火曜日, 11月 29, 2016

ヘロドトス『歴史』:メモ


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NAMs出版プロジェクト: ヘロドトス『歴史』:メモ

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NAMs出版プロジェクト: 『哲学の起源』:索引&目次(作業中)

http://nam-students.blogspot.jp/2012/11/blog-post_5870.html?m=0#refha

ヘロドトス『歴史』岩波文庫より 
『哲学の起源』引用箇所
ヘロドトス『歴史』,29,40@,48@,69,70,71@,71@,73-4@,74@

①一七〇:129
柄谷行人哲学の起源48頁

イオニアの敗北以前にミレトスの人タレス1の述べた見解もまた有益なものであった。タレスの祖先はフェニキア人であったが、彼の意見というのは、イオニア人は単一の中央政庁を設けて、イオニアの中央に当るテオスにこれを置く、ただし他の町々はそのまま存続しいわば地方行政区と見做される、というものであった。



上②五〇:195
71

五〇 ディオニュソスのみならず、ほとんどすべての神の名はエジプトからギリシアへ入ったものである。ギリシアの神々がギリシア外の国から招来されたものであることは、私が自ら調査して確かめたことである。それも大部分はエジプトからの伝来であると私は考えている



上②一五八:264

71

エジプト人は自分と言語を同じくせぬ者はすべてこれを異国人と称するのである




上②一六七:269
40

一六七 ギリシア人が果してこのような慣習をもエジプト人から学んだものかどうかは、私にも明確な判断が下し難い。というのは私の見る限りトラキア人、スキュタイ人、ペルシア人、リュディア人はじめほとんどすべての異国人(非ギリシア人)が、職業的技術を習得する者たちとその子孫を他の市民よりも下賤のものと見なし、このような手工業に携わらぬ者、中でも特に軍事に専従する者を尊貴なものとしているからである。しかしいずれにせよギリシア人はみなこのような慣習に染まったわけで、殊にスパルタ人は最もはなはだしい。技術的職業を軽んずることが最も少ないのはコリントス人である。



上③八〇:339

73~4

独裁者というものは父祖伝来の風習を破壊し、女を犯し、裁きを経ずして人命を奪うことだ。それに対して大衆による統治は先ず第一に、万民同権(イソノミア)という世にも美わしい名目を具えており、第二には独裁者の行なうようなことは一切行なわぬということがある。職務の管掌は抽籤により、役人は責任をもって職務に当り、あらゆる国策は公論によって決せられる。 

 されば私としては、独裁制を断念して大衆の主権を確立すべしとの意見をここに提出する。万事は多数者にかかっているからだ1。」



中⑥四三:222

74

ヘロドトス『歴史』,29,40@,48@,69,70,71@,71@,73-4@,74@

オタネスがペルシアの七長老を前にして、ペルシアは民主制を採用すべきであるという意見を述べたという話2を信じようとしないギリシア人にとっては、世にも不可思議なこととしか思えぬようなことが起ったので、それをここにお話ししよう。つまりこの時マルドニオスは、イオニアの独裁者をことごとく排除して、各都市に民主制を敷かせたのである



______


柄谷行人哲学の起源


40頁
一六七 ギリシア人が果してこのような慣習をもエジプト人から学んだものかどうかは、私にも明確な判断が下し難い。というのは私の見る限りトラキア人、スキュタイ人、ペルシア人、リュディア人はじめほとんどすべての異国人(非ギリシア人)が、職業的技術を習得する者たちとその子孫を他の市民よりも下賤のものと見なし、このような手工業に携わらぬ者、中でも特に軍事に専従する者を尊貴なものとしているからである。しかしいずれにせよギリシア人はみなこのような慣習に染まったわけで、殊にスパルタ人は最もはなはだしい。技術的職業を軽んずることが最も少ないのはコリントス人である。
上②一六七:269頁


48
イオニアの敗北以前にミレトスの人タレス1の述べた見解もまた有益なものであった。タレスの祖先はフェニキア人であったが、彼の意見というのは、イオニア人は単一の中央政庁を設けて、イオニアの中央に当るテオスにこれを置く、ただし他の町々はそのまま存続しいわば地方行政区と見做される、というものであった。
上①一七〇:129頁

71
五〇 ディオニュソスのみならず、ほとんどすべての神の名はエジプトからギリシアへ入ったものである。ギリシアの神々がギリシア外の国から招来されたものであることは、私が自ら調査して確かめたことである。それも大部分はエジプトからの伝来であると私は考えている
上②五〇:195頁


71
エジプト人は自分と言語を同じくせぬ者はすべてこれを異国人と称するのである
上②一五八:264頁


73~4
独裁者というものは父祖伝来の風習を破壊し、女を犯し、裁きを経ずして人命を奪うことだ。それに対して大衆による統治は先ず第一に、万民同権(イソノミア)という世にも美わしい名目を具えており、第二には独裁者の行なうようなことは一切行なわぬということがある。職務の管掌は抽籤により、役人は責任をもって職務に当り、あらゆる国策は公論によって決せられる。 
 されば私としては、独裁制を断念して大衆の主権を確立すべしとの意見をここに提出する。万事は多数者にかかっているからだ1。」
上③八〇:339頁



74
オタネスがペルシアの七長老を前にして、ペルシアは民主制を採用すべきであるという意見を述べたという話2を信じようとしないギリシア人にとっては、世にも不可思議なこととしか思えぬようなことが起ったので、それをここにお話ししよう。つまりこの時マルドニオスは、イオニアの独裁者をことごとく排除して、各都市に民主制を敷かせたのである
中⑥四三:222頁


1 Comments:

Blogger yoji said...


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ヘロドトス『歴史』岩波文庫より
『哲学の起源』引用箇所
ヘロドトス『歴史』,29,40@,48@,69,70,71@,71@,73-4@,74@


柄谷行人哲学の起源
48頁
イオニアの敗北以前にミレトスの人タレス1の述べた見解もまた有益なものであった。タレスの祖先はフェニキア人であったが、彼の意見というのは、イオニア人は単一の中央政庁を設けて、イオニアの中央に当るテオスにこれを置く、ただし他の町々はそのまま存続しいわば地方行政区と見做される、というものであった。
上①一七〇:129頁

71
五〇 ディオニュソスのみならず、ほとんどすべての神の名はエジプトからギリシアへ入ったものである。ギリシアの神々がギリシア外の国から招来されたものであることは、私が自ら調査して確かめたことである。それも大部分はエジプトからの伝来であると私は考えている
上②五〇:195頁


71
エジプト人は自分と言語を同じくせぬ者はすべてこれを異国人と称するのである
上②一五八:264頁

40
一六七 ギリシア人が果してこのような慣習をもエジプト人から学んだものかどうかは、私にも明確な判断が下し難い。というのは私の見る限りトラキア人、スキュタイ人、ペルシア人、リュディア人はじめほとんどすべての異国人(非ギリシア人)が、職業的技術を習得する者たちとその子孫を他の市民よりも下賤のものと見なし、このような手工業に携わらぬ者、中でも特に軍事に専従する者を尊貴なものとしているからである。しかしいずれにせよギリシア人はみなこのような慣習に染まったわけで、殊にスパルタ人は最もはなはだしい。技術的職業を軽んずることが最も少ないのはコリントス人である。
上②一六七:269頁



73~4
独裁者というものは父祖伝来の風習を破壊し、女を犯し、裁きを経ずして人命を奪うことだ。それに対して大衆による統治は先ず第一に、万民同権という世にも美わしい名目を具えており、第二には独裁者の行なうようなことは一切行なわぬということがある。職務の管掌は抽籤により、役人は責任をもって職務に当り、あらゆる国策は公論によって決せられる。
 されば私としては、独裁制を断念して大衆の主権を確立すべしとの意見をここに提出する。万事は多数者にかかっているからだ1。」
上③八〇:339頁



74
ヘロドトス『歴史』,29,40@,48@,69,70,71@,71@,73-4@,74@
オタネスがペルシアの七長老を前にして、ペルシアは民主制を採用すべきであるという意見を述べたという話2を信じようとしないギリシア人にとっては、世にも不可思議なこととしか思えぬようなことが起ったので、それをここにお話ししよう。つまりこの時マルドニオスは、イオニアの独裁者をことごとく排除して、各都市に民主制を敷かせたのである
中⑥四三:222頁

5:19 午前  

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