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posted by yoji at 2:50 午前
単位が取れるミクロ経済学ノート|ロジハリのブログhttp://ameblo.jp/logihari/entry-10689539394.html石川秀樹著、『単位が取れるミクロ経済学ノート』、講談社サイエンテイフィック、2009年6月。定評のあるミクロ経済学のテキストは数多くあるが、ほとんどのテキストが著者のこだわりが入り込んでいて、初学者にはどうしてもわかりづらい部分が出てくる(図表の書き方や言葉遣いetc)。本書はそういった著者のこだわりが一切入ってなく、初学者でもすっと頭に入る特異なテキストである。言うならばミクロ経済学入門で配布されるレジメのような感じであろうか。必要最小限の内容しか書かれていない。必要最小限の内容しかテキストには書かれていないので、本書だけで、ミクロ経済学を全てマスターすることは出来ない。よって大学の講義で使用されるテキストと併用することが望ましい。講義で使っているテキストで、ミクロ経済学の全体像をなんとなく把握し、概念や定義そして図表の見かたは、本書でしっかり勉強する。初学者にはそんなやり方があっても良いと思う。大学1、2年のミクロ経済学のテストは本書で十分対応できるし、何より本書を繰り返し読みこなすことで、それなりに力はつく。もし僕が大学でミクロ経済学の講義をするならば、本書の内容を反映した形の講義になると思う。学生に一番お勧めするミクロ経済学のテキストである。テキストと言えるかわからないが、とにかく良い本であることはまちがいない。数学を一切使っていないので、経済学の勉強は大学で終わらせたい人は本書だけ十分かもしれないが、もしその先でも経済学の勉強をしたい人は、もう少しレベルの高いテキストで勉強する必要がある。
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単位が取れるミクロ経済学ノート|ロジハリのブログ
http://ameblo.jp/logihari/entry-10689539394.html
石川秀樹著、『単位が取れるミクロ経済学ノート』、講談社サイエンテイフィック、2009年6月。
定評のあるミクロ経済学のテキストは数多くあるが、ほとんどのテキストが
著者のこだわりが入り込んでいて、初学者にはどうしてもわかりづらい部分が
出てくる(図表の書き方や言葉遣いetc)。
本書はそういった著者のこだわりが一切入ってなく、初学者でもすっと頭に入る
特異なテキストである。
言うならばミクロ経済学入門で配布されるレジメのような感じであろうか。
必要最小限の内容しか書かれていない。
必要最小限の内容しかテキストには書かれていないので、本書だけで、
ミクロ経済学を全てマスターすることは出来ない。
よって大学の講義で使用されるテキストと併用することが望ましい。
講義で使っているテキストで、ミクロ経済学の全体像をなんとなく把握し、
概念や定義そして図表の見かたは、本書でしっかり勉強する。
初学者にはそんなやり方があっても良いと思う。
大学1、2年のミクロ経済学のテストは本書で十分対応できるし、
何より本書を繰り返し読みこなすことで、それなりに力はつく。
もし僕が大学でミクロ経済学の講義をするならば、本書の内容を
反映した形の講義になると思う。
学生に一番お勧めするミクロ経済学のテキストである。
テキストと言えるかわからないが、とにかく良い本である
ことはまちがいない。
数学を一切使っていないので、経済学の勉強は大学で終わらせたい
人は本書だけ十分かもしれないが、もしその先でも経済学の勉強をしたい
人は、もう少しレベルの高いテキストで勉強する必要がある。
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