火曜日, 3月 15, 2016

『働かないアリに意義がある』社会の維持に不可欠な「働かないアリ」の存在長 谷川 英祐

                     (生物学 、リンク::::::::::

『働かないアリに意義がある』社会の維持に不可欠な「働かないアリ」の存在 長谷川 英祐  
http://nam-students.blogspot.jp/2016/03/blog-post_15.html
働かないアリに意義がある<働かないアリに意義がある> (メディアファクトリー新書) 電子書籍: 長谷川 英祐: Kindleストア
http://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B00CU33BYW/ref=tmm_kin_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=

働かないアリの解釈はいろいろあり得るが、極論に極論を返しても意味がない。集団の中で個々人の反応閾値は一様ではないし、一様であるべきでもない、というのがとりあえずの結論だろう。
ネットで否定的な要約をしている人は下記の本を読んでいない人が多い。
IT産業が米印で分業するのに似ている。



『働かないアリに意義がある』(メディアファクトリー新書)2010長谷川 英祐 (北海道大学)

http://www.ofug.net/koj/2012/05/22/
1. 「短期的な効率を追求すると、目先の生産性は上がるが突発的なイベントが発生した時に生産性が落ちる。場合によっては致命的なことになる。持続できるゆとりも大事」
2. 集団になるとフリーライダーが発生するが、フリーライダーに集団を食いつぶされない仕組みはやっぱり必要。
3. 集団の構成員は多様性が大事。均質だと脆い。
4. グローバリズムは人間社会全体を同時に破滅に追い込む可能性大。
僕は会社経営、組織運営に活かせないかと思って読んだけど、理科が好きだった人なら楽しく読めると思う。
==目次==
序章 ヒトの社会、ムシの社会
第1章 7割のアリは休んでる
第2章 働かないアリはなぜ存在するのか?
第3章 なんで他人のために働くの?
第4章 自分がよければ
第5章 「群れ」か「個」か、それが問題だ
終章 その進化はなんのため?


宣伝文:
女王バチのために黙々と働く働きバチや、列を成して大きな荷物を運ぶアリたちに共感を覚えた経験は誰にもあるはず。しかし実際に観察すると、アリもハチもその7割はボーッとしており、約1割は一生働かないことがわかってきた。また、働かないアリがいるからこそ、組織が存続していけるというのである!これらを「発見」した著者による本書は、アリやハチなどの集団社会の研究から動物行動学と進化生物学の最新知見を紹介。人間が思わず身につまされてしまうエピソードを中心に、楽しみながら最新生物学がわかる科学読み物である。
#2
《ハ ーバ ード大学のエドワ ード ・ウィルソン博士は 、典型的な兵隊アリをもつオオズアリの一種で 、普通の働きアリと兵隊アリの比率を人工的に変えたコロニ ーを用いて 、兵隊アリの働き方を調べました 。すると 、兵隊アリ率が 8割以下のとき彼らはほとんど仕事をしませんが 、兵隊アリが 8割以上に多くなると 、通常は普通の働きアリがやっている子育て等の仕事を始めることがわかりました 。つまり 、彼らは働くつもりがないから働かないのではなく 、なんらかの理由により 、普通の働きアリがいるときには仕事をしない特徴をもつことが示されたわけです 。》
長谷川 英祐 はヒラズオオアリで追試。

《次に実験の第 2段階として 、 「よく働く 」 3 0匹の働きアリを残すコロニ ーを 3つ 、 「働かない 」 3 0匹を残すコロニ ーを 4つつくり 、女王と共にさらに 1ヵ月飼育観察し 、どうなるかを調べました 。すると 、働くアリだけを選抜したコロニ ーも 、働かないアリだけを残したコロニ ーでも 、やはり 、残された個体は一部がよく働き 、一部はほとんど働かないという 、元のコロニ ーと同じような労働頻度の分布を示すことがわかりました 。このように 、働くものだけを取り出してもやはり一部は働かなくなる 、という現象は人間における社会学の領域で 「 2 : ‥ 8の法則 」とか 「パレ ートの法則 」と呼ばれており 、まことしやかな伝説としてはとても有名ですが 、少なくともシワクシケアリの世界では実在する現象だったわけです 。》

社会の維持に不可欠な「働かないアリ」の存在 長谷川 英祐 氏
http://www.athome-academy.jp/archive/biology/0000001082_all.html
──そういえば、先生のご研究で、コロニー(巣)の働きアリの中には、まったく働かないアリがいることが分かったそうですね。働きアリは全員がずっと働いているものだと思っていました。

 長谷川 そう思うのが普通ですが、実際に働かないアリだけを集めて観察してみると働くアリが現れ、逆に働くアリだけにすると働かないアリが現れることも分かったんですよ。
アリの一種、シワクシケアリのコロニーを飼育して、個体識別した上で各個体の働き度合いを調べ、よく働く個体だけのコロニーを再構成しました。そして、それぞれのコロニーでもう一度働き度合いを観察したところ、働き度合いの分布は元のグループと同じようになったのです。
──不思議ですね。一体どうしてそのようなことが起こるのでしょう?
長谷川 「反応閾値(いきち)」が原因です。「反応閾値」とは、仕事に対する腰の軽さの個体差、といったところでしょうか。
──聞き慣れない言葉ですが・・・。
長谷川 人間に例えて説明しましょう。人間にはきれい好きな人とそうでもない人がいて、部屋がどのくらい散らかると掃除を始めるかは、個人によって異なります。きれい好きな人は汚れに対する「反応閾値」が低く、散らかっていても平気な人は高いというわけです。
これがアリの社会では、必要な仕事が現れると、「反応閾値」の最も低い一部のアリがまずは取り掛かり、別の仕事が現れたらその次に閾値の低いアリが・・・と、低い順に作業を行う。つまり、個体間の「反応閾値」の差異によって、必要に応じた労働力がうまく分配されているのです。
日本ではありふれたアリの一つに挙げられる「トビイロシワアリ」。大きいアリが女王アリで、小さいアリが働きアリ〈写真提供:長谷川英祐氏〉
──驚きました! こうした自然のメカニズムがあるから、仕事の指示を与えてくれる存在がなくても、コロニーが効率良く仕事をこなしていけるんですね。
でも、「反応閾値」が皆同じで、仕事があるときは全個体で一斉に取り掛かるコロニーがあるとしたら、その方が処理できる仕事量は増えると思うのですが・・・。

長谷川 おっしゃる通りです。でも、皆が一斉に働くシステムだと、同じくらい働いて同時に全員が疲れてしまい、誰も働けなくなる時間が生じてしまいます。コロニーには、卵の世話などのように、短い時間でも中断するとコロニーに致命的なダメージを与える仕事が存在しているのですが、皆が働けなくなると、それができなくなってしまう・・・。
──なるほど。アリだって働けば疲れるし、回復するまでには休みも必要だということですね。
長谷川 はい。働いていたアリが疲れてしまったときに、それまで働いていなかったアリが働き始めることで、労働の停滞を防ぐ。つまり、働かないアリがいるシステムの方が、コロニーの長期的な存続が可能になるということです。働かないアリは、怠けてコロニーの効率を下げる存在ではなく、むしろそれらがいないとコロニーの存続が危ぶまれる、極めて貴重な存在だと言えます。

「2:8の法則」「パレートの法則」「働きアリの法則」: Let's go! 長谷川英祐
http://coach-iwamoto.way-nifty.com/blog/2009/04/28-35e4.html
こんにちは、BrightAssistの岩元佳子です。
学習教材のセールスマンが来ました。
この季節、多いんですね。
「お母さん。教科書の中に書かれているなかで、
覚えなければいけない重要なことは何割かご存知ですか?
なんと、2割なんです。
当社の教材はその重要な2割だけをピックアップしました。
つまり、この教材だけをしておけば大丈夫と言うことです。
短時間で、効率よく、勉強できます。」
人の脳は10割学ぶから2割が重要なものとして頭に残ります。
2割を集めた教材では、その2割しか残らないので、
普通の脳では、結局全体の4%しか残らないのではないかと思います。

『学問に王道は無し』と議論するつもりもなく、
たまたまエープリルフールでもあったので、
「私、家庭教師を職業としておりますので」とホラを吹いてお断りしました。
ニッパチの法則(2:8の法則)と言われる、法則というか経験則があります。
「組織のなかの2割が重要で、残り8割はその他大勢である」
といった解釈でも使われていますが、
元々は、パレートの法則から派生してできたものらしいです。
パレートの法則は、
イタリアの経済学・社会学者であるヴィルフレド・パレート
(パレート図のパレート氏)が唱えた法則で、
経済において、全体の数値の大部分は、
全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという説です。
2割の高額所得者のもとに社会全体の8割の富が集中し、
残りの2割の富が8割の低所得者に配分されるというもの。
その法則が、経済以外にも自然現象や社会現象に至るまで当てはまると言われ
派生的してひろがりました。
・販売している商品の20%が80%の売り上げを作る
・全顧客の20%が80%の売り上げを作る
・全従業員の20%が80%の売り上げを作る
・全部品の20%が故障の原因の80%を占める
・税金を納める上位の20%が税金総額全体の80%を負担している
・全体の20%が優れた設計ならば実用上80%の状況でその成果がでる
パレートの法則を表現するのによく引用されるのが、働きアリの話。
…アリのコロニーには、
20の働き者のアリ、60の平凡なアリ、20の怠け者のアリが居る。
いくつかのコロニーから20の働き者のアリばかりを集めて、
エリート働きアリ集団をつくろうとしたけど、
やはり、20:60:20に分かれた。
そして、20の怠け者ばかり集めてコロニーを作ってみたら、
怠け者なりに、これではいけないと考える奴等が出てきて、
やはり、20:60:20の構成比になった。
…というもの。
これも、元々は北海道大学の長谷川英祐氏が、
日本動物行動学会で発表した
カドフシアリのコロニーの行動を追跡した研究から出てきたもののようです。

____

Amazon.co.jp: 本: 蟻の生活非労働ワーカーの「学説」は2003年、北海道大大学院農学研究科の長谷川英祐助手(当時)が発表したもので、当時話題になりました。 論文はネットで入手できませんが「日本動物行動学会」(PDF)のニューズレターにおおよその話が載っています。 このニューズレターといくつかの文献をまとめると、長谷川氏の発表内容はおおよそ次のような話です。   * カドフシアリ30匹のコロニーを観察。 * コロニーの約8割は「女王アリや卵などをなめてきれいにする」「巣の掃除をする」「エサ取りをする」などの労働するアリであった。働くアリは常に働いていた。 * コロニーの約2割は「停止している」「自分の体をなめている」「何もせず移動している」だけで、働かないアリであった。働かないアリは常に働かなかった。 * 働くアリの中でも特に働きの良い6匹を取り除いたら、次に仕事熱心なアリたちの労働量が若干増えた。しかし、働かない層は依然として働かなかった。 * 逆に仕事をしない6匹を取り除いたら、よく仕事をしていた数匹の労働量が若干減った。 * 働かないアリを取り出して、別コロニー状態にしても働かないままだった。 * 働くアリを取り出して、別コロニー状態にしたら働いたままだった。 * 働かないアリは働くアリから、エサを口移しでもらっていた。 * ちなみに、最も働いている層の仕事は、幼虫の世話が大半だった。 つまり「働かないアリ」の話は「社会には一定数の非労働ワーカーが必要で、彼らもなにがしかの役に立っている」という「寓話」を生み出しがちですが、実際には、 働くものは常に働き、働かないものは常に働かない

6 Comments:

Blogger yoji said...

社会の維持に不可欠な「働かないアリ」の存在 長谷川 英祐 氏
http://www.athome-academy.jp/archive/biology/0000001082_all.html

──そういえば、先生のご研究で、コロニー(巣)の働きアリの中には、まったく働かないアリが
いることが分かったそうですね。働きアリは全員がずっと働いているものだと思っていました。
長谷川 そう思うのが普通ですが、実際に働かないアリだけを集めて観察してみると働くアリが
現れ、逆に働くアリだけにすると働かないアリが現れることも分かったんですよ。
アリの一種、シワクシケアリのコロニーを飼育して、個体識別した上で各個体の働き度合いを
調べ、よく働く個体だけのコロニーを再構成しました。そして、それぞれのコロニーでもう一度働
き度合いを観察したところ、働き度合いの分布は元のグループと同じようになったのです。
──不思議ですね。一体どうしてそのようなことが起こるのでしょう?
長谷川 「反応閾値(いきち)」が原因です。「反応閾値」とは、仕事に対する腰の軽さの個体
差、といったところでしょうか。
──聞き慣れない言葉ですが・・・。
長谷川 人間に例えて説明しましょう。人間にはきれい好きな人とそうでもない人がいて、部屋
がどのくらい散らかると掃除を始めるかは、個人によって異なります。きれい好きな人は汚れ
に対する「反応閾値」が低く、散らかっていても平気な人は高いというわけです。
これがアリの社会では、必要な仕事が現れると、「反応閾値」の最も低い一部のアリがまずは
取り掛かり、別の仕事が現れたらその次に閾値の低いアリが・・・と、低い順に作業を行う。つ
まり、個体間の「反応閾値」の差異によって、必要に応じた労働力がうまく分配されているのです。

──驚きました! こうした自然のメカニズムがあるから、仕事の指示を与えてくれる存在がな
くても、コロニーが効率良く仕事をこなしていけるんですね。
でも、「反応閾値」が皆同じで、仕事があるときは全個体で一斉に取り掛かるコロニーがあると
したら、その方が処理できる仕事量は増えると思うのですが・・・。
長谷川 おっしゃる通りです。でも、皆が一斉に働くシステムだと、同じくらい働いて同時に全員
が疲れてしまい、誰も働けなくなる時間が生じてしまいます。コロニーには、卵の世話などのよ
うに、短い時間でも中断するとコロニーに致命的なダメージを与える仕事が存在しているので
すが、皆が働けなくなると、それができなくなってしまう・・・。
──なるほど。アリだって働けば疲れるし、回復するまでには休みも必要だということですね。
長谷川 はい。働いていたアリが疲れてしまったときに、それまで働いていなかったアリが働き
始めることで、労働の停滞を防ぐ。つまり、働かないアリがいるシステムの方が、コロニーの長
期的な存続が可能になるということです。働かないアリは、怠けてコロニーの効率を下げる存
在ではなく、むしろそれらがいないとコロニーの存続が危ぶまれる、極めて貴重な存在だと言えます。

9:13 午前  
Blogger yoji said...

『働かないアリに意義がある』(メディアファクトリー新書)2010長谷川 英祐 (北海道大学)

働かないアリの解釈はいろいろあり得るが、極論に極論を返しても意味がない。集団の中で個々人の反応閾値は一様ではないし、一様であるべきでもない、というのがとりあえずの結論だろう。
ネットで否定的な要約をしている人は下記の本を読んでいない人が多い。
IT産業が米印で分業するのに似ている。

目次:
序章 ヒトの社会、ムシの社会
第1章 7割のアリは休んでる
第2章 働かないアリはなぜ存在するのか?
第3章 なんで他人のために働くの?
第4章 自分がよければ
第5章 「群れ」か「個」か、それが問題だ
終章 その進化はなんのため?

まとめ(ネット記事より):
1. 「短期的な効率を追求すると、目先の生産性は上がるが突発的なイベントが発生した時に生産性が落ちる。場合によっては致命的なことになる。持続できるゆとりも大事」
2. 集団になるとフリーライダーが発生するが、フリーライダーに集団を食いつぶされない仕組みはやっぱり必要。
3. 集団の構成員は多様性が大事。均質だと脆い。
4. グローバリズムは人間社会全体を同時に破滅に追い込む可能性大。
僕は会社経営、組織運営に活かせないかと思って読んだけど、理科が好きだった人なら楽しく読めると思う。

宣伝文:
女王バチのために黙々と働く働きバチや、列を成して大きな荷物を運ぶアリたちに共感を覚えた経験は誰にもあるはず。しかし実際に観察すると、アリもハチもその7割はボーッとしており、約1割は一生働かないことがわかってきた。また、働かないアリがいるからこそ、組織が存続していけるというのである!これらを「発見」した著者による本書は、アリやハチなどの集団社会の研究から動物行動学と進化生物学の最新知見を紹介。人間が思わず身につまされてしまうエピソードを中心に、楽しみながら最新生物学がわかる科学読み物である。

#2
《ハ ーバ ード大学のエドワ ード ・ウィルソン博士は 、典型的な兵隊アリをもつオオズアリの一種で 、普通の働きアリと兵隊アリの比率を人工的に変えたコロニ ーを用いて 、兵隊アリの働き方を調べました 。すると 、兵隊アリ率が 8割以下のとき彼らはほとんど仕事をしませんが 、兵隊アリが 8割以上に多くなると 、通常は普通の働きアリがやっている子育て等の仕事を始めることがわかりました 。つまり 、彼らは働くつもりがないから働かないのではなく 、なんらかの理由により 、普通の働きアリがいるときには仕事をしない特徴をもつことが示されたわけです 。》

長谷川英祐氏はヒラズオオアリで追試した。

《次に実験の第 2段階として 、 「よく働く 」 3 0匹の働きアリを残すコロニ ーを 3つ 、 「働かない 」 3 0匹を残すコロニ ーを 4つつくり 、女王と共にさらに 1ヵ月飼育観察し 、どうなるかを調べました 。すると 、働くアリだけを選抜したコロニ ーも 、働かないアリだけを残したコロニ ーでも 、やはり 、残された個体は一部がよく働き 、一部はほとんど働かないという 、元のコロニ ーと同じような労働頻度の分布を示すことがわかりました 。このように 、働くものだけを取り出してもやはり一部は働かなくなる 、という現象は人間における社会学の領域で 「 2 : 8の法則 」とか 「パレ ートの法則 」と呼ばれており 、まことしやかな伝説としてはとても有名ですが 、少なくともシワクシケアリの世界では実在する現象だったわけです 。》

7:36 午後  
Blogger yoji said...

『働かないアリに意義がある』(メディアファクトリー新書)2010長谷川 英祐 (北海道大学)

働かないアリの解釈はいろいろあり得るが、極論に極論を返しても意味がない。集団の中で個々人の反応閾値は一様ではないし、一様であるべきでもない、というのがとりあえずの結論だろう。IT産業が米印で分業するのに似ている。
ネットで否定的な要約をしている人は本書を読んでいない人が多い。

目次:
序章 ヒトの社会、ムシの社会
第1章 7割のアリは休んでる
第2章 働かないアリはなぜ存在するのか?
第3章 なんで他人のために働くの?
第4章 自分がよければ
第5章 「群れ」か「個」か、それが問題だ
終章 その進化はなんのため?

まとめ(ネット記事より):
1. 「短期的な効率を追求すると、目先の生産性は上がるが突発的なイベントが発生した時に生産性が落ちる。場合によっては致命的なことになる。持続できるゆとりも大事」
2. 集団になるとフリーライダーが発生するが、フリーライダーに集団を食いつぶされない仕組みはやっぱり必要。
3. 集団の構成員は多様性が大事。均質だと脆い。
4. グローバリズムは人間社会全体を同時に破滅に追い込む可能性大。
僕は会社経営、組織運営に活かせないかと思って読んだけど、理科が好きだった人なら楽しく読めると思う。

宣伝文:
女王バチのために黙々と働く働きバチや、列を成して大きな荷物を運ぶアリたちに共感を覚えた経験は誰にもあるはず。しかし実際に観察すると、アリもハチもその7割はボーッとしており、約1割は一生働かないことがわかってきた。また、働かないアリがいるからこそ、組織が存続していけるというのである!これらを「発見」した著者による本書は、アリやハチなどの集団社会の研究から動物行動学と進化生物学の最新知見を紹介。人間が思わず身につまされてしまうエピソードを中心に、楽しみながら最新生物学がわかる科学読み物である。

#2
《ハ ーバ ード大学のエドワ ード ・ウィルソン博士は 、典型的な兵隊アリをもつオオズアリの一種で 、普通の働きアリと兵隊アリの比率を人工的に変えたコロニ ーを用いて 、兵隊アリの働き方を調べました 。すると 、兵隊アリ率が 8割以下のとき彼らはほとんど仕事をしませんが 、兵隊アリが 8割以上に多くなると 、通常は普通の働きアリがやっている子育て等の仕事を始めることがわかりました 。つまり 、彼らは働くつもりがないから働かないのではなく 、なんらかの理由により 、普通の働きアリがいるときには仕事をしない特徴をもつことが示されたわけです 。》

長谷川英祐氏はヒラズオオアリで追試した。

《次に実験の第 2段階として 、 「よく働く 」 3 0匹の働きアリを残すコロニ ーを 3つ 、 「働かない 」 3 0匹を残すコロニ ーを 4つつくり 、女王と共にさらに 1ヵ月飼育観察し 、どうなるかを調べました 。すると 、働くアリだけを選抜したコロニ ーも 、働かないアリだけを残したコロニ ーでも 、やはり 、残された個体は一部がよく働き 、一部はほとんど働かないという 、元のコロニ ーと同じような労働頻度の分布を示すことがわかりました 。このように 、働くものだけを取り出してもやはり一部は働かなくなる 、という現象は人間における社会学の領域で 「 2 : 8の法則 」とか 「パレ ートの法則 」と呼ばれており 、まことしやかな伝説としてはとても有名ですが 、少なくともシワクシケアリの世界では実在する現象だったわけです 。》

10:28 午前  
Blogger yoji said...

ベストアンサーに選ばれた回答
プロフィール画像
pencil489さん 2010/3/821:38:27
昆虫とは体が,頭,胸,腹の3つからなり,胸の部分に左右6本の足と背中に2対の羽があります。アリのように羽のない昆虫もあります。セミ,トンボ,チョウチョ,蜂,アリ,カマキリ,カブトムシ,ハエ,蚊,ゴキブリなど。
上記の条件がそろったものを昆虫といいます。

節足動物とは,全身に節がある無脊椎動物の総称で,もちろん昆虫も含みます。
昆虫以外の節足動物といえば,ムカデ,ゲジゲジ,ダンゴムシ,蜘蛛,さそり,フナムシ,などなど。
それから海老,カニなどのなかまも節足動物のなかまです。

ナイス 5
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7:47 午後  
Blogger yoji said...

節足動物 - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/節足動物
節足動物
節足動物(せっそくどうぶつ)とは、動物界最大の分類群で、昆虫類、甲殻類、クモ類、 ムカデ類など、硬い殻(外骨格)と関節を持つグループ。陸・海・空・土中・寄生など あらゆる場所に進出し、現生種は約110万種と名前を持つ全動物種の85%以上を ...
節足動物の特徴-起源-門内の大分類-分類
節足動物(せっそくどうぶつ)とは - コトバンク
kotobank.jp/word/節足動物-87309
節足動物門 Arthropodaとしてまとめられる種類の総称。甲殻類,昆虫類,クモ類などを 含む最大の動物群。動物界の 4分の3,130万種以上を占めるといわれる。左右相称の 体節制をもち,各節に原則として一対ずつの付属肢がつく。系統上は環形動物から ...
辞書別に見る:プログレッシブ和英中辞典(第3版)-日本大百科全書(ニッポニカ)

7:48 午後  
Blogger yoji said...

写真特集へ
カブトムシ 「角の謎」分かった 名古屋大など発表

毎日新聞2017年11月2日 09時30分(最終更新 11月2日 11時21分)

社会
科学・技術
速報
サイエンス

コンピューターグラフィックスで再現した角原基(上)と、しわを伸ばして角の形になった状態=後藤寛貴・名古屋大特任助教提供
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角を持つカブトムシのオス(手前)=岩下幸一郎撮影
 カブトムシの角は、幼虫にあるしぼんだ袋のような組織が、さなぎになる時に膨らんでできることが分かったと、名古屋大などの研究グループが英科学誌に発表した。クワガタムシやセミなど多くの昆虫の外骨格も、同じパターンで作られる可能性があるという。

【しわを伸ばして角の形に CG再現画像はこちら】
<世界最強クワガタ スマトラオオヒラタが3年ぶり王座奪還>
<外来カブト、クワガタ 日本の固有種との交雑懸念>
<強いだけがすべてじゃない! クワガタの緻密な戦略>
<石川・昆虫館 背筋ぞくぞく…生きたゴキブリ触れます>
<交尾器「雌雄逆転」の昆虫を発見> 
<「香川照之の昆虫すごいぜ!」 君は「カマキリ先生」を見たか!?>
 カブトムシの幼虫の頭には、角に成長する前の「角原基」(縦横、厚さ各約1センチ)という、袋状のしわの多い組織が畳まれていることが分かっていた。だが、それがどのように角の形に伸びるかは謎だった。

 後藤寛貴・名古屋大特任助教(進化発生学)らは、幼虫の体液を角原基に注入してみると、簡単に角の形に膨らんだ。実際の変態でも、同様の現象が起こっているとみられ、角の形成は細胞の増殖によるものではないことが分かった。さらに、角原基をコンピューターグラフィックスで再現。しわを広げたところ、角の形に展開したという。

 脚など他の部位も基になる組織が折り畳まれており、角と同じ膨らみ方をすると考えられる。後藤さんは「単純な物理的プロセスで角ができている。硬い外骨格を持つ生物で一般的な現象かもしれない」と話している。【阿部周一】

9:44 午後  

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