日曜日, 10月 11, 2015

カント『道徳形而上学原論』『人倫の形而上学の基礎づけ』

                       ( カントリンク:::::::::
NAMs出版プロジェクト: カント『道徳形而上学原論』『人倫の形而上学の基礎づけ』
http://nam-students.blogspot.jp/2015/10/blog-post_11.html(本頁)
NAMs出版プロジェクト: カント 定言命法『人倫の形而上学の基礎づけ』より
http://nam-students.blogspot.jp/2015/10/blog-post_9.html
NAMs出版プロジェクト: 人倫の形而上学:付リンク(付原論)
http://nam-students.blogspot.jp/2012/08/blog-post_2934.html?m=0#ref4

Grundlegung zur Methaphysik der Sitten von Immanuel Kant - Text im Projekt Gutenberg
http://gutenberg.spiegel.de/buch/grundlegung-zur-methaphysik-der-sitten-3510/1

http://www.zeno.org/Philosophie/M/Kant,+Immanuel/Grundlegung+zur+Metaphysik+der+Sitten/Zweiter+
Abschnitt%3A+%C3%9Cbergang+von+der+popul%C3%A4ren+sittlichen+Weltweisheit+zur+Metaphysik+der+Sitten

Kant, Immanuel
 Grundlegung zur Metaphysik der Sitten 1785
  Vorrede
  Erster Abschnitt: Übergang von der gemeinen sittlichen Vernunfterkenntnis zur philosophischen
  Zweiter Abschnitt: Übergang von der populären sittlichen Weltweisheit zur Metaphysik der Sitten
  Dritter Abschnitt: Übergang von der Metaphysik der Sitten zur Kritik der reinen praktischen Vernunft

道徳形而上学言論 岩波文庫 篠田英雄訳 1960,1967
目次
序 言
第一章 道徳に関する普通の理性認識から哲学的な理性認識への移り行き

第二章 通俗的な道徳哲学から道徳形而上学への移り行き ☆
     道徳性の最高原理としての意志の自律
     道徳性のあらゆる偽の原理の源泉としての意志の他律
     他律を道徳性の根本概念と想定した場合にこの概念から 生じ得るすべての原理の分類

第三章 道徳形而上学から純粋実践理性批判への移り行き
     自由の概念は意志の自律を解明する鍵である
     自由はすべての理性的存在者の意志の特性として前提さ れねばならない
     道徳性の諸理念に付帯する関心について
     定言的命法はどうして可能か
     すべての実践哲学の究極の限界について
     結 び
訳者後記
索 引


「君自身の人格ならびに他のすべての人の人格に例外なく存するところの人間性を、いつ
でもまたいかなる場合にも同時に目的として使用し決して単なる手段として使用してはならない」103頁

人倫の形而上学の基礎づけ 野田又夫 訳 中公クラシックス版
(I. Kant, Grundlegung zur Metaphysik der Sitten, hrg. K. Vorländer, Philosophische Bibliothek Bd. 41, 3. Aufl., 1965)を底本。原著1785年。

目  次
序言
第一章 通常の道徳的理性認識から哲学的な道徳的理性認識への移り行き

第二章 通俗的道徳哲学から人倫の形而上学への移り行き  ☆
  道徳の最高原理としての意志の自律
  道徳のあらゆる不純な原理の源泉としての意志の他律
  他律の根本概念を前提するとき生じうるあらゆる道徳原理の区分

第三章 人倫の形而上学から純粋実践理性批判への移り行き
  自由の概念は意志の自律の説明のための鍵である
  自由はあらゆる理性的存在者の意志の特質として前提されねばならない
  道徳の理念にともなう関心について
  定言的命法はいかにして可能であるか
  あらゆる実践哲学の最後の限界について
  結論

Title: GRUNDLEGUNG ZUR METAPHYSIK DER SITTEN
    1785
Author: Immanuel Kant

『道徳形而上学の基礎づけ』 中山元訳 光文社古典新訳文庫版
目次
序文

第一章 道徳にかんする普通の理性認識から、哲学的な理性認識へと進む道程

第二章 通俗的な道徳哲学から道徳形而上学へと進む道程  ☆
      道徳性の最高原理としての意志の自律
      道徳性のすべての偽りの原理の源泉としての意志の他律
      他律を根本的な概念とした場合に生まれうる道徳性のすべての可能な原理の分類

第三章 道徳の形而上学から純粋な実践理性の批判へと進む道程
      自由の概念は、意志の自律を説明するための〈鍵〉となる
      自由は、すべての理性的な存在者の意志の特性として、前提されなければなければならない
      道徳性のさまざまな理念にともなう関心について 定言命法はどのようにして可能になるか
      あらゆる実践哲学の究極の限界
      結論としての注

中山元オリジナルの詳細目次、解説が便利である。☆☆

「君は、みずからの人格と他のすべての人格のうちに存在する人間性を、いつでも、同時に目的として使用しなければならず、いかなる場合にもたんに手段として使用してはならない」中山元訳

《君の人格ならびにすべての他者 の人格における人間性を、けっしてたんに手段として
用いるのみならず、つねに同時に 目的として用いるように行為せよ》
カント『道徳形而上学原論』岩波文庫,『人倫の形而上学の基礎付け』
(柄谷行人定本3、181頁では『実践理性批判』が出典となってしまっている)

“Handle so, dass du die Menschheit sowohl in deiner Person, als in der Person eines jeden
anderen jederzeit zugleich als Zweck, niemals bloß als Mittel brauchst.”
Immanuel Kant,Grundlegung zur Metaphysik der Sitten . 1785

“Act in such a way that you treat humanity, whether in your own person or in the person of any other,
 always at the same time as an end and never merely as a means to an end”
http://datarella.com/data-courtesy/
https://de.wikipedia.org/wiki/Grundlegung_zur_Metaphysik_der_Sitten

Agis de façon telle que tu traites l'humanité, aussi bien dans ta personne que dans tout autre,
toujours en même temps comme fin, et jamais simplement comme moyen.
http://tatoeba.org/jpn/sentences/show/417109

la Fórmula de Humanidad, ordena que “uses a la humanidad, tanto en tu propia persona o en la persona de cualquier otro siempre al mismo tiempo como un fin y nunca solo como un medio” (4:429)
https://es.wikipedia.org/wiki/Fundamentaci%C3%B3n_de_la_metaf%C3%ADsica_de_las_costumbres#La_F.C3.B3rmula_de_la_Humanidad

"Obra de tal modo que uses la humanidad, tanto en tu persona como en la persona de cualquier otro, siempre como un fin al mismo tiempo y nunca solamente como un medio" Fórmula del fin en si mismo: -
Kant - Filosofia Moderna - Imperativo Categorico
http://www.e-torredebabel.com/Historia-de-la-filosofia/Filosofiamedievalymoderna/Kant/Kant-ImperativoCategorico.htm

“永远都把你的人格中的人性以及每个他人的人格中的人性同时用作目的,而绝不只是用作手段”
康德 跨越性批判 康德与马克思 [日]柄谷行人 著;赵京华 译 出版社:中央编译出版社 iBooks
http://www.cssn.cn/zhx/zx_wgzx/201410/t20141020_1369667_3.shtml

@Kojin_bot: 도덕법칙이란 "너의 인격 및 모든 타자의 인격에서 인간성을 단지 수단으로서만이 아니라
동시에 항상 목적으로 사용하도록 행위하라"는 것이다. 이 명령은 밖으로부터 오는 것이 아니다.
https://mobile.twitter.com/kojin_bot/status/294093284060581888

(上記定言命法は、柄谷行人定本第三巻181頁では実践理性批判が出典となってしまっている)

《カントは、「他者を手段としてのみならず同時に目的として扱え」という格率を、普遍的な
道徳法則として見いだしました。「目的として扱う」とは、自由な存在として扱うということ
です。…そして、この場合、「他者」は、生きている者だけではなく、死者およびまだ生ま
れていない未来の他者をふくみます。たとえば、私たちが環境を破壊した上で経済的
繁栄を獲得する場合、それは未来の他者を犠牲にすること、つまり、たんに「手段」とし
て扱うことになります。》
柄谷行人『世界共和国へ』

ex.NAMs出版プロジェクト: 人倫の形而上学:付リンク

http://nam-students.blogspot.jp/2012/08/blog-post_2934.html?m=0#note4
http://nam-students.blogspot.jp/2010/09/blog-post_5252.html?m=1#98 
道徳形而上学原論
(1785年 - 『人倫の形而上学の基礎付け』Grundlegung zur Metaphysik der Sitten)
人間性の権利は,「君の人格にある人間性を常に同時に目的として用い,決して単に手段としてだ けしか用いないことがないように行為せよ」という命令に表現される。これは定言命法であり,先 の「人間性の法則」の命令だと考えられる。


NAMs出版プロジェクト: 人倫の形而上学:付リンク
http://nam-students.blogspot.jp/2012/08/blog-post_2934.html?m=0#ref4
道徳形而上学原論
(1785年 - 『人倫の形而上学の基礎付け』Grundlegung zur Metaphysik der Sitten)
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|____第一章____|_____|_____|
|     |     |     |     |
|普通の道徳| 哲学へ |     |     |
|   から|     |     |     |
|_____|_____|_____|_____|
|     |     |     |     |
|     |     |     |仮言的命法|
|     |     (他律)  |蓋然的  |
|____第三章____|____第二章____|
|実践理性 |道徳形而上|     |     |
|批判へ  |学から  |仮言的命法|定言的命法|
|   自由|   自律|実然的  |画然的
 |
|_____|_____|_____|_____|


(カント自身が明言するように、批判書とは論理展開が逆である。)


道徳形而上学言論 岩波文庫 篠田英雄訳 1960,1967
目次
序 言
第一章 道徳に関する普通の理性認識から哲学的な理性認識への移り行き

第二章 通俗的な道徳哲学から道徳形而上学への移り行き ☆
     道徳性の最高原理としての意志の自律
     道徳性のあらゆる偽の原理の源泉としての意志の他律
     他律を道徳性の根本概念と想定した場合にこの概念から 生じ得るすべての原理の分類

第三章 道徳形而上学から純粋実践理性批判への移り行き
     自由の概念は意志の自律を解明する鍵である
     自由はすべての理性的存在者の意志の特性として前提さ れねばならない
     道徳性の諸理念に付帯する関心について
     定言的命法はどうして可能か
     すべての実践哲学の究極の限界について
     結 び
訳者後記
索 引

(1785年 - 『人倫の形而上学の基礎付け』Grundlegung zur Metaphysik der Sitten)

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|__________第一章__________|___________|___________|
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|  普通の道徳から  |    哲学へ    |           |           |
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|  実践理性批判へ  |  道徳形而上学から |    仮言的命法  |   定言的命法   |
|  自由       |  自律       |    実然的    |   画然的    |
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「君の人格ならびにすべての他者の人格における人間性を、けっしてたんに手段としてのみ用いるのみならず、つねに同時に目的[=自由な主体]として用いるように行為せよ」
(岩波文庫103頁、定本『トランスクリティーク』181頁)

☆☆

「道徳形而上学の基礎づけ  Grundlegung zur Metaphysik der Sitten, 1785 (光文社古典新訳文庫153)」カント、中山元 訳

http://blog.livedoor.jp/ppdwy632/archives/51808144.html

≪目次: ≫ 
凡例 
 本訳書ではアカデミー版(Kants Werke, Akademie Textausgabe, IV , Grundlegung zur Metaphysik der Sitten, Walter de Gruyter & Co.)を底本とし、ズアカンプ社版の全集を参考にしている。訳語については、『純粋理性批判』の場合と同じように、できるだけカントの定訳となっている訳語を使うのを避けている。「悟性」(Verstand)は「知性」と訳し、「傾向性」(Neigung)は「心の傾き」と訳す。認識論が中心だった『純粋理性批判』では「格律」(Maxime)は「主観的な原理」と訳したが、道徳論である本書では「行動原理」と訳す。…… 


道徳形而上学の基礎づけ』 Grundlegung zur Metaphysik der Sitten, 1785 
序文 
001 哲学の三分野/002 実質的な認識と形式的な認識/003 三つの学の任務/004 経験的な学と純粋な学という観点からの哲学の分類/005 形而上学の分類/006 哲学における分業の利点/007 純粋な道徳哲学の必要性/008 道徳法則の純粋さ/009 道徳的に善であるためには/010 ヴォルフの一般実践哲学は、どうして道徳の形而上学でないか/011 実践的な理性と思弁的な理性/012 『道徳形而上学』と『道徳形而上学の基礎づけ』の関係/013 道徳の〈基礎づけ〉の課題/014 分析的な道と総合的な道 
第一章 道徳にかんする普通の理性認識から、哲学的な理性認識へと進む道程 
015 善い意志/016 「善い意志」を促進する特性/017 善い意志の不変な価値/018 意志の絶対的な価値という考え方への疑念/019 理性と本能/020 理性の使命/021 理性の真の使命/022 義務の概念/023 義務に適った行為と義務に基づいた行為/024 自分の生命を守る義務――自分自身への完全義務/025 親切の義務――他者への不完全義務/026 自己の幸福の追求――自分自身への不完全義務/027 隣人愛の掟――他者への完全義務の変形として/028 意欲の原理/029 法則にしたがう行動原理/029n 意欲の主観的な原理と客観的な原理/030 法則の観念/030n 尊敬とは/031 法則に適うこと/032 抜け目のなさと義務/033 善い行動原理を見分ける方法/034 コンパスとしての原理/035 自然に生まれる弁証論/036 実践哲学の必要性 

第二章 通俗的な道徳哲学(ジットリヒ)から道徳(ジッテ)形而上学へと進む道程 
037 義務に基づいた行為への疑問/038 道徳的な根拠は不可視である/039 義務についての確信/040 道徳的な法則は理性的な存在者一般に妥当する/041 実例の意味/042 経験から独立した道徳の最高原則/043 通俗性と哲学/044 道徳の形而上学の試み/044n 純粋な道徳哲学の意味/045 ごたまぜの道徳理論/045n ズルツァー氏の疑問/046 五つの確認事項/047 通俗的な哲学から形而上学へ/048 理性と意志の関係/049 命法とは/050 命法の表現/050n 心の傾き、関心、依存する意志の定義/051 完全に善い意志と命法/052 仮言命法と定言命法、第一の定義/053 第二の定義/054 命法と意志の関係/055 不確実な実践原理、断定的な実践原理、必然的な実践原理/056 熟練の命法/057 幸福への意図/057n 抜け目のなさの語の二つの意味/058 道徳性の命法/059 三種類の命法/059n 実用的なという語の意味/060 熟練の命法の可能性/061 抜け目のなさの命法の可能性/062 定言命法の可能性/063 法則としての定言命法/064 定言命法の可能性の洞察の困難さ/064n アプリオリな総合命題としての定言命法/065 定言命法の表現方法/066 定言命法の必然性/066n 行動原理と法則の違い/067 第一の定言命法の表現方法/068 定言命法と義務の概念の関係/069 第一の定言命法の別の表現方法/070 義務の分類/070n 義務の分類の留保/071 自殺の実例――自分自身への完全義務/072 返すあてのない借金の実例――他者への完全義務/073 才能を放置する人の実例――自分自身への不完全義務/074 他人への援助の否定の実例――他者への不完全義務/075 義務の分類/076 定言命法の例外/077 これまでの成果とこれからの課題/078 人間の本性と義務の関係/079 哲学の立場/080 道徳性とその似姿/080n ほんらいの徳/081 実践哲学の課題/082 意志、意志の目的、手段、動機、動因などの概念の定義/083 定言命法の根拠/084 絶対的な目的としての人格/085 目的自体としての人間性――第二の定式☆/085n 要請/086 自殺の実例の検討――自分自身への完全義務/087 虚偽の約束の実例――他者への完全義務/087n 道徳の通俗的な表現/088 自然の目的である人間性の開発を放置する人の実例――自分自身への不完全義務/089 他者への幸福の促進の実例――他者への不完全義務/090 第三の定言命法の原理/091 立法者としての意志/092 利害関心の放棄の定式化/093 依存する意志と普遍的な意志/094 立法する普遍的な意志の原理――第三の定式/094n 原理の実例/095 自律の原理/096 目的の国/097 目的の国の定義/098 理想としての目的の国/099 目的の国の国民と元首/100 元首の資格/101 義務とは/102 義務と行動原理/103 価格と尊厳/104 総体的な価値と内的な価値/105 市場価格、感情価格、尊厳/106 尊敬と自律/107 行動原理に含まれる三要素/108 行動原理の形式/109 行動原理の内容/110 行動原理の完全な規定/110n 自然の国と目的の国/111 絶対に善い意志の表現方法/112 目的の主体/113 目的の国の定言命法/114 崇高さと尊敬 
道徳性(ジットリヒカイト)の最高原理としての意志の自律 
115 意志の自律の原理 
道徳性のすべての偽りの原理の源泉としての意志の他律 
116 他律の発生 
他律を根本的な概念とした場合に生まれうる道徳性(ジットリヒカイト)のすべての可能な原理の分類 
117 批判の役割/118 他律の二つの原理/119 経験的な原理の欠陥/119n 道徳的な感情の原理と幸福/120 完全性の概念による根拠づけ/121 完全性の概念の好ましさ/122 これからの原理の真の根拠/123 他律の原理の欠陥/124 善い意志の原理/125 道徳性の真理性 

第三章 道徳の形而上学から純粋な実践理性の批判へと進む道程 
自由の概念は、意志の自律を説明するための〈鍵〉となる 
126 意志と自由/127 自由の積極的な概念/128 自由の概念の根拠づけの準備 
自由は、すべての理性的な存在者の意志の特性として、前提されなければならない 
129 自由の証明/129n 理念としての自由 
道徳性のさまざまな理念にともなう関心について 
130 自由の理念/131 「なすべし」と「意欲する」/132 三つの難問/133 道徳的な法則の拘束力/134 自由の循環論法/135 別の視点/136 感性界と知性界/137 常識的な人物の傾向/138 理性の優越/139 二つの観点――他律と自律/140 自律の観念/141 循環論の解消 
定言命法はどのようにして可能になるか 
142 知性界の法則と義務/143 定言命法の可能性/144 極悪な人の願い 
あらゆる実践哲学の究極の限界 
145 自律と自由の理念/146 自由についての理性の弁証論/147 自由の矛盾/148 思弁哲学の義務/149 実践哲学の要求/150 人間の二重性/151 人間の二重の自己理解/152 実践理性の越境/153 理性の越権/154 自由の理念と叡智/155 道徳的な法則への関心/155n 理性の直接的な関心と間接的な関心/156 法則への関心/157 残された問い/158 叡智界の理念/159 道徳的な研究の限界 
結論としての注 
160 道徳哲学の目的 

訳注 



道徳形而上学の基礎づけ』 解説/中山元 
序論 
哲学の分類/本書の課題/純粋な道徳哲学のための条件/純粋な原理の必要性/『道徳形而上学の基礎づけ』の位置/本書の構成 

第一章 道徳にかんする普通の理性認識から、哲学的な理性認識へと進む道程 
第一節 善い意志の概念 
善とは/善い意志/善の定義と善い意志/最高善 
第二節 理性と善 
目的論から見た理性の役割/理性の真の役割 
第三節 義務の概念 
義務の概念の必要性/義務に適った行為と義務に基づいた行為の実例による区別/義務が適用される理性的な存在者/義務に基づいた行動の四つの実例/自殺の否定――自分自身への完全義務/他者への親切――他者への不完全義務/自己の幸福の追求――自分自身への不完全義務/隣人愛――他者への完全義務の変形として 
第四節 道徳性と行動原理 
義務と意志についての第二命題/行為の結果の無視/行動原理の概念/法則と原理の違い/第三の命題/尊敬について/尊敬に値するもの/法則の三つの特徴/道徳性の法則の命題/虚偽の約束の実例/羅針盤としての原理 

第二章 通俗的な道徳哲学から道徳形而上学へと進む道程 
第一節 実践哲学の必要性 
弁証論の発生/道徳形而上学の必要性/経験的な実例の不十分さ/道徳法則の普遍性と必然性/通俗的な道徳哲学と道徳形而上学の違い 
第二節 行為の客観的な原理としての命法とその分類 
実践理性とは/命法とは/仮言命法と定言命法/仮言命法の分類/定言命法 
第三節 三つの命法の可能性と予備的な考察 
熟練の命法の可能性/抜け目のなさの命法の可能性/定言命法の可能性 
第四節 定言命法の表現方式 
定言命法の表現方法/五つの定言命法 
第一項 第一の定式 
第一の定言命法/他者の立場になって考える/第二の表現方法/目的論的な自然/義務の分類/自殺の実例――自分自身への完全義務/虚偽の約束の実例――他者への完全義務/才能を放置する人の実例――自分自身への不完全義務/他人への援助の否定の実例――他者への不完全義務/二つの基準/第一定式の形式的な表現方法の重要性
第二項 第二の定式 
第三の表現方法への移行☆/四つの義務の実例 
第三項 第三の定式 
第三の定式/第四の表現方法/自律と他律/第五の表現方法/目的の国とは/目的の国に参加する資格/定言命法の統合/自然の国/道徳性と幸福の逆説 
第四項 自律と他律 
自律の原理/他律の原理 

第三章 道徳(ジッテ)の形而上学から実践理性の批判へと進む道程 
第一節 自由と自律 
自由の概念 
第二節 自由と道徳性 
すべての理性的な存在者の特性である自由/三つの難問/自由の循環論法 
第三節 叡智界の概念 
二世界論/自律と他律の区別/循環論の解消 
第四節 残された課題 
定言命法の可能性/理性の弁証法/弁証法の解決/悪人の窮地/「ほんらいの自己」と自由/理性の越権/残された課題 


カント年譜 
訳者あとがき (中山元)

補記:
柄谷行人インタヴューズ1977―2001

どれも執筆原稿よりわかりやすい。特に英語教育論が面白い。

「"こと"として見るには、SVから始めなければいけないんです。その次にSVOです。"もの"として世界をとらえる言語は最後に来るべきです。」(26頁)





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