /
\________ム_/
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近世以降ユーラシア全体 4-5,4-6,5-1,7-1
「元は中国の王朝であるよりも、モンゴルの世界帝国の一部」
(「現代思想」2013.08,『帝国の構造』123頁参照)
**
前近代文明の三重構造の地政学的型(一部だけ):
亜周辺|
アテネ ____|
/ア |
古 ローマ / ナ 周辺|
典 / リト |
古 / ア __|
代 /キ / |
社 | プ /ペルシア
会 | ロ |帝国 中心
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ユーラシア西1
(中心) ペルシア帝国
(周辺) キプロス・アナトリア
(亜周辺)アテネ・ローマ
=古典古代社会
(湯浅 赳男 『 「東洋的専制主義」論の今日性—還ってきたウィットフォーゲル 』より)
http://yojiseki.exblog.jp/6583022/
ローマという中心の亜周辺にゲルマン,西ヨーロッパがあるとも考えられる(『世界史の構造』180頁他)。これはローマがイスラムに場を譲ったことで説明される。
また、「圏外」には狩猟採集民が残った(『世界史の構造』161頁)。
『帝国の構造』ではさらにもうひとつ、モンゴル(中国)を中心にした図が必要になる。
亜周辺| 周辺 | 中心 | 周辺| 亜周辺
| | | 朝 |
キエフ|ロシア | モンゴル | 鮮 |
公国 | | (中国) 半 |
|オスマン| 唐→(宗)→元| 島 |
|トルコ \ / | 日本
\ イラン\____/ベ /
\ ムガール帝国 ト /
\ (インド) ナ /
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近世以降ユーラシア全体 4-5,4-6,5-1,7-1
「元は中国の王朝であるよりも、モンゴルの世界帝国の一部」
(「現代思想」2013.08,『帝国の構造』123頁参照)
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前近代文明の三重構造の地政学的型(一部だけ):
亜周辺|
アテネ ____|
/ア |
古 ローマ / ナ 周辺|
典 / リト |
古 / ア __|
代 /キ / |
社 | プ /ペルシア
会 | ロ |帝国 中心
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ユーラシア西1
(中心) ペルシア帝国
(周辺) キプロス・アナトリア
(亜周辺)アテネ・ローマ
=古典古代社会
(湯浅 赳男 『 「東洋的専制主義」論の今日性—還ってきたウィットフォーゲル 』より)
http://yojiseki.exblog.jp/6583022/
古代以降、ローマという中心の亜周辺にゲルマン,西ヨーロッパがあるとも考えられる(『世界史の構造』180頁他)。
ローマがイスラムに場を譲ったことも説明される。
また、「圏外」には狩猟採集民が残った(『世界史の構造』161頁)。
『帝国の構造』ではさらにもうひとつ、モンゴル(中国)を中心にした図が必要になる。
亜周辺| 周辺 | 中心 | 周辺| 亜周辺
| | | 朝 |
キエフ|ロシア | モンゴル | 鮮 |
公国 | | (中国) 半 |
|オスマン| 唐→(宗)→元| 島 |
|トルコ \ / | 日本
\ イラン\____/ベ /
\ ムガール帝国 ト /
\ (インド) ナ /
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近世以降ユーラシア全体 4-5,4-6,5-1,7-1
「元は中国の王朝であるよりも、モンゴルの世界帝国の一部」
(「現代思想」2013.08,『帝国の構造』123頁参照)
前近代文明の三重構造の地政学的型(一部だけ):
亜周辺|
アテネ ____|
/ア |
古 ローマ / ナ 周辺|
典 / リト |
古 / ア __|
代 /キ / |
社 | プ /ペルシア
会 | ロ |帝国 中心
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ユーラシア西1
(中心) ペルシア帝国
(周辺) キプロス・アナトリア
(亜周辺)アテネ・ローマ
=古典古代社会
(湯浅 赳男 『 「東洋的専制主義」論の今日性—還ってきたウィットフォーゲル 』より)
『帝国の構造』ではさらにもうひとつ、モンゴル(中国)を中心にした図が必要になる。
亜周辺| 周辺 | 中心 | 周辺| 亜周辺
| | | 朝 |
キエフ|ロシア | モンゴル | 鮮 |
公国 | | (中国) 半 |
|オスマン| 唐→(宗)→元| 島 |
|トルコ \ / | 日本
\ イラン\____/ベ /
\ ムガール帝国 ト /
\ (インド) ナ /
\________ム_/
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近世以降ユーラシア全体 4-5,4-6,5-1,7-1
「元は中国の王朝であるよりも、モンゴルの世界帝国の一部」
(「現代思想」2013.08,『帝国の構造』123頁参照)
前近代文明の三重構造の地政学的型(一部だけ):
亜周辺|
アテネ ____|
/ア |
古 ローマ / ナ 周辺|
典 / リト |
古 / ア __|
代 /キ / |
社 | プ /ペルシア
会 | ロ |帝国 中心
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ユーラシア西1
(湯浅 赳男 『 「東洋的専制主義」論の今日性—還ってきたウィットフォーゲル 』より)
『帝国の構造』ではさらにもうひとつ、モンゴル(中国)を中心にした図が必要になる。
亜周辺| 周辺 | 中心 | 周辺| 亜周辺
| | | 朝 |
キエフ|ロシア | モンゴル | 鮮 |
公国 | | (中国) 半 |
|オスマン| 唐→(宗)→元| 島 |
|トルコ \ / | 日本
\ イラン\____/ベ /
\ ムガール帝国 ト /
\ (インド) ナ /
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近世以降ユーラシア全体 4-5,4-6,5-1,7-1
「元は中国の王朝であるよりも、モンゴルの世界帝国の一部」
(「現代思想」2013.08,『帝国の構造』123頁参照)
前近代文明の三重構造の地政学的型(一部だけ):
亜周辺|
アテネ ____|
/ア |
古 ローマ / ナ 周辺|
典 / リト |
古 / ア __|
代 /キ / |
社 | プ /ペルシア
会 | ロ |帝国 中心
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ユーラシア西1
(湯浅 赳男 『 「東洋的専制主義」論の今日性—還ってきたウィットフォーゲル 』より)
『帝国の構造』ではさらにもうひとつ、モンゴル(中国)を中心にした図が必要になる。
亜周辺| 周辺 | 中心 | 周辺| 亜周辺
| | | 朝 |
キエフ|ロシア | モンゴル | 鮮 |
公国 | | (中国) 半 |
|オスマン| 唐→宗x→元| 島 |
|トルコ \ / | 日本
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\ ムガール帝国 ト /
\ (インド) ナ /
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近世以降ユーラシア全体 4-5,4-6,5-1,7-1
「元は中国の王朝であるよりも、モンゴルの世界帝国の一部」
(「現代思想」2013.08,『帝国の構造』123頁参照)
前近代文明の三重構造の地政学的型(一部だけ):
亜周辺|
アテネ ____|
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古 ローマ / ナ 周辺|
典 / リト |
古 / ア __|
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社 | プ /ペルシア
会 | ロ |帝国 中心
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ユーラシア西1
(湯浅赳男 『 「東洋的専制主義」論の今日性—還ってきたウィットフォーゲル 』より)
『帝国の構造』ではさらにもうひとつ、モンゴル(中国)を中心にした図が必要になる。
亜周辺| 周辺 | 中心 | 周辺| 亜周辺
| | | 朝 |
キエフ|ロシア | モンゴル | 鮮 |
公国 | | (中国) 半 |
|オスマン| 唐→宗x→元| 島 |
|トルコ \ / | 日本
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近世以降ユーラシア全体 4-5,4-6,5-1,7-1
「元は中国の王朝であるよりも、モンゴルの世界帝国の一部」(「現代思想」2013.08,『帝国の構造』123頁参照)
前近代文明の三重構造の地政学的型(一部だけ):
亜周辺|
アテネ ____|
/ア |
古 ローマ / ナ 周辺|
典 / リト |
古 / ア __|
代 /キ /中心|
社 | プ /ペルシア
会 | ロ | 帝国
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ユーラシア西1
(湯浅赳男 『 「東洋的専制主義」論の今日性—還ってきたウィットフォーゲル 』より)
『帝国の構造』ではさらにもうひとつ、モンゴル(中国)を中心にした図が必要になる。
亜周辺| 周辺 | 中心 | 周辺| 亜周辺
| | | 朝 |
キエフ|ロシア | モンゴル | 鮮 |
公国 | | (中国) 半 |
|オスマン| 唐→宗x→元| 島 |
|トルコ \ / | 日本
\ イラン\____/ベ /
\ ムガール帝国 ト /
\ (インド) ナ /
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近世以降ユーラシア全体 4-5,4-6,5-1,7-1
「元は中国の王朝であるよりも、モンゴルの世界帝国の一部」(「現代思想」2013.08,『帝国の構造』123頁参照)
前近代文明の三重構造の地政学的型(一部だけ):
亜周辺|
アテネ ____|
/ア |
古 ローマ / ナ 周辺|
典 / リト |
古 / ア __|
代 /キ /中心|
社 | プ /ペルシア
会 | ロ | 帝国
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ユーラシア西1
(湯浅赳男 『 「東洋的専制主義」論の今日性—還ってきたウィットフォーゲル 』より)
古代以降、→ローマ→イスラムと中心は移行する。
『帝国の構造』ではさらにもうひとつ、モンゴル(中国)を中心にした図が必要になる。
亜周辺| 周辺 | 中心 | 周辺| 亜周辺
| | | 朝 |
キエフ|ロシア | モンゴル | 鮮 |
公国 | | (中国) 半 |
|オスマン| 唐→宗x→元| 島 |
|トルコ \ / | 日本
\ イラン\____/ベ /
\ ムガール帝国 ト /
\ (インド) ナ /
\________ム_/
___________________________
近世以降ユーラシア全体 4-5,4-6,5-1,7-1
「元は中国の王朝であるよりも、モンゴルの世界帝国の一部」(「現代思想」2013.08,『帝国の構造』123頁参照)
前近代文明の三重構造の地政学的型(一部だけ):
亜周辺|
アテネ ____|
/ア |
古 ローマ / ナ 周辺|
典 / リト |
古 / ア __|
代 /キ /中心|
社 | プ /ペルシア
会 | ロ | 帝国
__|_ス__|____|
ユーラシア西1
(湯浅赳男 『 「東洋的専制主義」論の今日性—還ってきたウィットフォーゲル 』より)
古代以降、ローマ→イスラムと中心は移行する。
『帝国の構造』ではさらにもうひとつ、モンゴル(中国)を中心にした図が必要になる。
亜周辺| 周辺 | 中心 | 周辺| 亜周辺
| | | 朝 |
キエフ|ロシア | モンゴル | 鮮 |
公国 | | (中国) 半 |
|オスマン| 唐→宋x→元| 島 |
|トルコ \ / | 日本
\ イラン\____/ベ /
\ ムガール帝国 ト /
\ (インド) ナ /
\________ム_/
___________________________
近世以降ユーラシア全体 4-5,4-6,5-1,7-1
「元は中国の王朝であるよりも、モンゴルの世界帝国の一部」(「現代思想」2013.08,『帝国の構造』123頁参照)
古代以降、ペルシア(p74,3-3)→(ヘレニズムp99,3-7)→ローマ(p99)→イスラム(p131,4-6)と
中心が移行すると考えられる。
『帝国の構造』ではさらにもうひとつ、モンゴル(中国)を中心にした図が必要になる。
亜周辺| 周辺 | 中心 | 周辺| 亜周辺
| | | 朝 |
キエフ|ロシア | モンゴル | 鮮 |
公国 | | (中国) 半 |
|オスマン| 唐→宋x→元| 島 |
|トルコ \ / | 日本
\ イラン\____/ベ /
\ ムガール帝国 ト /
\ (インド) ナ /
\________ム_/
___________________________
近世以降ユーラシア全体 4-4~6,5-1,7-1
「元は中国の王朝であるよりも、モンゴルの世界帝国の一部」
(「現代思想」2013.08,『帝国の構造』4-4,123頁参照)
大航海時代のスペインを経て、帝国以後は>>261,b循環的な様相
古代以降、ペルシア(p74,3-3)→(ヘレニズムp99,3-7)→ローマ(p99)→イスラム(p131,4-6)と
中心が移行すると考えられる。
『帝国の構造』ではさらにもうひとつ、モンゴル(中国)を中心にした図が必要になる。
亜周辺| 周辺 | 中心 | 周辺| 亜周辺
| | | 朝 |
キエフ|ロシア | モンゴル | 鮮 |
公国 | | (中国) 半 |
|オスマン| 唐→宋x→元| 島 |
|トルコ \ / | 日本
\ イラン\____/ベ /
\ ムガール帝国 ト /
\ (インド) ナ /
\________ム_/
___________________________
近世以降ユーラシア全体 4-4~6,5-1,7-1
「元は中国の王朝であるよりも、モンゴルの世界帝国の一部」
(「現代思想」2013.08,『帝国の構造』4-4,123頁参照)
大航海時代(p142,5-2)のジェノア、スペイン(p149,5-3)を経て、帝国以後は>>261
古代以降、ペルシア(p74,3-3)→(ヘレニズムp99,3-7)→ローマ(p99)→イスラム(p131,4-6)と
中心が移行すると考えられる。
『帝国の構造』ではさらにもうひとつ、モンゴル(中国)を中心にした図が必要になる。
亜周辺| 周辺 | 中心 | 周辺| 亜周辺
| | | 朝 |
キエフ|ロシア | モンゴル | 鮮 |
公国 | | (中国) 半 |
|オスマン| 唐→宋x→元| 島 |
|トルコ \ / | 日本
\ イラン\____/ベ /
\ ムガール帝国 ト /
\ (インド) ナ /
\________ム_/
___________________________
近世以降ユーラシア全体 4-4~6,5-1,7-1
「元は中国の王朝であるよりも、モンゴルの世界帝国の一部」
(「現代思想」2013.08,『帝国の構造』4-4,123頁参照)
「大航海時代」(p142,5-2)のジェノア、スペイン(p149,5-3)を経て、帝国以後は>>261
古代以降、ペルシア(p74,3-3)→(ヘレニズムp99,3-7)→ローマ(p99)→イスラム(p131,4-6)と
中心が移行すると考えられる。
『帝国の構造』ではさらにもうひとつ、モンゴル(中国)を中心にした図が必要になる。
亜周辺| 周辺 | 中心 | 周辺| 亜周辺
| | | 朝 |
キエフ|ロシア | モンゴル | 鮮 |
公国 |_ | (中国) 半 |
|オスマン| 唐→宋x→元| 島 |
|トルコ \ / | 日本
\ イラン\____/ベ /
\/ ムガール帝国 ト /
\ (インド) ナ /
\________ム_/
___________________________
近世以降ユーラシア全体 4-4~6,5-1,7-1
「元は中国の王朝であるよりも、モンゴルの世界帝国の一部」
(「現代思想」2013.08,『帝国の構造』4-4,123頁参照)
「大航海時代」(p142,5-2)のジェノア(p149,5-3)、スペイン(p141,5-2、p149,5-3)を経て、
帝国以後は >>261(b循環的な様相)
uranokoji
4時間前
7/26、柄谷行人さん講演後の質疑の中で比較的若い(といってもポストバブル
世代くらい?)男性よりある意味サービス満点といえるユニークな質問が飛び
出しました。「私は結婚はDだと思う。結婚こそがDだと考えるが、柄谷さんは
どう思われますか?」これに対して柄谷先生は「私はその考えには賛同
できない!」と場内を笑わせたあと、「その質問で思い出した。レーニンは
ソビエト連邦を作るにあたり、連邦は連邦より離脱する権利を認めなければ
連邦ではなくなる。それは、離婚する権利があって初めて結婚が成立して
よいのと同じだ、と言っていた。」 法とは何か、憲法とは。また、対幻想
とは。ソ連はレーニンの考えた連邦にはなれなかった。我々は、まだ前に
進むことができる。
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1407744927/100n-
466 :なまえないよぉ~:2014/08/14(木) 15:04:56.70 ID:OpxiEHcB
ビザンチン帝国がオスマントルコに滅ぼされ
陸路が使えなくなったから大航海時代がある
(帝国の構造p141)
ワンピースはそうしたヨーロッパ帝国主義を無意識に受け継いでいる
次郎長三国志的なアソシエーションは評価出来るが、
>>352
ドラゴンボlナルトA
ールB__l_________
ワンピースl風の谷のナウシカD
C
ナルトもドラゴンボールも題材、作者が亜周辺にいるから成り立った
ワンピースはオスマントルコがビザンツ帝国を滅ぼした後の、
陸路が使えなくなったヨーロッパの歴史観に基づいている(帝国の構造141頁参照)
次郎長三国志的なアソシエーショニズムの萌芽はあるが、ナウシカの方が自覚的だ
柄谷『帝国の構造』に対応し得る映像作品を一つ選ぶなら
エイゼンシュテインの『イワン雷帝』か成瀬の『あらくれ』だろう
イワン雷帝にはアソシエーションは描かれないが結果的に友愛が浮き彫りにされる
『あらくれ』はスガも絶賛しているが、蓮實系が避ける歴史、日本の近代史が描かれている
以下は影武者の冒頭シーンを想起させる
http://d.hatena.ne.jp/bragelone/20110314
▲ (アウグスティヌス:神の国について 4・4) ~~~~~~~~~
もし正義(法)を欠くならば 国家というものは 盗賊のむさぼり行為とほかならないのではなかろうか。何故なら 盗賊団も かれらがむさぼりに際して指導者を持ち そのもとに ともに共同行動を誓い戦利品はかれらの法にしたがって分けられるのなら それは国家でなくて何であろう。
だから かれらが もしその気をもって拠点を確保し定住して 都市〔国家〕を築くまでになるなら たとえ隣国をむさぼろうとも かれらの政府は もはや盗賊団とは呼ばれないのであって 自他ともに認める国家の名を称するに至る。
しかもそれは かれらが それまでの行為を止めてしまったからではなく 同じくそうしていても 法をふりかざして不法を咎める者が いなくなったことによる。
事実アレクサンドロス大王に捕らえられた或る海賊は 大王に対して優雅にかつ真実に 次のように答えたのである。すなわち 王がこの男に向かって どういう了見でお前は海を荒らしまわっているのかと尋ねたところ その男は何らはばかることなく次のように豪語した。
――あなたが全世界を荒らしまわっているのと同じ了見です。わたしは
それをちっぽけな船舶でしているから海賊と呼ばれているのですが
あなたは大艦隊でやっているから 皇帝と呼ばれているのです。
と。
帝国95頁参照
ヘロドトス『歴史 中』(松平千秋訳、岩波文庫)
オタネスがペルシアの七長老を前にして、ペルシアは民主制を採用
すべきであると意見を述べたという話を信じようとしないギリシア人に
とっては、世にも不可思議なとしか思えぬようなことが起こったので、
それをここにお話ししよう。つまりこの時マルドニオスは、イオニアの
独裁者をことごとく排除して、各都市に民主制を敷かせたのである
6:43
中222頁
9:41 午前
yoji さんは書きました...
暴力の規模が小さければ「テロリスト」と呼ばれ、
暴力の規模がすさまじく、巨大で継続的なものが「アメリカ」である。
古代のキリスト教思想家アウグスティヌスが取り上げている、
アレキサンダー大王と海賊の会話のエピソードを想起してほしい。
あるとき、アレキサンダー大王は、海賊を捕らえた。
大王が海賊に、海を荒らすのは、どういうつもりか」と問うたとき、海賊はすこしも臆すところなく、「陛下が全世界を荒らすのと同じです。ただ、わたしは小さい舟でするので盗賊とよばれ、陛下は大艦隊でなさるので、皇帝とよばれるだけです」と答えたのである。(アウグスティヌス『神の国』第1巻、272頁、岩波文庫)
http://jiyuu-gennsou.at.webry.info/200805/article_6.html
まず冒頭では「影武者」のタイトルがスクリーンに映し出される前に、プロローグとして甲斐の国躑躅(つつじ)ヶ崎武田屋形(やかた)の広間に3人の男が座っている場面が付け加えられている。3人は容貌も体軀もそっくりで、また同じ直垂(ひたたれ)を身につけているので、見わけがつかないが、そのあとすぐに台詞が始まってそれぞれがどういう人物なのかが分かってくる。中央の敷畳にどっしりと座っているのが、本物の武田信玄(仲代達矢)であり、そのそばの円座に座っているのが、これまで長年信玄の影武者を務めてきた弟の信廉(のぶかど、山崎努)である。その2人から少し離れて一段下の板の間にもう1人の男(仲代達矢)が座っている。弟の信廉が兄の信玄に説明するところによると、この男は領内を荒らし廻っている盗人で、信玄によく似ているので、何かの役に立つかもしれないと思って、逆磔(さかさはりつけ)になるところを信廉が助けておいたという。その対面の場でも男は、無礼にも信玄に向かって、「俺はたかだか5貫10貫の小銭を盗んだ小泥棒だ。国を盗むために数えきれないほど人を殺した大泥棒に悪人呼ばわりされる覚えはない!」などと、自分の言いたいことをずけずけと言ってのけるので、逆に信玄はあとで使えるかもしれないと思って、その身柄を弟の信廉に預けた。俳優仲代達矢が山のように動かぬどっしりとした信玄と野卑な盗賊の男の二役を務める印象的なプロローグである。
http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/mini/109/109-1.html
冒頭 信玄 信康 影武者 3人の会話で始まる。
その構図が 絵になっている。
逆さ磔にされる盗人 があまりにも信玄に似ているので
つれてこられたということから・・・はじまる
影武者は、
『たかが 5貫10貫 盗んだ 小どろぼう・・・
国をとるために かぞえきれない人を殺したものに
悪人呼ばわりされる筋合いはない』という。
信玄は
『何なりと申すがよい。
確かに わしは強欲非道の大悪人じゃ。
実の父を追放し わが子も殺した。
天下を盗むためにはなにごとも辞さぬ覚悟じゃ。』
このシーンが実に印象的である。
信玄だけに 大きな影が 壁に映る。
http://blog.livedoor.jp/chinadvddiary/tag/黒澤明
信玄「ふむ・・良く似ておる」
「確かにわしは強欲非道の大悪人じゃ、天下を盗むためには何事も辞さぬ覚悟じゃ」
「冷えて参ったな・・冷えると古傷が痛む」
「この者、使えるかも知れぬ」
「我が旗を京の都に立てること・・この信玄の生涯の夢じゃ」
「瀬田の橋はもう過ぎたか?」
信廉「“影法師”も楽ではない、己を殺して影に徹するのは辛い務めだ・・
時々、己に帰って気侭に寛ぎたくなる」
「影はその人を離れて、独り歩きは出来ん」
「あの男、またもや磔にかけられた心地じゃろうな・・」 ←このセリフは重要!
「動くな、何事があっても悠然と構え、動いてはならん」
山県「ご機嫌麗しう・・」
信玄「ない!」
家臣「寝ぼけ眼を開いて、しかと見よ・・お屋形(やかた)様はあれに御座るわ!」
「武田の精鋭、一糸乱れぬ・・見事な眺めじゃ」
「お屋形様、お通りぃ!」
「間者の目(?)に戸は立てられん!」 ←と聞こえた気が(・ω・) 普通は「口に戸」ですネ
「亡きお屋形様を想うなら、今こそお役に立つ時ぞ!」
「ここ数日、念入りに教えた通りにやれば良い」
「子供の眼は騙せぬな・・」
「黒雲(くろくも=愛馬)はお屋形様しか乗りこなせぬ」
「如何に(姿形が)似ていようと、根まではそうも行くまい・・」
「殿、ご酒(しゅ)が過ぎます」
「医者が申すには、病の後、しばらく女人(にょにん)を近付けぬようとのこと」 ←いや〜ん
「見ろ! この者たちは貴様を護って死んだ、貴様も磔になった覚悟で動くな」
「良くやりおる・・さながら亡きお屋形様が乗り移ったとしか思えぬ」
間者「もっと近くで見るべぇや、影武者かも知んねぇ」
山県「武田の家に殉ずる覚悟の者でなくてはつとまらぬ」
「親方様は病の後じゃ、当分は馬にも側室にも“乗る”事は控えて頂く」 ←いや〜ん
「よかろう、その件は信廉殿の裁量に任せよう」
「※だけは欺けなんだ・・」
盗人「俺はあのお方の役に立ちたいんだ、使ってくれ!」
「どうじゃ、面(おも)代わり致したであろう?」
「重い病は、人の心も変える・・」
「この信玄・・戦のときは本陣、常はこの館にある」
「動くな! ・・山は動かんぞ」
竹丸「違う、これはおじじではない!」
「おじじは本当に変わった、怖くなくなった」
家康「武田を攻めて見れば、その後ろに信玄のあるなし(=生死)は分かる」
信長「武田の備えはお主(=家康)に任せる」
「流石は信玄、死して3年、よくぞこの信長をたばかった」
「山が動いてはそれまでよ」
「アメン!」 ←宣教師に向かって
勝頼「この勝頼、幾ら足掻いても亡き父の幻から逃れることが出来ぬ!」
追記1:本作でクロサワに救いの手を差し伸べたのがフランシス・フォード・コッポラ&ジョージ・ルーカス(共同で海外プロデューサー)である。
追記2:“長篠の戦い”では、撃たれた騎馬隊の屍体が累々と横たわる描写があるが・・辛抱し切れないのか、細かく足をばたつかせたり、首を持ち上げたりする“お馬さんたち”のナチュラルな演技(?)が微笑ましかった(⌒〜⌒ι)
http://tim3.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/1980-0288.html
http://booklog.jp/users/touxia/archives/1/B000UH4TUA
冒頭 信玄 信康 影武者 3人の会話で始まる。
その構図が 絵になっている。
逆さ磔にされる盗人 があまりにも信玄に似ているので
つれてこられたということから・・・はじまる
影武者は、
『たかが 5貫10貫 盗んだ 小どろぼう・・・
国をとるために かぞえきれない人を殺したものに
悪人呼ばわりされる筋合いはない』という。
信玄は
『何なりと申すがよい。
確かに わしは強欲非道の大悪人じゃ。
実の父を追放し わが子も殺した。
天下を盗むためにはなにごとも辞さぬ覚悟じゃ。』
このシーンが実に印象的である。
信玄だけに 大きな影が 壁に映る。
このころは 信長(隆大介)家康のいる 時代である。
信玄は 京に上ろうとしていたが・・
野田城において 銃撃される・・
(実際は 結核で死んだといわれているが・・・
果たして、信玄は死す事になるが・・。
244
7-6
ただし影武者の論理は交換様式Aである
以前影武者について書いたがそれは脇の主題についてだった
柄谷の近著は黒澤明の影武者を想起させる部分がある
アウグスティヌス経由でアレクサンドロス大王と海賊のやりとりを紹介した部分だ。
アレクサンドロスの拡大主義を柄谷は支持しているようだ
アリストテレスは老子と同じで小国主義だ。
師ではあるがアレクサンドロスと対立したとされる95頁参照。
黒澤明のメッセージは動くなだが、柄谷は移動を勧める。
かつて柄谷のマクベス論と蜘蛛の巣城は呼応したが
柄谷は福田こうそんに近かった
黒澤明は近代的自我を認めない
黒澤明の方がより過激なのだ
柄谷は黒澤明に追いついた
『影武者』再考
柄谷『帝国の構造』に対応し得る映像作品を一つ選ぶなら
エイゼンシュテインの『イワン雷帝』か成瀬の『あらくれ』だろう
イワン雷帝にはアソシエーションは描かれないが結果的に友愛が浮き彫りにされる
『あらくれ』はスガも絶賛しているが、蓮實系が避ける歴史、日本の近代史が描かれている
ただ、黒澤の影武者を想起させる箇所がある。
以前影武者について書いたがそれは脇の主題についてだった。
柄谷との比較は主題に関わる。
柄谷はアウグスティヌス経由でアレクサンドロス大王と海賊のやりとりを紹介している。
あるとき、アレキサンダー大王は、海賊を捕らえた。
大王が海賊に、海を荒らすのは、どういうつもりか」と問うたとき、海賊はすこしも臆すところなく、「陛下が全世界を荒らすのと同じです。ただ、わたしは小さい舟でするので盗賊とよばれ、陛下は大艦隊でなさるので、皇帝とよばれるだけです」と答えたのである。(アウグスティヌス『神の国』第1巻、272頁、岩波文庫)
http://jiyuu-gennsou.at.webry.info/200805/article_6.html
帝国95頁参照
それに対応するのは以下だ。
http://booklog.jp/users/touxia/archives/1/B000UH4TUA
冒頭 信玄 信康 影武者 3人の会話で始まる。
その構図が 絵になっている。
逆さ磔にされる盗人 があまりにも信玄に似ているので
つれてこられたということから・・・はじまる
影武者は、
『たかが 5貫10貫 盗んだ 小どろぼう・・・
国をとるために かぞえきれない人を殺したものに
悪人呼ばわりされる筋合いはない』という。
信玄は
『何なりと申すがよい。
確かに わしは強欲非道の大悪人じゃ。
実の父を追放し わが子も殺した。
天下を盗むためにはなにごとも辞さぬ覚悟じゃ。』
ただしその後信玄に殉ずる影武者の論理は交換様式Aである。
244頁参照
7-6
「小さきもの」を擁護しつつも、アレクサンドロスの拡大主義を柄谷は支持しているようだ
アリストテレスは老子と同じで小国主義だ。
師ではあるがアレクサンドロスと対立したとされる95頁参照。
黒澤明のメッセージは動くなだが、柄谷は移動を勧める。
かつて柄谷のマクベス論と蜘蛛の巣城は呼応したが
柄谷は福田こうそんに近かった
黒澤明は近代的自我を認めない
黒澤明の方がより過激なのだ
柄谷は黒澤明に追いついた
殺人狂時代も想起させるが、こちらは権力の主題はない
アレクサl影武者
ンドロスl
ーーーー+ーーーーー
殺人狂時l
代 l
乱はどうか?
太郎l秀虎
ーー+ーー
二郎l三郎
あるいは、
秀虎l太郎
ーー+ーー
二郎l三郎
「正義がなくなるとき、王国は大きな盗賊団以外のなにであろうか。盗賊団も小さな王国以外のなにでもないのである。盗賊団も、人間の集団であり、首領の命令によって支配され、徒党をくんではなれず、団員の一致にしたがって奪略品を分配するこの盗賊団という禍いは、不逞なやからの参加によっていちじるしく増大して、領土をつくり、住居を定め、諸国を占領し、諸民族を征服するようになるとき、ますます、おおっぴらに王国の名を僭称するのである。そのような名が公然とそれに与えられるのは、その貪欲が抑制されたからではなく、懲罰をまぬがれたからである。」(1巻273)アウグスティヌス[服部英次郎訳]『神の国』(岩波文庫1982-1991)
「ある海賊が捕らえられて、かのアレキサンデル大王にのべた答はまったく適切で真実をうがっている。すなわち、大王が海賊に、『海を荒らすのはどういうつもりか』と問うたとき、海賊はすこしも臆すところなく、『陛下が全世界を荒らすのと同じです。ただ、わたしは小さな舟でするので盗賊とよばれ、陛下は大艦隊でなさるので、皇帝とよばれるだけです』と答えたのである。」(1巻273)アウグスティヌス[服部英次郎訳]『神の国』(岩波文庫1982-1991)
「正義がなくなるとき、王国は大きな盗賊団以外のなにであろうか。盗賊団も小さな王国以外のなにでもないのである。盗賊団も、人間の集団であり、首領の命令によって支配され、徒党をくんではなれず、団員の一致にしたがって奪略品を分配するこの盗賊団という禍いは、不逞なやからの参加によっていちじるしく増大して、領土をつくり、住居を定め、諸国を占領し、諸民族を征服するようになるとき、ますます、おおっぴらに王国の名を僭称するのである。そのような名が公然とそれに与えられるのは、その貪欲が抑制されたからではなく、懲罰をまぬがれたからである。ある海賊が捕らえられて、かのアレキサンデル大王にのべた答はまったく適切で真実をうがっている。すなわち、大王が海賊に、『海を荒らすのはどういうつもりか』と問うたとき、海賊はすこしも臆すところなく、『陛下が全世界を荒らすのと同じです。ただ、わたしは小さな舟でするので盗賊とよばれ、陛下は大艦隊でなさるので、皇帝とよばれるだけです』と答えたのである。」(1巻273)アウグスティヌス[服部英次郎訳]『神の国』(岩波文庫1982-1991)
http://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture_files/gf_03/9/notes/ja/GFK2006-tanaka1.pdf#
(1)この話はノニウス・マルケルルスによって語られ、マルケルススはキケロからそれを借りてきている(キケロ『国家論』三)。
岩波文庫1,273~4頁
「正義がなくなるとき、王国は大きな盗賊団以外のなにであろうか。盗賊団も小さな王国以外のなにでもな
いのである。盗賊団も、人間の集団であり、首領の命令によって支配され、徒党をくんではなれず、団員の
一致にしたがって奪略品を分配するこの盗賊団という禍いは、不逞なやからの参加によっていちじるしく増
大して、領土をつくり、住居を定め、諸国を占領し、諸民族を征服するようになるとき、ますます、おおっ
ぴらに王国の名を僭称するのである。そのような名が公然とそれに与えられるのは、その貪欲が抑制された
からではなく、懲罰をまぬがれたからである。ある海賊が捕らえられて、かのアレキサンデル大王にのべた
答はまったく適切で真実をうがっている。すなわち、大王が海賊に、『海を荒らすのはどういうつもりか』
と問うたとき、海賊はすこしも臆すところなく、『陛下が全世界を荒らすのと同じです。ただ、わたしは小
さな舟でするので盗賊とよばれ、陛下は大艦隊でなさるので、皇帝とよばれるだけです』と答えたのである
(1)。
(1)この話はノニウス・マルケルルスによって語られ、マルケルルスはキケロからそれを借りてきている
(キケロ『国家論』三)。」(1巻273)アウグスティヌス[服部英次郎訳]『神の国』第四巻第四章 全(岩
波文庫1,273~4頁1982-1991)
脚注を除いた全文を柄谷は引用している(『帝国の構造』95頁)。
黒澤明『影武者』冒頭は以下、
「フフフフ、俺は、たかだか五貫十貫の小銭を盗んだ小泥棒だ。国を盗るために、数え切れねぇほど人
を殺した大泥棒に、悪人呼ばわりされる覚えはねぇ!」
(中略)
信玄「…たしかにこの儂は強欲非道の大悪人だ。 実の父を追放し、わが子も殺した。儂は天下を盗るためな
ら何事も辞さぬ覚悟だ。
しかしな、血で血を洗う今の世に、何者か 天下を盗り天下に号令せぬ限り、 その血の河の流れは尽きず、屍
の山は築かるるばかりぞ」
(チャップリン『殺人狂時代』の最後のセリフも想起させるが、こちらは権力の主題はない。チャップリン
は大恐慌など交換様式Cを主題としている。)
ちなみに「血の河の流れ」の「屍の山」は、信玄の戒め(「動くな」)を守らない勝頼によって、長篠の戦
いの結果、現実化してしまう。信玄のセリフは映画のラストにつながっているのだ。
ちなみに黒澤明『影武者』冒頭は以下、
「フフフフ、俺は、たかだか五貫十貫の小銭を盗んだ小泥棒だ。国を盗るために、数え切れねぇほど人
を殺した大泥棒に、悪人呼ばわりされる覚えはねぇ!」
(中略)
信玄「…たしかにこの儂は強欲非道の大悪人だ。 実の父を追放し、わが子も殺した。儂は天下を盗るためな
ら何事も辞さぬ覚悟だ。
しかしな、血で血を洗う今の世に、何者か 天下を盗り天下に号令せぬ限り、 その血の河の流れは尽きず、屍
の山は築かるるばかりぞ」
(チャップリン『殺人狂時代』の最後のセリフも想起させるが、こちらは権力の主題はない。チャップリン
は大恐慌など交換様式Cを主題としている。)
「血の河の流れ」と「屍の山」は、信玄の戒め(「動くな」)を守らない勝頼によって、長篠の戦いの結
果、現実化してしまう。信玄のセリフは映画のラストにつながっているのだ。
ちなみに黒澤明『影武者』冒頭は以下、
「フフフフ、俺は、たかだか五貫十貫の小銭を盗んだ小泥棒だ。国を盗るために、数え切れねぇほど人
を殺した大泥棒に、悪人呼ばわりされる覚えはねぇ!」
(中略)
信玄「…たしかにこの儂は強欲非道の大悪人だ。 実の父を追放し、わが子も殺した。儂は天下を盗るためな
ら何事も辞さぬ覚悟だ。
しかしな、血で血を洗う今の世に、何者か 天下を盗り天下に号令せぬ限り、 その血の河の流れは尽きず、屍
の山は築かるるばかりぞ」
(チャップリン『殺人狂時代』の最後のセリフも想起させるが、こちらは権力の主題はない。チャップリン
は大恐慌など交換様式Cを主題としている。)
近親を罰する信玄の論理は交換様式Bだが、その後信玄に殉ずる影武者の論理は交換様式Aである(244頁参照7-6)。
「血の河の流れ」と「屍の山」は、信玄の戒め(「動くな」)を守らない勝頼によって、長篠の戦いの結
果、現実化してしまう。信玄のセリフは映画のラストにつながっているのだ。
ちなみに黒澤明『影武者』冒頭は以下、
「フフフフ、俺は、たかだか五貫十貫の小銭を盗んだ小泥棒だ。国を盗るために、数え切れねぇほど人
を殺した大泥棒に、悪人呼ばわりされる覚えはねぇ!」
(中略)
信玄「…たしかにこの儂は強欲非道の大悪人だ。 実の父を追放し、わが子も殺した。儂は天下を盗るためな
ら何事も辞さぬ覚悟だ。
しかしな、血で血を洗う今の世に、何者か 天下を盗り天下に号令せぬ限り、 その血の河の流れは尽きず、屍
の山は築かるるばかりぞ」
(チャップリン『殺人狂時代』の最後のセリフも想起させるが、こちらは権力の主題はない。チャップリン
は大恐慌など交換様式Cを主題としている。)
「血の河の流れ」と「屍の山」は、信玄の戒め(「動くな」)を守らない勝頼によって、長篠の戦いの結
果、現実化してしまう。信玄のセリフは映画のラストにつながっているのだ。
近親を罰する信玄の論理は交換様式Bだが、その後信玄に殉ずる影武者の論理は交換様式Aである(244頁参照7-6)。
ちなみに黒澤明『影武者』冒頭に以下、のセリフがある、
「フフフフ、俺は、たかだか五貫十貫の小銭を盗んだ小泥棒だ。国を盗るために、数え切れねぇほど人
を殺した大泥棒に、悪人呼ばわりされる覚えはねぇ!」
(中略)
信玄「…たしかにこの儂は強欲非道の大悪人だ。 実の父を追放し、わが子も殺した。儂は天下を盗るためな
ら何事も辞さぬ覚悟だ。
しかしな、血で血を洗う今の世に、何者か 天下を盗り天下に号令せぬ限り、 その血の河の流れは尽きず、屍
の山は築かるるばかりぞ」
(チャップリン『殺人狂時代』の最後のセリフも想起させるが、こちらは権力の主題はない。チャップリン
は大恐慌など交換様式Cを主題としている。)
「血の河の流れ」と「屍の山」は、信玄の戒め(「動くな」)を守らない勝頼によって、長篠の戦いの結
果、現実化してしまう。信玄のセリフは映画のラストにつながっているのだ。
近親を罰する信玄の論理は交換様式Bだが、その後信玄に殉ずる影武者の論理は交換様式Aである(244頁参照7-6)。
では黒澤明の最高傑作『乱』はどうか?
太郎l秀虎
ーー+ーー
二郎l三郎
肉親の情を頼り、上からの連合を提示するには秀虎(A)は、まず馬印という象徴と起請文を要求する太郎(B)に
裏切られ、さらに妻や裏切り者を交渉で手に入れる二郎(C)にも裏切られるが、「何もいりませぬ」という
三郎(D)の愛に最終的に気づかされることになる。
『影武者』が冒頭で3(人の男)を提示しているのに対し、『乱』が冒頭で4(人の騎士)提示しているのも興味
深い。
では黒澤明の最高傑作『乱』はどうか?
太郎l秀虎
ーー+ーー
二郎l三郎
肉親(わが子)の情を頼り、上からの連合を提示するには秀虎(A)は、まず馬印という象徴と起請文を要求する
太郎(B)に裏切られ、さらに妻や裏切り者を交渉で手に入れる二郎(C)にも裏切られるが、「何もいりませ
ぬ」という三郎(D)の愛に最終的に気づかされることになる。
『影武者』が冒頭で3(人の男)を提示しているのに対し、『乱』が冒頭で4(人の騎士)提示しているのも興味
深い。
帝国105
Amazon.co.jp: 文明化の過程〈上〉ヨーロッパ上流階層の風俗の変遷 (叢書・ウニベルシタス): ノルベルト エリアス, Norbert Elias, 赤井 慧爾, 中村 元保, 吉田 正勝: 本
http://www.amazon.co.jp/dp/4588099264/
本書は、西洋文明のみならず文明一般に関心がある人にとって必読と言って良いほど有名かつ重要な本である。
上巻の特徴は、中世から18世紀に至るまでの人々の振舞の変化が、多くの資料をもとにきわめて具体的に論じられている点にある。
食事におけるナイフやフォークの使用、生理的欲求、洟をかむこと、つばを吐くこと、寝室における作法、男女関係についての考え方、そして攻撃欲の変遷の歴史は、われわれが当たり前と思っている振舞が、西洋においてはたかだか数百年の歴史の中でようやく獲得されたということを示している。
食事のマナーの変遷は比較的知られているので、それ以外の面白い例を挙げれば、16世紀のパリでは、12匹ないし24匹の猫を火あぶりにすることが、聖ヨハネ祭の行事の一つだった。また、中世ドイツでは、男女ともに、風呂場に行くときには、家で服を脱ぎ、ほとんど裸同然の姿で出かけた。
上巻はこのような目から鱗の実例に満ちており、比較的読みやすい。
分厚い本であるが、一読の価値がある。
93
誰がアレクサンドロスを殺したのか? [単行本]
難波 紘二 (著)
http://iics.ust.edu.tw/karatani_kojin/news.htm
柄谷行人來台行程
11/09(日)柄谷行人抵台
11/10(一)晚上6:30
【專題講座】超越民主的關鍵途徑:從《哲學的起源》談起
(耕莘文教院)(免費講座,請先報名!) 報名連結
11/11(二)下午2:00
【媒體專訪:下午茶敘】
(不對外開放,媒體洽詢:心靈工坊-劉秀珍副理 02-2702-9186#26)
11/12(三)下午2:00
【演講】思想與運動:日本戰後到當代的左翼狀況反思
(交通大學)
11/13(四)上午9:30
【國際研討會】2014東亞視野中的日本武士道之轉型與分流
(臺灣師範大學校本部 正樸大樓5樓
11/16(日)柄谷行人離台
台聯大文化研究國際中心傑出學者講座系列
周辺は中心の影響を受けすぎる
亜周辺は中心の影響を受けすぎないから独自発展出来る
日本にとって朝鮮半島は中国からの影響の防波堤となった
ペリー来航などを見ればわかるが、
アメリカが中心と考えた場合、逆に日本が防波堤となった
|中心 | 朝 |
| | 鮮 |
| 中国 | 半 |
| | 島 |
| / /
|__/ベ /
| ト /
|周辺 ナ / 日
|___ム/ 本
|亜周辺__________
周辺は中心の影響を受けすぎる
亜周辺は中心の影響を受けすぎないから独自発展出来る
日本にとって朝鮮半島は中国からの影響の防波堤となった
ペリー来航などを見ればわかるが、
アメリカが中心と考えた場合、近代以降では逆に日本が防波堤となった
柄谷行人、ウィットフォーゲル参照
柄谷が引用したもうひとつの箇所。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7308621.html?pg=2
◆ (アウグスティヌス:神の国と地上の国) ~~~
この天の国は地上を寄留している間に あらゆる民族からその市民を召し出し あらゆる言語の寄留者の社会をつくる。そして 地の国の平和をもたらして保存している習慣や法律や制度の相違においては何ら意を用いず それらのうちの何ものも廃止したり 破壊したりせず むしろそれらは異なる民族においてさまざまではあっても 地上の平和という一つの同じ目的をめざしている限り もしも唯一の最高の真なる神が崇拝されるべきだと教える宗教が阻止されないならば これを保持したり追求したりするのである。
それゆえに天の国すら地上において寄留している間は地上の平和の用い 死すべき人間の本性に属する事物に関しては 敬虔と宗教とを妨害せぬ限り 人間の意志の結合を保護しかつ欲求し 地上の平和を天上の平和にもたらす。
天上の平和こそは真の平和であって 厳密にはこれのみが理性的被造物の平和 つまり神を享受し神において相互を享受するもっとも秩序があり もっとも和合した社会であって またそう呼ばれてしかるべきものである。
(『神の国』 第19巻 17章 松田禎二・岡野昌雄・泉治典訳 1983)
参照:帝国の構造6:196~7頁、別訳(柄谷は岩波文庫5を使用)
|中心 | 朝 |
| | 鮮 |
| 中国 | 半 |
| | 島 |
| / /
|__/ベ /
| ト /
|周辺 ナ / 日
|___ム/ 本
|亜周辺__________
周辺は中心の影響を受けすぎる
亜周辺は中心の影響を受けすぎないから独自発展出来る
(中華思想だとこの理屈が分からない)
日本にとって朝鮮半島は中国からの影響の防波堤となった
ペリー来航などを見ればわかるが、
アメリカが中心と考えた場合、近代以降では逆に日本が防波堤となった
柄谷行人、ウィットフォーゲル参照
|中心 | 朝 |
| | 鮮 |
| 中国 | 半 |
| | 島 |
| / /
|__/ベ /
| ト /
|周辺 ナ / 日
|___ム/ 本
|亜周辺__________
周辺は中心の影響を受けすぎる
亜周辺は中心の影響を受けすぎないから独自発展出来る
(中華思想だとこの理屈が分からない)
日本にとって朝鮮半島は中国からの影響の防波堤となった
ペリー来航などを見ればわかるが、
アメリカが中心と考えた場合、近代以降第二次大戦までは逆に日本が防波堤となった
柄谷行人、ウィットフォーゲル参照
120という数字は発見的仮説
コンドラチェフの波を倍にしたと考えてもいい
1848と1968という反システム運動の性格を説明出来る
またマルクス主義の段階的発展論への反省から生まれた
経済的には80年周期で恐慌が起こると考える人もいる
いずれにせよアメリカの覇権は永遠ではないということ
以下などは名著だがどうしてもアメリカが中心になる
大脱出――健康、お金、格差の起原 電子書籍: アンガス・ディートン, 松本裕: Kindleストア
https://www.amazon.co.jp/dp/B0182EO7RM/
http://blogs.yahoo.co.jp/countrytown2010/18737706.html
《マルクスが私的所有と個人的所有を区別したのは、何を意味するのか。近代的な私有権は、
それに対して租税を払うということを代償に、絶対主義的国家によって与えられたものだ。私有
はむしろ国有なのであり、逆にいえば、国有制こそ私有財産制なのである。それゆえに、私有
財産の廃止=国有化と見なすことはまったくまちがっている。むしろ、私有財産の廃棄は国家の
廃棄でなければならない。マルクスにとって、コミュニズムが新たな「個体的所有」の確立を
意味したのは、彼がコミュニズムを生産協同組合のアソシエーションとして見ていたからである。》
『トランスクリティーク』柄谷行人著
http://mainichi.jp/articles/20151026/ddf/012/070/005000c
《ヘゲモニー(覇権)国家が存在するとき、自由主義的段階である。ヘゲモニー国家が
衰退し、多数の国が次のヘゲモニーの座をめぐって争う状態が、帝国主義的段階に入る。
次に、ヘゲモニー国家が成立すると、自由主義的になる。したがって、自由主義的段階
と帝国主義的段階は交互にあらわれる。そして、これは大体120年の周期で生じる》
《たとえば、18世紀ヨーロッパでは、経済的にヘゲモニーをもつ国家だったオランダ
が没落したあと、帝国主義段階に入った。そのとき起こったのがナポレオン戦争です。
このあと、勝利したイギリスがヘゲモニー国家となり、自由主義時代が続いた。しかし、
19世紀末には、イギリスのヘゲモニーが失われ、英・独・米国が争う状態が続いた。
つまり、帝国主義段階に入った。通常、帝国主義と呼ばれるのはこの時代です。このあ
と、アメリカがヘゲモニー国家となり、自由主義段階に移行した。しかし、1980年
以後、アメリカが経済的に没落し始めた。そして、次のヘゲモニーをめぐる争いが始ま
った。ゆえに、帝国主義段階に入ったといえます。
現在、アメリカは没落しつつあります。次のヘゲモニーを握るのは中国あるいはイン
ドでしょう。ただ、その前に、資本主義そのものが終わってしまう可能性がありますが。
はっきり言えるのは、ヘゲモニーをめぐる世界的な争いがこれから続くということです。
世界は今、「帝国主義的段階」に入った。120年周期という観点からみれば、現在は
120年前に似ているといえます。》
ブローデル
ウォーラーステイン
アリギは
周期が短くなっていると考える
寿命から長くなる説もあり得る
いずれにせよ周期は認められる
ブローデル
ウォーラーステイン
アリギは
周期が短くなっていると考える
寿命から周期が長くなる説もあり得るが
いずれにせよ周期は認められる