月曜日, 3月 14, 2016

Thorstein Veblen, ソースティン・ヴェブレン 1857-1929 企業の理論 TheoryofBusiness Enterprise , 1904

                ( 経済学リンク::::::::::
NAMs出版プロジェクト: Thorstein Veblen, 1857-1929.
http://nam-students.blogspot.jp/2016/03/thorstein-veblen-1857-1929.html
NAMs出版プロジェクト: 宇沢弘文(1928~2014):メモ
http://nam-students.blogspot.jp/2016/03/blog-post_10.html

エリノア・オストロム Elinor Ostrom 1933-2012(コモンズ関連)

http://nam-students.blogspot.jp/2016/12/elinor-ostrom-1933-2012.html
青木昌彦「福島原発事故に学ぶ — 危機に強い産業組織築け」2011年8月4日
http://nam-students.blogspot.jp/2016/03/201184.html
ウェーバー『社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」』とパーソンズ『社会的行為の構造』(対メンガー)
http://nam-students.blogspot.jp/2015/05/blog-post_13.html
NAMs出版プロジェクト: コースの定理 Coase's theorem
http://nam-students.blogspot.jp/2016/07/coase-theorem.html
NAMs出版プロジェクト: レーン=メイドナー・モデル
http://nam-students.blogspot.jp/2015/06/blog-post_9.html
アドルフ・ワーグナー (経済学者,1835-1917):財政学
http://nam-students.blogspot.jp/2016/03/blog-post_18.html
(ヴェブレンはADOLPH WAGNER'S NEW TREATISE(1892)なる文章を書いている)
The Veblenite: Thorstein Veblen. Writings - Essays in Economics
http://www.geocities.ws/veblenite/essays1.html

【阪南経済Now7月号】「制度」とは何か? -制度経済学の基本概念を考える | 阪南大学
http://www.hannan-u.ac.jp/doctor/economics/nakahara/fqpvga000000qf611.html
(1)制度とは思考・習慣である(ソーステイン・ヴェブレン)
(2)制度とは、個々の活動を統御する集団的活動であり、集団的活動は諸個人の活動を統御すると同時に諸個人の活動を解放する(ジョン・ロジャーズ・ コモンズ)
(3)制度とは自生的秩序である(フリードリッヒ・フォン・ハイエク)
(4)制度とはゲームのルールである(ダグラス・ノース)
(5)制度とは縮約された均衡である(青木昌彦)


制度学派(せいどがくは、institutional economics)とは、19世紀末から1920年代頃にかけて活躍したアメリカ経済学の一派。社会における制度のあり方に注目して経済活動を見る。

制度学派の考え方編集

  • 理想的には新古典派経済学が唱えるように売り手と買い手が市場で自動的に経済均衡を見つけるべきだが、実際の市場では、人は感情的に行動したり自己利益を最大に取ろうとする人もいるため、市場の失敗が起こりかねない。市場には買い手と売り手を監視したり制限する政府や団体や委員会などの制度 (Institution) を導入し、経済活動を行うべきだと言う考え方。

ソースティン・ヴェブレン - Wikipedia
ソースティン・ヴェブレンThorstein Bunde Veblen[1]1857年7月30日1929年8月3日)は、19世紀・20世紀初頭期のアメリカ経済学者社会学者である。制度学派。
論敵カール・マルクス
新古典派経済学
影響元ドイツ歴史学派シュモーラー
(シュモーラー以外は論敵)


  • ヴェブレンの、自分が生きた時代への批判は、マルクスとは異なった視点からの現代産業社会への分析となっている。
  • 1899年の最初の著作『有閑階級の理論(The Theory of the Leisure Class)』では、いわゆる「金ぴか時代」(Gilded Age)の富豪たちの生活様式が人類学の言葉で説明され、彼らの邸宅・贅沢な調度品とパーティー・豪華な衣装は、野蛮人たちのポトラッチ・羽根飾り・狩猟・祭祀と同列に見なされている。ヴェブレンの超然とした記述は、客観的で抑制されているだけ、皮肉を鋭く感じさせる。[独自研究?]この本が当時の読書界に反響をおこしたのは、『誇示的消費(衒示消費、Conspicuous Consumption)』『誇示的余暇(衒示余暇、Conspicuous Leisure)』『金銭的競争(Pecuniary Emulation)』『代行消費(Vicarious Consumption)』などの新奇で印象深い用語とともに、こうした特異な文体に負うところが大きい。さらにヴェブレンが「見せびらかし」と断じた奢侈や余暇は、悪趣味と怠惰の汚名をかぶり、アメリカであからさまには享受できなくなってしまった。
  • ヴェブレンは『営利企業の理論』(1904年)において、現代の産業を二分して分析している。すなわち、物を作る目的の産業(Industry)と、金儲けの手段としての営利企業(Business)との二分である。ビジネスは産業を推進せずに、むしろ産業を侵食していくというのが、ヴェブレンの資本主義論である。
  • 『技術者と価格体制』(1921年)では、さらに進んで技術者の集団(Technocrat)のソヴィエトによって、生産を統制すべきであると主張した。社会資本は決して利潤追求の対象として市場の条件によって左右されてはならない。社会資本の各部門は、専門的知見にもとづき管理されなければならない。このような具体的な提言は、ヴェブレンの抱いていた急進的な改革思想をもっともよくあらわす。さらに、後のアドルフ・バーリガーディナー・ミーンズによって採りあげられた「所有と経営の分離」の問題(1932年)が、すでにこの本で提出されている。
  • ヴェブレンは制度派経済学の創始者と呼ばれる。私的所有より「社会資本」を考慮し、営利企業は産業体制を管理し消費者に消費財を公正に分配する任務には適していないと考えた点において、彼の学説は公認の経済学者のそれとは隔絶していた。
  • ヴェブレンの知見は、大恐慌とアメリカでのケインズ学派の受容後に、再発見されたといった方がよい。最も早い時期(1936年)にヴェブレンを肯定的に紹介したのが、やはり異端の経済学者とみられていたホブスンであったことは興味深い。ヴェブレンの影響は、ジョン・ケネス・ガルブレイスなどに及んでいるが、まとまった学派をつくったとは言い難い。

初期にカントの第二批判についての文を書いている。
また1917年にカント平和論の現代版、対ドイツ版も書いている(宇沢『ヴェブレン』106頁)。

 An Inquiry into the Nature of Peace and the Terms of Its Perpetuation: 1917

 https://brocku.ca/MeadProject/Veblen/Veblen_1917/Veblen_1917_toc.html

著作編集

  • The Theory of the Leisure Class, (1899).
『有閑階級の理論』 高哲男訳、筑摩書房、東京、1998年ISBN 4-480-08416-9
  • The Theory of Business Enterprise, (1904).『事業の理論』
『企業の理論』 小原敬士訳、勁草書房、東京、2002年ISBN 4-326-50011-5
  • The Instincts of Worksmanship and the State of the Industrial Arts, (1914).
『ヴェブレン経済的文明論 : 職人技本能と産業技術の発展』 松尾博訳、ミネルヴァ書房、京都、1997年ISBN 4-623-02816-X
  • Imperial Germany and the Industrial Revolution, (1915).
『ドイツ帝国と産業革命』
  • An Inquiry Into The Nature Of Peace And The Terms Of Its Perpetuation by Veblen, (1917).
『平和の本質にかんする研究』
  • The Higher Learning In America: A Memorandum On the Conduct of Universities By Business Men, (1918).
『アメリカの高等学術』
  • The Vested Interests and the Common Man, (1919).
『特権階級論』 猪俣津南雄訳、新光社、東京、1925年
  • The Place of Science in Modern Civilization and other essays, (1919)
『政治経済学通信』第8号 (翻訳)ヴェブレン「近代文明における科学の地位」 (PDF)” (日本語). 東京大学大学院経済学研究科 柴田ゼミナール. pp. 15 (2010年3月). 2010年9月29日閲覧。
  • The Engineers and the Price System, (1921).
『技術者と価格体制』 小原敬士訳、未来社、東京、1962年。(第二論文で社会的共通資本に触れているらしいが未見)
  • Absentee Ownership and Business Enterprise in Recent Times: the case of America, (1923).
(直訳:『不在所有者制と現代の営利企業-アメリカの場合』)
『世界全体主義大系. 第11 アメリカ資本主義批判』 橋本勝彦訳、白揚社、東京、1940年
  • Essays in Our Changing Order, (1927).
『変わる現代の秩序』

脚注編集

  1. ^ ネイティヴによる「Thorstein Veblen」の発音”. Forvo2014年3月28日閲覧。

参考文献編集

  • 中山大『ヴェブレンの思想体系』、ミネルヴァ書房、1974年
  • ジョン・アトキンソン・ホブソン『ヴェブレン』、文真堂、1980年
  • 宇沢弘文 『経済学の考え方』 岩波書店、東京、1989年ISBN 4-00-430053-3
  • 稲上毅『ヴェブレンとその時代―いかに生き、いかに思索したか』、新曜社、2013年

T. ヴェブレン対J.B. クラーク/ I. フィッシャーの資本論争 田中敏弘
http://kgur.kwansei.ac.jp/dspace/bitstream/10236/13435/1/68-4-1.pdf


国立国会図書館デジタルコレクション - 世界全体主義大系. 第11 1940年(原著1923年)
本文未公開
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1217673
目次・巻号
↓    世界全体主義大系 [201]
・    標題
・    目次
・    譯序/1
・    緖言/5
・    前編
・    第一章 序論/3
・    第二章 ヨオロッパ諸國及びアメリカの國民的發展/11
・    第三章 近代に於ける法律と慣習/38
・    第四章 自由競爭制とその時代/69
・    第五章 株式會社の勃興/82
・    第六章 產業の將師/104
・    後編
・    第一章 事業の新秩序/125
・    第二章 新秩序の產業組織/148
・    第三章 物理的及び化學的技術學/171
・    第四章 製造業と販賣術/201
・    第五章 信用の利用/228
・    第六章 一般的傾向/296

・    ソースタイン・ヴェブレンーその生涯と學說― 橋本勝彥/327

国立国会図書館デジタルコレクション - 技術者と価格体制
1962
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3013633
  • 技術者と価格体制 目次
  • 著者はしがき/p3
  • 第一章 サボタージの性質と効用/p7
  • 第二章 産業体制と産業の将師/p32 ☆☆
  • 第三章 金融の将師と技術者/p55
  • 第四章 革命的転覆の危険について/p83
  • 第五章 変革を助長する状況について/p103
  • 第六章 実行可能な技術者のゾヴィエトにかんする覚書/p134
  • 訳者あとがき/p165

☆☆
These men were captains of industry, entrepreneurs, in some such simple and comprehensive sense of the word as that which the economists appear to have had in mind for a hundred years after, when they have spoken of the wages of management that are due the entrepreneur for productive work done. They were a cross between a business man and an industrial expert, and the industrial expert appears to have been the more valuable half in their composition. But factory, mine, and ship owners, as well as merchants and bankers, also made up a vital part of that business community out of whose later growth and specialization the corporation financier of the nineteenth and twentieth centuries has arisen. His origins are both technological and commercial, and in that early phase of his life history which has been taken over into the traditions of economic theory and of common sense he carried on both of these lines of interest and of work in combination. That was before the large scale, the wide sweep, and the profound specialization of the advanced mechanical industry had gathered headway. 



入門制度経済学 - 株式会社ナカニシヤ出版
http://www.nakanishiya.co.jp/book/b134457.html
 著者 ベルナール・シャバンス 著 
宇仁 宏幸 訳 中原隆幸 訳 斉藤日出治 訳 
出版年月日 2007/04/01  
日本語版への序文:経済理論の制度主義的転回はあるのか

序章 経済学における制度主義の系譜

I 制度主義の元祖
 1.シュモラーとドイツ歴史学派
 2.ヴェブレンの進化論的制度主義
 3.ハミルトン:制度派経済学
 4.コモンズ:組織と制度
 5.ポランニーと制度化過程としての経済

II オーストリア学派とオルド自由主義
 1.メンガー:有機的アプローチと実用主義的アプローチ
 2.ハイエクにおける秩序とルール
 3.オイケンとオルド自由主義

III 新制度派経済学
 1.ウィリアムソンとガバナンス・メカニズム
 2.ノース:フォーマルな制度とインフォーマルな制度
 3.ゲーム理論と比較制度分析

IV 現代ヨーロッパの諸学派
 1.レギュラシオン理論:歴史的なマクロ経済学
 2.コンヴァンシオンの経済学:ルールを解釈する
 3.ホジソンと旧制度派経済学の刷新

V 制度主義の統一性と多様性
 1.主要な共通テーマ
 2.著しい多様性
 3.理論的差異
 4.限定的な対象、一般的な理論 

訳者あとがき
日本語基本文献の案内
古典的な制度経済学から最新の経済理論まで、制度をめぐる経済学の諸潮流をコンパクトに解説する。

(145~7頁に制度の定義に関する識者別の表がある。メンガー、ハイエクも入っている。)

グスタフ・フォン・シュモラー - Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/グスタフ・フォン・シュモラー
ソースティン・ヴェブレン. 実績, 歴史学の側面からの ... グスタフ・フォン・シュモラーGustav von Schmoller、1838年6月24日 - 1917年6月27日)は、ドイツの経済学者。ドイツ経済学の新歴史 ... アドルフ・ワグナーやルヨ・ブレンターノとともにドイツ社会政策学会の創設にも尽力し、1890年から死去するまで会長をつとめた。いわゆる講壇社会主義 ...

社会政策学会 (ドイツ) - Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/社会政策学会_(ドイツ) 1872-1936年(1948年再建)
社会政策学会 (しゃかいせいさくがっかい、Verein für Sozialpolitik)は、19世紀に成立したドイツ語文化圏の最も重要な経済学会である。経済学の全ての分野を対象とする。日本ではドイツ社会政策学会とも呼ばれる。成立に当たっては新歴史学派の経済学者ら ...

社会政策学会 (日本 1897年) - Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/社会政策学会_(日本_1897年)
この研究会は、ドイツ留学で当時最先端の経済学とされていた社会政策学派の講壇社会主義(当時は「講壇社会党」と呼ばれた)を学んだ桑田・山崎が、社会問題の激化予防と解決のためドイツ社会政策学会をモデルに設立したものであった。会はさらに金井延・ ...
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - 社会政策学会の用語解説 - ドイツの新歴史学派の経済学者により結成された協会 (1872~1936) 。 A.ワーグナー,G.シュモラー,L.ブレンターノらが代表者。その思想は,一方で自由放任主義に反対し,他方でマルクス ...



参照: NAMs出版プロジェクト: ウェーバー『社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」』とパーソンズ『社会的行為の構造』
http://nam-students.blogspot.jp/2015/05/blog-post_13.html







ダグラス・ノース - Wikipedia

ja.wikipedia.org/wiki/ダグラス・ノース
. 新制度 派経済学. 生誕, 1920年11月5日 · マサチューセッツ州ケンブリッジ. 死没, 2015年11 ...





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ダグラス・C・ノース『経済史の構造と変化』 - 西東京日記 IN はてな

d.hatena.ne.jp/morningrain/20130504/p1
これを見ればわかるように、この本の関心は幅広く、今までの経済学では扱わなかった 要素を数多く取り込もうとしてます。例えば、第3章の冒頭は次のように始まります。 経済成長には国家の存在が欠かせないが、人が引き起こす経済の衰退 ...





ダグラス・ノース 制度原論 | 東洋経済

store.toyokeizai.net/books/9784492314746/
ダグラス・ノース 制度原論. ダグラス・C・ノース著/瀧澤 弘和監訳/中林 真幸監訳/ 水野 孝之訳/川嶋 稔哉訳/高槻 泰郎訳/結城 武延訳. ISBN:9784492314746 旧 ISBN:4492314741 サイズ:A5判 上製 320頁 C3033 発行日:2016年02月19日.
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新制度派関連:

オリバー・ウィリアムソン

オリバー・ウィリアムソン
新制度経済学
生誕1932年9月27日(84歳)
ウィスコンシン州, スペリオル
国籍アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
研究機関(機関)
カリフォルニア大学バークレー校
イェール大学
ペンシルヴァニア大学
研究分野ミクロ経済学
母校カーネギーメロン大学 (Ph.D. 1963年)
スタンフォード大学 (M.B.A. 1960年)
マサチューセッツ工科大学MIT) (B.S. 1955年)
影響を
受けた人物
チェスター・バーナード
ロナルド・コース
Richard Cyert
イアン・ロデリック・マクニール
ハーバート・サイモン
影響を
与えた人物
ポール・ジョスコウ
受賞ジョン・フォン・ノイマン賞 (1999年)
ノーベル経済学賞 (2009年)
情報 - IDEAS/RePEc
テンプレートを表示
ノーベル賞受賞者ノーベル賞
受賞年:2009年
受賞部門:ノーベル経済学賞
受賞理由:企業組織が紛争を解決する構造として働くという理論を発展させたこと
オリヴァー・イートン・ウィリアムソン(Oliver Eaton Williamson、1932年9月27日 - )は、ウィスコンシン州スペリオル生まれのアメリカ合衆国経済学者である。
取引費用経済学の権威であり、2009年、(エリノア・オストロムとともに)ノーベル経済学賞を受賞した。

経歴編集

栄誉・受賞編集

貢献編集

  • これまで新古典派経済学では完全合理的に効用を最大化する人間が仮定されてきたが、ウィリアムソンは人間は限定合理的であり、機会主義的な性格をもつものと仮定した。
  • そして、このような人間が市場で知らない人々と取引する場合、相互に駆け引きが起こり、多大な取引上の無駄が発生することになる。この取引上の無駄のことを「取引コスト」と呼ぶ。オリバー・ウィリアムソンは、ロナルド・コースとともに取引費用に関する分析を行ってきた。
  • 取引コストを節約するために組織が形成され、取引コスト節約原理にもとづいてさまざまな組織のデザインも説明できる。また、取引コストが発生するために個別合理性と全体合理性が一致しないことも生じるが、一致させるためには多くの利害関係者と交渉取引する必要があり、膨大な取引コストが発生するので一致しないと説明できる。
  • ウィリアムソンは1980年代から1990年代に、公的と私的の境界について議論した。彼は、市場と非市場の意思決定の同等と相違、管理、およびサービス提供に対して注意を引いた。

著書編集

単著編集

  • The Economics of Discretionary Behavior: Managerial Objectives in a Theory of the Firm, (Prentice-Hall, 1964).
井上薫訳『裁量的行動の経済学――企業理論における経営者目標』(千倉書房, 1982年)
  • Corporate Control and Business Behavior: An Inquiry into the Effects of Organization Form on Enterprise Behavior, (Prentice Hall, 1970).
岡本康雄高宮誠訳『現代企業の組織革新と企業行動』(丸善, 1975年)
  • Markets and Hierarchies, Analysis and Antitrust Implications: A Study in the Economics of Internal Organization, (Free Press, 1975).ISBN 0-02-935360-2
浅沼萬里岩崎晃訳『市場と企業組織』(日本評論社, 1980年)
  • The Economic Institutions of Capitalism: Firms, Markets, Relational Contracting, (Free Press, 1985).ISBN 0-02-934821-8
  • Economic Organization: Firms, Markets, and Policy Control, (New York University Press, 1986).
井上薫・中田善啓監訳『エコノミック・オーガニゼーション――取引コストパラダイムの展開』(晃洋書房, 1989年)
  • Antitrust Economics: Mergers, Contracting, and Strategic Behavior, (Blackwell, 1987).
  • The Mechanisms of Governance, (Oxford University Press, 1996).ISBN 0-19-513260-2

編著編集

  • Antitrust Law and Economics, (Dame Publications, 1980).
  • The International Library of Critical Writings in Economics, vol. 9: Industrial Organization, (E. Elgar, 1990).
  • Organization Theory: from Chester Barnard to the Present and Beyond, (Oxford University Press, 1990, expanded ed., 1995).
飯野春樹監訳『現代組織論とバーナード』(文眞堂, 1997年)

共編著編集

  • Prices: Issues in Theory, Practice and Public Policy, co-edited with Almarin Phillips, (University of Pennsylvania Press, 1967).
  • The Firm as a Nexus of Treaties, co-edited with Masahiko Aoki and Bo Gustafsson, (Sage, 1990).
  • The Nature of the Firm: Origins, Evolution, and Development, co-edited with Sidney G. Winter, (Oxford University Press, 1991).ISBN 0-19-508356-3
  • Transaction Cost Economics, 2 vols., co-edited with Scott E. Masten, (E. Elgar, 1995).
  • The Economics of Transaction Costs, co-edited with Scott E. Masten, (E. Elgar, 1999).

主要論文編集

関連項目編集



エリノア・オストロム

エリノア・オストロム
新制度派経済学
生誕1933年8月7日
カリフォルニア州ロサンジェルス
死没2012年6月12日(78歳)
インディアナ州ブルーミントン
国籍アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
研究機関(機関)
インディアナ大学
アリゾナ州立大学
研究分野公共経済学
公共選択理論
母校カリフォルニア大学ロサンゼルス校
影響を
受けた人物
フリードリヒ・ハイエク
ジェームズ・M・ブキャナン
実績経済統治(Governing the Commons)
受賞John J. Carty Award (2004年)
ノーベル経済学賞 (2009年)
情報 - IDEAS/RePEc
テンプレートを表示
ノーベル賞受賞者ノーベル賞
受賞年:2009年
受賞部門:ノーベル経済学賞
受賞理由:共有資源は規制や民営化に委ねられるべきだとの従来の考え方に挑戦した

目次

経歴編集

業績編集

オストロムは公共財および共有資源(CPR、Common-pool resource)を研究した。公共財やCPRの管理について、それまでの政府か市場が対処するという主張に異議を唱え、資源を管理する効率性は市場でも政府でもなく、コミュニティが補完的役割を果たしたときに最も効果的になることを示した。
オストロムは公共財およびCPRの自主管理(セルフガバナンス)において、長期間持続する制度には、次のような設計原理があると論じた[1]
  1. 境界:CPRから資源を引き出す個人もしくはその家計とCPRの境界が明確である。
  2. 地域的条件との調和:専有ルールが供給ルールと調和している。
  3. 集合的選択の取り決め:運用ルールの影響を受ける個人の大多数は、運用ルールの修正に参加できる。
  4. 監視:CPR条件と専有者を検査する監視者は、専有者に対して責任がある。
  5. 段階的制裁:運用ルールを侵害する専有者は制裁を受ける。
  6. 紛争解決:専有者間もしくは専有者と当局者の紛争を解決するために、安価な費用の地方領域に接する。
  7. 組織化する権利の承認:制度を構築する専有者の権利は、外部の政府当局によって異議を申し立てられない。
  8. 組み込まれた事業:より大きな体系の一部であるCPRsに関しては、専有、供給、監視、強制、紛争解決ルールは多層の事業で組織化される。
ロサンゼルスの地下水の自主管理をはじめとするフィールド環境と、ゲーム理論を用いた実験環境において、森や湖などの共有資源(コモンズ)を効率的に管理できることを明らかにした。自主管理の協力行動を繰り返しゲームで説明した研究は、制度の自己組織化とも関連する[2]

著作編集

単著編集

  • Governing the Commons: the Evolution of Institutions for Collective Action, (Cambridge University Press, 1990).
  • Crafting Institutions for Self-governing Irrigation Systems, (ICS Press, 1992).
  • Understanding Institutional Diversity, (Princeton University Press, 2005).

共著編集

  • Patterns of Metropolitan Policing, with Roger B. Parks and Gordon P. Whitaker, (Ballinger Pub. Co., 1978).
  • Local Government in the United States, with Vincent Ostrom and Robert Bish, (ICS Press, 1988).
  • Institutional Incentives and Sustainable Development: Infrastructure Policies in Perspective, with Larry Schroeder and Susan Wynne, (Westview Press, 1993).
  • Rules, Games, and Common-pool Resources, with Roy Gardner and James Walker, (University of Michigan Press, 1994).

編著編集

  • The Delivery of Urban Services: Outcomes of Change, (Sage, 1976).
  • Strategies of Political Inquiry, (Sage, 1982).

共編著編集

  • Local Commons and Global Interdependence: Heterogeneity and Cooperation in Two Domains, co-edited with Robert O. Keohane, (Sage, 1995).
  • Competition and Cooperation: Conversations with Nobelists about Economics and Political Science, co-edited with James E. Alt and Margaret Levi, (Russell Sage Foundation, 1999).
  • People and Forests: Communities, Institutions, and Governance, co-edited with Clark C. Gibson and Margaret A. McKean, (MIT Press, 2000).
  • Improving Irrigation Governance and Management in Nepal, co-edited with Ganesh P. Shivakoti, (ICS Press, 2002).
  • Foundations of Social Capital, co-edited with T. K. Ahn, (E. Elgar, 2003).
  • The Commons in the New Millennium: Challenges and Adaptation, co-edited with Nives Dolšak, (MIT Press, 2003).
  • Trust and Reciprocity: Interdisciplinary Lessons from Experimental Research, co-edited with James Walker, (Russell Sage Foundation, 2003).
  • Seeing the Forest and the Trees: Human-environment Interactions in Forest Ecosystems, co-edited with Emilio F. Moran, (MIT Press, 2005).
  • Linking the Formal and Informal Economy: Concepts and Policies, co-edited with Basudeb Guha-Khasnobis and Ravi Kanbur, (Oxford University Press, 2006).
  • Understanding Knowledge as a Commons: from Theory to Practice, co-edited with Charlotte Hess, (MIT Press, 2007).

関連項目編集

出典・脚注編集

[ヘルプ]
  1. ^ オストロム、ウォーカー「市場でも国家でもなく:集合的行動領域での変換過程を結びつけること」 p59
  2. ^ 岡田「エリノア・オストロム教授のノーベル経済学賞受賞の意義」

参考文献編集

外部リンク編集


日本語で読めるオストロム (1) E. Ostrom’s work translated into Japanese - Notes by h_k

https://sites.google.com/site/notesbyhk/short/eostrom-japanesetranslation1
エリノア・オストロム、ジェイムズ・ウォーカー 著/関谷登、大岩雄次郎 訳([1997] 2000)「市場でも国家でもなく:集合的行動領域での変換過程を結びつけること」D・C・ミュラー 編/関谷登、大岩雄次郎 訳『〔ハンドブック〕公共選択の展望 第I巻』多賀出版、 45-88頁.
FROM: 
Elinor Ostrom, and James Walker. 1997 “Neither Markets Nor States: Linking Transformation Processes in Collective Action Arenas,” in Dennis C. Muleler (ed.) Perspectives on Public Choice: A Handbook, New York: Cambridge University Press:  35-72.
Relevant short notes:

制度経済学の諸理論:その比較 
諸制度の性質
(諸)パラダイ
 ムをなす(諸)
制度
分析の中心はイ
ンフォーマルな
 制度か
フォーマルな制
度か
(制度との関連
で見た)諸組織
進化の理論 
歴史と制度
経済学の関係
シュモラー
習慣とルール
(慣習,道徳,
法)の総体,こ
れらは目的をも
って,システムを
形成する
国家
インフォーマル
な制度とフォー
マルな制度(習
慣・法)
諸制度からなる
「機関」:人々,
家族,社会団体,
組合,企業,
国家
歴史的諸段階
歴史学派

ヴェブレン
思考習慣と共通
行為
  私的所有
  営利企業
  有閑階級
インフォーマルな
制度 

暗に:組織とは
制度である
方法論的ダーウ
ィニズム,制度
の自然選択(+
歴史的諸段階)
歴史ヘの直接的
依処
コモンズ個人の活動を制
御する集団的活
活動的組織,コ
モン・ロー

フォーマルな制

ゴーイング·コ
ンサーン(組
織=制度)

制度の人為的選
択(+歴史的諸
段階)
定型化された歴史
メンガー
全体にたいする
機能性をあらわ
している社会現象
貨幣
インフォーマル
な制度とフォー
マルな制度(有
機的制度と実用
主義的制度)

暗に:組織とは
制度である
イノヴェーショ
ン+模倣,見え
ざる手

方法論論争;精
密な方法対
歴史的方法
ハイエクルールと秩序貨幣,言語,法
(コモン・ロー)

インフォーマル
な制度(伝統)

(自生的秩序に
対立し,様々な
ルールにもとづ
く)組織された
秩序

文化的進化,群
選択を通じたル
ールの選択

長期の文化史
ウィリアムソン
取引のガバナン
ス様式




市場,ヒエラル
キー

フォーマルな制
ヒエラルキー
(組織=ガバナ
ンス形態=制
度)
取引費用の最小
化にもとづく選
択(≠進化)

大企業について
チャンドラー
参照
ノース
ゲームのルー
ル;フォーマル
かつインフォー
マルな制約,履
所有
インフォーマル
な制度とフォー
マルな制度
(制度というル
ールにおける)
ゲームのプレー
ヤー;制度の
様々な組織
権力をもつ集団
が新たなルール
を導人する;経
路依存性,ロッ
クイン
100間年単位の長
期の歴史
青木
ゲームをプレイ
するやり方に関
する共有予想の
自己維持的(均
衡)システム
企業
フォーマルな制
組織は制度であ
ると同時にプレ
ーヤーである
くりかえしゲー
ムの理論,複数
均衡
国民国家,部門,
地域の共時的モ
デルに依処
レギュラシオン派
基礎的諸関係の
コード化;制度
化された妥協
賃労働者,国家,
貨幣
フォーマルな制
組織と制度との
区別に言及(ノ
ースを参照)
制度的構図のな
かで高まる緊
張;危機により
時期区分される
進化
アナール学派;
歴史的マクロ経
済学
ホジソン相互作用を構造
化する,社会的
に埋め込まれた
ルールのシステ
言語
インフォーマル
な制度とフォー
マルな制度
組織は制度である
(ヴェブレン的
な)普遍的ダ
ーウィニズム
思考の歴史;
「歴史的特殊性」
の問題









改訂版: 
制度経済学の諸理論:その比較 
     諸制度の性質  (諸)パラダイ ムをなす(諸)制度     分析の中心はインフォーマルな制度かフォーマルな制度か(制度との関連で見た)諸組織進化の理論 歴史と制度経済学の関係
シュモラー習慣とルール(慣習,道徳,法)の総体,これらは目的をもって,システムを形成する国家インフォーマルな制度とフォーマルな制度(習慣・法)諸制度からなる「機関」:人々,家族,社会団体,組合,企業,国家歴史的諸段階歴史学派
ヴェブレン思考習慣と共通行為私的所有  営利企業 
有閑階級
インフォーマルな制度 暗に:組織とは制度である方法論的ダーウィニズム,制度の自然選択(+歴史的諸段階)歴史ヘの直接的依処
コモンズ個人の活動を制御する集団的活動活動的組織,コモン・ローフォーマルな制度ゴーイング·コンサーン(組織=制度)制度の人為的選択(+歴史的諸段階)定型化された歴史
メンガー全体にたいする機能性をあらわしている社会現象貨幣インフォーマルな制度とフォーマルな制度(有機的制度と実用主義的制度)暗に:組織とは制度であるイノヴェーション+模倣,見えざる手方法論論争;精密な方法対歴史的方法
ハイエクルールと秩序貨幣,言語,法(コモン・ロー)インフォーマルな制度(伝統)自生的秩序に対立し,様々なルールにもとづく)組織された秩序文化的進化,群選択を通じたルールの選択長期の文化史
ウィリアムソン取引のガバナンス様式市場,ヒエラルキーフォーマルな制度ヒエラルキー(組織=ガバナンス形態=制度)取引費用の最小化にもとづく選択(≠進化)大企業についてチャンドラー参照
ノースゲームのルール;フォーマルかつインフォーマルな制約,履行所有インフォーマルな制度とフォーマルな制度(制度というルールにおける)ゲームのプレーヤー;制度の様々な組織権力をもつ集団が新たなルールを導人する;経路依存性,ロックイン100間年単位の長期の歴史
青木ゲームをプレイするやり方に関する共有予想の自己維持的(均衡)システム企業フォーマルな制度組織は制度であると同時にプレーヤーであるくりかえしゲームの理論,複数均衡国民国家,部門,地域の共時的モデルに依処
レギュラシオン派基礎的諸関係のコード化;制度化された妥協賃労働者,国家,貨幣フォーマルな制度組織と制度との区別に言及(ノースを参照)制度的構図のなかで高まる緊張;危機により時期区分される進化アナール学派;歴史的マクロ経済学
ホジソン相互作用を構造化する,社会的に埋め込まれたルールのシステム言語インフォーマルな制度とフォーマルな制度組織は制度である(ヴェブレン的な)普遍的ダーウィニズム思考の歴史;「歴史的特殊性」の問題
*普通、メンガーは制度学派には入らない。オーストリア学派を比較のために入れている。

9 Comments:

Blogger yoji said...

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検索結果
overhead chargesの意味 - 英和辞典 Weblio辞書
ejje.weblio.jp › 英和辞典・和英辞典 › 英和専門語辞典
overhead chargesの意味や和訳。 一人当たり平均料金; 経営費; 総経費; 一般管理費; 経常費; 諸経費; 間接費 - 約997万語ある英和辞典・和英辞典。発音・イディオムも分かる英語辞書。
overhead chargeの意味 - 英和辞典 Weblio辞書
ejje.weblio.jp › 英和辞典・和英辞典 › 機械工学英和和英辞典
主な意味一人当たりの平均料金; 間接費 ... 全業務項目についての現状の間接経費+人件費と全業務時間とから、業務チャージ(平均的な業務コスト)を算出し、それに各業務項目の所要業務時間を掛けて直接経費を加えることで、当該 .... overhead charges.
一人当たり平均料金の英語・英訳 - 英和辞典・和英辞典 Weblio ...
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一人当たり平均料金を英語に訳すと overhead charges - 約997万語ある英和辞典・和英辞典。発音・イディオムも分かる英語辞書。
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overhead chargesを解説文に含む見出し語の英和和英辞典の検索結果です。 ... 一人当たり平均料金 - 英和専門語辞典 · 総経費 - 英和 ... overhead expenses; overhead; overhead charges; costs

12:32 午後  
Blogger yoji said...


ベストアンサーに選ばれた回答

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weather_cock_1976さん

2009/6/1001:24:36

"overhead"は、たとえば、大学の研究室で、外部から研究を受託し費用の提供を受ける場合に、大学に支払う「ショバ代」のような費用を指します。「一般経費」でも「間接費」でもよいでしょう。

「基本料金の天引き」のような感じでしょうか。日本語では、予算全体の「ゲタ」分という感じかもしれません。

おそらく、"overhead"「頭越しに手を伸ばして相当分をもっていく」というような感覚からついた呼び名ではないかと思います。

12:42 午後  
Blogger yoji said...

比較制度分析序説 経済システムの進化と多元性 (講談社学術文庫) 文庫 – 2008/12/10
青木 昌彦 (著)

8:13 午前  
Blogger yoji said...

1 「制度派経済学者」としてのミュルダール 藤田菜々子 Ⅰ.問題の所在 ...(Adobe PDF) -htmlで見る
www.econ.ryukoku.ac.jp/~komine/hope/nanako.pdf
都留は,ヴェブレンやミッチェルなどの「制度派」と呼ばれてきた経済学者がそれぞれに. 独創的であることを認めながらも,ある程度 ..... ヘーゲルストレームやウェーバーの影響 を受け,ミュルダールは『経済学説と政治的要. 素』において伝統的経済学に内在する「 ...

http://www.econ.ryukoku.ac.jp/~komine/hope/nanako.pdf

8:16 午前  
Blogger yoji said...

青木 昌彦(あおき まさひこ、1938年〈昭和13年〉4月1日 - 2015年〈平成27年〉7月15日 )は、日本の経済学者。 .... 専門分野は、制度理論、企業と組織の理論、コーポレート・ ガバナンス・移行経済論、国際経済論、日本経済論など多岐に .... 新制度派経済学者.
概要-経歴・人物-業績内容-社会的活動
新制度論・新制度学派とは何か? - 社会時評/書評
d.hatena.ne.jp/yuki_takao/20111009/1318176016


●「新制度論」と「新制度学派」

まず新制度論は政治学における用語だ。経済学では新制度学派、新制度派経済学、組織の経済学などと呼ばれる。

政治学の新制度論は経済学の新制度学派の成果を流用したので、新制度学派と呼ぶべきかも知れないが、自分としては新制度論という言葉を使っている。短いし。


●新制度論とは何か?

さて新制度論の定義は何か。様々な定義が提案されているだろうしどれが最も適切なのか知らないが、自分は大雑把に次のように考える。

新制度論は次のように制度をとらえる立場である。制度というルールがあり個人という複数のアクターがいる。各アクターはそれぞれ自分の目的をもっている。各アクターは制度に制約されながら自分の目的を達成するために最も合理的な行動を選択する。アクターの行動は相互に影響しあう。そして互いの影響の下、アクター全員が自分の目的達成にベストな行動を選択した状態で安定する。この状態が再び制度となる。

ポイントとしては第一に合理的個人主義を採用していること。合理的個人主義というのはホモエコノミクス(経済人)のような合理的な個人を想定するということ。

第二にアクターの行動が相互依存的であること。これは戦略的環境ともいえる。つまりアクターは互いの行動を予想しながら自分の行動を選択するような環境だということ。

第三に制度とアクターの行動が相互依存的であること。言い換えると、制度がアクターの行動を制約し、アクターの行動が制度に反映されるということ。

この3つのポイントはゲーム理論のポイントでもあり、新制度論は方法論としてゲーム理論に依拠する部分が大きいといえる。
http://d.hatena.ne.jp/yuki_takao/20111009/1318176016



経済学では新制度学派、新制度派経済学、組織の経済学などと呼ばれる。 政治学の新 制度論は .... 小室直樹氏がマルクスの問題意識と新古典派経済学への批判とそれに 応えようとする青木昌彦氏らの研究に言及している。 モジュール化― ...
第1章 制度とは何か:いかにアプローチすべきか[PDF:188KB] (Adobe PDF) -htmlで見る
www.rieti.go.jp/users/aoki-masahiko/chap1.pdf
しかしながら,旧制度派経済学とは違って,われわれは,単に豊富な. 制度のカタログを ... 1Greif (1994, 1997b, 1998a),Aoki (1995/2000, 1996),青木・奥野 (1996),岡崎 ・奥野 (1995/1999)。 ... しかしながら,最近まで経済学者は,旧制度派経. 済学を別と ...
新制度派経済学・比較制度分析 - 2ちゃんねる
yomogi.2ch.net/test/read.cgi/economics/1316828010/l50
比較制度分析の創始者の一人である青木昌彦は、こうした企業内コーディネーションの 型の違いを捉えて、前者を情報共有型、後者を情報分散型と呼んだ。 ... 2011/09/25(日 ) 02:10:37.32 ID:od9g7Q03: 組織の経済学=制度派経済学

8:34 午前  
Blogger yoji said...

制度派経済学 - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/制度派経済学
制度学派(せいどがくは、institutional economics)とは、19世紀末から1920年代頃 にかけて活躍したアメリカ経済学の一派。 ... 目次. [非表示]. 1 制度学派. 1.1 制度学派 の考え方; 1.2 現代の制度派経済学. 2 新制度経済学; 3 関連項目; 4 外部リ...
制度学派-制度学派の考え方-新制度学派-新制度経済学
新制度派経済学 - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/新制度派経済学
新制度派経済学(New institutional economics)とは、不確実な環境のもとでの合理的 な個人の行動を理論化することを通じて、人々の経済活動を支える社会的規範や法的 規則などの制度的側面を解明すべく、経済学の対象と方法を拡張しようとする現代経済 ...
登場の背景-取引費用理論-プリンシパル=エージェント理論-所有権理論

8:35 午前  
Blogger yoji said...



《現在の体制がもつ諸弊害は、消費者、生産者、資本家、といういくつかの立場の利害が、分断されていることから派生している。これら三つの立場のいずれの一つをとってみても、その利害は共同社会全体の利害、あるいは他のどの立場の利害とも同じではない。生活協同組合(コオパラティヴ)の組織は、消費者と資本家の利害を融合させており、産業協同組合主義(サンディカリズム)は、生産者と資本家の利害を融合させようとする。いずれも、さきの三つの利害をすべて融合させるものではなく、また産業を牛耳る人々の利害を、共同社会の利害にまったく同一化させようともしていない。したがってこの二者はいずれも、産業界の闘争をまったく防止しうるわけではなく、調停者としての国国家の必要性を、なくしてしまうわけでもない。しかしそのいずれにしても、現在の体制よりはましであって、おそらく両者のある折衷形態が、現存するままの工業生産体制がもつ諸弊害を、大部分、癒やすことになるであろう。》

ラッセル「社会改造の諸原理」第四章 財 産


◆原著まえがき
第一章 成長原理
第二章 国 家
第三章 制度としての戦争
第四章 財 産
第五章 教 育
第六章 結婚と人口問題
第七章 宗教と教会
第八章 われわれは何をなしうるか

7:20 午後  
Blogger yoji said...

エコノミック・オーガニゼーション 取引コストパラダイムの展開
著者名等  O.E.ウィリアムソン/著  ≪再検索≫
著者名等  井上薫,中田善啓/監訳  ≪再検索≫
出版者   晃洋書房
出版年   1989.2
大きさ等  22cm 399p
注記    Economic organization./の翻訳
NDC分類 336
件名    経営管理  ≪再検索≫
件名    経営組織  ≪再検索≫
要旨    取引コストを中心に市場と企業を比較制度論的に問題把握し、企業理論をはじめ多くの学
問領域に大きな影響を与えた新しい理論の集大成。O.E.ウィリアムソン理論の決定版

目次    第1部 内部組織の経済学(経営者裁量と経営行動;階層的組織のコントロールと最適企
業規模;現代企業の内部構造とコントロール装置の評価と分類);第2部 企業および市
場の組織の経済学(生産の垂直的統合―市場の失敗の考察;取引コストの経済学―契約関
係の統御;現代企業―起源、発展、特性;取引コストの経済学とは何か);第3部 公共
政策(反トラストの経済学―取引コストの観点からの考察;反トラストの政治経済―慎重
な楽観主義の論拠;自然独占に対するフランチャイズ式入札―一般論およびCATVにつ
いて)
内容    参考文献:p367~385
ISBN等 4-7710-0419-6

7:39 午前  
Blogger yoji said...

裁量的行動の経済学 企業理論における経営者目標
著者名等  オリバー・E.ウィリアムソン/著  ≪再検索≫
著者名等  井上薫/訳  ≪再検索≫
出版者   千倉書房
出版年   1982.7
大きさ等  22cm 239,2,7p
注記    The economics of discretionary behavior:
managerial objectives in a theory of the
 firm./の翻訳
NDC分類 335.1
件名    経営学  ≪再検索≫
内容    参考文献:p210~220

7:40 午前  

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