水曜日, 10月 30, 2019

首里城

https://www.amazon.co.jp/dp/B008YOII6W/ 
ref=sr_1_1?_encoding=UTF8&imageClass=hi-

森の未知@㌠גודזילה (@morinomichi_311)
今こそ見直したいプロジェクトX。

[電子版] プロジェクトX~挑戦者たち~ 炎を見ろ 赤き城の伝説~首里城・執念の親子瓦 プロジェクトX | NHK出版 nhk-book.co.jp/detail/0002430…

https://twitter.com/morinomichi_311/status/1189734186464079872?s=21

弾正 (@naoejou)
首里城火災焼失…
プロジェクトXで戦争で焼失した首里城を再建するため、首里城1個分の瓦(五万五千枚)を越える六万枚失敗して赤瓦を再現した奥原さん親子。
白黒写真しか残ってない中、古文書を徹底に漁り、久米島の赤土を突き止めて首里城の赤を復元した高倉さん。
非常に悲しい… pic.twitter.com/u1Z9NjTop5
  





(インタビュー)再びマルクスに学ぶ 大阪市立大学准教授・斎藤幸平さん 2019年10月30日05時00分



(インタビュー)再びマルクスに学ぶ 大阪市立大学准教授・斎藤幸平さん 2019年10月30日

https://digital.asahi.com/articles/DA3S14236788.html?pn=2


 「米国の哲学者マイケル・ハートがマルクスを参照しながら、根源的な私たちの共有財産という意味で

『コモン』という概念を提唱しています。水やエネルギーがそうですが、利益を生み出す元手としての地球

=環境も本来はコモンです。しかし、資本主義下では一部の人がこれを囲い込み、管理し、他の人には使わ

せないようにして解体していきます。多くの人々は『商品』として購入しない限り、手に入れられなくなる」

 「資本主義は『希少性』を人工的に作り出し、人々をたえざる労働と消費に駆り立てるシステムです。

家のローン、子育て、老後の生活費……。常に足りない、だからもっと働こうとする。本来、技術発展で

これだけ生産力が上がったのだから、労働時間を減らしてもよいはずなのに、です」


 ――資本主義の矛盾を指摘したマルクスは、地球環境問題を考えていたのですか。

 「そうです。マルクスの資本論の本質は、人間と自然環境の強い結びつきにあることが、最近の研究でわかっ

てきました。マルクスは、人間の生活の本質は『自然とのたえざる物質代謝』にあると考えていた。人間が

労働を通じて自然に働きかけ、受け取り、廃棄する循環プロセスです。ところが資本主義ではこの人間と自然の

関わり合いが徹底的にゆがめられ、両者の破壊が起こります。これは資本主義である以上、不可避だというのが

マルクスの主張です」

 ――ただ旧ソ連などの社会主義国でも、資本主義国と同じように環境破壊が進んでいました。

 「旧ソ連は今説明した意味でのマルクスの思想の本質の体現ではありません。政策で『上から』経済を成長さ

せようとした。成長第一主義という意味では資本主義と同じです。本来は、資本主義の問題の解決に欠かせない

人間と自然の両者を包括する『ポスト資本主義』の構想が必要で、今その変化の萌芽(ほうが)が見えてきました」

 ――具体的には?

 「グリーン・ニューディールです。公共事業で各産業分野での再生可能エネルギーへの転換を後押しし、新しい

雇用を生み出そうとします。生活に欠かせないものは気候変動対策の観点から『公有化』していく。たとえば、

自家用車を減らすため、公共交通機関を無償化するといった政策などを掲げています。しかもこのような政策が

国境を越えて訴えられ、支持されるようになってきた。欧米の左派は、もはやグリーンでなければ、左派ではない。

マルクスが今生きていたら、このようなポスト資本主義の構想こそ社会主義と呼ぶでしょう」




(インタビュー)再びマルクスに学ぶ 大阪市立大学准教授・斎藤幸平さん

 「米国の哲学者マイケル・ハートがマルクスを参照しながら、根源的な私たちの共有財産という意味で『コモン』という概念を提唱しています。水やエネルギーがそうですが、利益を生み出す元手としての地球=環境も本来はコモンです。しかし、資本主義下では一部の人がこれを囲い込み、管理し、他の人には使わせないようにして解体していきます。多くの人々は『商品』として購入しない限り、手に入れられなくなる」

 「資本主義は『希少性』を人工的に作り出し、人々をたえざる労働と消費に駆り立てるシステムです。家のローン、子育て、老後の生活費……。常に足りない、だからもっと働こうとする。本来、技術発展でこれだけ生産力が上がったのだから、労働時間を減らしてもよいはずなのに、です」

 ――資本主義の矛盾を指摘したマルクスは、地球環境問題を考えていたのですか。

 「そうです。マルクスの資本論の本質は、人間と自然環境の強い結びつきにあることが、最近の研究でわかってきました。マルクスは、人間の生活の本質は『自然とのたえざる物質代謝』にあると考えていた。人間が労働を通じて自然に働きかけ、受け取り、廃棄する循環プロセスです。ところが資本主義ではこの人間と自然の関わり合いが徹底的にゆがめられ、両者の破壊が起こります。これは資本主義である以上、不可避だというのがマルクスの主張です」

    ■     ■

 ――ただ旧ソ連などの社会主義国でも、資本主義国と同じように環境破壊が進んでいました。

 「旧ソ連は今説明した意味でのマルクスの思想の本質の体現ではありません。政策で『上から』経済を成長させようとした。成長第一主義という意味では資本主義と同じです。本来は、資本主義の問題の解決に欠かせない人間と自然の両者を包括する『ポスト資本主義』の構想が必要で、今その変化の萌芽(ほうが)が見えてきました」

 ――具体的には?

 「グリーン・ニューディールです。公共事業で各産業分野での再生可能エネルギーへの転換を後押しし、新しい雇用を生み出そうとします。生活に欠かせないものは気候変動対策の観点から『公有化』していく。たとえば、自家用車を減らすため、公共交通機関を無償化するといった政策などを掲げています。しかもこのような政策が国境を越えて訴えられ、支持されるようになってきた。欧米の左派は、もはやグリーンでなければ、左派ではない。マルクスが今生きていたら、このようなポスト資本主義の構想こそ社会主義と呼ぶでしょう」



斎藤幸平 (@koheisaito0131)
本日の朝刊にマルクスと環境危機をテーマにロングインタビューを掲載して頂きました!土曜のバルファキスに続き、私もグリーン・ニューディールの話をしています。(インタビュー)再びマルクスに学ぶ 大阪市立大学准教授・斎藤幸平さん:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/DA3S1…

https://twitter.com/koheisaito0131/status/1189309645174775808?s=21

(インタビュー)再びマルクスに学ぶ 大阪市立大学准教授・斎藤幸平さん:朝日新聞デジタル

https://digital.asahi.com/articles/DA3S14236788.html?pn=2

(インタビュー)再びマルクスに学ぶ 大阪市立大学准教授・斎藤幸平さん

 暮らしを脅かす気候変動経済格差。若者を中心に、こうした現状を変えようという世界的なうねりは、「資本主義」という経済システムへの異議申し立てだ……。米国やドイツで学んだ32歳の経済思想家は、こう読み解く。新しい経済のありようを見いだす鍵は、カール・マルクスの「資本論」だとも。どういうことですか。


 ――「生態系が崩壊しようとしている」「行動を怠る大人は悪だ」と訴えた16歳の環境活動家、グレタ・トゥンベリさんの国連でのスピーチが世界で共感を呼んでいます。

 「日本では、『環境破壊を憂える少女の勇気ある表明』という文脈で報道されがちですが、そこに込められた強い政治的主張は注目されていません。『大人は無限の経済成長というおとぎ話を繰り返すな』『今のシステムでは解決できないならシステム自体を変えるべきだ』という彼女の発言は、資本主義システムが深刻な異常気象を引き起こしており、経済成長が必須の資本主義のもとでは気候変動問題に対処できないというメッセージなのです」

 ――そこに注目が集まらないのは、極端な主張だからでは?

 「極端ではありません。国連の昨年の報告書でさえ、経済成長だけを求めるモデルは持続可能性がない、として脱成長モデルを検討するようになっています。気候変動が国際的な課題になったのは1988年ですが、その後30年間、政治家たちは空約束ばかりで時間を浪費してしまいました」

 ――とはいえ、2016年には産業革命前からの世界の平均気温の上昇を2度未満に抑える目標を掲げたパリ協定も発効しました。

 「パリ協定は、あくまで資本主義のもとで市場メカニズムを利用し、イノベーションや経済成長を阻害しない程度の炭素税で解決しようとする対策です。30年前ならその枠組みでも対応できたでしょう。でも、もう遅すぎます」

 ――問題が放置され続けてきたのはなぜでしょうか。

 「タイミングが悪かった面もあります。冷戦体制が崩壊し、グローバリズムという名のもとで市場原理主義的な資本主義が地球を覆っていきました。ところが、気候変動対策は市場の規制や生産の計画化を求めるため、無視された」

 「科学技術への過信もこの間に広がりました。インターネットなど情報技術が発展し、政治や社会の仕組みを変えずに技術や市場メカニズムで解決できるという信仰で崖っぷちまで来てしまった。見落とされてきたのは、気候変動は正義の問題であるという点です」

 ――正義、ですか。

 「世界の所得上位10%が温室効果ガスの半分を排出している一方で、下から数えての35億人はわずか10%です。ですが、結果的に異常気象の影響を大きく受けるのは、発展途上国の貧困層や、今の子どもたちの世代です」

 「日本でも気候変動をめぐる不平等の構図=不正義、は見られます。大型台風の被害は、インフラが整っていない地方で影響が格段に深刻化しています」

    ■     ■

 ――つまり先進国の豊かな人たちは、もっとつつましく生きるべきだという話ですか。

 「『足るを知れ』といった精神論ではありません。行き過ぎた資本主義を人間と環境を破壊しない形に変えよう、という議論なのです。上の世代が戸惑うほどグレタさんが絶大な支持を受けた背景には、今のシステムではだめだという危機感が直感的なものも含めて若者たちに広がっていることがあります」

 「この30年間で結局、誰が『豊か』になりましたか。日本でもかつて構造改革という言葉が流行しました。改革、競争、経済成長……。これらを追い求めた結果、非正規雇用が増え、低賃金や長時間労働が蔓延(まんえん)しています。成長すれば社会全体が潤い、誰もが豊かさを享受できる、という論理がでたらめだったことは、日本社会の現実が物語っています」

 ――とはいえ、日本は経済成長すらあまりしていません。それでももっと再分配、ですか。

 「問題は富が『足りない』ことではないのです。十分に生み出されているのに、一部の人が独占していることです。世界全体の富を独占する一部のお金持ちには、もっと課税して分配すればいい」

 「再分配を強化したうえで、景気を良くすれば、経済が活力を取り戻す、という議論では足りません。資本主義そのものが問題である、ということなのです。かつてマルクスが警告していたことです」

 ――どういうことですか。

 「米国の哲学者マイケル・ハートがマルクスを参照しながら、根源的な私たちの共有財産という意味で『コモン』という概念を提唱しています。水やエネルギーがそうですが、利益を生み出す元手としての地球=環境も本来はコモンです。しかし、資本主義下では一部の人がこれを囲い込み、管理し、他の人には使わせないようにして解体していきます。多くの人々は『商品』として購入しない限り、手に入れられなくなる」

 「資本主義は『希少性』を人工的に作り出し、人々をたえざる労働と消費に駆り立てるシステムです。家のローン、子育て、老後の生活費……。常に足りない、だからもっと働こうとする。本来、技術発展でこれだけ生産力が上がったのだから、労働時間を減らしてもよいはずなのに、です」

 ――資本主義の矛盾を指摘したマルクスは、地球環境問題を考えていたのですか。

 「そうです。マルクスの資本論の本質は、人間と自然環境の強い結びつきにあることが、最近の研究でわかってきました。マルクスは、人間の生活の本質は『自然とのたえざる物質代謝』にあると考えていた。人間が労働を通じて自然に働きかけ、受け取り、廃棄する循環プロセスです。ところが資本主義ではこの人間と自然の関わり合いが徹底的にゆがめられ、両者の破壊が起こります。これは資本主義である以上、不可避だというのがマルクスの主張です」

    ■     ■

 ――ただ旧ソ連などの社会主義国でも、資本主義国と同じように環境破壊が進んでいました。

 「旧ソ連は今説明した意味でのマルクスの思想の本質の体現ではありません。政策で『上から』経済を成長させようとした。成長第一主義という意味では資本主義と同じです。本来は、資本主義の問題の解決に欠かせない人間と自然の両者を包括する『ポスト資本主義』の構想が必要で、今その変化の萌芽(ほうが)が見えてきました」

 ――具体的には?

 「グリーン・ニューディールです。公共事業で各産業分野での再生可能エネルギーへの転換を後押しし、新しい雇用を生み出そうとします。生活に欠かせないものは気候変動対策の観点から『公有化』していく。たとえば、自家用車を減らすため、公共交通機関を無償化するといった政策などを掲げています。しかもこのような政策が国境を越えて訴えられ、支持されるようになってきた。欧米の左派は、もはやグリーンでなければ、左派ではない。マルクスが今生きていたら、このようなポスト資本主義の構想こそ社会主義と呼ぶでしょう」

 ――グリーン・ニューディール政策は2008年のリーマン・ショック後に、米国のオバマ大統領も政策に掲げていましたが。

 「当時は雇用政策や景気対策が主で、成長を目的とした『グリーン』です。今、形になってきているのは、経済成長を一義的な目標にしない社会を作るための手段としての『グリーン』です。成長や再分配重視の『反緊縮』は日本でも最近語られますが、主張が人間の側だけに偏り、環境の問題は無視されている。失敗した20世紀型の議論に見えます」

    ■     ■

 ――欧米の左派のような、社会のありようを根底から変えようという議論は、日本ではまだ広がりを欠くように思います。

 「日本には、『政治主義』とでも言える強固な考え方が根付いているためではないでしょうか。選挙を通じてしか、社会は変えられない、と。ただ、社会運動によって政治や経済を変えることもまた民主主義なのです」

 「最近ドイツでは、労働組合が短期的な利益を度外視してグレタさんを支持する、といった動きも出てきました。下からの突き上げで社会を変える土壌が育っていくことは、人々がコモンを資本の支配から取り戻す一歩になる。実際に1年前に、気候変動への対応を求めるグレタさんの声がここまで広がるなんて誰も思っていなかったのですから」

 ――ところで、そもそも斎藤さんは、なぜマルクスに関心を持ったのですか。

 「大学に入学した2005年は改革ブームの時代でした。格差や貧困は自己責任の問題として語られ、かくいう私も漠然と他の人に対し『もっと頑張ればいいのに』と思っていた。そんなとき読んだのが、マルクスでした。社会の問題は、身の回りの人間関係や自分の意識の問題としてではなく、もっと構造的に考えなければならない。そう教えてくれたのです」

 (聞き手・高久潤)

    *

 さいとうこうへい 1987年生まれ。マルクスとエコロジーの関連を分析した研究で昨年国際賞を受賞。編著書に「未来への大分岐」(集英社新書)など。

現代の金融入門 [新版] (ちくま新書) 池尾和人 (著)


参考:
会計士KO@プログラミング×会計士 (@CPAKO999)
会計を学んだことがない人や初学者のために「絶対に誰でも分かる」キャッシュロー計算書の記事を書きました。

財務3表は社会人であれば絶対に必須,学生でも知っておくべき会計学の基礎です。

25枚の画像を使って出来る限り丁寧に解説しています。

是非,寝る前や通勤中に!

cpa-program.com/kaikeikansa/ka… pic.twitter.com/h4VHXpn4PW

https://twitter.com/cpako999/status/1204003878108139521?s=21








伊豆久FRB負債構造分析2019
http://www.jsri.or.jp/publish/report/pdf/1717/1717_02.pdf





激飛beautyネコマッシブアタックかもしれない( ੭˙꒳ ˙)੭ (@massigra_neko)
いやいや、M(貨幣量)V(貨幣の流通速度)=P(価格)T(取引量)のうち、VとTが一定であると想定しているのがおまえらリフレカルトやんm9(^Д^)プギャー

だからおまえらリフレカルトはM=Pであるかのようなバカな話で世間を騙し、緊縮財政に加担してきたわけやろが( ゚д゚)、ペッ twitter.com/YoichiTakahash…

https://twitter.com/massigra_neko/status/1193679675052003329?s=21

Kestrel (@tagomago712)
銀行は「信用創造」機関、生保などは「金融仲介」機関であると峻別してたのは、横山昭雄氏ぐらいです。

https://twitter.com/tagomago712/status/1193692535257878528?s=21


現代の金融入門 [新版] (ちくま新書) 池尾和人 (著)



現代の金融入門 [新版] (ちくま新書) Kindle版


殿堂入りベスト100レビュアー
2011年7月22日
形式: 新書Amazonで購入
適時例を交えながら金融システム全体のメカニズムについて真摯にコツコツと積み上げるように書いてある。金融という仕組みが人間社会においていかに重要なものであるかを改めて実感した。普段は欲得まみれの角度から金融の世界を見ることが多いので(笑)、ちょっと新鮮だった。著者は金融論専攻の大学教授。以下のような7章構成になっている。

・金融取引:社会における金融取引の意義と種類をその必要性から論理的に解きほぐす。
・銀行システム:決済の仕組みから信用創造及びマネーストックについて巨視的な角度から解説。
・金融政策と中央銀行:金融政策の必要性という観点から中央銀行の役割とその手段をロジカルに説明。
・資産価格とそのバブル:資産価格の決定メカニズムから考察されるバブルの仕組みやデフレ時のゼロ金利政策の限界。
・日本の企業統治:株主の立場や投資家保護、メインバンク制度の機能、従業員と経営といったテーマの要点を企業統治の面から浮かび上がらせる


・金融機能の分解と高度化:デリバティブや金融機関の役割の変化について
・金融規制監督:金融という制度に規律や規制が必要な理由とその種類

「金融入門」となっているが、易しい本ではない。しかし、徹底して論理的に書かれてあるので、納得感がある。特に前半は白眉といってよい。コンプライアンス、ガバナンス、リスクと健全な市場経済及び金融取引の関係についても襟を正して学ぶ点があった。読みごたえがあった。