感情の一覧(かんじょうのいちらん)は、様々なことに感じて抱く気持ちを一覧にしたものである。
Plutchikの感情の輪[編集]
- ^ Plutchik, R. “The Nature of Emotions”. 2008年5月8日閲覧。
楽観 愛
_____晴朗_____
/ \
関心 ___喜び___ 容認
積極性 / 予期 信頼 \ 服従
| / 歓喜 \ |
| | 警戒 賞賛 | |
いらだち 怒り 激怒 恐怖 おび 懸念
| | 強い嫌悪 驚愕 え |
| | 悲嘆 | |
| 嫌悪 驚き |
軽蔑 \ \___悲しみ__/ / 畏れ
倦怠 放心
\____物思わしげ___/
悔恨 不満
(中心)強い感情←純粋感情・基本的な感情→弱い感情、混合感情(外側)。か
ただし、プルチックの分類(8×4)には異議もある。
戸田山和久『恐怖の哲学』44頁参照。
戸田山は物体Xなど映画を例にダマシオ経由の脳科学、プリンツ経由の情動理論を紹介していて興味深い(Prinz:AIR理論(Attentded Intermediate-level Representation theory=中間レベル表象の注意制御理論))。
戸田山は論理学の人のはずだが語り口はドゥルーズよりジシェクっぽい。
『恐怖の哲学』は『行動経済学 経済は「感情」で動いている 』(光文社新書 友野 典男 2006 )#9と同じダマシオの挙げた事例を扱っている。後者の方がわかりやすい。行動経済学は、はじめから他者が想定されているからだ。
... と用語の定義. 3. 2.1 プルチックの感情モデル . .... 4.2.2 ラッセルのモデルと プルチックのモデルの統合 . ...... 激怒 怒り いらだち 警戒 期待 興味 歓喜 喜び 静穏 賞賛 信頼 受入 恐怖 恐れ 心配 驚愕 驚き 動転 悲嘆 悲しみ 哀愁 強い嫌悪 嫌悪 退屈. 激怒.
2016年2月7日 ... R. Plutchikは感情を怒り、期待、喜び、受容、不安、驚き、悲しみ、嫌悪の8種類に分け、 さらにそれぞれには激怒-怒り-苛立ちのように強弱があること、激怒-恐怖、憎悪-憧憬の ように反対の意味になる感情の対があることを示している(Fig. 1) 3 ...
楽観 愛
_____沈着_____
/ \
関心 ___喜び___ 容認
積極性 / 期待 受容 \ 服従
| / 歓喜 \ |
| | 警戒 憧憬 | |
苛立ち 怒り 激怒 恐怖 不安 懸念
| | 憎悪 驚愕 | |
| | 悲嘆 | |
| 嫌悪 驚き |
軽蔑 \ \___悲しみ__/ / 畏れ
倦怠 動揺
\_____傷心_____/
悔恨 不満
ーーーーー
戸田山訳と加藤訳の混合:
楽観 愛
_____沈着_____
/ \
関心 ___喜び___ 容認
積極性 / 期待 信頼 \ 服従
| / 歓喜 \ |
| | 警戒 憧憬 | |
苛立ち 怒り 激怒 恐怖 不安 懸念
| | 憎悪 驚愕 | |
| | 悲嘆 | |
| 嫌悪 驚き |
軽蔑 \ \___悲しみ__/ / 畏れ
倦怠 放心
\_____傷心_____/
悔恨 不満
感情
関連概念 : 心理学
[affection, feeling, mood]
気分。情操。
心理的尺度で計測される。
【分類】
◆基本感情(Ekman,1992)
・喜び happy
・驚き surprise
・怒り anger
・恐れ fear
・嫌悪 disgust
・悲しみ sad
◆その他
・愛・幸福・憎しみ・不安・羞恥・笑い
・情動
各感情には、特有の神経回路を経由し、特有の身体徴候を伴う。
その身体徴候のうち表情も感情とおおむね一致する(FACS: Facial Action Coding System: Ekman et al.,1987)。
基本感情が結合したり混合することで異なる感情が生起(デカルト)。
【位相】
◆内外の環境刺激に対する認知的評価(cognitive appraisal)
認知なしでも好き嫌いの1次評価は生起(Murphy&Zajonc,1993)
(ラザラス=ザイアンス論争)
◆感情状態(emotional state)
感情状態と自律反応の一義的関係は見出しにくい(Cacioppo et al.,1993)
感情状態と社会との関係(Fridlund,1991)
生理的喚起へは認知的意味づけによって異なる感情
◆感情体験(emotional experience)
◆感情表出(emotional expression)
情動的行動や情動性自律反応の変化
表示規則(display rules)(Ekman,1972)
・向社会的表示規則(他者の感情を思いやる)
・自己保護的表示規則(自我水準を守る)
・自己中心的表示規則(自己の不利益を避ける適応行動)
多様性
カルリ族は鳥の鳴き声で感情を表出
【計測】
・GSR(galvanic skin response)
皮膚電流発射・精神電流発射
【研究】
◆基本感情(スカラー)
・行動の原型と対応した純粋感情(Plutchik,1980)
喜び・受容・恐れ・驚き・悲しみ・嫌悪・怒り・予期
純粋感情の円環構造・混合感情
・分化情動理論(イザード,1971)感情を10に分類
プルチック同様、感情が進化において重要な役割を果たしたと考えた
生誕時に基本感情は存在しているが、成長によって顕在化
◆次元説(ベクトル)
・感情三方向説(Wundt,1910)
興奮-鎮静・緊張-弛緩・快-不快
・三情動説(ワトソン・ミレンソン)
XYZ(たとえば恐怖・怒り・愛)
これらの情動は、特定の反応を伴って現れる
条件性情動反応(CER; Watson&Rayner,1920)
恐怖感情は条件付けや般化が可能
・ラッセルの円環モデル(Russell,1980)
快-不快・覚醒-眠気・順応水準
各感情のベクトルの方向の差が相関係数を表す
感情の文脈効果を順応水準で説明(Russell&Lanius,1984)
・ウィトブリートとブラナの感情空間(Witvliet&Vrana,1995)
高-低ネガティブ(恐れ-快適)・高-低ポジティブ(喜び-悲しみ)
顔面筋の筋電図・驚愕刺激への瞬目反射を指標として分類
◆表情
・シュロスバーグの円錐モデル(Schlosberg,1954)
表情は、快-不快・注目-拒否とに分けられる
感情語でもあてはまる(Russell&Bullock,1985)
◆社会構成主義
感情は社会的役割(Averill,1980)
基本感情などはなく、感情は常に可変的(Oatley&Turner,1990)
複数の評価の次元によって情動発現(Sherer,1992)
2008/05/18 masashi tanaka
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