マンキュー経済学II マクロ編(第3版,2014年,原著は2010年7th?) | 東洋経済
http://store.toyokeizai.net/books/9784492314456/
@@図5-1フロー循環図1:5:1,マンキュー経済学第二版マクロ128頁,第3版1:2:0,28頁参照,改変
所得(=GDP) 生産要素市場 賃金・地代・利潤(=GDP)
--------------家計は売り手⬅︎------------
| -----------➡︎企業は買い手----------- |
| |労働・土地・資本 生産への投入| |
| | | |
| | | |
| | | |
⬇︎ | ⬇︎ |
家 計 企 業
財・サービスを購 財・サービスを生
入し消費する 産し販売する
生産要素を所有し 生産要素を雇用し
販売する 使用する
| ⬆︎ | ⬆︎
| |購入された 販売された | |
| |財・サービス 財・サービス市場 財・サービス| |
| -----------企業は売り手⬅︎----------- |
------------➡︎家計は買い手--------------
支出(=GDP) 収入(=GDP)
外側➡︎お金の流れ 内側⬅︎財 · サービスの流れ
「家計は企業から財・サービスを購入し、企業はその販売から得られた収入を用
いて労働者への賃金、地主への地代および企業の所有者への利潤を支払う。
GDPは家計が財・サービスの市場において支出した総額に等しい。GDPはまた
企業が生産要素の市場において支払った賃金、地代、利潤の総額に等しい。」
_________
travail personnel, basé sur
- figure 4.9, « Flows of money, bonds, and goods », chapitre 4, page 179,Lectures on Macroeconomics, Olivier Blanchard et Stanley Fischer, 1993
- figure 3-1 « The Circular Flow of Dollars Through the Economy », chapitre 3, page 43, Economics, 5e édition, Gregory Mankiw, 2001
- figure 21-1, « Types of International Transaction », PART 4 International Macroeconomic Policy, page 638, International Economics 6e édition, Paul Krugman et Maurice Obstfeld, 2003
http://www.econ.ku.dk/besoeg/studiepraktik/velkommen/ch3__2_.pdf
☆マンキューマクロ経済学入門編
図3-1経済における貨幣のフロー循環図1:2:3,66頁
所得 要素費用支払
-------------生産要素市場☆⬅︎------------
| |
| 民間貯蓄 |
| -----------➡︎金融市場☆------- |
| | ⬆︎ | |
| | |公的貯蓄 | |
| | | | |
⬇︎ | 租税 | | |
家 計@----------➡︎政 府@ | 企 業@
| | 投資 | ⬆︎
| 政府購入| ------- |
| | | |
| | | |
| 消費 ⬇︎ ⬇︎ 企業収入 |
-----------➡︎財・サービス市場☆------------
お金の流れ➡︎
「この図は,第2章におけるフロー循環図をより精巧で現実的なものに手直しした
ものである.赤いボックス@はそれぞれ家計,企業,政府という経済主体を表し,灰
色のボックス☆はそれぞれ財 · サービス市場,生産要素市場,金融市場を表す.矢印
は,経済主体間のお金の流れがこの3種類の市場をどのように流通するかを表して
いる.」
NAMs出版プロジェクト: クルーグマン/マンキュー/スティグリッツ/サミュエルソン:目次
http://nam-students.blogspot.jp/2015/02/httpnam-students.html#refka
マンキューマクロ旧版では公的貯蓄⬆︎ではなく政府赤字⬇︎だった。どちらもT-G。
ストック フロー
個人の富 個人の所得や支出
大卒者 新卒者
失業者数 離職者数
資本 投資
政府の負債 財政赤字
(マンキューマクロ入門篇邦訳旧第二版26頁)
ーーーーーーー
投資が利子率に依存するときの投資需要の増加:
利|
子|
率|投資曲線 \ S(r)貯蓄
| \ \/
⬆︎| \ /\
| \/➡︎ \
| /\ \
| _/ I1 I2
|________________
投資・貯蓄
上の図では、利子率が高くなると⬆︎、人々は貯蓄を増やすように促され➡︎、それなりに投資も増えることが出来る➡︎。
つまり、利子率が上昇⬆︎したときに人々が消費を減らして貯蓄を増やすと➡︎、正の相関が起こる↗︎。
S(r)が垂直↕︎なら投資需要が増加すると、貯蓄量は一定つまり均衡投資量(一部ではなく貯蓄全体)は不変で、投資量のみ増えることもあり得る➡︎。
とはいえ、基本的には利子率が高くなると⬆︎それにみあった投資が少なくなり⬅︎、貯蓄が増える➡︎。
(マンキューマクロ入門篇邦訳第二版3-12:88~9頁参照)
ただし、生じていること(複数の線)と観察されること(複数の点)は違う。(同91頁)
生じていること(複数の線):
r|
| S1
| \/
| /\ S2
| \/ \/
| /\ /\ S3
|\/ \/ \/
|/\ /\ /\I3
| \/ \/
| /\ /\I2
| \/
| /\I1
|_____________
I,S
観察されること(複数の点):
r|
|
| 。
|
| 。 。
|
| 。 。 。
|
| 。 。
|
| 。
|
|_____________
I,S
ーーーー
T<G:財政赤字
T>G:財政黒字
(マンキューマクロ入門篇2.3~11頁)
参考:
NAMs出版プロジェクト: サミュエルソン 国民所得にかんする循環的流れの図
http://nam-students.blogspot.jp/2015/09/blog-post_25.html
H
H A B
CONSUMER DEMAND PRODUCT IDUSTRY SUPPIY
( proportionality of MARKETS (marginal costs
relative marginal utilities) equal to price)
Coffee price
Tea price
Shoes price
Sugar price
Tabacco price
G C
PUBLIC $➡︎ BUSINESS
Relative Utility Production
Prt : ferenecs or ⬇︎$ $⬇︎ Functions
indifference LInking Inputs
Curves ⬅︎$ and Outputs
Skille · d labor wage
Unskillcd labor wag
Grade #t land rent
Docigc truck rental
etc.
SUPPI. Y OF FACTORS DERIVED DEMAND
(disutility, leisure-preference, FA(''TOR pr uportionalit)
property owned) MARKETS nf marginal prouucts)
F E D
交差しているPとBは、BUSINESSとPUBLICの略。
消費者需要 生産物市場 産業界供給
(相対的限界効用 (限界費用が価格
の比例性) P\/B に等しい)
➡︎ B/\P ⬅︎
⬆︎ ⬆︎
【公衆】 ➡︎ 【産業界】
(Public) S (Business)
相対的効用 ⬆︎S S⬇︎ 生産関数が
選好または S 投入と産出
無差別曲線 ⬅︎ を結ぶ
⬇︎ ⬇︎
➡︎ B\/P ⬅︎
要素供給 P/\B 派生要素
(非効用:レジャー (限界生産物の
選好:財産所有) 要素市場 比例性)
第32-1図〈何を〉〈いかに〉〈誰のために〉は一般均衢的な価格付けによリ决定される
貨幣は右まわりの循環をしているが、その一つの結節点たとえばAでは、消費者需要が
産業界供給と出会って、それぞれの財の均価恪と均衡数量とを決定することが示されて
ある。同樣に、E点では、産業界の派生要素需要が公衆の要素供給と出会って、諸要素の
均衛価格と均衡数量とを決定する。(なお、B、D、FおよびHの背後で~~そしてCおよび
Gのなかで~~何が起こっているかを解明し、それを上巻49ぺージの第3-1図で示し
た〈何を〉〈いかに〉〈誰のために〉と比較せよ。)
以上、サミュエルソン『経済学』11ed邦訳1987年版下669頁より
第3-1図 競争的価格制度は、〈何を〉〈いかに〉〈誰のために〉という三つの経済問題を解決するのに、需要・供給の市場を利用する。
《この図を10分間ほどもみつめていることは、経済学における価格成立過程について断続的な思考を1時間続けるのに匹敵するといってよい。》
(サミュエルソン『経済学』11ed邦訳上50頁、図は49頁)
《国民所得にかんする循環的流れの図》(668頁)
《価格と市場の関連図》(49頁)
ーーーーー
貿易収支:
『スティグリッツの経済学 「見えざる手」など存在しない』第10章より
貿易収支=輸出-輸入=総生産-総支出
貿易収支=貯蓄-投資
(貿易収支=貯蓄-投資+政府貯蓄)
以下、参考メモ: ⬅︎輸出__ __輸入➡︎
➡︎_ X \/ Q _⬅︎
\ /\ /
財の需要 財・サービス 財の供給O
お金の流れ------➡︎d市場s⬅︎---------
輸入|支出C 均衡点E_\/ 販売された財・|
へ (=GDP) /\ サービス|
| -------⬅︎s d➡︎------- |
| |購入された ⬇︎⬆︎ 収入| |
| |財・サービス 消費税|補助金 (=GDP) |
| | 租税T|政府購入G 産出| |輸出
| | ⬅︎生活保護-- || | | へ
⬆︎ ⬇︎(⬅︎短期国債-➡︎)||(---助成金➡︎ ⬇︎ ⬆︎
\ / ---所得税➡︎【政府】⬅︎保険・法人税)\ /
【家\計】 政府、公的貯蓄|⬆︎政府赤字 【企/業】
/ \ ⬅︎利子・貸付け ⬇︎|(----融資➡︎ / \
⬇︎ ⬆︎ S預金・利息➡︎【銀行】⬅︎利息・取付け)⬆︎ ⬇︎
| | 金融 | |
| | -S民間貯蓄➡︎ 市場 ➡︎投資⬆︎I | |
| |所得Y ➡︎ 直接金融 生産へ| |
| (=GDP) 生産要素 の投入| |
| -------⬅︎d市場s➡︎------- |
| E_\/均衡点 賃金・地代|
|労働・土地・資本 /\ ・利潤(=GDP)
---------➡︎s d⬅︎---------
労働の供給 労働の需要
開放経済においては投資Iと貯蓄Sは一致しない(ブランチチャード講義、邦訳58頁)。
投資関係式を考慮すれば、財市場の均衡条件は次式のようになる(ブランシャール上140,148頁)。
IS関係: Y =C(Y-T)+I(Y,i)+G
_ \__________/
生産 需要(Cは消費、Tは純税、Gは政府購入)
LM関係: M/P=YL(i)
(名目貨幣ストックM/物価水準P、実質貨幣ストックM/P、所得Y、実質貨幣需要L、利子率i)
貨幣需要のポイント
+ −
L (Y , i )
取引需要 , 投機需要
T<G:財政赤字
T>G:財政黒字
(マンキューマクロ入門篇2.3:77頁)
T-G=公的貯蓄
(同81頁)
中央逆〒の調製機能が鍵だ。
別バージョン: ⬅︎輸出__ __輸入➡︎
➡︎_ X \/ Q _⬅︎
\ /\ /
財の需要 財・サービス 財の供給O
お金の流れ------➡︎d市場s⬅︎---------
輸入|支出C 均衡点E_\/ 販売された財・|
へ (=GDP) /\ サービス|
| -------⬅︎s d➡︎------- |
| |購入された ⬇︎⬆︎ 収入| |
| |財・サービス T租税|補助金 (=GDP) |
| | |政府購入G 産出| |輸出
| | ⬅︎生活保護-- || | | へ
⬆︎ ⬇︎(⬅︎短期国債-➡︎)|| ⬇︎ ⬆︎
\ / ---所得税➡︎【政府】 \ /
【家\計】 政府、公的貯蓄|⬆︎政府赤字 【企/業】
/ \ ⬅︎利子・貸付け ⬇︎| / \在庫☆
⬇︎ ⬆︎ S預金・利息➡︎【銀行】 ⬆︎ ⬇︎
| | 金融 ⬆︎ | |
| | -S民間貯蓄➡︎ 市場 ➡︎I投資 | |
| |所得Y ➡︎ 直接金融 生産へ| |
| (=GDP) 生産要素 の投入| |
| -------⬅︎d市場s➡︎------- |
| E_\/均衡点 賃金・地代|
|労働・土地・資本 /\ ・利潤(=GDP)
---------➡︎s d⬅︎---------
労働の供給 労働の需要
ケインジアンの交差図における政府購入の増加、租税の減少:
| / _計画支出
支| B/_ー
出| /ー 政府購入Gの増加は計画支出を情報にシフトさせ…
・| _ー| ⬆︎ _(減税ΔTも同じ効果(MPC×ΔT))
E| _ー/ | _ー
| _ー / _ー
| _ー / _ー|
| _ー /_ー |
|ー /ー |
| _ー|A |
| _ー/ | |
|ー / | |
| / | |
|/45度_|_____|_______
➡︎ 所得・生産(Y)
均衡所得を増加させる
(マンキューマクロ上邦訳旧第二版270-3頁より)
☆
ケインジアンの交差図における均衡への調整:
| 現実支出/
| /
| /|在庫蓄積
支| / | _- ̄
出| / _- ̄計画支出
・| /- ̄ |
E| _-/ |
| _- ̄ /| |
| _- ̄| / | |
| ̄ 在庫| / | |
| 減少|/ | |
| / | |
| /| | |
| / | | |
| / | | |
|/45度|____|____|____
➡︎ 均衡 ⬅︎ 所得・生産(Y)
所得
(マンキューマクロ上邦訳旧第二版3.8-269頁より)