火曜日, 1月 24, 2017

曲がった棒 レーニン、アルチュセール

>曲がった棒を元に戻すには逆方向に倍くらい曲げないといけないから ・ ・ ・ ・ ・ ・ 。

アルチュセールも引用しているレーニン(論集12年間序文等)が使った諺。

参考:アルチュセール 「自らの限界にあるマルクス」(1978)『哲学・政治著作集 1』 市田良彦
   レーニン「論集12年間序文 」『レーニン全集』第13巻

以下の原理に似ている。

最大値原理(さいだいちげんり)とは - コトバンク
https://kotobank.jp/word/最大値原理-1538008
ある種の微分方程式は、それと同等な変分問題(汎(はん)関数の極値問題)に帰着させること
ができる。制御の問題に対し、ポントリャーギン関数の極値問題にすることを、ポントリャ
ーギンの最大値原理という。

以下長沼伸一郎『経済数学の直観的方法 マクロ経済学編』より


>スラスターは右方向に最大強度で噴射,左に倒すと左方向に最大強度で噴射という具合に,
一定強度でしか噴射できない構造になっているものが多いのである。 …
操縦桿を右や左に倒して最短時間で目標にたどり着こうとする際には,操縦桿は左右いずれの
方向であれ,とにかく「目一杯倒す」ことが必要だということである。…
そのため操縦桿を倒せる最大角度を「α°」として右方向を+,左方向を-で表し,各時点で
操縦桿を倒す角度の値を,時間tを横軸にとったグラフで表現すると,それは+αと-αの値
だけをジャンプして行ったり来たりする不連続関数のグラフとなり,これは振り子を最短時間
で止める問題でも同じようなことになる。そしてまた宇宙空間で姿勢制御用のスラスターを
吹かしてそれを行う場合も同様で,追跡すべき目標物が振り子のように往復運動するパターン
だった場合,それを最短時間で追跡するには,スラスターの最大噴射強度をFとしたとき,
それは+Fと-Fの間を行ったり来たりする不連続関数となるのである。(次の図)

(またはa°)
+F|     ___     ___
  |    :   :   :
  |    :   :   :  
__|____:___:___:___→t
  |    :   :   :
  |    :   :   :    
-F|____:   :___:
(または-a°)

そして先ほどのポントリャーギン理論の興味深い結果は,数学的には「解が凸集合
(凸多面体)の頂点になる」という言葉でも表現される。


アルチュセールも引用しているレーニン(論集12年間序文等)が使った諺。

参考:
アルチュセール 「自らの限界にあるマルクス」(1978年)哲学・政治著作集 1 市田良彦訳 レーニン「論集12年間序文 」『レーニン全集』第13巻
以下の原理に似ている。

最大値原理(さいだいちげんり)とは - コトバンク

https://kotobank.jp/word/最大値原理-1538008

ポントリャーギンの最大値原理

ある種の微分方程式は、それと同等な変分問題(汎(はん)関数の極値問題)に帰着させることができる。制御の問題に対し、ポントリャーギン関数の極値問題にすることを、ポントリャーギンの最大値原理という。
以下長沼伸一郎『経済数学の直観的方法 マクロ経済学編』より

>スラスターは右方向に最大強度で噴射,左に倒すと左方向に最大強度で噴射という具合に,
一定強度でしか噴射できない構造になっているものが多いのである。  

操縦桿を右や左に倒して最短時間で目標にたどり着こうとする際には,操縦桿は左右いずれの

方向であれ,とにかく「目一杯倒す」ことが必要だということである


そのため操縦桿を倒せる最大角度を「α°」として右方向を+,左方向を-で表し,各時点で

操縦桿を倒す角度の値を,時間tを横軸にとったグラフで表現すると,それは+αと-αの値

だけをジャンプして行ったり来たりする不連続関数のグラフとなり,これは振り子を最短時間

で止める問題でも同じようなことになる。そしてまた宇宙空間で姿勢制御用のスラスターを

吹かしてそれを行う場合も同様で,追跡すべき目標物が振り子のように往復運動するパターン

だった場合,それを最短時間で追跡するには,スラスターの最大噴射強度をFとしたとき,

それは+Fと-Fの間を行ったり来たりする不連続関数となるのである。(次の図)


(またはa°)
+F|     ___     ___
  |    :   :   :
  |    :   :   :  
__|____:___:___:___→t
  |    :   :   :
  |    :   :   :    
-F|____:   :___:
(または-a°)

そして先ほどのポントリャーギン理論の興味深い結果は,数学的には「解が凸集合(凸多面体)

の頂点になる」という言葉でも表現される。


「曲がった棒を元に戻すには逆方向に倍くらい曲げないといけない」
「曲げすぎた棒をまっすぐするにはその反対の方へ同じくらい曲げなければならない」

"リという諺を引いて,商工業の方へ重点がかかりすぎたものを
正す .... 3 " 8 , 1960 , ( :ヒ V , VI ^レーニン「農業における資本主義」『^』第四巻 144 頁.

2016年浅田彰インタビュー:

浅田 
たように全共闘世代が主体主義的 ・疎外論的な隘路に入ってしまったあと 、いかに風通しの
いい開かれた場所に出て行くか 、ということでした 。主体を革命的に純化するため 、あえて
退路を断って背水の陣を敷くなどというのはくだらない 、そんな闘争に明け暮れるよりさっさ
と 「逃走 」して横にズレていくほうがいい 、と 。その点では 、資本主義を全否定して閉じ
たコミュ ーンに回帰するより 、資本主義のダイナミズムをある意味で肯定し 、さらに多様化
する方向で考えるべきだ 、と 。全共闘世代からは資本主義の走狗として批判されたことも
あるし 、いまから振り返ってもバブル経済の寵児として批判されることもある 。そういう
批判は 、あるていどは受けとめざるをえない 。ただ 、当時の状況においては 、全共闘的
イデオロギ ーを切断することのほうが緊急の課題だと思えたし 、レーニンの言うように 、
曲がった棒を元に戻すには逆方向に倍くらい曲げないといけないから ・ ・ ・ ・ ・ ・ 。


アルチュセールも引用しているレーニン(論集12年間序文等)が使った諺。

参考:
自らの限界にあるマルクス(1978年)
哲学・政治著作集 1

 著者名等  ルイ・アルチュセール/〔著〕  ≪再検索≫

 著者名等  市田良彦/訳  ≪再検索≫

 著者名等  福井和美/訳  ≪再検索≫

 出版者   藤原書店

 出版年   1999.06

 大きさ等  22cm 627p

 注記    E´crits philosophiques et politiques.

 NDC分類 135.5

 要旨    歿後に公開された未刊原稿群がアルチュセール像を塗りかえつつある今、テーマ・文体・

内容において既知の著作と好対照をなすテキストをセレクトした、話題の著作集。第一巻

は編年式にし、よく知られた60年代の仕事―『マルクスのために』『資本論を読む』等

―の「以前」と「以後」を発掘し、際だって強い関心を抱きつづけた4つのテーマにおけ

る、白眉と呼ぶべき論考を集成する。

 目次    1 アルチュセール以前のルイ・アルチュセール(善意のインターナショナル(1946

年);G・W・F・ヘーゲルの思考における内容について(1947年);人間、この夜

(1947年) ほか);2 危機のテキスト(ルイ・アルチュセールによって立てられ

た一つの問い(1972年);自らの限界にあるマルクス(1978年);付録 メラブ

への手紙(1978年));3 アルチュセール以後のルイ・アルチュセール(出会いの

唯物論の地下水脈(1982年);唯物論哲学者の肖像(1986年))

 ISBN等 4-89434-138-7





Marx in his Limits - After 1968

 

(Adobe PDF)

 

-htmlで見る

Althusser wrote 'Marx in his Limits' in summer 1978, shortly after publishing, in the daily Le Monde, a four-part article bearing the eloquent title 'What Must. Change in the Party' [Ce quine peut plus durer dans le Parti communiste français] .




Philosophy of the Encounter: Later Writings, 1978-87 - 23 ページ

https://books.google.co.jp/books?isbn...


Louis Althusser, François Matheron, Olivier Corpet - 2006 - プレビュー - 他の版

What Is To Be Done?, I said, straightens out the stick bent by the Economists (cf. the minutes of the Second R.S.D.L.P. Congress in 1903, Geneva, 1904). ... notwithstanding this unambiguous interpretation of What Is To Be Done?, the book continues to elicit ambiguous interpretations that are fiercely hostile to Lenin's own.



アルチュセール.Althusser,Louis,❷M.10/T.5,183,208,225,301,333,479/A.7(イデオロギー)/W.33,

 『自己批判』,❸T.479,

 「重層的決定」,❸T.183,226,

 「ジョン・ルイスへの回答」(『歴史・階級・人間』),❸T.479,

 「認識論的切断」,❸T.21,208,244,263,331,479


レー ニン.Lenin,Vladimir,❶J.187-8(「一歩前進、二歩後退」)@/M.235/T.38,282,426,432(-主義的な工 場占拠,:グラムシ),450,454,458,480/H.35/W.14,184(マルクス・-主義),196(-主義),204/N.52,

 『唯物論と経験批判』,❸T.480


レーニン論集12年間序文


レーニン全集 13 単行本 use pre formatted date that complies with legal requirement from media matrix – 1985/1



 レーニンは、論集「12年間」(1907.11)の序文の中で『なにをなすべきか?』の意義について次のように述べている。

①この小冊子は、もはや論壇の諸潮流の中の右翼にたいする批判ではなく、社会民主党内の右翼にたいする批判にあてられている。(社会民主党内に生み出された「経済主義」との)意見の不一致の原因とイスクラ派の戦術、および組織活動の性格とを系統
的に叙述している。

②1901年と1902年のイスクラ派の戦術、イスクラ派の組織政策の総括である。まさに「総括」であって、それ以上でもなければ以下でもない。
 →1901年から02年当時の世界共産主義運動の流れ、ロシアの歴史的、政治的条件の中でイスクラ派がとった戦術とその総括であるということ(従って、それぞれの国の歴史的、政治的条件を考慮せずにそのまま当てはめるのではなく、普遍性と特殊性をしっかり読み取ること)

③『イスクラ』は、職業革命家の組織をつくりだすためにたたかった。・・当時優勢だった経済主義うち負かし、1903年には最終的にこの組織を創立した。

④わが党のこの最大の団結、堅固さおよび安定性を一体だれが実現し、これに生命をあたえたか? なによりも『イスクラ』の参加のもとにつくられた職業革命家の組織がそれをなしとげたのである。

⑤『なにをなすべきか?』は「真に革命的な、自然発生的に闘争にたちあがる階級」と結びついてはじめて、この闘争のなかでまもられる組織が意味をもつことを、くりかえし強調しているのである。だがプロレタリアートが、階級へ結合する最大の能力を
 客観的にもっているとしても、この能力は、生きた人々によってしか実現されないし、特定の組織形態でしか実現されない。そしてイスクラ組織のほかには他のどんな組織も……このような社会民主労働党を創立することはできなかった…。



Philosophy of the Encounter: Later Writings, 1978-87 - 23 ページ

https://books.google.co.jp/books?isbn...
Louis Althusser, François Matheron, Olivier Corpet - 2006 - プレビュー - 他の版
What Is To Be Done?, I said, straightens out the stick bent by the Economists (cf. the minutes of the Second R.S.D.L.P. Congress in 1903, Geneva, 1904). ... notwithstanding this unambiguous interpretation of What Is To Be Done?, the book continues to elicit ambiguous interpretations that are fiercely hostile to Lenin's own.

There is no mention of “bending the stick”—which is apparently a reference to a woodworking technique where a piece of wood is bent too far in one direction so that it will end up straight—within WITBD. (Lenin does, however, describe the need to seize the key link of the chain—a more useful metaphor.) At the 1903 Congress, it is Martov—who in this same series of meetings becomes the leader of the Menshevik faction of the Russian party—who says that Lenin “made a confession to us” that “‘the stick had been bent in one direction, and so we bent it the other way.’” Depending on which translation you use, Lenin may have also used the metaphor in the 1903 debates, saying—either “We all know that the economists bent the stick in one direction. In order to straighten the stick it was necessary to bend it in the other direction, and that is what I did,” or, 

“We all now know that the ‘economists’ have gone to one extreme. To straighten matters out somebody had to pull in the other direction—and that is what I have done.” 

In his 1907 introduction to the reprint of WITBD—written after the 1905 revolution—Lenin seems to make no mention of “stick bending,” but rather defends the essence of his pamphlet from detractors who chide him for an unhealthy obsession with organization—from the comfort of their by-then-well-established organization.

Lenin Rediscovered: What Is to Be Done? in Context - 27 ページ

https://books.google.co.jp/books?isbn...
Turning to Lenin's actual words, we find he never said he bent the stick too far. On the contrary, he said at the Second Congress in 1903: We all know now that the 'economists' bent the stick in one direction. In order to make the stick straight it was necessary to bend the stick in the other direction, and that is what I did.

以下の原理に似ている

NAMs出版プロジェクト: 長沼伸一郎『経済数学の直観的方法 マクロ経済学編』:目次
http://nam-students.blogspot.jp/2016/09/blog-post_17.html

>スラスターは右方向に最大強度で噴射,左に倒すと左方向に最大強度で噴射という具合に,一定強度でしか噴射できない構造になっているものが多いのである。  

操縦桿を右や左に倒して最短時間で目標にたどり着こうとする際には,操縦桿は左右いずれの方向であれ,とにかく「目一杯倒す」ことが必要だということである。


そのため操縦桿を倒せる最大角度を「α°」として右方向を+,左方向を-で表し,各時点で操縦桿を倒す角度の値を,時間tを横軸にとったグラフで表現すると,それは+αと-αの値だけをジャンプして行ったり来たりする不連続関数のグラフとなり,これは振り子を最短時間で止める問題でも同じようなことになる。そしてまた宇宙空間で姿勢制御用のスラスターを吹かしてそれを行う場合も同様で,追跡すべき目標物が振り子のように往復運動するパターンだった場合,それを最短時間で追跡するには,スラスターの最大噴射強度をFとしたとき,それは+Fと-Fの間を行ったり来たりする不連続関数となるのである。(次の図6.8)


(またはa°)
+F|     ___     ___
  |    :   :   :
  |    :   :   :  
__|____:___:___:___→t
  |    :   :   :
  |    :   :   :    
-F|____:   :___:
(または-a°)

そして先ほどのポントリャーギン理論の興味深い結果は,数学的には「解が凸集合(凸多面体)の頂点になる」という言葉でも表現される。


最大値原理(さいだいちげんり)とは - コトバンク

https://kotobank.jp/word/最大値原理-1538008

最大値原理
さいだいちげんり

ガウス平面(複素平面)の領域Dで定義された正則関数の絶対値が最大値をとるのは、Dの境界上に限るという定理をいい、応用が広い。同様に最大値原理は、調和関数や、もっと一般に楕円(だえん)形の偏微分方程式の境界値問題の解に対してもいえる。これから、解の一意性が導かれる。[洲之内治男]

ポントリャーギンの最大値原理目次を見る

ある種の微分方程式は、それと同等な変分問題(汎(はん)関数の極値問題)に帰着させることができる。制御の問題に対し、ポントリャーギン関数の極値問題にすることを、ポントリャーギンの最大値原理という。
〔例〕実軸上の-1の点に静止している質量1の質点を加速して点1まで運び、そこで速度0になるように、しかも、もっとも速く点1に到達させるには、どのような操縦をすればよいか。ただし、加速度は|u(t)|≦1とする。
 この問題は、関数u(t)(これを制御関数という)を求めることになるが、これを数式化してみよう。時刻tにおける点の位置をx(t)で表し、y1(t)=x(t), y2(t)=x′(t)と置くと、y2(t)が速度、y2′(t)が加速度になる。与えられた条件は、
 |u(t)|≦1,
 y1′(t)=y2(t), y2′(t)=u(t),
 y1(0)=-1, y2(0)=0, y1(s)=1, y2(s)=0,
このとき、所要時間を最小にするu(t)を求めよ、という問題になる。この最適解の必要条件を与えるため、ポントリャーギン関数
 H(y, u, p,λ0)=p1y2+p2u-λ0
を考える。y1(t), y2(t), u(t)が前の最小値問題の解であるならば、λ012および関数p1(t), p2(t)が決まり、u(t)の連続な点tで、

を満足し、

となる、というのがポントリャーギンの最大値原理である。
 ここに得られた関係式から解を求めると、x=0まではu(t)=1とし、x>0ではu(t)=-1とするのが最適制御で、最小時間は2となる。[洲之内治男]

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