ここ数年の古川顕先生の通貨と信用に関する歴史研究はとても印象的。信用通貨の優越性を論じ、信用創造の誤解を解く。この論文は、貨幣の起源について福田徳三や内田銀蔵の祓除(はらい)と返済や購入の「払い」の関連で貨幣の宗教的起源に着目。
原始貨幣と貨幣の起源著者古川 顕雑誌名甲南経済学論集巻59号1・2ページ47-118発行年2018-09-30 URL http://doi.org/10.14990/00003191
上の検討から原始貨幣の条件あるいは特徴として少なくとも言えることは,①原始貨幣は近代の貨幣の機能の一部しか果たしていない,②原始貨幣は一般に地域・時代・民族などによって異なり,その素材や形態がきわめて多様である,③原始貨幣は財・サービスの売買に日常的に使われるものではなく,損害に対する代償支払いや争い・規則違反に対する贖罪,あるいは祭祀における供物など社会秩序の安寧を確保・維持するために用いられる,といったことが考えられる。以上の原始貨幣に関する見解を踏まえて, 以下では福田徳三, モース, マリノフスキー, ポラニーの貨幣起源説について検討することにしよう。
II福田徳三の宗教起源説
貨幣の起源についての研究はいくらでもあるけれども, その起源を何に求めるかは依然として明らかではない。 物々交換の不便を回避するために交換手段としての貨幣が導入されたとのよく知られた伝統的な見解をはじめとして, 論者によって実にさまざまな考え方が提起されている。 その中で意外に思われるかもしれないが, 古くから指摘されているものに貨幣の起源を宗教に求める考え方がある。 貨幣の起源が宗教 (あるいはそれと関連する祭祀)に依拠するという考え方は, 内外ともに多くの論者によって指摘されている。日本の経済学の草分けの一人とされる福田徳三の貨幣起源説は, まさに貨幣生成の起源を宗教に依拠する代表的かつ最も古い見解であると思われる。宗教との関連で貨幣の起源を論じる福田の貨幣起源説は, 他のそうした研究に比べて何よりも体系的であり, 類似の世界的な研究の嚆矢をなすといっても決して過言ではない。 それにもかかわらず, 筆者が知る限り, 福田のパイオニア的研究を取り上げ, 真正面から論じた著作は皆無であると断じても間違いないのではなかろうか。日本の経済学の草分けと目される福田徳三は, 「貨幣の起源」 という難解56
この福田徳三の貨幣起源に関する見解は, 一口で言えば, 貨幣の起源は宗教に由来するというものである。 彼の貨幣起源説についての最初の見解は, 1889年,『国家学会雑誌』(第24巻第7号) に投稿した論文, 「祓除ト貨幣ノ関係ニ就イテノ愚考」 に載っている。 貨幣の起源を宗教に求めた日本で最初の体系的でユニークな論文と言えよう。 次いでこの論文をベースにして, 1925年, 「貨幣の起源および本質」 (『流通経済講話』(第9章) を公表している。 以下では, これら2つの論文に基づいて彼の貨幣起源説の概要を明らかにしたい。まず最初の論文 「祓除ト貨幣ノ関係ニ就イテノ愚考」 を取り上げる。 福田は, この論文の冒頭で, 次のように述べている。 「我国上古ノ習俗中, 祓除はらいナルモノガ重要ナルモノト看做みなサレテアッタコトハ誰モ皆知ッテ居ル所デアリマス。 然しかシ此この習俗ガ経済上ニ関係深キモノナル可べキコトハ, 余リ認メラレテ居ラヌ様デアリマス。 併しかシ専門史家ノ中ニハ疾はやクニ此この点ニ思おもい及およバレタ人(4)ハ無論アルコトト思ヒマス」 (福田 [1889] 89ページ)。そして福田は専門史家の一人として横山由清を取り上げ, 彼の 「日本上古売買起源及貨幣度量権衡考」 と題する論文における次のような一節を引用する。 「上古人類ノ聚しゅう合ごうセルヤ各自耕シテ食ヒ織リテ衣ル其その余あまりアルハ貯蔵シテ以テ後ノ欠乏ニ備フ而そシテ彼レニ足ラサルアリ此レニ余マレルアルトキハ彼かれ此これ相易かヘテ以もつテ其用ニ供スコレヲ交易ト云フ。 上古罪過アル者ニ祓はらえ物ものヲ課シテ以もつテ其罪ヲ償ハシメ, 海山ノ幸ヲ相易カエシ事ナトモ 即すなわち 交易ノ義ナリ」 (横山 [1879] 209 210ページ)。 福田はこの記述についてこう述べている。 「横山氏ガ祓はらえ物ものヲ出スコト交易ノ一起源ナラント申サレタハ余程卓見デアルカト思フノデアリマ
ス」 (福田 [1889] 91ページ)。福田徳三は本居宣長の『古事記伝』の次のような一節を引用する。 「今俗ニ物ヲ買タル直あたい(値と同源:広辞苑)ヲ出スヲ払フトモ払ヒヲスルトモ云ハ, 祓除ノ意ニアタレリ。 又コレヲ済マスト云モ, 令すますレ清ノ意ニテ, 祓除ノ義ニ通ヘリ」 (本居宣長全集第九巻 (古事記伝六之巻) 264ページ)。 さらに福田は次のような古事記伝の一節も引いている。 「凡およそ波は良比らひに二ッあり。其ノ一ッは, 伊邪那大神の阿波あわ岐ぎ原はらの禊祓みそぎの如し, 一ッは, 此ここの解除はらひノ如シ。是これ罪つみ 犯おかし ある人に科せて物【 祓はらへつ 具ものと云, 書紀に見えたり。 天武巻には,此ヲ 祓はらへつ 柱ものと書けり】を出し 贖あがない するなり。 カカレバ, その事も意も二ふたつ別ことなるに似たれど, 本は一なり。 ……犯罪を解除はらふるも, 穢汚けがれを清むる禊みそぎと全く同じ」 (本居宣長全集第九巻 (古事記伝九之巻383ページ)。 「もし以上の愚考が大過ないものとするならば, 祓除という習俗はわが国上古の宗教的研究に重要な一事であるのみならず, また経済史の研究上にも非常に肝要にして看過すべきでない事柄かと考えられるのであります。 波良比はもと罪と穢れを払うという意味に用いられ, 延ひいては一切の債務を決済する支払いのことをも言い, 祓はらへ 具つもの は贖罪の料の意より及んで, 支払いの用具のこととなったとすれば, 同時に罪を贖あがなう 「あがふ」 と物を買う 「あがふ」 との間にも何らかの関係があるのではないかとの考えを惹起せしめるのであります」 (福田 [1889] 91ページ)。 このように福田は, 祓除という概念を中心に日本古代の習俗を説明し, それが当時の宗教と密接に関係すると示唆するのである。次に福田徳三は西洋経済史に目を転じてこう指摘する。 「西洋の経済史について考えますに, 神への献貢から延ひいては君主への調貢 [みつぎもの引用者] が財の流通交換の一起源をなしたことは, 今日ほとんど動かすことのできない定説となっているようでありまして, ビュヒャ―先生のようなまっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・たく交換なき流通なき自足経済ということに大いに重きをおいて説かれる学・者も, このような一方的支払いが, 交換の起源となるということは認めてお
られます」 (同9192ページ, 傍点は引用者)。貨幣の起源について, 福田徳三は最初の著書『流通経済講話』(1925) の第9章 (「貨幣の起源及び本質」) において, いっそう体系的で洗練された議論を展開する。 この書物は, 上に引用した論文 「祓除ト貨幣ノ関係ニ就テノ愚考」 の36年後に公刊されただけに, 漢字とひらがなの文体は読みやすくなっている。しかしもっと特徴的であるのは, 前掲論文に比べて貨幣の起源と宗教の関係に焦点が当てられ, 両者の関係が前面に押し出されていることである。 以下, この点を中心に福田の見解を追うことにしよう。さらに福田徳三は,上に述べた祓除の重要性に着目しこう論じている。「祓除ノ習俗ハ交換売買ノ事ト関係アル如ク,マタ貨幣ノ起源及発達ニ就ついテモ甚はなはダ密接ナル関係ヲ有シテ居ル様デアリマス。貨幣ハ交換ノ要具,価値
ノ尺度,トシテ起コッタト云フ旧説ニハ今日歴史的研究ヲ重ンズル学者ハ余リ信服シテ居ラヌ事ハ今更繰リ返スマデモナイコトデアリマシテ,演繹的ニ今日ノ発達シタ貨幣経済ノ世ニ養ハレタ頭ヲ以テ唯たダ只たダ理屈責メニ貨幣ノ本質ト起源ヲ説クコトノ非ナルハ凡およソ進歩シタ学者間ニハ廃すたレテ仕舞マシタ。貨幣ハ現今ニ於テモ支払要具タルコト,其起源モ亦また支払要具タル事ニ存スルコトニ就テハ,余程守旧的ナ頭ヲ持テ居ル人ノ外ほかハ一様ニ認メテ居ルコトデ,……私ハ我わが邦くに祓除ノ事実ハ殊更ことさらニ此支払要具タルノ実ヲ証明スル力ガアルコトカト考ヘルモノデアリマス」 (福田 [1882] 92ページ)。 このように福田徳三は,支払い手段としての貨幣の機能を重視し,また貨幣の起源もこの支払い手段としての貨幣の機能に由来するというのである。福田徳三は, 古代日本の習俗や宗教, 貨幣との関連について, 「私はわが国上古の生活においてまた貨幣と宗教および法制との密接な関係があること,祓除の習俗これを証することと考えるものであります」 (同94ページ) と言うのである。 この貨幣と宗教の関係については,すぐ後に詳述する。福田徳三は上に引いた文献以外にも, 記紀 (古事記と日本書紀), 平田篤胤の『古史伝』,『俚言集覧』, ドイツ語文献などを駆使して, 貨幣の起源と宗教の間に緊密な関係が存在することを論証しようとする。 その博覧強記には驚嘆するばかりである。 以下では, 福田徳三の 『流通経済講話』 に目を転じる前に, 彼とほぼ同時代であり, 貨幣の起源についての考え方もよく似ている内田銀蔵の見解について簡単に検討することにしよう。内田銀蔵はその著『日本経済史の研究』において,『古語拾遺』を引用して, 神に捧げるものとして熊皮, 鹿皮, 布などを挙げ, 次のように述べている。 「獣皮を以って神を祀るは太古の遺俗[今に残る昔の風俗 引用者]である。 このように祭神の用品には種々の物があって決して一種に限らない。しかしさらに考察を進めると, 布帛すなわち和幣にぎては神に献じる贈り物の中でとくに普通でかつ重要なものであることに思い当る。 ニギテまたはヌサはほ
…
で, 貨幣はこれから起こってきたものと存じます」 (同489490ページ)。 そして 「買う」 という行為の意味について次のような大胆な推測を行う。 「買うというのは, おそらくはこの 「あがなう」 という言葉が約つづまったのでありましょう。 すなわち代価を払って購あがなうことを買うというのであります。 罪の贖あがないをするには祓はらえ柱ものをもってけが れを祓はらい, 品物を買う時には, 代金をもって払うのであります。 祓の字と払の字は, 漢字では違いますけれども, わが国の言葉では同じでありまして, 罪をはらう, 代金をはらうので, そうして払ってしまえば, 罪は贖あがなわれ, 品物は購あがなわれるのであります」 (同499ページ)。福田徳三は,宗教と貨幣の起源との関係について立ち入った考察を行っている。 彼はこう述べている。 「祓除はらいに充てられる要具, すなわちわが国の昔の言葉で祓はらへ 柱つもの と称えましたのは, すなわち貨幣であろうと思います。 神様に対して罪を贖あがなうところの祓柱, 祓具, 祓物, 経済上において他人に対して負っている債務を決済するために充てるところの代物しろもの, これらはすなわち貨幣であろうと存じます。 現に今日でも, 買い物に対して払う価あたいのことを代だいと言っております。 代とは日本の昔の言葉で 「しろ」 と申しました」 (同501ページ)。「歴史上の事実について見ますと, 貨幣の授受, すなわち価値の移転ということの最も古い形は, やはり贖しょく罪ざいということにあったことは, ほとんど疑いをいれないのであります。 ……わが国におきましては, 貨幣の起源は,主として神様への奉幣物たるにあったことは, 右に申し述べたとおりで, よほど明瞭でありますが, 西洋においてそれほど明瞭でないということは, 神様の奉幣物よりも, むしろ政治上の権力者である君主・酋長への貢献物として関係があったからであろうと存じます」 (同508ページ)。福田徳三は 「貨幣に下す最後の定義」 としてこう述べている。 「貨幣は実質価値, すなわち金属価値を持っているということは, 貨幣を一般に流通さ64
せるための非常に肝要な一つの要件には相違ありません。 しかしそれは, 唯一の要件でもなければ, またその要件があるから, 必ず貨幣となるというのでもないのであります。 貨幣が実質価値を持っており, 金属価値を持っていることが, なぜ貨幣の要件であるかというと, 実質があるということが, 一般に流通させることを保証する力となるからであります。 ゆえに適切に言えば, これはまだ一つの条件に過ぎないのでありまして, 根本的本質ではないのであります。 根本的本質は, 何であるかというと, 価値移転の要具にして,その価値移転の要具たることが, 一般的であるということであります。 一般的であるということは, 部分的あるいは一時的ではないということであります。 時と所のうえにおいて何らの制限を受けずして, 価値移転の要具たりう・・・・・・・・・・・るということ, これが貨幣の根本的本質であります。 ……貨幣とは, 一定の経済圏内において, 時, 所, 人, 市場, その他いっさいの具体的制限を被ることのない, 一般的価値移転の要具であるとするのが, 最も当を得ていると(7)存じます」 (同550551ページ, 傍点は引用者)。手段であるとも強調して次のように言う。福田は,貨幣が債務決済の「貨幣は債務決済の用具なりというべきであります。 貨幣とは, それを交付しさえすれば, 一定の債務は無条件で, また決定的に決済されてしまって,後に何も残らないようになるものであるという意味において, 債務決済の要具であるというのであります」 (同568ページ)。さらに, 福田徳三は貨幣と宗教の間に密接な関係があることを論証しようとする。 まず, こう指摘する。 「なぜ物を買うのに代価を出すことを払うというかと言えば, 他人から財の移転を受けますと, その人に対してそれだけの債務ができます。 この債務は, わが国の昔の考えでは, 一つのけが れと見たのではないかと思います。 経済上における一種の責任を負担していること,
(7) 福田徳三のこの指摘は重要である。 なぜなら, これは第Ⅴ節で検討するカール・ポラニーの貨幣論に対する有力な批判となっていると筆者には思われるからである。65
あたかも罪を犯した者が, 神様に対して一種の責任を負っているようなものであります。 神様に対する責任は, 禊みそぎなり, 祓はらいなりによって, これをあがなわなければならないし, 経済上においては, ある人から価値の移転を受ければ, その債務を果たすまで, それだけのけが れを負っているのであります。 これに対して代価を提供する, すなわち代価を払いますと, そのけが れたところの責任が解除されるのであります」 (同499500ページ)。福田徳三は最後に, 『流通経済講話』 を次のような一文で結んでいる。「今日においても貨幣の引き渡しは, 決定的, 最終的, 無条件的であります。 他の具体的な物の引き渡しでは, このごとく決定的, 最終的, 無条件的にはなり得ないのであります。 でありますから, 貨幣は決定的, 最終的, 無条件的な債務決済の用具なりと申すべきでありますが, 何もそうくどくどしく言わなくとも, 流通用具, 価値移転の用具と言えば, 自ずからそのうちにこの意味は含まれているのであります」 (同569ページ)。 「決定的,最終的,無条件的」 という言葉が3度も繰り返し登場する。結局, 福田徳三の貨幣の定義からすれば, 「原始貨幣」 は貨幣ではないのである。以上の福田徳三の見解は, 「貨幣とは何か」 という根源的な疑問について(8)改めて考えるチャンスを与えてくれる。そして彼自身は 「原始貨幣」 という言葉をどこにも使ってはいないけれども, 貨幣の起源を宗教に求める彼の著書に登場する貨幣は, 原始貨幣そのものにほかならない。 この点で彼の見解は, 以下に検討するモース, マリノフスキー, ポラニーの見解と基本的には
(8) 福田徳三と同様の見解, すなわち貨幣の起源が宗教に依拠するという考え方(宗教起源説) は, ベンベニスト (Benveniste) にも見られる。 彼によれば,ドイツ語の 「貨幣」 を意味するGeldという言葉は3通りの変化をたどってきたとされる。 すなわち 「最初は宗教的な意味で, 神格に対する支払いとしての犠牲, 次・・・・・・・・は経済的な意味で, 商人たちの仲間結社, もう一つは法的な意味で, 罪を買い取って自由になるための支払いおよび和解手段としての贖いである」 (Benveniste [1969] 邦訳68ページ, 傍点はイタリック)。 この他, Armstrong [1978] Chap. 11, Einzig [1966] Book Three, Chap. 14 も貨幣の起源と宗教の関係を重視する。66
同じであると考えられるのである。
III モースの貨幣起源説
フランスの人類学者・民族学者として知られるレヴィ・ストロース(Claude , 19082009)は,モース(Marcel Mauss, 18721950)についての長文の序文でこう述べている。 「マルセル・モースの教示ほど,いつまでも秘教的魅力を失わないものは少なく, また同時にこれほど影響を及ぼしたものも少ない。 他ならぬその濃密さのゆえに時として不透明ではあるが, しかしまさしく知性のひらめきによって描き出されたものであるこの思想, 途中の思いもよらぬものによって問題の核心へ導かれるときの眩惑されそうな曲折の多い語り口, この人を知り, この人の話を聴いたもののみがこれらのもつ豊かさを完全に感得することができ, これらの功罪を評価することができる」 (Mauss [1968] 邦訳1ページ)。 モースから大きな影響を受けたとされるレヴィ・ストロースの正直な感想であると思われる。 モースの見解が, 「秘教的魅力」 を有しているかどうかは読者の判断にゆだねなければならないけれども, 彼の分析がそうしたものを感じさせる宗教的で原始的な背景をもっていることは否定できない。モースの『贈与論』に立ち入る前に, あらかじめその概要を述べておきたい。 一口で言えば,『贈与論』は, 贈与という非経済的な取引から経済的な交換取引が生じたとする従来にないユニークな見解を展開する。 モースは,メラネシアやポリネシア, アメリカ先住民などの豊富な資料を駆使して, 文字どおり 「贈与」 を中心とする人類学的・民族学的な比較研究を行っている。『贈与論』におけるモースの比較研究では, 贈与には受け取るだけでなく,返礼の義務があり, このような義務的贈与システムが交換の原初的形態であると主張する。 こうしてモースは, 交換取引を贈与と贈与に対する返礼としての義務的贈与の体系として把握する。 彼はこう述べている。 「未開あるい67
www.mkc.gr.jp/seitoku/pdf/f51-7.pdf
折口信夫の神道論について接近し追跡してみる方法には .... いかの三十六歳の時点での、折口信夫から神職たる人たち ...... 二. 天孫降臨. 三. 祝詞及び食国の政. 五. 大嘗祭を中心として). 第三章. 禊. 祓. と. 罪. 障. と.
www.aozora.gr.jp/cards/000933/.../13213_14433.html
まつりと神遊び・神楽との関係から、夏祓へは夏祭りと称せられる様になつた。陰陽道の勢力が、さうした形に信仰を ..... 而も、冬祓への変形らしい誓文払ひは、夷講に附随してゐる。正月の十日夷も十四日或は除夜の ...
www.aozora.gr.jp/cards/000933/.../18411_27474.html
折口信夫. 一 最初には、演題を「民俗学より見たる大嘗祭」として見たが、其では、 ...... 此は、簑は神の着るもので、神が来ると、祓へをしなければならぬから、其入費を科する ..... 当つて、楯を立てるのは、悪い魂が邪魔をすると、それを物部が追ひ払ふ為である。
ja.wikipedia.org/wiki/折口信夫
折口 信夫(おりくち しのぶ、1887年(明治20年)2月11日 - 1953年(昭和28年)9月3日)は、日本の民俗学者、国文学者、国語 ...
driver-times.com>トップ>ドライバーの働き方>ビジネススキル
2018年9月13日 ... 江戸時代の「師走」のもう1つの特徴は、「つけ払いの回収」時期 .... 師走は1年の締めくくりの月であり、生活歳時の行事である「煤払い」「仕事納め」「大祓い」「除夜の鐘」 などが執り行われ、師走の喧噪 ...
www.weblio.jp/content/はらい
はらい はらひ [2] 【払い】 ... ワ行五段活用の動詞「祓う」「払う」の連用形である「祓い」「 払い」、あるいは連用形が名詞化したもの ...
www.webchikuma.jp/articles/-/34
Schuldという語は、経済的で極度に実用的な意味(借金)と宗教的で精神的な意味(罪) とを短絡させている(1) ...
www.hkg.ac.jp/~sawada/kougi/12/12.htm
プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』は,近代西欧社会にとって非常に重要な歴史現象であるといっても,あくまで ...
ja.wikipedia.org/wiki/償還_(神学)
償還(しょうかん、英語: Redemption)は「赦すこと」という意味の宗教的概念。 贖罪・ あがない・済度・根引き・救済・救いという言い方もある。単語自体には「前に売ったものを買い戻すこと」「負債か担保の元本金の返済」の ...
資本とは 資本と資産の違いと、資本と利益の関係 会計の基礎知識
会計の知識が乏しいと、資本と資産の違いは分かりにくいかもしれません。
資本とはどういうもので、資産とはどういうものなのでしょうか?
一文字違うだけで分かりにくいかもしれませんが、
ここでは会計としての「資本」と「資産」に注目して、
それぞれの違いを見ていきたいと思います。
資本とは 資本と資産の違いとは 会計の基礎知識
「資本」というのは会社を設立するにあたっての「元手」のことで、
「資産」というのは会社の財産になります。
例えば手元の資金の1000万円で会社を設立したとすると、
その手元資金の1000万円は「資本」になりますし、
その1000万円から100万円分の商品を仕入れたとすると、
100万円の商品と、900万円の現金預金が「資産」になります。
またこの購入した「資産」で利益を生み出すことが、会社には求められることになります。
またその他に必要な資金があって、銀行などから借りたとすると、
それが「負債」になりますが、
資本や負債は、「調達源泉」と言われ、
自分が出した調達資金が「資本」で、
他人から借りた調達資金が「負債」になり、
「資本」は返済義務がないもの、
「負債」は返済義務があるものになります。
またそれらを元に何を買って利益をあげようとしているのか、
それが「資産」として表されることになります。
貸借対照表での違い
こうした資産や資本、負債を表したものが「貸借(たいしゃく)対照表」と呼ばれますが、
以下の図のようになります。
この左側は借方(かりかた)、右側は貸方(かしかた)と言いますが、
資産と資本は、借方と貸方の違いもあります。
ちなみに自分が出した調達資金が「資本」、
他人から借りた調達資金が「負債」、
それらを何に使ったかが「資産」として表されることになりますので、
借方と貸方は、常に等しいことになります。
スポンサードリンク
資本と利益の関係 会計の基礎知識
先ほどの貸借対照表は、期末時点での資産や負債、資本を表したものですが、
一年間の利益を計算するものに、「損益計算書」があります。
損益計算書は以下のような図になります。
また損益計算書と貸借対照表は、以下のような関係があります。
一年間で得られた利益は、資本に算入されることになります。
ですので会社の業績によっては、
資本が増えることもありますし、資本が減ることもあります。
ちなみにここでは分かりやすくするために、話を簡単にしましたが、
会計として細かい話をすると、
貸借対照表の「資本」の部分は、会計上は「純資産」と言われ、
純資産に「資本金」と、会社が設立されてからその時点までの会社の利益の合計(「利益剰余金」と言われます)などが含まれることになります。
終わりに
「資本」は元手の資金。
「資産」は元手の資金や借りたお金で買ったものという違いがあり、
貸借対照表でも違いがありますし、
元手の資本や借入金などの負債によって何らかの資産を買い、
その資産を活用することで、利益を上げていく構造もお分かりいただけるかと思います。
Q持ち家は資産 or 負債?
20代男性ワンルームのアパート暮らしです。質問が2つありまして
財テクというか資産運用の勉強を始めたばかりです。
気になるのが,いくつか本を読んだのですが,持ち家を「資産」と見なすか「負債」と見なすか,人によって違うのですが,どうしてですか?①(今は家賃を払っている身分ですが,私的には持ち家に住んだほうが精神的に落ち着くようなきがするのですが・・)
私が読んだ本では,普通の人は資産だと思っているんだけど本当は負債なんだよという感じのものが多かったのですが自分が持ち家を買った場合,どんな税金を毎年どれくらい払わなければいけませんか?まったくいままでこういうことを考えた事がなかったので,初歩的な質問ですが教えてください。②
よろしくお願いします。
A
持ち家は資産です。ただ、その時に住宅ローンを借りていたら、それは負債です。負債ですから金利がかかります。
また、持ち家の場合は、固定資産税やさまざまな維持費(持ち家だったら家ががたついてきたら修繕しなければいけませんし、マンションに住んでも賃貸だったらかからない修繕積立金等がかかります)というコスト(費用)がかかります。これは「資産を維持するためのコスト」です。
それから日本の場合はとくにそうですが、いわゆる「上物」の部分(土地と建物のうち「建物」の部分)は毎年価値がどんどん落ちて、20年くらいで無価値になります。
というわけで「家は資産ですが、色々と手がかかる資産」というのが正確だと思います。
ちなみに「家賃」というのは、家を持ったときにかかる「ローンの金利と、上物の価値が減っていく分と、修繕に必要なコストの一部」、を払うものと考えればよいと思います。ただ「ローンの元本」は払わないませんから、永遠に家賃を払うことになるわけです。
Q持ち家は資産 or 負債?
20代男性ワンルームのアパート暮らしです。質問が2つありまして
財テクというか資産運用の勉強を始めたばかりです。
気になるのが,いくつか本を読んだのですが,持ち家を「資産」と見なすか「負債」と見なすか,人によって違うのですが,どうしてですか?①(今は家賃を払っている身分ですが,私的には持ち家に住んだほうが精神的に落ち着くようなきがするのですが・・)
私が読んだ本では,普通の人は資産だと思っているんだけど本当は負債なんだよという感じのものが多かったのですが自分が持ち家を買った場合,どんな税金を毎年どれくらい払わなければいけませんか?まったくいままでこういうことを考えた事がなかったので,初歩的な質問ですが教えてください。②
よろしくお願いします。
質問日時:2007/6/14 14:54:13解決済みの質問解決日時:2007/6/29 03:10:37
回答数:9|閲覧数:5404
お礼: 25枚この質問が不快なら
ベストアンサーに選ばれた回答
A 回答日時:2007/6/14 15:16:37
持ち家は資産です。ただ、その時に住宅ローンを借りていたら、それは負債です。負債ですから金利がかかります。
また、持ち家の場合は、固定資産税やさまざまな維持費(持ち家だったら家ががたついてきたら修繕しなければいけませんし、マンションに住んでも賃貸だったらかからない修繕積立金等がかかります)というコスト(費用)がかかります。これは「資産を維持するためのコスト」です。
それから日本の場合はとくにそうですが、いわゆる「上物」の部分(土地と建物のうち「建物」の部分)は毎年価値がどんどん落ちて、20年くらいで無価値になります。
というわけで「家は資産ですが、色々と手がかかる資産」というのが正確だと思います。
ちなみに「家賃」というのは、家を持ったときにかかる「ローンの金利と、上物の価値が減っていく分と、修繕に必要なコストの一部」、を払うものと考えればよいと思います。ただ「ローンの元本」は払わないませんから、永遠に家賃を払うことになるわけです。
回答
A 回答日時:2007/6/18 11:02:27
みんな資産だと思えるから頑張ってローンを払えるのだと思います。
A 回答日時:2007/6/16 06:58:23
会計上、持ち家はどうあがこうとも資産です。
3000万円で新築庭付き一戸建てを購入した場合、3000万円というお金が土地と家屋に変わっただけなので、
買ったその瞬間は3000万円の資産です。
ただし、購入後は家屋は償却(平たく書くと老築化)されるため、その資産としての価値は年々下がるし、
土地も地価の変動でその価値は増減します。
が、売れば対価として(3000万円よりは少なくなっているかもしれませんが)お金を得られることは間違いないので資産です。
話は少しそれますが、会計上は自動車も資産です。
これも購入後、ガソリン代や車検代や税金が多額にかかりますが、売れば中古車としての価格はつきますから、
間違いなく資産です。
仮に持ち家や車が負債であるというならば、お金を出してこれらの負債を買う人はいないでしょう。
一方、ローンは皆さん書いてあるように紛れもない負債です。
質問に書かれている本は、初心者にも理解しやすいよう書いてあるのだと思いますが、土地・家屋という資産と、
ローンという負債は切り離して考えるべきだと思います。
家のローンであろうが車のローンであろうが、ローンはローンで色が付いているわけではありません。
ついでですが、持ち家に将来かかってくる修繕費の引当金などは、負債ではなく負の資産です。また、税金は負債ではなく費用です。
さらについでに、不動産を購入したときにかかる税金は、
消費税 5%(土地は非課税)
印紙税→売買契約書等の文書にかかる税金 2万円(1通当たり、1000万~5000万円の場合)
登録免許税→登記にかかる税金 2%(売買時の登記の場合)
不動産取得税→土地や建物を取得した際にかかる税金 4%
不動産保有にかかってくる税金は、
固定資産税 通常1.4%(ただし住宅用地や新築住宅に対する特例により普通は大幅に安くなる)
都市計画税 0.3%(こちらも特例等により普通はこれより安い)
・・・以上、会計的観点のみから考えた融通の利かない極論でした。
A 回答日時:2007/6/15 01:41:39
持ち家は負債です。
お金を生み出すどころか、維持、管理、修繕、自治会の付き合い、固定資産税など
かかり、お金を出すだけです。
資産と言うのは、お金を生み出すものを言います。
例えばアパートとかちょっとしたビルとか・・
それがわかるようになったのは、50代からでもう遅いです。
A 回答日時:2007/6/14 16:43:45
①住宅ローンを背負い、返済を身銭(=汗水流して稼いだ給料)から払っていれば、立派な負債です。荷物です。
ローンを完済したか、あるいはローン返済を投資運用の利益だけで返済していれば、持ち家は資産です。
つまりキャッシュ・オン・キャッシュ。他人のお金(=銀行のお金)で家を建て、他人のお金(=投資資金の評価上昇、売却益)で借金を返すこと。
預金残高を減らすことなく、投資運用で借金返済すれば、実質無借金ですから、持ち家は資産でいられます。
②固定資産税です。
広さや家屋構造、土地形態、利便性の高い都市圏か、不便な田舎かにもよるので、ピンキリです。
あえて大雑把にいえば、首都圏の場合、一般的な戸建なら、まぁ、10~20万でしょうか。
土地が広く、家屋も大きくなれば、固定資産評価も上がり、それだけ固定資産税も増額します。
資産運用の勉強、頑張ってください。
良書・良きアドバイザーにめぐり合えますように……。
A 回答日時:2007/6/14 16:24:18
ローンの返済に支障がないうちは資産。
返済が負担と思えるようになると・・・負債。
買う事は誰でもできますが・・・
数十年のローンを、リスクの一つと考えない人が、
ですから、
【 貯蓄(している内に勉強して)から投資、し《運用》 】
【 (自分がわかるものに)投資、し《運用》 】
(^_^;) (^_-)--''☆
そして、収入でローンの返済が通常できる範囲の時買い。
運用益で返済ができるようになれば・・・天国では?
簡単なこと。が、なぜ皆できないのか?
日本の株式市場は遊び場で、
昨日買った投資信託今日売りました。
年率計算《X365》すると・・・
普通できない事を状況の考え方などを変えれば・・・
再度・・・
【 貯蓄(している内に勉強して)から投資、し《運用》 】
【 (自分がわかるものに)投資、し《運用》 】
(^_^;) (^_-)--''☆
A 回答日時:2007/6/14 15:45:39
資産でもあり負債でもあると皆さん、書いてありますがその通りだと思います。
住むのに購入するのは、いいと思いますが、財テクで持ち家はハイリスクの感じがします。
固定資産税、場所によってかなり違いますが、人口10万ちょっとの町で、毎年40~50万近くかかっています。
私は、賃貸マンション、分譲マンション、一戸建てと移りましたがどれも一長一短があります。
本より自分の直感を信じてみたらどうですか?
A 回答日時:2007/6/14 15:02:07
①負債=ローンの返済って事ですね。
家賃も、変わりないですけどね。。。
②固定資産税ってかかります。。。年に1回2万円ぐらいかな。
どちらが得かは、分かりませんけど、ローンの返済をしている人は、負債ですよね。
自分の家のメンテナンスがかかるので、永遠とお金はかかる。
家賃の場合は、いつまで経っても払い続けますね。
メンテナンス代は、大家さんがしてくれる。
お金の得だけを考えた場合、賃貸の方が得みたいです。
ただ、いつまで経っても、自分の物にならないだすけど。
A 回答日時:2007/6/14 14:57:29
資産&負債です。
買って自分で住めば税金、ローン等を背負いこむだけですが、
それを人に貸せば自分で借金を返す義務を免れる&家賃収入が得られます。
358 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん (ワッチョイ 8ec9-BXNL)[] 2019/08/26(月) 11:14:55.83 ID:CnljGvES0
MMT人気の裏に民主党進歩派「民主社会主義」の論理的支柱
◆ 中岡望・東洋英和女学院客員教授/バーニー・サンダース
週刊エコノミスト(2019/09/03), 頁:6
>なお、解説の財政は破綻しない、とか、政府部門と民間部門をわけるとかは、資金循環統計等で誰でもわかる話。
366 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん (ササクッテロ Sp05-Wwi7)[sage] 2019/08/26(月) 12:46:23.05 ID:ltG3vepbp
>>346
いやおもいきり図面があるじゃないですか・・・
借方 貸方
資産 負債
資本
これは恒に等しい数値になる つまり恒等式だ
メッチャ大雑把に説明するとだな
車を買うだろ? 車そのものは資産だ
ではその車の購入代金は?
現金で買ったなら その代金は資本と一致する
しかしそれがローンならば負債+資本 という事になる
借方 貸方
━━━━┳━━━━
資産 ┃ 負債
┃ 資本
借方・貸方とは
借方 貸方
かりかた かしかた
「り」なので左側に書く 「し」なので右側に書く
まず青色申告で複式簿記で記帳していくにあたって”借方(かりかた)・貸方(かしかた)”を理解する必要があります。
借方・貸方とは取引があったときに記帳する仕訳の勘定科目の位置のことで、借方(かりかた)は伝票や帳簿の左側になります。また、貸方(かしかた)は伝票や帳簿などの右側になります。
これは決算書の貸借対照表と損益計算書の勘定科目の位置と同じです。
つまり現金(資産)が増えた時は、左側に現金科目を記帳していきます。
貸方・借方科目には何があるのか理解しよう!
決算書には貸借対照表と損益計算書があります。
この決算書は借方・貸方(左右)に分けて作成されていているので、普段使う勘定科目が借方・貸方のどちらに位置するのかをまず確認します。
スポンサーリンク
記帳するときのポイント
複式簿記で記帳したときに勘定科目ごとに記載される位置が決まっているので、どの勘定科目が貸方で、どの勘定科目が借方なのかを覚えておくと記帳がしやすくなります。
例)
売上が現金で1万円あった場合の仕訳
現金 10,000/売上 10,000
※現金は資産なので借方 → つまり左側に現金を記帳する
が、しかし・・・・現金で交通費を千円支払った場合の仕訳は
交通費 1,000/現金 1,000
※この時の仕訳は現金が右側(貸方)にくる!なぜ?
現金は資産なので借方(左側)に記帳される勘定科目ですが、交通費を支払った場合に貸方(右側)にくるのは資産が減るためです。
期末に決算書を作成したときに勘定科目の本来のポジションに残高がくるようにしなければなりません。
つまり、現金が増えた時→本来の借方(左側)ポジション、現金が減った時→借方科目とは逆の右側の貸方に記帳するというわけです。
49 Comments:
173 ウサ ◆ychjgTdOOc (アウアウクー MMc5-1pby)[sage] 2019/08/23(金) 12:41:29.43 ID:kGdIvl/vM
アメリカがバブルの芽のある他国(新興国)にマネーを流入してバブルにさせて、高値で精算してマネーを引き上げて
不良債権だけはその新興国のものになる。
リーマンショックまではアメリカも自国の不良債権の精算に時間がかかってたけど
今は(コストプッシュインフレがなくなったので)QEで不況を終わらせる。
MMTと同じ理由で日本とアメリカは可能。
中国はドル高されると難しいので変動為替相場制に移行すると予想するけど
資産効果も流動性も消えたあとなので、マネーは流出が延々と続く。これまで財政支出しまくった分だけ米国の肥やし。
340 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん (アウアウウー Sa09-OjJs)[] 2019/08/26(月) 02:28:09.74 ID:U4MoOsU5a
>>335
純資産と資産を混同しているのでは ?
資産とは 純資産(プラス資産)と 負債(マイナス資産)である。
435 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん (ワッチョイ 41c9-BXNL)[sage] 2019/08/28(水) 10:03:01.63 ID:RDUWsPD00
>>433
図説 わが国の銀行 単行本
全国銀行協会企画部金融調査室 (編集)
はじめて学ぶ金融論 単行本 ? 2005/2/1
建部 正義 (著)
を読めばわかるが、銀行は個人の預金を必要とせずに、原理的には無限に
信用創造できるから。(何度も同じ話をしてるが)
238 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん (ササクッテロ Spf1-H8oR)[sage] 2019/09/05(木) 22:53:58.67 ID:37kFlgoWp
大日本帝国はあれほど無茶苦茶をやったのに遂にハイパーインフレは起きなかった それが起きたのは戦後
復興債の日銀直接引受による貨幣の過剰供給
傾斜配分で物資を復興の重要分野に優先的に供給
国際収支は複数為替でカバー
ここまでやると流石にハイパーが起きる
と言うかこれは半ば人為的に起こしたようなもので 要するに物価を犠牲に国力の全てを復興に費やしたワケだ
このプランを立てたのが有沢広巴でこの人は大内兵衛の弟子 つまりマルキスト
日本のハイパーはアメリカがドッジラインを押し付けてくるまで続くが それを受け入れて つまり緊縮財政に転換して速攻収束した
今度は逆にデフレの危機に直面したがそれを救ったのが朝鮮戦争という需要の神風
476 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん (ワッチョイ e19d-wxDY)[sage] 2019/09/07(土) 13:57:10.07 ID:+jYCoB+d0
>>473
国債発行に伴って「民間から金を吸い上げる」という見方がそもそも不適切
制度上、民間銀行は日銀当座から国債を購入し、いったん政府の当座にマネーが移るのだが、
国債発行に伴って支出がなされるとき、政府→企業→民間銀行と、マネーが巡ってきて差し引きが一致するから、どこかの金が減ることはない
477 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん (ワッチョイ e19d-wxDY)[sage] 2019/09/07(土) 14:02:12.91 ID:+jYCoB+d0
>>476をもっと具体的に説明する内容がこれ
http://ir.c.chuo-u.ac.jp/repository/search/binary/p/5721/s/3577/
実際は、日本国債を引き受けるのは、2割が銀行、8割は証券会社だから、
証券会社だとまた違うプロセスを経ることになるんだが、それもまた上記リンクで説明されてる
もっとも興味深いのは、以下の一文だ
>今日のわが国の国債発行システムは,市中消化という形式をとりながらも
>その内実は,日本銀行による国債の直接引受と事実上異なるところがないとい衝撃的な理論的帰結につながる。
>つまり,市中消化のケースでは,日本銀行の信用創造の方向は銀行にむけられ,
>直接引受のケースでは,その方向は政府にむけられるという差異はあるにせよ,
>日本銀行の信用創造をともなうという側面では両者とも同断であるというわけである。
479 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん (アウアウウー Saa5-kyym)[] 2019/09/07(土) 14:08:13.12 ID:DZN+5K8Sa
>>477
先生、8割証券会社は、銀行を間に挟むと考えてよろしいでしょうか?
480 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん (ワッチョイ e19d-wxDY)[sage] 2019/09/07(土) 14:12:43.59 ID:+jYCoB+d0
>>479
上記リンクから引用すると以下の通り
>したがって,銀行は,流通市場をつうじて,証券会社から多額の既発債を購入しているものと判断される。
>それでは,この場合の資金の流れはどのように考えればよいのであろうか
>銀行が新発債を購入するケースに準じて問題を整理すればよいわけである。
>すなわち,
>① 銀行は日銀当座預金のうちの超過準備を利用して証券会社から既発債を購入する
>② 銀行の当座預金は証券会社保有の当座預金勘定に振り替えられる
>③ 証券会社はこの当座預金を利用して新発債を購入する
>④ すでにみたプロセスを経て,銀行は政府から日銀当座預金を取り戻すことになる
>⑤ 銀行はこれを利用して証券会社から既発債をふたたび購入することが可能になる
すんげえ噛み砕いて説明すると、間に証券会社が挟まろうが、日銀当座の中をグルグルしてるだけって話
郵貯とか、年金機構とかが挟まっても、概ね同じ
496 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん (ワッチョイ ed4b-uegj)[sage] 2019/09/07(土) 15:02:18.48 ID:e2LwP1+R0
>>477
とかの情報はいい情報だと思います
リチャードヴェルナー氏は
通貨供給量の正しい測定法は
(中央銀行による資産の売買の差引額として経済に注入される)
中央銀行の信用創造額と
民間銀行の信用創造額の総和としており、
この信用創造がどの分野に向かうかが大事としています
実体経済に向かうものか、金融経済に向かうものか
残念ながらアベノミクスは日銀国債引き受けで信用創造したものを金融経済へと流してしまいました。
たとえば山本太郎のれいわ新選組の政策などに使われるなら実体経済に向かうものになるでしょう。
606 考える名無しさん[] 2019/09/09(月) 00:00:37.12 ID:0
ニューディール政策が効いたかどうかについては
政府支出に否定的な保守派からの反論があるね。
「好転」はルーズベルトが大統領に就任した
1933年ごろにはすぐに始まっていた。
GDPは1940年ごろには大恐慌が始まった1929年
近くまで回復していた。
失業率はルーズベルトが大統領に就任したときには25%だったが、
1937年には15%まで下がっていた。
政府が雇った雇用を換算すれば失業率は10%まで下がったようだ。
失業率は決定的に下がったのは戦争経済以降らしい。
その意味では保守派の反論にも一理はあるかもしれない。
https://1.bp.blogspot.com/-5DJjGd7oItk/XYLLpfWWZKI/AAAAAAABnTQ/AL2hKIYnFMAiOod3kkPtwwxzKunEajO3gCLcBGAsYHQ/s1600/IMG_9481.PNG
シェイブテイル (@shavetail)
2019/08/29 10:47
@hirohitorigoto 日銀当座預金は「中央銀行を含む金融部門全体から経済に対して供給される通貨」ではないですね。むしろ日銀当預が我々の経済には供給「されない」通貨であることが重要です。図は「日本銀行の機能と業務」p7から。PDFは無料で読めます。 pic.twitter.com/leD1ohr0CS
http://www.imes.boj.or.jp/japanese/pf.html
第1章
http://www.imes.boj.or.jp/japanese/pf/chapter1.pdf
「通貨」の分類
シェイブテイル (@shavetail)
2019/08/29 10:47
@hirohitorigoto 日銀当座預金は「中央銀行を含む金融部門全体から経済に対して供給される通貨」ではないですね。むしろ日銀当預が我々の経済には供給「されない」通貨であることが重要です。図は「日本銀行の機能と業務」p7から。PDFは無料で読めます。 pic.twitter.com/leD1ohr0CS
http://www.imes.boj.or.jp/japanese/pf.html
第1章
http://www.imes.boj.or.jp/japanese/pf/chapter1.pdf 7頁
「通貨」の分類
https://1.bp.blogspot.com/-5DJjGd7oItk/XYLLpfWWZKI/AAAAAAABnTQ/AL2hKIYnFMAiOod3kkPtwwxzKunEajO3gCLcBGAsYHQ/s1600/IMG_9481.PNG
899 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん (ワッチョイ 11c9-McVF)[sage] 2019/09/20(金) 13:49:59.89 ID:jd+nlgmB0
大昔、麻生は日本の個人は1000兆円(数字は忘れた)も金融資産がある金持ち
なんですよと言っていて、一方、政府の借金が増え続けて大変だと報道。なんか変。
しかし、三面等価、資金循環統計を見れば、債権=債務、だから当然といえば当然。
気の利いた入門教科書には資金循環統計があり、日経出版のゼミナール金融入門
斉藤の本にもあった。(ところが日経新聞で詳しい解説をみた記憶がない)
イット革命初期、ネット初期、日銀は統計の格安CDを販売したり、ネットでエクセルの資金循
環統計を公表しはじめた。それをダウンロードして、貼り付けて理解するのに、正味1週間。
で、下の表をつくり、2chに貼ったらみんな驚いていた。その後、日銀は参考図を公表するようになった。
資金循環統計 2016年第2四半期の資金循環(速報)参考図表
http://www.boj.or.jp/statistics/sj/sjexp.pdf
(図表1-1) 部門別の金融資産・負債残高(2016年6月末、兆円)
金融資産 金融負債 差額
家計(含自営) 1746 383 1363
企業 994 1375 △381
(民間小計) (2740 1758 982)
政府 532 1277 △745
(国内計) (3272 3035 237)
海外 904 577 327(対外純債権)
国の借金=政府貨幣発行残高
返済義務のない貨幣までが形式的には負債とされる
Kestrel (@tagomago712)
2019/09/29 1:46
横山昭雄『現代の金融構造』(1977年)をチビチビと読んでいるが、
世評通りに名著ですな。「真説・金融の仕組み』は後半のお説教地味た論説に霹靂してたが、これは一切そういうのがない。飽くまでクールに金融業務を語る感じで。「真説~」よりこっちの方がわかりやすいかな。
Twitterアプリをダウンロード
625 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん (アウアウウー Sa8b-3AID)[] 2019/09/29(日) 15:31:00.54 ID:xBlPmpY5a
>>614
所得倍増論を理論面で推進した下村治はその著書「経済変動の乗数分析」が英語に訳されていたらノーベル経済学賞を受賞したであろうと宇沢弘文は惜しがっていた。
635 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん (ワッチョイ c79d-srNF)[sage] 2019/09/29(日) 16:48:03.55 ID:U1OhmVuP0
>>615
一定規模の軍需は、民需を削らずに雇用を刺激するけど、
国家総動員の名の下に、民需をやってた企業を無理矢理に軍需に転換させるような政策は不利益である
実際に戦争が始まってしまった以上、このような方向に行くのはやむを得ない部分もあるが、
国家が政策の一丁目一番地として、軍需を掲げていき、その結果として戦争を誘発するようでは本末転倒
ウィル 『奇跡の経済教室』必読! (@HUANWIL)
2019/10/20 8:17
「支払い」とは「お祓い」であり「負債」という「穢れ」を清算するものが「貨幣」である、という経済人類学等の知見は重要だ。「貨幣」とは債権と債務をやり取りする宗教的な媒介者なのだ。納税とはRedemption(履行であり贖罪)なのだ。ここで共同体に対する忠誠心が問われるのだ。
Twitterアプリをダウンロード
国民経済講話(1) (福田徳三著作集第3巻(第5回配本)) 単行本 – 2017/1/31
福田徳三研究会 (編集), 江夏 由樹 (編集), 大月 康弘 (編集)
https://www.amazon.co.jp/%E5%9B%BD%E6%B0%91%E7%B5%8C%E6%B8%88%E8%AC%9B%E8%
A9%B1-1-%E7%A6%8F%E7%94%B0%E5%BE%B3%E4%B8%89%E8%91%97%E4%BD%9C%E9%9B%86%E7%AC%
AC3%E5%B7%BB-%E7%AC%AC5%E5%9B%9E%E9%85%8D%E6%9C%AC-%E7%A6%8F%E7%94%B0%9A/dp/4797280832
商品の説明
内容紹介
日本の経済学の黎明期、「社会厚生のために一身を捧げた一大学者にして一大運動家」であった福田徳三の先駆的業績を新編集により蘇らせた現代版。全巻に通底する「厚生の理論・歴史・政策」は、経済学のまさに学問的源流となった。各巻編集者による【解題】付。第3巻は20世紀初頭、政治・経済・社会の現実的視点から時代を論じ国民の日常生活に関わる経済学を説いた入門書。
出版社からのコメント
★日本経済学・福祉経済論の開拓者、福田徳三博士の幅広い研究を、新たに読み易く構成・編集。新・著作集として待望の刊行開始!!(全21巻)★
(第1期分全4巻刊行中、第2期(全4巻)本巻より刊行開始! ! 〔2017年7月末現在〕)
(価格は、2017年7月現在) (ご予約の方には都度、価格が決定次第、信山社からご連絡を申し上げます。)
【第1期刊行】(巻数/書名/(編集担当者)/〈価格〉)
・第1回配本/第10巻 『社会政策と階級闘争』(西沢保・森宜人)<6800円(本体:税別)>
・第2回配本/第17巻 『復興経済の原理及若干問題』(清野幾久子)<5800円(本体:税別)>
・第3回配本/第15巻 『黎明録』(武藤秀太郎)<8800円(本体:税別)>
・第4回配本/第16巻 『暗雲録』(武藤秀太郎)<5400円(本体:税別)>
【第2期刊行】
・第5回配本/第3巻 『国民経済講話(1)』(江夏由樹・大月康弘)<7500円(本体:税別)>
・第6回配本/第19巻 『厚生経済研究』(井上琢智)<9800円(本体:税別)>
・第7回配本/第1巻 『経済学講義』(西沢保)
・第8回配本/第4巻 『国民経済講話(2)』(江夏由樹・大月康弘)
【第3期刊行】
・第9回配本 /第13巻 『生存権の社会政策』(清野幾久子)
・第10回配本/第14巻 『労働権・労働全収権及労働協約』(清野幾久子)
・第11回配本/第6巻 『経済史研究』(杉岳志・森宜人・夏目琢史)
・第12回配本/第7巻 『経済学史研究』(井上琢智)
・第13回配本/第9巻 『経済学論攷』(山内進)
・第14回配本/第11巻 『社会運動と労銀制度』(玉井金五・杉田菜穂)
【以下続刊】
・第2巻 『国民経済原論』(池田幸弘)
・第5巻 『流通経済講話』(大友敏明)
・第8巻 『経済学研究』(原伸子)
・第12巻 『ボルシェヴィズム研究』(土肥恒之・大月康弘)
・第18巻 『経済危機と経済恢復』 (森宜人)
・第20巻 『現代の商業及商人』(田中秀臣)
・第21巻 『物史観経済学史出立点の再吟味』(田中秀臣)
★ご予約は、E-Mail:order(アットマーク)shinzansha.co.jp までご連絡ください。
商品の説明をすべて表示する
登録情報
単行本: 474ページ
出版社: 信山社 (2017/1/31)
言語: 日本語
ISBN-10: 4797280832
ISBN-13: 978-4797280838
発売日: 2017/1/31
梱包サイズ: 23 x 16.2 x 2.8 cm
おすすめ度: この商品の最初のレビューを書き込んでください。
Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 1,604,325位 (本の売れ筋ランキングを見る)
https://www.ifinance.ne.jp/glossary/stock/sto044.html
FANG(ファング)
FANG(ファング)は、2015年頃から米国の株式市場で使われるようになった、巨大ネット(ハイテク)銘柄群のことをいいます。これは、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)を提供する「Facebook(フェイスブック)」、世界最大のネット通販(電子商取引)を運営する「Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)」、世界最大の動画配信サービスを提供する「Netflix(ネットフリックス)」、検索エンジンやクラウドなどを提供する「グーグル(Google):コングロマリットのアルファベット(Alphabet)傘下」の4社の頭文字をつないだ呼称(造語)となっています。(fangには、「牙(きば)」という意味もあり)
一般にFANGは、情報技術やビッグデータなどを駆使して斬新な製品やサービスを生み出し、人々の生活や産業の構造を大きく変えつつありますが、その一方で巨大な影響力から規制強化の動きもあります。ちなみに、本用語は、米国の投資家でパーソナリティーのジム・クレイマー氏が、当時、注目したい成長企業群として挙げた(名付けた)ものだそうです。
929 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん (ワッチョイ b3c9-EhZZ)[sage] 2019/10/28(月) 04:59:27.98 ID:kNkGLt+e0
金融・財政政策の「日本化」傾向に違和感-白川前日銀総裁
Bloomberg News 2019年10月28日 0:57 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-10-27/Q01065DWLU6K01
政策立案者らは「依然としてデフレという妖怪に取りつかれている」
金融・財政緩和の目標は「将来の需要を今に持ってくる」ことだけ
日本以外の国々に金融・財政政策の「日本化」が見受けられると述べた上で、低金利・高債務戦略が経済
的問題の解決に向け機能するか懐疑的な見方をしていることを明らかにした。
上海でのフォーラムで、「悲しいことに日本の外でこの種の日本化が今見受けられる」と指摘。「政策立案者と
主流派の学者らは依然としてデフレという妖怪に取りつかれている」と語った。
日本は生産性低下といったより根本的な問題にもっと迅速に取り組む必要があっと同氏は分析。金融・
財政緩和の目標は「将来の需要を現在に持ってくる」ことだけであり、こうした前倒し戦略はグローバルな経済
問題の解決策ではないと話した。
原題:BOJ Former Governor Says ‘Japanification’ Policy Trend Misguided(抜粋)
330 名無しさん@恐縮です[] 2019/10/27(日) 14:38:07.63 ID:rpqLgKiR0
>>323
堀江は
逆に税金を多く払ったから逮捕された。
株式をグループ内で売買して差額を資産計上するか
利益計算するかで
意見が分かれていた。
副社長の税理士と顧問の公認会計士が
大丈夫というので
そのまま通したら
社長責任で逮捕有罪。
30億円台だったと思う。
このとき、誰かが、税務署に確認してメールか書類もらっておきましょうといえば
完全に無罪放免だった。
税務署がokだせばまったく問題なかった。どっちにしても仕訳で微妙だったら
100%税務署に相談して録音とかメールでやりとりを
残して保存しておくのが重要。
堀江が税務署に問合せしていれば100%
堀江は資産3000億円を確保した。
それどころか、1兆円を超えて孫正義レベルだったろう。
https://note.mu/tagomago712/n/nf37b05ec2285
【読書メモ】 吉田暁『決済システムと銀行・中央銀行』
2019/11/03 06:19
見出し画像
全国銀行協会に長年勤めた筆者による論文集。内生貨幣供給論を起点として電子マネー、ナロウバンク、オーバーローン問題などを論じている。
内生的貨幣供給論の概要
(1) 信用創造
現代の銀行というものは、自らの債務である預金口座に記帳することで貸付を行う。貸出は借り手の口座への記帳によって行われるので、あらかじめ本源的預金というものは必要ではない。また、市中銀行は中央銀行が供給するベースマネー(マネタリーベース)の貸出はしていない。銀行の貸出は借り手の預金口座への記帳によって行われるから、貸し出す段階では余剰のベースマネーは必要ではない。通常のマクロ経済学の教科書が説明しているベースマネーの投入から始まる信用創造論とは順序が逆である。最初にベースマネーがあるのではなく、ベースマネーは事後的に必要となるのが現実である。銀行の信用創造が行われるためには借入需要がなければならない。借入需要に対して信用創造すなわち貸出により預金を創出することがマネーサプライ増加の基本である。
(2) 銀行預金の流出と還流、そして預金獲得競争
銀行が貸出によって創出した預金は、借り手によって支払われることによって、当該銀行からは流出する。それと同時に全他行に対して準備金を失うことになる。しかし同じことは他行も行っている。各銀行は全銀行が創出した銀行預金を自らのもとに還流させるべく、日々、預金獲得競争に勤しんでいる。貸出によって創出された預金は借り手の支払いで流出し、当該銀行は準備を失うが、資金の流れを追い、あるいは他行の創出した預金を取り込むことで、預金と準備の回復をはかる努力をするのがバンキングの基本である。
(3) 中央銀行による信用創造
銀行システム全体としての準備金の流出は中央銀行によって補填されなければならないが、その補填それ自体が中央銀行の信用創造(中央銀行預金の創出)によってなされるのである。ここで注意しなければならないのは、各々の銀行は創出した預金の一部を準備金として中央銀行当座預金にちまちまと取り崩して「積み建てている」わけではない。市中銀行の中央銀行当座預金は中央銀行が独占的に供給している。
本書では、内生的貨幣供給論というレンズを通して電子マネー、ナロウバンク論、インフレ・ターゲットの是非、オーバーローン問題が論じられている。戦後経済史がマイブームなのでとくに面白く読んだのは高度成長期に盛んに議論がなされたオーバーローン問題を扱った第六章の「オーバーローン論再考」だった。「貸出に本源的預金は必要としない。貸出金と預金が同時に増えるのに、なぜオーバーローン(貸出し過ぎ)による預貸率の不均衡なんかが問題にされたのだ?」と思われるだろう。当時の金融制度調査会の答申、日銀の代表的論客だった鈴木淑夫の論説などの再検討を通してそれに対する解答が書かれているので、自分の目で確かめて欲しい。当時のオーバーローン論が成長貨幣問題と都市銀行に対する道徳的な批判が混在したものだと解ると思う。
収録されている論文は80年代に書かれたものから2000年代に書かれたものと幅広く収録されており、内容に重複が見られるために少し見通しが悪いのが本書の欠点である。一冊にまとめるときに論文を再構成して項目別にして欲しかったが、故人に言ってもそれは仕方ないか。内生的貨幣供給論の名著としてよく名前が上げられるのは納得の出来なので、興味があるのなら是非とも読んでもらいたい一冊である。
Kestrel (@tagomago712)
2019/11/03 6:20
軽く読書メモを書きました。
【読書メモ】 吉田暁『決済システムと銀行・中央銀行』|Cheshire Cat @tagomago712 #note note.mu/tagomago712/n/…
Twitterアプリをダウンロード
32 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん (ワッチョイ b9c9-8GXh)[] 2020/03/23(月) 18:24:39.56 ID:3f2BZydI0
貨幣論の革新者たち (日本語) 単行本 ? 2020/3/2
古川 顕 (著)
ジョン・ローからラルフ・ホートレーまで、ケインズを超える理論上の貢献によって
「貨幣とは何か」?を変えてきた偉大な7人の理論を紐解き、「貨幣論」が「信用論」へと
深化してきた過程を明らかにする。
目次
第1章 ジョン・ロー――経済学の創始者
第2章 トーマス・トゥーク――通貨論争における通貨学派と銀行学派
第3章 J. S. ミル――貨幣と信用と経済活動の一体化
第4章 ヘンリー・マクラウド――信用創造理論のパイオニア
第5章 ミッチェル・イネス――信用の重視と経済学の巨星への挑戦
第6章 I. フィッシャー――アメリカ最大の理論経済学者
第7章 ラルフ・ホートレー――銀行信用の重視と信用の内在的不安定性
落語
富久
「これも大神宮様のおかげです。これで方々に『おはらい』ができます」(借金の支払いと、神棚の札の交換を意味する「お祓い」とをかけた地口)
バリエーション 編集
久蔵の長屋が浅草にあり、商店が日本橋にあるとする演じ方か、久蔵の長屋が日本橋、商店が芝とする演じ方が大半である。5代目志ん生や5代目柳家小さんは久蔵の長屋が浅草、商店が芝とする長大な距離を設定し、その道中を久蔵が一瞬で駆け回るナンセンスな演出方法をとっている。
貨幣と通貨
これは日本と欧米の思考パターンの問題を含んでいて
最初の訳語の振り分けが悪い
日本人には通貨より貨幣がより具体的で身近なのだから
日本語で通貨にはシステムのニュアンスがある
負債に関しては返済義務のある債務と違うとわかればいい
日銀当座預金は通貨と言い貨幣とは言わないがハードカレンシーは使う
こくさいつうか
内容
ハードカレンシー 管理通貨制度下にありながら十分な信用があり、額面価額通りの価値を広く認められ国際市場で、他国の通貨と容易に交換が可能な通貨のことをハードカレンシー(英: hard currency)(英語版)と呼ぶ。
ja.m.wikipedia.org › wiki › 国際通貨
日銀当座預金は通貨と言い貨幣とは言わないがハイパワードマネーは使う
現金通貨と日銀当座預金の合計のこと。 日銀が供給する通貨のことを指す。 民間部門における信用創造のベースになるもので、中央銀行が直接コントロールできる貨幣量でもある。
kotobank.jp › word › ハイパワード...
ハイパワードマネーとは - コトバンク
貨幣と通貨
これは日本と欧米の思考パターンの問題を含んでいて
最初の訳語の振り分けが悪い
日本人には通貨より貨幣がより具体的で身近なのだから
日本語で通貨にはシステムのニュアンスがある
日銀当座預金は通貨と言い貨幣とは言わないがハイパワードマネーは使う
負債に関しては返済義務のある債務と違うとわかればいい
Imagewww2.kobe-u.ac.jp › ~sfujitaPDF
貨幣論(11年度後期)講義の内容
貨幣(硬貨:通貨の単位および貨幣の発行に関する法律第 7 条). :制限法貨( ... H(ハイ・パワード・マネー)=C(現金通貨)+R( 日銀当座預金). M1=C( ... 5 ユーロ・ カレンシー市場.
10 ページ·246 KB
どれも「お金」を意味する表現ですが日本語にした場合はcash(現金・キャッシュ)、money(お金・マネー)、currency(通貨)と理解しても間違いないと思います。
cash(現金)についてはあえて現金を強調する必要性がある場合には用いますが、日常会話の範囲ではほぼmoneyと同じ意味でも使われます。
そのcashの中に「bill(お札)」や「coin(硬貨)」という分類があると考えることができます。複数形の扱いなど少しややこしい点もあるので整理してみます。
https://talking-english.net/cash-money-currency/
キャッシュとマネーとカレンシー
お金と貨幣と通貨
これは日本と欧米の思考パターンの問題を含んでいて
最初の訳語の振り分けが悪い
日本人には通貨より貨幣がより具体的で身近なのだから…
日本語で通貨にはシステムのニュアンスがある
日銀当座預金は通貨と言い貨幣とは言わないがハイパワードマネーは使う
負債に関しては返済義務のある債務と違うとわかればいい
キャッシュとマネーとカレンシー
お金と貨幣と通貨
これは日本と欧米の思考パターンの問題を含んでいて
最初の訳語の振り分けが悪い
日本人には通貨より貨幣がより具体的で身近なのだから…
日本語で通貨にはシステムのニュアンスがある
日銀当座預金は通貨と言い貨幣とは言わないがハイパワードマネーは使う
欧米ではマネーをより包括的な意味で使い得る
負債に関しては返済義務のある債務と違うとわかればいい
キャッシュとマネーとカレンシー
お金と貨幣と通貨
これは日本と欧米の思考パターンの問題を含んでいて
最初の訳語の振り分けが悪い
日本人には通貨より貨幣がより具体的で身近なのだから…
日本語で通貨にはシステムのニュアンスがある
日銀当座預金は通貨と言い貨幣とは言わないがハイパワードマネーは使う
欧米ではマネーをより包括的な意味で使う
負債に関しては返済義務のある債務と違うとわかればいい
キャッシュとマネーとカレンシー
お金と貨幣と通貨
これは日本と欧米の思考パターンの問題を含んでいて
最初の訳語の振り分けが悪い
日本人には通貨より貨幣がより具体的で身近なのだから…
日本語で通貨にはシステムのニュアンスがある
日銀当座預金は通貨と言い貨幣とは言わないがハイパワードマネーは使う
欧米ではマネーをより包括的な意味でも使う
負債に関しては返済義務のある債務と違うとわかればいい
▼モネータ(moneta) 英語のマネー(money)の語源となったラテン語。 紀元前ローマで女神「ユーノー・モネータ」を祭る神殿に貨幣鋳造所が併設されていたのに由来する。 「警告する者」「忠告する者」の意味があるとされる。2017/11/14
www.nikkei.com › article
モネータとは 「マネー」の語源となった女神: 日本経済新聞
キャッシュとマネーとカレンシー
お金と貨幣と通貨
これは日本と欧米の思考パターンの問題を含んでいて
最初の訳語の振り分けが悪い
日本人には通貨より貨幣がより具体的で身近なのだから…
日本語で通貨にはシステムのニュアンスがある
日銀当座預金は通貨と言い貨幣とは言わないがハイパワードマネーは使う
欧米ではマネーをより包括的な意味でも使う
(Moneyの語源は古代ローマの女神monetaから)
負債に関しては返済義務のある債務と違うとわかればいい
キャッシュとマネーとカレンシー
お金と貨幣と通貨
これは日本と欧米の思考パターンの問題を含んでいて
最初の訳語の振り分けが悪い
日本人には通貨より貨幣がより具体的で身近なのだから…
日本語で通貨にはシステムのニュアンスがある
日銀当座預金は通貨と言い貨幣とは言わないがハイパワードマネーは使う
欧米ではマネーをより包括的な意味でも使う
(Moneyの語源は古代ローマの女神monetaから)
負債debtに関しては返済義務のある債務deficitと違うとわかればいい
キャッシュとマネーとカレンシー
お金と貨幣と通貨
これは日本と欧米の思考パターンの問題を含んでいて
最初の訳語の振り分けが悪い
日本人には通貨より貨幣がより具体的で身近なのだから…
日本語で通貨にはシステムのニュアンスがある
日銀当座預金は通貨と言い貨幣とは言わないがハイパワードマネーは使う
欧米ではマネーをより包括的な意味でも使う
(Moneyの語源は古代ローマの女神monetaから)
負債debtに関しては返済義“務"のある債務deficitと違うとわかればいい
キャッシュとマネーとカレンシー
お金と貨幣と通貨
これは日本と欧米の思考パターンの問題を含んでいて
日本人には通貨より貨幣がより具体的で身近だが
欧米ではマネーをより包括的な意味でも使う
(Moneyの語源は古代ローマの女神monetaから)
負債debtに関しては返済義“務"のある債務deficitと違うとわかればいい
キャッシュとマネーとカレンシー
お金と貨幣と通貨
これら訳語の問題は日本と欧米の思考パターンの違いの問題を含んでいて
日本人には通貨より貨幣がより具体的で身近だが
欧米ではマネーをより包括的な意味でも使う
(Moneyの語源は古代ローマの女神monetaから)
負債debtに関しては返済義“務"のある債務deficitと違うとわかればいい
キャッシュとマネーとカレンシー
お金と貨幣と通貨
これら訳語の問題は日本と欧米の思考パターンの違いの問題を含んでいて
日本人には通貨より貨幣がより具体的で身近だが
欧米はマネーをより包括的な意味でも使う
(Moneyの語源は古代ローマの女神monetaから)
負債debtに関しては返済義“務"のある債務deficitと違うとわかればいい
キャッシュとマネーとカレンシー
お金と貨幣と通貨
これら訳語の問題は日本と欧米の思考パターンの違いの問題を含んでいる
日本人には通貨より貨幣がより具体的で身近だが
欧米はマネーをより包括的な意味でも使う
(Moneyの語源は古代ローマの女神monetaから)
負債debtに関しては返済義“務"のある債務deficitと違うとわかればいい
ウェブ検索結果
英単語 deficit の語源と意味 - Gogengo! - 英単語は語源でたのしく
deficit は de「下へ」fic「する」が語源で、「 下回る金額」から「赤字、不足額」を意味します。
【英語】借金。 負債。 借りがある状態。 ラテン語 debitum(借り)→debeo(何かを負っている)→de-(強調)+habeo(持っている)→ghab-(握る)が語源。
debtを債務と訳す場合もあるがグレーバー債務論とは言わない
財政赤字の神話はdeficit
キャッシュとマネーとカレンシー
お金と貨幣と通貨
これら訳語の問題は日本と欧米の思考パターンの違いの問題を含んでいる
日本人には通貨より貨幣がより具体的で身近だが
欧米はマネーをより包括的な意味でも使う
(Moneyの語源は古代ローマの女神monetaから)
負債debtに関しては返済義“務"のある債務deficitと違うとわかればいい
debtを債務と訳す場合も稀にあるがグレーバー債務論とは言わない
財政赤字の神話の赤字はdeficit
キャッシュとマネーとカレンシー
お金と貨幣と通貨
これら訳語の問題は日本と欧米の思考パターンの違いの問題を含んでいる
日本人には通貨より貨幣がより具体的で身近だが
欧米はマネーをより包括的な意味でも使う
(Moneyの語源は古代ローマの女神monetaから)
負債debtに関しては返済義“務”のある債務deficitと違うとわかればいい
debtを債務と訳す場合も稀にあるがグレーバー債務論とは言わない
財政赤字の神話の赤字はdeficit
キャッシュとマネーとカレンシー
現金と貨幣と通貨
これら訳語の問題は日本と欧米の思考パターンの違いの問題を含んでいる
日本人には通貨より貨幣がより具体的で身近だが
欧米はマネーをより包括的な意味でも使う
(Moneyの語源は古代ローマの女神monetaから)
負債debtに関しては返済義“務”のある債務deficitと違うとわかればいい
debtを債務と訳す場合も稀にあるがグレーバー債務論とは言わない
財政赤字の神話の赤字はdeficit
コメントを投稿
<< Home