木曜日, 3月 12, 2015

ケインジアンの交差図、IS-LM曲線:メモ

                     ( 経済学マルクスリンク::::::::::
NAMs出版プロジェクト: ケインジアンの交差図
http://nam-students.blogspot.jp/2015/03/blog-post_12.html(本頁)
ケインズ『貨幣改革論』1923『貨幣論』1930:メモ
http://nam-students.blogspot.jp/2015/10/1979-john-maynard-keynes-treatise-money.html
ラムゼー「貯蓄の数学的理論」1928年、F.R.Ramsey,”A Mathematical Theoryof Saving”
http://nam-students.blogspot.jp/2016/03/1928frramseya-mathematical-theory-of.html
カレツキ:「投資と資本家消費が利潤と国民所得を決定する」という命題 1935
http://nam-students.blogspot.jp/2012/01/blog-post_17.html

Ivar Jantzen 1939 「45度線分析」の創始者
http://nam-students.blogspot.jp/2016/03/ivar-jantzen-1939.html
NAMs出版プロジェクト: バンコール(経済学)
http://nam-students.blogspot.jp/2016/08/blog-post_11.html
ゲゼル:減価式貨幣と世界通貨案 1914,1920
http://nam-students.blogspot.jp/2011/12/blog-post_4033.html?m=0

クルーグマン/マンキュー/スティグリッツ/サミュエルソン
http://nam-students.blogspot.jp/2015/02/httpnam-students.html
木下栄蔵 O R …オペレーションズ・リサーチ ( operations research )
http://nam-students.blogspot.jp/2016/09/o-p-e-r-t-i-o-n-s-re-s-e-r-c-h.html


図8-3  ケインジアンの交差図(マンキューマクロ入門篇1:3:8,298頁参照)
http://hakase-jyuku.com/mankiw/category8/entry41.html

…経済が閉鎖的でNX=0の場合をまず考えると、計画支出Eは、
 E=C(消費)+I(投資)+G(政府支出) となる。
 ここで消費Cが可処分所得Y-T(税金)の関数であると仮定す
ると、
 E=C(Y-T)+I+G
ということになる。    …要するに一万円収入が増えたら平均
して日本人はそのうち八千円を使い二千円を貯蓄に回すということ
であるから、E=C(Y-T)+I+G という曲線は、EとYが
均衡している45度線より傾きが緩やかになるはずである。
 Y=Eの45度線とE=C(Y-T)+I+G線の交点が、つまり
{現実の支出}={計画支出}
であり、ここが均衡水準である。
 この図を特に「ケインジアンの交差図」という。

(計画支出)
E      Y=PE
|      現実支出
|     /_ー計画支出 PE=C+I+G
|  _ー/  
|_ー /  
|  /   
| /
|/
 ――――――――――Y(所得・産出)
     y

「所得=生産物価値=消費+投 資
  貯蓄=所得-消費
 したがって
  貯蓄=投 資」
(ケインズ一般理論第6章より)

       有効需要=消費+投 資 
   |             / _総需要
  総|           A/_ー
  需|          有/ー
  要|         _ー|投   _消費
   |       _ー/ |資_ー
   |     _ー / 効_ー
   |   _ー  / _ー|
   | _ー   /_ー  |消
   |ー    /ー   需|
   |   _ー      |
   | _ー/       |費
   |ー /       用|
   | /         |
   |/45度_______|_______
               ↑    総生産、供給(GDP)
        雇用量もここで決まる

総需要=総供給を示す線は45度の傾きをもつ。一国の有効需要は点Aで均衡する。
有効需要=消費+投 資は、ケインズ理論の核となる考え方のひとつ。
(中野明『図解ケインズ』)

上記図から以下のIS-LM曲線(ヒックス考案)が導かれる。
 IS-LM (I nvestment Saving – L iquidity Preference M oney Supply) model


利|
子| I      M
率|  \      
 |   \  /
 |    \/
 |    /\     
 | L /  \_ S
 |
0|____________
    国民所得

利|
子|
率| I      M
 |   \  /
 |    \/
 |    /\     
 | L /  \_ S
 |
0|____________
    国民所得

減税IS,Y→:E↗︎,マネーサプライ増加LM,r↓:E↘︎



IS 曲線の左側(下)の領域は財の超過需要、右側(上)の領域は財の超過供給状態にあること示す。
LM 曲線の左側(上)の領域は貨幣の超過供給、右側(下)の領域は貨幣の超過需要状態にあることを示す。
IS–LM とは、I:投 資 (I nvestment)、S:貯蓄 (Saving)、L:流動性選好 (L iquidity Preference)、M:貨幣供給 (M oney Supply) のことで、IS と LM はそれぞれ財市場と貨幣市場が均衡しているときに釣り合うもの同士を示している。

ヒックスによるケインズ『一般理論』解釈がこの図に集約される。ただし反論もある(LMは水平であり得るetc.)。

「財市場(フロー)が均衡するためには、IS上になければならない。
 貨幣債券市場(ストック)が均衡するためには、Y,iの2変数は、LM上になければならない。」
                     (吉川洋『マクロ経済学』99頁)


参考;IS-LMのどこがケインズ的でないか—スラッファを媒介にした解明—岡敏弘
http://www.s.fpu.ac.jp/oka/keyneshicks4.pdf
(スラッファは、ウィトゲンシュタインに後期哲学への示唆を与えたことでも知られる。)

上記IS-LM曲線へ至る足がかりの一つとしてケインジアンの交差図がある。マンキューマクロ経済学1:2:8,307頁

以下、
マンキューマクロ経済学入門篇1:3:8,308頁,邦訳第2版276頁
8-7図 IS曲線の導出参照
             (b)ケインジアンの交差図①3,②6(所得=消費+投 資),7(貯蓄=投 資)
               支出|
                 |       /
                 |      /ー
                 |    _ー_ー③8
                 |  _ー/ー
                 |_ー_ー |
                 ⬇︎_ー/| |   
                 | / | | 
                 |45度|_|_______
                    Y2⬅︎Y1  所得・生産
                     | | 
                     | |  
利| (a)投 資関数④11   利|   | | (c)IS曲線④11,14
子|              子|   | |
率|              率|I  | | 
 |  \            |  \| |
r2___\___________|___\ |
⬆︎|   |\         ⬆︎|   |\|    
r1___|_\_________|___|_\ S
 |   | |\        |   | |\_
 |___|_|______   |___|_|_______   
   Ir2⬅︎Ir1  投 資      Y2⬅︎Y1  所得・生産
(マンキューマクロ経済学入門篇1:3:8,308頁より)

(a)利子率が上昇すると、計画投資I(r1)は減少する。
(b)(a)における計画投資I(r1)の減少は、計画支出関数を下方へシフトさせ、
その結果、所得はY1からY2に減少する。
(c)IS曲線(c)は、利子率(a)と所得水準(b)の関係をまとめたもの。
ヒックスの図(c)だけだと思考と導出の過程がわからない。

図8-11 LM曲線の導出(マンキューマクロ経済学入門篇1:3:8,316頁,邦訳旧第2版285頁参照)
                     
利| (a)投 資関数      利| (b)LM曲線 ⑤19(④13,15,17)
子|              子|   
率|   |          率|   | | 
 |\➡︎\|           |   | |/
r2_\_\_________r2|___|_|
⬆︎|  \|\         ⬆︎|   |/|    
r1___\_\_______r1|___|_|
 |   |\ \        | _/| |
 |___|________   |___|_|_______   
  -m/p 実質貨幣残高(M/P)  Y1 Y2  所得・生産

ケインズ『一般理論』第23章セクションVI ゲゼルについて⑥
http://genpaku.org/generaltheory/general23.html#fnref17

_______________

第1篇 緒論 ①
第2編 定義および基礎概念 ②
第3編 消費性向 ③
第4編 投 資誘因 ④
第5編 貨幣賃金および価格 ⑤
第6篇 一般理論の示唆に関する若干の覚書 ⑥

ケインズ一般理論は上記のサミュエルソンの図(45度線分析)、マンキューの図(複数を合成)で要約出来る。
ケインズ『一般理論』全訳目次 (原著1936年刊行)

参考:
ケインズ『要約 一般理論』(ポット出版)サポートページ
http://cruel.org/b ooks/generalsummary/
クルーグマン『ケインズ「一般理論」へのイントロダクション』 html 版: 本書に収録した、 ポール・クルーグマンによる序文です。ただし、 ... J. R. ヒックス「ケインズ氏と『古典派』 たち」 pdf 版: 本書に収録した、『一般理論』の整理と解説を行ったヒックスの名論文。…


カレツキ:「投 資と資本家消費が利潤と国民所得を決定する」という命題
http://nam-students.blogspot.jp/2012/01/blog-post_17.html

☆☆
ゲゼル:減価式貨幣と世界通貨案
http://nam-students.blogspot.jp/2011/12/blog-post_4033.html?m=0
(貨幣の流通速度Vをゲゼルは速くしようとした。)

ケインズ『一般理論』第23章セクションVI ゲゼルについて
http://genpaku.org/generaltheory/general23.html#fnref17

セクションVI
 いい機会なので、ここで奇妙で不当にも無視されている予言者シルビオ・ゲゼル (1862-1930) に触れておきましょう。彼の業績は深い洞察の閃光を含んでおり、彼はすんでのところで問題の本質に到達し損ねただけなのです。戦後期に彼の信奉者たちは、私にゲゼルの著作を大量に送りつけてきました。でも議論にいくつか明らかな欠陥があったために、私はまったくその長所を発見し損ねていました。分析が不完全な直感の常として、その重要性は私が独自のやり方で自分なりの結論に到達した後になってから、やっと明らかとなったのです。その間私は、他の多くの経済学者同様に、このきわめて独創的な探究をイカレポンチの作文と大差ないものとして扱ってきました。本書の読者の中でゲゼルの重要性になじみのある人物はほとんどいないと思われるので、本来であれば分不相応なほどのページを割くことにします。
 ゲゼルはブエノスアイレスで成功したドイツ商人で17、アルゼンチンで特に猛威をふるった八十年代末の危機をきっかけに、金融問題の勉強を始めました。処女作『社会国家への橋渡しとしての貨幣改革』は1891年にブエノスアイレスで刊行されました。お金についての彼の根本的なアイデアは同年に『ネルヴス・レルム』なる題名で刊行され、その後多くの著書やパンフレットを発表してから、1906年にはそれなりの資産家としてスイスに引退し、人生最後の十年を食い扶持を稼ぐ必要のない人物にできる最も楽しい仕事二つ、著作と実験農業に費やしました。
 彼の主著の第一部は1906年にスイスのレ・ゾー=ジュヌヴェで『完全な労働所得の権利実現』として刊行され、第二部は1911年にベルリンで『利子の新理論』として発表されています。この二つを合冊したものが戦争中(1916) にベルリンとスイスで刊行され、『自由地と自由貨幣による自然的経済秩序』という題名の下で六版まで版を重ねました。英語版は『自然的経済秩序』(フィリップ・パイ訳)です。1919年4月にゲゼルは、短命に終わったバイエルンのソヴィエト政府に参加して財務相を務めましたが、その後軍法会議にかけられます。晩年の十年はベルリンとスイスでプロパガンダに費やされました。ゲゼルはそれまでヘンリー・ジョージを中心としていた宗教もどきの熱心な支持者を集めて、世界中に何千もの弟子を持つ教団の、崇拝される預言者となりました。スイス・ドイツ自由地自由貨幣ブントとその他多くの国からの同様な組織の第一回国際大会が、1923年にバーゼルで開かれています。1930年に彼が死んでから、ゲゼルのようなドクトリンに熱狂する特殊な種類の支持者たちの多くは、別の(私から見ればあまり重要でない)預言者たちに流れていきました。イギリスでこの運動の指導者はビュチ博士ですが、彼らの文献はテキサス州サンアントニオから配布されているようで、その本拠は今日ではアメリカにあり、経済学者の中ではただ一人アーヴィング・フィッシャー教授がその重要性を認知しています。
 崇拝者たちはゲゼルを何やら預言者的な装いに仕立て上げてしまいましたが、ゲゼルの主著は冷静な科学的言語で書かれています。とはいえ、一部の人が科学者にふさわしいと考える以上の、もっと情熱的で感情的な社会的正義への献身が全体を貫いています。ヘンリー・ジョージから派生した部分は18、運動の強さの源としてはまちがいなく重要ですが、全体としては副次的な興味の対象でしかありません。本全体の狙いは、反マルクス的な社会主義を確立することとでも言いましょうか。レッセフェールに対する反動で、マルクスとちがうのは古典派の仮説を受け入れるのではなく、それに反駁することで、まったくちがった理論的基盤に基づいているところです。また競争を廃止するのではなく、それを自由に行わせるところもちがっています。私は未来がマルクスの精神よりもゲゼルの精神から多くを学ぶだろうと信じています。『自然的経済秩序』の序文を読者が読めば、ゲゼルの道徳的な気高さはわかるでしょう。思うにマルクス主義に対する答は、この序文の方向性に見つかるでしょう。
 お金と利子の理論に関するゲゼル独自の貢献は以下の通りです。第一に、彼は利率と資本の限界効率とを明確に区別し、実質資本の成長率に制限を設けるのが利率だと論じます。次に、金利は純粋に金融的な現象であり、お金の利率の重要性をもたらすお金の特異性は、その所有が富の蓄積手段ともなり、保有手数料が無視できるほどで、保有手数料のかかる商品在庫など他の富の形態は、実はお金が設定した基準があるからこそ収益をもたらせるのだと論じます。彼は金利が時代を通じて比較的安定していることを挙げて、それが純粋に物理的な性質だけに依存しているはずがないという証拠とします。というのもお金の基準が一つのものから別のものに変わったら、その物理特性の変化は実際に見られる金利の変化に比べ、計算できないほど大きいはずだからです。つまり(私の用語を使えば)一定の心理的性質に依存する金利は安定しており、大きく変動する部分(これは主に資本の限界効率スケジュールを決めます)は金利を決めるのではなく、概ね一定の利率が実質資本のストック成長をどれだけ容認するかを決めるわけです。
 でもゲゼルの理論には大きな欠陥があります。彼は、商品在庫を貸し出すときに収益を計算できるのは、金利があるからなのだということを示します。かれはロビンソン・クルーソーと見知らぬ人物との対話19——実に優れた経済小話で、この種のものとして書かれたどんなものにもひけはとりません—— この論点を説明します。でも、なぜ金利が他の商品利率のようにマイナスになれないのかを説明したのに、かれはなぜ金利が正なのかを説明し損ねるのです。そしてなぜ金利が(古典派の主張するように)生産的な資本の収益が定める基準に左右されないのかも説明しません。これは流動性選好の概念を彼が考えつかなかったからです。かれは利子の理論を半分しか構築しなかったのです。
 彼の理論の不完全性は、まちがいなくその業績が学会に無視されてきた理由です。それでも彼は理論を十分先に進めて実務的な提言を行っています。それは必要なものの本質は含んではいますが、提案した通りの形では実現できないかもしれません。彼は実質資本の成長が金利によって抑えられてしまい、このブレーキが外されれば、実質資本の成長は現代社会ではきわめて急速になって、たぶんゼロ金利もすぐとは言わないながらかなり短期間で正当化されるようになるだろう、と論じます。ですから何より必要なのはお金の利率を下げることで、これを実現するには、お金にも他の実物在庫と同じような保有費用を持たせることだ、というのが彼の指摘です。ここから彼は有名な「印紙スタンプ」つきのお金という有名な処方箋を導きます。ゲゼルと言えばもっぱらこれが連想されるほどで、これはアーヴィング・フィッシャー教授からもお墨付きをもらいました。この提案によれば、紙 幣(ただしこれは明らかに他の形態のお金、少なくとも銀行券にも適用されるべきでしょう) は保険カードと同じで毎月印紙スタンプを貼らないと価値が保てず、その印紙スタンプは郵便局で買える、というものです。印紙スタンプ代はもちろん、何らかの適切な金額で固定されます。私の理論によれば、その値段は完全雇用と整合する新規投 資に対応した資本の限界効率に対し、金利が上回っている分(印紙スタンプ代を除く)とほぼ等しくなるべきです。ゲゼルが実際に提案した料金は週あたり0.1パーセントで、年率5.2パーセントに相当します(訳注:エクセル君によれば5.3パーセント強になったが、まあ誤差範囲か。)。これは現在の条件下では高すぎますが、適正な金額は時々変える必要もあるし、試行錯誤で求めるしかないでしょう。
 印紙スタンプつき紙幣のもとになる発想はしっかりしています。それを実際に、小規模に実行する手段も見つかることは確かに考えられます。でもゲゼルが直面しなかった困難はいろいろあります。特に、お金は流動性プレミアムを持つという点でユニークな存在ではなく、他の物品とはその度合いがちがうだけであり、他の物品のどれよりも大きな流動性選好を持っているというだけでその重要性が出てくるのだ、ということに気がついていませんでした。ですから印紙スタンプ制度で通貨から流動性プレミアムが失われたら、その穴を埋めようとして各種の代替品が長い行列を作るでしょう——銀行券、満期負債、外 貨、宝石や貴金属全般、などです。前に述べた通り、金利を引き上げるよう機能していたのは、おそらくは土地保有願望だった時代があるでしょう——ただしゲゼルの制度だと、この可能性は土地の国有化によってあり得なくなっていますが。
________

引用者注:
ケインズのゲゼルへの部分的批判はこの後に続くマンデヴィル、マルサス、ホブソン擁護とも関連するだろう。簡単に言えば、ケインズは消費を善としたいから貨幣が消耗(消費とは違うのだが…)してなくなってしまうという考え方を受け入れない。だがゲゼル案はケインズとマルクスの最良の部分を体現する。 

//////////

ケインズ『一般理論』第21章セクション1
http://genpaku.org/generaltheory/general21.html
 これまでの章の狙いの一つは、この二重生活を脱して価格理論を全体として価値の理論と密接に結びつけることでした。経済学が、一方では価値と分配の理論となり、一方でお金の理論になったのは、私が思うに、偽の分裂にすぎません。私としては、正しい二項対立の片方は個々の産業や企業の理論で、ある一定量のリソースの使い方を変えたときの報酬や分配についてのものです。そしてもう一方は、経済全体としての産出と雇用の理論です。個別産業や企業の研究に限り、雇用されたリソースの総量は一定だという想定を置き、他の産業や企業の条件は変わらないと一時的に考えるなら、お金の重要な特徴など考えなくてよいのは事実です。でも、全体としての産出と雇用を決めるものは何かという問題に移ったとたん、金銭経済の完全な理論が必要になるのです。

(ケインズはマクロ経済学の創始者とされる) 

////////////

ケインズ『一般理論』第17章
http://genpaku.org/generaltheory/general17.html

セクションII

 たとえば一年の期間を考えたとき、各種の商品利率がどのくらいになりそうか考えてみましょう。基準としてそれぞれの商品を順番に考えるので、それぞれの商品の収益はこの文脈では、その商品自身で測ったものだと考えてください。
 それぞれの種類の資産は、以下の三つの属性をちがった度合いで保有しています。つまり:
(i)
一部の資産は、何らかの生産プロセスを支援したり、消費者へのサービス提供を支援したりして、収益や産出 q を生み出します。
(ii)
お金以外のほとんどの資産は、それが収益を生み出すのに使われるかどうかにかかわらず、単に時間がたつだけで、多少の滅失を生じるか費用がかかります(これは相対的価値の変化とはまったく別に生じます)。つまり、それ自身で計測した保有コスト c がかかります。ここでは、 q の計算前に差し引く費用と、 c に含める費用とでどこに一線をひくか、厳密なことは気にしなくてかまいません。以下ではいつも qc しか考えないからです。
(iii)
最後に、その期間中に資産を処分できるということは、潜在的な便利さや安全を提供してくれます。この処分のしやすさは、当初は同じ価値の資産でも、種類がちがえば変わってきます。これについては、期末に産出の形で何か示せるわけではありません。でも、人々はこれにいくらか支払おうとします。 この処分力からくる潜在的な便利さや安全に人々が支払いたがる額(その商品自体で測ったもの)を、その商品の流動性プレミアム I と呼びましょう(これはその資産に伴う収益や保有費用とは別物です)。
 すると、ある期間に資産の所有から得られると期待される総利益は、収益から保有コストを引いて流動性プレミアムを足した物、つまり qc+l となります。つまり qc+l はあらゆる商品についての自己利率なのです。この q,c,l はいずれもそれ自身を基準に計測されています。
参考:
貨幣の自己利子率=-C+l>0

(『図解雑学ケインズ経済学』滝川好夫164頁)

////////////

ケインズ『一般理論』第6章
http://genpaku.org/generaltheory/general06.html
 ここで、本章の後の部分を先取りして、社会全体としては当期の総消費 ( C ) は ∑(A−A1) に等しく、総投 資( I ) が ∑(A1−U)に等しいことを述べておくと便利でしょう。さらに U は、個々の事業者が自分の設備に対して行うマイナス投 資(そして −U は投 資)で、他の事業者から買う分を除いたものです。ですから完全に統合された経済系( A1=0 の場合)では、消費は A に等しく、投 資は −U に等しく、つまり G−(G′−B′) に等しくなります。いまのがちょっとややこしいのは A1 を導入したからで、これは統合化されていない生産系の場合用に、一般化した記述をするのが望ましいからです。

/////////

総供給額曲線は45度の勾配をもつ。総需要額はそれよりゆるやかな勾配をもつ(宇沢320頁,ケインズ5:21)。


http://blog.goo.ne.jp/yasunorikomori/e/512e6aac4111effe41f701ecb91d71f8/
「ケインズの国民所得決定の理論」について



消|       
費|         / ↙︎I'
・|        /| oI
投|      E/o|
資|     o/  | ↙︎C
 |I' o /|  | 
 |Io  / |  |
 |   /  |  | 
 |C /   |  |
 | /    |  |
_|/45度__|__N'_______
 |      | (完全雇用国民所得) 
投|      |  | oS  
資|  I'__|__o__I'
・| I____o____I
貯|____o_|__________
蓄| So      国民所得(Y)

「Y」は国民所得、「C」は消費、「I」は投 資、「S」は貯蓄、交点「E’」は国民所得の大きさ、「N’]は完全雇用水準での国民所得です。

ケインズによれば「貯蓄(S)]と「投 資(I)]が均衡したところで国民所得の大きさが決まりますが、完全雇用水準の国民所得が達成されるように、「投 資(II)」を「投 資(I’I’)」まで引き上げることもできます。

もっとも、一旦完全雇用が達成されると、技術進歩が無い限り、それ以上いくら投 資を増やしても、すべて物価上昇によって吸収されてしまいます。

しかし、不完全雇用である限り、たとえ赤字公債による政府支出にせよ、民間の投 資増加にせよ、有効需要の創出は国民所得の増加をもたらします。
これがケインズの「有効需要の原理」の核心です。

参考:
クルーグマン
tr_Krugman_2011_MrKeynes-and-moderns.pdf
http://econ101.jp/wp-content/uploads/2013/12/tr_Krugman_2011_MrKeynes-and-moderns.pdf

名著を読む:第2回 ポール・A・サムエルソン
http://jiyugaoka-clweb.com/neimasahiro_essay_meicho02/
簡単なケインズ・モデルである45度線による理解を普及させるのに尽力した。

消費性向の数値図表

消|       ︎   E''
費|         /|貯蓄
支|        / |   o←C消費関数
出|       / o+E
 |     o/   |
 |   o /    | 
 | o  /     |消費
 |   /      | 
 |  /       |
 | /        |
 |/45度______E'_______
0     可処分所得

(経済学上[原書第11版]227頁,1966,1981,1987岩波書店)
45度線=収支分岐点を示す。
投 資=貯蓄(伊藤光晴『ケインズ』111頁,ケインズ2:6),所得=消費+投 資(116),総供給量:生産量:総需要量(102~3),45度(103),セーの法則(105)

縦軸に総需要、横軸に総生産(総供給)がとってある。総需要=総供給だから、45度の傾きをもつ点線がそれに相当する。

計画支出E
可処分所得Y

 Y=Eの45度線

EとYが均衡している45度線という考え方がすべてだ。

/////////

ケインズ以前の理論では、

利|
子|
率|  
i|  I      S
 |_貯_\__畜_/ 
 |投 資 \  /
 |     \/
 |     /\     
 |  S_/  \_I
 |    
 |_____________
        投 資I,貯蓄S
伊東121頁
→ケインズ「投 資=貯蓄」


伊東光晴『ケインズ』(145~6,126,173頁,ケインズ③10):
         _____________
        |    /消費←所得  /
        |   /ーーーーーー /
雇用量←生産量=|所得〈 (消費性向)/
        |   \     //資本の限界効率
        |    \投 資 ←〈
        | (乗数理論)/  \利子率←(流動性選好説)
        |______/
      
《雇用量の増減は生産量の増減に支配される。生産量は所得の変化で測られる。
所得は有効需要の大きさによってきまり、有効需要は消費需要と投 資需要の合計である(有効需要の原理)。
ところが消費の量は、所得の大きさがきまればきまるという関係がある。これが消費性向の関係としてとらえられている。
そこで、消費が所得の大きさによってきまれば、投 資の大きささえきまるならば、
それによって所得の大きさと消費の大きさがきまるわけである。これが乗数理論であった。いまこれを式で書けば、

所得=1/(1-消費性向)×投 資

である。以上は生産量の大きさをきめるメカニズムであり、生産物の市場(財の市場)の問題である。》

////////////////////

伊東光晴『ケインズ』(97~100頁):

             ここからだけをと
             ると伝統的な理論
             と同じになる
             |______|
賃|   D       |      | ___
金|  労働\  → \ → \  /    |
率| 需要曲線\    \  線\/     |
 |      \    \曲 /\     |
w|___労_働_\供_給_\/A \   _|_
 |S      |\    \完全 \   
 |       | \   |\雇用点\
 | 雇用労働者 |  \_D| \_  \_
 |_______|_____|_______   
0        N1    N0   雇用量

   働  き  た  い  人 (N0)
w  雇われる人         (N1)
         失  業  者 (N1N0)


実|
質|
賃|D      S
金|  \  /
w|___\/E
 |   /\     
 |S / |\ D
 |    |
0|____|________
      N 労働雇用量(N)

:宇沢弘文『「一般理論」を読む』44~5頁,ケインズ1:2:4
上の古典派の失業概念には、非自発的失業は含まれていないとケインズは主張する。


実質
賃金
 |
 |D      S
w|_\A__B/ 
 |  \  /
we___\/E
 |   /\     
 |S / |\ D
 |    |
0|____|________
      Ne 労働雇用量(N)

図で、労働に対する需要と供給とはそれぞれ、DD曲線、SS曲線によって
あらわされている。この二つの曲線の交点Eに対応する実質賃金w^eのときには、
労働市場で、需給均等となり、完全雇用の状態が実現する(古典派の主張)。
それに対して、実質賃金がw^eより高く、たとえば図でwと記した水準であるときには、
労働供給は需要よりABだけ多くなり、非自発的失業がABだけ発生することになる。
46頁,宇沢ケインズ1:2:4

   働  き  た  い  人 
w  雇われる人 A     B
         失  業  者 
  (Q)
  全産
  出量    B/  o
   |    / o Q=f(N)
   |   /|
   |  /o|
   | /o |
   |/   | Q
   | o  |
  /|    |
W/P|o  N|
/__|____|________
C  0    A 全雇用量(N)
第1-9図 集計的生産曲線
Q=f(N)集計的生産関数
宇沢96頁ケインズ1:3,3:10

(Yw)
実質
国民
所得         集計的生産曲線(Z)
Z|_________/  
 |        /| o
 |       /o|  総需要曲線
 |     o/  |
 |   o /   | 
 | o  /    |
 |o  /     | 
 |  /      |
 | /       |
 |/        No
0|_________|_______
 |\        | 雇用量(N)→
 | \       |  
 |  \      |
 |   \     | 
 |    \    |
 |     \   | 
 |      \  |
 |       \ |
p|________\|
実質         \ MPC(限界主要費用)
価格
(p)
 ↓

第1-12図 価格水準と最適労働雇用量N
宇沢102頁,ケインズ1:3

市場価格が雇用量を決める。その際の財サービスの生産は総供給額曲線によってあらわされる。


総供給額
あるいは
総需要額
 |         Z=φ(N),総供給関数
 |         /  
 |        /  o
 |      E/o D=f(N),総需要関数
 |     o/  
 |   o /| 
 | o |/ |
 |o  /  | 
 |  /|  |
 | / |  |
 |/  |  |
 |___|__|_______
0    A N^e   (雇用量)
     
第1-13図  有効需要の決定(宇沢110頁,ケインズ1:3)

期待する収入D、
A点では、D>Z、
E点では、D=Z。
総需要曲線と総供給曲線とが交わる点Eに対応する総需要を有効需要(Effective Demand)と呼ぶ。


総供給額
あるいは
総需要額
|      Z=φ(N),総供給関数
|    E/_ー
|  _ー/  D=f(N),総需要関数
|_ー|/| 
|  / |
| /| |
|/_|_|_______
0  A N^e   (雇用量)

参考:
スティグリッツ、入門30頁、ミクロ10頁

図1-2 三つの市場

 企 業         家 計

 財の販売➡︎生産物市場 ➡︎財の購入

労働の雇用⬅︎ 労働市場 ⬅︎労働の販売

資本財への⬅︎ 資本市場 ➡︎お金の借入
 投資         ⬅︎れと貸付け

経済学では、人々はさまざまな肩書きを持っている。人々は、生産物(財)市場では消費者になり、
労働市場では労働者になり、また資本市場では借り手や貸し手になる。


ケインズ『一般理論』では、労働市場を先に記述し、後から財、資本を記述する。スティグリッツの並べ方はマルクス『資本論』と同じ。『資本論』は商品としての貨幣から叙述される。

//////////

http://nam-students.blogspot.jp/2015/02/httpnam-students.html
(ミクロ・マクロ経済学)クルーグマン/マンキュー/スティグリッツ/サミ ュ エルソン:目次
http://nam-students.blogspot.jp/2015/02/httpnam-students.html#refka

   @ 図8-17 短期的変動の理論
ケイン
ジアンの➡︎IS曲線➡︎
交差図       ⬇︎
           ➡︎IS-LM➡︎総需要➡︎
           ➡︎ モデル   曲線 ⬇︎
          ⬆︎            ➡︎総需要-  ➡︎短期的経済
 流動 性➡︎LM曲線➡︎             ➡︎総供給モデル 変動の説明
選好理論              総供給 ⬆︎
                   曲線➡︎


(マンキューマクロ経済学1入門篇邦訳第3版319頁,第2版1:8:3,289頁)
☆☆☆☆☆ 入門編邦訳第3版447頁より(こちらも邦訳第2版にはない)
図11-6 モデルの相互関係

           すべてのモデルの親モデル
              (第11章補論)
         ___古典派__|__ケイジアン_
     _閉鎖|開放_          __閉鎖|開放_       
    |       |        |        |
古典派の閉鎖経済    |     IS-LMモデル☆☆☆ |
(第3章・第4章)☆  |    (第8章・第9章)@   |
            |        |流通速度一定  |
            |      基本的な       |
         _小国|大国_  AD-ASモデル    |
        |       |  (第7章)☆☆    |
    古典派の      古典派の            |
    小国開放経済    大国開放経済          |
   (第5章)     (第5章補論)          |
                    ________小国|大国_
             _変動相場制|固定相場制_        |
            |             |      大国開放経済の
         変動相場制下の       固定相場制下の   短期モデル
        マンデル=フレミング    マンデル=フレミング (第10章補論)  
         モデル(第10章)       モデル(第10章) ☆☆☆☆

この概念図は補論で示した包括的な大モデルがこれまでの諸章で学んだより小さ
くて簡単なモデルとどう関係しているかを示している。

1.古典派かケインジアンか?
 古典派の特殊ケース(EP=Pあるいはa=0,したがって産出が自然率水準にある場合)を望むのか,それともケインジアンの特殊ケース(aが無限大,したがって物価水準が完全に固定されている場合)を望むのかを決める.
2.閉鎖か開放か?
 閉鎖経済(資本移動CFがつねにゼロの場合)を望むのか ,開放経済(CFがゼロ以外の場合)を望むのかを決める.
3.小国か大国か? 
 開放経済を望むのであれば,小国(CFが世界利子率r*で無限に弾力的な場合 )を望むのか,あるいは大国(国内利子率が世界利子率で決定されない場合)を望むのかを决める.
4.変動相場制か固定相場制か?
 小国開放経済を考えるのであれば,為替レートが変動制(中央銀行がマネーサプライを決める場合)か,それとも固定制(中央銀行がマネーサプライの調整を許容する場合)のいずれかを决める.
5.流通速度の固定?
 ケインジアンの固定価格を仮定した閉鎖経済を考える場合,流通速度が外生的に固定されている特殊ケースに焦点を当てるかどうかを决める.

E=期待値、P=価格
a=財・サービスの需要の実質利子率に対する反応
CF=純資本流出

/////////
マンデル=フレミング効果[*]
 ○
 ×
 ×
 ○

http://www.findai.com/yogow/w00423.htm

マンデル=フレミング・モデル
英語 : Mundell-Fleming model (マンデル=フレミング・モデル)
マンデル=フレミング・モデルとは、閉鎖経済モデルであるIS-LM分析を開放経済に拡張したモデルをいいます。


         

          
マンデル=フレミング・モデルでは、IS-LM分析に国際収支の均衡を表すBP曲線を加えて、「経済政策の有効性」を考えます。
 
固定為替相場制
変動為替相場制
資本
移動
なし
なし
あり
あり
なし
なし
あり
あり
BP
曲線
垂直
垂直
水平
水平
垂直
垂直
水平
水平
経済
政策の
効果
財政
政策
無効
金融
政策
無効
財政
政策
有効
金融
政策
無効
財政
政策
有効
金融
政策
有効
財政
政策
無効
金融
政策
有効
固定為替だと財政政策だけが有効、変動為替だと財政政策だけが無効。

http://blogs.yahoo.co.jp/kazu_kitamura_jp/31852219.html


マンキューはLM曲線を垂直に置くことで世界利子率の固定とマンデル=フレミング・モデル(の展開の一例)を説明している。そちらの方がわかりやすい。

以下、マンキューマクロ1,1:3:7,268~272頁参照
http://hakase-jyuku.com/mankiw/category7/entry38.html
----------
■総需要(AD)と価格の硬直性
----------
 貨幣供給量をM、流通速度をV、名目価格水準をP、総生産をY
とすると、M・V=P・Y である(貨幣の数量方程式)。

 ここでM/Pは貨幣を名目価格水準で割ったモノだから、これは供
給される実物の「モノ(財やサービス)」であり(実質貨幣残高)、
それに対する実質的な需要量である。

 価格供給量Mが所与given(経済外の要因によって決まるモノ)で
あると考えれば、PとYは反比例(或いは逆相関)関係にあること
になる。

 すなわち縦軸に価格P、横軸に生産量Yをとると総需要(AD)
曲線は右下がりになるのである。

P(物価水準)
  ↑
 |   \  
 |    \ 
 |     \
   |---------- \
 |      ・\
 |      ・ \
 |      ・  \AD(下に凸)
 |      ・   \
0 ―――――――――――――――→Y(総生産・総所得)


 貨幣供給量Mが殆ど変化せず、貨幣流通速度Vがほぼ一定である
という仮定の元では、物価水準Pが上がると実質貨幣残高(M/P)
は小さくなり、V=(一定)(Y/V)→小さくなるという関係から
総生産Yも減ってしまう。

 消費には優先順位があって、たとえば食品の値段が倍になっても
食品は買わざるを得ない。が、その優先順位の高い財やサービスを
高い価格で買うとすると、他の財やサービスを買うだけの金(残高)
などなくなってしまうから、全体としての生産は減ってしまうので
ある!

 つまり物価が上がると、総生産は減ってしまう!!!

 また他の要素を一定として貨幣供給量を急に増やしてみる。

 貨幣供給量が増えても長期分析ではそれは名目的な価格上昇しか
もたらさないが「価格の硬直性」によって総需要曲線(AD)は上
側にシフトすることになり、M・V=P・YよりYは増えることに
なる。

 P(価格)
  ↑       
 |   \  \
  |    \  \ 
p |----------\--- \
一定|     |\ |\
  |     | \| \
  |     |  \  \
 |     |  |\ 
 |     |  | \
0 ――――――――――――――→Y(総生産・総所得)
        Y→ Y'(増える)

 つまり貨幣供給量を増やすと総生産も増えるのである!

 もちろん流通速度が増大した場合も総生産は増える。

 総需要に関してはまた後の方で検討するが、価格が伸縮的である
ことを前提にした長期分析モデルと価格が硬直的である短期分析モ
デルとでは、経済の振る舞いがこのように異なるのである。

マンキューマクロ入門篇1:3:7,274~5頁
短期的総供給SRASと長期的総供給LRAS
http://hakase-jyuku.com/mankiw/category7/entry39.html
----------
■短期と長期の接点
----------

 短期のグラフと長期のグラフを重ねると、必ず交点ができる。
 短期的な変動が小さいとき、需要曲線Dはこの交点を通過するこ
とになるだろう。
 P(物価水準)
  ↑      LRAS
 |   \  |
  |    \ |
 |     \|
  |――――――\―――――SRAS
 |      |\
  |      | \
 |      |  \
 |      |   AD(総需要)
0 ―――――――――――――――→Y(産出、所得)


長期的総供給LRAS,long-run aggregate suply curve
 短期的総供給SRAS,short-run aggregate suply curve
273頁
短期的には価格は変わらない。長期的には生産力は変わらない。

////////////

複数銀行による貨幣の拡張
         _________
1ドルの準備金︎ |   ___   |
━︎━━︎━➡︎━━━━━━|銀 行1|➡︎┓|
        |  |___| ┃|
        |┏━←━┛   ⬇︎|
        |┃  ___  ┃|
        |┣➡︎|銀 行2|➡︎┤| 10ドルの預金貨幣
        |┃ |___| ┣━━━➡︎━━︎━━︎━━━
        |┣━←━┛   ┃|
        |┃  ___  ⬆︎|
        |┣➡︎|銀 行3|➡︎┤|
        |┃ |___| ┃|
        |┣━←━┛   ⬆︎|
        |⬇︎ 等々〜10 ┃|
        |_________|


(サミュエルソン、経済学上[原書第11版]16章,319頁,1966,1981,1987岩波書店)

なお、上記図は、独占銀行と同時的拡張という二つの図に書き換えることもできる(16-2図326頁)。こうした信用創造の説明は基礎的かつ重要だと思うが商学に当たると判断されるのか、簡単な貸借対照表まで連記したサミュエルソン(及びマンキューマクロ応用篇)に比べて、それ以外の入門書ではあまり重視されていないように思える。

参考:
マンキューマクロ経済学(第18章,原著)2:3:7,235~7頁,邦訳第2版217~9頁
http://homepage1.nifty.com/gujyo-economic-res/mankiw/mankiw18.htm


マンキューマクロ応用篇第7章より

     第1銀行の貸借対照表
    資 産      負 債
_____________________
準備 1000ドル |預 金 1000ドル
          |

     第1銀行の貸借対照表
    資 産      負 債
_____________________
準備  200ドル |預 金 1000ドル
貸出金 800ドル |

     第2銀行の貸借対照表
    資 産      負 債
_____________________
準備  160ドル |預 金 1000ドル
貸出金 640ドル |


      第3銀行の貸借対照表
    資 産      負 債
_____________________
準備  128ドル |預 金  640ドル
貸出金 512ドル |



最初の預金     =1000ドル
第1銀行の貸し出し =(1-rr)×1000ドル
第2銀行の貸し出し =(1-rr)2×1000ドル
第3銀行の貸し出し =(1-rr)3×1000ドル
          ・
          ・
          ・
__________________________
  総貨幣供給   =[1+(1-rr)+(1-rr)2×1000ドル
           +(1-rr)3+・・・]×1000ドル
          =(1-rr)×1000ドル

rrは、準備預金率。準備金の各々の1ドルは、(1/rr)ドルを生じさせる。

 《準備のおのおのの1ドルは貨幣の(1/rr)ドルを生じさせます。我々の事例では、rr=0.2です。だから最初の1000ドルは5000ドルの貨幣を信用創造します 銀行システムの貨幣創造の能力は、銀行と他の金融機関では根本的に異なります。我々が第3章で最初に議論したように、金融市場は、経済の資源を将来の家計のために彼らの所得のいくらかを貯蓄したい家計から、将来の生産物に使用するため、資本財を買うために借り入れたいと思っている家計と企業にまで移動する重要な機能を持ちます。貯蓄者から借り手まで資金の移動の工程は金融仲介と呼ばれます。経済における多くの制度は、金融仲介のように行動します。:もっとも顕著な事例は株式市場、債券市場、そして銀行システムです。またこれらの金融制度のうち、銀行のみが小切手勘定のような、貨幣供給の一部である資産を創造する法的権限を持ちます。それゆえに、銀行は直接貨幣供給に影響を及ぼす唯一の金融制度です。》
http://homepage1.nifty.com/gujyo-economic-res/mankiw/mankiw18.htm

貨幣供給のモデル
http://hakase-jyuku.com/mankiw/category15/entry85.html


NAMs出版プロジェクト: (ミクロ・マクロ経済学)クルーグマン/マンキュー/スティグリッツ/
サミ ュ エルソン:目次
http://nam-students.blogspot.jp/2015/02/httpnam-students.html#refta


ケインズ経済学の限界について 北山孝信
http://www.geocities.jp/tkitayama2002jp/SYURON.pdf



貨幣の数量方程式とLM曲線
http://hakase-jyuku.com/mankiw/category8/entry46.html
■LM曲線のまとめ

利子率r
 |  \    /LM曲線
 |   \  /
r*|    \/
 |    /\
 |   /  \
 |  /    \
 |    
  ―――――――――――Y(所得・総生産)
0      y*

追記:
ケインズには労働の貨幣価値(賃金率)はあるが、労働の貨幣価値という考えはない。(伊東宮崎コメンタール236頁)
なお、コメンタールでは総供給関数Zは、45度線を下から浮上してゆく曲線(下に凸)とされている(70,84頁)。


/////////////

以下、伊東光晴『ケインズ』(講談社学術文庫273頁、既出の図の改訂版):
         _____________
        |    /消費C←所得Y/
        |   ↙︎ーーーーーー /
雇用量←産出高=|所得Y (消費性向)/
 N   O  |   
↖︎     /↙︎利子率i←貨幣量M
        |    \投資I←
        |_______/  ↖︎資本の限界効率r

                 ↙︎i
           Y←I  I←r   i←M
           乗数理論 投資決定論 流動性選好利子論

以下、雇用の一般理論の梗概 (ディラード『ケインズの経済学』64頁より):
    
     雇用(N),所得(Y),および有効需要(D)の理論     
         ________/\________      
        消費(C)             投資(I)    
         /\            ___/\___         
     消費性向  所得の大きさ   利子率(ri)      資本の限界効率(rm)
      /\            /\            /\   
平均消費(C/Y)  限界消費    流動性  貨幣量(M)  利回りの予想  取り替え費用、あ
        性向(ΔC/ΔY)  選好(L) (M=M1+M2)          るいは資本資産
        /\        l                 の供給価格
  投資乗数(k)  k=1/(1-ΔC/ΔY)  取引動機             
  の導出              予備的動機
                    投機的動機
                (すべてM1によりみたされる)             

  特 徴
「基礎」国民所得C/Y=1,すなわちC=Y。
所得が増加するにつれて消費も増加するが,
所得よりも増加率が小さい。
ΔC/ΔYはつねに1より小である。

         kはつねに1より大である。
         投資の増加は倍数的所得増加をもたらす。

                  交換の媒介としての貨幣を意味する。
                   価値の貯蓄としての貨幣を意味する。
                    貨幣当局により統制されうる。

                            不安定。株式市場,
                            企業の確信等により影響される。

                                    景気循環:変動。
                                    長期:低減。 (注)
1.雇用(および所得)は有効需要に依存する。
2.有効需要は消費性向および投資量により決定される。
3.消費性向は比較的安定である,
4.雇用は消費性向が不変ならば投資量に依存する。
5.投資は利子率と資本の限界効率に依存する。
6.利子率は貨幣量と流動性選好に依存する。
7.資本の限界効率は利回りの予想と資本資産の取替え費用に依存する。

ディラードの図は乗数効果を消費に働きかけるものとしている点において異質だが優れている。


追記:
以下の図はケインズが影響を受けたムーアの倫理学の図解としてよくできている。
事実から倫理は導けないとするムーアは、結果として内在的欲求(快楽ではない)を肯定する。それを経済学的に展開したのがケインズだが、ムーアの倫理学自体が当時の大英帝国の政治的経済的状況を反映している。ムーアの批判した自然主義的誤謬はケインズの批判した古典派経済学に対応する。ムーアのメタ倫理学によってケインズは師マーシャルからカント倫理学を取り除く。カントの説く自律性が邪魔になるのだ(ムーアはカントの自律性が実は他律性だと批判する)。


「沢田允茂氏『ミクロ倫理学とマクロ倫理学』に対する反論」小泉仰より

利子率こそがケインズのメタ倫理学の成果なのだ。しかしそれはカント的な自律性(ムーアに言わせれば他律性)と矛盾しないし、さらに言えば、マルクスの価値形態論を発展させるとゲゼルの減価マネーになる。ケインズはそれをわかっていてわからないふりをした。カレツキ経由で再びそれは明らかになるだろう。

参考:
 ____________倫理悪い___________
|        _____|_____        |
|       |    倫理良い   |       |
|   F   |   空 |  空  |   G   |
|       |     |     |       |
|  _____|_____|_____|_____  |
| |     |     |     |     | |
| |  D  |     |     |   空 | |
| |     |     |     |     | |
|_|_____|_____空_____|__欲求良い_|欲求悪い
| |     |     |     |     | |
| |  A  |     |     |   空 | |
| |     |     |     |     | |
| |_____|_____|_____|_____| |
|       |     |     |       |
|   空   |  C  |  E  |   H   |
|       |     |     |       |
|       |_____|_____|       | 
|_____________|_____________|
 ____________欲求良い___________
|        _____|_____        |
|       |    倫理良い   |       |
|   A   |   B |  空  |   空   |
|       |     |     |       |
|  _____|_____|_____|_____  |
| |     |     |     |     | |
| |  D  |     |     |   空 | |
| |     |     |     |     | |
|_|_____|_____空_____|__倫理悪い_|欲求悪い
| |     |     |     |     | |
| |  F  |     |     |   G | |
| |     |     |     |     | |
| |_____|_____|_____|_____| |
|       |     |     |       |
|   空   |  C  |  E  |   H   |
|       |     |     |       |
|       |_____|_____|       | 
|_____________|_____________|


 _悪い_欲求_良い__
|H    |    A|     
|   __|__   |悪い    
|  |3 |/4|  |     
|G_|__D__|_B|倫理
|  |5 E 6|  |
|  |__|\_|  |良い    
|F    |    C|     
|_____|_____|


『数の国のルイス・キャロル』231頁より
四相図、項の文字数が4:
 ___________________________
|        _____|_____        |
|       |     |     |       |
|       |     |     |       |
|       |     |     |       |
|  _____|_____|_____|_____  |
| |     |     |     |     | |
| |     |     |     |     | |
| |     |     |     |     | |
|_|_____|_____|_____|_____|_|
| |     |     |     |     | |
| |     |     |     |     | |
| |     |     |     |     | |
| |_____|_____|_____|_____| |
|       |     |     |       |
|       |     |     |       |
|       |     |     |       |
|       |_____|_____|       | 
|_____________|_____________|
以下の書がケインズを論じている。
長沼伸一郎著作集
http://book.motion.ne.jp/
現代経済学の直観的方法(2016年ブルーバックス版とは別)















129 Comments:

Blogger yoji said...

実|
質|
賃|D      S
金|  \  /
w|___\/E
 |   /\     
 |S / |\ D
 |    |
0|____|________
      N 労働雇用量(N)

宇沢44~5頁
上の古典派の失業概念には、非自発的失業は含まれていないとケインズは主張する。


実質
賃金
 |
 |D      S
w|_\A__B/ 
 |  \  /
we___\/E
 |   /\     
 |S / |\ D
 |    |
0|____|________
      Ne 労働雇用量(N)

図で、労働に対する需要と供給とはそれぞれ、DD曲線、SS曲線によって
あらわされている。この二つの曲線の交点Eに対応する実質賃金w^eのときには、
労働市場で、需給均等となり、完全雇用の状態が実現する(古典派の主張)。
それに対して、実質賃金がw^eより高く、たとえば図でwと記した水準であるときには、
労働供給は需要よりABだけ多くなり、非自発的失業がABだけ発生することになる。
46頁

6:18 午前  
Blogger yoji said...

  (Q)
  全産
  出量    B/  o
   |    / o Q=f(N)
   |   /|
   |  /o|
   | /o |
   |/   | Q
   | o  |
  /|    |
W/P|o  N|
/__|____|________
C  0    A 全雇用量(N)
第1-9図 集計的生産曲線
Q=f(N)集計的生産関数
宇沢96頁

6:31 午前  
Blogger yoji said...

計画支出E
可処分所得Y

 Y=Eの45度線

EとYが均衡している45度線という考え方がすべてだ

12:29 午後  
Blogger yoji said...


計画支出E
可処分所得Y

 Y=Eの45度線

EとYが均衡している45度線という考え方が有効需要の原理のポイントだ

12:30 午後  
Blogger yoji said...

ケインズ『一般理論』第21章セクション1
http://genpaku.org/generaltheory/general21.html
 これまでの章の狙いの一つは、この二重生活を脱して価格理論を全体として価値の理論と密接に結びつけることでした。経済学が、一方では価値と分配の理論となり、一方でお金の理論になったのは、私が思うに、偽の分裂にすぎません。私としては、正しい二項対立の片方は個々の産業や企業の理論で、ある一定量のリソースの使い方を変えたときの報酬や分配についてのものです。そしてもう一方は、経済全体としての産出と雇用の理論です。個別産業や企業の研究に限り、雇用されたリソースの総量は一定だという想定を置き、他の産業や企業の条件は変わらないと一時的に考えるなら、お金の重要な特徴など考えなくてよいのは事実です。でも、全体としての産出と雇用を決めるものは何かという問題に移ったとたん、金銭経済の完全な理論が必要になるのです。

7:38 午後  
Blogger yoji said...


「ケインズの国民所得決定の理論」について

消|       ︎        ←I'
費|         /|  
・|        / |   o←I
投|       E o|  
資|I'   o/|  |    ←C
 |   o / |  | 
 |Io  /  |  |
 |   /|  |  | 
 |C / |  |  |
 | /  |  |  |
_|/45度|__|__N'_______
 |    |  | (完全雇用国民所得) 
投|    |  |  | oS  
資| I'_|__|__o__I'
・| I__|__o____I
貯|____o__|___________
蓄| So         国民所得(Y)

9:07 午後  
Blogger yoji said...

ケインズ『一般理論』第3章
http://genpaku.org/generaltheory/general03.html
 さて、ある N に対して期待収益が供給総額より大きい(つまり D>Z)なら、事業者としては今の N を増やそうというインセンティブができます。そして必要であれば、生産要素を巡ってお互いに競争して費用(訳注:つまり賃金)を引き上げようとします。これで N は増え、 Z=D となるまでそれが続きます。ですから雇用量 (N) は、総需要関数と総供給関数の交点で与えられます。というのもこの点で、事業者の利潤期待が最大化されるからです。総需要関数と総供給関数の交点における D の値を、有効需要と呼びましょう。これぞ私たちが探究しようとする『雇用の一般理論』の本質ですので、この先の章ではおもに、この二つの関数がどんな要素に左右されるかを検討することになります。

2:26 午後  
Blogger yoji said...

ケインズ『一般理論』第6章
http://genpaku.org/generaltheory/general06.html
 ここで、本章の後の部分を先取りして、社会全体としては当期の総消費 ( C ) は ∑(A−A1) に等しく、総投資( I ) が ∑(A1−U)に等しいことを述べておくと便利でしょう。さらに U は、個々の事業者が自分の設備に対して行うマイナス投資(そして −U は投資)で、他の事業者から買う分を除いたものです。ですから完全に統合された経済系( A1=0 の場合)では、消費は A に等しく、投資は −U に等しく、つまり G−(G′−B′) に等しくなります。いまのがちょっとややこしいのは A1 を導入したからで、これは統合化されていない生産系の場合用に、一般化した記述をするのが望ましいからです。

2:46 午後  
Blogger yoji said...

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6:39 午後  
Blogger yoji said...

信用創造は
金融と財政を繋ぐものとして重要

10:55 午前  
Blogger yoji said...

Keynes "General Theory" Intro by Krugman
http://cruel.org/krugman/generaltheoryintro.html
  『一般理論』の結論は、要するにこんな箇条書きでまとめられるだろう:

経済は、全体としての需要不足に苦しむことがあり得るし、また実際に苦しんでいる。それは非自発的な失業につながる。
経済が需要不足を自動的になおす傾向というのは、そんなものがそもそも存在するにしても、実にのろくて痛みを伴う形でしか機能しない。
これに対して、需要を増やすための政府の政策は、失業をすばやく減らせる。
ときにはお金の供給マネーサプライを増やすだけでは民間部門に支出を増やすよう納得してもらえない。だから政府支出がその穴を埋めるために登場しなきゃいけない。
  現在の経済政策担当者にしてみれば、この中のどれ一つとして――ただしひょっとすると最後はちがうかも――驚くほどの話じゃないし、さして議論の余地がある話とすら思わないだろう。でもこうした発想をケインズが提唱したときには、それは過激というにとどまらず、むしろほとんど考えも及ばないような代物だった。そして『一般理論』の偉大な成果は、まさにそれを考えの及ぶものにしたことだった。

8:35 午前  
Blogger yoji said...

  『一般理論』が金融政策を正当に扱わなかったという印象は、ジョン・ヒックスのおかげで強化されてしまったかもしれない。ヒックスが 1937 年に発表したレビュー論文「ケインズ氏と古典派たち」
http://genpaku.org/generaltheory/hicksislm.pdf
は、近年では当の『一般理論』そのものよりも経済学者たちには読まれているだろう。この論文でヒックスは『一般理論』を二つの曲線を使って説明した。税金や支出の変化で移動する IS 曲線と、 お金の供給 マネーサプライによって移動する LM 曲線だ。そしてヒックスがにおわせているところでは、ケインズ経済学は LM 曲線が平らで お金の供給 マネーサプライが金利に影響しないときにしか当てはまらず、古典マクロ経済学は LM 曲線が右肩上がりのときに当てはまるという話のように見える。

  でもヒックスのこの整理は、古典派にはあまりに甘すぎたし、ケインズには不親切だった。ケインズが脱出しなければならなかったマクロ経済教義が、今日言われる「古典モデル」よりずっと粗雑で混乱したものだった点はすでに説明した。同じく『一般理論』は金融政策を否定もしないし無視もしていない。ケインズはかなりの紙幅を割いて、お金の量が金利に影響して、金利を通じてお金の量が総需要にも影響するということを論じている。実は金融政策の働きに関する現代理論は、実質的に『一般理論』で述べられているものと同じだ。

  でも、 お金の供給 マネーサプライを増やすだけで完全雇用が回復されるかどうか、『一般理論』は全体を通して懐疑的だというのは確かだ。これは別にケインズが金融政策の潜在的な役割について無知だったからじゃない。それはケインズなりの経験則に基づく判断だった。『一般理論』が書かれたのは、金利がすでにきわめて低くて、 お金の供給 マネーサプライを増やしたところで下がる余地はほとんどないところにある時代だったからだ。


8:37 午前  
Blogger yoji said...

  『一般理論』の読み方を説明するとき、それがすばらしい前菜ではじまり、すてきなデザートで終わる食事のようなものだと言うと理解してもらいやすいようだ。でも、その食事のメインコースはいささか固い肉だ。読者としては、本の食べやすい部分だけ食べて、真ん中の議論はすっとばしたくなるだろう。でもそのメインコースこそがこの本の真価だ。

8:38 午前  
Blogger yoji said...

カレツキに冷淡だったケインズ
ジャネに冷淡だったフロイト
プルードンに冷淡だったマルクス

6:34 午前  
Blogger yoji said...

カフェ de 読む 図解ケインズ経済学がよくわかる本 [Kindle版] 中野明 (著)
5つ星のうち 4.0 各章冒頭の図解とゲゼルへの言及が秀逸, 2015/3/17


この手のケインズ解説本には珍しく一般理論23章のゲゼル関連の記述をフォローしている(第4章)。
全体の構成のチャート式図解もそのままケインズ解説になっていて親切。
数式がわかる人には物足りないだろうが。

      第1章 ケインズとは何者か?
           ↓
______ケインズ経済学のエッセンス_______

     第2章 ケインズ経済学の不況観
          有効需要☆不足
            ↓
     ↓             ↓
    第3章           第4章
有効需要が不足する理由  流動性選好から消費拡大へ
   投 資 + 消費  →    消費拡大策
    ↓→
    第5章           第6章
  投資と乗数効果     公共事業は必要なのか
  政府による投 資   →    公共事業
___________________________
            ↓
     第7章 ケインズ経済学と日本の停滞感



2-7

●有効需要が決まる仕組み  
次図は上記をモデル化したものです。縦軸に総需要、横軸に総生産(総供給)がとってあります。総需要=総供給ですから、45度の傾きをもつ点線がそれに相当します。
 一方、2本ある実線の下部は消費を表します。のちに説明するように、ケインズは消費量が消費関数によって決まると考えました。よって下の実線は消費関数と言い換えられます。また、上の実線は消費関数に投資を加えた一国の有効需要(総需要)を示しています。

 そして、「総需要=総供給」でしたから、一国の有効需要は点Aで均衡します。この均衡点で一国の雇用量も決まるわけです。

       有効需要=消費+投 資 
   |             / _総需要
  総|           A/_ー
  需|          有/ー
  要|         _ー|投   _消費
   |       _ー/ |資_ー
   |     _ー / 効_ー
   |   _ー  / _ー|
   | _ー   /_ー  |消
   |ー    /ー   需|
   |   _ー      |
   | _ー/       |費
   |ー /       用|
   | /         |
   |/45度_______|_______
               ↑    総生産
        雇用量もここで決まる

総需要=総供給を示す線は45度の傾きをもつ。一国の有効需要は点Aで均衡する。
有効需要=消費+投資は、ケインズ理論の核となる考え方のひとつ。
(中野明『図解ケインズ』)

     有効需要=消費+投 資
  総|
  需|      A/
  要|      /ー総需要
   |    _ー_ー消費
   |  _ー/ー|
   |_ー_ー  |
   |_ー/   |   
   | /    | 
   |/45度__|_______
          ↑    総生産
    雇用量もここで決まる


_____________
所得をすべて消費にまわした場合も45度線で表わせる。
総生産   総需要

45度線は所得をすべて消費にまわした場合を表しています。

10:50 午前  
Blogger yoji said...



       有効需要=消費+投 資 
   |             / _総需要
  総|           A/_ー
  需|           /ー
  要|         _有|投   _消費
   |       _ー/ |資_ー
   |     _ー /  _ー
   |   _ー  / _効|
   | _ー   /_ー  |消
   |ー    /ー    |
   |   _ー     需|
   | _ー/       |費
   |ー /        |
   | /        用|
   |/45度_______|_______
               ↑    総生産
        雇用量もここで決まる



       有効需要=消費+投 資 
   |             / _総需要
  総|            /_ー
  需|           Aー
  要|         _有|投   _消費
   |       _ー/ |資_ー
   |     _ー /  _ー
   |   _ー  / _効|
   | _ー   /_ー  |消
   |ー    /ー    |
   |   _ー     需|
   | _ー/       |費
   |ー /        |
   | /        用|
   |/45度_______|_______
               ↑    総生産
        雇用量もここで決まる

11:26 午前  
Blogger yoji said...


       有効需要=消費+投 資 
   |             / _総需要
  総|            /_ー
  需|           Aー
  要|         _有|投   _消費
   |       _ー/ | _ー
   |     _ー /  _資
   |   _ー  / _効|
   | _ー   /_ー  |消
   |ー    /ー    |
   |   _ー     需|
   | _ー/       |費
   |ー /        |
   | /        用|
   |/45度_______|_______
               ↑    総生産
        雇用量もここで決まる

11:28 午前  
Blogger yoji said...


       有効需要=消費+投 資 
   |             / _総需要
  総|            /_ー
  需|           Aー
  要|         _有|投   _消費
   |       _ー/ | _ー
   |     _ー /  _資
   |   _ー  / _効|
   | _ー   /_ー  |
   |ー    /ー    |消
   |   _ー     需|
   | _ー/       |
   |ー /        |費
   | /        用|
   |/45度_______|_______
               ↑    総生産
        雇用量もここで決まる

11:29 午前  
Blogger yoji said...

クライン
ケインズ革命にはゲゼル
自然的の引用
プルードンへの言及がある

ディラード
dillardの言及が元
1942
keynes and proudhon
http://www.libertarianismo.org/livros/ddkap.pdf


Cambridge Journals Online - The Journal of Economic History - Abstract - Keynes and Proudhon 有料
http://journals.cambridge.org/action/displayAbstract?fromPage=online&aid=7466028&fileId=S0022050700052293

4:42 午後  
Blogger yoji said...

総供給額
あるいは
総需要額
 |      oZ=φ(N),総供給関数
 |         /  
 |      o /  o
 |      E/o D=f(N),総需要関数
 |      o  
 |   o /| 
 | o  / o
 |o  /  | 
 |  /| o|
 | / |o |
 |/  |  |
 |___|__|_______
0    A N^e   (雇用量)
     
第1-13図  有効需要の決定(宇沢110頁,ケインズ1:3)

期待する収入D、
A点では、D>Z、
E点では、D=Z。
総需要曲線と総供給曲線とが交わる点Eに対応する総需要を有効需要(Effective Demand)と呼ぶ。


ケインズには労働の貨幣価値(賃金率)はあるが、労働の貨幣価値という考えはない。(伊東宮崎コメンタール236頁)
なお、コメンタールでは総供給関数Zは、45度線を下から浮上してゆく曲線(下に凸、図に追記した)とされている(70,84頁)。

1:02 午前  
Blogger yoji said...

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3:48 午前  
Blogger yoji said...

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3:50 午前  
Blogger yoji said...

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3:54 午前  
Blogger yoji said...

第3図 雇用の一般理論の梗概             
    
     雇用(N),所得(Y),および有効需要(D)の理論     
         ________/\________      
        消費(C)             投資(I)    
         /\            ___/\___         
     消費性向  所得の大きさ   利子率(ri)      資本の限界効率(rm)
      /\            /\            /\   
平均消費(C/Y)  限界消費    流動性  貨幣量(M)  利回りの予想  取り替え費用、あ
        性向(ΔC/ΔY)  選好(L) (M=M1+M2)          るいは資本資産
        /\        l                 の供給価格
  投資乗数(k)  k=1/(1-ΔC/ΔY)  取引動機             
  の導出              予備的動機
                    投機的動機
                (すべてM1によりみたされる)             

  特 徴
「基礎」国民所得C/Y=1,すなわちC=Y。
所得が増加するにつれて消費も増加するが,
所得よりも増加率が小さい。
ΔC/ΔYはつねに1より小である。

         kはつねに1より大である。
         投資の増加は倍数的所得増加をもたらす。

                  交換の媒介としての貨幣を意味する。
                   価値の貯蓄としての貨幣を意味する。
                   貨幣当局により統制されうる。

                            不安定。株式市場,
                            企業の確信等により影響される。

                                    景気循環:変動。
                                    長期:低減。
(ディラード『ケインズの経済学』64頁より)

3:55 午前  
Blogger yoji said...

雇用の一般理論の梗概 (ディラード『ケインズの経済学』64頁より)        
    
     雇用(N),所得(Y),および有効需要(D)の理論     
         ________/\________      
        消費(C)             投資(I)    
         /\            ___/\___         
     消費性向  所得の大きさ   利子率(ri)      資本の限界効率(rm)
      /\            /\            /\   
平均消費(C/Y)  限界消費    流動性  貨幣量(M)  利回りの予想  取り替え費用、あ
        性向(ΔC/ΔY)  選好(L) (M=M1+M2)          るいは資本資産
        /\        l                 の供給価格
  投資乗数(k)  k=1/(1-ΔC/ΔY)  取引動機             
  の導出              予備的動機
                    投機的動機
                (すべてM1によりみたされる)             

  特 徴
「基礎」国民所得C/Y=1,すなわちC=Y。
所得が増加するにつれて消費も増加するが,
所得よりも増加率が小さい。
ΔC/ΔYはつねに1より小である。

         kはつねに1より大である。
         投資の増加は倍数的所得増加をもたらす。

                  交換の媒介としての貨幣を意味する。
                   価値の貯蓄としての貨幣を意味する。
                    貨幣当局により統制されうる。

                            不安定。株式市場,
                            企業の確信等により影響される。

                                    景気循環:変動。
                                    長期:低減。


(注)
1.雇用(および所得)は有効需要に依存する。
2.有効需要は消費性向および投資量により決定される。
3.消費性向は比較的安定である,
4.雇用は消費性向が不変ならば投資量に依存する。
5.投資は利子率と資本の限界効率に依存する。
6.利子率は貨幣量と流動性選好に依存する。
7.資本の限界効率は利回りの予想と資本資産の取替え費用に依存する。

4:05 午前  
Blogger yoji said...

5つ星のうち 4.0 各章冒頭の図解とゲゼルへの言及が秀逸, 2015/3/17


レビュー対象商品: カフェ de 読む 図解ケインズ経済学がよくわかる本 (Kindle版)
この手のケインズ解説本には珍しく一般理論23章のゲゼル関連の記述をフォローしている(第4章。スタンプ付き貨幣については『ケインズ経済学 (図解雑学)』にも記述がある。ただし、ゲゼル理解には入門書として『エンデの遺言』、理論面では『自由地と自由貨幣による自然的経済秩序』、実践面では雑誌「自由経済研究」が必須だろう)。
全体の構成のチャート式図解もそのままケインズ解説になっていて親切。
数式がわかる人には物足りないだろうが(乗数効果の数式による説明はあるが、ヒックスのIS-LM曲線は出てこない)。

      第1章 ケインズとは何者か?
           ↓
______ケインズ経済学のエッセンス_______

     第2章 ケインズ経済学の不況観
          有効需要不足
            ↓
     ↓             ↓
    第3章           第4章
有効需要が不足する理由  流動性選好から消費拡大へ
   投資 + 消費  →    消費拡大策
    ↓→
    第5章           第6章
  投資と乗数効果     公共事業は必要なのか
  政府による投資   →    公共事業
___________________________
            ↓
     第7章 ケインズ経済学と日本の停滞感

4:46 午前  
Blogger yoji said...

投資と消費の逆の解釈においてディラードは優れている

4:49 午前  
Blogger yoji said...

ケインズ『一般理論』第17章
http://genpaku.org/generaltheory/general17.html
セクションII

 たとえば一年の期間を考えたとき、各種の商品利率がどのくらいになりそうか考えてみましょう。基準としてそれぞれの商品を順番に考えるので、それぞれの商品の収益はこの文脈では、その商品自身で測ったものだと考えてください。

 それぞれの種類の資産は、以下の三つの属性をちがった度合いで保有しています。つまり:

(i)
一部の資産は、何らかの生産プロセスを支援したり、消費者へのサービス提供を支援したりして、収益や産出 q を生み出します。
(ii)
お金以外のほとんどの資産は、それが収益を生み出すのに使われるかどうかにかかわらず、単に時間がたつだけで、多少の滅失を生じるか費用がかかります(これは相対的価値の変化とはまったく別に生じます)。つまり、それ自身で計測した保有コスト c がかかります。ここでは、 q の計算前に差し引く費用と、 c に含める費用とでどこに一線をひくか、厳密なことは気にしなくてかまいません。以下ではいつも q−c しか考えないからです。
(iii)
最後に、その期間中に資産を処分できるということは、潜在的な便利さや安全を提供してくれます。この処分のしやすさは、当初は同じ価値の資産でも、種類がちがえば変わってきます。これについては、期末に産出の形で何か示せるわけではありません。でも、人々はこれにいくらか支払おうとします。 この処分力からくる潜在的な便利さや安全に人々が支払いたがる額(その商品自体で測ったもの)を、その商品の流動性プレミアム I と呼びましょう(これはその資産に伴う収益や保有費用とは別物です)。
 すると、ある期間に資産の所有から得られると期待される総利益は、収益から保有コストを引いて流動性プレミアムを足した物、つまり q−c+l となります。つまり q−c+l はあらゆる商品についての自己利率なのです。この q,c,l はいずれもそれ自身を基準に計測されています。

 装置的な資本(たとえば機械)や消費資本(たとえば家)は使われている場合には、その収益が保有費用を上回るのが常で、流動性プレミアムはたぶん無視できる程度です。流動的な財や余剰で寝かせてある装置や消費資本の在庫は、それ自身で測った保有コストはありますが、それを相殺する収益はありません。この場合の流動性プレミアムも、その在庫がほどほどの量を超えれば通常は無視できる程度でしょう。でも特殊なケースでは、かなりの額になるかもしれません。商品によっては、それ自体の中でも流動性プレミアムの度合いがちがうこともあるし、お金も多少は保有費用がかかることもあります。たとえば、安全に預託しておく費用などです。でもお金と他のあらゆる(またはほとんどの)資産との本質的なちがいは、お金の場合には流動性プレミアムが保有費用をはるかに上回る、ということです。これに対して他の資産だと、保有費用が流動性プレミアムをはるかに上回ります。たとえば例示のために、家屋の収益は



貨幣の自己利子率=-C+l>0

図解雑学ケインズ経済学164頁
滝川好夫

4:58 午前  
Blogger yoji said...


http://genpaku.org/generaltheory/general20.html
ジョン・メイナード・ケインズ『雇用、利子、お金の一般理論』(1936) 第 V 巻 :賃金と価格

第 20 章 雇用関数1

総供給関数の縦横逆が雇用関数
1:3
5:20

5:06 午前  
Blogger yoji said...

雇用量
         o   o
    o


__________
       有効需要

雇用関数

5:08 午前  
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伊東光晴『ケインズ』(講談社学術文庫273頁):
         _____________
        |    /消費C←所得Y/
        |   ↙︎ーーーーーー /
雇用量←産出高=|所得  (消費性向)/
 N   O  | Y ↖︎     /↙︎利子率i←貨幣量M
        |    \投資I/
        |_______/  ↖︎資本の限界効率r
                  i
                 ↙︎ 
           Y←I  I←r   i←M
           乗数理論 投資決定論 流動性選好利子論



////////////////////

伊東光晴『ケインズ』(145~6,126,173頁,ケインズ③10):
         _____________
        |    /消費←所得  /
        |   /ーーーーーー /
雇用量←生産量=|所得〈 (消費性向)/
        |   \     //資本の限界効率
        |    \投 資 ←〈
        |_______/  \利子率←(流動性選好説)
          (乗数理論)

《雇用量の増減は生産量の増減に支配される。生産量は所得の変化で測られる。
所得は有効需要の大きさによってきまり、有効需要は消費需要と投 資需要の合計である(有効需要の原理)。
ところが消費の量は、所得の大きさがきまればきまるという関係がある。これが消費性向の関係としてとらえられている。
そこで、消費が所得の大きさによってきまれば、投 資の大きささえきまるならば、
それによって所得の大きさと消費の大きさがきまるわけである。これが乗数理論であった。いまこれを式で書けば、

所得=1/(1-消費性向)×投 資

である。以上は生産量の大きさをきめるメカニズムであり、生産物の市場(財の市場)の問題である。》

6:07 午前  
Blogger yoji said...


http://www.aomori-u.ac.jp/staff/totsuka/pdf/cap12.pdf


マーシャルは『原理』の冒頭(第1篇 予備的展望、第1章 序論)で、

「政治経済学または経済学は人生の日常の実務Businessにおける人間の研究であり、人間の個人的、社会的行為のうちで、福祉の物的条件の獲得と利用にもっとも密接に結びついた部分を考察対象とする。それゆえ経済学は一面において富の研究であると同時に、多面において、またより重要な側面として、人間研究の一部である。なぜなら人間の性情は、日常の仕事と仕事によって得られる物的な資力の大小によって形成されるところが大であったからである」

(『原理』第1分冊、以下永澤越郎訳、岩波ブックセンター、1985年を用いるがページ数のみ記す。2ページ)
と経済学の研究対象を明示している。これについては「第8版序文」でも、「経済学の主要な関心事は(中略)善悪いずれの方向にせよ変化と進歩に駆り立てられる人間存在である」と人間が対象であるとしている。さらに第1編の「第2章 経済学の内容」でも、「経済学は人生の日常の実務において生き、働きそして考える人間の研究である。しかし経済学は、人間生活の実務的な部分において人間の行動にもっとも強力に、もっとも持続的に作用する動機を主として問題にする」(『原理』第1分冊19ページ)とやや視点を変えて述べている。また経済学研究の順序と目標を扱っている第4章では、「経済学は、人間の政治的、社会的ならびに私的生活の経済的な側面と条件の研究と解されているが、とりわけ人間の社会的生活に関する研究と見るべきである。研究の目標は知識をそれ自体として求めることであり、

5:34 午前  
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邦訳ピグー富と厚生
8頁

マーシャル

人生の日常の実務Businessにおける人間の研究

5:51 午前  
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マーシャル 経済学原理 全4巻揃
マーシャル、永沢越郎訳、岩波ブックセンター信山社
函・良、本・美

5:59 午前  
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経済学原理 1
著者名等  マーシャル/〔著〕  ≪再検索≫
著者名等  馬場啓之助/訳  ≪再検索≫
出版者   東洋経済新報社
出版年   1965.10
大きさ等  22cm 278p
注記    Principles of economics. 9th ed./の翻訳 著者の
肖像あり

6:03 午前  
Blogger yoji said...

倫理学 〈新装版〉 (りぶらりあ選書) 単行本 – 2011/11/4
ジョージ・エドワード・ムーア (著), 深谷 昭三 (翻訳)


倫理学原理―付録:内在的価値の概念/自由意志 単行本 – 2010/3
G.E. ムア (著), George Edward Moore (原著), & 3 その他
カスタマーレビューを書きませんか?

7:21 午前  
Blogger yoji said...

倫理学原理
著者名等  G.E.ムア/著  ≪再検索≫
著者名等  泉谷周三郎/訳  ≪再検索≫
著者名等  寺中平治/訳  ≪再検索≫
著者名等  星野勉/訳  ≪再検索≫
出版者   三和書籍
出版年   2010.3
大きさ等  22cm 418,11p
注記    Principia ethica.rev.ed./の翻訳 付・内在的価値の概念 
自由意志
NDC分類 150
件名    倫理学  ≪再検索≫
目次    第1章 倫理学の主題;第2章 自然主義的倫理学;第3章 快楽主義;第4章 形而上
学的倫理学;第5章 倫理学の行為に対する関係;第6章 理想;付録(内在的価値の概
念;自由意志;『倫理学原理』と『倫理学の基礎原理』との関係)

7:23 午前  
Blogger yoji said...

資料情報 ( 所蔵情報 | 予約情報 )
タイトル  倫理学
叢書名   りぶらりあ選書  ≪再検索≫
著者名等  ジョージ・エドワード・ムーア/著  ≪再検索≫
著者名等  深谷昭三/訳  ≪再検索≫
著者等紹介 【ムーア】1873~1958年。ロンドン郊外のアパー・ノーウッド生まれ。ケンブリ
ッジ大学に学び、後に同大学講師、同大学教授、また「マインド」誌の編集に携わり、0
3年同誌に「観念論の論駁」を発表。新実在論の嚆矢となる。イギリスの哲学者、倫理学
者。
著者等紹介 【深谷】1928年広島県生まれ。52年京都大学文学部卒。60年同大学大学院修了。
68~69年ハイデルベルク大学留学。甲南大学文学部教授。96年死去。主な著訳書「
現象学と倫理」など。
出版者   法政大学出版局
出版年   2011.11
大きさ等  20cm 204p
注記    Ethics./の翻訳
NDC分類 150
件名    倫理学  ≪再検索≫
要旨    倫理学的推論の基本的な諸原理を明らかにした『倫理学原理』(1903)によって欧米
の倫理学界に大反響を呼んだムーアが、さらにその理論を発展させ自己の立場を基礎づけ
た代表作。「正しい行為」とは何か。あらゆる可能的行為のなかでもっとも多くの“善”
を存在せしめる行為、つまり、「目的としての善」ではなく「手段としての善」を実現で
きる行為として説き、通常の功利主義の根拠を批判的に検討し独自の理想主義的功利主義
を確立することによって、日常生活に一つの生き方を示した古典。
目次    功利主義;道徳的判断の客観性;正・不正の吟味の結論;自由意志;内在的価値
内容    「正しい行為」とは何か。「手段としての善」を実現できる行為として説き、通常の功利
主義の根拠を批判的に検討。独自の理想主義的功利主義を確立することで、日常生活にひ
とつの生き方を示した古典。
ISBN等 4-588-02302-0
ISBN等 978-4-588-02302-6

7:25 午前  
Blogger yoji said...


http://www.fsight.jp/5651
「平和と豊かさ」の処方箋を求めたケインズの人間感と苦悩
執筆者:堂目卓生2010年3月1日0
カテゴリ:経済・ビジネス連載・コラム
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 長引く不況の中、八十年前に不況対策として積極的な財政支出を提唱したイギリスの経済学者ジョン・メイナード・ケインズ(一八八三―一九四六)の名声が復活しつつある。しかし、ケインズは不況対策を提示しただけの経済学者ではない。また、『雇用、利子および貨幣の一般理論』(一九三六)をはじめとする著作は、彼の人間観の変遷を考えること抜きに理解されるべきではない。 ケインズの人間観に大きな影響を与えたのは、ケンブリッジの学生時代に学んだジョージ・ムーア(一八七三―一九五八)の哲学である。若き日のケインズは、彼が「ムーアの宗教」と呼んだもの、つまり「美的体験の享受」と「人間同士の交わり」を究極の善として求めるべきだというムーアの主張に熱狂した。 一方、ケインズは、「ムーアの道徳」、つまり伝統的な知恵や慣習をたよりに社会全体の善を増進すべきだというムーアの主張は受け入れなかった。人間は、伝統的な知恵や慣習などに従わなくても、あらゆる場面で合理的な判断ができると信じていたからである。 また、ケインズは、見知らぬ他人に対して「善を為す」ために、自分自身が「善の状態にある」ことを犠牲にすべきだというムーアの主張にも同意できなかった…

7:31 午前  
Blogger yoji said...

カント
 l
マーシャル   ムーア
     \ /
     ケインズ

11:53 午後  
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カント
 l
マーシャル   ムーア
     \ /
     ケインズ↔︎ピグー

11:54 午後  
Blogger yoji said...

http://homepage1.nifty.com/gujyo-economic-res/micro.files/w-antei.htm 一般的には、ワルラス的調整課程は価格調整であり、

(1)の場合には、超過需要(excess demand)が生じているので、価格を上昇させると、超過需要量が減少して、均衡eに向かって収束するので、ワルラス安定的になり、(2)の場合には、超過需要が生じているときに、価格を上昇させると、ますます超過需要量EDが大きくなるので、ワルラス不安定的になってしまう。
 このことから、市場均衡が安定的であるためには、価格の上昇(下落)につれ超過需要が減少(増加)することが必要とされる。この要件をワルラス安定条件と呼ぶのである。



いま、市場価格をp、需要量をQD、供給量をQSで示せば、需要関数ならびに供給関数は簡潔に、QD=f(p)、QS=g(p)のように表現できる。
 超過需要はED=QD-QSと定義できる。
 そのためワルラス安定条件は以下のようになる。

 ΔED/Δp=ΔQD/Δp-ΔQS/Δp < 0

マーシャル安定条件


 

ここでも、下記の図のように需要曲線は従来通りで、供給曲線が右下がりになるという場合を想定する。
 ワルラス安定条件と同じように需要曲線が所与の曲線として、供給曲線の勾配が大きいか、小さいかで2つの場合を考察する。
 (1)需要曲線Dの勾配 > 供給曲線Sの勾配の場合
 (2)需要曲線Dの勾配 < 供給曲線Sの勾配の場合


 一般的には、マーシャル的調整課程は数量調整であり、

(1)の場合には、超過需要価格が均衡量Qeよりも左では負であり、供給量は減少する。あるいは均衡量よりも右では超過需要価格が正なので、売り手が供給量を増加させ、市場の売買量は均衡から乖離していくのでマーシャル不安定になる。(2)の場合には、超過需要価格が正なので、売り手が供給量を増加させると均衡点に近づいていくので、マーシャル安定的となる。

4:21 午前  
Blogger yoji said...

consumption
expenditure
消費支出

45/
     可処分所得disposable income

4:44 午前  
Blogger yoji said...


http://homepage1.nifty.com/gujyo-economic-res/micro.files/w-antei.htm
ワルラス安定とマーシャル安定


P|
 |
 |D      S
 |  \ ⬇︎/
 |   \/
 |   /\     
 |S / ⬆︎\ D
 |    
0|____________
          Q

 P|
  |D      S
P0|_\a__b/
  |  \ ⬇︎/
  |   \/e
  |   /\     
P1|_c/_⬆︎\d 
  |S/    \D
 0|____________
          Q

上図の場合で考えてみよう。価格がP0の水準にあるとき、abだけの超過供給が生じているために均衡点eに向かって価格は下落します。
 一方、価格がP1のときにはcdだけ超過需要の存在のために価格はeに向かって上昇します。
 このように価格の変動を通して、需給が均衡することをワルラス安定といいいます。均衡への収束が生じないケースはこれに反してワルラス不安定と呼ばれます。



P|
 |
 |D      S
 |  \  /
 |  ➡︎\/⬅︎
 |   /\     
 |S /  \ D
 |    
0|____________
          Q

 P|
  |D      S
P0| \a  c/
  |  \e /
  | ➡︎|\/|⬅︎
  |  |/\|     
P1| b/  \d
  |S/|  |\D
 0|__|__|________
    Q0  Q1    Q

 P|
  |D      S
P0| \a  c/
  | |\e /|
  | |➡︎\/⬅︎|
  | | /\ |     
P1| b/  \d
  |S/    \D
 0|_|____|________
    Q0   Q1   Q
上図で取引量がQ0の水準にあるときには需要価格PDが供給価格PSをabだけ上回っているために超過需要価格が生じていることから、取引量は均衡eの方向に移動して需給均衡が成立します。
 一方、取引量がQ1の水準にあるときにはcdだけ超過需要価格が発生していることから、取引量はeに向かって減少し需給均衡が成立します。
 このように、取引量(数量)の調整によって、市場均衡が成立することをマーシャル安定といい、数量調整が需給を均衡させる方向に作用しない場合にはマーシャル不安定と呼びます。


 





P|
 |
 |D      S
 |  \  /
 |   \/
 |   /\     
 |S /  \ D
 |    
0|____________
          Q

8:10 午後  
Blogger yoji said...

一般理論の本質〜45度線分析(モデル)

図解雑学
ケインズ経済学
滝川好夫

214頁

12:27 午前  
Blogger yoji said...

総需要
     投資
     _有効需要=消費需要+投資需要
     消費


   供給(GDP)

12:31 午前  
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ケインズはモンテスキュー法の精神22
巻19章に有効需要の精神を見出している
講談社学術文庫一般理論、フランス語版序文より

12:42 午前  
Blogger yoji said...

 「価値は生産費によって支配されるか効用によって支配されるかを問うことは、紙を切るのが鋏の上刃であるか下刃であるかを問うのと同じ程度の合理性しか持たないといってもよいかもしれない。……


[4] A.マーシャル『経済学原理③』永澤越郎訳(岩波ブックセンター信山社、1985年)37-38ページ。

7:41 午前  
Blogger yoji said...


         _- ̄
      _- ̄
   _- ̄
_- ̄

11:38 午前  
Blogger yoji said...

新版サミュエルソン経済学上228頁
11章
《消費性向数値表が45度線よりも上にあるときには、家計は負の貯蓄をしていることになる。》

5:39 午前  
Blogger yoji said...

実質
賃金
 |
 |D      S
w|_\A__B/ 
 |  \  /
we___\/E
 |   /\     
 |S / |\ D
 |    |
0|____|________
      Ne 労働雇用量(N)

図で、労働に対する需要と供給とはそれぞれ、DD曲線、SS曲線によって
あらわされている。この二つの曲線の交点Eに対応する実質賃金w^eのときには、
労働市場で、需給均等となり、完全雇用の状態が実現する(古典派の主張)。
それに対して、実質賃金がw^eより高く、たとえば図でwと記した水準であるときには、
労働供給は需要よりABだけ多くなり、非自発的失業がABだけ発生することになる。
46頁,宇沢ケインズ1:2:4

図5-1フロー循環図1:5:1,マンキュー経済学第二版マクロ128頁,第3版1:2:0,28頁参照,改変

    所得(=GDP)   生産要素市場  賃金・地代・利潤(=GDP)
 --------------家計は売り手⬅︎------------
|  -----------➡︎企業は買い手-----------  |
| |労働・土地・資本               生産への投入| |
| |                             | |
| |                             | |
| |                             | |
⬇︎ |                             ⬇︎ |
家 計                             企 業
財・サービスを購                      財・サービスを生
入し消費する                        産し販売する
生産要素を所有し                      生産要素を雇用し
販売する                          使用する
| ⬆︎                             | ⬆︎
| |購入された                  販売された | | 
| |財・サービス     財・サービス市場    財・サービス| |
|  -----------企業は売り手⬅︎-----------  |
 ------------➡︎家計は買い手--------------
    支出(=GDP)            収入(=GDP)
      外側➡︎お金の流れ       内側⬅︎財 · サービスの流れ

「家計は企業から財・サービスを購入し、企業はその販売から得られた収入を用
いて労働者への賃金、地主への地代および企業の所有者への利潤を支払う。
GDPは家計が財・サービスの市場において支出した総額に等しい。GDPはまた
企業が生産要素の市場において支払った賃金、地代、利潤の総額に等しい。」

需要・供給分析(モデル)

 価|
 格|
 P| D    S 供給曲線
  |  \  /
P'|___\/E均衡点
均衡|   /\     
価格| S/ |\D 需要曲線
  |    |
 0|____|________
      Q'    数量Q
      均衡取引量

2:59 午前  
Blogger yoji said...

【経済】マネタリーベースが300兆円突破、前月比6.5%増、過去最高を更新[05/08] [転載禁止]©2ch.net
1 :Hi everyone! ★ 転載ダメ©2ch.net:2015/05/08(金) 09:57:37.65 ID:???
 日本銀行が7日発表した4月のマネタリーベース(世の中に出回っているお金と、金融機関が日銀に預けている当座預金残高の合計)
の平均残高は、前月比6・5%増の300兆3275億円となり、月次で初めて300兆円を突破し、これまでの最高を更新した。

 日銀は、2013年4月に導入した「量的・質的金融緩和」で、金融機関から大量の国債などを買い入れることによって出回るお金の量を
増やしている。

ソース(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150507-OYT1T50031.html

6:39 午前  
Blogger yoji said...

貨幣供給量  貨幣需要量(流動性選好)
  \    /
   利子率    予想利潤率(資本の限界効率)
      \   /
       投資量   乗数(1÷貯蓄率)
          \  /
         国民所得量     消費性向
             \    /
             消費需要量
        2:17図 ケインズ経済学の因果連鎖


以下、伊東光晴『ケインズ』(講談社学術文庫273頁、既出の図の改訂版):
         _____________
        |    /消費C←所得Y/
        |   ↙︎ーーーーーー /
雇用量←産出高=|所得Y (消費性向)/
 N   O  |   ↖︎     /↙︎利子率i←貨幣量M
        |    \投資I←
        |_______/  ↖︎資本の限界効率r

                 ↙︎i
           Y←I  I←r   i←M
           乗数理論 投資決定論 流動性選好利子論

以下、雇用の一般理論の梗概 (ディラード『ケインズの経済学』64頁より):
    
     雇用(N),所得(Y),および有効需要(D)の理論     
         ________/\________      
        消費(C)             投資(I)    
         /\            ___/\___         
     消費性向  所得の大きさ   利子率(ri)      資本の限界効率(rm)
      /\            /\            /\   
平均消費(C/Y)  限界消費    流動性  貨幣量(M)  利回りの予想  取り替え費用、あ
        性向(ΔC/ΔY)  選好(L) (M=M1+M2)          るいは資本資産
        /\        l                 の供給価格
  投資乗数(k)  k=1/(1-ΔC/ΔY)  取引動機             
  の導出              予備的動機
                    投機的動機
                (すべてM1によりみたされる)             

  特 徴
「基礎」国民所得C/Y=1,すなわちC=Y。
所得が増加するにつれて消費も増加するが,
所得よりも増加率が小さい。
ΔC/ΔYはつねに1より小である。

         kはつねに1より大である。
         投資の増加は倍数的所得増加をもたらす。

                  交換の媒介としての貨幣を意味する。
                   価値の貯蓄としての貨幣を意味する。
                    貨幣当局により統制されうる。

                            不安定。株式市場,
                            企業の確信等により影響される。

                                    景気循環:変動。
                                    長期:低減。 (注)
1.雇用(および所得)は有効需要に依存する。
2.有効需要は消費性向および投資量により決定される。
3.消費性向は比較的安定である,
4.雇用は消費性向が不変ならば投資量に依存する。
5.投資は利子率と資本の限界効率に依存する。
6.利子率は貨幣量と流動性選好に依存する。
7.資本の限界効率は利回りの予想と資本資産の取替え費用に依存する。

*ディラードの図は乗数効果を消費に働きかけるものとしている点において異質だが優れている。

貨幣供給量  貨幣需要量(流動性選好)6  [(利回りの予想と)資本資産の取替え費用]7
  \    /               /
 利子率5,6,7  予想利潤率(資本の限界効率)5
      \   /
   投資量2,4,5   乗数(1÷貯蓄率)2,4
          \  /
        国民所得量(雇用)1  消費性向 1,2,3
             \    /
             消費需要量(有効需要) 1
        2:17図 ケインズ経済学の因果連鎖
http://iwata-yamana.jp/cn6/pg128.html

10:45 午前  
Blogger yoji said...


貨幣供給量  貨幣需要量(流動性選好)6  [(利回りの予想と)資本資産の取替え費用]7
  \    /               /
 利子率5,6,7  予想利潤率(資本の限界効率)5
      \   /
   投資量2,4,5   乗数(1÷貯蓄率)2,4
          \  /
        国民所得量(雇用)1  消費性向 1,2,3
             \    /
             消費需要量(有効需要) 1
        2:17図 ケインズ経済学の因果連鎖

 貨幣の供給量
       \
        利子率____
 貨幣の需要量/       \
(流動性選好)         投資量_
        資本の限界効率/    \
                     国民所得量
                投資乗数/     \
                           総消費量
                      消費性向/

     ケインズ経済学的にみたマクロ経済の要素連鎖
岩田年浩 http://iwata-yamana.jp/_src/sc750/sansyo_jp.pdf

11:26 午前  
Blogger yoji said...

伊東光晴『ケインズ』(145~6,126,173頁,ケインズ③10):
         _____________
        |    /消費←所得  /
        |   /ーーーーーー /
雇用量←生産量=|所得〈 (消費性向)/
        |   \     //資本の限界効率
        |    \投 資 ←〈
        | (乗数理論)/  \利子率←(流動性選好説)
        |______/
      
《雇用量の増減は生産量の増減に支配される。生産量は所得の変化で測られる。
所得は有効需要の大きさによってきまり、有効需要は消費需要と投 資需要の合計である(有効需要の原理)。
ところが消費の量は、所得の大きさがきまればきまるという関係がある。これが消費性向の関係としてとらえられている。
そこで、消費が所得の大きさによってきまれば、投 資の大きささえきまるならば、
それによって所得の大きさと消費の大きさがきまるわけである。これが乗数理論であった。いまこれを式で書けば、

所得=1/(1-消費性向)×投資

である。以上は生産量の大きさをきめるメカニズムであり、生産物の市場(財の市場)の問題である。》


3:16 午前  
Blogger yoji said...

      ケインジアンの交差図における政府購入の増加、租税の減少
   |             / _計画支出
  支|           B/_ー
  出|           /ー    政府購入の増加は計画支出を情報にシフトさせ…
  ・|         _ー|  ⬆︎ _(減税も同じ効果)
  E|       _ー/ | _ー
   |     _ー /  _ー
   |   _ー  / _ー|
   | _ー   /_ー  |
   |ー    /ー    |
   |   _ー|A    |
   | _ー/ |     |
   |ー /  |     |
   | /   |     |
   |/45度_|_____|_______
            ➡︎    所得・生産(Y)
       均衡所得を増加させる
        
マンキューマクロ上270-3頁、邦訳旧第二版

3:31 午前  
Blogger yoji said...

      ケインジアンの交差図における政府購入の増加、租税の減少
   |             / _計画支出
  支|           B/_ー
  出|           /ー    政府購入の増加は計画支出を情報にシフトさせ…
  ・|         _ー|  ⬆︎ _(減税も同じ効果)
  E|       _ー/ | _ー
   |     _ー /  _ー
   |   _ー  / _ー|
   | _ー   /_ー  |
   |ー    /ー    |
   |   _ー|A    |
   | _ー/ |     |
   |ー /  |     |
   | /   |     |
   |/45度_|_____|_______
            ➡︎    所得・生産(Y)
       均衡所得を増加させる
        
マンキューマクロ上270-3頁、邦訳旧第二版

3:31 午前  
Blogger yoji said...

ゾンビ経済学エピグラム

ケインズ『一般理論』第24章 結語
http://genpaku.org/generaltheory/general24.html
でもこういう現代の雰囲気はさて置くにしても、経済学者や政治哲学者たちの発想というのは、それが正しい場合にもまちがっている場合にも、一般に思われているよりずっと強力なものです。というか、それ以外に世界を支配するものはほとんどありません。知的影響から自由なつもりの実務屋は、たいがいどこかのトンデモ経済学者の奴隷です。虚空からお告げを聞き取るような、権力の座にいるキチガイたちは、数年前の駄文書き殴り学者からその狂信的な発想を得ているのです。
講談社508頁

11:35 午後  
Blogger yoji said...

ケインズ『一般理論』第12章 V
http://genpaku.org/generaltheory/general12.html
そんなもの[バブルの破裂で投機]を試みる人は、群衆よりも群衆の振る舞いをうまく当てようとする人物に比べて、ずっとがんばって働かなくてはならないし、大きなリスクも負担しなければなりません。そして知力が同じなら、ずっとひどいまちがいもしかねないのです。経験的に見て、社会的に最も有益な投資方針が、最も儲かるものだという明確な証拠はありません。時の力と将来に対する自らの無知に打ち勝つには、他人を出し抜くよりも高い知力が必要です。

ゾンビ2章、67頁

11:42 午後  
Blogger yoji said...


復活だぁっ! 日本の不況と流動性トラップの逆襲
http://cruel.org/krugman/krugback.pdf

http://cruel.org/jindex.html#krugman
クルーグマン

P. Krugman "Japan's Trap" Japanese
http://cruel.org/krugman/japtrapj.html
 これはつまり、いまの価格水準が高ければ高いほど、名目金利は低くなる、ということを言ってるわけだ。これをいちばん簡単に考えてみると、つまりは均衡となる実質金利 D-1 (y*/y)-1 があって、実質価格の動きがどうだろうとこの経済はこれを提供する。でも、将来の価格水準 P* は一定だとしているから、現状の価格があがればデフレ期待が生まれる。だから P があがれば i は下がる。

 この2つの関係は、図 1 でそれぞれ MM と CC で示されてる。ここで描いたように、それが点 1 で交わって、金利と価格水準が同時に決まる。期間 1 でマネーサプライが増えれば、MM が右に動いて、価格水準があがって名目金利が下がる(でも実質金利は同じ)ことがすぐにわかる。


i    M
 | C |    
 | o | 
 |   |
 |  o|  
 |   |
 |   ⚫︎1  
 |   |o  
 |___|__⚫︎2__________ P
 |   |      ⚫︎3 o C
 |   |
     M
 ふつうは確かにこうなる。でも、ほかの可能性がある。次にそれを見てやろう。

 図 2 は、この場合の金利と産出量の同時決定を示したものだ。IS 曲線は、いま示したとおり、産出が消費需要によってどう決まるか示す。これは金利があがると減少する。一方、名目金利がプラスなら、現金払いの制約がきいてくるから、MM 曲線が出てくる。

y = M/P


(3の位置が違う)
 
i    M
 | I |    
 | o | 
 |   |
 |  o|  
 |   |1 
 |   ⚫︎  
 |   |o  
 |___|__⚫︎2__⚫︎3______ y
 |   |      o  o S
 |   |
     M
 こうなると、マネーサプライをふやせば産出も増える。ただしこれにも限度はあって、増えても点 2 までしかいかない。でも、生産容量が点 3 みたいなところにあったら? すると前節と同じ議論がなりたつ。名目金利はマイナスにはなれないから、それ以上のマネー増加は単に債券になって、支出にはまったく影響しない。だから公開市場での売買は、どれだけ派手にやっても経済を完全雇用にはもっていけない。一言で、この経済は古典的な流動性トラップにはまったわけだ。

4:41 午前  
Blogger yoji said...

日本がはまった罠

(Japan's Trap: クルーグマンのホームページで 1998.05 初公開)



P. Krugman "Japan's Trap" Japanese
http://cruel.org/krugman/japtrapj.html
 これはつまり、いまの価格水準が高ければ高いほど、名目金利は低くなる、ということを言ってるわけだ。これをいちばん簡単に考えてみると、つまりは均衡となる実質金利 D-1 (y*/y)-1 があって、実質価格の動きがどうだろうとこの経済はこれを提供する。でも、将来の価格水準 P* は一定だとしているから、現状の価格があがればデフレ期待が生まれる。だから P があがれば i は下がる。

 この2つの関係は、図 1 でそれぞれ MM と CC で示されてる。ここで描いたように、それが点 1 で交わって、金利と価格水準が同時に決まる。期間 1 でマネーサプライが増えれば、MM が右に動いて、価格水準があがって名目金利が下がる(でも実質金利は同じ)ことがすぐにわかる。


i    M
 | C |    
 | o | 
 |   |
 |  o|  
 |   |
 |   ⚫︎1  
 |   |o  
 |___|__⚫︎2__________ P
 |   |      ⚫︎3 o C
 |   |
     M
 ふつうは確かにこうなる。でも、ほかの可能性がある。次にそれを見てやろう。

 図 2 は、この場合の金利と産出量の同時決定を示したものだ。IS 曲線は、いま示したとおり、産出が消費需要によってどう決まるか示す。これは金利があがると減少する。一方、名目金利がプラスなら、現金払いの制約がきいてくるから、MM 曲線が出てくる。

y = M/P


(3の位置が違う)
 
i    M
 | I |    
 | o | 
 |   |
 |  o|  
 |   |1 
 |   ⚫︎  
 |   |o  
 |___|__⚫︎2__⚫︎3______ y
 |   |      o  o S
 |   |
     M
 こうなると、マネーサプライをふやせば産出も増える。ただしこれにも限度はあって、増えても点 2 までしかいかない。でも、生産容量が点 3 みたいなところにあったら? すると前節と同じ議論がなりたつ。名目金利はマイナスにはなれないから、それ以上のマネー増加は単に債券になって、支出にはまったく影響しない。だから公開市場での売買は、どれだけ派手にやっても経済を完全雇用にはもっていけない。一言で、この経済は古典的な流動性トラップにはまったわけだ。

4:48 午前  
Blogger yoji said...

:: ニコラス・ワプショット著『ケインズかハイエクか』その2 | 堀内社会保険労務士事務所ブログ ::
http://hp.shr-horiuchi.com/?eid=1421425

ニコラス・ワプショット著『ケインズかハイエクか』その2
2013.01.28 Monday
0
『ケインズかハイエクか ~資本主義を動かした世紀の対決』(新潮社)
著 者:ニコラス・ワプショット

 以下は『ケインズかハイエクか』からの引用ですが、内容は2007年から始まってリーマンショック以後のアメリカ経済について書かれています。

 ハイエク派の思想のもう一つの方向性である「自由市場はその自律にまかせれば自己の誤りを修正し、すべての人々を必ず豊かにする」という考え方は、2007年の夏にはほぼ致命的な打撃を受けた。価格が急落した住宅に対する高リスクの「サブプライム」ローンが組み込まれた債権について、その価値の不透明化を恐れた銀行が急に貸付けを控え始め、他の銀行に対してさえ貸し出しができない、あるいは貸し出しを渋る事態になったのである。銀行間の疑心暗鬼は銀行の顧客に不安を与え、英国では19世紀半ば以来の銀行取り付け騒ぎが発生した。
 この騒動は市場をほとんど規制しないことで経済成長と繁栄を実現するという実験が失敗に終わったことを示唆していた。「知識体系の全体が崩壊してしまった」とグリーンスパンは連邦議会で語った。「私は、組織、とくに銀行をはじめとする組織が私利を追求することで、そうした組織の株主や株式は最もよく保護されると考えていたが、それは誤りだった。私はショックを受けた」。このグリーンスパンの発言は、その80年前にケインズが大恐慌(1929年)について述べたことの繰り返しだった。
 ケインズはこう書いている。「われわれは、その仕組みを理解していない、扱いにくい機械の操作に失敗し、大混乱に巻き込まれてしまった。その結果として、われわれが豊かになる可能性は、当面、おそらくは長い間、なくなってしまうだろう」。
 グリーンスパンが「百年に一度の厳しい金融危機」と呼んだ事態に対し、ブッシュ大統領は規制されない市場が最悪の行動を取り続けるのを認めるかどうかについて、速やかに決断した。彼はケインズ主義へ舵を切った。ケインズはかってこう述べている。「広範な倒産によって何か良いことがあるとか、豊かさに近付くなどという理屈は、とうてい理解できない」。

 ケインズの伝記を書いたピーター・クラークは7こう記している。「約30年にわたってケインズの評判は低迷した。しかし30日ほどの間にこの消え去った経済学者は再発見され、蘇ったのである」。2000年に、ケインズの時代は永久に終わったのかと問われたガルブレイスはこう明言した。「また不況が訪れれば、それはあり得ることだが、ふたたび粗財政黒字の一部を雇用創出にあてることで、経済の活性化が図られるだろう」。この発言がどれほど予言的だったか、彼自身はほとんど想像できなかっただろう。
 ブッシュの一連の景気刺激策とともに、グリーンスパンの後任として連邦準備制度理事会(FRB)議長になったベン・バーナキンによる、銀行の貸付再開の促進策も実施された。2007年9月から2008年4月までに金利は半分の水準まで引き下げられ、銀行に巨額の短期貸し出しがなされ、連邦準備制度が不良化した不動産抵当債券を買い取った。2008年3月にはサブプライムローンによる貸付の大手だったベア・スターンズがJPモルガンに救済買収された。2008年12月16日、連邦準備制度は貸出金利をゼロまで引き下げた。同様の策を世界各国の政府や中央銀行が実施した。

 ケインズは復讐とともに戻ってきた。『タイム』誌はこの過去の人物の復活を歓迎した。ジャーナリストのフォックスはこう記している。「われわれが目の当たりにしているのは、信用破壊が需要減退を招き、需要減退が経済破綻を招く方向へ向かっているのではないかという不安である。この脅威に直面した政府は、1930年代初めの暗黒の時期にケインズが立てた政策への回帰を余儀なくされると考えている。つまり、強制ではないが望ましい支出として、高速道路や学校などの有益な公共事業に対し、歳入を超える額を支出して需要を刺激するのだ」。
 シカゴ学派の經濟学者の中でもケインズ主義の打倒に最大級の影響力を及ぼしたノーベル賞受賞学者のロバート・ルーカスは、「誰も彼もが避難所に隠れていたケインズ主義者のようだ」と言い切った。
「われわれはみな、ケインズ主義は機能しないという意見で一致していると思っていた。ところが、いまや連邦議会に提出された新たな景気刺激策とともに、ケインズ派がぞろぞろと現われている。ケインズ主義的な制度に反対していた理論家は、みなどこへいってしまったのだろうか」。

 では、ハイエクとケインズが初めて対決してから80年たった現在、この経済史上もっとも有名な闘いに勝ったのはどちらなのだろうか。

8:08 午前  
Blogger yoji said...

The long run is a misleading guide to current affairs. In the long run we are all dead.

John Maynard Keynes

(意訳) 「長期的」という考えは、現在起きていること に関しては、誤っている。 「長期的」に見れば、我々は皆死んでいる。

ケインズ

貨幣改革論

10:24 午後  
Blogger yoji said...


3:1
33頁

http://genpaku.org/keynes/monetaryreform/monetaryreformj.pdf
お金の改革論
貨幣改革論

10:29 午後  
Blogger yoji said...

 人々のお金や銀行機能の使い方をめぐる習慣や、準備金についての銀行の慣行は、すぐにわかる変化の結果としてときどき変わるのは誰しも認めるところだ。こうした習慣や慣行は、経済や社会の仕組みの変化を反映する。だが貨幣数量説は、単に通貨量の変化・だ・け・で・はk,r,k′が変化を受けないというさらなる想定に基づいて説明されることも多い。つまり数学用語を使えば、nはそうした量に対して・独・立・変・数なのだということだ。ここから、nを勝手に倍増させれば、n自体はk,r,k′に影響しないとされているので、pをそれまでの倍の水準に引き上げるはずだとされる。貨幣数量説はしばしばこのような、あるいはこれに類する形で述べられている。さて「長期的には」たぶんこれは正しい。アメリカの南北戦争後に米ドルが安定し、法律によって現在の価値より10パーセント低い価値だと定められたら、nもpもいまや現在の数字よりもちょうど10パーセント高くなっており、現在のk,r,k′の値はまったく影響を受けていないはずだ。だがこの・長・期・的というのは、目下の現象の指針としては誤解を招きやすい。・長・期・的・に・は、われわれみんな死んでいる。嵐が吹き荒れる季節に経済学者たちが言えるのが、いずれ嵐が過ぎ去って時間が経てば海は再び静かになります、というだけなら、それはあまりに仕事として簡単すぎるし、役立たずすぎるだろう。

10:50 午後  
Blogger yoji said...

長期的というのは、目下の現象の指針としては誤解を招きやすい。長期的には、われわれみんな死んでいる。

10:51 午後  
Blogger yoji said...

て使ってもらったり、あるいはタンス預金を増やす場合さえある。だから人々が手元に持つ紙幣の・数は、その人々が手元に置いたり持ち歩いたりしたがる・購・買・力で決まるのであり、他のものには影響されない。この購買力の量は、部分的には彼らの富、部分的には習慣で決まってくる。人々全体としての富は徐々にしか変わらない。そのお金の使い方の習慣̶̶所得が週払いか月払いか四半期払いか、店での買い物が現金払いかツケにするか、銀行に預金するか、こまめに少額の小切手を換金するのか、まとめて長期分の小切手を換金するのか、預金口座を持つか家にタンス預金するか̶̶はもっと簡単に変わる。だがこうした点での富や習慣が変わらなければ、お金という形で人々が保有する購買力の量はまちがいなく固定されている。この購買力の絶対量は、人々の標準的な消費アイテムや他の支出対象物の集まりで構成される単位を使って計測できる。たとえば生活費指数を作るためにまとめられている商品とその量などを使えばいい。そうした単位を「消費単位」と呼んで、人々はk消費単位に相当する購買力を持ったお金を保有する必要があるとしよう。そして社会に流通している現金その他の通貨紙幣がnあって、それぞれの消費単位の値段はpとする(つまりpは生活費指数となる)。するとここからn=pkとなる。これが有名な貨幣数量説だ。kが変わらなければ、nとpは比例して上下する。つまり、通貨の量が多い/少ないと、物価水準も同じ比率で高い/低い状態となる。
 ここまでは、世間全体の購買力ニーズが現金でまかなわれていると想定し、一方でこのニーズだけが現金需要の源であると想定した。これでは実業界も含めた世間の人々が、購買のために銀行預金や当座貸し越し約定を使うというのを無視していることになるし、銀行が同じ理由から現金で準備金を持つことも無視している。だが理論を拡張すれば、これを含めるのは容易だ。実業界を含む世間は、現金でkの消費単位をほしがり、さらに小切手への引当金としてk′を銀行に入れておきたがるとしよう。そして銀行は、世間に対する潜在的な負債(k′)のうち、比率rを現金で保有するとする。するとさっきの式は以下のようになる。

 n=p(k+rk′) .

  k,k′,rが一定なら、さっきと同じ結果になる。つまり、nとpが同じ比率で上下動するということだ。kとk′の比率は世間一般の銀行取引の形による。そしてその絶対値は人々の全般的な習慣による。さらにrの値は銀行の準備金保有慣行による。だからこうしたものが変わらなければ、現金の・量(n)と物価水準(p)の間には直接的な関連がある*3。kとk′の量は、一部は社会の富、一部は社会の習慣に依るということを見た。習慣のほうは、手元に現金を増やすことで得られる追加の便利さと、その現金を消費したり投資したりすることによる長所とを社会がどう推計するかで決まる。手持ち現金を増やす推定長所が、消費や投資の利点と等しくなるところが均衡点となる。この話のまとめとしてマーシャル博士の次の記述に勝るものはない。

*3私の説明は、もっと一般的かもしれない]

3:1
32頁

11:05 午後  
Blogger yoji said...

三面等価の原則 - Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E9%9D%A2%E7%AD%89%E4%BE%A1%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%89%87
生産面から見たGDP 編集
「生産面から見たGDP」とは、ある国において様々な生産部門によって生産された付加価値の合計を集約したもの、と定義される[4][5][6]。これを解説するに際しては具体例として単純化された経済を想定して述べられることが多いが[7][8]、ここではパンの生産だけを行う国の経済を例に挙げて考える[注 1]。この国は、パンの原材料となる小麦を生産する農家、小麦を粉にする製粉業者、製粉された粉でパンを製造するパン工場、以上3つの経済主体のみの経済活動で構成される国であることを想定する。この経済に対して石油を輸出する外国の石油会社の存在も想定する。さらにこの経済にはパンのみ消費する消費者しか存在しないこととする。

生産主体 生産総額 中間投入 石油輸入 付加価値
小麦農家 20 0 5 15
製粉業者 40 20 10 10
パン工業 80 40 15 25
合計 140 60 30 50
右表において、生産主体が稼いだ金額を生産総額、他の生産主体から購入した原材料費を中間投入、外国の石油会社から購入した石油費用を石油輸入、生産総額から中間投入と石油輸入を差し引いたものを付加価値として示した。生産総額から中間投入と石油輸入を差し引いたのは、生産面から見たGDPはその国の経済において生産されたものと定義されるものであり、外国から輸入した石油や他の生産主体によって生産された中間投入はこの定義に該当しないためである[9]。前述の通り生産面から見たGDPは各々の生産段階における付加価値の合計であるから[4][5][6]、このパンの生産のみを行う経済の生産面から見たGDPの値は右表において太字で示した付加価値の合計、つまり生産総額(140)から中間投入(60)と石油輸入(30)を差し引いた50ということになる。

分配面から見たGDP 編集
本節では「分配(所得)面から見たGDP」を考える。例えば上記のパンの生産だけを行う国の経済において、小麦農家、製粉業者、パン工場がそれぞれの生産活動によって得た所得の合計は、付加価値の合計である50ということになるが、この50の所得は従業員の賃金、地主への地代、政府への税金として支払われたり、留保利潤として企業に残されたりなどといった具合に分配されていく[1]。つまり、付加価値の合計である生産面から見たGDPは、政府、家計、企業のいずれかの主体にすべて分配されつくすのである[1]。従って、このようにいずれの主体に分配されたかという観点から考察される分配面から見たGDPが、生産面から見たGDPと等しい値になるのは当然のこととも言える[10]。以上のことを踏まえると、以下の恒等関係が成り立つ[11]。

GDP ≡ 家計の収入 + 企業の収入 + 政府の収入
生産面から見たGDP ≡ 分配面から見たGDP
支出面から見たGDP 編集
「支出面から見たGDP」とは、上記のように分配されつくした国内総生産がどのようにして使われるのかという観点からとらえたものである[11]。「支出面から見たGDP」は国内総支出(GDE)とも呼ばれ、これは民間消費(C)、政府消費(G)、総固定資本形成(I)、財・サービスの輸出入(X-M)を合計したものである[11][12]。総固定資本形成とは生産設備に対する粗投資のことであり、生産機械などに対する設備投資と住宅建設などの住宅投資とに分けられる[11]。財・サービスの輸出入とは、国内で生産されたものに対する海外における需要(X)から、海外で生産されたものに対する国内における需要(M)を差し引いたものである(X-M)[11]。このX-Mの値は経常収支と呼ばれ、これが正の値をとるときに経常収支は黒字となる[11]。

9:21 午後  
Blogger yoji said...


http://money-lifehack.com/asset-management/1270
利子と利息の違い

基本的に違いはありません。貸したお金や借りたお金にかかる費用を利子、利息と言います。
慣例的には、受け取るお金は「利子」と呼ばれており、支払う場合のお金は「利息」と呼ばれることが多いようです。
銀行などでは上記のように区分しており、定期預金の利子、住宅ローンやカードローンの利息と分けて使うことがあるケースもあるみたいですが、扱いは結構自由なようです。利子や利息という言葉を使う時はさほど気にして使い分ける必要はなさそうです。

9:42 午後  
Blogger yoji said...

http://www.amazon.co.jp/dp/4130402218/
http://www.utp.or.jp/bd/4-13-040221-8.html

動学的一般均衡のマクロ経済学 在庫あり
税込3780円/本体3500円 x

動学的一般均衡のマクロ経済学 有効需要と貨幣の理論

大瀧 雅之
ISBN978-4-13-040221-7, 発売日:2005年09月中旬, 判型:A5, 264頁

内容紹介

経済主体の動学的最適化行動・市場均衡を前提とする伸縮的価格の仮定・合理的期待形成仮説,という3つの新古典派的公準をベースにケインズ 理論をとらえなおし,「ケインズ経済学」と「新古典派経済学」との間の相克を内在的に突破.経済学の新たなパラダイムを切り拓く画期的な経済理論.


主要目次

序章 本書のねらいと構成
第1章 決定論的ニューケインジアン理論について
第2章 有効需要と貨幣の理論
第3章 マクロ経済動学にとっての基本的数学トゥール
第4章 『雇用・利子および貨幣の一般理論』について
第5章 経済学の基礎を学ぶ


担当編集者から

 ケインズの「一般理論」をオリジナルな視点からとらえなおし,現実経済の本質をつく視座の獲得をめざす書物です.経済学の透徹したデシプリンから紡ぎ出される理論のダイナミズムを感得してください.

1:50 午前  
Blogger yoji said...

「社会のあらゆる状態において、所得のなかで人々が通貨の形で持っておくほうがいいと考える所得の割合がある。それは五分の一だったり十分の一だったり二十分の一だったりするかもしれない。リソースの相当部分を通貨というかたちで使えるようにすると、事業が容易で円滑になり、交渉のときにも有利に立てる。だがその一方で、それはたとえば追加の家具などに投資していれば満足感の獲得を生み出すリソースを、不毛なかたちにとどめておくことになってしまう。あるいは追加の機械や牛に投資していれば、追加の金銭収入を得られたかもしれない。」人はその適切な割合を決めるとき、「さらにすぐに使えるという長所と、リソースのうち直接の収入や便益をもたらさない形態で保有する分を増やす不便さとをてんびんにかける。」「仮にある国の住民が、相互に取引をするにあたり(したがってあらゆる性格と職業の人が含まれる)、平均で年間所得の十分の一と、さらに財産の50分の1に及ぶ購買力をすぐ使える形で手元に置いておくのがいいと考えたとしよう。するとその国の通貨の総価値は、そうした金額の合計に等しくなりがちである」*4


 いまのところ、これについての議論の余地はまったくないはずだ。貨幣数量説のそそっかしい支持者たちがしばしば犯す間違い(この理論が完全に受け入れられていない理由の一部はそれで説明がつくかもしれない)は以下のようなものだ。
 人々のお金や銀行機能の使い方をめぐる習慣や、準備金についての銀行の慣行は、すぐにわかる変化の結果としてときどき変わるのは誰しも認めるところだ。こうした習慣や慣行は、経済や社会の仕組みの変化を反映する。だが貨幣数量説は、単に通貨量の変化・だ・け・で・はk,r,k′が変化を受けないというさらなる想定に基づいて説明されることも多い。つまり数学用語を使えば、nはそうした量に対して・独・立・変・数なのだということだ。ここから、nを勝手に倍増させれば、n自体はk,r,k′に影響しないとされているので、pをそれまでの倍の水準に引き上げるはずだとされる。貨幣数量説はしばしばこのような、あるいはこれに類する形で述べられている。
 さて「長期的には」たぶんこれは正しい。アメリカの南北戦争後に米ドルが安定し、法律によって現在の価値より10パーセント低い価値だと定められたら、nもpもいまや現在の数字よりもちょうど10パーセント高くなっており、現在のk,r,k′の値はまったく影響を受けていないはずだ。だがこの・長・期・的というのは、目下の現象の指針としては誤解を招きやすい。・長・期・的・に・は、われわれみんな死んでいる。嵐が吹き荒れる季節に経済学者たちが言えるのが、いずれ嵐が過ぎ去って時間が経てば海は再び静かになります、というだけなら、それはあまりに仕事として簡単すぎるし、役立たずすぎるだろう。

*4『お金、信用、商業』Money,Credit,andCommerceI.iv.3.マーシャル博士はある脚注で、この点が実はこの問題について考える伝統的なやり方を発達させたものなのだと示している。「ペティは、国民にとって『十分な』お金というのが『イギリスのあらゆる土地の地代半年分を支払い、住宅の賃料四分の一を支払い、あらゆる人々の経費の一週間分、輸出商品の総価値のおよそ四分の一を支払える金額』なのだと考えた。ロックは『総賃金の50分の1と地主収入の4分の1、仲買人については年間利益の20分の1のすぐ使えるお金があれば、どんな国でも事業を動かすには十分』と推定した。カンティリョン(A.D. 1755)は長く詳細な研究の後に、必要とされる現金の価値はその国の総生産の9分の1、あるいは彼としては同じことだと考えたのだが、地代の3分の1が必要だと結論した。アダム・スミスは現代人が抱くような懐疑論をもって『そんな比率を決めるのは不可能』と述べたが、それでも『各種の研究者が、年間総生産価値の五分の一、十分の一、二十分の一、三十分の一などと試算している』と述べている」。現代の条件ではこの国民所得に対する通常の流通比率はどうやら、十分の一から15分の一というあたりのようだ。

2:29 午前  
Blogger yoji said...


3:1
33頁
http://genpaku.org/keynes/monetaryreform/monetaryreformj.pdf
お金の改革論
貨幣改革論


The long run is a misleading guide to current affairs. In the long run we are all dead.

John Maynard Keynes

(意訳) 「長期的」という考えは、現在起きていること に関しては、誤っている。 「長期的」に見れば、我々は皆死んでいる。

ケインズ

貨幣改革論

2:30 午前  
Blogger yoji said...

マクロ経済の流動性のわなについての質問です。流動性のわな... - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1177546411
tiger_love_you2さん2011/12/17 17:35:30
流動性の罠というのは、今の金利で貨幣需要が無限大というものなんですよね。
つまり、今の金利で、ともかく現金(銀行預金も含めて)で資産を持っときたいという差し迫った気持ちに人が
なっているんですよ。だから、もし日銀が市中に出回っているお金をさらに増やしても、
増やしたものがすぐに人々のタンス預金になってもたれてしまって、さらにそれでも足りなくてもっと
貨幣を持ちたいと貨幣に飢えているのが流動性の罠なんですよね。

だから、日銀が貨幣の供給量を増やしても金利が下がらない。逆に、減らしても金利が変わらない。
金利を動かす手段がない状態です。

もし、日銀が貨幣供給を増やして金利をさげれるんだったら、金利が下がった事によって民間投資が増える
ということを通じてGDPを増やす事もできるんでしょうけど、それが金利を変えれないからできない。

逆に政府支出がそんなときには有効です。民間がつかうお金を増やせないなら、政府が使ってやろう、
公共投資をやって、お金を使って、人々の所得を高めて支出も増やしてやろうとするのは効き目があるんですよ。

普通は政府がお金を使えば、人々の所得があがって、人々は貨幣を持ちたがって、それが金利を上げるんですけど、
それが流動性の罠がある場合は金利が変わらないから、金利が上がる事がない。普通は金利が上がる事で民間の投資が
減るんですけど、そういうふうに民間の投資が減る事も流動性の罠の場合はない、
だから流動性の罠のある場合は金融政策は無効ですけど、財政政策は有効なんです。

12:51 午前  
Blogger yoji said...

日本がはまった罠
(Japan's Trap: クルーグマンのホームページで 1998.05 初公開)
P. Krugman "Japan's Trap" Japanese
http://cruel.org/krugman/japtrapj.html

 ある世代――というのはおおむねぼくより上の世代――は、この状況を分析するための理論的な枠組みを持ってはいる。日本はあの恐怖の「流動性トラップ」に陥ってるんだ。ここでは金融政策が効かない。金利はゼロ以下には下がらないからだ。ヒックスの 1937 年の名論文は、 IS-LM モデルを導入していて、このモデルを論じる中で、不況状態では金融政策が効かなくなるかもしれないことを示してるんだ。そしてマクロ経済学者はながいこと、流動性トラップをだいじな理論的可能性として念頭にはおいていた。実際にお目にかかることになるとは思っていなかったにしても。


 これはつまり、いまの価格水準が高ければ高いほど、名目金利は低くなる、ということを言ってるわけだ。これをいちばん簡単に考えてみると、つまりは均衡となる実質金利 D-1 (y*/y)-1 があって、実質価格の動きがどうだろうとこの経済はこれを提供する。でも、将来の価格水準 P* は一定だとしているから、現状の価格があがればデフレ期待が生まれる。だから P があがれば i は下がる。

 この2つの関係は、図 1 でそれぞれ MM と CC で示されてる。ここで描いたように、それが点 1 で交わって、金利と価格水準が同時に決まる。期間 1 でマネーサプライが増えれば、MM が右に動いて、価格水準があがって名目金利が下がる(でも実質金利は同じ)ことがすぐにわかる。


i    M
 | C |    
 | o | 
 |   |
 |  o|  
 |   |
 |   ⚫︎1  
 |   |o  
 |___|__⚫︎2__________ P
 |   |      ⚫︎3 o C
 |   |
     M
 ふつうは確かにこうなる。でも、ほかの可能性がある。次にそれを見てやろう。

 図 2 は、この場合の金利と産出量の同時決定を示したものだ。IS 曲線は、いま示したとおり、産出が消費需要によってどう決まるか示す。これは金利があがると減少する。一方、名目金利がプラスなら、現金払いの制約がきいてくるから、MM 曲線が出てくる。

y = M/P


(3の位置が違う)
 
i    M
 | I |    
 | o | 
 |   |
 |  o|  
 |   |1 
 |   ⚫︎  
 |   |o  
 |___|__⚫︎2__⚫︎3______ y
 |   |      o  o S
 |   |
     M
 こうなると、マネーサプライをふやせば産出も増える。ただしこれにも限度はあって、増えても点 2 までしかいかない。でも、生産容量が点 3 みたいなところにあったら? すると前節と同じ議論がなりたつ。名目金利はマイナスにはなれないから、それ以上のマネー増加は単に債券になって、支出にはまったく影響しない。だから公開市場での売買は、どれだけ派手にやっても経済を完全雇用にはもっていけない。一言で、この経済は古典的な流動性トラップにはまったわけだ。


Hicks_Mr. Keynes and the Classics.pdf 1937
http://public.econ.duke.edu/~kdh9/Courses/Graduate%20Macro%20History/Readings-1/Hicks_Mr.%20Keynes%20and%20the%20Classics.pdf
ケインズ氏と「古典派」たち:解釈の一示唆 (Adobe PDF)
http://genpaku.org/generaltheory/hicksislm.pdf 邦訳


流動性の罠 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%81%E5%8B%95%E6%80%A7%E3%81%AE%E7%BD%A0

_______


http://www.findai.com/yogow/w00424.htm
BP曲線 (びーぴーきょくせん)
英語 : balance of payments curve (バランス・オブ・ペイメント(ツ)・カーブ)

12:52 午前  
Blogger yoji said...

【貿易】大モメTPP 日本はアメリカに欺かれたのか? やっぱり「聖域」なんてなかった [無断転載禁止]©2ch.net
1 :
海江田三郎 ★
2016/04/20(水) 09:32:10.21 ID:CAP_USER
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48489
TPP(環太平洋パートナーシップ協定)を承認する法案を審議している衆議院のTPP特別委員会の質疑で、
TPPの実態が「聖域なき関税撤廃」であることが改めて浮き彫りになった。
民主党の玉木雄一郎議員が4月19日の委員会質疑で、コメや牛肉などいわゆる重要5品目に含まれる594の関税について、
「従前通りの無傷で残ったものがいくつあるか」と質問。これに対して、「ゼロ」という答えが政府から返ってきたのだ。
特別委員会での玉木議員の質問には当初、石原伸晃・TPP担当相も森山裕農水相も答えられなかった。
おそらく知らなかったからではなく、答えてよいものかとっさに判断が付かなかったのだろう。
西川公也委員長から「基本的な事ですからきちんと答えてください」と答弁を促されたが、それでも答えられず、
午前中の委員会審議は止まってしまった。その後、午後に再開された委員会で、森山農水相が「ゼロ」と答弁したのである。

もともとTPPは例外なき関税撤廃を目指す貿易交渉の枠組みだ。各国間の交渉が本格化したのは民主党政権時代だったが、
TPP参加は日本の農業などに大打撃を与えるとして当初は参加を見送っていた。
自民党もTPPには反対の立場だったが、2012年末に政権を奪還した安倍晋三首相は、
「聖域なき関税撤廃を前提とする限り反対」というスタンスを取った。もともと安倍首相自身はTPP交渉には参加すべきと
いう意見を持っていたとされるが、自民党議員の多数がTPP反対を掲げる中、苦慮したうえでの表現だった。
というのも、この表現ならば、聖域なき関税撤廃が前提でないならば、交渉に参加できる、という読み方もできる。
心中にはTPP交渉に参加することを秘めながら、いわば「方便」として打ち出した表現だったわけだ。
実際安倍氏は首相に就任すると、日米関係の改善に取り組み、就任後わずか三カ月でTPP交渉参加に舵を切った。
その際に言い訳として使ったのが、バラク・オバマ大統領との間で、「聖域なき関税撤廃は前提ではない」という合意ができた、というものだった。

それ以来、TPP交渉では関税撤廃に聖域はあり得る、という解釈になり、重要五品目を中心に関税を守るという
農林水産委員会での決議まで行われた。そこには一番目の項目としてこう書かれている。
「米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物などの農林水産物の重要品目について、
引き続き再生産可能となるよう除外又は再協議の対象とすること。十年を超える期間をかけた段階的な関税撤廃も含め認めないこと」
つまり、これらについてはTPP交渉から除外するよう政府に注文を付けたのだ。これによって自民党の農林族も矛を収める格好になった。
だが、オバマ大統領との合意自体を疑う声は根強くあった。民主党政権で経済閣僚を務めた民進党のベテラン議員はこう振り返る。
「アメリカと交渉している過程で、日本の国益を考えたら到底受け入れられない要求を突き付けられていた。
安倍さんに代わった途端にアメリカが聖域を認めたとは思えない」
つまり、TPP交渉に参加するために、オバマ大統領と語らって日本国民を「騙した」のではないか、というわけだ。
これまでの国会質疑でも、重要5品目の「除外と再協議」はどうなったか、という質問に対して石原大臣が、
「もともとTPP交渉ではそのようなカテゴリーはない」と答弁していた。今回、死守できたものが「ゼロ」だと分かったことで、
「交渉当初から、要求から捨てていた疑いも濃厚だ」(民進党議員)という疑念が生じている
2 :
海江田三郎 ★
2016/04/20(水) 09:32:20.00 ID:CAP_USER
政府は、「国会決議を背景に国益を背負って必死に交渉した」と繰り返し説明してきたが、実際は初めから要求などせずに
「聖域なき関税撤廃」を受け入れて交渉に臨んでいたのではないか、というわけだ。
自動車など工業製品を輸出している日本にとって、TPPによる巨大な自由貿易圏の創設はプラスに働く可能性は大いにある。
一方でこれまで過剰に保護されてきた農業などが、苛烈な国際競争にさらされるのは間違いない。
TPP参加については民進党など野党にも賛成論者はいる。もろ手を挙げて賛成でなくても、
米国を中心とする自由経済圏に背を向けて日本が自立していけるわけはないと見ている議員は少なくない。
だが、現状では、7月の参議院選挙に向けてTPP法案が「安倍内閣批判の具」になっている。
TPPが日本にとって必要かどうかではなく、7月の選挙に向けてTPP批判を展開することが得策だと見ている。
聖域なき関税撤廃は前提ではない、としてきた安倍首相を「ウソつき」だと糾弾し、TPP交渉は結局は「敗北だった」
として安倍内閣を批判したいわけだ。TPPが争点になれば、TPP反対派の農家や農協の批判票も期待できる。

注目すべきは、「聖域なき関税撤廃は前提ではない」という詭弁によって何とかまとまっていた自民党内がどうなるか、だ。
話が違う、ということで批判が噴出し、安倍首相の足元がグラつくことになるのかどうか。
そうなれば、野党にとっても願ったりかなったりの展開だろう。
もっとも就任当初の党内勢力図とは違い、安倍首相は高い内閣支持率を背景に党内基盤を着々と固めてきた。
とはいえ、TPPを選挙の争点にしたくない安倍政権が、早々にTPP法案の今国会成立を断念してしまう可能性は十分にありそうだ。

2:17 午後  
Blogger yoji said...


447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/05/08(日) 23:50:15.33 ID:mDBwR/vg
完全雇用を目指すとその反動でファシズムが生まれるとカレツキは考えていた
...

ケインズ経済学の中心的結論は、ある状況においては、いかなる自動機構も
産出と雇用を完全雇用の水準に引き戻さないということである。この結論は
、均衡に向かう強い一般的傾向があるという経済学アプローチと矛盾・対立
する。新古典派総合は、ケインズのマクロ経済概念をミクロ的基礎と統合し
ようとするものであるが、一般均衡の条件が成立すれば、価格が調整され、
結果としてこの目標が達成される。ケインズは、より広く、かれの理論が
一般理論であると考え、その理論では諸資源の利用率は高くも低くもなり
うるものであると考え、新古典派総合ないし新古典派は資源の完全雇用と
いう特殊状況にのみ焦点を当てるものとした。

7:51 午前  
Blogger yoji said...

ケインズ一般理論#23岩波文庫下
 
…その勢力基盤は今日では合衆国にあり、アカデミズムの経済学者ではただひとり、*アーヴィング・フィッシャー教授のみが、運動の意義を認めている。
 信徒たちがまとわせた預言者的衣裳にもかかわらず、ゲゼルの主著は醒めた科学的言語で書かれている。というと、科学者の抑制のきいた書き方を想像するかもしれないが、本書の全にみなぎっているのは、むしろ熱烈で感動的な社会正義への使命感である。ヘンリー・ジョージの役回りは疑いもなく運動に力を与えた重要な源泉ではあるが、しかしそれは全く副次的な性格のものである。この書物全体の目的は反マルクス主義の社会主義を打ち立てることにあると言っていいかもしれない。それは、古典派の仮説を受容する代わりにそれらを拒絶し、競争を廃棄する代わりにそれに足枷をはめようとする点、マルクスとは似ても似つかぬ理論的基盤の上に築き上げられた、自由放任に対する反動である。将来、人々は、マルクスよりもゲゼルの精神からより多くのものを学ぶだろう、そう私は信じている。『自然的経済秩序』の序文を読めば、そこには彼の道徳的資質が遺憾なく発揮されているのがわかるだろう。思うに、彼のマルクス主義への回答はこの序文に沿ったものとなるはずである。
(1) 土地の国有化にさいして補償金の支払を勧奨している点で、ゲゼルはジョージとは異なっている。

4:31 午前  
Blogger yoji said...


ケインズ一般理論#23岩波文庫下
 
 彼の代表作の第一部は一九〇六年、スイスのレ・ゾー・ジュネヴィーで『労働全収益権の実現』という書名で刊行され、同じく第二部が一九一一年に『利子の新理論』という書名で、ベルリンで刊行された。二著を合わせた合本が戦時中(一九一六年)、『自由土地と自由貨幣による自然的経済秩序』として、ベルリンとスイスで出版され、生前、第六版まで版を重ねた。その英語版(フィリップ・パイ氏訳)が『自然的経済秩序』である。一九一九年四月、ゲゼルは短命に終わったバイエルンのソヴィエト内閣に大蔵大臣〔財務担当人民委員〕として入閣し、その後、〔共産党のクーデターによって内閣が崩壊し、このクーデターも失敗すると、ゲゼルは共産主義に左袒したかどで逮捕され〕軍法会議にかけられた〔が、無罪を勝ち取った〕。生涯最後の一〇年はベルリンとスイスで過ごし、宣伝普及活動に余生を費やした。ゲゼルは宗教的とも言える熱狂以前、*ヘンリー・ジョージが自分のまわりに集めていたあの熱狂だを自分に引き寄せ、世界中に何千人もの信徒をもつ教団の崇敬される預言者となった。一九二三年には、スイスおよびドイツの自由土地‐自由貨幣連盟、そして多くの国々の類似の組織がバーゼルで一堂に会し、第一回の国際会議が開かれた。一九三〇年に彼が世を去ると、この異様な熱狂ーーゲゼルの説くような教義はややもすればこのような熱狂を煽りやすいーーは他の(私の見るところ、あまりぱっとしない)預言者たちに向けられている。この運動のイギリスの指導者はビュチ博士であるが、出版物はテキサス州サン・アントニオから配布されているようだ。その勢力基盤は今日では合衆国にあり、アカデミズムの経済学者ではただひとり、*アーヴィング・フィッシャー教授のみが、運動の意義を認めている。
 信徒たちがまとわせた預言者的衣裳にもかかわらず、ゲゼルの主著は醒めた科学的言語で書かれている。というと、科学者の抑制のきいた書き方を想像するかもしれないが、本書の全篇にみなぎっているのは、むしろ熱烈で感動的な社会正義への使命感である。ヘンリー・ジョージの役回りは疑いもなく運動に力を与えた重要な源泉ではあるが、しかしそれは全く副次的な性格のものである。この書物全体の目的は反マルクス主義の社会主義を打ち立てることにあると言っていいかもしれない。それは、古典派の仮説を受容する代わりにそれらを拒絶し、競争を廃棄する代わりにそれに足枷をはめようとする点、マルクスとは似ても似つかぬ理論的基盤の上に築き上げられた、自由放任に対する反動である。将来、人々は、マルクスよりもゲゼルの精神からより多くのものを学ぶだろう、そう私は信じている。『自然的経済秩序』の序文を読めば、そこには彼の道徳的資質が遺憾なく発揮されているのがわかるだろう。思うに、彼のマルクス主義への回答はこの序文に沿ったものとなるはずである。
(1) 土地の国有化にさいして補償金の支払を勧奨している点で、ゲゼルはジョージとは異なっている。

3:36 午前  
Blogger yoji said...

…彼はこう論じている。実物資本の増加は貨幣‐利子率によって抑止されており、このブレーキが取り外されたら、現代の世界にあっては、実物資本は急激に増加し、即刻ではないにせよ、それほど時間が経過しないうちに、おそらくゼロの貨幣‐利子率が当たり前になるだろう。こうして、第一に必要なことは貨幣‐利子率を引き下げることであり、そのためには、と彼は指摘している、貨幣に他の非生産的な商品のストックと全く同様、持越費用を課すことである。ここに生まれたのがかの有名な「スタンプ付き」貨幣という処方箋である。彼の名は主としてこのスタンプ付き貨幣と結びつけて知られ、アーヴィング・フィッシャー教授もこれに賛辞を惜しまなかった。この提案によると、流通紙幣(流通紙幣だけでなく、他の貨幣、少なくともある形態の銀行貨幣にも、同様に適用する必要があることは言うまでもない)の価値を保持しようと思ったら、保険証の場合と同様に、毎月、郵便局で購入した印紙〔スタンプ〕を、紙幣に貼付しなければならない。もちろんこの印紙の料金はどこか適当な水準に設定すればいい。私の理論に従うなら、この料金はおおよそ、貨幣‐利子率(印紙料金は除く)と、完全雇用と両立する新規投資率に対応する資本の限界効率との差となるよう定めるべきである。ゲゼルが提案した実際の料金は週あたり一〇〇〇分の一、年換算で五・二パーセントであった。これは現在の状態では高すぎるが、数値をあれこれ変えていって、試行錯誤で妥当な数値にたどり着くほかないだろう。

9:55 午前  
Blogger yoji said...


「経済学者や政治哲学者の思想は、それが正しい場合にも間違っている場合にも、一般に考えられているよりもはるかに強力である。事実、世界を支配するものはそれ以外にはないのである。どのような知的影響とも無縁であるとみずから信じている実際家たちも、過去のある経済学者の奴隷であるのが普通である。権力の座にあって天声を聞くと称する狂人たちも、数年前のある三文学者から彼らの気違いじみた考えを引き出しているのである。私は、既得権益の力は思想の漸次的な浸透に比べて著しく誇張されていると思う。もちろん、思想の浸透はただちにではなく、ある時間をおいた後に行われるものである。なぜなら、経済哲学および政治哲学の分野では、25歳ないし30歳以後になって新しい理論の影響を受ける人は多くはなく、したがって官僚や政治家やさらには煽動家でさえも、現在の事態に適用する思想はおそらく最新のものではないからである。しかし、遅かれ早かれ、良かれ悪しかれ危険なものは、既得権益ではなくて思想である。」(出典:『ケインズ全集7 雇用・利子および貨幣の一般理論』 訳者:塩野谷祐一 東洋経済新報社 P384)

8:25 午前  
Blogger yoji said...


オルテガの専門家批判
スペインの思想家オルテガ・イ・ガセットは名著『大衆の反逆』の中で、専門家を自己懐疑せず、権利ばかりを主張する、悪い意味での「大衆」の典型だと指摘しました。そのあたりについて、京都大学名誉教授で思想家の佐伯啓思氏の著書から引用してみましょう。


「ここで、オルテガはおもしろいことをいいます。今日における大衆の典型はいったい何かといえば、それは各種の専門家であるというのです。<中略>

科学的な専門家は、要するに自分の狭い世界のことしか知りません。<中略>にもかかわらず、自分の属している世界がすべてだと感じている。

その結果、自分がそのなかで育ち、獲得してきた世界についての見方がすべてを理解するカギだと思ってしまう。<中略>これで世界を動かすことができると考えてしまう。だから彼は積極的に政治にかかわり、彼の世界観や社会観が政治的に実現されるべきだと思っている。この一種の無意識の思い上がりこそが、現代の大衆の典型であるということなのです。

たとえば、経済なら経済という非常に狭い世界しか知らない。しかし、それにもかかわらず、経済の狭い世界が世界全体であるかのように、それが客観的な世界であるかのように思い込んでしまい、自分の狭い専門世界から得てきた意見が絶対的に正しいものだと考える。それは政治的に実現されるべき権利をもつと考える」(出典:『20世紀とは何だったのか ~西洋の没落とグローバリズム~』佐伯啓思著 PHP文庫 P199-201)。


もちろん、世の中にはここで言う「大衆」ではない立派な専門家・学者・官僚・政治家の方々も沢山いらっしゃるでしょう。一方で、自己懐疑を失い、自己欺瞞に陥ってしまった人が影響力を持っていると非常に厄介なのです。



自己欺瞞の破壊力
自己欺瞞というのは自分をだますことですから、仮に当初、多少なりとも「失敗したなぁ」と思いながら、現実を自分に都合よく解釈していたとしても、主張しているうちに自分自身がそれを信じ込んでしまいます。

同書からの引用ですが、

「経済学の教科書の知識を前提にして現実の経済を見ると、現実の経済は教科書どおりに動いていない。となると、おかしいのは教科書のほうではなく、現実のほうだと考えてしまう。現実の経済はおかしい、合理的ではない、効率的ではない、だから、現実の経済を経済学の教科書に合わせるべく変革しよう、ということになる」(出典:『20世紀とは何だったのか』佐伯啓思著 PHP文庫 P275)

といった具合に、さらに旧来のイデオロギーに従った言説や政策を推し進め、ケインズの言うとおり、既得権益以上に危険な存在となってしまうのです。



ケインズやオルテガに限らず、過去の二人の著名な「経済学者」がこんなことを言っています。

「経済学の世界では、決まって多数派が間違える」ジョン・ケネス・ガルブレイス

「経済学を学ぶ目的は、経済問題に対する出来合いの対処法を得るためではなく、そのようなものを受け売りして経済を語る者にだまされないようにするためである」ジョーン・ロビンソン


http://msandconsulting.hateblo.jp/entry/2015/04/28/Vol.69_%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%AA%E3%83%
AD%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%8A%9B_%EF%BC%92_%EF%BD%9E%E3%82%B1%E3%
82%A4%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%82%84%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%AC%
E3%80%81%E5%85%88

8:29 午前  
Blogger yoji said...


The purpose of studying economics is not to acquire a set of ready-made answers to economic questions,
but to learn how to avoid being deceived by economists.
Joan Robinson - Wikiquote
Contributions to Modern Economics (1978)
Chapter 7, Marx, Marshall and Keynes, p. 75

「経済学を学ぶ目的は、経済問題に対する出来合いの対処法を得るためではなく、
そのようなものを受け売りして経済を語る者にだまされないようにするためである」ジョーン・ロビンソン




8:42 午前  
Blogger yoji said...

The General Theory of Employment, Interest and Money (1936) #24
Main article: The General Theory of Employment, Interest and Money

The ideas of economists and political philosophers, both when they are right and when they are wrong, are more
powerful than is commonly understood. Indeed the world is ruled by little else. Practical men, who believe themselves
to be quite exempt from any intellectual influence, are usually the slaves of some defunct economist.

経済学者や政治哲学者の思想は、それが正しい場合にも間違っている場合にも、一般に考えられているよりもはるか
に強力である。事実、世界を支配するものはそれ以外にはないのである。どのような知的影響とも無縁であるとみずから
信じている実際家たちも、過去のある経済学者の奴隷であるのが普通である。権力の座にあって天声を聞くと称する
狂人たちも、数年前のある三文学者から彼らの気違いじみた考えを引き出しているのである。

ケインズ一般理論#24

9:12 午前  
Blogger yoji said...

Keynes
The General Theory of Employment, Interest and Money (1936) #24


The ideas of economists and political philosophers, both when they are right and when they are wrong, are more
powerful than is commonly understood. Indeed the world is ruled by little else. Practical men, who believe themselves
to be quite exempt from any intellectual influence, are usually the slaves of some defunct economist. Madmen in authority, who hear voices in the air, are distilling their frenzy from
some academic scribbler of a few years back.

経済学者や政治哲学者の思想は、それが正しい場合にも間違っている場合にも、一般に考えられているよりもはるか
に強力である。事実、世界を支配するものはそれ以外にはないのである。どのような知的影響とも無縁であるとみずから
信じている実際家たちも、過去のある経済学者の奴隷であるのが普通である。権力の座にあって天声を聞くと称する
狂人たちも、数年前のある三文学者から彼らの気違いじみた考えを引き出しているのである。

ケインズ一般理論#24

9:16 午前  
Blogger yoji said...


ドナルド・トランプ - Wikipedia
…トランプはケーブルテレビのインタビューで、大統領に当選すれば、投資家のカール・
アイカーンを財務長官に、実業家のジャック・ウェルチや投資家のヘンリー・クラビスを政策
ブレーンに起用すると発言した。

*
ジャック・ウェルチはピーター・ドラッカーの信奉者。
ヘンリー・クラビスもドラッカースクールで懸賞付きコンペをつくっている。


http://www.marino.ne.jp/~rendaico/judea/neozionismco/neoconco/dai4intertonokankeico.htm
現代米国小ブッシュ政権の中枢に位置しているネオコンには高イデオロギー性が認められ、
それは永続革命論を展開したトロツキーの諸言説に基づいている。ネオコン初期の理論家が
こぞってアメリカ在住の元トロツキストであったことは偶然ではない。…「ネオコンとは、トロツキ
ズムがシオンの議定書派のシオニズムと結合したものであり、そのコスモポリタン的世界革命
主義が現代極右理論として生み出されているところに特質がある」ことになる。


http://www.jrcl.net/frame03414g.html
…チェイニー、アーミテージ、ラムズフェルドらブッシュ政権の首脳が結集するネオコンのシンク
タンクPNAC(新しいアメリカの世紀プロジェクト)の議長クリストルが、『トロツキストの思い出』と
いう著書の中で、一九四〇年に大学を卒業するまで、YSA(青年社会主義者連盟)のメンバー
だったと語っているのだという。…

アーヴィング・クリストル - Wikipedia
クリストルは「記憶にある限り、私はいつも『ネオ』だった。ネオマルクシスト、ネオトロツキスト、
ネオリベラル、ネオ保守主義者。ネオトロツキストやネオマルクシストだった時ですら、宗教上はネオ
正統派だった。私は一生『ネオ』尽くしで終わることになるだろう」と自らを語る。

日本の政界にも影響を与えており、2004年4月29日にのちに価値観外交を掲げることになる当時自民党
幹事長の安倍晋三はアメリカン・エンタープライズ研究所での講演でクリストルに敬意を表し、アメリカ
同時多発テロ事件についての発言を引用した。

8:13 午前  
Blogger yoji said...

ケインズはドイツに多大な賠償金を課すことに一人反対していた
ケインズの言う通りにしていればヒトラーは生まれなかった
第二次世界大戦もなかった

4:24 午前  
Blogger yoji said...

世界恐慌に対抗出来た経済学者はゲゼルしかいない
ゲゼルに言及したケインズ一般理論#23( >>58 )は一般理論のなかで最も重要だろう

4:54 午前  
Blogger yoji said...

1919年 パリ講和会議に大蔵省首席代表として参加し、対独賠償要求に反対して辞任し「平和の経済的帰結」を発表。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ジョン・メイナード・ケインズ

4:57 午前  
Blogger yoji said...

世界恐慌以降、スイス、アメリカでゲゼル式減価マネーが試みられ成功した
フィッシャーの『スタンプ通貨』はその成功を受けて書かれた
ただアメリカでは減価マネーはルーズベルトが禁止した
成功しすぎたのだ

5:01 午前  
Blogger yoji said...

dm96t78さん 2014/07/30 13:07:59
これらの経済学の学派の簡単な説明をしてください
オールドケインジアン
ポストケインジアン
ネオケインジアン
ニューケインジアン
新古典派総合
新オーストラリア学派
スラッフィアンラディカルエコノミスト
数理マルクス主義
ネオワルラシアン
シカゴ学派
合理的期待形成学派
進化論的経済学
世界システム論
マネタリスト
レギュラシオン理論
お願いします

ricky20080221さん 2014/07/30 17:07:55
・オールドケインジアン
ケインズの『雇用・利子・貨幣の一般理論』が
出版された後、
ハンセン、ランゲ、ラーナー、ヒックス、サミュエルソン
といった人々を中心に広められた、
45度線分析やIS=LM分析といった
入門レベルの「マクロ経済学」の教科書の中心に
なっている考え方。新古典派総合と
あえて区別することもないと思うけれど。

・ポストケインジアン
主としてケインズの直弟子たちや、
上記一般理論の他にもケインズの
『確率論』『貨幣論』『戦費調達論』「雇用の一般理論」
など、「本当のケインズの考え方」にこだわったり、
ケインズの周辺にいた人々、とりわけ
カレツキーの理論を重視するグループ。
有名どころでは、カレツキー、ロビンソン、シャックル
カルドア、スラッファ、ハロッド、クリーゲル、デビットソン、
ミンスキーなど

・ネオ・ケインジアン
オールドケインジアンとマネタリズム、合理的期待形成学派の
論争の後、
オールドケインジアンの流れを汲む人々の中で、
特にマクロ経済学のミクロ的基礎付けを重視するような
立場の人たち。オーカン、トービン等。
ニューケインジアンとネオケインジアンというのは
おいらの中では区別がちょっとついていない。
ニューケインジアンというと
スティグリッツやクルグマンを指すのかね。。。


・新古典派総合
オールドケインジアンの中で、特に
サミュエルソンによって強調された考え方。
完全雇用が成立するまでは、マクロ経済学の考え方に従い
政府が市場に介入するが、
資源の配分に関しては、市場の動きを重視する、という
ご都合主義理論

・新オーストリー学派
ミーゼスやハイエクといった
オーストリー出身のアメリカ亡命経済学者に端を発し
マーケットメカニズムが持っている、単なる
効率的資源配分機能を超えた
自生的秩序生成機能や分権機能を重視する。


・スラッフィアン(ズラッフィアン)
上記ポストケインズ派の中で、特に
ス(ズ)ラッファの影響を強く受けた人たち、あるいは
ズラッファと同時期に類似の理論を展開したイタリア人の
ガレニャーニ、独占価格理論のシロス=ラビーニなどと合わせて
「ネオ・イタリア学派」などということもある。
パシネッティなどが有名。
また、ズラッファの『商品による商品の生産』に端を発した
いわゆる「ケンブリッジ資本論争」など有名。

・ラディカルエコノミスト
70年代の「青年の異議申し立て」の時代に
新古典派経済学の理論的枠組みに異議を唱えたグループ。
Sマーグリン、Dゴードン、Sボールズなど。
ノーベル経済学賞を受賞したAセンあたりには
結構影響を与えている。また、
Dゴードンの理論は、のちにSSAと呼ばれ、
さらに近年ではVoC理論など、
経済学を超えた広がりを持っている。

・数理マルキステン
日本の置塩信雄によって展開された
マルクスの経済学を数学的に基礎づける
ムーブメント。
置塩の諸業績を英語にした(と、いうと怒られてしまうが)
森嶋道夫の『マルクスの経済学』に端を発して
欧米圏に広がり、
いわゆる「マルクス・ルネッサンス」運動として
知られている。

・シカゴ学派
上記ネオ・オーストリーのアメリカにおける牙城的存在が
シカゴ学派であったことに由来する
アメリカにおける自由主義グループ。

・合理的期待形成学派
経済主体は、将来の政府あるいは他の多数の経済主体の
将来の行動について
確率的な期待を形成し、それを織り込んで
意思決定をするという考え方を
合理的期待形成という。
今日の経済学では、当たり前の話であるが、
これが「学派」と呼ばれたのは、
この理論を提唱することが、ある種の政治的メッセージを
含むことになったため。

・進化論経済学
もともとは、制度学派。それを中心に
カオス理論(数学)やら自生的秩序理論(ネオ・オーストリー)や、
ネットワーク理論(数学)やら、
ゲーム理論、動学的最適化、
サーキット理論(電子工学)などやらが絡んでいる。

・世界システム論
Iウオーラースティンが中心となって提唱した
世界経済を国ごとに扱うのではなく
全体として一つのシステムとして考える
理論。方法論的にはFブローデルの
巨視的世界史に近いが
AGフランクやSアミンの従属周辺理論の考え方を
取り入れることで、独自の理論となった。

・マネタリスト
マーケットというものは無謬ではあるが
これがきちんと機能するためには
貨幣がきちんとコントロールされていなければならない。
逆に言えば、
中央銀行が、貨幣をきちんとコントロールしさえすれば
万事うまくいく、というフリードマンの考え方。

・レギュラシオン理論
マルクス派、制度学派、ポストケインジアン
人類学、ルネ・ジラールの神話理論、
アルチュセール他構造主義、
ゲーム理論などを取り入れた
広い意味での一種の制度学派。
Mアグリエッタ、Rボワイエなど。
フランスが中心であるが、
アメリカには、これとよく似たSSAあるいはCoVなどといわれる
グループもあり、
よく共同研究をやっている。

8:51 午後  
Blogger yoji said...


ニュー・ケインジアン(英: New Keynesian economics)は、マネタリストや新しい古典派に対応して発展した経済学の一学派である。

目次
概要・歴史 編集

1960年代から1970年代にかけて、ミルトン・フリードマンをはじめとするマネタリストは実証的研究や恒常的所得仮説によってケインジアン的な裁量に基づいた財政・金融政策の問題点を指摘した。さらに、合理的期待仮説によって完全競争・完全情報市場において家計が将来について合理的な期待を形成すると仮定すると財政・金融政策は無効となることが示された。

これに対抗して、種々の仮定からミクロ的に価格や賃金の硬直性 (Sticky) を導き、裁量的な財政・金融政策の有効性を示そうとグレゴリー・マンキューやデビッド・ローマーによって始められた[1]のがニュー・ケインジアンである。ニュー・ケインジアンがオールド・ケインジアンと異なる点はマネタリズムや新しい古典派の考え方を一部取り入れている点にある。

理論 編集

新古典派経済学と区別されるニュー・ケインジアンの主要な主張は、賃金と価格が市場が完全雇用の達成を可能にするために直ちに順応しないことである。この価格と賃金の硬直性をミクロ経済理論を使って説明することによって、遊休資源と開拓されない市場は合理的な期待があてはまる時にさえ存在し、持続しうると主張する。 なぜ価格がゆっくりとしか市場に順応しないかを説明するのに、いくつかのアプローチがある。

情報の島 編集
エドムンド・フェルプスとロバート・ルーカスが提唱した理論。市場がいくつかに分割されていて、各企業は自分がいる個別市場の動きについては完全に情報を得ることができるが、他の市場を含めた市場全体の情報は不完全にしか手に入らないものと仮定する。すると、自分の市場で起きた変動が個別市場の変動によるものか、市場全体の変動によるものかを完全に合理的に即座に判断することはできず価格を中途半端にしか調整できないために、市場全体に変動をもたらす財政政策や金融政策が実体経済の生産量に影響を与えることができる。

この理論の弱点は、現在のように進んだ情報化社会において、上記のような「情報の島」が永続的に存在するという仮定にある。

メニュー・コスト 編集
新ケインズ派が一般的に使う用語として「メニュー・コスト」がある。会社が商品の価格を変更しない理由は、商品が負っている経費による。例えば、新しいカタログ、価格表、メニューを作る経費はメニュー・コストと考えられる。これらの宣伝費やメニュー・コストは、商品の価格を変えて、メニューをすべて作り直さなければならない場合に増大する。たとえそのメニュー・コストが小さいとしても、短期的には経費全体を変動させる。会社はそのコストを支払わねばならないだけでなく、価格変更にともなう外部性(externalities)がある。

マンキューが説明するように、供給資金の減少のため価格を下げる会社は、顧客の可処分所得を上げるであろう。価格を下げる決定は買い手がより多く購入できるようにするが、その時必ずしも価格を下げた当の会社の製品を買うわけではない。他社の販売を援助したくない会社は、価格を下げる前に躊躇するであろう。

パソコンなどで印刷したりインターネットにメニューを掲示することが普及して、メニューを替えることが簡単になっている。また、ディスカウント・セール(安売り)やクーポン券を使った割引により、メニューを替えなくても価格を下げることができることから、メニュー・コストは過度に強調されているのではないか、との批判もあった。しかし、メニューを消費者周知させるコストは存在するので、広義のメニューコストは無視できない存在であると考えられている。

情報コストと限定合理性 編集
合理的期待仮説では、家計はすべての情報を無料で手に入れることができ、それらをすべて有効に活用して判断を下すことになっている。しかし、現実の世界において、情報の収集と行使にはさまざまなコストがかかる。このコストの存在により、家計がすべての情報を手に入れる努力をしなかったり、入手した情報を有効に使わないことがかえって合理的となる場合がある。この家計の行動の特性によって、企業側が適切に価格を設定したとしてもそれが最適な資源配分に繋がらない可能性が発生する。

その他 編集
上記では主に不完全情報を仮定したが、さらに不完全競争を仮定することによって、より強力に価格の硬直性が発生する=財政・金融政策が有効であることをミクロ的に示すことが可能となる。

他学派との比較 編集

経済学者たちが会議を開いて名称を統一したわけではないが、「新古典派統合」「ネオ=ケインズ主義」「ニュー・ケインジアン」などの用語には親近性がある。第二次世界大戦後にポール・サミュエルソンが提唱した「新古典派統合」の理念は新古典派の考えるように、広範な供給不足の原理に沿って政府と中央銀行がおおよその完全雇用を維持するであろうということであった。 「ネオ=ケインズ主義」はジェームズ・トービンとフランコ・モジリアニに指導され、新古典派との統合にその理論の基礎を置くが、多くの重点はミクロ経済の基盤とマクロ経済におけるワルラスの一般均衡理論を使用することに由来する。そして私的な固定投資などにあらわれる経済生活の根本的な不確実性を強調する、ポスト・ケインズ学派のポール・デヴィッドソン (Paul Davidson) などと対比される。

かつてジョージ・W・ブッシュ大統領下の経済諮問委員会の議長だったグレゴリー・マンキューと提携したニュー・ケインジアンは、ロバート・ルーカスと新古典学派への反応といえよう。新古典学派はネオ=ケインズ主義の「合理的期待」の概念に光を当て、その矛盾を批判した。そしてそのユニークな完全雇用における市場開拓均衡(market-clearing equilibrium)を合理的期待と結びつけた。ニュー・ケインジアンは、価格の硬直性のために市場には開拓できない「ミクロ的基盤」があるので短期的には市場は均衡できないであろう、したがって合理的期待に基礎を置いた理論は当てはまらないと主張した。

新古典派統合が財政政策や金融政策が完全雇用を実現することを期待するのに対して、新古典学派は価格と賃金の調整が完全雇用を短期に達成するであろうと推測する。一方でニュー・ケインジアンは「価格の硬直性」のため完全雇用は短期では自動的に達成できない、政府と中央銀行の政策や指導は非常に長期にわたらねばならない、と主張した。

脚注 編集

[ヘルプ]
^ N. Gregory Mankiw and David Romer, eds., (1991), New Keynesian Economics. Vol. 1: Imperfect competition and sticky prices, MIT Press, ISBN 0-262-63133-4. Vol. 2: Coordination Failures and Real Rigidities. MIT Press, ISBN 0-262-63133-2
参照 編集

 ケインズ経済学 (Keynesian economics)
 ポスト・ケインジアン (Post-Keynesian economics)
 ネオ・ケインズ経済学 (Neo-Keynesian Economics)
 新古典派経済学 (New classical economics)
外部リンク 編集

Mankiw, G.,``New Keynesian Economics," in Henderson, D., (ed.) The Concise Encyclopedia of Economics.
American Economic Policy from 1920's to 1990's - From "Everyone is a Keynesian" to "Everyone is a Supply Sider"
Article from Economics Encyclopedia
Greenwald, B. and Joe. Stiglitz, 1993, ``New and Old Keynesians," Journal of Economic Perspectives, Vol. 7, No. 1, pp. 23-44, (Winter 1993).
グレゴリー・マンキュー著『マクロ経済学1・2』(東洋経済新報社)
Greenwald, Bruce and Joseph E. Stiglitz. ``Keynesian, New Keynesian and New Classical Economics," Oxford Economic Papers, Vol. 39, 1987, pp. 119-132.(or NBER Working Paper 2160)
ノート別の言語で閲覧

5:22 午前  
Blogger yoji said...

斎藤他マクロ


http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51411392.html
2010年04月22日09:57
カテゴリ本経済
ニューケインジアンのマクロ教科書

マクロ経済学 (New Liberal Arts Selection)日本の経済政策が混乱している原因は、経済閣僚がマル経しか知らない団塊世代で、ケインズ理論さえ理解していないことにある。乗数理論を知らない菅直人氏などはまだいいほうで、東大経済学部でマル経をたたき込まれた亀井静香氏は確信犯的な社会主義者だ。この世代はどうしようもないとして、官邸や財務省のスタッフには基礎学力があるので、経済学の知識をアップデートしてほしい。英語が読めればMankiwがベストだが、本書は日本語で書かれた初の本格的なニューケインジアンの教科書である。

特に注目されるのは、「流動性の罠のもとでの安定化政策」(p.353-)に1節をあてている点だ。基本的な論点は
政府の「景気対策」のような裁量的な政策は、時間非整合性によって市場を混乱させるので望ましくない。
インフレ目標やテイラールールのような受動的ルールによる政策が望ましい
ただし流動性の罠に入ると、人為的にインフレを起こすことはむずかしい
GDPギャップを埋める手段としては財政政策のほうが有効だが、むだな公共事業に税金が浪費されるリスクが大きい
というわけで、決定的な対策はないというのが著者の意見のようだ。特にインフレ目標についてはくわしく説明しており、次のような理由で評価は否定的だ:
流動性の罠では金利操作がきかないので、中央銀行がインフレ期待を起こすコミットメントができない
「何かの理由でインフレになっても金融緩和を維持する」というのが時間軸政策だが、いつインフレになるかわからないので効果は弱い
しかし実際にインフレになったら中央銀行はそれを抑制すると予想されるので、市場はそれを織り込んでマネーストックは増えない
インフレ目標は裁量的なバイアスをなくす受動的ルールなので、それを中央銀行が「あらゆる手段で実現する」というターゲティングは、インフレ目標の精神と矛盾している
動学マクロ理論の数学的な説明は省略し、大学1年生から読めるようにやさしく書かれているので、公務員試験ぐらいの学力があれば楽に読める。一知半解の知識で経済学者を「曲学阿世」などとののしるデフレ脱却議連の政治家も、この教科書ぐらい読んでからデフレを論じてほしいものだ。



5:23 午前  
Blogger yoji said...

の2点を挙げている[5]。
鍋島直樹(名古屋大学教授)は、ポスト・ケインズ派経済学者に共通する見解として、次の三点を挙げている[1]。

経済は歴史的時間の中で進行する過程である。
不確実性に満ちた現実世界においては、経済活動に対する期待が重大な影響を及ぼす。
社会的諸制度が経済現象の成り行きを決める上で重要な役割を演じる。
三つの系統 編集

ポスト・ケインズ派は上述の特徴においては見解が共通しているものの、決して一枚岩の集団ではなく、「ケインズ原理主義」、「カレツキ派」、「スラッファ派」という三つの異なるアプローチが存在する[1][6]。

ケインズ原理主義 編集
ケインズ原理主義(英: Fundamentalist Keynesian)とは、『一般理論』におけるケインズの立場を「新古典派経済学の理論や政策的含意だけでなく、その還元主義的方法をも否定していた」と解釈する、急進的なポスト・ケインズ派である[7]。彼らは、ケインズが至る所で強調していた確率と不確実性の役割を重視しており、特にローソン、キャラベリ、フィッツギボンズ、オドンネルらの著作[8] をルーツとする1980年代中盤以降の新しい原理主義者は、『一般理論』第12章における不確実性の議論と『確率論』における哲学的思索との関係をめぐる、原典解釈に力点を置いている[7]。

カレツキ派 編集
カレツキ派(英: Kaleckian)とは、ミハウ・カレツキの経済理論から影響を受けたポスト・ケインズ派の一派である。カレツキの景気循環理論はケインズの『一般理論』に欠如していたミクロ経済学的基礎を備えていたため、1970年代を通じてポスト・ケインズ派経済学の出現を先導した[9]。彼らは、階級間コンフリクトの作用に焦点を合わせ、不完全競争経済の下での価格形成と所得分配、および景気循環と経済成長の仕組みの解明を試みる[1]。カレツキ派は、以下の3点において『一般理論』におけるケインズの立場と異なる[9]。

景気循環の原因である投資の不安定について、ケインズが経済人の期待の主観的要素(アニマル・スピリット)を重要視したのに対し、カレツキは企業の確信は主に現在の利潤によって決定されるので彼らの主観的要素をこれ以上分析する必要はないとした。
流動性選好理論において、ケインズが貨幣に対する総需要および総供給を仮定したのに対し、カレツキは貨幣が経済システムにとって内生的であると考えた。
ケインズが長期利子率を上回る投資の期待収益率の不安定性によって投資の不安定を説明したのに対し、カレツキは企業部門の内部流動性が利潤や外部金融の水準とともに変動することが投資の不安定性の原因であるとした(危険逓増の原理)。ミンスキーの『金融不安定性の理論』[10](1986年)もこれを独自に発展させたものである。
スラッファ派 編集
スラッファ派(英: Sraffian)とは、ピエロ・スラッファの洞察に基づき、新古典派限界理論を代替しうる価格と分配の理論を構築しようと試みる、ポスト・ケインズ派の重要な一部門である[1]。新リカード派(Neo-Ricardian)とも言う[11]。スラッファは、『商品による商品の生産』[12](1960年)において新古典派分配理論を資本理論の側面から批判した[13]。彼らは『一般理論』の中に組み入れられたマーシャル的要素を放棄することによって、ケインズ派と主流派の同化を回避すべきと主張する[13]。

ポストケインズ派の経済学者 編集

欧米

ニコラス・カルドア
ミハウ・カレツキ
ウィリアム・ヴィックリー
ルイジ・パシネッティ
ハイマン・ミンスキー
ポール・デヴィッドソン
日本

渡辺良夫 (経済学者)
鍋島直樹 (経済学者)
服部茂幸
黒瀬一弘
脚注 編集

^ a b c d e f 鍋島直樹、「ポスト・ケインズ派:『有効需要の原理』を軸に代替理論の構築をめざす」、『これからの経済学:マルクス、ピケティ、その先へ』(経済セミナー増刊)、日本評論社、66-67頁、2015年。
^ 泉正樹 『貨幣の本源的概念についての覚書』, 東北学院大学経済学論集 (180), 2013-03, p17-18
^ Lavoie, Marc "What post-Keynesian economics has brought to an understanding of the Global Financial Crisis" July 2015, p.9
^ 宇仁宏幸・大野隆(訳)、マルク・ラヴォア(著)『ポストケインズ派経済学入門』、ナカニシヤ出版、2008年、4-16頁。
^ 前掲書、16-21頁。
^ 宇仁宏幸・大野隆(訳)、マルク・ラヴォア(著)『ポストケインズ派経済学入門』、ナカニシヤ出版、2008年、p.27-29
^ a b ビル・ジェラード「原理主義者のケインジアン(Fundamentalist Keynesians)」、J.E. キング『ポスト・ケインズ派の経済理論』、多賀出版、2009年、179-184頁。
^ それぞれ、
Lawson,T.,"Uncertainty and Economic Analysis," Economic Journal,95(380),909-24,1985,
Carabbli,A.,On Keynes's,.Method, Macmillan, 1988,
Fitzgibbons, A., Keynes's Vision, Clarendon Press, 1988,
O'Donnell, M., Keynes: Philosophy, Economics and Politics, Macmillan, 1989。
^ a b ヤン・トポロウスキー「カレツキの経済学(Kaleckian Economics)」、J.E. キング『ポスト・ケインズ派の経済理論』、多賀出版、2009年、72-76頁。
^ Minsky,H.P. Stabillizing an Unstable Economy, Yele University Press, 1986.
^ 宇仁宏幸、坂口明義、遠山弘徳、鍋島直樹(著)『入門 社会経済学』(第1版)、ナカニシヤ出版、2004年、p.5
^ Sraffa, P.Producton of Commodities by Means of Commodities, Cambridge University Press, 1960.
^ a b ゲーリー・モンジオッヴィ「スラッファの経済学(Sraffian Economics)」、J.E. キング『ポスト・ケインズ派の経済理論』、多賀出版、2009年、267-271頁。
参考文献 編集

マルク・ラヴォア(著)、宇仁宏幸・大野隆(訳)『ポストケインズ派経済学入門』、ナカニシヤ出版、2008年、ISBN 978-4779502675
経済セミナー編集部、『これからの経済学: マルクス、ピケティ、その先へ』 (経済セミナー増刊)、2015年
関連項目 編集

ケインズ経済学
ネオ・ケインズ経済学
ニュー・ケインジアン

8:55 午後  
Blogger yoji said...

スラッファによるマーシャル批判を検証する必要がある


スラッファのように標準商品を措定することではじめて転形問題を解決出来る
均衡の条件である連続性を標準商品が保証する
労働市場の均衡は市場経済が発達しても保証されていないから、
スラッファは今も示唆的だ
ケインズはフィアットマネーに標準商品を求めたので立場は違うが
スラッファの才能は買っていた
スラッファは後期ウィトゲンシュタインへ示唆を与えた

バンコールにはスラッファではなくゲゼルの影響があるが

バンコール - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB
バンコール(bancor)は、1940年から1942年にジョン・メイナード・ケインズとエルンスト・フリードリッヒ・シューマッハーが提案した超国家的な通貨のことを言う。第二次世界大戦後に世界経済を安定させるため、英国がブレトン・ウッズ会議でバンコールの導入を公式提案したが、アメリカ合衆国の合意をとりつけることができず、実現には至らなかった。この会議では最終的に、バンコールではなく、世界銀行とIMFによって管理された制度において、物理的な金(きん)と結び付けられる固定為替相場制(金本位制)が採用された。そして、金との兌換性を維持した米ドルを基軸通貨とするブレトン・ウッズ体制は1971年のニクソンショックまで続くことになる。一部、IMFのSDR(特別引出権)が、バンコールの機能を継承されているという考え方もある。

発案当初、バンコールの他に超国家通貨の命名には次の候補があった。

ユニタス
ドルフィン
ベザント
ダリック
概要
グローバル経済安定化の方法論
バンコールの特徴
21世紀における注目
参考文献
目次


概要 編集
バンコールは、多国間決済制度を通し、会計帳簿上の単位として国際貿易において使用される。この制度を敷くにあたり、ICU(The International Clearing Union; 国際清算同盟)という機関が想定されていた。多くの国において、「銀行」に対して「中央銀行」が存在するのと同様に、ICUは、「各国の中央銀行」に対する「中央銀行」となるような、国家間の貿易・取引の決済を行う機関となる。 つまり、全ての国際貿易は、ICUを通してバンコール建てとなる。バンコールは固定為替相場となるが、その為替相場は調整可能とされる。

グローバル経済安定化の方法論 編集
輸出は全て、国の会計帳簿でバンコールが加算され、輸入は全て、国の会計帳簿で減算される。ここで、一般的な銀行の“当座貸越”の概念を用いて、バンコールとICUの説明がなされる。ICUでの当座貸越の限度額は、過去5年間の貿易収支平均の2分の1とされる。この限度額を超えた場合、債務国は超えた赤字分に対して利子を支払わなければならない。ここで注意しなければならないのは、一般銀行の当座貸越とは違い、国際収支帳簿上の黒字国である債権国も、超過分に対して利子を支払わなければならないことである。赤字額、あるいは黒字額が大きくなるほど利子は高くなる。

赤字国(債務国)はバンコールに対する通貨を引き下げ、輸出を増やさなければならず、輸入品はより高額に設定され、輸入を減らすように促される。同様に、黒字国(債権国)はバンコールに対する通貨を引き上げ、赤字国の輸出品を買わなければならない。それでも黒字国が輸出の限度額を超えたまま決済を迎えた時には、その超過分をICUに没収される。ちなみに、このICUで没収された積立金は、国際警察(現在のICPOとは別のものと思われる)や災害救助活動など、加盟国に対して有効利用される。

このため、没収されないように黒字国は輸入を増やそうとするので、赤字国の改善が見出される。つまり、各国はバンコールの貿易収支差額が0になるよう調整することになる。このシステムによって、物理的な金と国の通貨は、国際貿易の中で使用されず、国家間での移動も失くすことができ、グローバル経済の影響を抑えるというのがバンコールとICUの考え方である。

バンコールの特徴 編集
バンコールは国際通貨とはならず、国際的な会計帳簿の単位となる。
金はバンコールへの交換はできるが、バンコールを金にする交換はできない。
一般流通はされない。例えば、個人がバンコールの保持や取り引きをすることはできない。
ここで、ビットコインとは全く別の性質ということが明確にわかる。
国際取引・貿易はすべてバンコールで評価され、決済が行われる。
債務国と債権国の関係は二国間とは限らない。N:Nである。
バンコールは貯金ができない。このため国内流通に影響を与えない。
国家間の貿易収支を測定するために使用される。
21世紀における注目 編集
近年、特に2008年の金融危機の発生に伴い、ケインズの提案は再び注目されることになる。

2007年1月、スーザン・ジョージは「これらの機関ができていたら、先進国と途上国、双方の住民の必要に応じた貿易システムが構築され、世界は現在よりも理にかなったものとなっていただろうからだ。」と「ル・モンド・ディプロマティーク」で述べている。

2009年3月、「国際通貨制度を改革せよ(Reform the International Monetary System)」という題の演説の中で、中国人民銀行の周小川総裁は、ケインズのバンコールの働きかけを「先見の明有」と称し、金融危機に対する反応では、「グローバルな準備通貨として、国際通貨基金 (IMF) の特別引出権 (SDR) を採用すべし」と提案した。彼は、トリフィンのジレンマ(流動性のジレンマ;ある国内の金融政策の目標を達成しながら、同時に他国の準備通貨の需要に合わせられないという矛盾)を理由に挙げ、国家の通貨がグローバルな準備通貨となるのは、不適切であると主張した。

2009年9月、「国連・国際通貨金融システム改革の専門家委員(Experts on reforms of the international monetary and financial system)」の報告書で、上記同様に、トリフィンのジレンマを挙げ、米ドル本位制の反省とSDRに着想を得た世界準備通貨構想について述べられている。

ジャーナリストのジョージ・モンビオットは、「ICUの提案されたメカニズムが発展途上国の意思決定に対して、より強い力を与え、今現在の状態ほど極度に国際貿易に巻き込まれてはいなかった」と主張している。

参考文献 編集
E.F.Schumacher, Multilateral Clearing Economica, New Series, Vol. 10, No. 38 (May, 1943), pp. 150-165
Xiaochuan, Zhou(周小川) (2009). "Reform the International Monetary System" (PDF). BIS Review. Bank of International Settlements. Retrieved 2010-11-28.
http://www.ft.com/cms/s/0/7851925a-17a2-11de-8c9d-0000779fd2ac.html
Recommendations by the Commission of Experts of the President of the General Assembly on reforms of the international monetary and financial system, 20.3.2009. http://www.un.org/ga/president/63/letters/recommendationExperts200309.pdf
Reserve Accumulation and International Monetary Stability, 13.4.2010, http://www.imf.org/external/np/pp/eng/2010/041310.pdf
Susan George(スーザン・ジョージ)、『Le Monde diplomatique - Alternative finances』、January 2007
小樽商科大学、http://www.otaru-uc.ac.jp/~egashira/lecture/gakushi2013/Keynes_doc.pdf
「戦後世界の形成 ブレトン・ウッズと賠償 1941〜46年の諸活動 モグリッジ編」 石川健一・島村高嘉訳 1988

1:42 午後  
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スラッファによるマーシャル批判を検証する必要がある


スラッファのように標準商品を措定することではじめて転形問題を解決出来る
均衡の条件である連続性を標準商品が保証する
労働市場の均衡は市場経済が発達しても保証されていないから、
スラッファは今も示唆的だ
ケインズはフィアットマネーに標準商品を求めたので立場は違うが
スラッファの才能は買っていた
スラッファは後期ウィトゲンシュタインへ示唆を与えた

バンコールにはスラッファではなくゲゼルの影響があるが



バンコール - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB
バンコール(bancor)は、1940年から1942年にジョン・メイナード・ケインズとエルンスト・フリードリッヒ・シューマッハー☆(『スローイズビューティフル』で有名)が提案した超国家的な通貨のことを言う。第二次世界大戦後に世界経済を安定させるため、英国がブレトン・ウッズ会議でバンコールの導入を公式提案したが、アメリカ合衆国の合意をとりつけることができず、実現には至らなかった。この会議では最終的に、バンコールではなく、世界銀行とIMFによって管理された制度において、物理的な金(きん)と結び付けられる固定為替相場制(金本位制)が採用された。そして、金との兌換性を維持した米ドルを基軸通貨とするブレトン・ウッズ体制は1971年のニクソンショックまで続くことになる。一部、IMFのSDR(特別引出権)が、バンコールの機能を継承されているという考え方もある。

発案当初、バンコールの他に超国家通貨の命名には次の候補があった。

ユニタス
ドルフィン
ベザント
ダリック
概要
グローバル経済安定化の方法論
バンコールの特徴
21世紀における注目
参考文献
目次


概要 編集
バンコールは、多国間決済制度を通し、会計帳簿上の単位として国際貿易において使用される。この制度を敷くにあたり、ICU(The International Clearing Union; 国際清算同盟)という機関が想定されていた。多くの国において、「銀行」に対して「中央銀行」が存在するのと同様に、ICUは、「各国の中央銀行」に対する「中央銀行」となるような、国家間の貿易・取引の決済を行う機関となる。 つまり、全ての国際貿易は、ICUを通してバンコール建てとなる。バンコールは固定為替相場となるが、その為替相場は調整可能とされる。

グローバル経済安定化の方法論 編集
輸出は全て、国の会計帳簿でバンコールが加算され、輸入は全て、国の会計帳簿で減算される。ここで、一般的な銀行の“当座貸越”の概念を用いて、バンコールとICUの説明がなされる。ICUでの当座貸越の限度額は、過去5年間の貿易収支平均の2分の1とされる。この限度額を超えた場合、債務国は超えた赤字分に対して利子を支払わなければならない。ここで注意しなければならないのは、一般銀行の当座貸越とは違い、国際収支帳簿上の黒字国である債権国も、超過分に対して利子を支払わなければならないことである。赤字額、あるいは黒字額が大きくなるほど利子は高くなる。

赤字国(債務国)はバンコールに対する通貨を引き下げ、輸出を増やさなければならず、輸入品はより高額に設定され、輸入を減らすように促される。同様に、黒字国(債権国)はバンコールに対する通貨を引き上げ、赤字国の輸出品を買わなければならない。それでも黒字国が輸出の限度額を超えたまま決済を迎えた時には、その超過分をICUに没収される。ちなみに、このICUで没収された積立金は、国際警察(現在のICPOとは別のものと思われる)や災害救助活動など、加盟国に対して有効利用される。

このため、没収されないように黒字国は輸入を増やそうとするので、赤字国の改善が見出される。つまり、各国はバンコールの貿易収支差額が0になるよう調整することになる。このシステムによって、物理的な金と国の通貨は、国際貿易の中で使用されず、国家間での移動も失くすことができ、グローバル経済の影響を抑えるというのがバンコールとICUの考え方である。

バンコールの特徴 編集
バンコールは国際通貨とはならず、国際的な会計帳簿の単位となる。
金はバンコールへの交換はできるが、バンコールを金にする交換はできない。
一般流通はされない。例えば、個人がバンコールの保持や取り引きをすることはできない。
ここで、ビットコインとは全く別の性質ということが明確にわかる。
国際取引・貿易はすべてバンコールで評価され、決済が行われる。
債務国と債権国の関係は二国間とは限らない。N:Nである。
バンコールは貯金ができない。このため国内流通に影響を与えない。
国家間の貿易収支を測定するために使用される。
21世紀における注目 編集
近年、特に2008年の金融危機の発生に伴い、ケインズの提案は再び注目されることになる。

2007年1月、スーザン・ジョージは「これらの機関ができていたら、先進国と途上国、双方の住民の必要に応じた貿易システムが構築され、世界は現在よりも理にかなったものとなっていただろうからだ。」と「ル・モンド・ディプロマティーク」で述べている。

2009年3月、「国際通貨制度を改革せよ(Reform the International Monetary System)」という題の演説の中で、中国人民銀行の周小川総裁は、ケインズのバンコールの働きかけを「先見の明有」と称し、金融危機に対する反応では、「グローバルな準備通貨として、国際通貨基金 (IMF) の特別引出権 (SDR) を採用すべし」と提案した。彼は、トリフィンのジレンマ(流動性のジレンマ;ある国内の金融政策の目標を達成しながら、同時に他国の準備通貨の需要に合わせられないという矛盾)を理由に挙げ、国家の通貨がグローバルな準備通貨となるのは、不適切であると主張した。

2009年9月、「国連・国際通貨金融システム改革の専門家委員(Experts on reforms of the international monetary and financial system)」の報告書で、上記同様に、トリフィンのジレンマを挙げ、米ドル本位制の反省とSDRに着想を得た世界準備通貨構想について述べられている。

ジャーナリストのジョージ・モンビオットは、「ICUの提案されたメカニズムが発展途上国の意思決定に対して、より強い力を与え、今現在の状態ほど極度に国際貿易に巻き込まれてはいなかった」と主張している。

参考文献 編集
E.F.Schumacher, Multilateral Clearing Economica, New Series, Vol. 10, No. 38 (May, 1943), pp. 150-165
Xiaochuan, Zhou(周小川) (2009). "Reform the International Monetary System" (PDF). BIS Review. Bank of International Settlements. Retrieved 2010-11-28.
http://www.ft.com/cms/s/0/7851925a-17a2-11de-8c9d-0000779fd2ac.html
Recommendations by the Commission of Experts of the President of the General Assembly on reforms of the international monetary and financial system, 20.3.2009. http://www.un.org/ga/president/63/letters/recommendationExperts200309.pdf
Reserve Accumulation and International Monetary Stability, 13.4.2010, http://www.imf.org/external/np/pp/eng/2010/041310.pdf
Susan George(スーザン・ジョージ)、『Le Monde diplomatique - Alternative finances』、January 2007
小樽商科大学、http://www.otaru-uc.ac.jp/~egashira/lecture/gakushi2013/Keynes_doc.pdf
「戦後世界の形成 ブレトン・ウッズと賠償 1941〜46年の諸活動 モグリッジ編」 石川健一・島村高嘉訳 1988

4:50 午後  
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エルンスト・フリードリッヒ・シューマッハー - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB
%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%92%E3%83%BB%
E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%8F%E3%83%BC


エルンスト・フリードリヒ・シューマッハー(Ernst Friedrich "Fritz" Schumacher, 1911年8月16日 - 1977年9月4日)は、ドイツ生まれのイギリスの経済学者。ジョン・メイナード・ケインズに師事した。イギリス石炭公社の経済顧問。

長年の石炭公社の勤務経験と経済学者としての分析から、石炭及び、その代替燃料としての石油の枯渇を予測し、原子力の利用についても警鐘を鳴らした。

1973年に刊行された『スモール イズ ビューティフル』は、その中でエネルギー危機を予言し、第一次石油危機として的中したことで世間の注目を浴び各国語に翻訳された。同書は The Times Literary Supplement により、第二次世界大戦後に出版された書籍の中で、世界に影響を与えた100冊に選出された[1]。

目次
経歴
ドイツ時代
イギリス時代
祖国ドイツ降伏まで
戦後
石炭公社退任後
家族
シューマッハー・サークル
著作リスト
脚注
外部リンク
経歴 編集
ドイツ時代 編集
ドイツのボンに、ボン大学の政治経済学の教授で、アシュケナジムユダヤ系のヘルマン・シューマッハーの次男として生まれた。祖父はコロンビア大使で、家柄は14世紀以来ブレーメン市長を務めた。

1929年、ボン大学に入学し、11月にイギリスに渡り、ケインズに師事した。翌1930年に奨学金を得てオックスフォード大学ニュー・カレッジに転学。さらに1932年には、アメリカのコロンビア大学に転学して金融学のパーカー・ウィリス教授に師事し、経済学を修め、同大助講に抜擢された。

その後、ドイツに帰国し、溺れかけたナチスの高官を救助して、人命救助勲章を得て、アンナ・マリア・ペーターゼンと結婚した。しかし、同胞のユダヤ人が大量に離独するのを受け、自らもイギリスへの移住を実行した。

イギリス時代 編集
祖国ドイツ降伏まで 編集
1936年、ユニリーバ社の顧問となる。翌1937年に長男のピーター・クリスティンが誕生。後に義弟となるヴェルナー・ハイゼンベルクと出会う。バッテリー・トラクション社の顧問となる。

1940年、次男のジョンが誕生するも、敵国人として職を追われ、農場に職を得るも、収容され3か月後に釈放される。収容中に書いた Multilateral Clearing という国際決済制度に関する論文をケインズに送った。

1942年、ケインズの紹介でオックスフォード大学統計研究所に職を得る。『オブザーバー』紙の嘱託記者となる。後に、『タイムズ』紙や『エコノミスト』紙にも執筆するようになる。

1944年、ウィリアム・ベヴァリッジのために『自由社会における完全雇用』を執筆。翌1945年にイギリス国籍を申請し、英語風の「アーネスト・フレデリック・シューメーカー」と改名した。

戦後 編集
1946年、英国占領地域管理委員会の経済顧問として訪独。長女のバーバラが誕生。ドイツの工業化についての論文を複数執筆。労働党入党。

1950年、イギリス石炭公社の経済顧問となる。農場勤務時代の経験からイギリス土壌協会に参加。翌1951年に次女のヴァージニア誕生。

1955年、ビルマ政府に招かれて経済顧問となり、現地を視察する。1960年、妻のアンナが亡くなり、翌1961年にヴェレナ・ローゼンベルガーと再婚。翌1962年にインド政府の経済計画委員会の顧問となる。

1963年、石炭公社の統計局長となり、ドイツのクラウスタール工科大学から経済学博士号が授与される。

1965年、『オブザーバー』紙が初めて彼の中間技術構想に賛意を示し、翌1966年に中間技術開発グループ(ITDG, 現Practical Action)を設立。「仏教経済学」を発表。

1967年、スコットバーダー社のトラスティとなる(1970年に顧問)。石炭公社の企画局長に転任。三女のカレンが誕生。1969年に四女のニコラが誕生。

1970年、イギリス土壌協会の会長となる。この間、各国政府の招きでペルー・タンザニア・ザンビア・南アフリカを訪問。

石炭公社退任後 編集
1971年、石炭公社を退職し、著述・講演活動に専念。ローマ・カトリックに改宗。1973年、『スモール イズ ビューティフル』を出版。翌1974年、CBE勲章受章、四男のジェームズが誕生。1976年、カーボランダム賞受賞。

1977年、『ア・ガイド・フォア・ザ・バープレクスド』を出版。9月4日、スイス国内を汽車で移動中に心臓発作で客死。

家族 編集
先妻:アンナ・マリア・ペーターゼン( - 1960年)
長男:ピーター・クリスティン(1937年 - )
次男:ジョン(1940年 - )
長女:バーバラ・ウッド(1946年 - )伝記 E.F. Schumacher: His Life and Thought(Harper & Row, 1984) を執筆
次女:ヴァージニア(1951年 - )
後妻:ヴェレナ・ローゼンベルガー
三女:カレン(1967年 - )
四女:ニコラ(1969年 - )
四男:ジェームズ(1974年 - )
義弟:ヴェルナー・ハイゼンベルク(1901年 - 1976年)
シューマッハー・サークル 編集
彼の業績を記念して、シューマッハー・サークルが設立された。この組織には、シューマッハー・カレッジやシューマッハー・ソサエティ、イギリス土壌協会、New Economics Foundation が含まれる。

彼の文庫は、現在シューマッハー・ソサエティによってマサチューセッツ州のグレイト・バリントンに保存されている。

著作リスト 編集
Small Is Beautiful: Economics As If People Mattered(Blond & Briggs, 1973)
『人間復興の経済』(斎藤志郎訳、佑学社、1976年)
『スモール イズ ビューティフル』(小島慶三・酒井懋共訳、講談社学術文庫、1986年)
A Guide For The Perplexed (Harper Perennial, 1977)
『混迷の時代を超えて -人間復興の哲学』(小島慶三、斉藤志郎訳、佑学社、1980年)
This I Believe and Other Essays (Resurgence Books, 1977)
『スモール イズ ビューティフル再論』(酒井懋訳、講談社学術文庫、2000年)
Good Work (Harpercollins, 1979)
『宴のあとの経済学 -スモール・イズ・ビューティフル主義者の提言』(長洲一二監訳、伊藤拓一訳、ダイヤモンド社、1980年 → ちくま学芸文庫、2011年)
脚注 編集
[ヘルプ]
^ The Times Literary Supplement, October 6, 1995, p. 39
外部リンク 編集
シューマッハー・ソサエティ
シューマッハー・カレッジ

4:51 午後  
Blogger yoji said...

追記:
ゲゼルの影響を受けたのはシューマッハかも知れない
Multilateral Clearing
http://cui-zy.com/Recommended/%E6%AC%A1%E8%B4%B7/SchumacherClearingKeynes.pdf

4:55 午後  
Blogger yoji said...

橋本努書評ドスタレール著「ケインズの闘い」
http://www.econ.hokudai.ac.jp/~hasimoto/Book%20Review%20on%20Gilles%20Dostaler%20on%20Keynes.htm

書評
ジル・ドスタレール著『ケインズの闘い』
鍋島直樹/小峯敦監訳、藤原書店2008.9.刊行
『東洋経済』2008.11.15, 152頁.


本書を後ろから読みはじめたら驚いた。巻末の付録「友人および同時代人が見たケインズ」によれば、ケインズは周囲の人々からあらゆる賛辞を送られた「愛と機敏に満ちた魅惑的人物」なのだ。これほど人情に厚く、会話の名手でありながら、当代屈指の学的貢献をなした人物というのは、もしかするとソクラテス以来かもしれない。
そう思わせるだけの筆力が、本書にはあるだろう。ケインズと共に会話を楽しみたい。できることなら同時代を生きてみたい。経済学者としてのみならず、論理学者、散文作家、心理学者、書籍収集家、絵画鑑定家、あるいは政治活動家としても活躍したケインズ。そのたぐいまれな才能の組み合わせによって、20世紀前半の歴史に大きな足跡を残した巨人の実像を、当時の状況を踏まえて生き生きと描き出す。本書は日本語で読めるケインズ評伝の決定版、その全体像に迫った記念碑的著作だ。
しばしばケインズは、「ケインズ主義者ではない」と言われるが、彼はつねに自分の見解を変更する余地を残していた。R・カーンの回顧によれば、ケインズは「自分が以前に考えたり主張したりしたことに全く縛られずに、毎朝、新生児のように目覚めることの利点を享受している」としばしば語ったそうである。ならばケインズは、状況次第で現代のネオリベ政策を一部支持したかもしれない。彼の発想の根幹には、体系的な経済政策を貫くよりも、時と場所に応じて治療的な対応をすべきとの考えがあった。経済政策とは治療術であって、その技能はルールに縛られてはならないとの立場である。
むろんケインズは、日和見主義者ではない。本書が示しているのは、臨機応変な経済政策を導く際に、ケインズは洞察ある深い人間学を携えていたという事実である。ケインズの知性は、経済学を「副次的な学問」とみなすことができるほど、豊かな教養に支えられていた。
彼にとって政治経済の問題は、世界全体を幸福な場所にするという崇高な目的をもっており、しかも反功利主義的なものだった。ケインズの求める幸福とは、G・E・ムーアのいう倫理、つまり友情や親密な関係、美の観照や真理の追求を通して、「意識の善き状態」を獲得することであり、またその状態を集団で獲得するために、生活術を改良することであった。
 ただそのための道は一筋縄ではいかない。道は逆説に満ちている。必要なのは、様々な逆説に入りこんで緊張関係を生きることではないか。「ケインズの闘い」とはまさに、論争において理想を見失わず、人間な品位を保ちえた点にあるだろう。

橋本努(北海道大准教授)

9:36 午後  
Blogger yoji said...

Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: いまこそ、ケインズとシュンペーターに学べ―有効需要とイノベーションの経済学
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/4478008264?filterByStar=five_star

毎月、参加している早朝勉強会――舩橋晴雄主宰のシリウス企業倫理研究会――の7月例会で吉川洋の講演を聴き、吉川の『いまこそ、ケインズとシュンペーターに学べ――有効需要とイノベーションの経済学』(吉川洋著、ダイヤモンド社)を読みたくなった。

本書により、●ジョン・メイナード・ケインズとヨーゼフ・アロイス・シュンペーターの経済学をざっと復習することができた、●二人のしっくりいったとは言いかねる関係の機微に触れることができた、●著者が二人の経済学を統合するという大胆な試みに取り組んでいると知った――ことに満足している。

共に1883年に生まれた「ケインズとシュンペーター、20世紀を代表する二人の天才経済学者は最後まですれ違った。有効需要の不足を資本主義経済の抱える最大の問題としてとらえ『ケインズ経済学』を打ち立てたケインズ。一方、イノベーションこそが資本主義経済の核心だと考え、不況は単なる『お湿り』にすぎないと言ってのけたシュンペーター。二人の経済学はどこまで行っても水と油なのだろうか」。

「今ではケインズの経済思想は『バラマキ財政論』『大きな政府』『官僚主導主義』だとして新自由(経済)主義者によって批判されることが多い。しかしこれは歴史の理解を欠いた皮相な見方である。三巻本から成るケインズの伝記を書いたロバート・スキデルスキーが正しく指摘したとおり、ケインズの基本的な考え方は、社会主義とファシズムという左右両サイドの「集産主義」から深刻なチャレンジを受けた資本主義を救おうとする『リベラリズム』の立場だったからである。自由主義経済のアキレス腱である有効需要の不足、失業の問題に対して『マクロ』の経済政策で対処することにより、逆に『ミクロ』のレベルでは個人の自由が最大限に保証されることになる。こうケインズは考えた」。

「昔からあるモノやサービスに対する需要は必ず飽和する。このことはシュンペーターも認めた。そこから先がシュンペーターとケインズで違うのである。ケインズは需要不足は与えられた条件だとして政府による政策を考えた。シュンペーターは、需要が飽和したモノやサービスに代わって新しいモノをつくり出すこと――すなわちイノベーションこそが資本主義経済における企業あるいは企業家の役割なのだと説いた。イノベーションによって新しいモノが生み出されるから『恒久的』に需要が飽和することはない」というのだ。

「日本を代表する理論経済学者であった柴田敬は、1936年駐英公使だった吉田茂の紹介によりロンドンでケインズと面会した。このときに交わした次のような会話を書き残している。<君はシュムペーター教授のところで勉強していたそうだが、タウシッグ教授は偉い人だったけれども、きわめて大きい間違いをした。それは自分の後任者としてシュムペーターを選んだことである>。シュンペーターをケインズはまったく評価していなかったのである。・・・シュンペーターによる『(雇用・利子・貨幣の)一般理論』の書評――辛辣な書評を、プライドの高いケインズは生涯許さなかったに違いない。ケインズはシュンペーターを嫌っていたのだ」。

一方、「シュンペーターは最後まで『一般理論』が真の『一般理論』であることを認めなかった。またケインズ自身が強調してやまなかった理論上の独創性も認めなかった。『消費関数』『流動性選好』などケインズ特有の理論装置は、ただ既存の学説の名前を変えたものにすぎないと考えた。『一般理論』は『一般理論』の装いを凝らした一級の『時論』――あくまでもイギリス経済に関する時論であるとみなした」というのである。

久しぶりに、経済学の復習ができて、よかった!
コメント|3人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?

12:23 午前  
Blogger yoji said...

柴田 敬(しばた けい、1902年9月2日 - 1986年5月22日)は、日本の経済学者。

目次
経歴 編集

福岡県福岡市生まれ。福岡商業学校、山口高等商業学校(現山口大学経済学部)を卒業後、高商時代の恩師である作田荘一を追うように京都帝国大学経済学部に入学した。そこでは、河上肇のゼミに参加した。後に、マルクス経済学と一般均衡理論の統合など世界的にも注目される理論経済学の研究を行った。この論文はポーランドの経済学者であるオスカル・ランゲの眼に止まり、高い評価を受けている[1]。

柴田は、京都帝国大学の助教授をしていたときに、ハーバード大学に留学している。そして、そこでヨーゼフ・シュンペーターのゼミナールに加わり、高い評価を得ている。伊東光晴によると、「日本の経済学者でシュンペーターのもとを訪れた者のうち、シュンペーター自身が、来る前から異常に高く評価したのは柴田敬であり、来た後に高く評価したのが都留重人であって、これ以外の人についてはほとんど評価していない」とされている[2]。また、当時のゼミ生には、ポール・サミュエルソン、ワシリー・レオンチェフ、ポール・スウィージー、都留らがいた。そして、帰途には、吉田茂の仲介により、英国でケインズとの面会を果たした。伊東光晴によれば、「日本人としては、ただ一人ケインズと議論らしい議論を行った経済学者」。帰国後京大教授となりゼミで杉原四郎らを教えた。

その後、経済ブレインとして、近衛文麿の経済体制革新運動や天皇による早期終戦工作等に関わるようになったが、戦後になるとGHQにより公職追放となる。追放解除後、山口大学教授・経済学部長、青山学院大学教授・経済学部長も務めた。現在では「忘れられた大経済学者」とみなされている。[要出典]

評価 編集

都留重人は、『現代経済学の群像』(1985年6月 岩波書店)の中で、「日本には「経済学学者」は多いけれど経済学者は少ないのではないか。つまり、外国の著名な経済学者の著書や論文を、横のものを縦にする形で発表する学者は非常に多いけれども、自分で独創的に問題を展開して、世界の経済学界に一石を投じるような人は比較的少なかったのではないかと考えてきた。「近代経済学の群像」の続編として本書を企画するに当たっては、ぜひとも日本の経済学者も登場させたいとして、柴田敬と安井琢磨の二人を検討の対象とした」[要ページ番号]と述べている。

脚注 編集

[ヘルプ]
^ 橘木俊詔 『朝日おとなの学びなおし 経済学 課題解明の経済学史』 朝日新聞出版、2012年、231頁。
^ 宮崎義一、伊東光晴「忘れられた経済学者・柴田敬」経済評論53/8月号
関連項目 編集

政治経済学 (日本)
執筆の途中です
この項目は、経済学者(経済評論家を含む)に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(ウィキポータル 経済学、ウィキプロジェクト 経済)。

12:25 午前  
Blogger yoji said...

*1 柴田敬『経済の法則を求めて』(日本経済評論社、一九八三年、pp. 63-64)

12:39 午前  
Blogger yoji said...

吉川洋 とシュンペーター
#17
対米交渉過程において書かれたイギリス大蔵省のメモランダムの一部が最近公刊された(Peden, 2004 の第九章)。これは『ケインズ全集(CWK)』二五、二六巻を補完する内容である。

Peden, G. C.(2004), ed. Keynes and His Critics: Treasury Responses to the Keynesian Revolution, 1925

12:51 午前  
Blogger yoji said...

1946, Records of Social and Economic History New Series 36, Oxford: Published for the British Academy by Oxford University Press.

12:52 午前  
Blogger yoji said...

ケインズ政策の含意と役割

  7-1図 新投資需要の決定機構
 m,r
  |o
  |  
  | o    m=m(I)      
r*|_|__o o
  |_|__|_____I
  0 I1  I*

資本の限界効率mと新投資需要の大きさIとの関係は,資本の
限界効率曲線m=m(I)という減少関数で表される。mが与え
られた利子率r*よりも大である場合は,借入により投資を行う
ことによって純益(m-r*)が生じ,Iは拡大されていく。この
拡大はm =r*まで続けられ,やがてm =r*の新投資水準I*のと
ころで新投資需要が決定される。 
(『経済原論』平井規之他197頁)

3:34 午前  
Blogger yoji said...

ケインズ政策の含意と役割

  7-1図 新投資需要の決定機構
 m,r
  |o
  |  
  | o    m=m(I)      
r*|_|__o o
  |_|__|_____I
  0 I1  I*

資本の限界効率mと新投資需要の大きさIとの関係は,資本の限界効率曲線m=m(I)という減少関数で表される。mが与え
られた利子率r*よりも大である場合は,借入により投資を行うことによって純益(m-r*)が生じ,Iは拡大されていく。この
拡大はm =r*まで続けられ,やがてm =r*の新投資水準I*のところで新投資需要が決定される。 
(『経済原論』平井規之他197頁)

3:34 午前  
Blogger yoji said...

ケインズ政策の含意と役割/ケインズ理論の概要:

  7-1図 新投資需要の決定機構
 m,r
  |o
  |  
  | o    m=m(I)      
r*|_|__o o
  |_|__|_____I
  0 I1  I*

資本の限界効率mと新投資需要の大きさIとの関係は,資本の限界効率曲線m=m(I)という減少関数で表される。
mが与えられた利子率r*よりも大である場合は,借入により投資を行うことによって純益(m-r*)が生じ,Iは拡大
されていく。この拡大はm =r*まで続けられ,やがてm =r*の新投資水準I*のところで新投資需要が決定される。 
(『経済原論』平井規之他197頁)

3:38 午前  
Blogger yoji said...


「ケインズの複雑性」
Keynesian Complexity from Asad Zaman
https://rwer.wordpress.com/2017/01/07/keynesian-complexity/

今朝読んだこのブログは大事な点を指摘しているな。

(一般理論の)「第二章でなされた労働市場に関する基本的なポイントは企業と労働者間の賃金に関するミクロレベルの交渉がマクロ経済における実質賃金を決定しないということである。この点を詳しく説明する前に、経済は単純なサブシステムをみても理解しえない複雑なシステムであるという一般的な考え方の特殊事例であることを示したい。」

「・・・システム全体を理解できない場合、サブシステムの記述は矛盾しているようにみえる。複雑なシステムを理解したら部分的な洞察をまとめ得る。ケインズの主な貢献は経済を複雑なシステムとして記述しようとする試みとして理解できる。残念なことだが、彼の追随者のほとんどが、ケインズの主要な洞察に対して盲いていた。それだからケインズの解釈はさまざまである。・・・しかし誰もケインズの複雑さの根本的な洞察を理解しているようにはみえない。システム全体はシステム内の個々のエージェントの行動の単純な集約としては機能しない。ケインズ以前のマクロ経済学は個々のエージェントのミクロ経済的行動をスケールアップすることでマクロ経済が理解しうるという誤解に集中していた。・・・ケインズはマクロ経済の複雑なシステムの見方を作り出したが、単純な追随者は複雑さを理解することができず、ケインズ以前の見解に戻ってしまった」

ここは経済理論の詳細に立ち入る場所じゃあないので、議論の細部は省略。

参照: Why is economics not a complex systems science? 経済学が複雑なシステム科学ではない理由
John Foster (2006) Why is economics not a complex systems science?. Journal of Economic Issues, 40 4: 1069-1091.
http://espace.library.uq.edu.au/view/UQ:81537

12:42 午前  
Blogger yoji said...

ケインズ 伊東論争

一般理論
12:6

When the capital development of a country becomes a by-product of the activities of a casino, the job is likely to be ill-done.

一国の資本の発展が博場でのけ事の副産物となってしまったら、なにもかも始末に負えなくなってしまうだろう

間宮の訳は大げさか?

若田部危機の中でケインズから学ぶ140頁

2:39 午前  
Blogger yoji said...

ジョーン・ロビンソンが「経済学を学ぶ理由は経済学者に騙されないためだ」という趣旨のことを言った理由はなんですか?
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ricky20080221さん 2015/3/1113:00:50
マルクスは、資本制は崩壊する、といった。
しかし、『資本論』に出てくる
再生産表式には、資本制が安定的に成長するための
条件が示されている。
もしも経済学者がマルクスのうわべ(反資本主義)に
騙されることなく、資本論をまじめに読んでいれば
ハロッド=ドマーモデルは20年は早く
展開されたろう。

マーシャルは資本制経済を賛美した。
ところがマーシャルの長期モデルでは
経済外部効果により、限界費用曲線が
右下がりの下で市場が均衡することが
書かれてしまっている。
これはマーシャルにとっては大きな矛盾だ。
限界費用逓減下で市場が均衡するなら、
自由競争はできない。
マーシャル自身はこの矛盾に気づいていたが
マーシャルの弟子たちは気が付かなかった。
これを指摘したのはスラッファであるが
その後の資本制経済の進展を見れば
スラッファが予感した通り
自由主義経済ではなく
独占が市場を支配するような社会になってしまった。
マーシャルをよく読めば、こうしたことは
理論的には書かれていたのに、
資本制の讃美者たちは
マーシャルの自由主義賛美者としてのうわべに騙され
本当に書かれていることの意味に気が付かなかった。

ケインズは、政府が介入することで資本制はそこそこ、
悪くなくやっていける、と考えていた。
しかし、実際には政府支出の大きな部分が軍事費で、
現在(当時のこと)では、すでに地球を何回か
破壊できるだけの核兵器を米ソで保有している。
もしかしたら、資本制経済どころか、
人類が滅んでしまうかもしれない。しかし、
ケインズを賛美している人たちの中に
この理論的結末を理解している人たちが
どれだけいるのか。

経済学者の思想信条は
重視しなければならないが
いやしくも経済学者であるなら、
その思想信条ではなく、
その理論を厳しく批判するべきだ。それができなければ
経済学を学ぶ意味はない。

経済学をなぜ学ぶのか。
経済学者に騙されないためである、、、

と、言うような。。。。

…たしか、インドのデイリーでの講演でしたよね。。
懐かしいな。。。

ちなみに、マーシャルの下りで
限界費用逓減下で均衡する⇒独占になる
という流れがあるけれど、
スラッファの指摘を受けて
自然独占の理論を構築したのはJロビンソン自身。
ただし、ロビンソンは、その後、この理論を放棄して
チェンバレン型独占的競争理論へと
向かうことになる。

8:55 午前  
Blogger yoji said...

競争の型

競争の型 – hdkworks blog
http://hdkworks.com/競争の型/
競争の型

1999年頃に起業した際に、ポーターの書籍をかなり読み込みました。起業前の数ヶ月ほとんど持ち歩いていたといってもいいかもしれません。



競争優位の戦略―いかに高業績を持続させるかです。当時は、私は、日本最大のSIerの社員でもありましたので、どうすればインターネットというテクノロジーの中で、巨大戦艦が生き延びていけるかという観点で、この本を読んでいたように思います。この時期には、私はかなりの書籍量を読み、実地として起業の中で試しているわけですが、それから、15年、時代が変わってきたにもかかわらず、少々勉強をさぼってしまっていたかもしれません。今や、この書籍は古典になってしまっていたようです。

先日久しぶりにハーバードビジネスレビューを購入してみると、ポーターのことが書いてありました。なるほどとおもい、ビジネスモデルの書籍をいくつか読み、いくつかもやもやが晴れていきました。一番腹落ちしたのは、このエントリのタイトルにした競争の型、です。この競争の型の考え方をすれば、大企業が勝てないのではなくて、戦術が違っていただけの可能性があると思うに至りました。戦い方を間違えていれば、勝てる可能性は低くなる、あたりまえの話だと。

競争の型 – hdkworks blog
http://hdkworks.com/競争の型/
競争の型

1999年頃に起業した際に、ポーターの書籍をかなり読み込みました。起業前の数ヶ月ほとんど持ち歩いていたといってもいいかもしれません。



競争優位の戦略―いかに高業績を持続させるかです。当時は、私は、日本最大のSIerの社員でもありましたので、どうすればインターネットというテクノロジーの中で、巨大戦艦が生き延びていけるかという観点で、この本を読んでいたように思います。この時期には、私はかなりの書籍量を読み、実地として起業の中で試しているわけですが、それから、15年、時代が変わってきたにもかかわらず、少々勉強をさぼってしまっていたかもしれません。今や、この書籍は古典になってしまっていたようです。

先日久しぶりにハーバードビジネスレビューを購入してみると、ポーターのことが書いてありました。なるほどとおもい、ビジネスモデルの書籍をいくつか読み、いくつかもやもやが晴れていきました。一番腹落ちしたのは、このエントリのタイトルにした競争の型、です。この競争の型の考え方をすれば、大企業が勝てないのではなくて、戦術が違っていただけの可能性があると思うに至りました。戦い方を間違えていれば、勝てる可能性は低くなる、あたりまえの話だと。



Contents [hide]
1 競争の型の起源
2 戦略の型(1) IO(industrial organization)型
3 戦略の型(2) チェンバレン型
4 戦略の型(3) シュンペーター型
5 まとめ 〜新しもの好きはシュンペーター型を狙え〜
競争の型の起源

1986年ですから私が起業する前となりますが、ジェイ・バーニーというアメリカの経済学者がその起源とのことで、ポーターとは、ポーターVSバーニー論争などとも言われているようです。







上記の書籍も、少し古めの2003年ですが、「経営資源に基づく戦略論」(Resource Based View、以下RBV)と呼ばれる理論を説明したものです。かなりの大作ですが、一般論も多数書かれており、買っていて損はないと思います。



戦略の型(1) IO(industrial organization)型

特徴としては、下記の通りです。

事業環境の不確定要素が少ない
参入障壁が高い
2~5社で市場を独占している
企業は、緩やかに差別化をすることで過当競争を避ける
結果として、安定的な市場となる
たとえば、日本のビール業界をイメージしていただけるとわかりやすいかと思います。このような市場の場合、ポーターのSCP(Structure-Conduct-Performance)戦略が有効だと言われています。SCPとは、それぞれ

市場構造(Structure):市場規模、競合企業数、製品の差別化要因、参入コスト、市場の集中度
市場行動(Conduct):価格政策、R&D、投資、マーケティング
市場成果(Performance):生産効率、資源配分の効率、雇用水準、技術進歩のスピード収益性
を考慮し、戦うということです。よく見かけるのは、自社の「ポジショニング」をしっかり理解し、戦う方法。まさに最初の起業時に私が書いた図版にもこれが含まれておりましたが(笑)、縦軸横軸を決め、コンペティタと自社を比較し、どのようなアクションをとるのかをきめていくようなスタイルです。つきつめていくと、それは、

差別化戦略
コスト・リーダーシップ戦略
に帰着していきます。どんな市場も、立ち上げ時はこんな感じではない!のですが、いつかは成熟した市場になるわけで、ペイパル創業者ピーターティールによると、将来の市場成熟を考えた上で、起業せよ、独占を狙え、というのがおすすめなようです。





戦略の型(2) チェンバレン型

日本の多くの市場が、このチェンバレン型であると言われています。

比較的参入障壁は低く
複数の企業が存在し、
差別化しながら激しく競争する
数社による寡占がまだ起きていない、もしくは起きない市場です。

チェンバレン型の競争の型では、バーニーが提案したRBV(Resource Based View)に基づく戦略が有効だと言われています。前述の書籍に登場します。他社との比較すなわちポジショニングが大切なわけではなく、結局、自社の力、リソースが大事だよね、というお話です。現場力で勝ってきたたとえばトヨタなどが、このRBVの成功例としてよくあげられるようです。

戦略の型(3) シュンペーター型



これまでご紹介した市場は、どれもある程度の成熟した市場になるわけなのですが、まだ登場したての市場や製品の場合、あまりマッチすることはありません。2000年前後のインターネットを思い浮かべていただければ理解しやすいでしょう。そのような市場は、

日進月歩で技術革新が起こる
顧客ニーズなどにも不確定要素が多い
参入障壁も低い
という特徴があります。不確実性がきわめて高いため、他の2つの戦略のような、あらかじめ将来を予見しながら戦略立案をすることが困難です

9:00 午前  
Blogger yoji said...


タイトル  競争優位の戦略 いかに高業績を持続させるか
著者名等  M.E.ポーター/著  ≪再検索≫
著者名等  土岐坤/〔ほか〕訳  ≪再検索≫
出版者   ダイヤモンド社
出版年   1985.12
大きさ等  22cm 659p
注記    Competitive advantage./の翻訳
NDC分類 336
件名    経営管理  ≪再検索≫
ISBN等 4-478-37019-2
書誌番号  3-0190214498

所蔵情報 ( 資料情報 | 予約情報 )
項番 資料番号 所蔵館 請求分類 取扱 状態 場所 年月日号
1 2044433667 中央 336 /923 可 貸出中 書庫(社会科学中央)
2 2046206528 中央 336 /1142 可 書架 書庫(社会科学中央)
3 2046215519 中央 336 / 可 貸出中 4階(社会科学)
4 2049618673 南 336 / 可 書架 公開

9:02 午前  
Blogger yoji said...

競争の型 – hdkworks blog
http://hdkworks.com/競争の型/
競争の型

1999年頃に起業した際に、ポーターの書籍をかなり読み込みました。起業前の数ヶ月ほとんど持ち歩いていたといってもいいかもしれません。




タイトル  競争優位の戦略 いかに高業績を持続させるか
著者名等  M.E.ポーター/著  ≪再検索≫
著者名等  土岐坤/〔ほか〕訳  ≪再検索≫
出版者   ダイヤモンド社
出版年   1985.12
大きさ等  22cm 659p
注記    Competitive advantage./の翻訳
NDC分類 336




競争優位の戦略―いかに高業績を持続させるかです。当時は、私は、日本最大のSIerの社員でもありましたので、どうすればインターネットというテクノロジーの中で、巨大戦艦が生き延びていけるかという観点で、この本を読んでいたように思います。この時期には、私はかなりの書籍量を読み、実地として起業の中で試しているわけですが、それから、15年、時代が変わってきたにもかかわらず、少々勉強をさぼってしまっていたかもしれません。今や、この書籍は古典になってしまっていたようです。

先日久しぶりにハーバードビジネスレビューを購入してみると、ポーターのことが書いてありました。なるほどとおもい、ビジネスモデルの書籍をいくつか読み、いくつかもやもやが晴れていきました。一番腹落ちしたのは、このエントリのタイトルにした競争の型、です。この競争の型の考え方をすれば、大企業が勝てないのではなくて、戦術が違っていただけの可能性があると思うに至りました。戦い方を間違えていれば、勝てる可能性は低くなる、あたりまえの話だと。



Contents [hide]
1 競争の型の起源
2 戦略の型(1) IO(industrial organization)型
3 戦略の型(2) チェンバレン型
4 戦略の型(3) シュンペーター型
5 まとめ 〜新しもの好きはシュンペーター型を狙え〜
競争の型の起源

1986年ですから私が起業する前となりますが、ジェイ・バーニーというアメリカの経済学者がその起源とのことで、ポーターとは、ポーターVSバーニー論争などとも言われているようです。


上中下


上記の書籍も、少し古めの2003年ですが、「経営資源に基づく戦略論」(Resource Based View、以下RBV)と呼ばれる理論を説明したものです。かなりの大作ですが、一般論も多数書かれており、買っていて損はないと思います。



戦略の型(1) IO(industrial organization)型

特徴としては、下記の通りです。

事業環境の不確定要素が少ない
参入障壁が高い
2~5社で市場を独占している
企業は、緩やかに差別化をすることで過当競争を避ける
結果として、安定的な市場となる
たとえば、日本のビール業界をイメージしていただけるとわかりやすいかと思います。このような市場の場合、ポーターのSCP(Structure-Conduct-Performance)戦略が有効だと言われています。SCPとは、それぞれ

市場構造(Structure):市場規模、競合企業数、製品の差別化要因、参入コスト、市場の集中度
市場行動(Conduct):価格政策、R&D、投資、マーケティング
市場成果(Performance):生産効率、資源配分の効率、雇用水準、技術進歩のスピード収益性
を考慮し、戦うということです。よく見かけるのは、自社の「ポジショニング」をしっかり理解し、戦う方法。まさに最初の起業時に私が書いた図版にもこれが含まれておりましたが(笑)、縦軸横軸を決め、コンペティタと自社を比較し、どのようなアクションをとるのかをきめていくようなスタイルです。つきつめていくと、それは、

差別化戦略
コスト・リーダーシップ戦略
に帰着していきます。どんな市場も、立ち上げ時はこんな感じではない!のですが、いつかは成熟した市場になるわけで、ペイパル創業者ピーターティールによると、将来の市場成熟を考えた上で、起業せよ、独占を狙え、というのがおすすめなようです。





戦略の型(2) チェンバレン型

日本の多くの市場が、このチェンバレン型であると言われています。

比較的参入障壁は低く
複数の企業が存在し、
差別化しながら激しく競争する
数社による寡占がまだ起きていない、もしくは起きない市場です。

チェンバレン型の競争の型では、バーニーが提案したRBV(Resource Based View)に基づく戦略が有効だと言われています。前述の書籍に登場します。他社との比較すなわちポジショニングが大切なわけではなく、結局、自社の力、リソースが大事だよね、というお話です。現場力で勝ってきたたとえばトヨタなどが、このRBVの成功例としてよくあげられるようです。

戦略の型(3) シュンペーター型



これまでご紹介した市場は、どれもある程度の成熟した市場になるわけなのですが、まだ登場したての市場や製品の場合、あまりマッチすることはありません。2000年前後のインターネットを思い浮かべていただければ理解しやすいでしょう。そのような市場は、

日進月歩で技術革新が起こる
顧客ニーズなどにも不確定要素が多い
参入障壁も低い
という特徴があります。不確実性がきわめて高いため、他の2つの戦略のような、あらかじめ将来を予見しながら戦略立案をすることが困難です。今から思うと最初の起業時、2000年前後に、インターネットという市場で、よくポーターの戦略に則った事業計画を書いたものだと我ながらあきれてしまいます。

実際、私もそうなのですが、シュンペーター型の市場においては、スクラップアンドビルド、トライアンドエラー、とりあえずやってみる、ピポットをしまくる、そんな中から「当たり」を探りつつ、イノベーティブな製品・サービスを生み出す、言ってみれば宝探しのような活動の方が重要です。

ベンチャー的な言葉でいえば、リーンスタートアップといえるでしょう。


リーン・スタートアップ 単行本 – 2012/4/12
エリック・リース (著), 伊藤 穣一(MITメディアラボ所長) (解説), 井口 耕二 (翻訳)
5つ星のうち 4.1

経済学的な観点で言えば、リアル・オプション理論ということになるでしょう。





がこれに近くなります。端的にいえば、双方とも、

「わからないときには、とりあえずやってみて、市場に出そう」

もっとも出すだけでは意味が無くて、

利用者からのフィードバック、改善、必要に応じてピポット

を続けていきます。某ネット企業の代表が、「いい風が吹いたときに、沖にいなければその風をつかめない」とおっしゃっていたことを思い出します。まさにチャンスを狙うための戦略なわけです。



上記の書籍は、シュンペーター型の市場に対してのアプローチが記述されています。

まとめ 〜新しもの好きはシュンペーター型を狙え〜

私のキャリアのスタートは大企業だったわけなのですが、今はベンチャーよりの行動をとることが多いです。それは、上記競争の型でいうと、シュンペーター型の市場を選択しているとも言うことができます。シュンペーター型の市場の方が、当たりを引いたときに大きいハイリスクハイリターンであることがその一番の理由にも思いますが、もしかしたら・・・

単にシュンペーター型の市場とそこで起きうることが好き

なのかもしれないと、思いつつあります。R&D的に小さなサイクルをくるくる回しながら、日々新しいことに触れられることも、好き、の一つなのかもしれません。私のような新しもの好きは、シュンペーター型を意識して狙った方が、いろいろと悩まなくていいようにも思います。

コンビニで新しい商品が出てたらとりあえず買ってしまう人、、、悩んでないでシュンペーター型のアクション取ったらいいかも!ですよ。


9:15 午前  
Blogger yoji said...

Vol.69 イデオロギーの力 2 ~ケインズやオルテガ、先達に学ぶ~ - 社長の「雑観」コラム
http://msandconsulting.hateblo.jp/entry/2015/04/28/Vol.69_イデオロギーの力_2_~ケインズやオルテガ、先

前回、イデオロギーの持つ影響力について考えましたが、それについてジョン・メイナード・ケインズが名言を残しています。


「経済学者や政治哲学者の思想は、それが正しい場合にも間違っている場合にも、一般に考えられているよりもはるかに強力である。事実、世界を支配するものはそれ以外にはないのである。どのような知的影響とも無縁であるとみずから信じている実際家たちも、過去のある経済学者の奴隷であるのが普通である。権力の座にあって天声を聞くと称する狂人たちも、数年前のある三文学者から彼らの気違いじみた考えを引き出しているのである。私は、既得権益の力は思想の漸次的な浸透に比べて著しく誇張されていると思う。もちろん、思想の浸透はただちにではなく、ある時間をおいた後に行われるものである。なぜなら、経済哲学および政治哲学の分野では、25歳ないし30歳以後になって新しい理論の影響を受ける人は多くはなく、したがって官僚や政治家やさらには煽動家でさえも、現在の事態に適用する思想はおそらく最新のものではないからである。しかし、遅かれ早かれ、良かれ悪しかれ危険なものは、既得権益ではなくて思想である。」(出典:『ケインズ全集7 雇用・利子および貨幣の一般理論』 訳者:塩野谷祐一 東洋経済新報社 P384)


刺激的な言葉が含まれていますが、有名な『一般理論』と呼ばれる本の文末の一節です。

5:34 午前  
Blogger yoji said...

安倍首相もマネタリズムばかり勉強したせいで片寄った政策を連発した…

「良くも悪くも危険になるのは、既得権益ではなく、思想である。」ケインズ一般理論結語

5:37 午前  
Blogger yoji said...

トービン「国際為替取引税」(『人間開発報告書1994』より)

J. Tobin, “Special Contribution: A tax on international currency transactions,” United Nations Development Programme (UNDP), Human Development Report 1994: New dimensions of human security, p.70.

http://hdr.undp.org/sites/default/files/reports/255/hdr_1994_en_complete_nostats.pdf
http://hdr.undp.org/en/content/human-development-report-1994
(邦訳:国連開発計画『人間開発報告書1994―「人間の安全保障」の新しい側面』国際協力出版会, 1994, p.70. )

 「国際為替取引税」(トービン 『人間開発報告書1994』70頁より)


 国際的な資本移動に、直接的な商業投資や金融資産の売買という形で、これまでになく活発になっている。資本の移動は、生産性の高い事業に世界の貯蓄を投入することによって、場所がどこであっても、直接の当事国ばかりでなく世界経済全体を潤すことができる。資本集約的な国の預金者にとって、投資は資本が乏しい地域のほうが高収益が期待できるからである。
 だが、世界の貯蓄配分を効率的に進めるために必要な資本の移動は、推定で1日1兆ドルといわれる全世界の為替市場での取引のなかでは、わずかな割合を占めるに過ぎない。通信手段の発達とコンピューターとしいう文明の利器のおかげで、外国為替取引は簡単なうえに安価になった,そして金融市場に夜はない。香港、フランクフルト、ロンドン、ニューヨーク、東京とつねにどこかの市場が開いている。また先進国は、とうの昔に為替管理制度を断念し、開発途上国の多くも規制をゆるめつつある。
 地球上の人間生活のほかの分野でもほぼ同じだが、この分野でも科学技術の発達に政治・社会制度の発達が追いつけずにいる。何兆ドルという為替取引の大部分は、為替レートの変動や国家間の金利差を利用して、手っとり早い金儲けを狙う投機や利ぎや稼ぎである。この種の取引は、合理的な長期的投資配分にはほとんど寄与しない。為替レートは莫大な資金を動かす民間投機家の思感に翻弄され、為替市場が路信する長期投資や貿易向けの情報信号は歪められる。金利差を利用した利ざや稼ぎのため、各国の中央銀行は単独で金融政策をおこなえなくなり、ほかの主要国の中央銀行との政策協調を余儀なくされる。
 金融資本の国際移動性が高い状態は、為替レートが市場の趨勢によって自由に変動する場合も、政府間の協定によって固定されている場合でも等しく問題になる。1973年以後の世界経済の経験した困苦により、ブレトン・ウッズ体制ヘの回帰、さらに昔の金本位制ヘの復帰を求める声さえ出ている。だが、どのようなシステムでも、投機的の機会や国家の会融政策を排除した
り禁じたりはできない。しかし最近ヨーロッパの為替レート市場を襲った危機では、各国の中央銀行が単独ではもちろん、たとえ連携しても、弱い通貸の値下がりを見込んで猛攻を仕掛ける投機家に対抗できるだけの準備金を持っていないことがはっきりした。
 アメリカの50州のように、不変の単一通貨を用いていれば、この種の大混乱は避けられるかもしれない。アメリカの例は、中央通貨当局だけでなく他の共通機構により通貨が支えられていれば、大きな効果が期待できることを示している。このような機構がなければ、不可逆的な単一世界通貨が出現するのは何十年も先のこととなるだろう。
 1978年に、私は現実的な次善の策を提案した。スポット的な外国為替取引(先物契約やオプション取引を含む)に世界一律の国際税を課す案である。この提案の基本的な目的は二つあった。一つは市場参加者が目先の、投機的な取引に比較して、長期的で基本的な取引を重視するように仕向けること。もうーつは各通貨の短期金利の差が多少開いても意に介さないことで、各国の通貨政策の独立性を高めることである。
 外国為替取引に対して0.5%の税を課せば、3か月ものの為替手形の年利が4%変動したのと同じである。短期の為替往復売買をもくろむ者はこれで二の足を踏むはずである。この税の狙いは投機的な資本移動を抑制することであり、この程度の税率なら商品貿易や真剣な国際資本参加ヘの影響はほとんどないと思われる。この税を導入すれば莫大な収入が見込める。税率0.5%として、税収は年間1兆5,000億ドルを超えるはずである。
 J.M.ケインズは1936年に、株式市場取引税を導入すれば、目先の動きを読んだ投機家の思惑売買による株価の歪みを抑制し、長期的で基本的な取引による株価の比重を高めることになると指摘した。同じことが、外国為替市場にも当てはまる。
 外国為替取引税は、全世界のすべての市場で同一税率で課税する必要がある。非課税または低税率の地域で取引するという抜け穴を防ぐためである。きちんと課税されるかどうかは、為替の大部分の取引を扱う銀行と市場組織にかかっている。この取引税は国際為替市場のあり方を是正し、各国が適切な範囲で独立した金融政策、マクロ経済政策を取れるようにすることを目的としている、しかし、だからといって、各国政府や中央銀行が国際的な影響を無視した政策決定ができるわけではない。G7は今後ら政策強調が必要だし、G7の政策はその他の国の経済に対しても強い影響力と拘束力を持ち続けるに違いない。
 国際税である以上、収益は国際的な目的に当てることとし、国際機関に処理をゆだねるのが妥当である。以上が、1978年の私の提案だった。税収を得ることは当初の主な狙いではなかったが、莫大な税収が見込めるという点が、この提案に対する最近の関心の高まりに大きく作用していることは事実である。
                  
ジェームズ・トービン 1981年ノーベル経済学賞受賞者

10:20 午前  
Blogger yoji said...

一般理論8:2

《所得税、なかんずく「不労」所得を冷遇するような所得税、資本利得税、相続税などの税金は、利子率と同じくらい、貯蓄性向にかかわりをもっている。》

10:27 午前  
Blogger yoji said...

一般理論#12

《合衆国における投機の企業活動に対する優勢を緩和しようとするなら、政府がすべての取引に対して相当額の移転税を導入するのがさしあたり考えられる最善の策ということになるかもしれない。》

トービン税の元アイデア

10:29 午前  
Blogger yoji said...

ケインズ『一般理論』形成史
著者名等  浅野栄一/著  ≪再検索≫
出版者   日本評論社
出版年   1987.2
大きさ等  22cm 202p
NDC分類 331.74
件名    ケインズ ジョン・メイナード
件名    Keynes John Maynard.
目次    第1章 『貨幣論』(『貨幣論』の学説史的位置づけ;当時の政策論議中の前進的萌芽)
;第2章 離陸の諸契機(世界大不況の影響;カーン論文とケンブリッジ・サーカスの役
割;『貨幣論』をめぐる諸論争);第3章 新しいヴィジョンの形成(前進への諸兆候;
「生産の貨幣的理論」に向けて;新しい資本主義経済像の模索;革命のプロセスについて
のケインズ自身の証言);第4章 経済理論の革新へ;第5章 『一般理論』の成立(草
稿段階の総仕上げ;校正刷をめぐる論戦;形成史からみた『一般理論』;『一般理論』出
版後のケインズ)
内容    参考文献:p195~198
ISBN等 4-535-57639-4


《…1933年末にはケインズが有効需要論を新しい理論体系の中心に据えることを明示的に表明するに至ったことを確認しておこう。
この章[1933年草稿#2]では,ケインズはさらに,有効需要問題を処理する際の彼の新しい分析視角のひとつを明確化している。それはこうである。
 この年アメリカの経済学者H.L.マクラッケンは,経済学説史に関する著書『価値論と景気循環』を出版したが,たぶんみずからの理論の想源を調べていたケインズはただちにこれを読み,そのなかのマルクス理論の解説部分からヒントを得て,草稿でつぎのように書いていた。「協同体経済と企業家経済の間の区別はカール・マルクスによってなされた意味深長な観察と若干の関係をもっている。」31)それによると,マルクスは,現実世界の生産の性格が,経済学者たちがしばしば想定しているようなC一M-C′(商品一貨幣一他の商品という交換)のケース――これは私的消費者の観点からのものである一一ではなく,M-C一M′(貨幣一商品一より多くの貨幣という交換)のケース――これが事業の態度である――であることを指摘したが,この指摘はケインズの想定する企業家経済を分析する際の重要な視点を提供している,というのである。
 この商品と貨幣との交換過程に関する範式は,もともとマクラッケンが,剰余価値の源泉を流通過程ではなく生産過程に求めていったマルクスの説明を,『資本論』第1巻第2篇第4章「貨幣の資本への転化」の叙述に即しながら解説したものであり,マクラッケン自身はマルクスに忠実にこの範式を使用していたのであるが,ケインズは,この範式に独自の解釈を施し,それにマクラッケンの著書では触れられていなかった『資本論』第2巻の三つの資本循環に関する分析の内容を盛り込んで,つぎのように主張する。それによれば,前者の範式は古典派理論の想定する経済像を表現したものであり,そこでは,「企業家の生産過程開始への意欲は,彼の取り分となると期待されるものの生産物表示での価値量に依存する,すなわち,彼に帰属するより多くの生産物への期待のみが彼にとっての雇用増大への誘因となる」と考えられている。しかし,「企業家経済の下では,これは企業打算の性格についての間違った分析である。企業家の関心は,彼の取り分となる生産物の量ではなく,貨幣の量にある。彼は,産出量を増加させることによってその貨幣利潤を増加させることができると期待するならば,たとえこの利潤が以前よりも少ない生産物量を示すとしても,その産出量を増加させるであろう。」32)

31)ケインズ全集・J.M.K Vol.XXIX,.,p. 81
32)ケインズ全集・J.M.K Vol.XXIX,.,p. 82》

浅野栄一135~6頁





9:43 午前  
Blogger yoji said...



ノイマンの成長理論も問題意識自体が転形問題の流れであることは明白
(それを森嶋通夫がマルクスの名の下に数値化した)

近代経済学側が無知なだけで
マルクスの影響を受けたカレツキなども教科書に載らないのは怠惰以外の何者でもない

ケインズの有効需要もマルクスの影響を(間接的に)受けたことが明らかになっている

9:45 午前  
Blogger yoji said...

5つ星のうち 5.0ケインズの有効需要理論発見におけるマルクスの影響
投稿者 yojiseki 投稿日 2017/4/11
『ケインズ「一般理論」形成史』(浅野栄一135~6頁)によると、1933年末には
ケインズが有効需要論を新しい理論体系の中心に据えることを明示的に表明す
るに至ったという。
 この全集第29巻に収められた[1933年『一般理論』草稿#2]では、
ケインズはさらに、有効需要問題を処理する際の彼の新しい分析視角のひとつ
を明確化している。
 1933年アメリカの経済学者H.L.マクラッケンは、経済学説史に関す
る著書『価値論と景気循環』を出版したが、たぶんみずからの理論の想源を調
べていたケインズはただちにこれを読み、そのなかのマルクス理論の解説部分
からヒントを得て、草稿でつぎのように書いていた。

《協同体経済と企業家経済の間の区別はカール・マルクスによってなされた意
味深長な観察と若干の関係をもっている。》

それによると、マルクスは、現実世界の生産の性格が、経済学者たちがしばし
ば想定しているようなC一M-C′(商品一貨幣一他の商品という交換)のケ
ース――これは私的消費者の観点からのものである一一ではなく、M-C一M
′(貨幣一商品一より多くの貨幣という交換)のケース――これが事業の態度
である――であることを指摘したが、この指摘はケインズの想定する企業家経
済を分析する際の重要な視点を提供している、というのである。
 この商品と貨幣との交換過程に関する範式は、もともとマクラッケンが、剰
余価値の源泉を流通過程ではなく生産過程に求めていったマルクスの説明を、
『資本論』第1巻第2篇第4章「貨幣の資本への転化」の叙述に即しながら解
説したものであり、マクラッケン自身はマルクスに忠実にこの範式を使用して
いたのであるが、ケインズは、この範式に独自の解釈を施し、それにマクラッ
ケンの著書では触れられていなかった『資本論』第2巻の三つの資本循環に関
する分析の内容を盛り込んで、つぎのように主張する。それによれば、前者の
範式は古典派理論の想定する経済像を表現したものであり、そこでは、

《企業家の生産過程開始への意欲は、彼の取り分となると期待されるものの生
産物表示での価値量に依存する、すなわち、彼に帰属するより多くの生産物へ
の期待のみが彼にとっての雇用増大への誘因となる》

と考えられている。しかし、

《企業家経済の下では、これは企業打算の性格についての間違った分析である
。企業家の関心は、彼の取り分となる生産物の量ではなく、貨幣の量にある。
彼は、産出量を増加させることによってその貨幣利潤を増加させることができ
ると期待するならば、たとえこの利潤が以前よりも少ない生産物量を示すとし
ても、その産出量を増加させるであろう。》

(参照:ケインズ全集・J.M.K Vol.XXIX,p. 81~2)

マルクスのケインズへの影響はカレツキと似ている。バーナード・ショーへの
手紙におけるマルクス批判(邦訳ケインズ全集28巻)などは擬態だったということ
になる。邦訳を望む。


Amazon.co.jp: The Collected Writings of John Maynard Keynes, The General Theory and After: A Supplement, Vol. 29: John Maynard Keynes, Elizabeth Johnson, Donald Moggridge: 洋書
https://www.amazon.co.jp/dp/1107634997/ref=rdr_ext_tmb
The Collected Writings of John Maynard Keynes, The General Theory and After: A Supplement, Vol. 29 (英語)ペーパーバック – 2012/11/8
John Maynard Keynes (著), & 2 その他
5つ星のうち 4.5 2件のカスタマーレビュー

9:50 午前  
Blogger yoji said...




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John Maynard Keynes (著), & 2 その他
5つ星のうち 4.5 2件のカスタマーレビュー


5つ星のうち 5.0ケインズの有効需要理論発見におけるマルクスの影響
投稿者 yojiseki 投稿日 2017/4/11
『ケインズ「一般理論」形成史』(浅野栄一135~6頁)によると、1933年末には
ケインズが有効需要論を新しい理論体系の中心に据えることを明示的に表明す
るに至ったという。
 この全集第29巻に収められた[1933年『一般理論』草稿#2]では、
ケインズはさらに、有効需要問題を処理する際の彼の新しい分析視角のひとつ
を明確化している。
 1933年アメリカの経済学者H.L.マクラッケンは、経済学説史に関す
る著書『価値論と景気循環』を出版したが、たぶんみずからの理論の想源を調
べていたケインズはただちにこれを読み、そのなかのマルクス理論の解説部分
からヒントを得て、草稿でつぎのように書いていた。

《協同体経済と企業家経済の間の区別はカール・マルクスによってなされた意
味深長な観察と若干の関係をもっている。》

The distinction between a co-operative economy and an entrepreneur economy bears some relation to a pregnant observation made by Karl Marx,-





それによると、マルクスは、現実世界の生産の性格が、経済学者たちがしばし
ば想定しているようなC一M-C′(商品一貨幣一他の商品という交換)のケ
ース――これは私的消費者の観点からのものである一一ではなく、M-C一M
′(貨幣一商品一より多くの貨幣という交換)のケース――これが事業の態度
である――であることを指摘したが、この指摘はケインズの想定する企業家経
済を分析する際の重要な視点を提供している、というのである。
 この商品と貨幣との交換過程に関する範式は、もともとマクラッケンが、剰
余価値の源泉を流通過程ではなく生産過程に求めていったマルクスの説明を、
『資本論』第1巻第2篇第4章「貨幣の資本への転化」の叙述に即しながら解
説したものであり、マクラッケン自身はマルクスに忠実にこの範式を使用して
いたのであるが、ケインズは、この範式に独自の解釈を施し、それにマクラッ
ケンの著書では触れられていなかった『資本論』第2巻の三つの資本循環に関
する分析の内容を盛り込んで、つぎのように主張する。それによれば、前者の
範式は古典派理論の想定する経済像を表現したものであり、そこでは、

《企業家の生産過程開始への意欲は、彼の取り分となると期待されるものの生
産物表示での価値量に依存する、すなわち、彼に帰属するより多くの生産物へ
の期待のみが彼にとっての雇用増大への誘因となる》

 (The classical theory supposes that ) the readiness of the entrepreneur to start up a productive process depends on the amount of value in terms of product which he expects to fall to his share; i.e. that only an expectation of more product for himself will induce him to offer more employment.

と考えられている。しかし、

《企業家経済の下では、これは企業打算の性格についての間違った分析である
。企業家の関心は、彼の取り分となる生産物の量ではなく、貨幣の量にある。
彼は、産出量を増加させることによってその貨幣利潤を増加させることができ
ると期待するならば、たとえこの利潤が以前よりも少ない生産物量を示すとし
ても、その産出量を増加させるであろう。》


But in an entrepreneur economy this is a wrong analysis of the nature of business calculation. An entrepreneur is interested, not in the amount of product, but in the amount of money which will fall to his share. He will increase his output if by so doing he expects to increase his money profit, even though this profit represents a smaller quantity of product than before.


The classical theory supposes thaj the readiness of the (参照:ケインズ全集・J.M.K Vol.XXIX,p. 81~2)

マルクスのケインズへの影響はカレツキと似ている。バーナード・ショーへの
手紙におけるマルクス批判(邦訳ケインズ全集28巻)などは擬態だったということ
になる。邦訳を望む。


Amazon.co.jp: The Collected Writings of John Maynard Keynes, The General Theory and After: A Supplement, Vol. 29: John Maynard Keynes, Elizabeth Johnson, Donald Moggridge: 洋書
https://www.amazon.co.jp/dp/1107634997/ref=rdr_ext_tmb
The Collected Writings of John Maynard Keynes, The General Theory and After: A Supplement, Vol. 29 (英語)ペーパーバック – 2012/11/8
John Maynard Keynes (著), & 2 その他
5つ星のうち 4.5 2件のカスタマーレビュー
9:50 午前 削除

https://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/bitstream/10086/7664/1/HJeco0450200810.pdf

石倉論考


10:16 午前  
Blogger yoji said...

NAMs出版プロジェクト: 合成の誤謬、市場の失敗
http://nam-students.blogspot.jp/2017/07/blog-post_16.html

カフェdeケインズ
中野明
《72 ケインズは合成の誤謬の具体例としてマンドヴィルの『蜂の寓話』を揚げる(『一般理論』第23章、第7節)。なお、『蜂の寓話』については4-8節参照。》

倹約しても全体は良くならない…

6:35 午前  
Blogger yoji said...




    モジリアーニの労働供給曲線:  

 実質賃金
   |       労働供給曲線
   |        /  
   |       / 
 最低|      /
 要求|_____/
 賃金|     |
   |     |     
   |     |     
   |     |     
   |_____|__________
  0    完全雇用に   雇用量
      対応する雇用量

わかる現代経済学109頁

10:21 午後  
Blogger yoji said...

ウィトゲンシュタインを出迎えたケインズは
妻に宛てた手紙にこう書いた。

さて、神が到着した。
5時15分の電車でやって来た神に私は会った。
—Well, God has arrived.
I met him on the 5.15 train.

9:01 午前  
Blogger yoji said...

ケインズ政策の含意と役割/ケインズ理論の概要:

  7-1図 新投資需要の決定機構
 m,r
  |o
  |  
  | o    m=m(I)      
r*|_|__o o
  |_|__|_____I
  0 I1  I*

資本の限界効率mと新投資需要の大きさIとの関係は,資本の限界効率曲線m=m(I)という減少関数で表される。
mが与えられた利子率r*よりも大である場合は,借入により投資を行うことによって純益(m-r*)が生じ,Iは拡大
されていく。この拡大はm =r*まで続けられ,やがてm =r*の新投資水準I*のところで新投資需要が決定される。 
(『経済原論』平井規之他197頁)

9:58 午後  
Blogger yoji said...

第二次世界大戦を止めることができたのはケインズだけ(平和の経済的帰結)
次の大戦を止めることができるのもケインズだけ(バンコール)

4:55 午前  
Blogger yoji said...

#22
でワークシェアリングを考えていたようだ

10:11 午後  
Blogger yoji said...

ケインズのバーナード・ショー宛ての書簡でマルクスは散々貶されているが、
ケインズ一般理論#3にマルクスの名前がある。

《マルサスが格闘した有効需要の大いなる謎は経済学の文献から姿を消した。古典派理論に最も
完成した表現を与えたマーシャル、エッジワース、ピグー教授のあらゆる著作をくまなく捜し
てみても、有効需要については一言の言及さえないことに気づくだろう。わずかに、カール・
マルクス、シルヴィオ・ゲゼル、ダグラス少佐という地下世界で、表面下、ひっそりと生き延びる
ことができただけである。》一般理論#3

10:56 午前  
Blogger yoji said...

初代ケインズ男爵、ジョン・メイナード・ケインズ(John Maynard Keynes、1st Baron Keynes、1883年6月5日 - 1946年4月21日)は、イギリスの経済学者、官僚、貴族。イングランド、ケンブリッジ出身。20世紀における最重要人物の一人であり、経済学者の代表的存在である。有効需要[1]に基いてケインズサーカスを率いてマクロ経済学を確立させた。また、戦後の外為体制(ブレトン・ウッズ体制)をめぐりハリー・ホワイトと案を出し合った。

3:08 午前  

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