バゾリーニは黒澤明をあまり好きではなく、市川崑、溝口健二を絶讃していた。
黒澤明はキネ旬黒澤明集成2or3の座談会で『奇跡の丘』はいいがあとはわからないという旨の発言をしていた。
ただ『乱』と『豚小屋』は心象風景として近いものがある。パゾリーニがシナリオを書いたベルトルッチの『殺し』も『羅生門』に似ている。
そして、
(これを書きたかったのだが)黒澤明没後の黒澤家はまるで『テオレマ』のようでもある。
以前ある黒澤明のファンサイトが著作権問題で騒がれたことがあったが、別のパゾリーニのファンサイトの管理人のようにサイトの管理人が公式の宣伝マンになればよかった…資本に対する分析が足りない。
追記:
全然関係ないが昔、落合信彦?と淀川長治の対談を読んだ記憶がある。
淀川長治が映画を精神の共産主義と呼んでいた。何処かで再読できないだろうか?
2 Comments:
黒澤明ファンサイトが著作権侵害と炎上し廃止なったことがある
パゾリーニファンサイトは運営者がパゾリーニdvdの解説を書いたり、宣伝の一環として生き残った
マルクス主義を通過した方が生き残った
黒澤明もプルードンに近いのだがファンは鈍感だ
シネフィルDVD
@cinefilDVD
「私は溝口同様黒澤も好きではありません。ですが、市川崑の映画は好きです。『ビルマの竪琴』はすばらしい映画でしたし、オリンピックの映画もよかったですね」ピエル・パオロ・パゾリーニ(「パゾリーニとの対話」ジョン・ハリデイより) pic.twitter.com/BWFGMwQrZG
2015/06/11 14:03
https://twitter.com/cinefildvd/status/608862116167077888?s=21
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溝口もすきではなかった
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