1933年柴田敬(1902~86)はマルクス再生産表式の2部門を5部門にしてワルラスとの比較を可能にした。
カレツキも後に生産部門を二つにわけて3つにして同様のことをした。柴田の方は消費部門も二つにわけ、貨幣部門も追加した。
ただし、そもそもマルクスもワルラスもプルードンの系列理論を価格論的に展開しただけだから両者がつながるのは自明だ。資本主義を変数とするか所与とするかも、両者ともに貨幣を所与とするのだから同じことだ。
『経済の法則を求めて』という柴田の回想録ではカレツキにも面会しているようだが、深い言及はない(ちなみに同書でゲゼルが酷評されているが、そこが柴田の限界だろう)。
都留重人『近代経済学の群像』でも両者が扱われるがこの視点での二人の比較はないのが残念だ。
後に失敗作と自身が断じた柴田の労作『理論経済学』上下1935は国会図書館デジタルコレクションで読める。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B4%E7%94%B0%E6%95%AC
柴田 敬(しばた けい、
1902年9月2日 -
1986年5月22日)は、日本の
経済学
者。
柴田敬(1933a)「資本論と一般均衡論」『経済論叢』第36巻1号,80-110ページ。
http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/130272/1/eca0361_080.pdf
以下。西淳による解説論考
[PDF]
一般均衡理論とマルクス―― 柴田敬の経済学 ――
つまり,単純化という作業により一般均衡理論は資本主義的生産の構造の,そしてその発展法則の分析
をおこなうことが可能になる,と柴田は主張する。
それでは次に,通常の一般均衡体系と後に利潤率低下論批判に使われることとなる体系,つまり柴田
のいう単純化されたものとしての一般均衡体系との関係はどのようなものかみてみよう。ただし柴田が
提示している元の一般均衡体系は複雑なものでありそれを説明するだけで一稿を要するであろうから,
以下,柴田のマルクス・モデルを説明するのに必要な最小限のことだけを述べておく5)。
経済は単純再生産が想定される。m人の資本家とθ 人の労働者によって経済は構成される。資本家
は資本利潤をもとに生計を立て,「基礎的生産財」(「それ自体生産物に非ずして生産財として代償を支
払はれるもの」(同,83ページ,),つまり本源的生産要素の供給者(ここでは土地は考慮されていない
ので労働者)はもっぱらその供給で生計を立てる。財は貨幣と消費財がn -1種類,労働力はe 種類
あり(θ人の労働者がそれぞれe 種類の労働力をもっている),資本財はs種類ある。固定資本は捨象
されている。なお貨幣は生産によって増加する金属貨幣(金)である。
柴田の提示する方程式体系は以下のようである。
方程式については
・第Ⅰ方程式群…m人の資本家の,貨幣とn -1個の消費財と資本投下についての加重限界
効用均等条件(無差別曲面と予算平面との接する条件) m × n本
・第Ⅱ方程式群…m人の資本家の予算制約式 m本
・第Ⅲ方程式群…労働者の,貨幣とn -1個の消費財とe 種類の労働についての加重限界効用均等条
件(n+e-1)×θ本
・第Ⅳ方程式群…θ人の労働者の予算制約式 θ本
・第Ⅴ方程式群…貨幣とn -1個の消費財についての価格=費用方程式 n本
・第Ⅵ方程式群…s種類の資本財についての価格=費用方程式 s本
・第Ⅶ方程式群…貨幣とn -1個の消費財についての需給方程式 n本
・第Ⅷ方程式…貨幣の増加についての式 1本
・第Ⅸ方程式群…e 種類の労働についての需給方程式 e本
・第Ⅹ方程式群…s種類の資本財についての需給方程式 s本
・第Ⅺ方程式群…e 種の労働の供給量についての式 e本
・第Ⅻ方程式群…供給される社会的総資本の総額と投資(不変資本と可変資本への)の総額(総生産
費)との均等式 1本
からなり,未知数については
・第Ⅰ方程式群においてmn(m人の資本家が交換後保有するn個の消費財について)+m(m人の資本
家のそれぞれ投下する資本額について)+n(n-1個の消費財価格と1個の平均利潤率について)
個,そこに
・第Ⅲ方程式群で,(n+e)θ(θ人の労働者が需要するn個の消費財と供給するe 種類の労働力につい
て)+ e(e 種類の労働力の価格について)個,
・第Ⅴ方程式群でs(s個の資本財価格について)個,
・第Ⅶ方程式群でn(交換後各人によって保有されるn個の消費財のそれぞれの総量について)個,
・第Ⅷ方程式群でl(生産される貨幣の量について)個,
・第Ⅸ方程式群でe+s(供給されるe 種類の労働力の量と生産されるs種類の資本財のそれぞれの総量
について)個,
が追加される。
- タイトル
- 理論経済学. 上
- 著者
- 柴田敬 著
- 出版者
- 弘文堂書房
- 出版年月日
- 昭和10
- http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1444391
- 国会図書館DC
同下
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1442087
経歴
福岡県福岡市生まれ。
福岡商業学校、
山口高等商業学校(現
山口大学経済学部)を卒業後、高商時代の恩師である
作田荘一を追うように
京都帝国大学経済学部に入学した。そこでは、
河上肇のゼミに参加した。後に、
マルクス経済学と一般均衡理論の統合など世界的にも注目される
理論経済学の研究を行った。この論文はポーランドの
経済学者である
オスカル・ランゲの眼に止まり、高い評価を受けている
[1]。
柴田は、京都帝国大学の助教授をしていたときに、
ハーバード大学に留学している。そして、そこで
ヨーゼフ・シュンペーターのゼミナールに加わり、高い評価を得ている。
伊東光晴によると、「日本の経済学者でシュンペーターのもとを訪れた者のうち、シュンペーター自身が、来る前から異常に高く評価したのは柴田敬であり、来た後に高く評価したのが
都留重人であって、これ以外の人についてはほとんど評価していない」とされている
[2]。また、当時のゼミ生には、
ポール・サミュエルソン、
ワシリー・レオンチェフ、
ポール・スウィージー、都留らがいた。そして、帰途には、
吉田茂の仲介により、英国で
ケインズとの面会を果たした。伊東光晴によれば、「日本人としては、ただ一人ケインズと議論らしい議論を行った経済学者」。帰国後京大教授となりゼミで
杉原四郎らを教えた。
その後、経済ブレインとして、
近衛文麿の
経済体制革新運動や天皇による早期終戦工作等に関わるようになったが、戦後になると
GHQにより
公職追放となる。追放解除後、
山口大学教授・経済学部長、
青山学院大学教授・経済学部長も務めた。
現在では「忘れられた大経済学者」とみなされている。[要出典]
評価
都留重人は、
『現代経済学の群像』(1985年6月
岩波書店)の中で、「日本には「経済学学者」は多いけれど経済学者は少ないのではないか。つまり、外国の著名な経済学者の著書や論文を、横のものを縦にす
る形で発表する学者は非常に多いけれども、自分で独創的に問題を展開して、世界の経済学界に一石を投じるような人は比較的少なかったのではないかと考えて
きた。「近代経済学の群像」の続編として本書を企画するに当たっては、ぜひとも日本の経済学者も登場させたいとして、柴田敬と
安井琢磨の二人を検討の対象とした」
[要ページ番号]と述べている。
脚注
- ^ 橘木俊詔 『朝日おとなの学びなおし 経済学 課題解明の経済学史』 朝日新聞出版、2012年、231頁。
- ^ 宮崎義一、伊東光晴「忘れられた経済学者・柴田敬」経済評論53/8月号
参考:
Title 柴田敬のマルクス体系論 Author 寺出, 道雄(Terade, Michio)
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=7&ved=0ahUKEwjHh-q7-LXKAhUBkpQKHdmTCv8QFgg4MAY&url=http%3A%2F%2Fkoara.lib.keio.ac.jp%2Fxoonips%2Fmodules%2Fxoonips%2Fdownload.php%2FAN00234610-20020101-0163.pdf%3Ffile_id%3D87499&usg=AFQjCNHvCGTt0b2pY8XnNqV-7t5j07feEQ&sig2=oeisnX3mzrPOvvf92kPDvQ
koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/...php/AN00234610-20020101-0163.pdf?...
1~12から、-1.3.4.7.を引き、+13~17を加えたものがマルクス体系
柴田敬博士古稀記念論文集刊行委員会編『経済学の現.代的課題』
柴
田
敬
の
経
済
学
‐
再
生
産
表
式
論
研
究
を
中
心
と
し
て
‐
西
淳
http://jshet.net/docs/conference/77th/nishi.pdf
〔
研
究
ノ
ー
ト
〕
一般均衡理論とマルクス
―― 柴田敬の経済学 ――
西 淳
http://www.ronsyu.hannan-u.ac.jp/open/n002129.pdf
阪
南
論
集
社
会
科
学
編
V
o
l
.
4
7
N
o
.
2
1
7
4
2
4
)
置
塩
の
議
論
に
つ
い
て
は
こ
こ
で
は
言
及
し
な
い
。
と
り
あ
え
ず
こ
こ
で
は
文
献
と
し
て
O
k
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s
h
i
o
(
1
9
6
1
)
,
置
塩
(
1
9
6
5
)
,
(
1
9
7
7
)
,
(
1
9
8
7
)
を
あ
げ
る
に
と
ど
め
て
お
こ
う
。
も
ち
ろ
ん
,
こ
の
よ
う
な
柴
田
・
置
塩
に
よ
る
解
決
が
マ
ル
ク
ス
の
前
提
を
踏
ま
え
た
も
の
で
あ
る
か
ど
う
か
は
議
論
の
余
地
が
あ
ろ
う
。
た
と
え
ば
根
岸
(
2
0
0
6
)
は
,
マ
ル
ク
ス
は
収
穫
逓
増
経
済
を
前
提
し
て
い
た
と
し
,
そ
の
よ
う
な
前
提
の
も
と
で
は
利
潤
率
が
傾
向
的
に
低
下
し
て
い
く
と
い
う
の
が
マ
ル
ク
ス
の
ヴ
ィ
ジ
ョ
ン
で
あ
る
と
述
べ
て
い
る
。
2
5
)
こ
の
よ
う
な
評
価
に
つ
い
て
は
根
岸
(
2
0
0
6
)
を
参
照
。
2
6
)
柴
田
は
,
ハ
ー
バ
ー
ド
留
学
時
ス
ウ
ィ
ー
ジ
ー
や
レ
オ
ン
テ
ィ
エ
フ
ら
と
気
脈
が
通
じ
た
よ
う
で
あ
る
が
,
根
本
的
な
学
問
的
関
心
の
部
分
で
彼
ら
と
は
違
っ
て
い
た
と
述
べ
て
い
る
(
柴
田
(
1
9
8
3
)
,
5
2
-
5
3
ペ
ー
ジ
)
。
2
7
)
こ
の
あ
た
り
の
問
題
に
つ
い
て
は
牧
野
(
2
0
0
8
)
を
参
照
。
2
8
)
し
た
が
っ
て
柴
田
に
よ
れ
ば
,
一
般
的
利
潤
率
の
低
下
は
ベ
ー
ム
・
バ
ヴ
ェ
ル
ク
が
述
べ
る
よ
う
な
生
産
期
間
の
長
期
化
に
よ
る
も
の
で
も
な
い
。
と
い
う
の
も
そ
れ
は
実
質
賃
金
の
上
昇
に
よ
っ
て
生
じ
る
が
,
「
最
近
に
於
て
実
質
労
賃
が
顕
著
に
増
大
し
た
こ
と
を
示
す
証
拠
は
何
等
存
し
な
い
」
(
柴
田
(
1
9
4
1
)
,
3
0
ペ
ー
ジ
)
か
ら
で
あ
る
。
つ
ま
り
マ
ル
ク
ス
の
理
論
で
も
ベ
ー
ム
・
バ
ヴ
ェ
ル
ク
の
そ
れ
で
も
現
実
は
説
明
で
き
な
い
,
と
い
う
の
が
彼
の
結
論
で
あ
っ
た
。
2
9
)
こ
の
よ
う
な
高
田
の
問
題
提
起
そ
の
も
の
は
ま
っ
と
う
な
も
の
で
あ
ろ
う
。
3
0
)
こ
こ
で
い
う
価
値
構
成
と
は
,
ど
の
商
品
が
ど
の
よ
う
な
投
入
に
よ
っ
て
産
出
さ
れ
た
か
と
い
う
構
成
(
投
入
産
出
表
で
い
え
ば
中
間
投
入
と
付
加
価
値
と
い
う
タ
テ
方
向
の
構
成
)
の
こ
と
で
あ
り
,
需
給
関
係
と
は
ど
の
商
品
が
ど
の
よ
う
に
販
売
さ
れ
て
い
っ
た
か
と
い
う
関
係
(
中
間
需
要
と
最
終
需
要
と
い
う
ヨ
コ
方
向
の
関
係
)
の
こ
と
で
あ
る
(
も
ち
ろ
ん
再
生
産
表
式
と
投
入
産
出
表
で
は
労
働
者
の
消
費
需
要
の
扱
い
な
ど
,
違
い
は
あ
る
。
詳
し
く
は
三
土
(
1
9
8
4
)
,
第
3
章
)
。
3
1
)
こ
の
計
算
に
つ
い
て
は
置
塩
(
1
9
8
7
)
,
4
4
-
4
5
ペ
ー
ジ
を
参
照
さ
れ
た
い
。
た
だ
し
こ
こ
で
の
計
算
と
異
な
る
の
は
,
高
田
が
剰
余
価
値
を
一
定
と
し
て
の
転
化
を
考
え
て
い
る
の
で
,
置
塩
(
1
9
8
7
)
,
4
4
ペ
ー
ジ
の
(
1
・
5
5
)
の
最
後
の
式
は
総
剰
余
価
値
=
総
利
潤
と
い
う
式
に
よ
っ
て
置
き
換
え
ら
れ
ね
ば
な
ら
な
い
と
い
う
と
こ
ろ
で
あ
る
。
よ
っ
て
x
,
y
の
値
は
そ
こ
で
の
も
の
と
は
異
な
る
。
ち
な
み
に
r
に
関
し
て
は
,
置
塩
に
お
い
て
は
第
二
期
の
表
式
が
考
察
さ
れ
て
い
る
が
,
そ
れ
は
第
一
期
の
表
式
の
第
I
部
門
の
両
辺
が
1
.
1
倍
さ
れ
第
II
部
門
が
1
6
/
1
5
倍
さ
れ
て
い
る
だ
け
な
の
で
,
か
わ
ら
な
い
。
3
2
)
な
お
こ
の
よ
う
に
な
る
か
ら
と
い
っ
て
,
マ
ル
ク
ス
が
想
定
し
た
資
本
家
の
投
資
態
度
が
合
理
的
で
あ
る
と
い
う
こ
と
で
は
な
い
。
有
機
的
構
成
が
異
な
る
際
の
拡
大
再
生
産
の
問
題
点
に
つ
い
て
は
置
塩
(
1
9
8
7
)
,
4
0
-
4
5
ペ
ー
ジ
。
参
考
文
献
伊
東
光
晴
・
宮
崎
義
一
(
1
9
7
8
)
「
対
談
書
評
忘
れ
ら
れ
た
経
済
学
者
・
柴
田
敬
-
柴
田
敬
著
『
経
済
の
法
則
を
求
め
て
』
を
め
ぐ
っ
て
」
『
経
済
評
論
』
日
本
評
論
社
,
第
2
7
巻
第
8
号
,
1
0
2
-
1
1
8
ペ
ー
ジ
。
置
塩
信
雄
(
1
9
6
5
)
『
資
本
制
経
済
の
基
礎
理
論
』
創
文
社
。
置
塩
信
雄
(
1
9
7
7
)
『
マ
ル
ク
ス
経
済
学
』
筑
摩
書
房
。
置
塩
信
雄
(
1
9
8
7
)
『
マ
ル
ク
ス
経
済
学
II
』
筑
摩
書
房
。
サ
ミ
ュ
エ
ル
ソ
ン
・
P
(
1
9
7
9
)
『
サ
ミ
ュ
エ
ル
ソ
ン
経
済
学
体
系
第
9
巻
』
篠
原
三
代
平
,
佐
藤
隆
三
編
集
,
勁
草
書
房
。
柴
田
敬
(
1
9
3
0
)
「
カ
ッ
セ
ル
氏
の
「
価
格
形
成
の
機
構
」
の
吟
味
」
『
経
済
論
叢
』
第
3
0
巻
第
6
号
,
5
6
-
7
6
ペ
ー
ジ
。
柴
田
敬
(
1
9
3
3
a
)
「
資
本
論
と
一
般
均
衡
論
」
『
経
済
論
叢
』
第
3
6
巻
1
号
,
8
0
-
1
1
0
ペ
ー
ジ
。
柴
田
敬
(
1
9
3
3
b
)
「
平
均
利
潤
論
」
『
経
済
論
叢
』
第
3
6
巻
第
2
号
,
8
1
-
1
0
4
ペ
ー
ジ
。
柴
田
敬
(
1
9
3
3
c
)
「
資
本
蓄
積
論
(
一
)
」
『
経
済
論
叢
』
第
3
7
巻
第
1
号
,
1
1
1
-
1
3
6
ペ
ー
ジ
。
柴
田
敬
(
1
9
3
3
d
)
「
資
本
蓄
積
論
(
二
)
」
『
経
済
論
叢
』
第
3
7
巻
第
2
号
,
8
9
-
1
1
0
ペ
ー
ジ
。
柴
田
敬
(
1
9
3
3
e
)
「
資
本
蓄
積
と
資
本
の
有
機
的
構
成
の
変
化
」
『
経
済
論
叢
』
第
3
7
巻
第
4
号
,
7
2
-
9
2
ペ
ー
ジ
。
柴
田
敬
(
1
9
3
3
f
)
「
資
本
蓄
積
と
資
本
の
有
機
的
構
成
の
変
化
(
二
)
」
『
経
済
論
叢
』
第
3
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ジ
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柴
田
敬
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『
理
論
経
済
学
上
』
弘
文
堂
。
- タイトル
- 理論経済学. 上
- 著者
- 柴田敬 著
- 出版者
- 弘文堂書房
- 出版年月日
- 昭和10
- http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1444391
- 国会図書館DC
______________
https://library.kanto-gakuin.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=KJ10069187&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB
0001
本館 1階書庫
1400588764
経済学の現代的課題 / 都留重人,杉原四郎編||ケイザイガク ノ ゲンダイテキ カダイ
京都 : ミネルヴァ書房 , 1974
267p ; 22cm
注記
柴田敬博士の古稀記念論文集
都留, 重人||ツル,シゲト(1912- )
杉原, 四郎||スギハラ,シロウ(1920- )
柴田, 敬||シバタ,ケイ
https://library.kanto-gakuin.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB00429499&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB
Focus Volume
巻号 : 年月次 :
No.
巻冊次等
所蔵館
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資料ID
請求記号
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状態
予約件数
0001
上
本館
SCC館M2 足立文庫
55412528
720.1/Kl3/1
貸出可
整理済
0件
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0002
下
本館
閉架書庫
97004922
720.1/K1/2
貸出可
整理済
0件
reserve
0003
下
本館
SCC館M2 足立文庫
55412530
720.1/Kl3/2
貸出可
整理済
0件
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mark 詳細
書誌
書名および著者名
造形思考 / パウル・クレー[著] ; 土方定一[ほか]訳||ゾウケイ シコウ
出版事項
東京 : 新潮社 , 1973.5
形態事項
2冊 ; 22cm
巻号情報
image
image
巻次等
set
ISBN
4105021028
レビュー
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その他の書名
原タイトル:Das bildnerische Denken
学情ID
BN01640637
1 Comments:
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検索結果
[PDF]柴田敬の経済学:再生産表式論研究を中心として
jshet.net/docs/conference/77th/nishi.pdf
柴田敬(1902‐1986)は戦前におけるもっとも独創的な理論経済学者の一人であり、戦後. は環境問題や唯物史観の問題について ... 柴田は近代経済学とマルクス経済学との総合という課題に取り組み、ワルラスやカッセ. ルの一般均衡理論を簡略化し「簡単化 ...
[PDF]柴田敬の再生産論研究について - 立命館大学経済学部 論文検索
ritsumeikeizai.koj.jp/koj_pdfs/61610.pdf
西淳 著 - 関連記事
柴田敬(1902-1986)は戦前におけるもっとも独創的な理論経済学者の一人であり,戦後は環境. 問題や唯物史観の問題について .... しかし柴田は「簡単化されたワルラス体系」から導かれた範式研究の結果,マルクス派のそれ. らの議論が根本的に不十分な ...
[PDF]一般均衡理論とマルクス
www.ronsyu.hannan-u.ac.jp/open/n002129.pdf
彼らの諸研究のなかでも柴田敬(1902-1986)の研究はとりわけ異彩を放っているといわねばならな ... 一般均衡理論とマルクス─柴田敬の経済学─ ...... おける利潤率の低下は簡単化されたワルラス体系から得られた実質賃金率の上昇によるものなのか?と.
[PDF]一般均衡理論とマルクス―― 柴田敬の経済学 ――
https://hannan-u.repo.nii.ac.jp/index.php?...
彼らの諸研究のなかでも柴田敬(1902-1986)の研究はとりわけ異彩を放っているといわねばならな. い。なぜならそれは,一般 ... 本稿においては,最初に柴田の一般均衡理論とマルクス経済学を総合する試みを検討し,さらには彼. のマルクスの利潤率低下 ...
[PDF]Title 柴田敬の独占資本主義論 Author(s) - Kyoto University ...
repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/.../kronso_181_4_325.p...
牧野邦昭 著 - 2008
柴田敬1) は現在では数理マルクス経済学の先駆者として知られることが多い。 .... 6) 柴田敬「資本論と一般均衡論JW経済論叢』第36巻第 1号, 1933年。 ...... そこで私は, r簡単化されたワルラス方程式体系』のなかに独占利潤という概念を織り込んで,.
[PDF]View/Open - HERMES-IR
https://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/bitstream/10086/.../koten0001900140.pdf
根岸隆 著 - 1999 - 関連記事
実は, 戦前においてすでに柴田敬 (ー936, p-628, Sugihara and Tanaka, p~ー08) によ り指摘さ. れていた ... ローザンヌ学派 (ワルラス) 流の一般均衡理論を簡単化 ... したがって, マルクスの利潤率低下理論を検討するためには, 柴田 ・ 置塩定理のようにワル.
マルクス主義批判 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/マルクス主義批判
レオン・ワルラスも1896年に『社会経済学研究』第5章「所有の理論」でマルクス経済学の労働価値説を希少性価値説から批判し、マルクス主義的な集産主義は、「その基礎の欠陥のために ..... 西淳「柴田敬と高田保馬の転化論論争」阪南論集 社会科学編 Vol.
利潤率の傾向的低下の法則 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/利潤率の傾向的低下の法則
しかし、マルクスやカウツキーらの論証に問題があることは、ボルトケヴィチ(L. von Bortkiewicz)や柴田敬(1935-36),ポール・ ... 柴田や置塩の分析は、ワルラスを中心とするローザンヌ学派の枠組みで行なわれているが、マルクスはそのような枠組みでなく、 ...
近代経済学(きんだいけいざいがく)とは - コトバンク
https://kotobank.jp/word/近代経済学-54341
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - 近代経済学の用語解説 - 1870年代の初頭,C.メンガー,W.ジェボンズ,L.ワルラスにより ... なお、このランゲの論文は、柴田敬(しばたけい)(1902―1986)の論文「マルクスの資本主義分析とローザンヌ学派の一般均衡 ...
経済学史24の謎 | 有斐閣
www.yuhikaku.co.jp/books/detail/4641162247
10 マルクスのサービス残業論(マルクス) 11 マルクスの国際的搾取論(マルクス) 12 ワルラスでマルクスを解明する(ワルラス) ... ワルラス) 17 方程式が足りない?(ヴィクセル) 18 返す刀でベーム・バヴェルクも(柴田敬) 19 マーシャルが生産者余剰を忘れた ...
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