日曜日, 3月 05, 2017

精神分析(心理学):インデックス

           (リンク::::::::::精神分析民俗学論理学、生物学

NAMs出版プロジェクト: 精神分析:インデックス
http://nam-students.blogspot.jp/2017/03/blog-post_5.html

フロイト:"My name is Sigmund Freud"
http://nam-students.blogspot.jp/2010/10/my-name-is-sigmund-freud.html

ラカン:Lacan «Je dis toujours la vérité , pas toute. »- Télévision 1973
http://nam-students.blogspot.jp/2012/01/lacan-je-dis-toujours-la-verite-pas.html

ダブルバインド(Double bind)Bateson, G.1956:ベイトソン
http://nam-students.blogspot.jp/2017/02/double-bindbateson-g1956.html

NAMs出版プロジェクト: ポールとピエール、ジャネの法則の謎:転載
http://nam-students.blogspot.jp/2016/06/blog-post_6.html

Does Consciousness Exist? (Essays in Radical Empiricism) ウィリアム・ジェイムズ

http://nam-students.blogspot.jp/2017/10/1does-consciousness-exist-essays-in.html



パーソンズが思想家を分類した図

         |人格システム|社会システム
         |フロイト  |マルクス
 有機体システム |    行為システム
 判断力批判   |____実戦理性批判____
         |行動システム|文化システム
         |フーコー  |デュルケム 
_________|_ウェーバー|_______
         |
物理・化学システム| 究極システム
純粋理性批判   |  スピノザ
         |
         |

(社会システムには柄谷の交換図が対応する。)

8 Comments:

Blogger yoji said...

ラカン 「無意識は言語のように構造化されている」 (Lacan, "L'etourdit", Autres ecrits, Seuil, 2001)


ここで使われている「言語」とはラング(言語)ではなくランガージュ(言語活動)。
(L'inconscient est structure comme un langage)

ガタリ 「無意識は言語のように構造化されていない」 (ガタリ 『人はなぜ記号に従属するのか』 (2014)) >>270


ガタリは無意識のあり方について、
ラカンがいう「"ひとつの"言語のように構造化されている」のではなく、
「"多様な"記号化の様式として構造化されている」と説明した。

11:26 午後  
Blogger yoji said...

【ライフ】今話題の「汚部屋」、家事代行サービスのプロが見た放置した人々の末路 モノに埋もれた老後の大変すぎる実態

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1みつを ★2018/01/03(水) 04:05:07.02ID:CAP_USER9>>20
http://toyokeizai.net/articles/-/202542?display=b

2018年01月01日
古堅 純子 : 幸せ住空間セラピスト

近年、テレビや雑誌でたびたび取り上げられている「ゴミ屋敷」や「汚部屋」問題。片づけのビフォー・アフターの番組も視聴率が高いと聞きます。

ハウスキーピング協会が主催している「整理収納アドバイザー」の資格講座には、キャンセル待ちが出るほど申し込みが殺到。私の講演会への参加者も、かつては掃除や片づけのプロを目指す人が多かったのですが、今では主婦やサラリーマン、定年後の一般男女が中心です。これほど「片づけ」が注目されている背景には、「うちもいつかゴミ屋敷になってしまうのでは」という、潜在的な不安があるのではないでしょうか。

私が家事代行サービスの仕事を始めた1990年代の終わりごろ、お客様は一部の富裕層に限られていました。それも、きれい好きの家庭がきれいな状態を「維持」するために、掃除のプロを入れるというケースが多かったように思います。ところがここ十数年は、家を片づけてほしいという「レスキュー」の依頼が増え、丸々1軒がゴミ屋敷と化しているケースも珍しくなくなってきました。

「生前整理」をやらなかった人の悲しい実態

「片づけられない人」は昔からいましたが、その存在が顕在化し、驚くべき勢いで急増し、内容もどんどんエスカレートしているというのが、業界に長く携わってきた私の実感です。私が提唱する「生前整理」は、「高齢者宅の片づけ」についての講座をきっかけに作った造語ですが、今となってはいろいろな意味で、高齢になってからでは遅いと感じています。その体験は、拙著『定年前にはじめる生前整理』にも詳しく書いています。

「そのうち片づけよう」と言いながら年を取り、片づける体力やモチベ
ーション、判断力や遂行力も低下して、人生の後半をモノに煩わされながら、やがて切なくこの世を去る人たちを、たくさん目にしてきました。

お客様のAさん(80代女性)の自宅は、亡くなったご主人の仏壇までたどりつけないほど、モノがあふれていました。やがて彼女も亡くなりましたが、ご主人の仏壇の周りにはモノが多すぎて線香をあげることもできず、彼女の遺影とお骨は、隣の部屋の質素なテーブルの上に置かれていたのです。その光景を見た私は、涙があふれて止まりませんでした。
(リンク先に続きあり、夫の退職金を食いつぶす、物欲が止まらない妻)

11:59 午前  
Blogger yoji said...

書評・最新書評 : 日本の精神医学この五〇年 [著]松本雅彦 - 柄谷行人(哲学者) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2015110100008.html
2015年11月01日
日本の精神医学この五〇年 [著]松本雅彦
[評者]柄谷行人(哲学者)
[ジャンル]医学・福祉
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表紙画像

著者:松本 雅彦  出版社:みすず書房

■米の診断基準導入、病名も概念も変化

 本書は日本の精神医学の50年を個人的な臨床経験をもとにふりかえるものである。著者が精神医学に向かったのは、文学にかぶれていたからだといっている。しかし、これは例外的なケースではない。精神病は、私のように文学を志した者にとっても輝かしく映っていた。とりわけ、「精神分裂病」が創造的で深遠なもののように見えた。たとえば、埴谷雄高の『死霊』をはじめ、精神科病院を舞台にした小説が多く書かれたのである。
 しかし、現実には、医者が創造的な狂気に出会うことは稀(まれ)である。精神科医は、医師の数が絶対的に不足する劣悪な診療の現場の中にいたし、また、「医局講座制」の支配下にあった。この問題は、1960年代の終わりに起こった大学紛争の核心となった。「反精神医学」の運動が風靡(ふうび)したが、これらは精神医学にとって危機ではなかった。危機は80年代に、アメリカで始まった精神病の診断基準(DSM—3)が導入されたときに起こったのである。それは精神医学界における「黒船」の到来であった。
 この診断基準は本来、薬効を判定するための基準であったが、それが診断にも使われるようになった。これによって、精神医学は一変した。それまで、医者は患者との対話を通して、生活史を知る必要があった。症状とは医者と患者の相互関係において存在するものだ。それが変わった。医者はもはや患者と話す必要はない。症状を区別するマニュアルに従って診断し、薬を与えればよい。患者は「病んでいる一人の人間」ではなく、「一つの病気をもつ人間」となった。そして、この病気は薬で除去しうるものである。
 病名も変わった。診断が難しい神経症という概念は消去され、精神分裂病も「統合失調症」と呼ばれるようになった。つまり、たんに「失調」があるだけなのだ。どうしてこんな変化が生じたのか。それは「製薬資本」、そして市場原理の支配によってもたらされた、と著者はいう。このような事柄は精神医学にかぎらず、あらゆる領域で生じている。ただ、それが「精神病」、すなわち、精神の深淵(しんえん)にまで及んだということは大きい。
 むろん著者はたんに、現状を嘆き批判するだけではない。薬による治療が進んだことは確かであり、かつては監禁されていたような病人が今や通院するようになっている。「精神分裂病はたかだかこの百年の病気ではなかったか」と、著者は自問する。狂気の奥に何かがあると思うのは、幻想だ。が、彼はそれを追究することをあきらめない。本書は期せずして、著者の遺言となった。
    ◇
 みすず書房・3024円/まつもと・まさひこ 1937〜2015年。精神科医。京都大学精神科勤務の後、京都大学医療技術短期大学部教授、京都府立洛南病院院長などを歴任。著書に『精神病理学とは何だろうか』『こころのありか』『言葉と沈黙』など。

3:30 午前  
Blogger yoji said...

【心理学】機械学習を使った調査で「うつ」病の人がよく使いがちな言葉が判明[02/09]

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1しじみ ★2018/02/13(火) 23:36:54.15ID:CAP_USER>>26>>27>>42>>48>>69>>73
うつ病と言語の関係を調査する方法として、これまで取られていたアプローチは、
研究者が実際の被験者のノートを読み、メモを取ったりすることでした。
当然、人の手による調査となるため、研究を前に進めるのに時間がかかっていたとのこと。
テキストの自動解析と機械学習を用いて分析してみたところ、
これまで知られていなかった「うつ病」の人たちがよく使う言葉や表現が明らかになってきています。

Depression warning signs: Pay attention to the words they use — Quartz
https://qz.com/1198671/depression-warning-signs-pay-attention-to-the-words-they-use/

うつ病の症状を訴える人の多くが「孤独な」「悲しい」「悲惨な」など、
否定的な感情を示す「形容詞」や「副詞」を多用する傾向にあります。
しかし、最も興味深いものは代名詞の使用方法にあり、
「自分」「自分自身」「私」など一人称の代名詞を多用することが判明したとのこと。

逆に「彼ら」「彼女」など三人称の代名詞はほとんど使用されないことが明らかになりました。
この結果から、うつ病の人々は自分自身に強く重きを置いており、
他者とのつながりが少ないことを示しているとのこと。
研究によると、「うつ」を特定するには「否定的な感情を表す言葉」よりも
「代名詞の使い方」を調べる方がより効果的であると報告されています。


次に、64のオンラインメンタルヘルスフォーラムを対象に合計で6400人以上を調査した結果、
代名詞や否定的な感情表現とは異なり、「常に」「何もない」「完全に」など、
絶対的な大きさや確率を表現する「絶対主義的な言葉」を多用することがわかりました。

研究者によると、うつ病の人は白と黒をはっきりさせたい思考を強く持っていると考えられ、
「絶対主義的な言葉」を使っている人の有病率は「不安とうつ病のフォーラム」では約50%、
「自殺念慮フォーラム」では約80%とかなり高い値となっていたとのこと。
「代名詞の使い方」はフォーラム全体で「絶対主義的な言葉」と似た分布となることは確認できたものの、
ここまで高い有病率とはなっていないようです。
また、「否定的な感情を表す言葉」で調査すると「自殺念慮フォーラム」よりも
「不安とうつ病のフォーラム」の方が高い結果となったことが明らかになっています。

調査対象のフォーラムには、うつ状態から回復したエピソードなどの書き込みをする
「回復フォーラム」も含まれており、回復フォーラムに投稿された内容は「否定的な感情を表す言葉」が大部分を占めており、
またポジティブな表現も約70%と高い割合で存在したことがわかりました。
しかし、「絶対主義的な言葉」の出現率は「不安とうつ病フォーラム」よりもわずかに低い値にとどまりつつも、存在しているとのことです。
以前にうつ病を経験した人は現時点で何も問題がなくても、
「絶対主義的な言葉」の多用が見られるときは、「うつ」を再発させる兆候であると指摘されています。

関連ソース画像
https://i.gzn.jp/img/2018/02/09/depression-use-language/01_m.jpg

GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20180209-depression-use-language/

2:48 午後  
Blogger yoji said...

しかし、マーラーにしてみれば、精神の根底から揺りかえされたのであ,、第十交響曲の草稿の余白に、私宛にはとばしり出たような言葉の断片を書きつけたのもその頃であった。彼は自分の送ってきた生活の中に、神経病者的なもののあることを自覚し、突然、ジークムント・フロイトに相談しようと思い立った(そのころフロイトはオランダのライ´アンに住んでいた)。彼がフロイトに自分の心の異様な状態と不安感とを説明すると、フロイトは鮮かに彼の精神を鎮静させてくれた。彼はマーラーの告白をきいて、激しく彼の誤りを責めたという。「どうしてあなたのような身分の方が若い女に一緒にいてくれと頼む気になるんですか」と彼は聞いた。彼の結論は以下のようだった。「私は君の奥さんを知っている。あの人は父親を愛しており、父親に似た人間だけしかえらばないし、愛さないのだ。あなたの年齢は、あなたはひじょうに恐れているようだが、実はあの人にとっては魅力のある年齢だ。だから心配することなどない。一方、あなたは自分の母親を愛している。それで、あらゆる女のうちに自分の母親のイメージを求めている。あなたのお母さんは、生活に疲れ、やつれ果てていた。あなたは無意識のうちに、自分の奥さんを同じ目に会わせたいと望んでいるのだ」
 フロイトの言ったこの二つはともに当たっていた。グスタフ・マーラーの母の名はマリーといった。彼の最初の頃の衝動は、私の名前をマリーに変えようということだった。しかも彼はマリーのrの発音が不得意であったにもかかわらずなのである。さらに私を知るにつれ、私の顔がもっと「悩みを持っている」ほうがよいと言った。ある時彼が私の母に、私があまり苦労をしないで育ってきたのは残念なことだ、というと、母はこう答えた、「だいじょうぶよ――いまにそうなるから」と。
 私も、求めるのは、小柄で、やせて、頭がよく、精神面の秀でた男性ばかりであった。それは、私が知っており、愛している私の父の面影なのである。
 フロイトの診断は、マーラーの精神状態を整えることができた。もっとも当人は母に対する心理的な固定の件は認めようとしなかった。彼はその種のことには目を背けて認めようとしなかった。


第14章 夏ー1910年

マーラー
愛と苦悩の回想
アルマ・マーラー
中公文庫1987年
313~4頁

7:15 午前  
Blogger yoji said...

 しかし、マーラーにしてみれば、精神の根底から揺りかえされたのであり、第十交響曲の草稿の余白に、私宛にほとばしり出たような言葉の断片を書きつけたのもその頃であった。彼は自分の送ってきた生活の中に、神経病者的なもののあることを自覚し、突然、ジークムント・フロイトに相談しようと思い立った(そのころフロイトはオランダのライ´アンに住んでいた)。彼がフロイトに自分の心の異様な状態と不安感とを説明すると、フロイトは鮮かに彼の精神を鎮静させてくれた。彼はマーラーの告白をきいて、激しく彼の誤りを責めたという。「どうしてあなたのような身分の方が若い女に一緒にいてくれと頼む気になるんですか」と彼は聞いた。彼の結論は以下のようだった。「私は君の奥さんを知っている。あの人は父親を愛しており、父親に似た人間だけしかえらばないし、愛さないのだ。あなたの年齢は、あなたはひじょうに恐れているようだが、実はあの人にとっては魅力のある年齢だ。だから心配することなどない。一方、あなたは自分の母親を愛している。それで、あらゆる女のうちに自分の母親のイメージを求めている。あなたのお母さんは、生活に疲れ、やつれ果てていた。あなたは無意識のうちに、自分の奥さんを同じ目に会わせたいと望んでいるのだ」
 フロイトの言ったこの二つはともに当たっていた。グスタフ・マーラーの母の名はマリーといった。彼の最初の頃の衝動は、私の名前をマリーに変えようということだった。しかも彼はマリーのrの発音が不得意であったにもかかわらずなのである。さらに私を知るにつれ、私の顔がもっと「悩みを持っている」ほうがよいと言った。ある時彼が私の母に、私があまり苦労をしないで育ってきたのは残念なことだ、というと、母はこう答えた、「だいじょうぶよ――いまにそうなるから」と。
 私も、求めるのは、小柄で、やせて、頭がよく、精神面の秀でた男性ばかりであった。それは、私が知っており、愛している私の父の面影なのである。
 フロイトの診断は、マーラーの精神状態を整えることができた。もっとも当人は母に対する心理的な固定の件は認めようとしなかった。彼はその種のことには目を背けて認めようとしなかった。


第14章 夏ー1910年

マーラー
愛と苦悩の回想
アルマ・マーラー
中公文庫1987年
313~4頁

7:16 午前  
Blogger yoji said...

【心理学】なぜ人は他人を「敵」か「味方」に分類するのか[03/30]

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1しじみ ★2018/04/01(日) 08:57:47.69ID:CAP_USER>>19>>20
■ 研究から、人間の「群れたがる性質」を知る手がかりが見えてくる

 2014年、ナイジェリアにある仲の良い二つの村に「危機」が降りかかる。
民族と宗教と文化の違いが高い壁となり、壁の向こう側にいるだけで断罪の理由となった。
妄言が飛び交い、ついに襲撃と報復の連鎖が始まった。畑はめちゃくちゃにされ、家畜は殺される。
農耕民ティブの村は焼き打ちに遭い、男性も女性も殺害された。

 こんな不幸な出来事が世界中で起きている。人種や宗教、文化が違う者同士が何十年、
時には何百年も仲良く暮らしていた。事態が突然変わり、
よく知る顔が「彼ら」「敵」「あっち側」と呼ばれる存在になる。

 集団と集団のぶつかり合いでは、個人という概念は消えて、相手への共感も信頼もすっかりなくなってしまう。
ナイジェリアと同じことが、フランスや米国の移民と地域住民の間でも起こりうる。
状況は異なるが、重要なのは状況が違っても起こるということ。つまり問題の根底は同じなのだ。

■人間は群れたがる

 人間は「同一性を求めてやまない」と進化心理学者のジョン・トゥービーは指摘する。
それは仕方がない。人間は生まれつき「私たち」と「彼ら」を区別するようにできているからだ。
脅威に直面すると、無意識にでも「私たち」を優先することは避けられない。

 米ニューヨーク大学の神経科学者で、
集団同一性を研究しているジェイ・バン・ベイベルが行ってきた過去20年間の研究から、
「同一性を求めてやまない」人間の脳について重要な事実がいくつかわかってきた。

 たとえば、集団に対する認知や情動の多くは意識外で生まれていて、コントロールが利かない。
そして、新しい集団同一性は、古いものとすぐに置き換わる。

 これらの研究から、人間の「群れたがる性質」を知る手がかりが見えてくる。
私たちは自分がどの集団に属しているのか、周囲にあるどの集団が重要なのか、
常に心のレーダーを作動させている。人種、宗教、国籍といったアイデンティティーに十分満足していても、
新たな集団に入る可能性を敏感に探っているのだ。

 なぜ人間は自分の所属チームと、チーム内の自分の位置づけを気にする方向に進化したのか。
その理由は想像に難くない。生まれつき体に備わった武器がなく、かよわくて騒々しい人間という生き物にとって、
相互依存は当然の生き残り戦略だ。集団生活は生存のための手段であり、だから多くの霊長類は集団をつくるし、
人間社会にも必ず明確に線引きされた集団が存在している。

関連ソース画像
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/032700136/ph_thumb.jpg?__scale=w:500,h:281&_sh=0e906c0ac0

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/032700136/

6:13 午後  
Blogger yoji said...

 しかし、マーラーにしてみれば、精神の根底から揺りかえされたのであり、第十交響曲の
草稿の余白に、私宛にほとばしり出たような言葉の断片を書きつけたのもその頃であった。
彼は自分の送ってきた生活の中に、神経病者的なもののあることを自覚し、突然、ジークム
ント・フロイトに相談しようと思い立った(そのころフロイトはオランダのライアンに住んでいた)。
彼がフロイトに自分の心の異様な状態と不安感とを説明すると、フロイトは鮮かに彼の精神
を鎮静させてくれた。彼はマーラーの告白をきいて、激しく彼の誤りを責めたという。「どうして
あなたのような身分の方が若い女に一緒にいてくれと頼む気になるんですか」と彼は聞いた。
彼の結論は以下のようだった。「私は君の奥さんを知っている。あの人は父親を愛しており、
父親に似た人間だけしかえらばないし、愛さないのだ。あなたの年齢は、あなたはひじょうに
恐れているようだが、実はあの人にとっては魅力のある年齢だ。だから心配することなどない。
一方、あなたは自分の母親を愛している。それで、あらゆる女のうちに自分の母親のイメージ
を求めている。あなたのお母さんは、生活に疲れ、やつれ果てていた。あなたは無意識のうち
に、自分の奥さんを同じ目に会わせたいと望んでいるのだ」
 フロイトの言ったこの二つはともに当たっていた。グスタフ・マーラーの母の名はマリーといっ
た。彼の最初の頃の衝動は、私の名前をマリーに変えようということだった。しかも彼はマリー
のrの発音が不得意であったにもかかわらずなのである。さらに私を知るにつれ、私の顔が
もっと「悩みを持っている」ほうがよいと言った。ある時彼が私の母に、私があまり苦労をし
ないで育ってきたのは残念なことだ、というと、母はこう答えた、「だいじょうぶよ――いまに
そうなるから」と。
 私も、求めるのは、小柄で、やせて、頭がよく、精神面の秀でた男性ばかりであった。それ
は、私が知っており、愛している私の父の面影なのである。
 フロイトの診断は、マーラーの精神状態を整えることができた。もっとも当人は母に対する
心理的な固定の件は認めようとしなかった。彼はその種のことには目を背けて認めようとし
なかった。


第14章 夏ー1910年 マーラー 愛と苦悩の回想
アルマ・マーラー
中公文庫1987年 313~4頁

6:31 午後  

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