火曜日, 7月 18, 2017

入門環境経済学 中公新書

NAMs出版プロジェクト: 入門環境経済学 中公新書

http://nam-students.blogspot.jp/2017/07/blog-post_81.html

入門 環境経済学 環境問題解決へのアプローチ (中公新書) 日引聡 (著), 有村俊秀 (著)2002

http://nam-students.blogspot.jp/2017/06/kindle-5-47-10.html


《環境問題は、市場の失敗」と呼ばれる市場メカニズムの欠陥の一例なのである。》


入門 環境経済学―環境問題解決へのアプローチ (中公新書) 新書 – 2002/7/1

日引 聡  (著), 有村 俊秀  (著)


目次

第1章 環境問題と市場の失敗

第2章 政策手段の選択―環境税か、規制か、補助金か

第3章 環境問題は交渉によって解決できるか

第4章 ごみ処理手数料有料制の有効性とごみ排出量の減量化

第5章 廃棄物問題の現状と廃棄物政策

第6章 自動車交通と大都市の大気汚染

第7章 地球温暖化問題



https://www.amazon.co.jp/入門-環境経済学-環境問題解決へのアプローチ-中公新書-日引-聡/dp/4121016483/

私たちはさまざまな製品やエネルギーを大量に消費し、豊かな生活を享受する一方で、ゴミを捨て、排気ガスや二酸化炭素をまきちらし、環境を汚染している。このようなライフスタイルは持続可能ではない。かといって私たちが昔のような生活に戻ることも不可能である。豊かな未来のために今すべきことは何か?経済学の基本から、ごみ有料制、排出量取引まで、環境経済学のすべてをやさしく解説し、明日への処方を明示する。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

日引/聡

1961年、京都府生。85年、上智大学経済学部卒業、90年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。バッテル研究所、イリノイ大学シカゴ校客員研究員等を経て、現在、国立環境研究所社会環境システム研究領域主任研究員及び東京工業大学大学院社会理工学研究科助教授。専攻・環境経済学。日本計画行政学会奨励賞受賞(1997年) 


有村/俊秀

1968年、千葉県生。92年、東京大学教養学部教養学科卒業、94年、筑波大学環境科学研究科修士課程修了。94年、ミネソタ大学経済学部大学院留学。96~2000年、同大学同学部非常勤講師。2000年、同大学にてPh.D.取得。現在、上智大学経済学部専任講師。専攻・環境経済学、応用計量経済分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


登録情報

新書: 220ページ

出版社: 中央公論新社 (2002/7/1)

言語: 日本語

ISBN-10: 4121016483

ISBN-13: 978-4121016485

発売日: 2002/7/1

梱包サイズ: 17 x 11 x 1.4 cm

おすすめ度: 5つ星のうち 4.7   10件のカスタマーレビュー



5つ星のうち 5.0環境問題に興味のある全ての人々へ

投稿者 Amazon Customer 投稿日 2002/8/9

形式: 新書

地球温暖化、資源リサイクル、ゴミ処理問題など、現代に生きる我々がメディアを通して環境問題を目にする機会は非常に多い。本書では環境経済学が世界が抱えるこの重大な問題に対して一つの考え方を提示してくれる。

「空気を汚すと地球に良くないので止めましょう」だけでは、全ての人を動かすことは不可能だろう。でも、汚した分だけオカネを取られたとしたら・・・?結果は大きく変わってくるはずだ。いろんな価値観を持つ人々が自分勝手に生きていたとしても、市場原理の導入によって環境汚染に歯止めをかけることができる。本書は環境問題解決のための経済学的アプローチを分かり易く提供してくれる。経済学を学んだ人も、そうでない人も、環境問題に興味がおありなら、一度読んでみて損はないだろう。

経済学を学んだことのない人にも、環境経済学のアプローチが理解できるように必要な解説が丁寧にされている(1章)。また本文の途中に挿入されているコラムでは、環境問題に関する「身近な」話題が紹介されており、興味を途切れさせない。読後には以前よりも広い視野から、「環境問題」について「カタレル」あなたになっているだろう。経済理論満載でとっつきにくい環境経済学関連の書籍が多いなか、本書は入門書として最適であろう。

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5つ星のうち 5.0解決策に理論的説明を与えることができる☆

投稿者 たくさん 投稿日 2003/6/17

形式: 新書

環境問題について勉強したい。こう思ったとき大きく分けて二つの視点があると思います。ひとつはなぜ起こるかというメカニズム。もうひとつはじゃあどうするかっていう具体的な解決策。前者は化学的にちゃんと説明がつくことが多いけど、後者はなかなかわかるっていう説明は得られないことが多いと思います。この点を経済学の視点から非常に明快に説明しているのが本書のいいところだと思います。まあ色々単純化してるからこそのわかりやすい説明であって、現実に役立つ形で当てはめれるかどうかっていうのは、さらにさらに勉強しないといけないですが、少なくとも環境問題を考える上での基礎的な道具がほしいという人にとっては、手軽に学べるいい本だと思います。ちょっとは筋の通った意見を持つことができるようになりますよ。

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5つ星のうち 5.0わかりやすい良書

投稿者 daepodong VINE メンバー 投稿日 2005/9/13

形式: 新書

 新書判の入門書として、記述も簡潔、内容も的確で、良書だと思います。ベースにしているのが古典派ミクロ経済学、つまり均衡動学です。いちおうこの前提は正しいというところから出発し、外部費用をどのように処理するかによって、最終的には市場原理そのものに解決させようとしているという発想であることには注意が必要でしょう。

 環境問題を考えるということは、「沈黙の春」以来、どちらかというと感情的な評価、対応が多かったような印象を抱いていますが(こういった問題に取り組んできたのがいわゆる左翼系のひとびとであったこともこの印象を強めています)、このように冷静かつ資本主義の論理の中で解決を模索するというアプローチは大変参考になると思います。

 次の専門書へ進んでみよう、という気を起こさせるよい本です。

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5つ星のうち 4.0まさに入門として1冊

投稿者 yuki 投稿日 2007/9/18

形式: 新書

環境経済学に関する新書を何冊か読んだ上で、やはり1番読みやすく理解しやすい本。


 経済学の簡単な入門から環境経済学に繋がる感じで書かれているため、経済学に関して予備知識の全くない方でも、ここから入門できる。


 ところどころで入るコラムが本書全体の理解度の助けになっていて、具体例が多く、イメージ的に理解しやすくなっていると思う。ボールディング等、書かれていない内容も多々あるが、環境経済学の入門としてはそれらはあまり必要ないだろうと思われ、問題ない。


 排出権取引制度等も書かれている。自分は理系で経済に関する講義は1つも受けていないが、それでも問題なく、読み進めることかできる。この本を通して他の環境経済学に関する本も読みやすくなった。

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5つ星のうち 4.0入門書!

投稿者 Summer Dolphin 投稿日 2006/3/29

形式: 新書

「環境経済学の基礎理論」、「日本の環境問題と環境政策」の二部構成。


経済学にあまり縁の無い自分だが、初歩的なところから丁寧に説明をしてくれるので非常にわかりやすかった。


本書ではミクロ経済学に絞って説明をしている。環境経済学をもっと幅広く知るには他の文献を併用するのが望ましい。


環境問題の解決のために経済学の理論を応用するという発想自体、自分には新鮮だったが、環境問題を見る重要な視点の一つであることには間違いないだろう。




入門 環境経済学 環境問題解決へのアプローチ (中公新書) 日引聡 (著), 有村俊秀 (著)2002
http://nam-students.blogspot.jp/2017/06/kindle-5-47-10.html

取引費用の問題を改善しながら、コースの定理を応用した環境政策として、排出量取引という制度があり、アメリカではすでに用いられている。

排出量取引導入前の排出需要曲線:
  
  価↑                        ↑価
  格|\                      |格
   | \                     |
   |  \                    |
   |   \                _- ̄|
   |    \            _- ̄   |
   |     \        _- ̄      |  
   |      \    _- ̄         |  
  ←|_______\_- ̄____________|→
   OA                      OB 
       ←温室効果ガス排出量→


温室効果ガス排出量をĒにするということは、この図全体の幅をĒに縮めるということである(図下)。このとき、排出枠の需要と供給が釣り合う市場での価格は、2ヵ国それぞれの需要曲線の交点Gの高さPになる。このとき、A国の需要量はEA*、B国の需要量はEB*となり、両国の需要量を合わせると図の横幅、つまり、Ēに等しくなる。価格がPより高ければ、需要が供給より小さくなるため価格が低下し、逆であれば価格は上昇し、均衡価格Pが実現すると考えられる。

排出量取引導入後の排出需要曲線:

  価↑                  ↑価
  格|\                |格
   | \               |
   |  \              |
   |   \          _- ̄|
   |    \      _- ̄   |
   |    |\G _- ̄      |  
 P*|-----_- ̄---------|
  ←|___-|__\_________|→
  OA    |            OB
   | EA*|      EB*   |
      ←温室効果ガス排出量Ē→

排出量取引の結果、排出削減の容易なB国では排出が多く削減され、そうでないA国では、排出削減はそれほどでもない、ということなのである。








入門 環境経済学 環境問題解決へのアプローチ (中公新書)2002
日引聡 (著), 有村俊秀 (著)
大学の教養時代に学んだミクロ経済学(あの需要と供給の曲線のやつです)で,環境問題を考察してゆきます。
環境に関する問いには,美しい解答を出せないものとの認識を変える1冊です。
理屈ではそうなるということを,大体納得しました。
捨てるのにお金がかかるなら,ごみが減るなんてあったりまえでしょ。と言う向きの直感派の人には少し不向きかもと思います。
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入門 環境経済学 環境問題解決へのアプローチ (中公新書)Kindle版
日引聡 (著), 有村俊秀 (著)

5つ星のうち 4.7 10件のカスタマーレビュー

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