土曜日, 11月 28, 2015

谷崎潤一郎1886-1965:青空文庫 作業中 作家別作品リスト

青空文庫 作業中 作家別作品リスト:谷崎 潤一郎

http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1383.html

作家名:谷崎 潤一郎
作家名読み:たにざき じゅんいちろう
ローマ字表記:Tanizaki, Jun'ichiro
生年:1886-07-24
没年:1965-07-30
  1. 蘆刈 (新字新仮名、作品ID:56875) 
  2. 泉先生と私 (新字旧仮名、作品ID:57370) 
  3. 異端者の悲しみ (新字新仮名、作品ID:56950) 
  4. 陰翳礼讃 (新字新仮名、作品ID:56642) 
  5. 鍵 (新字新仮名、作品ID:56846) 
  6. 覚海上人天狗になる事 (新字新仮名、作品ID:56943) 
  7. 紀伊国狐憑漆掻語 (新字新仮名、作品ID:56944) 
  8. 聞書抄 第二盲目物語(新字新仮名、作品ID:56945) 
  9. 恐怖 (新字新仮名、作品ID:56693) 
  10. 小僧の夢 (新字新仮名、作品ID:57344) 
  11. 金色の死 (新字新仮名、作品ID:57442) 
  12. 金色の死 (旧字旧仮名、作品ID:57439) 
  13. 細雪 01 上巻(新字新仮名、作品ID:56698) 
  14. 細雪 02 中巻(新字新仮名、作品ID:57416) 
  15. 細雪 03 下巻(新字新仮名、作品ID:57394) 
  16. 「細雪」回顧 (新字旧仮名、作品ID:57371) 
  17. 三人法師 (新字新仮名、作品ID:56946) 
  18. 刺青 (新字新仮名、作品ID:56641) 
  19. 春琴抄 (新字新仮名、作品ID:56866) 
  20. 純粋に「日本的」な「鏡花世界」 (新字旧仮名、作品ID:57372) 
  21. 少将滋幹の母 (新字新仮名、作品ID:56847) 
  22. 少年 (新字新仮名、作品ID:56643) 
  23. 大切な雰囲気 01 序(新字新仮名、作品ID:49637) 
  24. 蓼喰う虫 (新字新仮名、作品ID:56874) 
  25. 小さな王国 (新字新仮名、作品ID:57345) 
  26. 途上 (新字新仮名、作品ID:56849) 
  27. 人魚の嘆き (新字旧仮名、作品ID:57413) 
  28. 母を恋うる記 (新字新仮名、作品ID:56951) 
  29. 秘密 (新字新仮名、作品ID:57349) 
  30. 瘋癲老人日記 (新字新仮名、作品ID:56771) 
  31. 武州公秘話 01 武州公秘話(新字新仮名、作品ID:56869) 
  32. 二人の稚児 (新字新仮名、作品ID:57346) 
  33. 幇間 (新字新仮名、作品ID:56644) 
  34. 卍 (新字新仮名、作品ID:56873) 
  35. 盲目物語 (新字新仮名、作品ID:56868) 
  36. 吉野葛 (新字新仮名、作品ID:56867) 

偉人たちの最期の言葉

http://www.h3.dion.ne.jp/~urutora/saigo.htm

これから小説を書かねばならない・・・。小説を・・・。

~谷崎潤一郎

谷崎潤一郎 - Wikipedia

ja.wikipedia.org/wiki/谷崎潤一郎

谷崎潤一郎

谷崎 潤一郎(たにざき じゅんいちろう、1886年(明治19年)7月24日 - 1965年(昭和40 年)7月30日)は、日本の小説家。明治末期から第二次世界大戦後の昭和中期まで、 戦中・戦後の一時期を除き終生旺盛な執筆活動を続け、国内外で...

来歴・人物-年譜-作品の評価-女性関係



//////////

以下転載:

2009年に亡くなったマサオ・ミヨシが『オフセンター』の中で、谷崎潤一郎の『細雪』のラストが下痢の話になる
ことを誰も論じていないと書いていた(これは三島由紀夫や大島渚について辛辣だが的確な評を提示していて刺激
的な本だ)。
ミヨシはある種の侵犯及び反抗を読み取っているのだが、これは近代主義的な構図のもとにある読みであろう
(『源氏物語』の品定めを男女逆にしてパロディー化するところ等は確かに「侵犯」ではあるのだが)。

ところで、フランスのシンガーソングライター、セルジュ・ゲンスブールは死後発表することを定めていたインタビュー
のなかで、しかもその最後の発言として以下のように言っていた。

《「自分の下でする」というだろう。何しろ、「する」という動詞は最も原始的なる言葉だから。「私は音楽をする」
とか「私は映画をする」とか、「写真をする」、「詩をする」というけれど、私たちが小さい時には、「ママン、
しちゃったよ」と言うと何をしたかわかるだろう。》
(邦訳『ゲンスブール×2ノワール』128頁)

最後の、死後に天国で?インタビューしたという設定の発言はちょうどここで終わっている。

ゲンスブールも谷崎も最後(生涯の最後と作品の最後)に、より根源的な言葉、しかも母の記憶
と結びつくものとしてスカトロジーを選択したのである。
フロイト的な分析も可能だが、両者とも最後の最後まである種の逆説的なダンディズムを保持し
ていたことが特筆される。