モーリス・アレ:世代重複モデル(OLG:overlapping generations model)再考
世代重複モデル:再(々)考
http://nam-students.blogspot.com/2018/10/overlappinggenerationsmodel.html
ティロール:メモ
https://nam-students.blogspot.com/2019/02/tirole-jean-1985-asset-bubbles-and.html
http://nam-students.blogspot.jp/2011/12/blog-post_4033.html?m=0
Irving Fisher: Stamp Scrip; 1933 :スタンプ通貨 アーヴィング・フィッシャー (著)
http://nam-students.blogspot.jp/2015/12/irving-fisher-stamp-scrip-1933-2016331.html
http://nam-students.blogspot.jp/2016/02/blog-post_36.html
サーチ理論 ダイアモンド他
http://nam-students.blogspot.com/2016/03/blog-post_34.html
エドワード・プレスコット
http://nam-students.blogspot.com/2018/09/blog-post_94.html
http://nam-students.blogspot.jp/2015/09/blog-post_34.html #3

ちなみにアレは入手困難。研究者でも読んでいない。
参考:
阿部論考 http://www.ier.hit-u.ac.jp/~nabe/OLG_japanese2015.pdf
- A Theory of Economic Growth: Dynamics and Policy in Overlapping Generations (English Edition) Kindle版David de la Croix (著), Philippe Michel (著)初版2002冒頭20ページhttp://assets.cambridge.org/97805218/06428/sample/9780521806428ws.pdf
サミュエルソンはアレから影響を受けている。アレはフィッシャーからの影響を公言している。
http://public.econ.duke.edu/~hf14/teaching/socialinsurance/readings/Samuelson58(6.3).pdf
サミュエルソン経済学体系 2 消費者行動の理論 に再録
「厳密な消費貸借の利子モデル・貨幣という社会的考案をもつ場合、もたない場合」邦訳体系第二巻229~253頁
http://people.hss.caltech.edu/~camerer/SS280/DiamondAER65.pdf
- Première édition à l'Imprimerie nationale en deux volumes ; seconde édition chez Clément Juglar en 1998.
作業中:
ワルラス寄りだがプルードンにも触れている。
アレを調べるうちに、ゲゼルの減価マネーも行動経済学のラインで考えられると思った。
効用 - Wikipedia
アレのパラドクス
- アレの発言で最も有名なのは、1953年にニューヨークで行われた会議における「アレのパラドクス」である。これは、ジョン・フォン・ノイマンが発展させた「望ましい効用(基数的効用:cardinal utility)」という常識を基礎にしている。
- この会議のとき、アレは、連続する2回のくじに関する質問を、たくさんの参加者に問いかけた。
- 1回めのくじ
- オプションA:確実に1,000ドルがもらえる。
- オプションB:10%の確率で2,500ドルがもらえて、89%で1,000ドル、そして1%は賞金なし。
- 2回目のくじ
- オプションA:11%の確率で1,000ドルがもらえて、89%は賞金なし。
- オプションB:10%で2,500ドルもらえて、90%は賞金なし。
- 1回めのくじ
- ほとんどの場合、参加者は1回目のくじではAを選択し、2回目のくじではBを選択する。1回目のくじにおいては、個人は期待利得の低い方を選択し、2回目のくじにおいては、期待利得が大きい方を選択したのだ。この実験は何度も繰り返されたが、全て同じ結果になった。
- このパラドクスは、新しい学問である行動経済学において、プロスペクト理論などで理論的な説明がなされている。
アレの貢献として英語圏で一番有名なのは、たぶん不確実性の下での選択理論における 「アレのパラドックス」だ——これはアレが、1953年の論文数本で述べたものとんる。簡単に言うと、このパラドックスは、伝統的な期待効用理論で想定される前提は、現実生活の意思決定と矛盾している、というものだ。具体的に、アレは期待効用のルールに反するふるまいを見つけている。アレが導入したアイデアは、エージェントのリスクに対する態度と「不確実性の度合い」の間には系統的な関係があるというものだ。これは後に「共通帰結効果」と呼ばれるものだ。このパラドックスを見つけたアレは、不確実性の下での新たな意思決定理論の構築に乗り出した (たとえば 1983, 1984, 1986, 1988, 1991)。
それに先立つ 1943 年の著書で、アレは厚生理論と時間をまたがる均衡の概念以外に、いくつか他にも一般均衡理論の進歩を導入した。具体的には中間価格なしの独特の non-tatonnement 安定仮定を導入したのだった。1971年論文以後、アレは自分が創設に手を貸したネオワルラス派 経済学の基盤再検討を訴え、かわりに自分の 1943 年過程に基づく「多市場経済」の理論を提案した。これは交換における「余剰の探索」に頼ったもので、導きの原理としての価格概念を批判した。アレの主張だと、均衡は余剰が底をついたときにしか実現されず、そのときにやっと価格というものが存在するようになる。かれの余剰と市場の理論の概略を最もよく示すのは 1989 年の論考 Théorie Générale des Surplusだ (また 1973, 1981, 1986, 1987 も参照)。
アレの遺産はよい話ばかりではない。二本の主要論文 (1943, 1947) と、ネオワルラス派理論の最も有力なパイオニアたる二人、ジェラール・ドブリューとエドモンド・マランヴォーの指導者であることを通じ、アレは当初のローザンヌ学派経済学者たちの考察を数多く、戦後の一般均衡プログラムに注ぎこんだ。今日、かれは不確実性理論における「アレのパラドックス」で一番有名かも知れない。だがアレのきわめて独自性の強い貢献——特に交換と安定の譲与理論と、独特なお金の「心理相対論的」理論 (1966, 1972, 1974, 1975) ——は、完全に無視されたか、きちんとしたクレジットもなしに、主流経済学体制にこっそり盗まれている。ネオワルラス派理論の基盤再検討の呼びかけと、それを改訂しようとするかれの孤高の努力は、ごく最近になってやっと広い関心を集め始めた。
それでも、専門キャリアにおける無数の障害にもかかわらず、モーリス・アレは1977年にレジオン・ドヌール勲章のofficerとなって業績が評価され、さらに長らく待たれていたノーベル経済学賞を1988年に受賞した。またアレの経済学への貢献は、不承不承ながら承認されたというべきものである一方で、物理学と歴史への貢献はずっと認知度が高いことも書いておこう!
モーリス・アレに関するリソース
- HET ページ: アレのパラドックス, the パレート体系:パレート均衡, パレート効率, パレート社会厚生.
- アレの経歴書 (CV)
- ノーベル賞受賞時のアレ自伝。
- ノーベル賞受賞時のプレスリリース (1988).
- The Maurice Allais Internet Site
- Biography of Allais by Michel Gendrot
- Maurice Allais: The Economist by Michel Gendrot
- Maurie Allais Bibliography
- Allais and Globalization
- Quotes on Allais
偽金一味の寓話(モーリス・アレ、『資本課税と貨幣改革』より)
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(中略)
こういった伝統的な手法にルーカスが行った批判は、現在の政策変更は将来の政策に関する人々の期待に影響を与える結果、人々の行動も変える可能性があるので、過去のデータに基づいて推計された行動を不変なものと仮定して政策評価を行うことはできない、というものである。
(中略)
このようなルーカスによる伝統的なマクロ経済学に対する批判以降、個々の経済主体の最適化を明示的に考慮するいわゆるミクロ的基礎を持ったモデルを用いたマクロ経済分析が主流になっていった。
さて、上の説明では「方程式」「最適化」「ミクロ的基礎」など、一般の方が聞くと気分が悪くなりそうな単語が並んでいますが、一番重要なポイントはシンプルで、中段で述べられている
「現在の政策変更は将来の政策に関する人々の期待に影響を与える結果、人々の行動も変える可能性がある」
「バローは経済学における初の偉大な定式理論家デヴィッド・リカードの成果をベースにした。」
Barro 1974
バロー中立命題
第2期消費 第2期消費
|\ \ |\ \
| \ \ | \ \
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Y2___o➡︎\ Y2___o \
| |\ \ | |\⬇︎\
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| | \ \ | | \ \
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Y1 第1期所得 Y1 第1期所得
(1)若者期に国債を (2)若者は、将来の (3)予算線は、
発行し所得を増やす ➡︎ 増税を見越して ➡︎ 元に戻る
(政府支出増) 消費を減らし、
貯蓄を増やす
[予算線不変=三角形不変]⬅︎[財政政策は無効]
菅原晃『図解 使えるマクロ経済学』2014年,中経出版より
NAMs出版プロジェクト: RBC、DSGEモデル:メモ
http://nam-students.blogspot.jp/2015/05/blog-post_78.html
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/リカードの等価定理
リカードの等価定理(リカードのとうかていり、Ricardian equivalence theorem)とは、財政赤字による公債の負担が現在世代と将来世代では変わりがないことを示した定理。ジェームズ・M・ブキャナンがその定理をデヴィッド・リカードに遡って示したことから彼の名が冠されている。
合理的期待形成学派のロバート・バローによって再定式化されたため、リカード=バローの定理と呼ぶこともある。
概要
財政赤字になって、その分を穴埋めする公債の発行が増えた経済を考える。公債の負担は将来世代にかかる税によって償還されなければならない。このとき、公債の市場利子率と民間資金の割引率が同じであれば、生涯所得は変わらない。人々は将来の増税を見越して現在の消費を少なくするであろう。そうすると、現在世代は税負担と同じ効果を節約という形で受けているわけであり、将来世代の負担が重くなるということはない。リカードが提唱したこの考え方が、バローによってさらに発展させられた。
国家の歳入を租税で賄うか、公債で賄うかは、それぞれの場合の予算制約式を解くことによって現在から将来への負担転嫁が起こるかどうかがわかる。実際に解くと、前者と後者で予算制約式は一致するので、公債発行は経済に中立的とした[1]。
バローは、世代を超えたモデルを再度構築し、遺産を含めた公債の負担転嫁が将来世代に及ばないことを示した。
フリードマン Milton Friedman (1957), A Theory of the Consumption Function, Princeton 消費函数の理論『 消費者行為の理論』厳松堂書店、1961 年
http://www.fep.up.pt/docentes/pcosme/S-E-1/kP-Econ.pdf
http://yuhangdong.weebly.com/uploads/1/8/5/8/18583500/macro_-_advanced_macroeconomics_4_romer_2011.pdf #5
パーセント/四半期
http://nam-students.blogspot.jp/2015/04/advanced-macroeconomicsdavid-romer.html
アレの反例の動学的選択
問題1
11分の10
2500ドル
/
B/\0ドル
/ 11分の1
0・11/\
/ A\ ←多
\ \500ドル
0・89\
\
\
\500ドル
問題2
11分の10
2500ドル
D / ←多
/\0ドル
/ 11分の1
0・11/\
/ \
\ C \500ドル
0・89\
\
\
\0ドル
| / ○
| / |
| / |
| / ○|
| / |
確| / ○|
率| / |
加| / ○ |
重| / |
| / ○ |
| / ○ |
|_______○ ○ |
| ○ /| |
| ○ / | |
| / | |
| ○/ | |
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確率加重関数
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