日曜日, 11月 29, 2015

ボブ・ディラン Bob Dylan 1985(1986)&1965

                         (音楽リンク:::::::::
NAMs出版プロジェクト: ボブ・ディランの模倣力 : 再掲
http://nam-students.blogspot.jp/2014/11/blog-post_19.html 
ボブ・ディラン Bob Dylan1985&1965
http://nam-students.blogspot.jp/2015/11/bob-dylan1985.html(本頁)  

インタビューリスト
比喩とアレゴリー

2012

https://dylan2023bible.blogspot.com/2025/03/bob-dylan-unleashed-rolling-stone-2012.html
https://web.archive.org/web/20180722070011/https://www.rollingstone.com/music/music-news/bob-dylan-unleashed-189723/

Bob Dylan Unleashed



1986

…it's about. You can go to a movie and say, "What's that about?” A movie is something that gives the illusion of stopping time. You go someplace and you sit there for a while. You're looking at something. You're trapped. It's all happening in…

(質問者)これまでに、書こうとしても、どうしても書けなかったようなことは?
         
ディラン あるとも。どんなものでも、書こうとすると書けないものなのだ。僕が何かについて
書こうとしたとする−−「馬について書きたい」とか「セントラル・パークについて書きたい」と
か「グランド・キャニオンについて書きたい」とか「コカイン産業について書きたい」−−ところ
が、それじゃ、何もうまくいかないのだ。いつも肝心なものを除外してしまうのだ。ちょうど、
あのHurricaneの歌のように。僕はハリケーン・カーターについて曲を書きたかったし、そのメッ
セージを広めたかった。ところが、ハリケーン・カーターについてなど、どこにも出てこない。
ほんとうなんだ、その曲の本質というものは、何かについてではない。つまり、すべてはきみ自
身についてなのだ。きみが誰か他人の靴をはいて立っているかぎり、きみにはその感触がどんな
ものかわからないだろう。それが何についてかさえわからない。
 映画を観に行って、「何についての映画だったんだ?」ということはできる。映画というのは、
きみに時間を止められるという幻想を抱かせるものなのだ。きみはどこかに行って、しばらく
のあいだじっと坐っている。きみは何かを観ている。わなをしかけられたも同然だ。すべては
きみの脳の中で起こり、いま世界ではそれ以外に何も起こっていないように、きみを思わせる。
時間はとまっている。外では世界が終末を迎えようとしていたとしても、きみにとって、時間は
止まったままだ。その時、誰かが「何についての映画だったんだ?」と聞く。「うーん。よくわ
からないな。同じ娘をものにしようとしていた、二人の野郎の話だろ?」あるいは「ロシア革命
についての映画だよ」そうだ、それは映画が何についてだったか説明しているが、映画そのもの
ではない。きみに、ずっと座席に坐ってスクリーンに見入ったり、壁のライトを見つめたりさせ
たのは、それではないはずだ。他のいい方をすれば、きみは、「人生とはいったい何なのだ?」
ということもできた。それは、いつだって映画のように過ぎていくだけだ。きみがここに何百年も
いようが関係なく、それはただ過ぎ去っていく。誰にも止めることはできない。
 だから、それが何についてかなどということはできないのだ。ただ、きみにできることは、その
瞬間の幻を与えようとすることだけだ。だが、それにしたって、それがすべてではない。きみが
存在していたという単なる証なのだ。
 どれが何についてだって? それは何についてでもない。それはそれなのだ。
(『ロックの創造者たち』より)

WRITTEN IN MY SOUL BILL FLANAGAN
1986




 
slowslow2772
⁦‪@slowslow2772‬⁩
Bob Dylan - interview by Bob Brown - ABC 20/20 10/10/85
youtu.be/X_GwVUAuDds?t=…

Bob Dylan's 1985 interview on the ABC TV show 20/20 | The Cinch Review
cinchreview.com/bob-dylans-198…pic.twitter.com/j9n3pswBNP
 
2024/02/07 22:47
 
 

https://x.com/slowslow2772/status/1755226667998749100?s=61


ディラン「人間が人間を救えるとは思えない」


これは本当にそうした趣旨の発言をしているのです。


https://x.com/slowslow2772/status/1755227045830033662?s=61

Bob Dylan - interview by Bob Brown - ABC 20/20 10/10/85

 https://youtu.be/X_GwVUAuDds?t=10m44s


Bob Dylan's 1985 interview on the ABC TV show 20/20 | The Cinch Review
https://www.cinchreview.com/bob-dylans-1985-interview-on-the-abc-tv-show-20-20/17780/



ABC v/o: Dylan supported the cause for African famine relief, but not without a kind of spiritual fatalism about it. 

BD: People buying a song and the money going to starving people in Africa is, you know, a worthwhile idea, but I wasn’t so convinced about the message of the song, to tell you the truth. I don’t think people can save themselves, y’know. 

ABC: Save themselves, in any sorta …?

BD: Yeah, I just don’t, I don’t agree with that type of thing.


ABC v/o:ディランはアフリカの飢饉救済の原因を支持したが、それについて一種の精神的な運命論がないわけではない。

BD: 歌を買う人々とアフリカの飢えた人々に行くお金は、あなたが知っている、価値のあるアイデアですが、私はあなたに真実を伝えるために、歌のメッセージについてそれほど確信していませんでした。人々は自分自身を救うことはできないと思います。

ABC: 自分自身を救ってください、どんな種類でも...?

BD:ええ、私はそうしません、私はそのようなことに同意しません。*

http://blog.livedoor.jp/yojisekimoto/archives/51768593.html 

以下上記サイトより転載:

ボブ・ディランのインタビュー

ボブ・ディランの発言にはいつも刺激を受けてきた。
「アメリカは自給自足を目指すべきだ」「人類が月にいってどうするんだ」等々。

以下は1965年のボブ・ディランのインタビュー。
記者「30才以上の私たちにあなたの立場、役割をうまく説明してくださいよ。」
ディラン「30才未満とでも言っておきましょうか。僕の使命は出来るだけ長くここに留まることです。」(4分頃)
記者「あなたの立場は右翼ですか左翼ですか?」
ディラン「上であることを祈るよ」(7分40秒頃)
 
 bob dylan - press conference san francisco 1965 2/6
https://www.youtube.com/watch?v=Ss7zkZ-FTa4 

~~~


Bob Dylan - Tight Connection to My Heart (Has Anybody Seen My Love) (Off...
1985



以下は、ディランの直接の発言ではないが、1982年、プロモビデオ撮影でボブ・ディランと共演した倍賞美津子の「季刊リュミエール2」(1985年一冬)に掲載された抱腹絶倒のインタビュー記事より。聞き手は山根貞男と蓮実重彦。

倍賞  (略)でも、ことしはいろんなことやって面白かったけど、ボブ・ディランと話したのが最高よ。待ち時間に、「飲みに行こう」っていうんでね。もう監督が迎え に来ても、「ちょっと待て」って言ってね。何論? あれは。宗教なんですよ、宗教論。「何でいまの女は外で働くんだ」って彼が言い出したんですよ。それ を通訳に聞いてるわけ、通訳の子も結婚してたから。黙って聞いてたんだけど、そのうちに、何かあたしも言いたくなっちゃったのね。そこからいろんな話に なって、宗教問題~~ユダヤの何か混じってるみたい。それで宗教変わったり、いろんなこと彼もして、仏教をやってみたり、禅をやってみたり~~、いろんなことを知ってて、それから十戒の話が出て来るのね。もうね、あたしなんか、頭の中、(頭の上に大きな輪をかいて)こんなになっちゃったの(笑)。それが三時間くらい。で、赤坂のロケ現場へ戻って来ても、まだ喫茶店に入ってしゃべってるわけ。「そのうちにアメリカへ来い」なんて言ってね。「いつでも俺んち来 てもいいから、泊まる時は。遊びに来るか?」って言うから、「うん、行く」「そしたら、泊まりにおいで」なんて言ってね。「あ、子供もいたんだっけね」 「そう」「子供もー緒に連れて来ていいから」なんて言ってくれてね(笑)。最後に、赤坂のド真ん中でキスしちゃった、二人で。どうしてああいうとこが載ら ないのかしら(笑)。
~~~「フォーカス」も「フライデー」もバカですね(笑)。
倍賞 最高だと思わない? そんなの。道のド真ん中でキスしてんだもんね、二人で。同志っていう感じでさ。
 最初の頃は、二人とも口きかなかったのね。一日目なんか、ほとんど。二日目は「ヤア」なんて言うから「ヤア」なんて言ってさ。それで「あなたのご主人は レスラーか」って言うから「イエス」なんて言ってね。チョチョチョチョッと話してるうちに、また話が途切れちゃうから、本読んでるわけ。で、「子供は何人いるか」とか言い出してね。「一人で、女の子で。あなたは?」「五人いるんだ。男三人、女二人」「いま奥さんは」「いや、いまは結婚してない」とかなんか、そんなこと言ってね(笑)。そういう話から入ってったの。
~~~「フォーカス」に載ってたのは、ビデオの中のシーンの写真ですよね。倍賞さんが、ほんの短いコメントを話していて。
倍賞 あたし、「空気みたいに大きい人」ってだけ言ったの。初めてよ、こういうのでしゃべったの。絶対言わないって、しゃべんなかったの。
「人間は死んで、僕が先に行くと、千年も万年も、君の来るのを待ってる。あなたはどのぐらい待っててくれるか」「あたし、待ってても百年しか待てない」って言ったの(笑)。いいでしょ? これ(笑)。これが載ったら最高なんだけどね。「あたしは待つことはできない」って言ったの(笑)。
 そうそう、モーゼが出て来たんだ。何かむずかしいんですよね。だから、もうちょっと通訳がうまかったら、ねえ。で、愛のこととかで、「じゃ、どうしてあ なたは別れたんだ」と。そうしたら通訳の人が「そんなこと悪くて聞けません、失礼で聞けません」「いいじゃない、聞いたって! あたしが聞いてんだから!」って怒ったりして(笑)。そうしたら「君だって、いつこういうふうになるかもわからない、亭主と。そうしたら、何年でも待ってる」って。ロマンチックでしょ。詩人が、コノ(笑)。あの辺がもうちょっと噂立ってくれりや、最高だったわね。
 でも、みんな気つかってたね、ボブ・ディランに。ピリピリ。みんな「口きかない」って言ってた。「笑い顔見たことない」って言ってたね。あたし、全然平気だったから。「えっ、そんな話したの?」って言ったもんね、こういう世界の人たちは。「考えられない」って。可愛いんだよね。「コーヒー飲む?」なんて言うと、(下向いてうなずいて)なんてね(笑)。
 もう一回ぐらい会いたいなあ。今度はきちんとフォーカスさせてさ。させることないな (笑)。「フライデー」にも絶対やめようね、ウソつきだから、あそこは(笑)。(マイクに向って)あれは、あたしんちの玄関の前を、あたしが自分ちの食料品を買って帰るのを、あなたたちが無断で写真を撮ったんですよね!(笑)全然知らないの、あたし。うちの前だもーん。でも、あれ、ずるいのね。ここがあの人んちの前ですよっていうことは、言ってないのよ。
 いい友達ですよ、ほんとに、ショーケンとは。やっぱりすごい才能ある人だと思うしね。でないと共演できないですよね。それをいちいちさあ。(マイクに向って)ご飯だって食べに行くわよ!(笑)バックがレスラーだって、ご飯食べに行く男ぐらいいるんだ、バカ!(笑)今度、ボブ・ディランの時なんか、教え てあげないもーん(笑)。あ、ここに教えればいいのか。
~~~そうそう(笑)。
倍賞 ここで特集組むの? どういうわけ?(笑)これ、スキャンダル雑誌になるじゃない、そしたら(笑)。
 でも、あれ、写真撮っときゃよかったねえ。キスしてっとこ。残念だなあ。心残りだわ!(笑)「サンキュー、バァーイ」なんて言って、プチュッなんてやったのに。
 でも、言ってたんですよね。「どうしてみんな世間っていうのは、こういうイメージだって、必ずきめつけたがるのか。それがすごく邪魔だ」って言ってた。 自分のことも、こういう人間だとか。あと、新宗教っていうのが、アメリカで生まれてるみたいなの。何かあるでしょう、キリスト教でも。そこに属してると かって、彼が。すごくいやだっていうことを言ってたね。それで、「ある日突然、僕は肩をたたかれて、メッセンジャーみたいにして歌ってるんだ」って言う わけ、ギター一本で。「あなたも俳優っていうもので、そういうふうに神からやられて、そういうことを演じて、みんなを喜ばせてるんだ」と。「いつ、たたかれたの? 肩」と言ったの、あたし。そしたら「ん、いま」なんて答えたりするわけよ(笑)。おかしいでしょ、この辺が。可愛いの。もう笑っちゃうのね。
~~~いやあ、きょうは独占スクープがあったり(笑)、長時間ありがとうございました。
           (十月二十五日、三笠会館にて)
                    

2 Comments:

Blogger yoji said...

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ロックの創造者たち: 28人のア-ティストは語る
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ロックの創造者たち: 28人のア-ティストは語る 単行本 – 1987/6/1
ビル フラナガン (著), 山本 安見 (翻訳)

10:51 午後  
Blogger yoji said...

Written in My Soul: Rock's Great Songwriters...Talk About Creating Their Music ハードカバー – 1986/11/1
英語版 Bill Flanagan (著)
4.5 5つ星のうち4.5 30個

10:53 午後  

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