http://www.freeassociations.org/
NAMs出版プロジェクト: 公共財:再考
http://nam-students.blogspot.jp/2016/03/blog-post_22.htmlポール・A・サミュエルソン (Paul A. Samuelson)
http://cruel.org/econthought/profiles/samuelson.html"The Pure Theory of Public Expenditure", 1954, REStat
サミュエルソンのいう公共財は循環しないことが宇沢弘文『自動車~』1974年で批判される(混雑現象が道路で起こるという指摘が興味深い)。
Mod3_Samuelson.pdf
http://www.ses.unam.mx/docencia/2007II/Lecturas/Mod3_Samuelson.pdf(Adobe PDF)
公共性(publicness)」とはなにか,「公共財(public goods or common goods)」. とは なにか,この問いに ... 論は,経済学分野のサミュエルソン氏やマスグレイブ氏などの新 古典派や公共. 経済学派の公共財論 ...... 15) 名和小太郎氏は,過度な著作権保護を 抑えて情報の公有領域を適度に拡大する. 「ほどよいコモンズ」を ..... Samuelson P.M., “The Pure Theory of Public Expenditure”, Review of Economics &. Statistics, Nov .
社会的共通財は以下のXに当たるということか?
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財政の理論的基礎 第16回
http://sugp.wakasato.jp/Material/Economics/cai/text/zaisei/lesson16/zaisei16-7.html
第7章.税制と資源配分/7-3.超過負担の測定と最適課税の理論
課税による消費者余剰の減少は所得課税に伴う価格上昇で需要がどの程度減少するかに依存します。
つまり、需要の価格弾力性が大きい場合、その分超過負担は大きくなります。
・最適間接税
税目を消費税に限定し、その中で個別消費税の税率をどのように設定するのが資源配分の視点から望ましいか分析してみます。
この方法で求められた消費税は最適間接税と呼ばれ、着想はラムゼーまでさかのぼります。
ここで、二つの財(X、Y)があり、需要は独立であると考えます。すると、下の図のようになります。
X|\ Y|
の| \ の|
価| \ 価|
格| \ 格|
| \ | ̄-_
|_____\小 |___ ̄-_大
|____|T\ |___|T_ ̄-_
| | \ | | |  ̄-_
|____|___\____ |___|__|_____ ̄-__
0 需要量 0 需要量
最適間接税
この二つの財に対する課税の超過負担を最小にするには、X財の税率を高め、Y財に対する税率を低くする必要があります。
すると、弾力性の低い製品には高い税を課し、弾力性の高い製品には低い税を課すことになります。弾力性の低い財は常識的に必需品であり、 最適間接税は逆進的というというパラドックスが生じることになります。
効率性と公平性のトレードオフ、二律背反。ラムゼイルール。
(角野浩財政学104頁、宇沢弘文経済解析基礎篇588~9頁参照。)
図のTは超過負担を表す。
tx/ty=ey/ex
必需品Xに対して高税率を課し、奢侈品Yに対して低税率を課すことになり、逆弾力性ルールによる最適間接税は逆進的になるというパラドックスが生じてしまうことになり、効率性と公平性のトレード・オフが存在することになる。
(角野浩財政学105頁)
二律背反。ラムゼイルール。
次のように書き換えることが出来る。
txex=tyey
これは価格が1%上昇したときの需要の変化率に価格の変化率を掛けた値であり、各財の課税に対して各財の需要の減少率が等しいことを要請するものであり、ラムゼイの比例性命題(ラムゼイ・ルール)が導かれる。ラムゼイ・ルールは価格の変化ではなく、需要量の変化こそが超過負担の要因であるという観点から同量の需要量の変化率が最適間接税のルールであることを主張するものである。
角野105~6頁
ポール・クルーグマン 「サミュエルソン ~比類なき経済学者~」 — 経済学101
http://econ101.jp/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%9E%E3%83%B3-%E3%80%8C%E3%82%B5%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%B3-%EF%BD%9E%E6%AF%94%E9%A1%9E%E3%81%AA/サミュエルソンの8つの功績 - himaginaryの日記http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20091228/the_incomparable_economist
4.公共財
なぜある種の財・サービスは政府により提供されねばならないのか? 民間市場に適した財は全体の一部に過ぎないが、それを決めるのは何か? それらはすべてサミュエルソンの1954年の 「公共支出の純粋理論」に遡る。
https://ndlopac.ndl.go.jp/F/
タイトル | サミュエルソン経済学体系. 7 (厚生および公共経済学) / |
タイトルよみ | サミュエルソン ケイザイガク タイケイ. |
責任表示 | 篠原三代平, 佐藤隆三 編. |
出版事項 | 東京 : 勁草書房, 1991.10. |
形態/付属資料 | 328p ; 22cm. |
注記 | 原編者: Joseph E.Stiglitz, Robert C.Merton. |
原タイトル: The collected scientific papers of Paul A. Samuelson. | |
ISBN | 4-326-54838-X : |
価格等 | 4532円 (税込) |
全国書誌番号 | 92004819 |
個人著者標目 | Samuelson, Paul Anthony, 1915-2009 |
篠原, 三代平, 1919-2012 || シノハラ, ミヨヘイ, | |
佐藤, 隆三, 1931- || サトウ, リュウゾウ | |
業績区分 | その他 翻訳・監訳 |
---|---|
タイトル | P.A.Samuelson「公共支出の純粋理論」 |
単著・共著区分 | 共著 |
出版社(掲載誌) | 『サミュエルソン経済学体系』第7巻 勁草書房 |
巻/号 | |
発行日 | 1991年 10月 01日 |
掲載ページ/総ページ数 | 167P~171 / |
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社会的共通財は以下のXに当たるということか?
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財政の理論的基礎 第16回
http://sugp.wakasato.jp/Material/Economics/cai/text/zaisei/lesson16/zaisei16-7.html
第7章.税制と資源配分/7-3.超過負担の測定と最適課税の理論
課税による消費者余剰の減少は所得課税に伴う価格上昇で需要がどの程度減少するかに依存します。
つまり、需要の価格弾力性が大きい場合、その分超過負担は大きくなります。
・最適間接税
税目を消費税に限定し、その中で個別消費税の税率をどのように設定するのが資源配分の視点から望ましいか分析してみます。
この方法で求められた消費税は最適間接税と呼ばれ、着想はラムゼーまでさかのぼります。
ここで、二つの財(X、Y)があり、需要は独立であると考えます。すると、下の図のようになります。
X|\ Y|
の| \ の|
価| \ 価|
格| \ 格|
| \ | ̄-_
|_____\小 |___ ̄-_大
|____|T\ |___|T_ ̄-_
| | \ | | |  ̄-_
|____|___\____ |___|__|_____ ̄-__
0 需要量 0 需要量
最適間接税
この二つの財に対する課税の超過負担を最小にするには、X財の税率を高め、Y財に対する税率を低くする必要があります。
すると、弾力性の低い製品には高い税を課し、弾力性の高い製品には低い税を課すことになります。弾力性の低い財は常識的に必需品であり、 最適間接税は逆進的というというパラドックスが生じることになります。
効率性と公平性のトレードオフ、二律背反。ラムゼイルール。
(角野浩財政学104頁、宇沢弘文経済解析基礎篇588~9頁参照。)
図のTは超過負担を表す。
tx/ty=ey/ex
必需品Xに対して高税率を課し、奢侈品Yに対して低税率を課すことになり、逆弾力性ルールによる最適間接税は逆進的になるというパラドックスが生じてしまうことになり、効率性と公平性のトレード・オフが存在することになる。
上の数式は、次のように書き換えることが出来る。
txex=tyey
これは価格が1%上昇したときの需要の変化率に価格の変化率を掛けた値であり、各財の課税に対して各財の需要の減少率が等しいことを要請するものであり、ラムゼイの比例性命題(ラムゼイ・ルール)が導かれる。ラムゼイ・ルールは価格の変化ではなく、需要量の変化こそが超過負担の要因であるという観点から同量の需要量の変化率が最適間接税のルールであることを主張するものである。
(角野浩『財政学』105~6頁)
宇沢弘文参照
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