火曜日, 7月 18, 2017

経済学入門 - ミネルヴァ書房 2017、現金の呪い ロゴフ 2017

   ( 経済学リンク::::::::::

NAMs出版プロジェクト: 経済学入門 - ミネルヴァ書房 2017

http://nam-students.blogspot.jp/2017/07/2017.html

合成の誤謬#8、減価する貨幣#9が興味深い。ロゴフの近著☆でもゲゼルが言及されていた。

NAMs出版プロジェクト: 現金の呪い、国家は破綻する:S・ロゴフ

http://nam-students.blogspot.jp/2017/07/s-httpswww.html

経済学入門 - ミネルヴァ書房 ―人文・法経・教育・心理・福祉などを刊行する出版社
http://www.minervashobo.co.jp/book/b278727.html

中学校レベルの数学で初学者に向けたマクロ・ミクロ経済学を網羅し、学ぶべきポイントを整理した入門書
著者 中村 保 編著
大内田 康徳 編著

シリーズ 経済 > MINERVAスタートアップ経済学 2
出版年月日 2017年03月30日
ISBN 9784623079193
判型・ページ数 A5・296ページ
定価 本体2,600円+税

目次
はしがき(中村 保/大内田康徳)

序 章 経済学へのナビゲーション(中村 保)
 1 経済学とは何か
 2 経済学の誕生
 3 マクロ経済学の誕生
 4 ミクロ経済学とマクロ経済学
 5 経済学の学習に向けて
 Column
  1 アダム・スミス(Adam Smith: 1723-1790)


 第Ⅰ部 ミクロ経済学

第1章 市場メカニズムの基礎(中村 保)
 1 経済活動と市場経済
 2 市場経済と分業
 3 交換からの利益
 4 分業のシステムとしての経済
 5 見えざる手の理解に向けて
 Column
  2 デイビッド・リカード(David Ricardo: 1772-1823)
  3 生産可能性フロンティアと機会費用

第2章 需要曲線と消費者余剰(中村大輔)
 1 需要曲線
 2 消費者余剰
 3 需要曲線のシフトと形状
 4 効用最大化
 5 需要曲線から消費者行動へ
 Column
  4 アーサー・C.ピグー(Arthur Cecil Pigou: 1877-1959)
  5 効用最大化行動

第3章 供給曲線と生産者余剰(小野 宏)
 1 供給曲線
 2 生産者余剰
 3 供給曲線のシフトと形状
 4 企業行動と費用
 5 企業行動と利潤最大化
 6 供給曲線と企業行動
 Column
  6 ロナルド・H.コース(Ronald Harry Coase: 1910-2013)
  7 利潤最大化行動

第4章 市場の効率性(藤井隆雄)
 1 経済学における2つの評価基準
 2 効率的資源配分
 3 市場への介入の効果
 4 市場を評価する2つの視点
 Column
  8 アルフレッド・マーシャル(Alfred Marshall: 1842-1924) 
  9 税と効率性

第5章 部分均衡と一般均衡(安岡匡也)
 1 部分均衡分析
 2 一般均衡分析
 3 純粋交換経済での分析
 4 部分均衡分析と一般均衡分析の比較
 Column
  10 タウンゼント・ハリス(Townsend Harris: 1804-1878) 
  11 高年齢者の雇用政策と労働市場

第6章 市場の失敗(大内田康徳)
 1 独占市場と寡占市場
 2 外部性
 3 公共財
 4 情報の非対称性
 5 市場が失敗する状況
 Column
  12 A.A.クールノー(Antoine-Augustin Cournot: 1801-1877)
  13 ゲーム理論とミクロ経済学の発展


 第Ⅱ部 マクロ経済学

第7章 GDPと国民所得会計(中村 保)
 1 経済規模・経済活動の成果の測定
 2 国内総生産(GDP)とは何か
 3 経済循環と三面等価の原則
 4 実質vs.名目,水準vs.成長率
 5 現実の中のマクロ経済データ
 Column
  14 石田三成(1560~1600年)
  15 成長率に関する近似式

第8章 総所得の決定と財政政策(室 和伸)
 1 総需要とは何か
 2 総所得決定のメカニズム
 3 乗数効果
 4 財政政策
 5 合成の誤謬
 6 政策的処方箋としてのマクロ経済学
 Column
  16 高橋是清(1854~1936年)
  17 乗数を簡単に求める方法

第9章 貨幣と物価(三宅敦史)
 1 貨幣の機能と定義
 2 金融と金融仲介機関
 3 銀行の役割
 4 貨幣貸借の対価としての金利
 5 貨幣と物価の関係
 6 貨幣量の調節と物価の安定
 Column
  18 荻原重秀(1658~1713年)
  19 減価する貨幣

第10章 投資関数と金融政策(秋山太郎)
 1 投資の定義と投資の決定理論
 2 金利,投資とGDPの関係
 3 金融政策とその波及経路
 4 波及経路と近年の金融政策の動向
 5 投資の重要性と行き詰まる金融政策
 Column
  20 ケインズの限界効率
  21 ジョン・メイナード・ケインズ(John Maynard Keynes: 1883-1946)

第11章 国際マクロ経済学入門(三宅伸治
 1 国際収支統計
 2 外国為替レートと外国為替市場
 3 為替レートの決定理論
 4 開放経済における経済政策の効果
 5 海外とのつながりを考えるために
 Column
  22 ロバート・A.マンデル(Robert A.Mundell: 1932-)
  23 マーシャル=ラーナー条件

第12章 経済成長入門(池下研一郎)
 1 なぜ経済成長について学ぶのか
 2 生産性と物的資本
 3 技術進歩の役割
 4 経済成長論と日本経済
 Column
  24 ロバート・M.ソロー(Robert M.Solow: 1924-)
  25 知的財産保護制度は本当に研究開発を促進するのか

終 章 経済学の可能性(中村 保/大内田康徳)
 1 ミクロ経済学の可能性
 2 マクロ経済学の可能性
 3 経済学の可能性
 4 経済の課題と経済学の課題
 5 経済と経済学の可能性
 Column
  26 ヨーゼフ・A.シュンペーター(Joseph Alois Schumpeter: 1883-1950)

索  引
関連書籍

日本経済史
経済
日本経済史
石井 里枝 編著
橋口 勝利 編著



現金の呪いーー紙幣をいつ廃止するか? | ケネス・S・ロゴフ, 村井 章子  2017

https://www.amazon.co.jp/dp/4822255077/

第10章   紙幣廃止以外の方法でマイナス金利は可能か?

2 ゲゼルのスタンプ紙幣


《現代の人々にはいささか滑稽なアイデアに聞こえるかもしれないが、私はそうは思わない。というのも子供の頃、母親が「グリーン・スタンプ」なるものを集めていたことを覚えているからだ。》


現金の呪いーー紙幣をいつ廃止するか? 単行本– 2017/4/6

投稿者 hbspmd トップ500レビュアー 投稿日 2017/4/9
形式: 単行本
邦題はややおどろおどろしいが、副題である「紙幣をいつ廃止するか?」が筆者の主張するテーマであり、完全なキャッシュレス社会を目指すものではなく、高額紙幣をなくすことで、地下経済に打撃を与え、税の公平性・効率化を向上させると共に、マイナス金利を含めた金融政策の幅を拡げ、実効性をもたらすこととなり、デメリットはあるもののメリットがそれを上回る、考慮すべき政策の一つというものである。

本書でいう(高額)紙幣の段階的廃止の具体的実行に当たっては3つの柱がある。一つは最終目的が、追跡不能な匿名取引の実行を困難にすること(地下経済の縮小)、二つ目は、移行には10~15年以上の時間を掛けること、三つ目は銀行口座を持たない貧困層へのデビットカード提供などの救済策を講じることである。

本書ではビットコインなどの仮想通貨についても触れられているが、本書における「本論」ではない。貨幣の歴史を俯瞰すれば、仮想通貨を含めていずれ現状が大きく変化することはある程度想像出来るが、(高額)紙幣の発行・流通にはどのようなメリットがあり、社会的課題が潜んでいるのか、ということを知る機会は少なく、また、政府は(仮想通貨を含めた)「貨幣」というものを通して、何を重視しているのか、ということも含め、気づかされるものが多い一冊である。
コメント  22人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?  はいいいえ  違反を報告
形式: Kindle版
表紙を見て面白そう、というだけで購入しましたが、正直本の意図を読み間違えて購入していました。タイトルが「現金の呪い」ということで、てっきりロゴフ氏が電子通貨、ビットコイン系統の話をするのかと思いましたが(それはそれで非常に興味深いのですが)、そうではなく、副題にもあるように「紙幣をいつ廃止するか?」がむしろ重要な主題です。高額紙幣の多くがその匿名性をもとに地下経済や犯罪に使われていること、よって高額紙幣をなくすことで、かなりの地下経済、犯罪抑制効果があり、納税額も増えるので、紙幣発行から得られるシニョレッジを補って余るだろうということが書かれています。さらに論を進めて、高額紙幣をなくすことで、中央銀行がマイナス金利を導入しやすくなる利点についても記載されています。つまり高額紙幣がたくさん流通しているのに大きなマイナス金利を導入しようものなら、預金を引き出して高額紙幣で貯蔵するという方法をとられる可能性が高いので、マイナス金利の効果が発揮できなくなるというわけです。ロゴフ氏はマイナス金利が万能だとは言っていませんが、中央銀行ができることを拡大し不況からの脱出を短期間で達成できるだという理由から非常に前向きなトーンで語られています。私は金融は素人なので、彼の意見が正しいかどうかはまったくわかりませんが、世間にはこういう議論があるのか、という意味ではとても勉強になりました。ただ素人にはなかなか難解な本だとは思います。
コメント  1人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?  はいいいえ  違反を報告

0 Comments:

コメントを投稿

Links to this post:

リンクを作成

<< Home