日曜日, 2月 14, 2016

感情の一覧 (プルチック他)- Wikipedia


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NAMs出版プロジェクト: スピノザ、諸感情の定義:メモ
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NAMs出版プロジェクト: 諸感情の定義:再考
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NAMs出版プロジェクト: 感情の一覧 - Wikipedia
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感情の一覧(かんじょうのいちらん)は、様々なことに感じて抱く気持ちを一覧にしたものである。

Plutchikの感情の輪[編集]


Plutchikの感情の輪
1980年にRobert Plutchikは「感情の輪」を提示した。これは8つの基本感情と、二点の組み合わせからなる8つの応用感情から成り立つ。[1]
Basic emotionBasic opposite
JoySadness
TrustDisgust
FearAnger
SurpriseAnticipation
SadnessJoy
DisgustTrust
AngerFear
AnticipationSurprise
Advanced emotionComposed of...Advanced opposite
OptimismAnticipation + JoyDisappointment
LoveJoy + TrustRemorse
SubmissionTrust + FearContempt
AweFear + SurpriseAggressiveness
DisappointmentSurprise + SadnessOptimism
RemorseSadness + DisgustLove
ContemptDisgust + AngerSubmission
AggressivenessAnger + AnticipationAwe

脚注[編集]

  1. ^ Plutchik, R. “The Nature of Emotions”. 2008年5月8日閲覧。



      楽観            愛 
        _____晴朗_____
       /            \   
     関心   ___喜び___   容認
 積極性 /  予期        信頼  \ 服従
    |   /    歓喜    \   |
    |  |   警戒  賞賛   |  |
 いらだち 怒り 激怒      恐怖 おび 懸念
    |  |  強い嫌悪 驚愕   え  |
    |  |     悲嘆     |  |
    |   嫌悪        驚き   |
  軽蔑 \   \___悲しみ__/   / 畏れ
      倦怠             放心
       \____物思わしげ___/ 
       悔恨          不満

(中心)強い感情←純粋感情・基本的な感情→弱い感情、混合感情(外側)。か
ただし、プルチックの分類(8×4)には異議もある。
戸田山和久『恐怖の哲学』44頁参照。
戸田山は物体Xなど映画を例にダマシオ経由の脳科学、プリンツ経由の情動理論を紹介していて興味深い(Prinz:AIR理論(Attentded Intermediate-level Representation theory=中間レベル表象の注意制御理論))。
戸田山は論理学の人のはずだが語り口はドゥルーズよりジシェクっぽい。

『恐怖の哲学』は『行動経済学 経済は「感情」で動いている 』(光文社新書  友野 典男 2006 )#9と同じダマシオの挙げた事例を扱っている。後者の方がわかりやすい。行動経済学は、はじめから他者が想定されているからだ。



修 士 論 文 ヒューマンロボットインタラクションにおける 感情 - 寺田研究室

(Adobe PDF)
 
-htmlで見る 山内厚志
... と用語の定義. 3. 2.1 プルチックの感情モデル . .... 4.2.2 ラッセルのモデルと プルチックのモデルの統合 . ...... 激怒 怒り いらだち 警戒 期待 興味 歓喜 喜び 静穏 賞賛 信頼 受入 恐怖 恐れ 心配 驚愕 驚き 動転 悲嘆 悲しみ 哀愁 強い嫌悪 嫌悪 退屈. 激怒.





人工無脳は考える:加藤真一
http://www.ycf.nanet.co.jp/~skato/muno/article4/01emotion1.html

2016年2月7日 ... R. Plutchikは感情を怒り、期待、喜び、受容、不安、驚き、悲しみ、嫌悪の8種類に分け、 さらにそれぞれには激怒-怒り-苛立ちのように強弱があること、激怒-恐怖、憎悪-憧憬の ように反対の意味になる感情の対があることを示している(Fig. 1) 3 ...

      楽観            愛 
        _____沈着_____
       /            \   
     関心   ___喜び___   容認
 積極性 /  期待        受容  \ 服従
    |   /    歓喜    \   |
    |  |   警戒  憧憬   |  |
  苛立ち 怒り 激怒      恐怖 不安 懸念
    |  |   憎悪  驚愕   |
  |
    |  |     悲嘆     |  |
    |   嫌悪        驚き   |
  軽蔑 \   \___悲しみ__/   / 畏れ
      倦怠             動揺
       \_____傷心_____/ 
       悔恨          不満
ーーーーー
戸田山訳と加藤訳の混合:

      楽観            愛 
        _____沈着_____
       /            \   
     関心   ___喜び___   容認
 積極性 /  期待        信頼  \ 服従
    |   /    歓喜    \   |
    |  |   警戒  憧憬   |  |
  苛立ち 怒り 激怒      恐怖 不安 懸念
    |  |   憎悪  驚愕   |  |
    |  |     悲嘆     |  |
    |   嫌悪        驚き   |
  軽蔑 \   \___悲しみ__/   / 畏れ
      倦怠             放心
       \_____傷心_____/ 
       悔恨          不満


感情

関連概念 : 心理学


[affection, feeling, mood]
気分。情操。
心理的尺度で計測される。

【分類】
 ◆基本感情(Ekman,1992)
  ・喜び happy
  ・驚き surprise
  ・怒り anger
  ・恐れ fear
  ・嫌悪 disgust
  ・悲しみ sad
 ◆その他
  ・愛・幸福・憎しみ・不安・羞恥・笑い

  ・情動
各感情には、特有の神経回路を経由し、特有の身体徴候を伴う。
その身体徴候のうち表情も感情とおおむね一致する(FACS: Facial Action Coding System: Ekman et al.,1987)。
基本感情が結合したり混合することで異なる感情が生起(デカルト)。

【位相】
 ◆内外の環境刺激に対する認知的評価(cognitive appraisal)
   認知なしでも好き嫌いの1次評価は生起(Murphy&Zajonc,1993)
    (ラザラス=ザイアンス論争)
 ◆感情状態(emotional state)
   感情状態と自律反応の一義的関係は見出しにくい(Cacioppo et al.,1993)
   感情状態と社会との関係(Fridlund,1991)
   生理的喚起へは認知的意味づけによって異なる感情
 ◆感情体験(emotional experience)
 ◆感情表出(emotional expression)
   情動行動や情動性自律反応の変化
   表示規則(display rules)(Ekman,1972)
    ・向社会的表示規則(他者の感情を思いやる)
    ・自己保護的表示規則(自我水準を守る)
    ・自己中心的表示規則(自己の不利益を避ける適応行動)
   多様性
    カルリ族は鳥の鳴き声で感情を表出

【計測】
 ・GSR(galvanic skin response)
   皮膚電流発射・精神電流発射

【研究】
 ◆基本感情(スカラー)
  ・行動の原型と対応した純粋感情(Plutchik,1980)
    喜び・受容・恐れ・驚き・悲しみ・嫌悪・怒り・予期
    純粋感情の円環構造・混合感情
  ・分化情動理論(イザード,1971)感情を10に分類
    プルチック同様、感情が進化において重要な役割を果たしたと考えた
    生誕時に基本感情は存在しているが、成長によって顕在化

 ◆次元説(ベクトル
  ・感情三方向説(Wundt,1910)
    興奮-鎮静・緊張-弛緩・快-不快
  ・三情動説(ワトソン・ミレンソン)
    XYZ(たとえば恐怖・怒り・愛)
     これらの情動は、特定の反応を伴って現れる
    条件性情動反応(CER; Watson&Rayner,1920)
     恐怖感情は条件付けや般化が可能
  ・ラッセルの円環モデル(Russell,1980)
    快-不快・覚醒-眠気・順応水準
    各感情のベクトルの方向の差が相関係数を表す
    感情の文脈効果を順応水準で説明(Russell&Lanius,1984)
  ・ウィトブリートとブラナの感情空間(Witvliet&Vrana,1995)
    高-低ネガティブ(恐れ-快適)・高-低ポジティブ(喜び-悲しみ)
    顔面筋の筋電図・驚愕刺激への瞬目反射を指標として分類

 ◆表情
  ・シュロスバーグの円錐モデル(Schlosberg,1954)
    表情は、快-不快・注目-拒否とに分けられる
    感情語でもあてはまる(Russell&Bullock,1985)

 ◆社会構成主義
   感情は社会的役割(Averill,1980)
   基本感情などはなく、感情は常に可変的(Oatley&Turner,1990)
   複数の評価の次元によって情動発現(Sherer,1992)


2008/05/18 masashi tanaka