月曜日, 3月 19, 2018

おみくじのルーツ:元三大師百籤(がんざんだいしひゃくせん)


おみくじのルーツ:元三大師百籤(がんざんだいしひゃくせん)

参考:

くじ引き関連資料 +ヴェネツィアのくじ引き

http://nam-students.blogspot.jp/2011/12/blog-post_06.html?m=0

元三大師百籤

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041042043044045046047048049050
051052053054055056057058059060
061062063064065066067068069070
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元三大師みくじ解釈

中村公一 『一番大吉!おみくじのフォークロア』大修館書店より

https://www.amazon.co.jp/dp/4469231606

序章おみくじの花盛り

1人はなぜ、おみくじを抽くのか
2おみくじの仕組みと智恵
3中国の霊籤
4日本のおみくじ
5みくじ探訪―現代のみくじの種々相
6観音籤訳註
あとがき
1999大修館書店

http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji1.html

僧侶がおみくじをひいてその内容を相談者に伝えるというのが本来のおみくじスタイルで、吉凶の占いのみならず、相談者の悩みに応じるという、いわゆるカウンセリングの要素も備えていたのです。

日本でのおみくじの発祥は平安時代に活躍した高僧・良源(りょうげん)によるもので、なんと、当時のおみくじを今に伝えるお寺が比叡山にあります。


淺草觀音寺一百籤

http://www.chance.org.tw/籤詩集/淺草觀音寺一百籤/籤詩網%E2%80%A7淺草觀音寺一百籤.htm

http://www.chance.org.tw/%E7%B1%A4%E8%A9%A9%E9%9B%86/%E6%B7%BA%E8%8D%89%E8%A7%80%E9%9F%

B3%E5%AF%BA%E4%B8%80%E7%99%BE%E7%B1%A4/%E7%B1%A4%E8%A9%A9%E7%B6%B2%E2%80%A7%E6% B7%BA%E8%8D%89%E8%A7%80%E9%9F%B3%E5%AF%BA%E4%B8%80%E7%99%BE%E7%B1%A4.htm


第八一籤

第六一籤

第四一籤

第二一籤

第一籤

第八二籤

第六二籤

第四二籤

第二二籤

第二籤

第八三籤

第六三籤

第四三籤

第二三籤

第三籤

第八四籤

第六四籤

第四四籤

第二四籤

第四籤

第八五籤

第六五籤

第四五籤

第二五籤

第五籤

第八六籤

第六六籤

第四六籤

第二六籤

第六籤

第八七籤

第六七籤

第四七籤

第二七籤

第七籤

第八八籤

第六八籤

第四八籤

第二八籤

第八籤

第八九籤

第六九籤

第四九籤

第二九籤

第九籤

第九十籤

第七十籤

第五十籤

第三十籤

第十籤

第九一籤

第七一籤

第五一籤

第三一籤

第十一籤

第九二籤

第七二籤

第五二籤

第三二籤

第十二籤

第九三籤

第七三籤

第五三籤

第三三籤

第十三籤

第九四籤

第七四籤

第五四籤

第三四籤

第十四籤

第九五籤

第七五籤

第五五籤

第三五籤

第十五籤

第九六籤

第七六籤

第五六籤

第三六籤

第十六籤

第九七籤

第七七籤

第五七籤

第三七籤

第十七籤

第九八籤

第七八籤

第五八籤

第三八籤

第十八籤

第九九籤

第七九籤

第五九籤

第三九籤

第十九籤

第一佰籤

第八十籤

第六十籤

第四十籤

第二十籤

漢文pdf

絶句wiki
絶句(ぜっく)は、漢詩における近体詩の代表的な詩型の一つ。4句から成る。

…おみくじのルーツは?
http://kannoeizan.blog111.fc2.com/blog-entry-626.html
仏閣の場合は、

100本中、
大吉16本、吉35本、その他の吉19本、凶30本

という割合が決まっている「元三大師神籤」をベースにしているだけに、
大体、「大吉>吉>半吉>小吉>末吉>末小吉>凶」の順序で統一されている
ようなのであるが、神社は独自のおみくじを作る傾向があるようで、吉凶の
序列自体も神社に依って違い、一概に判断出来ない。




http://www.biwako-trust.com/btrust-articles/f330-1.pdf
●比叡山延暦寺は〝おみくじ〟発祥の地 (大津市比叡山 延暦寺) 
神社仏閣におまいりするとつい引きたくなるの
が〝おみくじ〟。そのおみくじの祖は比叡山延暦寺を中興した元三大師良源(がんざんだいしりょうげん)という高僧。
平安時代中頃(10 世紀中頃)経済的にも精神的にも疲弊荒廃していた延暦寺を天台教学の場として立ち直らせ、
僧はもとより多くの民に尊崇された方だ。 おみくじは元三大師が観音さまから授かったという五言四句の偈
文(げもん)百枚が起源。これを江戸時代初めの僧天海大僧正が大師のお告げで発見。これが「元三大師百
籤 (ひゃくせん)」となり、番号のところに記された偈文を人々は人生の指針として頼みとするようになった。この元三大師百籤は
次第に天台宗以外のところでも使われるようになって、〝おみくじ〟として広まっていった。なので、比叡山元三大師堂
のおみくじは、自分が引くのではなく、お坊さんが引いてくれた籤を戴き、そこに書いてあることの教えを受けて、我
が心の指針とする。 
 因みに、魔除けのお札とされる鬼の姿の角大師(つのだいし)は元三大師が疫病神を退散させたときの
姿で、これを戸口に貼っておくと厄難が近づかないと言われている。

(新日本風土記 比叡山 2018/3 参照)

比叡山元三大師堂













良源wiki
良源(りょうげん、延喜12年9月3日912年10月15日) - 永観3年1月3日985年1月26日))は、平安時代天台宗の僧。諡号慈恵大師(じえだいし)。一般には通称の元三大師(がんざんだいし)の名で知られる。第18代天台座主(天台宗の最高の位)であり、比叡山延暦寺の中興の祖として知られる。
また、中世以降は民間において「厄除け大師」など独特の信仰を集め今日に至る。
元三大師と角大師(『天明改正 元三大師御鬮繪抄』1785年仙鶴堂発行 より


おみくじwiki

参考:
八卦
六十四卦
上経(1-30
下経(31-64


元三大師百籤

第1番「大吉」

七寶浮圖塔 高峰頂上安 衆人皆仰望 莫作等閑看

宝の塔のまぶしくて 高嶺にそびえ立てるさま 人々これを仰ぎ見る 謂われ思いて心して見よ


【総 合】勢いよく多くの人に尊敬される。多くの善行を積み、その果報が尽きないようにすること。今は運が悪くても時を得て立身出世するので決して望みを失うべからず。もし正しい道を進まなければかえって凶となる。
【願 望】かなう
【病 気】回復する、神仏を尊び養生に努め、先祖供養を怠るべからず
【待 人】来る
【失 物】出る、西をじっくり探すべし
【縁 談】進めてよし
【売 買】利あり
【その他】家移り、婚礼、旅立ちは吉

http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji1.html
一番・大吉
(漢詩)
七宝浮図塔 高峰頂上安 衆人皆仰望 莫作等閑看

(訳)
七宝の浮図の塔 高峰頂上に安んず 衆人皆仰ぎ望む 等閑の看を作す莫れ

(大意)
金銀などの七宝で作った仏陀の塔が、高い峰の上に立っている。
人々皆は仰ぎ見て尊いというが、ただその塔が素晴らしいと、なおざりに見てはいけない。
(みくじの解)
このみくじを得たる者は、威勢強く万人に尊敬される。
ただし頂点を極めた形なので、何ごとにも自重して行動すべし。

第2番「半吉」

月被浮雲翳 立事自昏迷 幸乞陰公祐 何慮不開眉

月浮雲に覆われて 何をなすにも迷いがちなり 神の助けを心にたのみ 努め励めば眉を開かん


【総 合】初めは思うように成し遂げられないが、時節を待てば後には幸があるべし。忍耐と努力が肝要である。
【願 望】努力して末にかなう
【病 気】長引くが命に別状なし
【待 人】遅くとも来る
【失 物】出がたし、東北を探すべし
【縁 談】進めてよし
【売 買】急ぐべからず、見合わすべし
【その他】職業は商売よし、家移りは急ぐな

http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji2.html
二番・凶
(漢詩)
月被浮雲翳 立事自昏迷 幸乞陰公祐 何慮不開眉

(訳)
月は浮雲に翳(おお)われ 事を立てるに自ずから昏迷す 陰公の祐(たすけ)を幸乞うも 何ぞ慮(はか)らん眉の開かざるを

(大意)
月が雲に覆い隠され、/物事を始めるにも先行きが暗くてよく見通せない。/そこでお月様に早く明るくなってくださいと祐を借りようとしたが、/あにはからん、その月がなかなか笑顔を見せてくれない。 

(みくじの解)
真理の月は当分あらわれないものと覚悟し、何ごとも悪あがきせず、時節の到来を待て。



http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji3.html
三番・凶

(漢詩)
愁悩損忠良 青霄一?香 雖然防小過 閑慮覚時長

(訳)
愁悩忠良を損ず 青霄一?の香 然りと雖も小過を防げ 閑慮(かんりょ)時の長きを覚ゆ

(大意)
煩悩に心を乱しているとせっかくの真心もだいなしになってします。/そのような時、青空に向かって線香を一本焚いてもなんの役にも立たない/ しかし、とはいっても、自暴自棄に陥らず身辺の小さな過ちは防げ。/そしてじっと我慢して時を待つがよい 

(みくじの解)
賢者も時に遇わず、志を失える形。何ごとをなしても効果なく、思い通りにゆかない。自棄(やけ)にならぬよう、がまんして時を待て。

第4番「吉」

累有興雲志 君恩祿未封 若逢侯手印 好事始怱怱

望み起こしてしきりに焦れど 思い通りに報い得られず されど一旦取りたてらるれば 良き事のみぞ次々に来る


【総 合】内に秘めた大きな希望を持つ人である。焦らずに進み、真心をもって神仏の御加護に預かるように心がければさいさきよい。
【願 望】慌てずすればかなうべし
【病 気】遅くとも回復する
【待 人】来る
【失 物】出るが遅し、東西を探すべし
【縁 談】おして進めてよし
【売 買】手堅くするべし、買物吉
【その他】旅立ち、家移り吉

http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji4.html
四番・吉
(漢詩)
累有興雲志 君恩禄未封 若逢侯手印 好事始??

(訳)
累(しき)りに興雲の志有るも 君恩、禄して未だ封ぜず 若し侯の手印に逢わば 好事始めて?々たらん

(大意)
大事業を興そうと、しきりに逸り立つが、/主人から受ける待遇はまだ与えられていない。/
もし主人から保証のお墨付きを受けることができれば、/良きことが次々と速やかに起ころう

(みくじの解)
易の乾為天の卦の初爻に、「潜龍なり用うる勿れ」とあるように、このみくじも龍の淵に隠れて昇天の機会を待つ形である。立身出世の兆があるが、まだその機が熟していない。時を待つべし。

第5番「凶」

家道未能昌 危危保禍殃 暗雲侵月桂 佳人一柱香

家の暮らしも豊かにならず 危うし行手に禍もあり 黒雲月の光を隠し 思案に暮れる時の長きよ


http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji5.html
五番・凶
(漢詩)
家道未能昌 危危保禍殃 暗雲侵月桂 佳人一?香

(訳)家道未だ昌(さか)んなる能わず 危々として禍殃(かおう)を保つ 暗雲月桂を侵す 佳人一?の香

(大意)
一家の運勢はまだ安泰ではない。/非常に危うい状態で禍殃(わざわい)をはらんでいる。/
それはちょうど、黒雲が月を覆い隠しているようなもので/時折月が顔を出すが、それも線香ひとくべの短い間だけで、また隠れてしまう。

(みくじの解)
苦労の種は尽きない。少し良くなったかと思っていると、それも束の間また悪くなる。


【総 合】人の世のならわしとして常に浮き沈みがある。今はその苦労の時であるから、たゆまず、ひるまず暗雲を払い散らすように努めるべし。
【願 望】かないがたし
【病 気】回復しずらい
【待 人】来ず
【失 物】出がたし、気長に待て
【縁 談】見合わすか、近き人よし
【売 買】早く売れ、買物悪し
【その他】短気は損気

第6番「末吉」

宅墓鬼凶多 人事有爻訛 傷財防損失 祈福始中和

運命の行手に妨げ多くして 嘘も誠も人の世の中 うかつに手出しは損失のもと 神や仏にすがらば安心

http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji6.html
六番・末吉
(漢詩)
宅暮鬼凶多 人事有爻訛 傷財防損失 祈福始中和

(訳)

宅暮鬼凶多く 人事爻訛(こうか)有り 財を傷(いた)んで損失を防ぎ 福を祈りて始めて中和を得ん              

(大意)

最悪の運勢で魔物のたたりも多い。/一身上の出来事に訛(うそ)や真実(まこと)が入り交(爻)って、混乱する。/財を憂慮して、損失を防ぎ、/神仏に福を祈ればはじめて、人間の本道に立ち返ることができる。

(みくじの解)
はじめは間違いから道に迷い、身も危なくなるが、のちには本道に戻ることができる。


【総 合】様々な障害が行手をさえぎるかもしれないが、神仏を祈り、誠意をもって正しい道を進めばやがて幸運が訪れる。
【願 望】当分かないがたし
【病 気】医薬と信心とあわせて養生するべし、三週間後よりよし
【待 人】遅し
【失 物】出がたし、東北を探すべし
【縁 談】婿取り、嫁取り、養子吉
【売 買】悪し
【その他】家移り吉、口謹むべし

第7番「凶」

登舟待便風 月色暗朦朧 欲碾香輪去 高山千萬里

船に乗れどそよとも風なく 月暗くして目先はおぼろ 思い返して車にすれど 行手は高山追い重なりて


【総 合】前進、進退ともに難しい状態であるが、前後をよく分別して、行くべき道を思案して対処すべし。
【願 望】かなわず
【病 気】はかばかしからず
【待 人】来ず
【失 物】出がたし、下にあり
【縁 談】進まず
【売 買】利なし
【その他】家移り凶、旅立ち西悪し、春秋に運勢向く

七番・凶

(漢詩)登舟待便風 月色暗朦朧 欲碾香輪去 高山千万重


(訳)舟に登って便風を待つ 月色、暗く朦朧たり 香輪を碾じて去かんと欲せば 高山千万重


(大意)順風を待って舟出しようとしたが、/今まで明るく輝いていたつきが、急に暗く朦朧(おぼろ)になってきた。/それではと、車を引いて陸路を行こうとすれば/その陸路はまた高山が延々と続き、車でもとても行けない。


(みくじの解)何をするにも妨げあり。時節到来を気長に待たなくてはいけない。

第8番「大吉」

勿頭中見尾 文華須得理 禾刀自偶然 當遇非常喜

心を込めし仕事の山見え 世の中進み開け行くとき 思いがけなき幸せありて 大きな喜び先に待つなり

http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji8.html
八番・大吉
(漢詩)

勿頭中見尾 文華須得理 禾刀自偶然 当遇非常喜

(訳)

頭中に尾を見ること勿(なか)れ 文華須(すべか)らく理を得(う)べし 禾刀(かとう)自(おの)ずから偶然 当(まさ)に非常の喜びに遇うべし

(大意)

頭中(ものごとの始まり)に尾(結末)を見てはならない /才能(文華)は理に叶ってあらわれるであろう。/ 期せずして、大収穫があり、/立身出世するのであろう。
(みくじの解)

はじめ悪いようでも、帆船の順風を得たるごとく、しだいに才能を見出されて成功する。


【総 合】精魂をかたむけた仕事もようやくメドが立つ。社会や文化、人のために役立ち、感動を覚えることであろう。成功はひとえに誠意と努力の賜物である。
【願 望】かなう
【病 気】回復する、近くの医者よし
【待 人】来る
【失 物】出る
【縁 談】進めてよし、再婚もよし
【売 買】売りに力入れて利あり
【その他】職業は農業・商売・公務員・教員吉、家移り吉

第9番「大吉」

有名須得遇 三望一朝選 貴人来指處 華果應時鮮

待ちしかいあり出世の糸口 衣食住とも一時に足りて 観音菩薩のお示しある毎 花も美し実もまた鮮やか

http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji9.html
九番・大吉                   
(漢詩)

有名須得遇 三望一朝遷 貴人来指処 華果応時鮮

(訳)

有名須(すべか)らく遇を得べく 三望一朝に遷(うつ)る 貴人来りて指す処 華果時に応じて鮮やかなり

(大意)

トントン拍子に名を揚げ、人に知られ/すべての望みが一時に叶う/ 目上の人物が引き立ててくれる処/華(名誉)も果(実利)も二つながらに、得られるであろう。
(みくじの解)

何ごとも思いのままであるが、「華果~」の句は、易の坤?卦(柔順の得)によっていると思われるので、謙譲の精神を忘れてはならない。


【総 合】四季に花が咲くがごとく、不幸あってもまた幸が来る。常に幸せの絶えることはない。ただし正しい道を進まなければせっかくの幸も失うことあるべし。
【願 望】かなうべし
【病 気】回復する
【待 人】来る、待人が幸をもたらす
【失 物】出る、もし出ずとも代わりのよいものを得る
【縁 談】よし
【売 買】利あり、ただし多くを望んではいけない
【その他】悪しきことは即改めるべし



第10番「大吉」

舊用多成破 新更始見財 改求雲外望 枯木遇春開

古き痛手にこだわることなく 新たに進む道を求めて 望みを広く大きく持たば やがて枯木に花も咲くなり


【総 合】自分の我にとらわれず、新しい世界に大いなる希望をもって進めば、行手に幸運の待つこと疑いなし。
【願 望】かなうべし
【病 気】長引くこともあるが回復する
【待 人】来る
【失 物】急には出がたし
【縁 談】よし
【売 買】じっくり進めて利あり
【その他】家移り吉

http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji10.html
十番・吉                     
(漢詩)

旧用多成破 新更始見財 改求雲外望 枯木遇春開 
(訳)

旧用多く破れを成し 新更して始めて財を見る 改めて雲外の望を求むれば 枯木春に遇うて開く


(大意)

安逸をむさぼった結果多くの物に破綻が生じ/旧態一新の大改革をして、はじめて財政も安定する。/ そうなれば、痩せ細った新月がだんだん満ちて満月になるように、/一度枯れた冬木も、春になって再び花を開かせるであろう。 
(みくじの解)

旧態に安穏とせず、心機一転すれば吉。再び運も開く。

第11番「大吉」

有祿興家業 文華達帝都 雲中乗好箭 兼得貴人扶

福祿具わり家業も繁盛 芸能名高く都に響き 矢に乗り空を行くがごとくに 観音菩薩の助けもあるなり


【総 合】神仏の御加護によって思いのままに何事も進む。仕事は充実し、才能も花開く。雲に矢を放つようにいつかは一度落ちるのであるが、幸運の今の状態を保つよう心がけてよし。
【願 望】かなう
【病 気】回復する、長引くことあり
【待 人】来る、遅ければよし
【失 物】出る
【縁 談】よし
【売 買】利あり
【その他】家移り・旅立ち吉、何事も春に始めるべし

http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji11.html
十一番・大吉                 
(漢詩)

有禄興家業 文華達帝都 雲中乗好箭 兼得貴人扶

(訳)

禄有りて家業興り 文華帝都に達す 雲中好箭(こうせん)に乗じ 兼ねて貴人の扶(たす)けを得ん                        
(大意)

財運盛んで、稼業も繁盛し、/才能も都まで聞こえている。/ その運の好さといったら、幸運の矢に乗って一直線に天空高く揚がったようだ。/その上、目上の引き立ても得られよう。

(みくじの解)

目上の引き立てもあり万事繁栄する形であるが、空高く揚がった矢はいつまでも落ちずにいられるはずはない。慎みが肝心である。

第12番「大吉」

楊柳遇春時 殘華發舊枝 重重霜雪裏 黄金色更輝

柳も春にあえば緑に 古き枝にも残りの花あり 雪にも霜にも苦労に堪えて 黄金色増しまばゆく光る


【総 合】冬が過ぎ春に草木が花咲き、緑が深いように苦労の甲斐あって大いに功名を得る。以前の苦労を忘れず、誠実に身を守るよう心がけるべし。
【願 望】かなうべし
【病 気】回復する
【待 人】来る
【失 物】出る、家にあり
【縁 談】よし
【売 買】利あり、初めは少々辛抱せよ
【その他】信仰と先祖供養を怠るべからず


十二番・吉                  

(漢詩)

楊柳遇春時 残花発旧枝 重重雪霜裡 黄金色更輝


(訳)

楊柳春に遇うの時 残花旧枝に発(ひら)く 重々、雪霜の裡(うち) 黄金の色更に輝く


(大意)

枯れ柳も春となれば、/残花が古枝に開く。/ 残り積もった雪や霜の中に、/黄金色の菊花がさらに色深く輝いている。


(みくじの解)

枯れ柳が春に再び芽吹いたように、災厄も消え失せ、厳冬に凛々しく咲き誇る菊花のように、誉れ高い名をあげることができよう。

第13番「大吉」

手把大陽輝 東君發舊枝 嫁苗方欲秀 猶更上雲梯

己が手に陽の輝きを取り持ちて 春を迎えて花を開かす 五穀の苗も伸び伸びと しかも尊き位に上る


【総 合】困難なことも成し遂げられるような運勢である。ただし慢心を起こし、我を忘れがちにならないように気持ちを引き締めて誠実をもって対処すべし。
【願 望】かなうべし
【病 気】回復するが無理は禁物
【待 人】来る
【失 物】西をよく探せば出る
【縁 談】よし
【売 買】利あり
【その他】家移り吉、春夏に事を始めよ、親孝行よし

http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji13.html
十三番・大吉                      
(漢詩)
手把太陽輝 東君発旧枝 稼苗方欲秀 猶更上雲岐

(訳)
手に太陽の輝きを把って 東君旧枝に発く 稼苗方に秀でんと欲し 猶更に雲岐に上る

(大意)
手ずから太陽の光を把って、/東君(春)が枯れ枝に花を開かせた。/ 稲の苗も秀で伸びようとし、/その勢いの良さは、雲路にまで達するかのようである。

(みくじの解)

陽春、草木が萌え出ずるように、万事力強く盛んな大吉の卦

第14番「末吉」

玉石未分時 憂心轉更迷 前途通大道 花發應殘枝

玉とも石とも分からぬままに 憂い悶えて心は痛む 苦労を凌げば行手は見えて 花も残りの枝に咲くなり


【総 合】物事の善し悪しを分別せずに、いたずらに悲しむことは愚かである。今を我慢して将来に必ず光明あることを信じて進むべし。途中で投げてはいけない。
【願 望】末にかなう
【病 気】長引くが回復する
【待 人】遅いが、幸あるべし
【失 物】出がたし、じっくり探すべし
【縁 談】しばらく見合わすべし
【売 買】慎重かつ控えめがよし
【その他】軽率な振る舞いに注意せよ

http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji14.html
十四番・末吉                      
(漢詩)
玉石未分時 憂心転更悲 前途通大道 花発応残枝

(訳)
玉石未だ別れざるの時 憂心転(うた)た更に悲しむ 前途大道に通じ 花発(ひら)いて残枝に応ず

(大意)
自分がまだ玉か、それともただの石ころか分からなくて、/憂い嘆いていると、ますます悲しみが湧いてくる。/
しかし路は大道に通じ、前途は開けている。/花も枯れずに残った枝先に、咲こうとしている。

(みくじの解)
才能が認められず、嘆き悲しむことがあるが、しだいに名も知られ運も開いてこよう。

第15番「凶」

年乖數亦孤 久病未能甦 岸危舟未發 龍臥失明珠

年毎に我に背きて一人寂しく 長の患いはかばかしからず 落ち着く岸の舟は危うく 玉失いて龍も打ち伏す


【総 合】手に持つ珠を大海に落としてしまうように何事も思いのままにならず久しく苦労する。龍が再び珠を得て昇天する時機を待つのがよい。
【願 望】かないがたし
【病 気】長引く、日ごろは体調を整えるべし
【待 人】来ず
【失 物】出ず
【縁 談】おもわしからず、急ぐべからず
【売 買】利なし
【その他】神仏に帰依し、先祖供養怠るべからず

http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji15.html
十五番・凶                        
(漢詩)
年乖数亦弧 久病未能蘇 岸危舟未発 龍臥失明珠

(訳) 
年乖(そむ)きて、数も亦弧(またこ) 久しく病みて未だ蘇える能(あた)わず 岸危(けわ)しくて舟未だ発せず 龍臥(ふ)して明珠を失う。

(大意)
年まわりも悪く、運命も孤独である/しかも長い間病んで、まだ回復していない。/それでは心機一転、舟でどこかへ出かけてやり直そうと思ったものの、船着き場が危険で舟が出ない。/ちょうど龍が時を得ずに動きが取れず、大切な宝の珠も奪われてしまったようなものだ。

(みくじの解)
宝を載せた舟が転覆してしまったような、難儀困窮の形。しばらく何もせず、じっと身を謹んでいるしかない。

第16番「吉」

破改重成望 前途喜又寧 貴人相助處 祿馬照前程

古きを捨てて新たに望まば 先に喜びありて安らかに 観音菩薩の御力受けて 宝を馬に行手明るし


【総 合】努力を惜しまず、神仏の御加護・お導きに従って進めば、幸ありて前途は明るく開ける。過去にこだわってはいけない。
【願 望】かなうべし
【病 気】回復する、名医に付くべし
【待 人】来る
【失 物】出る
【縁 談】急いでよし
【売 買】利あり
【その他】旅立ち、家移り吉


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十六番・吉                        
(漢詩) 
破改重成望 前途喜亦寧 貴人相助処 禄馬照前程

(訳) 
破改(はかい)重なりて望を成し 前途喜び亦(また)寧(やす)し 貴人相助くる処 禄馬前程を照らす

(大意)
月が破(満月後の半月)、改(後の新月)をへて、望(満月)となるように/将来は喜びに満ち身もまた安寧である。/目上の助けも得られ、/財運も盛んで、前途は明るく開けている。

(みくじの解)
目上の助けを得て、運の開く形

第17番「凶」

怪異忘憂惱 人宅見分離 惜花還値雨 杯酒惹閑非

怪し不思議に思い悩み 力落しは無益のことなり 花を惜しまば雨に打たすな 酒に紛らすかえって不運


【総 合】悩み事が多いのが人の世の常である。美しき花もうつろいやすい。現実をお酒などでまぎらすのは愚かである。何事も控えてよし、また疑念持つべからず。
【願 望】おして進めばかなう
【病 気】養生を怠るべからず
【待 人】おそし、西から吉、東から凶
【失 物】出がたし
【縁 談】迷いすぎると悪し
【売 買】売り惜しみ・買い惜しみ悪し
【その他】職業は建築、商売吉

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十七番・凶                        
(漢詩)
怪異防憂悩 人宅見分離 惜花還値雨 杯酒惹閑非

(訳) 
怪異憂悩を防げ 人宅分離を見る 花を惜しみ還って雨に値(あ)い 杯酒、閑非を惹く

(大意)
物の怪はくよくよ思い悩むほどつけこんでくる。/そうしているうちに、家庭にも魔がさし、一家は分離してしまう。/そうなってはならじと、いろいろやってみたが、悪いときには悪いことが重なるもので、せっかくの花も雨に散るような結果になってしまった。/ままよと酒を飲み始めたが、かえって心の鬱屈は増すばかりである。

(みくじの解)
家庭をまず第一に、その他のことはすべて控えよ。強いて行動を起こせば、ことはますます悪化しよう。

第18番「吉」

離暗出明時 麻衣變緑衣 舊憂終是退 遇祿應交輝

長の暗闇今日から明るく ぼろは脱ぎ捨て錦の着物 先の苦労もいつの間にやら 貫禄具わり箔も付くなり


【総 合】闇から明るいところへ出られるのは、自らの心がけ次第である。神仏の御加護を信じて、今までの苦労を忘れることなく進むべし。
【願 望】かなうべし
【病 気】専念して回復する
【待 人】遠方より来る
【失 物】出る、近くを探すべし
【縁 談】よし
【売 買】利あり
【その他】旅立ち・家移り凶、神仏に帰依して吉

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十八番・吉                         
(漢詩)
離暗出明時 麻衣変緑衣 旧憂終是退 遇禄応交輝

(訳) 
暗を離れ明に出ずるの時 麻衣、緑衣に変ず 旧憂終(つい)に是(これ)退き 禄に遇いて応(まさ)に輝と交わるべし

(大意)
今までの暗くみじめな境遇を脱して、漸(ようや)く運が向いてきた。/(衣服も)平民の白衣から、貴人の緑衣に変わった。/今までの心配ごともなくなり、 /厚禄を得て、光輝ある者と交わることができる。

(みくじの解)
今までの苦労が消え失せて、運が開けてこよう。ただし万事質実に実業に励むべし。

第19番「末小吉」

家道生荊棘 兒孫防虎威 香前祈福厚 方得免分離

楽しき我が家も茨のむしろ 孫子も目上の言うこと聞かず 神に額ずき仏に祈れよ 家内和合の道はこれのみ


【総 合】家庭内の和合をまず大事にする。神仏の御加護を信じて祈り、何事にも誠意をもって対処するのがよい。
【願 望】末にかなうべし
【病 気】長引くが命に別状なし
【待 人】遅し
【失 物】遅く出る
【縁 談】末に整う
【売 買】見合わすが無難、する場合は念を入れよ
【その他】物事は春の初めに興して吉

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十九番・小吉                     
(漢詩)
家道生荊棘 児孫防虎威 香前祈福厚 方得免分離

(訳) 
家道荊棘(けいきょく)を生ず 児孫、虎威を防ぐ 香前に福の熱きを祈らば 方(まさ)に分離を免るるを得ん

(大意)
家庭(夫婦)不和で家の中に荊棘(いばら)が生えたようだ。/お蔭で、子や孫たちはその荊棘から発生する災厄(虎威)を防がなくてはならない。神仏や祖先の霊に懺悔して、一家の幸せの厚きことを祈れば、/一家離散の不幸を免れることができよう。 /

(みくじの解)
夫婦、あるいは家族不和の兆。懺悔して祈れば、再び一家団欒の時がやって来よう。

第20番「吉」

月出漸分明 家財毎々興 何言先有滯 更變立功名

月も顔見せ行手は明るく 家財も毎日増えるにまかせ 昨日の不平もどこへやら 更にひとしお立身出世


【総 合】見えない努力が次第に報われる。心に光明を求めて誠の道を精進することによって幸運を得る。辛抱強くして後に運開くべし。
【願 望】かなうべし
【病 気】次第に回復する、ただし油断禁物
【待 人】来る、夜になる
【失 物】気長に探せば出る
【縁 談】よし
【売 買】利あり
【その他】家移り吉、土に関する職業吉

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二十番・吉                         
(漢詩)
月出漸分明 家財毎毎興 何言先有満 更変立功名

(訳) 
月が出でて漸(ようや)く分明なり 家財毎々に興る 何ぞ言わん、先ず満ありと 更に変じて功名を立つ

(大意)
月が出て、漸くあたりが明るくなってきたように、/どうやら運が向いてきて、家財もだんだんとふえてきた。それなのにどうして、もはやこれで満足だなどと安心してしまうのか。/さらにもっと努力すれば功を立て、名を揚げることができよう。

(みくじの解)
暗きより明るきに出る形で、喜びごと多し。

第21番「吉」

洗出經年否 光華得再清 所求終吉利 重日照前程

積もる汚れを洗い落として 今や昔の色つや美し 何を求めても良き幸せとなり 行手はまさに日の出の勢い


【総 合】以前の悪行を改め、誠意をもって善行に努めれば堅い岩を貫き、前途は大いに開けてくる。
【願 望】かなう
【病 気】回復する、油断すれば命に関わる
【待 人】遅く来る、急に来る人は喜びなし
【失 物】出る
【縁 談】すすめてよし、東・西南の方角よし
【売 買】利あり
【その他】旅立ち吉

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二十一番・吉                     
(漢詩)
洗出経年否 光華得再清 所求終吉利 重日照前程

(訳) 
経年の否(あか)を洗出し 光華再び清きを得たり 求むる所終(つい)に吉利(きつり) 重日前程を照らす

(大意)
長年の錆や垢を洗い去って/もとの通りきれいな艶がでてきた。そういった清々(すがすが)しい状態であるから、願う所はすべて吉で、/輝かしく昌(さか)んな未来が待っている。

(みくじの解)
旧弊を一掃すれば、吉。

第22番「吉」

漸漸濃雲散 看看月再明 逢春華菓秀 雨過竹重青

厚雲次第に散り去りゆけば 月の光に再び明るし 春の訪れ花美しく 一雨ごとの竹の青さよ


【総 合】迷いの雲もようやく晴れて、悟りの月が現れる。何事においてもすがすがしい。明るい人生を堂々と進むべし。
【願 望】かなう
【病 気】回復する、医者替えは悪し
【待 人】遅く来る
【失 物】早ければ出る
【縁 談】すすめてよし
【売 買】利あり
【その他】人にだまされるべからず
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二十二番・吉                     
(漢詩)
漸漸濃雲散 看看月再明 逢春花草秀 雨過竹重青

(訳) 
漸々(ぜんぜん)濃雲散じ 看看(かんかん)月再び明かなり 春に逢いて花草秀で 雨過ぎて、竹青を重ぬ

(大意)
漸(ようや)く雲も晴れ、/看る間に月の光が洩れ出てきた。まさにはるの訪れとともに、草や花が秀で伸び、/春の雨の、ひと雨ごとに竹の青味が増してゆくようなものだ。

(みくじの解)
今までの苦労や障害も消えて、これから万事発展を始める「雨過天青」の兆。



第23番「吉」

紅雲隨歩起 一箭中青霄 鹿行千里遠 爭知去路遙

足元のめでたき雲に頼るまま 青空めがけて矢を放つとも 鹿は千里の遠きに逃る 及ばぬ望みに帰り忘るな


【総 合】目先のことや自分の好きなことにとらわれてはいけない。何事も意のままに思い上がって対処すれば必ず後悔する。前後分別をわきまえて進むべし。
【願 望】多くを望まなければかなう
【病 気】長引く
【待 人】来ず、遠きにあり
【失 物】出がたし
【縁 談】好ましくない
【売 買】利なし、買いに注意
【その他】万事控えめがよし
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二十三番・吉                     
(漢詩)
紅雲随歩起 一箭中青霄 鹿行千里遠 争知去路遙

(訳) 
紅雲、歩に随って起こり 一箭(いっせん)、青霄(せいしょう)に中(あた)る 鹿は千里の遠きに行き 争(いかで)か知らん、去路(きょろ)遙かなるを

(大意)
紅い吉祥の雲が、歩くにしたがって足もとから湧き起こり、/高々と放った矢が、青空に命中した。/その勢いに乗って、利禄(利益)の鹿(ろく)に目がくらんで思わず、千里も遠いところまで来てしまったが、/鹿は手に入らず、ハッと気づいてみると遙かとおくまで来すぎて、帰りの路が分からなくなってしまった。

(みくじの解)
勝ちに乗って、欲をかき過ぎるな。

第24番「凶」

三女莫相逢 明言言説未通 門裏心肝掛 縞素子重々

よこしまの心ありては何事も 言うて通ぜず誓いてかいなし 思いわずらい悶えてみても 不吉のことのみ度重なるなり


【総 合】自分によこしまな心があれば何事にも成功しない。かえってますますよくない結果を招くこととなる。物事につつしみ深くしてよし。
【願 望】かないがたし
【病 気】長引く、危うし
【待 人】遅く来る
【失 物】家にあり
【縁 談】整わず
【売 買】利なし
【その他】家移り凶

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二十四番・凶                     
(漢詩)
三女莫相逢 盟言説未通 門裡心肝掛 縞素子重重

(訳) 
三女相逢う莫れ 盟言(めいげん)説(よろこん)で未(いま)だ通せず 門裡(もんり)に心肝掛く 縞素子(こうそし)重々たり

(大意)
姦邪の人と交際をするな。/その種の婦人の甘いことばに悦んでいても、それは実意のないことばだ。/そうした婦人の口説に、やきもき心を煩悶させていると、/しまいには、身を滅ぼしてしまうだろう。

(みくじの解)
女難の恐れあり。甘言に欺かれぬようにせよ。

第25番「吉」

枯木遇春生 前途必利亨 又得佳人箭 乘車祿自行

枯木も春に芽を吹くごとく 行手に必ずよきことあるなり 麗し人の白羽の矢も立ち 自ずからなる宝の車


【総 合】今までの苦しみに引き替えて、これより先はよいことがあり、成功する。ただし慢心を起こしたり、調子に乗りすぎることには要注意。
【願 望】かなう
【病 気】回復する
【待 人】来る、少し遅くとも幸あり
【失 物】遅く出る、東南を探すべし
【縁 談】急いでよし
【売 買】利あり
【その他】心落ち着いて対処するがよし

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二十五番・吉                     
(漢詩)
枯木逢春生 前途必利亨 亦得佳人箭 乗車禄自行

(訳) 
枯木春に逢うて生じ 前途必ず利亨(りこう) 亦(また)佳人(佳人)の箭(や)を得て 車に乗じて禄自ずから行かん

(大意)
春、冬枯れの梢に、花が芽吹き その梢と同様、前途には幸運が待つであろう そうやって運が開け始めると、佳人から白羽の矢も飛んで来て、良きことが次々と重なるものだ。高禄を乗せた車も自然とこちらへやってくるようになる。

(みくじの解)
幸運や援助の手が先方からやってくる兆。

第26番「吉」

將軍有異聲 進兵萬里程 爭知臨敵處 道勝却虚名

声を張り上げ号令すれば 兵は万里の先へ進めど 何ぞ計らん敵に向かいて 勝つは勝ちても甲斐なき戦


【総 合】徳をもって人に接するならば相手の心は開かれる。正義にもとる勝負をすれば、たとえ勝利をおさめても実りのないものとなる。
【願 望】かなわず
【病 気】名医に付いて養生に努めよ
【待 人】来ず、こちらから行って吉
【失 物】出がたし
【縁 談】念をいれよ
【売 買】売りに出でよし
【その他】旅立ち、家移り吉
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二十六番・凶                     
(漢詩)
将軍有異声 進兵万里程 争知臨敵処 道勝却虚名

(訳) 
将軍、異声有り 兵を万里の程に進む 争(いかで)か知らん、敵に臨むの処 勝を道(い)いて、却(かえ)って名を虚しゅうす

(大意)
将軍は名将との誉れが高い。/ 兵を率いて、はるばる遠征したが、/あにはからん、敵との闘い方をしらなかった。/「勝ち軍(いくさ)」と都の天子には奏上したが、偽りが知れてかえって名声を失墜させてしまった。

(みくじの解)
名声があっても、心がけが悪ければ何ごとも徒労に終わる。油断は大敵である。

第27番「吉」

望祿應重山 華紅喜悦顔 擧頭觀皓月 漸出黒雲間

望み起こさば苦労を重ねよ 華紅に喜びの顔 頭を上げれば光る月が 黒雲分けて明るく照らす


【総 合】何事においても思い立てば決断が肝要である。腹を据えて立ち上がらなければ華の美しさや月の輝く光も見られない。
【願 望】かなう
【病 気】回復するが油断禁物
【待 人】来る
【失 物】早ければ出る
【縁 談】すすめてよし
【売 買】利あり
【その他】家移り吉、旅立ち大吉、万事決断が大切

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二十七番・吉                     
(漢詩)
望禄応重山 花紅喜悦顔 拳頭看皎月 漸出黒雲間

(訳) 
禄をの望めば応に山を重ぬべし 花は紅なり、喜悦の顔(かんばせ) 頭(こうべ)を挙げて皎月(こうげつ)を看るに 漸く黒雲の間を出ず

(大意)
財禄を望むなら、それは山を重ねるように望みほうだいである。/ 花も紅に咲き誇り、同じように喜びの顔を見せている/そこで夜空を見上げると皎々と輝く月が、/雲間から漸く、姿をあらわしてきたところであった。

(みくじの解)
月が黒雲の間から姿をあらわすように、それまでの憂いも消え失せ、喜びに向かうであろう。

第28番「凶」

意速無船渡 波深必誤身 切須回舊路 方可免災巡

心はやれど渡りに舟なく 波荒くして越すは危うし 返るにしかず元の道まで まさに災い自ずと免る


【総 合】先を急ごうとするが、浮世の波は荒く、思うようにならない。今一度、脚下照顧して真心をもって進むべし。
【願 望】かなわず
【病 気】静かに養生せよ
【待 人】来ず
【失 物】出ず
【縁 談】よくない
【売 買】利なし
【その他】万事進まず、夜に災難あり

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二十八番・凶                     
(漢詩)
意速無船渡 波深必?身 切須回旧路 方可免災?

(訳) 
意速(すみ)やかにして船の渡る無し 波深くして必ずや身を?(あやま)らん 切(せつ)に須(すべか)らく旧路に回(かえ)る」べし 方(まさ)に災?(さいちゅん)免るべし

(大意)
いくら心が焦っても、あいにく渡し船がない。/ かといって無理に水に飛べこめば、溺れてしまう。/もとの路へ戻るべきだ。/そうすれば、確実に災難は免れるであろう。

(みくじの解)
旅に出て川に遭った旅人のように、万事進むことに不可。無理やりすすもうとすると、更に悪い結果となろう。



第29番「吉」

憂轗漸消融 求名得再通 寶財臨祿位 當遇主人公

憂き艱難もようやく消えて 求むるままに名声上がり 宝も位も思いのままに 目上の人の引き立てあるなり


【総 合】長年の苦労の甲斐あって、神仏のお導きによって目上の人から引き立てられ、名声、幸運を得る。世のため人のために誠意をもって進むべし。
【願 望】かなうべし
【病 気】回復する
【待 人】来る、遅くとも心配なし
【失 物】出る、北を探すべし
【縁 談】ゆっくりしてよし
【売 買】利あり
【その他】農業・金に関する職業よし

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二十九番・吉                      
(漢詩)
憂轗漸消融 求名得再通 宝財臨禄位 当遇主人公

(訳) 
憂轗(ゆうかん)漸く消融(しょうゆう)し 名を求めて再び通ずることを得たり 宝財、禄位に臨み 当(まさに)主人公に遇うべし

(大意)
志を得ず落魄(おちぶ)れていた状態が、漸く解消し、/ 再び名誉が回復できた。/財産もちいと名誉にふさわしく手に入るようになって、/良い主人にも出会えて、運はますます上向きとなるであろう。

(みくじの解)
病人が回復するように、日一日と悩みが解消し、喜びに出会う。しかし我意を張らず、目上の助言には耳を傾けるべし。

第30番「半吉」

仙鶴立高枝 防他暗箭虧 井畔剛刀利 戸内更防危

高き林に降り立つ鶴あり 闇に飛び交う矢羽に心せ 地に降り立つも刃危うし 物陰に待つ仇も忘るな


【総 合】めでたき鶴が舞い降りようとしているが、妨げが多く、降り立つことが難しい。幸運の兆しもあるが多くの障害によって進まない場合が多い。
【願 望】かなわず
【病 気】危うし、気持ち穏やかに養生すべし
【待 人】来ず
【失 物】出がたし
【縁 談】障害あり、邪魔の入らぬうちに急ぐべし
【売 買】利あり
【その他】家庭和合に努めよ


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三十番・凶                          
(漢詩)
仙鶴立高枝 防他暗箭虧 井畔剛刀利 戸内更防危

(訳) 
仙鶴、高枝に立つ 他の暗箭(あんせん)の虧(か)くを防げ 井畔の剛刀利(するど)く 戸内更に危きを防げ

(大意)
気高く美しい鶴が樹上高く止まって、他人の眼によくつく、/ 鶴の気高さ、美しさを妬む物が、人知れず射かけてくる矢に傷つけられぬよう、注意せよ。/樹の上ばかりでなく、陥井(おとしあな)の畔(ほとり)で鋭い刃物を持って待ち構えているような者もいる。/ そして更に、家庭内の危険にも重々注意して、それらを未然に防げ。

(みくじの解)
宋版天竺霊籤は、このみくじを小人から身を守る卦ととらえている。出る杭の打たれぬよう注意せよ。

第31番「末吉」

鯤鯨未變時 且守碧潭溪 風雲興巨浪 一息過天地

時の来るまで堪える大魚 深き淵にて潜みて待てど 時節来たらば大波起こし 一気に飛び立つ空の果てまで


【総 合】大いなる望みを持つが、好機はいまだ訪れていない。苦労困難に堪えて待てば、時機を捉えて一気に成功する。
【願 望】末にかなう
【病 気】長引くが回復する
【待 人】遅くとも来る
【失 物】出がたし
【縁 談】急ぐべからず、後程よし
【売 買】あせると悪し
【その他】万事気長にしてよし、家移りは春にして吉

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三十一番・末吉                   
(漢詩)
鯤鯨未変時 且守碧潭淇 風雲興巨浪 一息過天池

(訳) 
鯤鯨(こんげい)未だ変ぜざるの時 且(しばら)く碧潭(へきたん)の淇(ふち)を守れ 風雲、巨浪を興さば 一息天池を過ぎん

(大意)
北の涯(はて)に棲むというあの大魚・鯤もまだ大鵬という巨鳥に変身していない。(鯤鯨は「荘子」にでてくる想像上の巨大な魚)/時の来るまでは、しばらく深い水の淵に身を潜めて、おとなしく力をためておれ。/ひとたび時を得て、風雲が巻き起こったならば、/その時は一気に、天の涯まで飛んでいくことが出来よう。


(みくじの解)
はじめは思うことが叶い難いが、心静かに時節を待てば、のち大いに良し。

第32番「半吉」

似玉藏深石 休將故眼看 一朝良匠別 方見寶光寒

岩に隠れる玉ありとても 目先利かずはそのまま埋もる 見る目ある人一目に見分け 磨かばまさに宝の光


【総 合】玉も磨かないと光らないのと同じく、人も才能があっても生かさなければ役に立たない。よく学び、大いに努力して自らを磨くならば、天分の才能が発揮され、いつしか良き師、善友に恵まれ、出世して社会に尽くすことができる。
【願 望】かなうべし
【病 気】長引くが命には別状なし
【待 人】遅し
【失 物】思いもよらぬところより出る
【縁 談】入念にしてよし、近きよし
【売 買】相手を選ぶべし
【その他】心をいれて進むとよし、思いのほか慶事あり

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三十二番・末吉                   
(漢詩)
似玉蔵深石 休将故眼看 一朝良匠別 方見宝光寒

(訳) 
玉の深石に蔵(かく)るるに似たり/故眼(こがん)を将(も)って看るを休めよ/一朝、良匠別ち/方(まさ)に宝光の寒きを見ん

(大意)
宝玉が原石の奥深くに、隠れているようなものである。/凡庸な眼で眺めるのをやめよ。/ところが玉作りの名工であれば、一目で宝玉が隠れていることを見抜いて、/冴え冴えとひかりかがやくほうせきを磨き出すであろう。


(みくじの解)
はじめは人に進化が評価されず不遇な時を過ごすが、ひとたび己を知る者を得たのちは、この玉のように素晴らしい輝きを発揮するであろう。

第33番「吉」

枯木逢春艷 芳菲再發林 雲間方見月 前遇貴人欽

枯木も芽を吹き春艶やかに 花も芳し心も楽し 雲間に月を見るがごとく 観音菩薩導きたもう


【総 合】長い冬の苦労が報われて春の花が咲くような人生である。信仰心を持って進めば、先には神仏の御加護をいただくことができる。
【願 望】かなう
【病 気】回復する
【待 人】来る
【失 物】遅く出る、高いところを探すべし
【縁 談】よし
【売 買】利あり、目上の人に出入りして得あり
【その他】神仏に帰依し、先祖を敬ってよし

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三十三番・吉                      
(漢詩)
枯木逢春艶 芳菲再発林 雲間方見月 前遇貴人欽

(訳) 
枯木春に逢うて艶やかなり/芳菲(ほうひ)再び林に発す/雲間方(まさ)に月を見る/前(すすんで)貴人の欽(よろこ)びに逢う

(大意)
春、冬枯れの木々にも艶やかな花が咲き、/林には芳しい花の香りが満ちている。/月も雲間から姿をあらわし、/その上なお、目上の引き立てにもあずかり、運勢はますます上向きとなる。

(みくじの解)
目上の引き立てもあって、運気はますます盛んとなるであろう。
:中村一番大吉より、元、明代のおみくじの原型

第34番「吉」

臘木春將至 芳菲喜再新 鯤鯨興巨浪 擧釣祿為眞

冬来て春の巡り来たりて やがて芽を吹き花また芳し 大魚大波起こすとみれば 針に掛かるは宝の獲物


【総 合】前途は開け、思いのままに進む。しかしこれは冬ごもりの苦労に堪えた結果である。身の程を忘れるべからず。
【願 望】かなう
【病 気】回復する、長い病は季節の変わり目によくなる
【待 人】少し遅く来る
【失 物】出る
【縁 談】進めてよし
【売 買】利あり、多くは買い込むべからず
【その他】旅立ち吉、家庭和合に努めよ

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三十四番・大吉                   
(漢詩)
臘木春将至 芳菲喜再新 鯤鯨興巨浪 挙鈎禄為真

(訳) 
臘木(ろうぼく)春将(まさ)に至らんとし/芳菲(ほうひ)、喜び再び新たなり/鯤鯨(こんげい)巨浪を興し/鈎(つりばり)を挙ぐれば禄真(まこと)たり

(大意)
春の訪れと共に、冬木も芽吹き/芳しい花の香が、再び漂う季節となった。/鯤鯨が時を得て、淵の底から巨浪とともに姿をあらわし/鈎を挙げてみると、なんとその鯤鯨という大物がかかっているではないか。

(みくじの解)
古きを改め新しくことをはじめるなら、大成功疑いなしである。

第35番「吉」

射鹿須乘箭 胡僧引路歸 遇道同仙籍 光華映晩輝

幸運の鹿を射るには良き矢を選べ 道案内も良き人を得れば うち連れ進む理想の天地 光輝く夕焼けの空


【総 合】事を成すためには適切な手段を選ぶべきである。誠意をもって進めば良き師、良き友に恵まれる。急いては事を仕損じる。
【願 望】後にかなうべし、九月以降
【病 気】回復する
【待 人】来る
【失 物】出る
【縁 談】よし
【売 買】利あり
【その他】家移りよし


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三十五番・吉                      
(漢詩)
射鹿須乗箭 胡僧引路帰 遇道同仙籍 光華映晩暉

(訳) 
鹿を射るは須(すべか)らく箭に乗ずべし/胡僧、路を引いて帰る/道に遇う、仙籍を同じうするに/光華、晩暉に映ず

(大意)
鹿(禄)を射る(得る)には、箭によらなくてはならない。/そうすれば、天竺の胡僧が道案内をしてくれよう。/道中、同志の者も出会えて。/栄華は夕日のように輝くであろう。

(みくじの解)
陰貴の人(高僧など)の手引きで、晩年大いに財産を得る兆

第36番「末吉」

先損後有益 如月之剥蝕 玉兎待重生 光華當滿室

今失うとも先の益まで 月の蝕み自ずと剥げて またも顔出す時ともなれば 光輝き叶い明るし


【総 合】まず与えるものは、後に得るものがある。神仏の御加護を受けて次第に幸運に向かうべし。
【願 望】末にかなう
【病 気】長引くが回復する
【待 人】遅く来る
【失 物】出がたし、後に出ることあり
【縁 談】入念に進めてよし
【売 買】末によし
【その他】婚礼、旅立ち吉

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三十六番・末吉                   
(漢詩)
先損後有益 如月之?蝕 玉兎待重生 光華当満室

(訳) 
先に損じ、後に益有り/月の蝕を剥ぐが如し/玉兎(ぎょくと)の重ねて生ずるを待て/光華当(まさ)に室に満つべし

(大意)
損が極まれば、必ず益となる。/それはあたかも、月が月食からまただんだん明るくなっていくのと同じである。/次の満月まで待て。/そうすれば、室中光華で満ち溢れるであろう。

(みくじの解)
ものごとが極まって、また回復する卦なので、願望は叶う。しかし、短期は禁物である。

第37番「半吉」

陰靉未能通 求名亦未達 幸然須有變 一箭中雙鴻

黒雲たなびき光見られず 求むるものは手に取りがたし やがて時節の到来すれば 一石二鳥の獲物あるなり


【総 合】心に迷いのある時は天には通じず。目が覚めれば自ずとよいことが来る。欲を出すと一石に一鳥も得ることはかなわない。心して進むべし。
【願 望】末にはかなう
【病 気】長引く
【待 人】遅く来る
【失 物】出がたし
【縁 談】末に整う、近き方よし
【売 買】控えるが無難
【その他】家移り吉、万事末にはよし

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三十七番・末吉                   
(漢詩)
陰靉未能通 求名亦未逢 幸然須有変 一箭中双鴻

(訳) 
陰靉(いんあい)未だ通ずる能(あた)わず/名を求めて亦未だ逢わず/幸然須(すべから)らず変有るべし/一箭双鴻(そうこう)に中(あた)る
(大意)
雲が暗く垂れこめ、日の光もまだ射さない。/名を揚げようとしてもこれもまたまだ運が開けない。/しかし、やがてひょっこり、幸運が舞い込んで、/一本の矢で二羽の鴻を射落とすような、意外な喜びに出会うであろう。
(みくじの解)
はじめ、ものごとは思い通り運ばないが、中頃より太陽も雲間より顔をのぞかせ、望外の幸せが舞いこんでこよう。 

第38番「半吉」

月照天書靜 雲生霧彩霞 久想離庭客 無事惹咨嗟

月も明るく穏やかなりしに 雲出で来たり霞を込めたり 別れし友さえ今は懐かし ただくよくよと嘆く今のみ


【総 合】今までの華やかさもどこかへ。落ち目になれば人を怨み、世を憎むのが人の常である。何事にも誠心誠意をもって対処すべし。
【願 望】かなわず、目上の人の力を頼りとすべし
【病 気】危うし、神仏の加護を祈るべし
【待 人】来ず
【失 物】出ず
【縁 談】よくない
【売 買】利なし、急ぐべからず
【その他】旅立ち、縁談わるし

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三十八番・半吉                   
(漢詩)
月照天書静 雲生霧彩霞 久想離庭客 無事惹咨嗟
(訳) 
月は照りて店書静かなり/雲は生じ、霧は霞を彩る/久しく想う、離庭の客/事無くして、咨嗟(しさ)を惹(ひ)く
(大意)
月が天空を静かに照らす、良夜である。/ところが、しだいに雲が出て濃霧が立ちこめ、月光が蔽われてきた。/そのような境遇になってみると、想われるのは遠方の親しい人々のことで、/しきりに嘆息(咨嗟)の出るこの頃である。

(みくじの解)
今まで不満もなかったのに、しだいに運が傾いてきた。時の運の不利なことを察して、万事慎重に行動せよ。

第39番「凶」

望用方心服 家郷被火災 憂危三五度 由損斷頭財

真心込めて望み起こせど 家は焼かれる家財は失う 三度五度重なるうめき 命と頼む宝も空し


【総 合】被災に見舞われるなど人生には必ず苦しい時期があり、よくないことが重なることもある。神仏の御加護を祈り、時機を待つのがよい。
【願 望】かないがたし
【病 気】危うし、油断禁物
【待 人】来ず、こちらより行きてよし
【失 物】出ず
【縁 談】近きにあり
【売 買】売りはよし、買いは利なし
【その他】万事時を待つべし

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三十九番・凶                      
(漢詩)
望用方心腹 家郷被火災 憂危三五度 由損断頭材

(訳) 
望用、心腹に方(あた)り/家郷火災を被る(こうむ)る/憂危三五度/由(なお)頭材を損断するがごとし

(大意)
遠方を望めば、自分の急処ともいうべき、/故郷が火災にあった。/そんな憂危(さいなん)がたびたび起こって、/大切な財産を、失ってしまったようなものである。

(みくじの解)
居宅の火災、破産などの災厄に注意せよ。

第40番「半吉」

中正方成道 姦邪恐惹愆 壷中盛妙藥 非久去煩煎

正しきことこそ誠の道なれ 邪心は身をば誤まる 本来具わる真心妙薬 あれこれ迷う煩わしさなし


【総 合】正しい道を歩む者には誤りなし。信念が固ければ恐れるものもなし。まさに心清らかに妙薬を得て神仏の御加護を授かる。
【願 望】かなうべし
【病 気】回復する
【待 人】遅く来る
【失 物】人の知らせで出る
【縁 談】よし
【売 買】利あり
【その他】人を頼りとするなかれ



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四十番・末吉                      
(漢詩)
中正方成道 姦邪恐惹愆 壷中盛妙薬 非久去煩煎

(訳) 
中正方に道を成す/姦邪恐らく愆(あやま)ちを惹かん/壷中妙薬を盛る/久しきに非ずして煩煎を(はんせん)を去らん                                                                                                                                       

(大意)
偏らず正しき道を行えば、道は開く。/こうした正しき人はえてして姦邪のひとから邪魔されて、あやまちを起こすことも多い。/しかし、壷の中の妙薬を用いれば、/遠からずして、苦しみは去るであろう。


(みくじの解)
悪人にそそのかされて、あやまちを起こす形。人を選んで交わることが肝要である。

第41番「末吉」

有物不周施 須防損半邊 家郷煙火裏 祈福始安然

ものありながら整わず 半ば叶えば成功と知れ 眉に火のつく急場の今は 神や仏に祈らば安泰


【総 合】自分の意志とは裏腹に物事が整わない。神仏に帰依して安泰を祈り、小さなことにこだわらずに誠の大道に進むべし。
【願 望】末にかなう
【病 気】長引くが回復する
【待 人】遅く来る
【失 物】遅く出る、東南を探すべし
【縁 談】遅く整う
【売 買】念を入れてよし
【その他】辛抱強く誠意をもってよし

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四十一番・末吉                   
(漢詩)
有物不周旋 須防損半辺 家郷煙日裡 祈福始安全       
(訳) 
物有り周旋せず/須(すべから)く半辺を損ずるを防ぐべし/家郷は煙火の裡(うち)/福を祈りて始めて安全                                                                                                                                          
(大意)
邪魔物があって、ものごとが円滑に回転しない。/無理に回転させようとして、半分台なしにするようなことは避けよ。/家庭内には不穏な火種が、くすぶっている。/神仏に心をこめて祈れば、災いを免れることができよう。 
(みくじの解)
はじめはものごとが思うようにいかず、家庭内にも心配の種が絶えない。運が向いてくる時を待て。

第42番「吉」

桂花春將到 雲天好進程 貴人相遇處 暗天再分明

やがて桂の花咲く春に 空は穏やか道も開けて 観音菩薩導きたまい 元の暗闇今は明るし


【総 合】長い冬ごもりのわびしさも、春となって気持ちもほがらかになる。おごる心を引き締め、神仏の御加護によって正しく力強く歩むべし。
【願 望】かなう、後ほど喜び大きい
【病 気】回復する
【待 人】来る
【失 物】外より出る
【縁 談】よし、女性は遅く良縁あり
【売 買】利あり
【その他】家移りよし、旅立ち吉、農業・商売の職業よし

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四十二番・吉                      
(漢詩)
桂華春将到 雲天好進程 貴人相遇処 暗月再分明            
(訳) 
桂華春将(まさ)に到らんとし/雲天程(みち)を進むるに好し/貴人相遇うの処/暗月再び分明なり                                                                                                                                          
(大意)
桂花(もくせい)の花が咲いて、春も間近、/だんだん運が向いてきて、前途も開けてきた。/目上の貴人の引き立ても得て、/以前の暗夜も再び月が出て、明るくなろう。 
(みくじの解)
新規にことを始めるに良し。旅立ちは、行く先に喜びごとあり。

第43番「吉」

月桂將相滿 追鹿映山溪 貴人乘遠箭 好事始相宜

やがて満月さいさき良けれど 目当ての獲物は山谷隔つ 大悲の菩薩の弓矢頼めば 望み叶いて幸せとなる


【総 合】神仏は誠意ある者に対しては慈悲を惜しむことはない。信心をもって進めば望みもかない、幸福となる。
【願 望】かなうべし
【病 気】回復する
【待 人】来る
【失 物】遅く出る
【縁 談】よし
【売 買】利あり
【その他】正直たるべし

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四十三番・吉                      
(漢詩)
月桂将相満 追鹿映山渓 貴人乗遠箭 好事始相斉


(訳) 
月桂将(まさ)に相満たんとし/鹿を追うて三渓に映ず/貴人遠箭に乗ず/好事始めて相斉(あいととの)う                                                                                                                                     
(大意)
月がまさに満月になろうとしている。/鹿(禄)を追っていると、その姿が谷川の水に映って、あとひと息で捕まえることができそうである。/ちょうどその時、引き立ててくれる人物の助力もあって、/鹿を獲ることができた。

(みくじの解)
吉運のみくじであるが、慢心は禁物である。

第44番「吉」

盤中黒白子 一著要先機 天龍降甘澤 洗出舊根基

碁を打つも事を成すのも同じこと 先手を取るが何より要 天の助けの甘露の雨で 洗い流せよ凡夫の迷い


【総 合】心迷うままに世の中を過ごし、人の助けのみを待っていても埒(らち)が明かない。自ら先手を打つのがよい。
【願 望】かなう
【病 気】回復するが養生を怠るべからず
【待 人】遅く来る
【失 物】気長に探せば出る
【縁 談】進めてよし、秋なおよし
【売 買】思案が長いと不利
【その他】神仏に帰依すべし

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四十四番・吉                      
(漢詩)
盤中黒白子 一著要先機 天龍降甘沢 洗出旧根基              
(訳) 
盤中の黒白子(くろびゃくし)/一著(いっちょ)、機を先んずるを要す/天龍甘沢(かんたく)を降らし/旧根の基(き)を洗出せん                                                                                                                                          
(大意)
基盤の上の黒石と、白石。/勝負は、一手(一著)ごとに先手を取って、相手の機先を制していかねばばらない/そうすれば天もまた、恵みの雨を降らして、/草木の旧い根方を洗い出すように、今までの汚れや澱(おり)も一掃され、新しい運命が拓けてくるであろう。


(みくじの解)
万事先手を取り、長い間そのままにしていた懸案の事項に、速やかに取り組めば吉。

第45番「吉」

有意興高顯 祿馬引前程 得遇雲中箭 芝蘭滿路生

塔を建つべく思い立ちしに 馬に財宝幸先良き道 有難きかな天の助けよ めでたき草も地に生い茂る


【総 合】塔を建てるなどの善行は天の助け、地の恵みを受けるという徳行である。人の善をとり、自分の非を正すことが大切である。この心がけで心清らかに長寿を保つべし。
【願 望】かなうべし
【病 気】回復する
【待 人】来る
【失 物】遅く出る
【縁 談】進めてよし
【売 買】大いに利あり
【その他】家移り吉、子宝多し


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四十五番・大吉                   
(漢詩)
有意興高顕 禄馬引前程 得遇雲中箭 芝蘭満路生             
(訳) 
意(こころ)有りて高顕(こうげん)を興さんとすれば/禄馬、前程に引く/雲中の箭に遇うを得て/芝蘭、路に満ちて生ず

(大意)
大いに功名をあらわそうという心があるならば、/富貴が前途に待ち構えているであろう。/そしてさらに、思いがけない神仏の加護にも遇うことができて、/めでたい香り草が、行く手の路を一面に埋め尽くしている。 
(みくじの解)
目上の人物や貴人の引き立てにより、立身出世する形である。

第46番「凶」

雷發震天昏 佳人獨掩門 交加文書上 無事也遭屯

雷起こりて天地を震わし 乙女は閉ざし独りおののく 文の遣り取り入り組み縺れ 上辺は無事でも行き悩みあり


【総 合】不意の出来事が起こり、騒動となる。表面上は大丈夫のように見えても苦労がある。この世の無常と心得て、神仏の御加護を信じて進むべし。
【願 望】かなわず
【病 気】悪し、油断禁物
【待 人】来ず、来るとも遅し
【失 物】出ず
【縁 談】行き悩む
【売 買】利なし
【その他】総じて新たに事を起こすは万事中途半端となる

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四十六番・凶                      
(漢詩)
雷発震天昏 佳人独掩門 交加文書上 無事也??              
(訳) 
雷発し、天に震(ふる)って昏(くら)く/佳人独り門を掩(おお)う/文書の上に交加す/事無くして也(また)??(てんちゅん)                                                                                                                                          
(大意)
突然雷鳴が起こって、空が昏くなってきた。/美女が独り、門を閉じて恐れおののいている。/文書上のことで、思わざる厄介なできごとが起きて、/今まで何ごともなく無事だったのに、とんだ悩みができてしまった。 
(みくじの解)
門を閉じて、反省すべき時である。自分の才能を頼んで、無理にことをなしてはならない。

第47番「吉」

更望身前立 何期在晩成 若過重山去 財祿自相迎

更に進みて出世を望まば 焦らずゆっくり成功を待て 山坂越えて難儀の果てに 巡り来るなり名誉も富も


【総 合】急いては事を仕損じる。急がず、焦らず、誠心誠意で進めば、苦労を乗り越えて必ず成功する。
【願 望】後にかなう
【病 気】遅くとも回復する
【待 人】遅く来る
【失 物】出るが遅い、外を探すべし
【縁 談】あせらずに進めてよし、仲人に任すべし
【売 買】先を急いでは利なし
【その他】焦れば凶

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四十七番・末吉                   
(漢詩)
更望身前立 何期在晩成 若過重山去 財禄自相迎              
(訳) 
更に望む、身の前(すす)み立たんことを/何ぞ期せん、晩成に在(あ)るを/若し重山を過ぎて去らば/財禄自(おの)ずから相迎えん                                                                                                                                          
(大意)
目前の立身出世を、いっそう望んでいるが、/どうして大器晩成の暁を、じっくり待てないのか。/家を離れ、他郷へでも出れば、/財産も俸禄も、向こうからやってくることであろう。

(みくじの解)
はじめは滞りがあるが、のちには先方から果報が飛びこんでくる。新天地へ出て、活躍の場を求めれば吉。

第48番「半吉」

見祿隔前溪 労心休更迷 一朝逢好渡 鸞鳳入雲飛

宝の山は谷を隔て ああもこうもと迷うをやめよ 渡りに舟の時節来たらば めでたき印空に満つべし


【総 合】欲しいものが目の前にあっても手に入れることは難しい。迷いの心を生じるだけである。神仏の御加護を信じて進むべし。好機を待つのがよい。
【願 望】かなうべし
【病 気】長引くが回復する
【待 人】来る
【失 物】出る、西北を探すべし
【縁 談】よし
【売 買】よし
【その他】家移りよし


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四十八番・末吉                   
(漢詩)
見禄隔前渓 労心休更迷 一朝逢好渡 鸞鳳入雲飛              
(訳) 
禄を見るも前渓を隔つ/心を労して更に迷うを休(や)めよ/一朝、好渡に逢わば/鸞鳳、雲に入って飛ばん                                                                                                                                      
(大意)
もうひと息で俸禄(鹿)に手が届きそうなのだが、間に渓川が流れているようなもので、獲れそうで獲れない。/だからといって、あれこれ心配する必要はない。/ひとたび渓川の向こう側への、好い渡し場が見つかれば、/禄(鹿)も獲得でき、鸞鳳という瑞祥の取りが天高く飛ぶような、大出世がかなうであろう。 
(みくじの解)
はじめは何ごとも妨げが多いが、しだいに好転し、最後には大成功を収める。

第49番「吉」

正好中秋月 蟾蜍皎潔間 暗雲知甚處 故故兩相攀

一点雲なくまさに名月 清く明るく輝けるさま 邪魔する雲の行方いずくぞ それぞれ叶う二つの願い


【総 合】月の中にウサギとカエルが住むという伝説がある。輝く月にこの二つともが見えるごとく、明らかな心持ちが大切である。心の月が曇らないように正しい道を進むべし。
【願 望】かなう
【病 気】ゆっくり回復する
【待 人】ゆっくり来る
【失 物】出る
【縁 談】整う
【売 買】利あり
【その他】旅立ち吉


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四十九番・吉                      
(漢詩)
正好中秋月 贍蜍皎潔間 暗雲知何処 故故両相攀              
(訳) 
正に好し、中秋の月/贍蜍(せんじょ)、皎潔(こうけつ)の間/暗雲何れの処なるかを知らんや/故々両(ふたつ)相攀(よ)ず                                                                                                                                          
(大意)
中秋の名月が、円々と輝いている。/皎々と照るその月には贍蜍(ひき蛙)が棲んでいる(中国古代の神話では、月中に兎と贍蜍が棲むといわれる)。/夜空は澄み渡り、暗雲などはどこにもない。/月の中では故(ふる)い友人同士の兎と贍蜍が仲良く桂花(もくせい)の木に攀(よ)じ登って遊んでいる。 
(みくじの解)
万事十分の形。すべて控え目にすべし。

第50番「吉」

有達宜更變 重山利政逢 前途相偶合 財祿保亨通

正しき道はあくまで進め 行手に見える幸せの山 思いもよらぬ望みも叶い 福祿具わり立身するなり


【総 合】神仏に帰依して正しい道をあくまで進むべし。望みもかない、財産、名誉もおのずと付帯する。
【願 望】かなうべし
【病 気】回復する、医薬をかえてみよ
【待 人】来る
【失 物】遅く出る、西南を探すべし
【縁 談】近きにあり、整う
【売 買】利あり
【その他】人の話を鵜呑みにするべからず

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五十番・吉                          
(漢詩)
有達宜更変 重山利政逢 前途相偶合 財禄保亨通              
(訳) 
有達(ゆうたつ)宜(よろ)しく更変すべし/重山、利まさに逢う/前途相偶合し/財禄亨通(こうつう)を保たん                                                                                                                                          
(大意)
望みを達するには、従来の方法を改めたほうが良い。/家を出て他郷に新天地を求めるなら多くの利が得られるであろう。/それから先は仕事のもくろみも当たって、トントン拍子に、/財宝も俸禄も、望みどおりになるであろう。 
(みくじの解)
従来の考え方、物の見方などを、変えてみるがよい。はじめは苦しくても、やがて運勢は開ける。


第51番「吉」

修進甚功辛 労生未得時 騰身遊碧漢 方得遇高枝

努め励めどその甲斐少なし 身を粉にしてもまだ時至らず 大空めがけて飛び上がり見よ 落ち着く先はまさにあるなり


【総 合】時としてうだつのあがらないことがある。思い切って大空に羽ばたくように、気持ちを取り直して進むぺし。うまく着地できる時機がある。
【願 望】かなうべし
【病 気】一進一退
【待 人】遅し
【失 物】すぐに出ず、気長に探すべし
【縁 談】進めてよし
【売 買】押して進めて利あり
【その他】万事思い切りが大切

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五十一番・吉                      
(漢詩)
修進甚功奇 労生未得時 騰身遊碧漢 方得遇高枝              
(訳) 
修進、甚だ功奇なり/生を労して未だ時を得ず/身を騰(あ)げて碧漢(へきかん)に遊び/方(まさ)に高枝に遇うを得ん                                                                                                                                          
(大意)
精進に勤めて、大変奇特である。/しかしいくら骨を折っても修行しても、いまだに開運の時を得ない。/それではと一大決心をもって、身を躍らせて碧漢(あおぞら)まで飛び上がってみたら、/(幸い)精進に応じた身の置き場所、待遇を得て、運気もおおいに開けてくるであろう。 
(みくじの解)
思い切りよくことに対処すれば、望外の幸せが得られる。

第52番「凶」

有過須惹訟 兼有事交加 門裏防人厄 災臨莫嘆嗟

過ちありて争い起こる 事なかなかに入り交じる 家内の和合に心すべきぞ 災い来るも嘆くをやめよ


【総 合】物事に食い違いが生じて争いに発展し、紛糾する。まずは身の回りにおいて憂いのないように心がけるべし。
【願 望】かないがたし
【病 気】危うし
【待 人】来ず
【失 物】出がたし
【縁 談】整わず
【売 買】折りがあわない
【その他】家移りは春秋、火の用心

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五十二番・凶                      
(漢詩)
有ケン須惹訟 兼有事交加 門裏防人厄 災臨莫嘆嗟
有僣須惹訟 兼有事交加 門裏防人厄 災臨莫嘆嗟
 (訳) 
あやまち有りて須(すべから)く訟を惹くべし/兼ねて事の交加する有り/門裏、人厄(じんやく)を防げ/災臨んで嘆嗟する莫(なか)れ                                                                                                                                    
(大意)                                                         
過ちをしでかし、訴訟沙汰のような事件を引き起こすであろう。/その上事情がもつれ絡み合って、やっかいなことになる。/家内に不心得者が出ないように、注意し、/いざ災いがやって来た時に、後悔することがないようにせよ。

(みくじの解)
常に苦労絶えず、心得違いにより訴訟沙汰あり。身を慎めば人の助けを得て、無事であろう。

第53番「吉」
久困漸能安 雲書降印權 殘華終結實 時亨祿自選

久しき間の苦しみ解けて 天より授かるこのお墨付き 残りの花にも実を結ぶほど 時に伴い幸せとなる


【総 合】長い間も苦労から解放される。日ごろの努力が実を結び、仏天よりお墨付きをいただくほど安寧を得る。
【願 望】かなう
【病 気】長引くが回復する
【待 人】来る
【失 物】出る
【縁 談】急いでよし
【売 買】利あり
【その他】目上の人を敬うべし

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五十三番・末吉                   
(漢詩)
久困漸能安 雲書降印権 残華終結実 時亨禄自選

(訳) 
久困(きゅうこん)漸く能く安んず
雲書(うんしょ)、印権(いんけん)を降す
残花終(つい)に実を結び
時亨(とお)り、禄自(おの)ずから遷(うつ)らむ

(大意)
久しい苦労がやっとむくわれ、/目上からお墨付きの書類と、役目をあらわす印章を与えられた。/残り花に実が結んだように、/時節が到来して、地位も自然に昇進するであろう(宋版天竺霊螢は、「遷」を「還」とする)。  

(おみくじの解)
春風に氷が融けるように、今までの困窮苦難も漸くまぬがれられよう。





第54番「凶」

身同意不同 月蝕暗長空 綸雖常在手 魚水未相逢

気ばかり焦りてやきもきすれど 月は蝕み夜空は暗し 糸を手にして頼りを待てど 魚心なく水心なし


【総 合】あれもこれもと気持ちはあせるが、思うようにはならない。落ち着いて時節を待てば、好機も訪れる。
【願 望】末にかなう
【病 気】長引く
【待 人】来るが遅い
【失 物】出がたし
【縁 談】急には整わず
【売 買】先に延ばすべし
【その他】家移り、旅立ち、結婚は当面見合わすべし

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五十四番・凶                      
(漢詩)
身同意不同 月蝕暗長空 綸雖常在手 魚水未相逢

(訳) 
身同じかれど、意(こころ)同じからず/月蝕(げっしょく)、長空暗し/綸(つりいと)は常に手に在りと雖も/魚水未だ相逢わず

(大意)                                                         
身体はひとつであるが、心はあれこれ迷うことばかり。/まるで月蝕のように空は暗く、見通しがたたない。/釣り糸はいつも垂れているけれども、/まだ魚はかからぬ。

(みくじの解)
今はあれこれ迷っても、何ごとも思い通りにならない。あせらず、時節到来を待て。

第55番「吉」

雲散月重明 天書得誌誠 雖然多阻滯 華發再重榮

雲は散り去り月また明るし 星もくまなく鮮やかに見ゆ いつまた雲の邪魔ある知らねど 今を盛りと花は咲くなり


【総 合】迷いの雲は晴れてすがすがしい。この状態で誠を尽くして正しい道に進むべし。邪心が起こらないように気を付けるべし。
【願 望】かなう
【病 気】間もなく回復する
【待 人】来る
【失 物】出る
【縁 談】よし
【売 買】利あり
【その他】神仏・先祖に祈念してよし

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五十五番・吉                      
(漢詩)
雲散月重明 天書得志誠 雖然多阻滞 花発再重栄

(訳) 
雲散じ、月重ねて明らかに/天書、至誠を得たり/然く阻滞(そたい)多しといえども/花は発(ひら)き、再び重ねて栄えん

(大意)                                                         
雲が散って月が再び明るさを取り戻し、/天体(天書)の真の姿が、隠れもなく明瞭に眺められる/今まではとかく、妨げが多かったけれども、/花が開くように、再び重ねて運が開けてきた。

(みくじの解)
今までの憂いは散じ、願望は成就しよう。

第56番「半吉」

生涯喜復憂 未老先白頭 労心千百度 方遇貴人留

喜びあれば憂いもあるなり 歳の若きに頭は白髪 苦労艱難度重なれど 観音菩薩は見捨てたまわず


【総 合】人生は一喜一憂である。苦労、困難をいとわず、誠の道にいそしめば神仏の御加護をいただいて末には幸福に導かれる。
【願 望】おそくかなう
【病 気】長引くが回復する
【待 人】遅し
【失 物】遅く出る
【縁 談】末にまとまる
【売 買】焦るとよくない
【その他】盗難に注意すべし、中年以降よし

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五十六番・末小吉                             
(漢詩)
生涯喜又憂 未老先白頭 労心千百度 方遇貴人留

(訳) 
生涯喜び又憂う/未だ老いずして先ず白頭/心を労すること千、百度/方(まさ)に貴人の留むるに遇(あ)わん

(大意)                                                         
浮いたり沈んだり、安定しない生活が続く。/まだ若いのに、心配ごとが多く髪が白くなった。/そんな心配ごとが、百度、千度と多く続くが、/やがて目上の引き留めにあって、運勢も好転してゆくであろう。

(みくじの解)
中年までには万事に思わしからず、心労が続くが、晩年目上の引き立てもあって大いに成功する。



第57番「吉」

欲渡長江闊 波深未息儔 前津逢浪靜 重整釣鼈鈎

渡る大河あまりに広く 波高くして連れ立つともなし 岸辺静かに凪を待ちて 針の支度し大亀釣らん


【総 合】欲望に心がはやるが、波風が荒く思うにまかせられない。しばらく時を待って、準備を整えて仕事にかかるように心がけるべし。
【願 望】かなうべし
【病 気】長引くことあるも回復する
【待 人】来る
【失 物】出る
【縁 談】よし
【売 買】利あり
【その他】争いごとつつしむべし

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五十七番・吉                      
(漢詩)
欲渡長江濶 波深未有儔 前津逢浪静 重整釣鼇鈎              
(訳) 
渡らんと欲せば、長江は濶(ひろ)く/波深くして未だ儔(とも)有らず/前津、浪の静かなるに逢わば/重ねて鼇(ごう)を釣るの鈎(つりばり)を整えん

(大意)                                                         
長江(大河)を渡ろうとしたが、河幅はとてつもなく広く、/波も高くて、一緒に渡ろうという連れも見つからない。/前方の渡し場の波が幸いに静まったなら、/すっぽんを釣る釣針の用意をしよう。

(みくじの解)
まだ時期が熟していない。あせらずに時節到来を待つべし。



第58番「凶」

有徑江河隔 車行峻嶺危 亦防多進退 猶恐小人虧

道はあれども大海隔て 車にすれど山坂険し 進退ここに極まる時に つまらぬ輩の邪魔もあるらし


【総 合】道は海山を隔てて容易に進むことができない。その上つまらない邪魔も入る。神仏の御加護をひたすら祈って対応するほかになし。
【願 望】かないがたし
【病 気】回復は難しい
【待 人】来ず
【失 物】出ず
【縁 談】障害あり
【売 買】おもわしくなし
【その他】万事妨げ多し

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五十八番・凶                      
(漢詩)
有径江海隔 車行峻嶺危 亦防多進退 猶恐小人虧              
(訳) 
径(みち)有るも江海隔て/車行、峻嶺危うし/亦(また)多くの進退を防げ/猶(なお)小人の虧(か)くを恐る

(大意)                                                         
道はあるのだが、途中広い江に隔てられ、/車は、険しい嶺の上を行かなくてはならない。/進むにも退くにも、危険を防ぐ必要がある。/このような時はえてして、つまらぬ人間のそしりや妨害を受けがちである。用心せよ。 
(みくじの解)
万事障害多く、運気大いに悪し。何ごとも慎んで細心に道を進むべし。

第59番「凶」

去住心無定 行藏亦未寧 一輪清皎潔 却被黒雲乘

移り心のただいらいらと 進むか引くかそれさえ思案に余る 清く明るく輝く月も 迷いの雲に隠れて暗し


【総 合】月のように清らかな心の持ち主でも、決心がゆるぎ、あれこれと迷いがちである。正しい考えがまとまらない。正念は信仰より生まれる。
【願 望】かなわず、時を待て
【病 気】一進一退、養生と信心が肝要
【待 人】来ず
【失 物】出ず
【縁 談】滞りがちなり
【売 買】おもわしくなし
【その他】旅立ちは秋冬にすべし

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五十九番・凶                      
(漢詩)
去住心無定 行蔵亦未寧 一輪清皎潔 却被黒雲瞑              
(訳) 
去住、心定め無く/行蔵、亦(また)未だ寧(やす)からず/一輪清く皎潔(こうけつ)/却(かえって)黒雲に瞑(くら)まさる

(大意)                                                         
何をすべきか、身の去就に決心がつかず、/出所身体もまたいまだ安定しない。/本来、澄み渡る月のように、清らかな心の持ち主なのだが、/かえって黒雲におおわれた月のように、光(良心)を発揮できない。

(みくじの解)
月の黒雲におおわれた形で、思うことかなわず、他人から無実の疑いをかけられたことがある。常に注意して、他人の誤解を防げ。

第60番「半吉」

高危安可陟 平坦是延年 守道當逢泰 風雲不偶然

危うき橋は無理に渡るな 地道を行くが長生きのもと 誠の道は常に安泰 やがては出世の糸口あるべし


【総 合】心素直に世の中を生きることが仏天の御加護をいただいて幸福を得る道である。地道に進むべし。
【願 望】かなう
【病 気】回復する、気長に養生すべし
【待 人】早く来ればよし
【失 物】じっくり探して出る、西南を探すべし
【縁 談】順調に進む
【売 買】利あり
【その他】よし

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六十番・吉                          
(漢詩)
高危安可渉 平坦是延年 守道当逢泰 風雲不偶然              
(訳) 
高危、安(いずく)んぞ渉(わた)るべけん/平坦、是れ延年/道を守りて当(まさ)に泰(たい)に逢うべし/風雲も偶然ならず

(大意)                                                         
高く危うい場所にいて、どうやって世の中を渡ってゆくことができよう。/平凡な道を歩んでゆくのが、長生きの秘訣である。/このような道を守ってゆけば、当然安泰に到り、/風雲を起こして立身出世するであろうが、それも偶然そうなったのではなく、平素の行いがそうさせたのである。

(みくじの解)
心を正直に努力すれば、吉。

第61番「吉」

舊過何日解 戸内保嬋娟 要逢十一口 遇鼠過牛邊

古き過ちいつの日解ける 内艶やかにわだかまりなくせよ 必ず良き事巡り来るなり 夜中も起きて働くなれば


【総 合】過去の悩みにこだわらず、家庭においては仲よく、助け合うことを心がけるべし。懸命に働けば幸福になる。
【願 望】遅くかなう
【病 気】回復する
【待 人】遅く来る
【失 物】出る、東北を探すべし
【縁 談】進めてよし
【売 買】多くの利は望めず
【その他】自身を省みて行うべし

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六十一番・半吉                   
(漢詩)
旧ケン何日解 戸内保嬋娟 要逢十一口 遇鼠過牛辺

(訳) 
旧けん、何(いず)れの日にか解けん/戸内嬋娟(せんけん)を保つ/十一口に逢わんと要さば/鼠(そ)に遇(お)うて牛辺を過ぎよ

(大意)                                                         
昔の過ちはいつ解けるのであろうか。/(などと嘆いてはいるが)内々にたおやかな美女を侍らせているではないか。/もし吉(十一口)運を得たいのなら、/子丑の月、子丑の人を用いよ。

(みくじの解)
悔い改めて福を祈れば、やがて運も開けよう。

第62番「大吉」

災轗時時退 名顯四方揚 改故重乘祿 昇高福自昌

苦労艱難次第に遠のき 名も顕れて知らぬ者なく 新たに増える金銀財宝 福運盛んに立身出世す


【総 合】よい運勢である。邪道に走らぬよう心がけ、自分を知り、多くを望まない。調子に乗りすぎると元の木阿弥になりかねない場合がある。
【願 望】かなう
【病 気】回復する
【待 人】来る
【失 物】遅く出る
【縁 談】すすめてよし
【売 買】利あり
【その他】万事急がずしてよし

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六十二番・大吉                   
(漢詩)
災轗時時退 名顕四方揚 改故重乗禄 昇高福自昌              
(訳) 
災轗(さいかん)時々に退き/名顕(あらわ)れ四方に揚る/故(ふる)きを改めて、重ねて禄に乗り/高きに昇り、福自(おの)ずから昌(さか)んなり

(大意)                                                         
これまでの災いや障害は、しだいに退散し、/名誉は天下に知れ渡る。/旧弊を改革して、その功績によって、高禄を得て、/高位高官に昇り、幸せが舞いこんでくる。

(みくじの解)
運の盛りである。万事気を引き締め、慎重に対処せよ。

第63番「凶」

何故生荊棘 佳人意漸踈 久困重輪下 黄金未出渠

今日この頃は茨のむしろ 神や仏も見放したもうか 久しく苦しむ重き車に 目指す黄金も掘り当てずして


【総 合】苦悩は自業自得と知るべし。誠の道に立ち戻り、重い罪過の車から脱出できれば、再びよい人に巡り合う。
【願 望】かなわず
【病 気】重く長引く、十分養生すべし
【待 人】来ず
【失 物】出がたし
【縁 談】進まず
【売 買】利なし
【その他】諸事つつしむべし

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六十三番・凶                      
(漢詩)
何故生荊棘 佳人意漸疎 久困重輪下 黄金未出渠              
(訳) 
何故にか荊棘(けいきょく)を生ず/佳人(かじん)、意(こころ)漸く疎(うと)し/久しく重輪の下(もと)に困(くる)しむ/黄金、未だ渠(きょ)を出でず

(大意)                                                         
なぜか家内にとげとげしいいばらが生じて、/妻(佳人)と夫の仲がしっくりいかなくなってきた。/こんな、思い車輪の下敷きになったような困難の時期が長く続き、/財産も破綻して(渠(みぞ)に埋もれて)、まだ見つからない。

(みくじの解)
諸事障害多く、夫婦の不和など困難が絶えない。

第64番「凶」

安居且慮危 情深主別離 風飄波浪急 鴛鴦各自飛

気安く暮らせど心に憂い 会う者かなわず離れる道理 大風吹いて波立ち荒く つがいの鴛も離れて飛ぶなり


【総 合】物事がうまく進展しないのが世の常である。どうしてうまくいかないかをよく考え、神仏の御加護を祈り、時節を待つべし。
【願 望】かないがたし
【病 気】養生を怠るべからず
【待 人】来ず
【失 物】出ず
【縁 談】滞りがちなり
【売 買】おもわしくなし
【その他】万事急ぐべからず

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六十四番・凶                      
(漢詩)
安居且慮危 情深主別離 風飄波浪急 鴛鴦各自飛              
(訳) 
安居、且(かつ)危きを慮れ/情深くして別離を主(つかさど)る/風飄(ふ)いて波浪急なり/鴛鴦(えんおう)各自飛ぶ

(大意)                                                         
安らかに暮らしていても、なおかつ危険があるものと思え。/愛情こまやかであっても、別離の悲しみが起こる。/激しい波風が起これば、/仲の良い鴛鴦(おしどり)も各自離れ離れに、飛び去って行かねばならない。

(みくじの解)
思いがけない災難によって、親しき者とも別れ離れる兆。

第65番「末吉」

苦病兼防辱 乘危亦未甦 若見一陽後 方可作良圖

闇苦しみと人目の恥と 危うきままにいまだ目覚めず 観音慈悲の光に会えば また立ち上がる喜びあるべし


【総 合】病気、心の病、困難に遭遇するが、神仏に深く帰依して善行を成して恵みの光が差すように心がけるべし。
【願 望】かないがたし、春夏はよし
【病 気】長引く、春には回復する
【待 人】末に来る
【失 物】出がたし
【縁 談】末には整う
【売 買】多利を望めず
【その他】諸事春によし

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六十五番・末吉                   
(漢詩)
苦病兼防辱 乗危亦未蘇 若見一陽後 方可作良図              
(訳) 
病に苦しみ、兼ねて辱(はずかしめ)を防ぐ/危きに乗じて、亦未だ蘇らず/若し一陽の後を見れば/方(まさ)に良図(りょうと)を作(な)す可(べ)し

(大意)                                                         
病気に苦しみ、なおかつ他人からのあなどりを防がなくてはならず、/そうした危機からまだ、回復していない。/しかし易でいう純陰の卦に一陽が戻って来て(来復)復卦となるように、今までの苦労が去って運がめぐってきたのちは、/その盛運に乗じて、良い計画を立てるがよかろう。

(みくじの解)
はじめは苦労が多いが、末になって運が開ける。

第66番「凶」

水滯少波濤 飛鴻落羽毛 重憂心緒亂 閑事惹風騷

水は淀みて波も起こらず 尾羽打枯らして鳥は羽ばたかず 重なる憂いに心乱れて 思案に暮れて詩俳諧の道


【総 合】人の落ち目につけ込む憂慮がある。あきらめるといつまでも浮かび上がることは困難である。気持ちを取り直して前進を心がけるべし。
【願 望】大望かないがたし
【病 気】養生に専念せよ
【待 人】来ず、来ても遅し
【失 物】出ず
【縁 談】はかどらず
【売 買】整わず
【その他】争いは負けるべし

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六十六番・凶                      
(漢詩)
水滞少波濤 飛鴻落羽毛 重憂心緒乱 閑事惹風騒              
(訳) 
水滞(とどこお)りて波濤(波濤)少なく/飛鴻、羽毛を落す/憂いを重ねて心緒(しんちょ)乱れ/閑事(かんじ)、風騒(ふうそう)を惹く                                                                                                                                        
(大意)                                                         
水がよどんで、波も立たず、/飛んでいる鴻雁も羽根を落して、飛び方も弱々しい。/こんな不運が続き、心が千々に乱れるなら、/折々には詩文に胸中の思いを託して、時節の好転を待つがよい。

(みくじの解)
運が開けず、思案に迷う形。詩歌にでも鬱憤(うっぷん)を託して、時の来るのを待て。

第67番「凶」

枯木未生枝 獨歩上雲梯 豈知身未穩 獨自惹閑非

枯木もいまだ春を迎えず 雲の架け橋及ばぬ望み 身の程知らぬはうつけ者なり 胸に手を置き我が非を悟れ


【総 合】雲の上は歩くことができない。思うように進まなくとも、望みが成就できなくとも、あくせくすることなく、自分を見つめ直して正しい道を歩むべし。
【願 望】かなわず
【病 気】危うし
【待 人】来ず、来ても遅し
【失 物】出ず
【縁 談】進まず
【売 買】利なし
【その他】万事謹んで進むべし

六十七番・凶                      

(漢詩)

枯木未生枝 独歩上雲岐 豈知身未穏 独自惹閑非

 

(訳) 

枯木未だ枝を生ぜず/独歩、雲岐(うんき)に上る/豈(あに)知らんや、未だ身の穏やかならざるを/独り自ら閑非(かんぴ)を惹く                                                                                                                                         


(大意)                                                        

冬枯れの木に、まだ春は来ないのに、/時期が来たとばかり思い込んで、独り大空へ昇ってしまった。/どうして、まだ身の不運は去っていないことに気づかぬのか。/独り鬱々と誤ちを悔やむことになろう。 


(みくじの解)      

心の迷いからさまざまな苦労をし、人にも迷惑をかける形。身の程を知り、よくよく慎むべし。

第68番「吉」

異夢生英傑 前來事可疑 芳菲春日暖 依舊發殘枝

優れし人を生める良き夢 昨日の我が身を疑うほどに 春麗らかに花また芳し 残りの枝にぱっと開ける


【総 合】夢の中の出来事のようによいことと悪いことが交錯する。行手は開かれて心踊るが、花もしぼむことがある。手綱をしっかり引き締めなければ、かえって事態は変化する。
【願 望】かなうべし
【病 気】回復する、気候温暖の地よし
【待 人】来る
【失 物】出る、南西を探すべし
【縁 談】好調
【売 買】好調、利あり
【その他】旅立ち吉

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六十八番・吉                      
(漢詩)
異夢生英傑 前来事可疑 芳菲春日暖 依旧発残枝              
(訳) 
異夢、英傑を生じ/前来、事疑う可(べ)し/芳菲、春日暖かなり/旧に依りて残枝に発(ひら)く                                                                                                                                          
(大意)                                                         
霊夢を見て英雄を生んだという伝説のように、思いがけない幸運が向いてきそうだと喜んでいたが、/ところが幸運はいっこうにやってこず、あの夢はなんだったのかと疑う心が生じてきた。/しかし春になれば、馥郁(ふくいく)とした香りとともに、/元通り冬枯れの枝にも咲くようになるのだから(何も不審に思わずとも好い)。 
(みくじの解)       
今までの不運も去って、これから吉運に向かうであろう。

第69番「凶」

明月暗雲浮 華紅一半枯 惹事傷心處 行舟莫遠圖

ただ酔いそめし名月にも 花も半ばは散りかけるさま しきりに心の痛む折りなり 舟をやるとも遠くはやるな


【総 合】今までの華やかさから、月が雲に隠れていく。運気は下り坂であるが、自暴自棄はよろしくない。神仏の御加護を祈り、進むべし。
【願 望】かなわず
【病 気】難しい
【待 人】来ず
【失 物】出がたし
【縁 談】不調、急げば悪し
【売 買】利なし、念入りに
【その他】神仏を信じ、善行すべし

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六十九番・凶 (漢詩)
明月暗雲漂 花紅一半枯 惹事傷心処 行舟莫遠図              
(訳) 
明月、暗雲漂い/花紅、一半枯る/事を惹きて心を傷(いたま)しむるの処/舟を行(や)るに遠図(えんと)する莫(なか)れ                                                                                                                                          
(大意)                                                         
明月が漂よってきた黒雲に覆われ、/美しい花も風雨に半ば散らされてしまった。/このような不慮の災害を惹き起こして、心を傷めている折から、/この上舟を出して遠くに行くなどということは、思い止まるべきだ。 
(みくじの解)       
万事控え目に慎まぬと、思いがけない災難に会う。

第70番「凶」

雷發庭前草 炎火向天飛 一心來追祿 爭奈掩朱扉

我が庭先より雷起こり 炎は天を焦がすがごとし 燃ゆる家財をかばいてみても 詮方もなし扉は開かず


【総 合】煩悩の炎に追われ、心の宝を失うことは愚かなことである。神仏に深く帰依するべし。
【願 望】かなわず
【病 気】危うい
【待 人】来ず
【失 物】出ず
【縁 談】進まず
【売 買】折りがあわず
【その他】火の用心

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七十番・凶                          
(漢詩)
雷発庭前草 炎火向天飛 一心来?禄 争奈掩朱扉

(訳) 
雷、庭前の草に発し/炎火、天に向かって飛ぶ/一心に来りて禄を?(お)うも/争奈(いかんせん)朱扉の掩(おお)うを                     
(大意)                                                         
雷が庭の草に落ちて、/電光が立ち昇って、天に向かって走った。/そうした電光の走るように、ただ一心に利益を追いかけても、/成功の門は汝のために扉を開けてはくれまい。

(みくじの解)       
家族の不和により、災を招く形。何ごとをなしても、徒労に終ろう。

第71番「凶」

道業未成時 何期兩不宜 事煩心緒亂 飜作意徘徊

進むべき成すべきことの二つとも よからずならずと誰か知るべき 煩わしさに心乱れる 振り返り見よ迷える心を


【総 合】物事を成就するためには信念がなければならない。あれこれと迷いやすく、自暴自棄に陥りやすい。今一度自分を見つめ直し、反省すべし。
【願 望】かないがたし
【病 気】長引いて危うい
【待 人】来ず
【失 物】出ず
【縁 談】不調
【売 買】利なし
【その他】万事停滞する

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七十一番・凶                      
(漢詩)
道業未成時 何期両不宜 事煩心緒乱 翻作徘徊思

(訳) 
道業未だ成らざるの時/何ぞ期せん、両(ふたつ)ながら宜しからざるを/事は煩(わずらわしく)、心緒乱れ/翻(かえ)って徘徊(はいかい)の思いを作(な)さん                     
(大意)                                                         
道も業もまだ未完の時であるが、/両方とも、こんなに不十分だとは思いもよらなかった。/それを自覚すると、心はますます乱れ、/あちらへふらふら、こちらへふらふら思い迷うばかりとなろう。

(みくじの解)       
新規に始めること。何ごとも悪し。

第72番「吉」

戸内防重厄 華果見分枝 嚴霜纔過後 方可始相宜

家内にあれこれ揉め事あれば 花は無駄花実は他の花 厳しき霜を凌ぎて後は やがて良き事向かい来るなり


【総 合】家庭や社会においては仲良く、助け合い、誠意をもって対処すべし。忍耐と信念をもって試練に打ち勝てば光明が訪れる。
【願 望】末にかなう
【病 気】長引く、初めの養生が大事
【待 人】来ず
【失 物】出ず、春ならば出る
【縁 談】末に整う
【売 買】少し利あり
【その他】木土に縁あり

http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji72.html
七十二番・末吉                   
(漢詩)
戸内防重厄 花果見分枝 厳霜纔過後 方可始相宜

(訳) 
戸内、重厄を防げ/花果、分枝を見る/厳霜 纔(わずか)に過ぎての後/方(まさ)に始めて相宜しかる可(べ)し              
(大意)                                                         
家内に大きな災厄の起こるのを、注意して防げ。/花と実が、別々の枝に咲いているように、夫婦の仲がうまくいかない。/こうした厳しい霜枯れの時期がやっと過ぎてのち、/ようやく夫婦の仲は宜しくなるのであろう。

(みくじの解)       
はじめのうちは凶だが、のちに吉。しかしはじめ悪しき時に身を謹まないと、身を亡ぼすことになろう。

第73番「吉」

久安漸分明 登江緑水澄 芝書従遠降 終得異人成

久しき迷いもようやく解けて 心弾める水のごとくに 天下ります神の御告げも まさに観音菩薩の導き


【総 合】自我の迷いから覚め、清流の水のようにすがすがしい。神仏に帰依して、仏心をもって進むべし。
【願 望】かなう
【病 気】回復する
【待 人】来る
【失 物】出る、水辺又は遠き所
【縁 談】よし
【売 買】利あり
【その他】万事よし

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七十三番・吉                      
(漢詩)
久暗漸分明 登江緑水澄 芝書従遠降 終得異人成

(訳) 
久暗漸く分明/江に登れば緑水澄めり/芝書(ししょ)、遠き従(よ)り降り/終(つい)に異人を得て成る
(大意)                                                         
長く続いた暗闇も、ようやく晴れ、/舟で江を渡ると、水は青く澄んでいる。/貴人からの文書も発せられ、/思いがけない目上の引き立てにもあずかって、成功するであろう。

(みくじの解)       
長い間の滞りも解けて、しだいに運の開ける形。

第74番「凶」

蛇虎正交羅 牛生二尾多 交歳方成慶 上下不能和

蛇と虎とまつわり争い 牛は二つの尾を持ち生まる 歳を交わせば喜びあるも 上々足らず下々足らず


【総 合】道理にかなわないことは、損あって得なし。将来はよいことがあるが、今はしばらく時機を待つべし。
【願 望】かなわず
【病 気】回復は難しい
【待 人】来ず
【失 物】出ず
【縁 談】整わず
【売 買】不利
【その他】争いごとはつつしむべし、万事不調

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七十四番・凶                      
(漢詩)
蛇虎正交羅 牛生二尾多 交歳方成慶 上下不能和

(訳) 
蛇虎正に交羅し/牛は二尾の多きを生ず/歳交われば方(まさ)に慶びを成すも/上下和する能(あた)わず
(大意)                                                         
蛇と虎が交羅(からみ)ついて/二本の尾のある牛が生まれた。(二本の尾をもつ牛は「失」の謎語)/年が改まれば喜びがやってくるであろうが、/今は家庭の仲が不和でうまくやってゆけない。

(みくじの解)       
家庭不和。他人との争いごとが絶えず、財産を失い、身を亡ぼすの形

第75番「凶」

孤舟欲過岸 浪急渡人空 女人流水立 望月意情濃

小舟に身を寄せ彼方の岸へ 波高くして渡しも利なし かよわき女子の岸辺に独り 月に思いを言うさま


【総 合】向こう岸に渡ろうとするが、浮世の波風は荒く、助け導く人もいない。思案に余る状態である。神仏に御加護を祈るべし。
【願 望】かなわず
【病 気】危うい、よくよく養生すべし
【待 人】来ず
【失 物】出ず
【縁 談】悪し
【売 買】不調、人と組んでするとなお悪し
【その他】万事障害あり

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七十五番・凶                      
(漢詩)
孤舟欲過岸 浪急渡人空 女人立流水 望月意情濃

(訳) 
孤舟岸を過ぎんと欲するも/浪急にして渡人空(むな)し/女人流水に立ち/月を望んで意情(いじょう)濃(こまや)かなり

(大意)                                                         
小舟で向こう岸へ渡ろうとするけれど、/浪は荒く急で、誰一人渡ものはいない。/女人が川野ほとりに立って、/月に対して(川を渡れぬ怨みごとを)綿々(めんめん)と訴えている。

(みくじの解)       
何ごとをなすにも邪魔が入り、思うようにならぬ。

第76番「吉」

富貴天之祐 何須苦用心 前程應顯跡 久用得高昇

富貴は天の助けと知るべし 欲にかられてあくせくするより 行手に正しき道をたどれば やがては先からお越しくださる


【総 合】正しい行いをもって得られるのが真の富貴で、金銀財宝に執着してはいけない。心の豊かさを求めるべし。
【願 望】かなうべし
【病 気】回復する
【待 人】来る
【失 物】出る
【縁 談】よし
【売 買】利あり
【その他】心がけ次第で万事よし


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七十六番・吉                      
(漢詩)
富貴天之祐 何須苦用心 前程応顕跡 久用得高臨

(訳) 
富貴は天の祐(たすけ)/何ぞ須(もち)いん、苦(ねんごろ)に心を用うるを/前程応(まさ)に跡を顕(あら)わすべし/久しく用(も)って高臨を得ん

(大意)                                                         
富貴は、まったく天の佑によるものであって、/再三苦労して、富貴を追い求める必要はない。/将来きっと成功して、その事跡を世に顕わし、/長く高位を保つであろう。

(みくじの解)       
出世しても我欲を抑えれば、永く富貴を保つことができよう。

第77番「凶」

累滯未能甦 求名莫遠圖 登舟風浪急 咫尺隔天衢

滞りがちなる今の身に 名誉富貴は及ばぬ望みぞ 渡りの舟は波高くして わずかの違いも天地を隔つ


【総 合】いたずらに名誉、利益を求めても不運の波は高い。少しの行き違いも天地を隔てるほどに大きくなる。今は自重して時機を待つべし。
【願 望】かなわず
【病 気】長引く
【待 人】来ず
【失 物】出ず
【縁 談】不調
【売 買】不利
【その他】万事慎重を期すべし、秋冬より運開く

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七十七番・凶                      
(漢詩)
累滞未能蘇 求名莫遠図 登舟波浪急 咫尺隔天衡

(訳) 
累滞(るいたい)未(いま)だ能く蘇(そ)せず/名を求めて遠図する莫(な)かれ/舟に登れば波浪急なり/咫尺(しせき)、天衡(てんく)を隔(へだ)つ

(大意)                                                         
長い間の滞りが、まだ解消しない。/これではならじとひと旗上げる気で、遠方へ出かけようなどという気を起こしてはならない。/舟に乗れば波は高く、出られないし、/無理に舟出すれば、目的地と違った場所へ吹き流されてしまう。

(みくじの解)       
はじめの僅かな思い違いにより、大きな災いを引き起こすことがあり。

第78番「大吉」

但存公道正 何愁理去忠 松柏蒼蒼翠 前山祿馬重

正しき道を踏み行くならば たとえ利害になることありとも 松は緑に変わらぬ色濃く 行手はめでたき宝の山々


【総 合】松の緑の色は常に変わらない。苦労の中においても常に自信をもって正しい道を進んでよし。
【願 望】かなう
【病 気】回復する
【待 人】来る
【失 物】出る
【縁 談】よし
【売 買】薄利多売を心がけよ
【その他】万事よし

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七十八番・末吉                   
(漢詩)
但存公道正 何愁理去忠 松柏蒼蒼翠 前山禄馬重

(訳) 
但(ただ)公道の正しきを存せば/何ぞ愁えん、理の忠を去るを/松柏蒼々(そうそう)として翠(みどり)なり/前山、禄馬重なる

(大意)                                                         
正義の公道を歩んで行けば、/たとえ道理からいえば、不忠に似ていようとも、/厳冬にも蒼々(あおあお)とした緑を保つ、貞節な松柏のように、いつかは名誉があらわれて、/将来は大いに出世するであろう。

(みくじの解)       
万事正義、公正を旨として行動すれば、いつか報いられて大いに出世しよう。

第79番「吉」

殘日未還光 樽前非語傷 戸中人有厄 祈福保青陽

有明月の陰まだ清く 酒は飲めども乱れに至らず 家内者に厄難ありとも 幸い祈らば春また永し


【総 合】たとえ家庭において災厄が起こっても、神仏に帰依すれば幸福を得て、寿命も長い。油断は禁物。
【願 望】かなうべし
【病 気】長引くが信心あれば回復する
【待 人】来ず
【失 物】おそらく出る
【縁 談】よし
【売 買】慎重にしてよし
【その他】多少のつまづきあり

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七十九番・吉                      
(漢詩)
残月未還光 樽前非語傷 戸中人有厄 祈福保青陽

(訳) 
残月未だ光を還(かえ)さず/樽前、語傷に非ず/戸中、人(ひと)厄有り/福を祈りて青陽を保つ

(大意)                                                         
有明の月がまだ皎々と照って明るく、/酒席で口論したわけでもないのに、/家中に災厄が起こる。/神仏に福を祈れば、青陽(めでたい運気)が保たれよう。

(みくじの解)       
年老いて若返るように、再び出世する兆とするが、宋版天竺霊籤では挿絵に割れた酒器を描き、この卦は破財をつかさどり、酒席で口舌の争いを引き起こす兆しとしている。



第80番「大吉」

深山多養道 忠正帝王宣 鳳逐鸞飛去 昇高過九矢

深山の奧は修行によろしく 正しき道は変わることなし 奇瑞現れめでたき鳥飛び 昇りて高し大空指して


【総 合】正しい道を守り、研鑚に努めて成果と幸運を得る。ただし、おごり怠けてはかえって凶となる。
【願 望】かなう
【病 気】養生して回復する
【待 人】来る
【失 物】出る
【縁 談】上々
【売 買】急がずして大利あり
【その他】万事よし


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八十番・大吉                      
(漢詩)
深山多養道 忠正帝王宣 鳳遂鸞飛去 昇高過九天

(訳) 
深山、多く道を養う/忠正、帝王の宣/鳳(ほう)は鸞(らん)を遂(お)うて飛び去り/高きに昇って九天を過ぐ

(大意)                                                         
深山にこもって修行した人物が、/忠正を認められて、王命を受けた。/和合の象徴である鳳が鸞のあとを追って飛び、/天の最高の高みに昇るような、大出世をするであろう。

(みくじの解)       
高位高官に昇る兆だが、凡人では位負けしてかえって「不吉」の兆となる。たとえ徳のある人物がこの籤を得たとしても、慎みがなければ「満つれば欠く」の悔(くい)があろう。

第81番「半吉」

道合須成合 先憂事更多 所求財寶盛 更變得中和

道に適えば何事もなる されど先々さらに苦しむ やがて願いも叶いて幸せ 先の憂きこと変わりて安心


【総 合】目下の問題の解決が大切である。道理にかなうように進めば将来に幸福を得ることができる。
【願 望】かなうべし
【病 気】回復する
【待 人】来る
【失 物】出る
【縁 談】急がず進めてよし
【売 買】利あり
【その他】心の持ちようでよし

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八十一番・吉                      
(漢詩)
道合須成合 先憂事更多 所求財宝盛 更変得中和
(訳) 
道合(かな)わば須(すべから)らく成合すべし/先に憂う、事の更に多きを/求る所の財宝盛んにして/更に変じて中和を得ん

(大意)                                                         
行動が道に合(かな)っていれば、相手と協調すべきである。/はじめは、心を煩わすことが多いが、/しかし努力をおこたらなければ、財宝は盛んに集まり、/従来の方針を改めれば、相手とも協調、和合できるであろう。

(みくじの解)       
先に憂い、のちに喜ぶ兆。

第82番「凶」

火發應連天 新愁惹舊過 欲求千里外 要渡更無舩

天をも焦がす猛火起こり 新たな悲しみ昔の古傷 逃れ去らんと身悶えすれど 渡りの舟のなき悲しさよ


【総 合】煩悩の炎に焼かれて悲しみ嘆く。逃れようとするが、渡りに舟はない。神仏に帰依して御加護を祈るべし。
【願 望】かなわず
【病 気】危うし
【待 人】来ず
【失 物】出ず
【縁 談】不調
【売 買】不利
【その他】火の用心、万事悪し


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八十二番・凶                      
(漢詩)
火発応連天 新愁惹旧ケン 欲求千里外 要渡更無船
(訳) 
火発して応に天に連なるべし/新愁、旧(きゅう)ケンを惹く/千里の外を求めんと欲せば/渡りを要(もと)めて更に舟無し

(大意)                                                         
猛火が発生して、その勢いは天に届かんばかりである。/そうした禍は、古いあやまちが原因となっているのだ。/遠方へ移って、この災難を逃れようと思っても、/生憎渡し場には一隻の船も無くまさに進退窮まれりである。

(みくじの解)       
血気はやって無理をしてはいけない。じっと時節の到来を待つべし。

第83番「凶」

擧歩出雲端 高枝未可攀 昂頭看皓月 猶在黒雲間

人間業にて雲には乗れず 高き梢はよじ登る術なし 月はいかにと頭を上げれば 黒雲厚く顔を出さず


【総 合】希望かなわず、もがき苦しんでみるが、迷いの雲はなかなか晴れない。高望みはかなわないことを知り、神仏に帰依して御加護を祈るべし。
【願 望】かなわず
【病 気】長引くが信心あれば回復する
【待 人】来ず
【失 物】出がたし
【縁 談】ならず
【売 買】利なし
【その他】万事において時機を待つべし

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八十三番・凶                      
(漢詩)
挙歩出雲端 高枝未可攀 昻頭看皎月 猶在黒雲間
(訳) 
歩を挙げて雲端に出ず/高枝未だ攀(お)るべからず/頭を昻(あ)げて皎月を見れば/猶(なお)黒雲の間に在り

(大意)                                                         
足を高々と挙げて、雲の端に出てみたが、/月中にある桂花の枝は、まだ手折ることができない/月は  と見ると/なおまだ黒雲の間にあって、暗くぼんやりしている。

(みくじの解)       
望みが高すぎて、実がそれに伴わない兆。不相応の望みを起こせば、災に逢う。

第84番「凶」

否極方無泰 華開値晩秋 人情不調備 財寶鬼來偸

八方塞がり安心ならず 花は咲けども陽気は秋なり 人の情も我にはつれなく 持てる宝もおいおいに減る


【総 合】不利なことばかりが多く、心休まる暇もない。華が咲いてうれしく思えば霜にあって枯れる。今までの成果も失いがちである。神仏に帰依して御加護を祈るべし。
【願 望】かなわず
【病 気】長引き危うし
【待 人】来ず
【失 物】出ず
【縁 談】不調
【売 買】利なし
【その他】万事思うにまかせられない

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八十四番・凶                      
(漢詩)
否極方無泰 花開値晩秋 人情不調備 財宝鬼来偸

(訳) 
否極まりて方に泰無し/花開いて晩秋に値(あ)う/人情調備せず/財宝、鬼来りて偸む

(大意)                                                         
ものごとの閉塞(へいそく)する否が極まって、安泰の泰に変るかと思っていたら、案に相違してまだ泰にはならない。/それはちょうど、春の花が開きかけてきたのに、霜枯れの晩秋の季節に逢ってしまったようなものだ。/一家の人情も和合せず、/家の財宝も、魔物によってかすめ盗られてしまう。

(みくじの解)       
苦境がなかなか去らず、人心の不和が生じやすい。あせらずに、泰に変わる時節を待つべし。

第85番「大吉」

望用何愁晩 求名漸得寧 雲梯終有望 歸路入蓬瀛

立身出世の遅きを嘆くな やがて名誉も得られて安泰 雲の架け橋危なげもなく 帰りは蓬莱宝の国へ


【総 合】道理にかなった正しい道を進む者はおのずから幸運に向かい、晩成する。天地神仏に感謝の気持ちを忘れずに歩むべし。
【願 望】かなう
【病 気】回復する
【待 人】遅く来る
【失 物】出る
【縁 談】よし
【売 買】大利あり
【その他】家移り、旅立ち、婚礼等春夏よし


http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji85.html
八十五番・大吉                   
(漢詩)
望用何愁晩 求名漸得寧 雲梯終有望 帰路入蓬瀛

(訳) 
望用何ぞ晩(おそ)きを愁(うれ)えん/名を求めて、漸く寧(やす)きを得たり/雲梯終に望み有つて/帰路、蓬瀛(ほうえい)に入る
(大意)                                                         
願い事の成就が晩いといって、何も心配する必要はない。/求めていたことも、漸くかなった。/雲の梯(かけはし)、つまり大きな出世の手掛りもできて、/天からの帰り路には、神仙の棲む仙境を訪ね当てて、不老不死の薬まで手に入れることができよう。

(みくじの解)       
大器晩成。はじめの運の開けるが遅いが、のち大いに幸せとなる。ただし「満つれば欠く」の戒めを忘れてはならない。

第86番「大吉」

光發應陽臺 車行進寶財 執文朝帝殿 走馬聽聲雷

花開きて陽もほかほかと 車に積める宝の数々 時の帝の覚えめでたく 意気洋々と馬にまたがる


【総 合】物と心の両方とも思うようにかなう。社会においても人と和合して大いに心強い限りである。正しい道を歩む者の果報である。
【願 望】かなう
【病 気】回復する
【待 人】来る
【失 物】出る
【縁 談】よし
【売 買】大利あり
【その他】万事よし


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八十六番・大吉                   
(漢詩)
花発応陽台 車行進宝財 執文朝帝殿 走馬听声雷
(訳) 
花発(ひら)きて陽台に応じ/車行きて宝財を進む/文を執(と)り、帝殿に朝し/馬を走(は)せ、声雷を听(き)く

(大意)                                                         
陽台に爛漫の花が応じて/財宝を満載した車もやって来る。/高官に任命された文書を帯びて参
内しようと、/馬を走らせれば、人々の称賛する声が雷のように響き渡る。

(みくじの解)       
家門大吉の兆。ただし、この籤も第85首などと同様、あまりにも良過ぎて位負けのおそれがあり、万事内輪に慎まなくてはならない。

第87番「大吉」

鑿石方逢玉 淘沙始見金 青霄終有路 只恐不堅心

石を穿てば玉を見出し 砂をふるえば金色燦然 世に出る道も広々として ただ恐らくは意志の弱きを


【総 合】知恵すぐれ、なすことすべて想いのままとなり、社会において目を見張る成功を収める。ただし、おごりや慢心をつつしむべし。
【願 望】かなう
【病 気】回復する
【待 人】遅く来る
【失 物】出る
【縁 談】よし
【売 買】利あり
【その他】心堅固にして万事よし

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八十七番・吉                      
(漢詩)
鑿石方逢玉 淘沙始見金 青霄終有路 只恐不堅心
(訳) 
石を鑿(うが)ちて方(まさ)に玉に逢い/沙(すな)を淘(と)いで始めて金を見る/青霄終(つい)に路あるも/只恐らくは、堅心ならざるを
(大意)                                                         
石の中から宝玉を取り出し、/砂を濾(こ)して砂金を見つけた。/その結果、天高く路を見つけたように出世の
路が開けたが、/ただ一つ心配なのは、心が堅固でなく、気まぐれな所がある点である


(みくじの解)       
立身出世の兆であるが、気まぐれな欠点がある。心を堅固に保つことが肝要である。

第88番「凶」

作事不和同 臨危更主凶 佳人生苦根 閑慮兩三重

何をなすにも和らぎ合わず 危うき行手に重なる不幸 思案に余る苦しき思い 縺れて解けぬ心の結ぼれ


【総 合】何事も思うようには進まないので、あれこれ思い悩んでしまう。腹をすえて堅い信念をもって神仏の御加護を祈念すべし。
【願 望】かなわず
【病 気】一喜一憂、一進一退
【待 人】来ず
【失 物】出がたし
【縁 談】はかどらず
【売 買】おもわしくなし
【その他】万事一長一短、家庭和合に努めよ

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八十八番・凶                      
(漢詩)
作事不和同 臨危更生凶 佳人生苦恨 閑慮両三重

(訳) 
事を作(な)すに和同せず/危きに臨んで、更に凶を主(つかさど)る/佳人苦恨を生じ/閑慮、両三重
(大意)                                                         
何ごとをなすにも、家族の心が一致せず、/危急の場合に臨んで、さらに難しいことが起こってきた。/一家の主婦たる妻にも、悩みや恨みが生じ、/今や鬱屈した思いが、一家を二重、三重に取り囲んでいる。
(みくじの解)       
万事に苦悩多き兆。宋晩天竺霊籤は挿絵に割れた琴口から火焔を吐く鬼、顔を顰(しか)めた女人を描き、「女人不和」の兆と解している。

第89番「大吉」

一片無瑕玉 従今好琢磨 得遇高人識 方逢喜氣多

天より授かる無傷の新玉 心を込めて磨くべきなり やがて目利きの見立てによりて 喜び溢れる時は近きぞ


【総 合】玉は磨かなければ光らず。自分の天性を磨き、切磋琢磨すれば、人に見出されて尊い成功をみる。
【願 望】かなう
【病 気】完治する
【待 人】遅く来る
【失 物】出る
【縁 談】大いによし
【売 買】よし
【その他】万事よし、子宝少なし

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八十九番・大吉                   
(漢詩)
一片無瑕玉 従今好琢磨 得遇高人識 方逢喜気多

(訳) 
一片、無瑕(むか)の玉/今従(よ)り琢磨(たくま)するに好し/高人の識に遇うを得て/方(まさ)に喜気の多きに逢わん

(大意)                                                         一個の瑕の無い璞(あらだま)(まだ石の中にある玉)。/これから琢磨(みがき)あげて、立派な玉に仕上げるのに好い。/鑑識の高い人に見出されて、/多くの喜びに逢うであろう。
(みくじの解)       
その身賢く、才知をもって世間に名を知られ大いに出世する兆。



第90番「吉」

一信向天飛 泰列舟自歸 前途成好事 應得貴人推

天に向かいて矢文を放てば 舟に錦を宝の国より 良き事行手に山と積もるは 皆観音の導きと知れ


【総 合】信じる力は諸事成就の源である。強い信念の持ち主である。社会において人に見出され、成功する。
【願 望】信心の人かなうべし
【病 気】完治する
【待 人】来る
【失 物】出る
【縁 談】大いによし
【売 買】大利あり
【その他】万事よし


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九十番・吉                          
(漢詩)
一信向天飛 秦川舟自帰 前途成好事 応得貴人推

(訳) 
一信天に向かって飛び/秦川(しんせん)、舟自(おの)ずから帰る/前途、好事を成す/応(まさ)に貴人の推(すい)を得(う)べし
(大意)                                                         
願いを込めた一通の書信が天に向かって飛んでゆくと、/「秦川(陜西)の舟には蜀の綿を積む」という諺の通り天の幸を得て錦(財宝)を積んだ船が帰ってきた。/このようにして将来の運も開け、/目上の引き立ても受けて、ますます幸運に恵まれるであろう。
(みくじの解)       
貴人の引き立てによって、おおいなる幸運を得る兆。宋版天竺霊籤は「吉信」としるした巻物が、天に向かって飛んでゆくところをあらわし、「官員がこの籤を得れば、高い地位に登り、商人ならもうけが倍増する」とある。

第91番「吉」

改變前途去 月桂又逢圓 雲中乘祿至 凡事可宜先

古きを捨てて新たに進めば 欠けたる月もやがて円かに 雲の中より福運来たる 人に遅れず先立つがよし


【総 合】古いことにこだわっていては福運を逃す。一念奮起して他に遅れないように心がけることが肝要である。先手必勝。
【願 望】かなうべし
【病 気】回復する、医者替えて吉
【待 人】来る
【失 物】出る
【縁 談】よし
【売 買】利あり
【その他】万事よし


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九十一番・吉                      
(漢詩)
改変前途去 月桂又逢円 雲中乗禄至 凡事可宜先

(訳) 
前途を改変し去って/月桂又円(まどか)なるに逢う/雲中、禄に乗じて至り/凡事(ぼんじ)先んずるに宜(よろ)しかる可(べ)し

(大意)                                                         
将来の方針を改変したら、/欠けていた月もまた、円く満月となる。/天からは福禄が下る、幸運がやってくる。/この好機を逃さず、すべてに先手を打ってゆくことが大切である。

(みくじの解)       
闇夜から月夜になるように、心の憂いも解けて喜びごとに逢う兆し。

第92番「半吉」

自幼常為旅 逢春駿馬驕 前程宜進歩 得箭降青霄

幼き時よりさすらいの旅 今は春駒勇むがごとし 心のままに行手に進め 幸運の矢は天より下る


【総 合】幼少のときからの苦労は今報われて、天空より幸運の矢が降る。以前の苦労を忘れずに、慢心せずに歩むべし。
【願 望】かなうべし
【病 気】回復する
【待 人】来る
【失 物】出る、東を探すべし
【縁 談】よし
【売 買】進めて利あり
【その他】旅立ち吉、正直にしてよし

http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji92.html
九十二番・吉                      
(漢詩)
自幼常為旅 逢春駿馬驕 前程宜進歩 得箭降青霄

(訳)
幼き自(よ)り常に旅を為す/春に逢うて、駿馬驕(おご)る/前程宜しく歩を進むべし/箭(や)の青霄より降るを得ん

(大意)                                                         
幼年より常に旅がちだったが(苦労が多かった)、/春になれば馬が昂ぶるように、この人も運が向いてきた。/今後はこのまま前進し、ことを始めるがよい。/開運の箭も天より一直線に、到達するであろう。

(みくじの解)       
いままでの苦労も去り、急に運気の開ける兆。多くのみくじ本には、他国を旅して稼げば吉とある。

第93番「吉」

有魚臨旱池 踊躍入波濤 隔中須有望 先且慮塵労

水なき丘に喘ぐ魚は 大河見れば勇んで飛び込む されど間に道を隔てて しばし悶える浮世の苦労


【総 合】煩悩の妨げによって、望む宝をあと一歩のところで手に入れられない。良き師、良き友に恵まれることが肝要である。
【願 望】かなうべし
【病 気】回復する
【待 人】来る
【失 物】出る、水土に縁あり
【縁 談】よし
【売 買】進めて利あり
【その他】家移り、旅立ち春によし

http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji93.html
九十三番・吉                      
(漢詩)
有魚臨早地 踊躍入波濤 隔中須有望 先且慮塵労

(訳)
魚有り、早地(かんち)に臨み/踊躍(ゆうやく)して波濤に入る/中(ちゅう)を隔てて須(すべから)く望み有るべし/先ず且(しばら)く塵労を慮(はか)れ

(大意)                                                         
『荘子』の轍鮒(てっぷ)のたとえ話ではないが、魚が乾いた地上に落ちたけれど、/幸運なことに、そばにあった川の水に飛び込んで、事なきを得た。/少し間を置けば、望みごとはかなうであろうから、/まずもうしばらくは、俗世の苦労を味わうがよかろう。

(みくじの解)       
将来望みごとはかなうが、しばらくは苦労が続く兆。

第94番「半吉」

事忌樽前語 人防小輩交 幸乞陰公祐 方免事敵爻

事をなすには酒を慎め 人との交わり小人避けよ 神や仏の力頼めば 災い解けて幸せとなる


【総 合】物事を成しし得るためにはとにかく慎重に行う。良き友と交際して神仏の御加護を信じて進むべし。
【願 望】かなうべし
【病 気】回復するが、養生せよ
【待 人】遅く来る
【失 物】出る
【縁 談】よし
【売 買】利あり
【その他】口は禍の元と心得るべし

http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji94.html
九十四番・半吉                   
(漢詩)
事忌樽前語 人防小輩交 幸乞陰公佑 方免事敲爻

(訳)
事は樽前の語を忌み/人は小輩の交りを防げ/幸いに陰公の佑(たすけ)を乞い/方(まさ)に事の敲爻(こうこう)を免れん

(大意)                                                         
酒の上での話は、何ごとによれ慎み、/小人の輩との交わりは避けよ。/高貴の婦人(陰公)の佑を願えば、/めんどうな争いから身を守ることができよう。

(みくじの解)       
口は災いのもと、人との交わりに心せよ。

第95番「吉」

志氣勤修業 祿位未造逢 若見金鷄語 乘舩得便風

大いに意気込み努め励めど 福運いまだ巡り来らず 天に一声導きあれば 追手に帆上げて進む船足


【総 合】いろいろと努力を重ねるがなかなか結果に表れない。うまく結果が出ないことに落ち込んではいけない。初志を貫徹するために一層の努力を傾けるならば成功する。
【願 望】かなうべし
【病 気】回復する
【待 人】来る
【失 物】出る
【縁 談】よし
【売 買】利あり
【その他】一芸努力してよし

http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji95.html
九十五番・吉                      
(漢詩)
志気勤修業 禄位未造逢 若聞金鶏語 乗船得便風

(訳)
志気勤めて業を修め/禄位未だ逢うに造(いた)らず/若し金鶏の語を聞かば/船に乗りて便風を得ん

(大意)                                                         
志を立て、修業に努めたが、/まだ禄も得ず、地位も無い。/もし天子のお召しの詔勅が下ったら(「金鶏」は十二支の酉とも考えられる)、/便風(順風)を得た船のように、順調に運が開けてゆくであろう。

(みくじの解)       
おのれの修得した一芸を固く守って、時節を待てば、やがて名誉をあらわす時がやってこよう。

第96番「大吉」

鷄逐鳳同飛 高林整羽儀 造舟須濟岸 寶貨滿舩歸

鶏も鳳追って舞い上がり 高き林に羽を繕う 舟に棹差し岸を渡れば 宝を山と積んで帰らん


【総 合】鶏は鳳と出会い、空に舞いあがり鳳のような貫禄を得る。良き人に従えば、安泰で幸運に向かう。
【願 望】かなう
【病 気】次第に回復する
【待 人】来る
【失 物】出る
【縁 談】よし
【売 買】利あり
【その他】万事よし

http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji96.html
九十六番・大吉                   
(漢詩)
鶏遂鳳同飛 高林整羽儀 棹舟須済岸 宝貨満船帰

(訳)
鶏(けい)は鳳(ほう)を遂(お)いて同(とも)に飛び/高林、羽儀(うぎ)を整う/舟に棹(さおさ)して須(すべか)らく岸を済(わた)るべし/宝貨、船を満して帰らん

(大意)                                                         
鶏が鳥の王者・鳳の後を追って、ともに飛び、/高い林に止まって、羽づくろいしている。/こんな幸運の時こそ、船を漕いで対岸へ渡るべきである/そうすれば、船に財宝を山積みにして帰ることができよう。

(みくじの解)       
貴人に近づきを得て、大いに成功する兆。

第97番「凶」

霧罩重樓屋 佳人水上行 白雲歸去路 不見月波澄

霧立ち込めて危険も分からず かよわき乙女の船路の旅に 空定めなき白雲の行方 波に写らぬ月ぞ悲しき


【総 合】迷いの霧が立ち込めて思うように進めず、心細い。神仏の御加護を信じて心を落ち着けて着実に歩むべし。
【願 望】かなわず
【病 気】危うし
【待 人】来ず
【失 物】出がたし
【縁 談】進まず
【売 買】進まず
【その他】縁の下の力持ちに徹すべし

http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji97.html
九十七番・凶                      
(漢詩)
霧罩重楼屋 佳人水上行 白雲帰去路 不見月波澄

(訳)
霧は重楼の屋を罩(こ)め/佳人水上を行く/白雲、帰去の路/月波の澄めるを見ず

(大意)                                                         
濃霧が楼屋を閉じ込めてしまい、/水上を行く佳き人も、目標を見失いがちである。/帰路も白雲に蔽われ、/澄んだ月影を見ることはできない。

(みくじの解)       
濃霧に閉じ込められたように、物の綾目も分からず。万事思い通りにゆかない。謹慎して時節の移り変わりを待て。



第98番「凶」

欲理新絲亂 閑愁足是非 只因罹網裏 相見幾人悲

縺れし糸を解くがごとく かれこれ善し悪し心は悩み 網に絡まれもがけるさまは 己も人も悲しき限り


【総 合】心の迷いで正しい判断がおぼつかず、悲しみ、もがいている状態である。もつれた糸を収拾するように努め、神仏に帰依して御加護を祈るべし。
【願 望】かなわず
【病 気】危うし
【待 人】来ず、来ても遅し
【失 物】出ず
【縁 談】進まず
【売 買】利なし
【その他】万事もつれること多し

http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji98.html
九十八番・凶                      
(漢詩)
欲理新糸乱 閑愁足是非 只困羅網裡 相見幾人悲

(訳)
新糸の乱れを理(おさ)めんと欲せば/閑愁、是非足(おお)し/只羅網の裡(うち)に困(くる)しみ/相見て幾人か悲しむ

(大意)                                                         
新しく紡がれた糸のもつれを整えようと思うが、/もつれた糸のように閑(むす)ばれた愁を解くことも、同じように難しい。/羅網(あみ)にかかった魚か獣のように、もがき苦しむだけである。/同様の立場の人間が幾人いるであろうか。

(みくじの解)       
網にかかった魚や獣のように、愁い悲しみが絶えない。神仏の加護を祈るべし。



第99番「大吉」

紅日當門照 暗月再重圓 遇珍須得寶 頗有稱心由

朝日輝き門前明るし 闇夜もいつか満月の空 類希なる宝の数々 心にかなう今の幸せ


【総 合】今はまさに日の出の勢い、満月ように気持ちもすがすがしい。慢心を慎んで心正しく進むべし。
【願 望】後にかなう
【病 気】回復する、薬絶やすべからず
【待 人】来る
【失 物】出る
【縁 談】成就する
【売 買】大利あり
【その他】万事よし

http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji99.html
九十九・大吉                      
(漢詩)
紅日当門照 暗月再重円 遇珍須得宝 頗有称心田

(訳)
紅日、門に当って照り/暗月、再び重ねて円(まどか)なり/珍に遇うて須(すべか)らく宝を得(う)べし/頗る心田に称(かな)う有り

(大意)                                                         
朝日が門に当って輝き、/暗い月が再び円い満月となった。/このような幸運の時に当って、珍しい宝も手に入れることができて、/すこぶる満足の至りである。

(みくじの解)       
闇夜が明け、旭日の勢いで出世する兆である。



第100番「凶」

祿走白雲間 携琴過遠山 不遇神仙面 空惹意闌珊

幸い福祿雲に隠れて 山路分け入る隠遁生活 道を教える仙人に会えず 心空しく散乱するなり


【総 合】おごり、慢心の行いは社会から見放される結果を招く。友人も離れ、一人さびしく暮らすほかなし。改心して神仏に帰依すべし。
【願 望】かなわず
【病 気】長引く、危うし
【待 人】来ず
【失 物】出ず
【縁 談】整わず
【売 買】利なし
【その他】職業は職人に縁あり、万事わるし、秋まで待て

http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji100.html
百番・凶                             
(漢詩)
禄走白雲間 携琴過遠山 不遇神仙面 空惹意?珊

(訳)
禄は白運の間を走り/琴を携えて遠山を過ぐ/神仙の面に遇わずして/空しく意を惹いて、?珊(らんさん)たり

(大意)                                                         
財禄も白雲の間に走り去って、無一文となり、/隠者の印の琴を携え、深山に分け入った。/山に入ったものの、仙人には逢えず、/空しく心を悩まして、さらに迷うばかりである

(みくじの解)       
心を煩わして報われぬ兆。






________

















5 Comments:

Blogger yoji said...

今年のおみくじ: How to quit
http://yobanashi.seesaa.net/article/112968535.html
今年のおみくじ
先日、藤枝の鬼岩寺に詣でたついでに、おみくじを引いた。
ちらと事前におみくじの入っている引き出しを覗くと、
元三大師観音籤であるようだ。

この件についてはこのブログでもこのページに書いた通り。

で、この日の籤は16番「吉」。文に曰く
「破改重成望 前途喜又寧 貴人相助處 祿馬照前程」
(古きを捨てて新たに望まば 先に喜びありて安らかに 観音菩薩の御力受けて 宝を馬に行手明るし)
-----------
【総 合】努力を惜しまず、神仏の御加護・お導きに従って進めば、幸ありて前途は明るく開ける。過去にこだわってはいけない。
【願 望】かなうべし
【病 気】回復する、名医に付くべし
【待 人】来る
【失 物】出る
【縁 談】急いでよし
【売 買】利あり
【その他】旅立ち、家移り吉

ということで、まずまずと言う内容というべきか。
ただ、この「吉」という同じ文面でもえらく差があるのがこの籤の特徴だ。

以下、同じ「吉」でもどんな文面があるかというと……


68番「異夢生英傑 前來事可疑 芳菲春日暖 依舊發殘枝」
優れし人を生める良き夢 昨日の我が身を疑うほどに 春麗らかに花また芳し 残りの枝にぱっと開ける

55番「有名須得遇 三望一朝選 貴人来指處 華果應時鮮」
待ちしかいあり出世の糸口 衣食住とも一時に足りて 観音菩薩のお示しある毎 花も美し実もまた鮮やか

50番「有達宜更變 重山利政逢 前途相偶合 財祿保亨通」
正しき道はあくまで進め 行手に見える幸せの山 思いもよらぬ望みも叶い 福祿具わり立身するなり

47番「更望身前立 何期在晩成 若過重山去 財祿自相迎」
更に進みて出世を望まば 焦らずゆっくり成功を待て 山坂越えて難儀の果てに 巡り来るなり名誉も富も

73番「久安漸分明 登江緑水澄 芝書従遠降 終得異人成」
久しき迷いもようやく解けて 心弾める水のごとくに 天下ります神の御告げも まさに観音菩薩の導き

76番「富貴天之祐 何須苦用心 前程應顯跡 久用得高昇」
富貴は天の助けと知るべし 欲にかられてあくせくするより 行手に正しき道をたどれば やがては先からお越しくださる

23番「紅雲隨歩起 一箭中青霄 鹿行千里遠 爭知去路遙」
足元のめでたき雲に頼るまま 青空めがけて矢を放つとも 鹿は千里の遠きに逃る 及ばぬ望みに帰り忘るな

93番「有魚臨旱池 踊躍入波濤 隔中須有望 先且慮塵労」
水なき丘に喘ぐ魚は 大河見れば勇んで飛び込む されど間に道を隔てて しばし悶える浮世の苦労

35番「射鹿須乘箭 胡僧引路歸 遇道同仙籍 光華映晩輝」
幸運の鹿を射るには良き矢を選べ 道案内も良き人を得れば うち連れ進む理想の天地 光輝く夕焼けの空

34番「臘木春將至 芳菲喜再新 鯤鯨興巨浪 擧釣祿為眞」
冬来て春の巡り来たりて やがて芽を吹き花また芳し 大魚大波起こすとみれば 針に掛かるは宝の獲物

29番「憂轗漸消融 求名得再通 寶財臨祿位 當遇主人公」
憂き艱難もようやく消えて 求むるままに名声上がり 宝も位も思いのままに 目上の人の引き立てあるなり

95番「志氣勤修業 祿位未造逢 若見金鷄語 乘舩得便風」
大いに意気込み努め励めど 福運いまだ巡り来らず 天に一声導きあれば 追手に帆上げて進む船足

4番「累有興雲志 君恩祿未封 若逢侯手印 好事始怱怱」
望み起こしてしきりに焦れど 思い通りに報い得られず されど一旦取りたてらるれば 良き事のみぞ次々に来る

21番「洗出經年否 光華得再清 所求終吉利 重日照前程」
積もる汚れを洗い落として 今や昔の色つや美し 何を求めても良き幸せとなり 行手はまさに日の出の勢い

53番「久困漸能安 雲書降印權 殘華終結實 時亨祿自選」
久しき間の苦しみ解けて 天より授かるこのお墨付き 残りの花にも実を結ぶほど 時に伴い幸せとなる

18番「離暗出明時 麻衣變緑衣 舊憂終是退 遇祿應交輝」
長の暗闇今日から明るく ぼろは脱ぎ捨て錦の着物 先の苦労もいつの間にやら 貫禄具わり箔も付くなり

57番「欲渡長江闊 波深未息儔 前津逢浪靜 重整釣鼈鈎」
渡る大河あまりに広く 波高くして連れ立つともなし 岸辺静かに凪を待ちて 針の支度し大亀釣らん

91番「改變前途去 月桂又逢圓 雲中乘祿至 凡事可宜先」
古きを捨てて新たに進めば 欠けたる月もやがて円かに 雲の中より福運来たる 人に遅れず先立つがよし

45番「有意興高顯 祿馬引前程 得遇雲中箭 芝蘭滿路生」
塔を建つべく思い立ちしに 馬に財宝幸先良き道 有難きかな天の助けよ めでたき草も地に生い茂る

90番「一信向天飛 泰列舟自歸 前途成好事 應得貴人推」
天に向かいて矢文を放てば 舟に錦を宝の国より 良き事行手に山と積もるは 皆観音の導きと知れ

20番「月出漸分明 家財毎々興 何言先有滯 更變立功名」
月も顔見せ行手は明るく 家財も毎日増えるにまかせ 昨日の不平もどこへやら 更にひとしお立身出世

49番「正好中秋月 蟾蜍皎潔間 暗雲知甚處 故故兩相攀」
一点雲なくまさに名月 清く明るく輝けるさま 邪魔する雲の行方いずくぞ それぞれ叶う二つの願い

25番「枯木遇春生 前途必利亨 又得佳人箭 乘車祿自行」
枯木も春に芽を吹くごとく 行手に必ずよきことあるなり 麗し人の白羽の矢も立ち 自ずからなる宝の車

61番「舊過何日解 戸内保嬋娟 要逢十一口 遇鼠過牛邊」
古き過ちいつの日解ける 内艶やかにわだかまりなくせよ 必ず良き事巡り来るなり 夜中も起きて働くなれば

79番「殘日未還光 樽前非語傷 戸中人有厄 祈福保青陽」
有明月の陰まだ清く 酒は飲めども乱れに至らず 家内者に厄難ありとも 幸い祈らば春また永し

51番「修進甚功辛 労生未得時 騰身遊碧漢 方得遇高枝」
努め励めどその甲斐少なし 身を粉にしてもまだ時至らず 大空めがけて飛び上がり見よ 落ち着く先はまさにあるなり

72番「戸内防重厄 華果見分枝 嚴霜纔過後 方可始相宜」
家内にあれこれ揉め事あれば 花は無駄花実は他の花 厳しき霜を凌ぎて後は やがて良き事向かい来るなり

27番「望祿應重山 華紅喜悦顔 擧頭觀皓月 漸出黒雲間」
望み起こさば苦労を重ねよ 華紅に喜びの顔 頭を上げれば光る月が 黒雲分けて明るく照らす

26番「將軍有異聲 進兵萬里程 爭知臨敵處 道勝却虚名」
声を張り上げ号令すれば 兵は万里の先へ進めど 何ぞ計らん敵に向かいて 勝つは勝ちても甲斐なき戦

33番「枯木逢春艷 芳菲再發林 雲間方見月 前遇貴人欽」
枯木も芽を吹き春艶やかに 花も芳し心も楽し 雲間に月を見るがごとく 観音菩薩導きたもう

43番「月桂將相滿 追鹿映山溪 貴人乘遠箭 好事始相宜」
やがて満月さいさき良けれど 目当ての獲物は山谷隔つ 大悲の菩薩の弓矢頼めば 望み叶いて幸せとなる

42番「桂花春將到 雲天好進程 貴人相遇處 暗天再分明」
やがて桂の花咲く春に 空は穏やか道も開けて 観音菩薩導きたまい 元の暗闇今は明るし

44番「盤中黒白子 一著要先機 天龍降甘澤 洗出舊根基」
碁を打つも事を成すのも同じこと 先手を取るが何より要 天の助けの甘露の雨で 洗い流せよ凡夫の迷い

22番「漸漸濃雲散 看看月再明 逢春華菓秀 雨過竹重青」
厚雲次第に散り去りゆけば 月の光に再び明るし 春の訪れ花美しく 一雨ごとの竹の青さよ

てなところ。

同じ、「吉」といってもえらい差とは思いませんか?
【関連する記事】
某月某日
ソーダ水の中を
引っ越しの当日
某月某日。
筆者近況。

4:08 午前  
Blogger yoji said...

元サイト53に間違い

4:08 午前  
Blogger yoji said...

一番大吉! おみくじのフォークロア
叢書名   あじあブックス  ≪再検索≫
著者名等  中村公一/著  ≪再検索≫
出版者   大修館書店
出版年   1999.12
大きさ等  19cm 320p
NDC分類 387
件名    籤  ≪再検索≫
要旨    王朝の運命を占った皇帝のくじ、足利将軍を決めたくじ、近松門左衛門創作のくじ、明清
小説に登場するくじなど、日・中・韓の歴史を彩った「おみくじ」の謎に迫る。
目次    序章 おみくじの花盛り;1章 人はなぜ、おみくじを抽くのか;2章 おみくじの仕組
みと智恵;3章 中国の霊籤;4章 日本のおみくじ;5章 みくじ探訪―現代のみくじ
の種々相;6章 観音籖訳注
ISBN等 4-469-23160-6

4:28 午前  
Blogger yoji said...

御神籤に書かれた「第三十五番」の古文(?
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yosimura38さん2015/1/1309:11:07
御神籤に書かれた「第三十五番」の古文(?
)の意味を現代語で教えて下さい。

1/11に初詣の際、御神籤を引きました。
一番上に、
第三十五番 「ほととぎす いとふ時なし あやめぐさ
かづらにせむ日 こゆ鳴き渡れ」

との記載が。

因みに運勢 大吉
お受けしたのは某縣護国神社です。

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mobilat74さん 2015/1/1315:56:46
万葉集ですね。リンク先にもありますが「霍公鳥(ほととぎす)よ、嫌な時など無いから、あやめぐさをかづらにする日には、ここに来て鳴き渡ってください」という意味です。
おそらくこれは飾りのようなもので、この歌があなたの運勢を表しているとはちょっと思えないです。
http://www6.airnet.ne.jp/manyo/main/eighteen/m4035.html

ナイス 0

5:43 午後  
Blogger yoji said...

中国であったように
江戸期に絵が加わった
図象学的に興味深い

5:27 午後  

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