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熊野純彦訳『純粋理性批判』:目次(転載)
http://nam-students.blogspot.jp/2015/05/blog-post.html(本頁)
以下、
http://blog.livedoor.jp/ppdwy632/archives/51815684.htmlより転載。
純粋理性批判 Immanuel Kant: “Kritik der reinen Vernunft”, 1.Aufl., 1781, 2.Aufl., 1787
○著者: イマヌエル・カント、熊野純彦 訳
○出版: 作品社 (2012/1, 単行本 863ページ)
○定価: 8,400円
○ISBN: 978-4861823589
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……「きみがそれによって幸福であるにあたいするようになることを為せ」。……(p772
理性の働きとその限界を明確にし、近代哲学の源泉となった
カント(
Immanuel Kant, 1724-1804)の
主著(
Kritik der reinen Vernunft)。厳密な校訂とわかりやすさを両立する待望の新訳。
ひとが学びうるのは、ただ哲学することのみである。すなわち、理性の才能を、その普遍的原理を遵守しながら、目のまえにある或る種の試行にそくして訓練することだけである。それでもつねに留保されているものがある。そのようなこころみ自身をその源泉について探求し、確証し、あるいは拒否する、理性の権利なのである。――本文より
http://www.sakuhinsha.com/philosophy/23589.html
≪目次: ≫
エピグラム
献辞
凡例
第一版 序文
第二版 序文
第二版 序論
I 純粋認識と経験的認識の区別について
II 私たちはある種のア・プリオリな認識を所有し、通常の悟性ですらだんじてそれを欠いてはいない
III 哲学は、あらゆるア・プリオリな認識の可能性、原理ならびに範囲を規定する、一箇の学を必要としている
IV 分析的判断と総合的判断の区別について
V 理性のすべての理想的な学には、ア・プリオリな総合的判断が原理としてふくまれている
VI 純粋理性の一般的課題
VII 純粋理性批判という名の、特殊な学の理念と区分
―――――――――――――――――
第一版 序論
I 超越論的哲学の理念
分析的判断と総合判断の区別について
II 超越論的哲学の区分
―――――――――――――――――
I 超越論的原理論
第一部 超越論的感性論
§1
第一節 空間について
§2 この概念の形而上学的究明
§3 空間概念の超越論的究明
右の概念からの結論
第二節 時間について
§4 時間概念の形而上学的究明
§5 時間概念の超越論的究明
§6 これらの概念からの結論
§7 解明
§8 超越論的感性論に対する一般的註解
超越論的感性論の結語
第二部 超越論的論理学
序論 超越論的論理学の理念
I 論理学一般について
II 超越論的論理学について
III 一般論理学を分析論と弁証論に区分することについて
IV 超越論的論理学を超越論的分析論と弁証論に区分することについて
第一部門 超越論的分析論
第一篇 概念の分析論
第一章 すべての純粋悟性概念を発見する手引きについて
第一節 論理的な悟性使用一般について
第二節 §9 判断における悟性の論理的機能について
第三節 §10 純粋悟性概念すなわちカテゴリーについて
§11
§12
第二章 純粋悟性概念の演繹について
第一節 §13 超越論的演繹一般の原理について
§14 カテゴリーの超越論的演繹への移行
第二節 純粋悟性概念の超越論的演繹〔第二版〕
§15 結合一般の可能性について
§16 統覚の根源的‐総合的統一について
§17 統覚の総合的統一の原則はいっさいの悟性使用の最上の原理である
§18 自己意識の客観的統一とはなにか
§19 いっさいの判断の論理的形式は、判断にふくまれている概念が統覚によってうる客観的統一のうちに存する
§20 いっさいの感性的直観はカテゴリーのもとに立ち、カテゴリーとは、直観の多様なものがそのもとでのみひとつの意識のうちに総括されうる条件である
§21 注
§22 カテゴリーは経験の対象に適用される以外には、事物の認識のために使用されることはない
§23
§24 感官の対象一般へのカテゴリーの適用について
§25
§26 純粋悟性概念の、一般に可能な経験論的使用にかんする超越論的演繹
§27 悟性概念のこの演繹の成果
この演繹の簡単な総括
―――――――――――――――――
〔第一版〕
第二節 経験の可能性のア・プリオリな根拠について
予備的な注意
1 直観における覚知の総合について
2 構想作用における再生の総合について
3 概念における再認の総合について
4 カテゴリーがア・プリオリな認識として可能であることの予備的説明
第三節 対象一般への悟性の関係と、対象をア・プリオリに認識する可能性について
純粋悟性概念のこの演繹が正当であり、ただひとつ可能なものであることの要約的な呈示
―――――――――――――――――
第二篇 原則の分析論
序論 超越論的判断力一般について
第一章 純粋悟性概念の図式的機能について
第二章 純粋悟性のあらゆる原則の体系
第一節 あらゆる分析的判断の最高原則について
第二節 あらゆる総合的判断の最高原則について
第三節 純粋悟性のあらゆる総合的原則の体系的呈示
1 直観の公理
2 知覚の予科
3 経験の類推
A 第一の類推 実体の持続性の原則
B 第二の類推 原因性の法則にしたがう時間的継起の原則
C 第三の類推 交互作用あるいは相互性の法則にしたがう、同時存在の原則
4 経験的思考一般の要請
経験論の論駁
原則の体系に対する一般的注解
第三章 あらゆる対象一般をフェノメノンとヌーメノンに区別する根拠について
付録
反省概念の多義性について――経験的な悟性使用と超越論的な悟性使用の取りちがえから生じるところの
1 一様性と差異性
2 一致と対立
3 内的なものと外的なもの
4 質量と形式
反省概念の多義性についての注解
第二部門 超越論的弁証論
序論
I 超越論的仮象について
II 超越論的仮象のありかとしての純粋理性について
A 理性一般について
B 理性の論理的使用について
C 理性の純粋な使用について
第一篇 純粋理性の概念について
第一章 理念一般について
第二章 超越論的理念について
第三章 超越論的理念の体系
第二篇 純粋理性の弁証論的推論について
第一章 純粋理性の誤謬推論について
たましいの持続性についてのメンデルスゾーンの証明に対する反駁
心理学的な誤謬推理の解決の結論
合理的心理学から宇宙論へと移行するにあたっての一般的注解
―――――――――――――――――
〔第一版〕
実体性にかんする第一誤謬推理
純粋心理学の第一誤謬推理に対する批判
単純性にかんする第二誤謬推理
超越論的心理学の第二誤謬推理に対する批判
人格性にかんする第三誤謬推理
超越論的心理学の第三誤謬推理に対する批判
観念性(外的関係の)にかんする第四誤謬推理
超越論的心理学の第四誤謬推理に対する批判
以上の誤謬推理にしたがった、純粋なたましい論の総体をめぐる考察
―――――――――――――――――
第二章 純粋理性のアンチノミー
第一節 宇宙論的理念の体系
第二節 純粋理性の背反論
超越論的理念の第一の抗争
第一アンチノミーに対する注解
超越論的理念の第二の抗争
第二アンチノミーに対する注解
超越論的理念の第三の抗争
第三アンチノミーに対する注解
超越論的理念の第四の抗争
第四アンチノミーに対する注解
第三節 これらの抗争における理性の関心について
第四節 端的に解決されうるはずであるかぎりの、純粋理性の超越論的課題について
第五節 四つの超越論的理念すべてをつうじて生じる宇宙論的問いの懐疑的な表象
第六節 宇宙論的弁証論を解決するカギとしての超越論的観念論
第七節 宇宙論における、理性のじぶん自身との抗争の批判的判定
第八節 宇宙論的理念にかんする純粋理性の統制的原理
第九節 あらゆる宇宙論的観念にかんして、理性の統制的原理を経験的に使用することについて
I 世界全体という現象の合成における、全体性にかんする宇宙論的理念の解決
II 直観において与えられた全体の分割にさいしての、全体性にかんする宇宙論的理念の解決
数学的-超越論的理念の解決に対する結びの注、ならびに力学的-超越論的理念の解決への予備的注意
III 世界のできごとをその原因からみちびき出すさいの、導出の全体性にかんする宇宙論的諸理念の解決
自然必然性の普遍的法則と統合された、自由による原因性の可能性
普遍的自然必然性と結合された、自由という宇宙論的理念の解明
IV その現存在一般という面での、現象の依存性の全体性にかんする宇宙論的理念の解決
純粋理性のアンチノミー全体に対する結語
第三章 純粋理性の理想
第一節 理想一般について
第二節 超越論的理想(超越論的原型)について
第三節 最高存在者の現存在を推論する思弁的理性の証明根拠について
思弁的理性にもとづいて神の現存在を証明する方法はただ三種類のみが可能である
第四節 神の現存在にかんする存在論的証明の不可能性について
第五節 神の現存在にかんする宇宙論的証明の不可能性について
必然的存在者の現存在にかんするいっさいの超越論的証明において、弁証論的仮象を発見し説明すること
第六節 自然神学的証明の不可能性について
第七節 理性の思弁的原理にもとづくすべての神学の批判
超越論的弁証論への付録
純粋理性の理念の統制的使用について
人間理性の自然な弁証論の究極的意図について
II 超越論的方法論
第一章 純粋理性の訓練
第一節 理説的使用における純粋理性の訓練
第二節 論争的使用にかんする純粋理性の訓練
自己矛盾のうちにある純粋理性に懐疑論的満足を与えることが不可能であるしだいについて
第三節 仮説にかんする純粋理性の訓練
第四節 証明にかんする純粋理性の訓練
第二章 純粋理性の基準
第一節 私たちの理性の純粋な使用における究極的目的について
第二節 純粋理性の究極的目的を規定する根拠である、最高善の理想について
第三節 思いなすこと、知ること、信じることについて
第三章 純粋理性の建築術
第四章 純粋理性の歴史
訳者あとがき (二〇一一年盛夏 熊野純彦)
人名索引
事項索引
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- 日独対訳:
カント 『純粋理性批判』
„Kritik der reinen Vernunft“ von Immanuel Kant
- *Nach der ersten und zweiten Original-Ausgabe herausgegeben von Raymund Schmidt, Felix Meiner Verlag, Hamburg.
- 邦訳は篠田英雄訳,岩波文庫,1961を参考にした.
- ちなみに,このRaymund Schmidt 版はオリジナルの表記を現代風に直している個所が多くある.
Inhalt
Zueignung
Vorrede zur ersten Auflage
Vorrede zur zweiten Auflage
Einleitung der zweiten Auflage
Ⅰ. Von dem Unterschiede der reinen und empirischen Erkenntnis (B1-3)
Ⅱ. Wir sind im Besitze gewisser Erkenntnisse a priori, und selbst der gemeine Verstand ist niemals ohne solche (B3-6)
Ⅲ. Die Philosophie bedarf einer Wissenschaft, welche die Möglichkeit, die Prinzipien und den Umfang aller Erkenntnisse a priori bestimme (B6-10)
Ⅳ. Von dem Unterschiede analytischer und synthetischer Urteile (B10-14)
Ⅴ. In allen theoretischen Wissenschaften der Vernunft sind synthetische Urteile a priori als Prinzipien enthalten(B14-18)
Ⅵ. Allgemeine Aufgabe der reinen Vernunft (B19-24)
Ⅶ. Idee und Einteilung einer besonderen Wissenschaft, unter dem Namen einer Kritik der reinen Vernunft (B24-30)
I. Transzendentale Elementarlehre
Erster Teil. Die transzendentale Ästhetik
§ 1 (B33-36; A19-22 )
1. Abschnitt. Von dem Raume
§ 2. Metaphysische Erörterung dieses Begriffs (B37-40; A22-25)
§ 3. Transzendentale Erörterung des Begriffs vom Raume (B40-41; fehlt in A)
Schlüsse aus obigen Begriffen (B42-45; A26-30)
2. Abschnitt. Von der Zeit
§ 4. Metaphysische Erörterung des Begriffs der Zeit (B46-48; A30-32)
§ 5. Transzendentale Erörterung des Begriffs der Zeit (B48-49; A32)
§ 6. Schlüsse aus diesen Begriffen (B49-53; A32-36)
§ 7. Erläuterung (B53-58; A36-41)
§ 8. Allgemeine Anmerkungen zur transzendentalen Ästhetik (B59-73; A41-49)
Zweiter Teil. Die transzendentale Logik
Einleitung. Idee einer transzendentalen Logik
Ⅰ. Von der Logik überhaupt (B74-79)
Ⅱ. Von der transzendentalen Logik (B79-82)
Ⅲ. Von der Einteilung der allgemeinen Logik in Analytik und Dialektik (B82-86)
Ⅳ. Von der Einteilung der transzendentalen Logik in die transzendentale Analytik und Dialektik (B87-88)
Erste Abteilng. Die transzendentale Analytik
Erstes Buch. Die Analytik der Begriffe
1. Hauptstück. Von dem Leitfaden der Entdeckung aller reinen Verstandesbegriffe
1. Abschnitt. Von dem logischen Verstandesgebrauche überhaupt
2. Abschnitt
§ 9. Von der logischen Funktion des Verstandes in Urteilen
3. Abschnitt
§ 10. Von den reinen Verstandesbegriffen oder Kategorien
§ 11
§ 12
2.Hauptstück. Von der Deduktion der reinen Verstandesbegriffe
1. Abschnitt
§ 13. Von den Prinzipien einer transzendentalen Deduktion überhaupt
§ 14. Übergang zur transzendentalen Deduktion der Kategorien
2. Abschnitt. Transzendentale Deduktion der reinen Verstandesbegriffe
§ 15. Von der Möglichkeit einer Verbindung überhaupt
§ 16. Von der ursprünglich-synthetischen Einheit der Apperzeption
§ 17. Der Grundsatz der synthetischen Einheit der Apperzeption ist das oberste Prinzip alles Verstandesgebrauchs
§ 18. Was objektive Einheit des Selbstbewusstseins sei
§ 19. Die logische Form aller Urteile besteht in der objektiven Einheit der Apperzeption der darin enthaltenen Begriffe
§ 20. Alle sinnliche Anschauungen stehen unter den Kategorien, als Bedingungen, unter denen allein das Mannigfaltige derselben in ein Bewusstsein zusammenkommen kann
§ 21. Anmerkung
§ 22. Die Kategorie hat keinen andern Gebrauch zum Erkenntnisse der Dinge, als ihre Anwendung auf Gegenstände der Erfahrung
§ 23
§ 24. Von der Anwendung der Kategorien auf Gegenstände der Sinne überhaupt
§ 25
§ 26. Transzendentale Deduktion des allgemein möglichen Erfahrungsgebrauchs der reinen Verstandesbegriffe
§ 27. Resultat dieser Deduktion der Verstandesbegriffe
Zweites Buch. Die Analytik der Grundsätze
Einleitung. Von der transzendentalen Urteilskraft überhaupt
1. Hauptstück. Von dem Schematismus der reinen Verstandesbegriffe
2. Hauptstück. System aller Grunds?tze des reinen Verstandes
1. Abschnitt. Von dem obersten Grundsatze aller analytischen Urteile
2. Abschnitt. Von dem obersten Grundsatze aller synthetischen Urteile
3. Abschnitt. Systematische Vorstellung aller synthetischen Grundsätze desselben
1. Axiome der Anschauung
2. Antizipationen der Wahrnehmung
3. Analogien der Erfahrung
A. Erste Analogie. Grundsatz der Beharrlichkeit der Substanz
B. Zweite Analogie. Grundsatz der Zeitfolge nach dem Gesetze der Kausalität
C. Dritte Analogie. Grundsatz des Zugleichseins, nach dem Gesetze der Wechselwirkung, oder Gemeinschaft
4. Die Postulate des empirischen Denkens überhaupt
Widerlegung des Idealismus
Allgemeine Anmerkung zum System der Grundsätze
3. Hauptstück. Von dem Grunde der Unterscheidung aller Gegenstände überhaupt in Phänomena und Noumena
Anhang. Von der Amphibolie der Reflexionsbegriffe
Anmerkung zur Amphibolie der Reflexionsbegriffe
Zweite Abteilung. Die transzendentale Dialektik
Einleitung
Ⅰ. Vom transzendentalen Schein
Ⅱ. Von der reinen Vernunft als dem Sitze des transzendentalen Scheins
A. Von der Vernunft überhaupt
B. Vom logischen Gebrauche der Vernunft
C. Von dem reinen Gebrauche der Vernunft
Erstes Buch. Von den Begriffen der reinen Vernunft
1. Abschnitt. Von den Ideen überhaupt
2. Abschnitt. Von den transzendentalen Ideen
3. Abschnitt. System der transzendentalen Ideen(A333-338; B390-396)
Zweites Buch. Von den dialektischen Schlüssen der reinen Vernunft(A338-340; B396-398)
1. Hauptstück. Von den Paralogismen der reinen Vernunft(A341-348; B399-413)
(nach Ausg. A)
Erster Paralogism der Substantialität (348-351)
Zweiter Paralogism der Simplizität(351-361)
Dritter Paralogism der Personalität
Der vierte Paralogism der Idealität (des äusseren Verhältnisses)
Betrachtungen über die Summe der reinen Seelenlehre, zufolge diesen Paralogismen
(nach Ausg. B)
Widerlegung des Mendelssohnschen Beweises der Beharrlichkeit der Seele(413-)
Beschluss der Auflösung des psychologischen Paralogisms
Allgemeine Anmerkung, den übergang von der rationalen Psychologie zur Kosmologie betreffend
2. Hauptstück. Die Antinomie der reinen Vernunft
1. Abschnitt. System der kosmologischen Ideen
2. Abschnitt. Antithetik der reinen Vernunft
Erster Widerstreit der transzendentalen Ideen
Zweiter Widerstreit der transzendentalen Ideen
Dritter Widerstreit der transzendentalen Ideen
Vierter Widerstreit der transzendentalen Ideen
3. Abschnitt. Von dem Interesse der Vernunft bei diesem ihrem Widerstreite
4. Abschnitt. Von den transzendentalen Aufgaben der reinen Vernunft, insofern sie schlechterdings müssen aufgelöset werden können
5. Abschnitt. Skeptische Vorstellung der kosmologischen Fragen durch alle vier transzendentalen Ideen
6. Abschnitt. Der transzendentale Idealism als der Schl?ssel zu Auflösung der kosmologischen Dialektik
7. Abschnitt. Kritische Entscheidung des kosmologischen Streits der Vernunft mit sich selbst
8. Abschnitt. Regulatives Prinzip der reinen Vernunft in Ansehung der kosmologischen Ideen
9. Abschnitt. Von dem empirischen Gebrauche des regulativen Prinzips der Vernunft, in Ansehung aller kosmologischen Ideen
Auflösung der kosmologischen Idee von der Totalität der Zusammensetzung der Erscheinungen von einem Weltganzen
Auflösung der kosmologischen Idee von der Totalität der Teilung eines gegebenen Ganzen in der Anschauung
Schlussanmerkung zur Auflösung der mathematisch-transzendentalen, und Vorerinnerung zur Auflösung der dynamisch-transzendentalen Ideen
Auflösung der kosmologischen Ideen von der Totalität der Ableitung der Weltbegebenheit aus ihren Ursachen
Möglichkeit der Kausalität durch Freiheit, in Vereinigung mit dem allgemeinen Gesetze der Naturnotwendigkeit
Erläuterung der kosmologischen Idee einer Freiheit in Verbindung mit der allgemeinen Naturnotwendigkeit
Auflösung der kosmologischen Idee von der Totalität der Abhängigkeit der Erscheinungen, ihrem Dasein nach überhaupt
Schlussanmerkung zur ganzen Antinomie der reinen Vernunft
3. Hauptstück. Das Ideal der reinen Vernunft
1. Abschnitt. Von dem Ideal überhaupt
2. Abschnitt. Von dem transzendentalen Ideal (Prototypon transscendentale)
3. Abschnitt. Von den Beweisgründen der spekulativen Vernunft, auf das Dasein eines höchsten Wesens zu schliessen
4. Abschnitt. Von der Unmöglichkeit eines ontologischen Beweises vom Dasein Gottes
5. Abschnitt. Von der Unmöglichkeit eines kosmologischen Beweises vom Dasein Gottes
Entdeckung und Erklärung des dialektischen Scheins in allen transzendentalen Beweisen vom Dasein eines notwendigen Wesens
6. Abschnitt. Von der Unmöglichkeit des physikotheologischen Beweises
7. Abschnitt. Kritik aller Theologie aus spekulativen Prinzipien der Vernunft
Anhang zur transzendentalen Dialektik
Von dem regulativen Gebrauch der Ideen der reinen Vernunft
Von der Endabsicht der natürlichen Dialektik der menschlichen Vernunft
II. Transzendentale Methodenlehre
1. Hauptstück. Die Disziplin der reinen Vernunft
1. Abschnitt. Die Disziplin der reinen Vernunft im dogmatischen Gebrauche
2. Abschnitt. Die Disziplin der reinen Vernunft in Ansehung ihres polemischen Gebrauchs
3. Von der Unmöglichkeit einer skeptischen Befriedigung der mit sich selbst veruneinigten reinen Vernunft
4. Abschnitt. Die Disziplin der reinen Vernunft in Ansehung der Hypothesen
5. Abschnitt. Die Disziplin der reinen Vernunft in Ansehung ihrer Beweise
2. Hauptstück. Der Kanon der reinen Vernunft
1. Abschnitt. Von dem letzten Zwecke des reinen Gebrauchs unserer Vernunft
2. Abschnitt. Von dem Ideal des höchsten Guts, als einem Bestimmungsgrunde des letzten Zwecks der reinen Vernunft
3. Abschnitt. Vom Meinen, Wissen und Glauben
3. Hauptstück. Die Architektonik der reinen Vernunft
4. Hauptstück. Die Geschichte der reinen Vernunft
対訳テクスト 目次
2 Comments:
http://nam-students.blogspot.jp/2011/10/blog-post_27.html#_m
______純_粋_理_性_批_判______
(緒言) | | | 手引き=判断表
| | | 緒言 |概念分析 |範疇表
| 空間 | 時間 | |演繹 |
| (感 性 論) |__(論 理 学)__|
| | | /分 析 論 |
| | | 図式| 付録: |
| | |原則分析 |反省概念 |
|_原 理 論___|体系_根拠|___(無)
| (感性論と論理学)| | |
| 概 念 | 霊魂 | 緒言 | 訓練 |
| | | | |
|(論 理 学)推 理_|___方 法 論___|
|/弁 証 論 存在論| | (図式)
量 世界 質| 神 | 規準 | 建築術_|
|二律背反 |宇宙 神学| (体系) |
関係__様相|_論___|_____|__|歴史|
カントの第一批判を平屋建ての一軒家の見取り図にすると上記のようになっている。
読む順番としては左上からZ状に進む。
重要なのは右上の範疇表と、左下の二律背反(アンチノミー*)。
そこで展開される量→質→関係→様相というZ状の循環が、あらゆる場所、つまり全体及び細部で見られる**。
以下の象限図が参考になると思う。
分 析
量 | 質
規__|__反
定 | 省
関係|様相
総 合
これら四つの象限は範疇表の通りにさらに三つの契機に分かれるが、
四つに分かれていてそのうちの三つを使っていると考えれば4進法で統一されていると考えていい。カントはあえてこうした思考様式を守っている***。
*カントはアンチノミーから書き始める案も持っていた。よってアンチノミーから読み始めてもいいだろう(光文社文庫だと第5巻)。
**全体系の中で第一批判は量を含んだ質にあたる。
分 析
|第一
|批判
規__|__反
定 | 省
第二|第三
批判|批判
総 合
***カントの目論みは、人間の自律の根拠をアプリオリなものに求めつつ、理性の越権行為を防ぐことにある。車で言えばブレーキ、エアコンで言えばサーモスタット、馬で言えば馬具(カントの父は馬具職人だった)にあたるものを思考においてつくること。だから、理性の現実化を求めたライプニッツが特に批判される。
アマゾンレビューにも書いたが、熊野訳はレイアウトがいい。どこを読んでいるかがわかりやすい。
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