http://www.freeassociations.org/
2012年ポール・デビッドソン講演バンコール関連発言に反応するケルトン
https://love-and-theft-2014.blogspot.com/2021/01/2012.html
「国家のなすべきことは3つある」 | 主唱者ケルトン教授が語るMMTのすべて | 週刊東洋経済プラス
2020/10/30
https://premium.toyokeizai.net/articles/-/25108
https://iitomo2010.blogspot.com/2021/03/202010.html?m=1&zx=d89918bf8fe5602c
3/4
…
――国際通貨システムの将来について意見を聞かせてください。実現しませんでしたが、ケインズは「バンコール構想」を持っていました。超国家的な中央銀行を設置し、準固定的な為替相場制度の下で、世界経済の拡大をサポートするため、国際収支のインバランスを是正する方法を導入する計画でした。
MMTには、バンコール構想に該当するフレームワークは何もない。確かに国際決済を支える通貨単位や、国際収支のインバランスに対処する制度が必要だということは認識している。しかし、MMTの考え方を基にして、そうした新ブレトンウッズ体制のようなものを設計した人はいないと思う。
MMTが提唱する、国家のなすべき事は、①自国が発行する通貨で課税すること(それにより市民が自国通貨を選好するようになる)、②他国の通貨で借金しないこと(他国通貨だと債務不履行となるリスクがある)、③変動相場制(固定相場を維持するためには、自国通貨をリンクさせた先の他国通貨や金について対外的な支払い能力が問われ、債務不履行リスクを抱える)の3つだ。
われわれのセオリーからすると、ブレトンウッズ体制のような固定相場制に戻ることは、素直に受け入れられない。もっと柔軟性をもって、ブレトンウッズ体制が目指した目標を達成する方法はあるかもしれないが……。
――MMTにはあまり国際的な視野はなく、国内雇用を重視した自国通貨への指向が強いですね。
先ほど言った3つのポイントを達成していれば、国家は国内の完全雇用を達成するために何ら能力的な制限を持たない。必要なことはすべてそろっており、新しい国際通貨は必要としない。
これは日本もアメリカもカナダもイギリスもオーストラリアも、多くの国について言える。(国家を超えた地域統合通貨である)ユーロ圏の国々も、通貨発行体のECB(欧州中央銀行)が地域内の完全雇用達成のための最終手段をとるという協定を成立させた。
一方、重要なのは、(経済や自国通貨の力が弱いため)為替変動に苦しめられている弱小新興国へのサポートだ。彼らは、国内雇用のために野心的なマクロ政策を追求しても、自国通貨の発行増から大幅な為替レートの下落を引き起こしてしまう。結果、食料やエネルギーの輸入もできなくなる可能性がある。
特に弱小新興国における気候変動問題については、国際社会は真剣に考えたほうがいい。こうした新興国は経済成長を追求しながら、同時に低コストの化石エネルギーからグリーンエネルギーへシフトすることはできない。技術を持ち合わせていないので、国際社会は彼らをサポートする必要がある。
…
https://stephaniekelton.com/events/
上は2020/10/20の前日のインタビューらしい
https://www.grantspub.com/conferences/pastwebinars.cfm
https://grantspub.com/conferences/Kelton-Stephanie
What Is A Deficit Owl?https://t.co/5p4dbbh8fQ pic.twitter.com/unGi89j6ie
— luminous woman (@_luminous_woman) January 9, 2021
The Hawks Don't Think So
• A deficit hawk opposes deficit spending on principle
• Want immediate cuts and austerity to reduce deficits
• Often favor gold standard or 100% reserve backing
• Would legislate rules to mandate balanced budgets
The "deficit hawks" definitely do not think this is fiscally responsible. Deficits all the time? What do you mean, the government should never spend a dime more than it takes in taxes. It should balance its budget in every fiscal year. Have a constitutional amendment to ensure that that happens. Extreme fiscal conservative, fiscal hawks.
The Doves Don't Think So
• A deficit dove supports limited deficit spending in tough economic times
• Want the budget balanced over the business cycle
• Support rules to limit the size of the deficit
• Prefer to wait until after the economy begins to recover before imposing austerity
"Deficit doves." Kinder, gentler, deficit birds.
Sometimes I refer to them as the mealy-mouth liberals.
[These are the.. these are the guys mostly (let's be honest) ]
who say, "well, gosh golly gee, we fundamentally agree with you, deficits are unfortunate, and we sure would like to avoid them but sometimes the economy just gets so darn weak that government needs to step in and prime the pump a little bit, right? Rev the gas and run a deficit in the weak period, but as the economy recovers we want the government's budget in surplus. So over the course of the business cycle the budget will be in balance: deficits in weak years, surpluses in stronger years, balanced over the course of the cycle, right? That is the deficit dove position.
〜Owl〜
What Does the Owl Say?
• Our fears about debt and deficits are driven by an outdated gold standard ideology
Money is not a finite "thing"
• Deficits can be to big or too small
• The goal is balanced economy, not a balanced budget
I think we need a brand new bird, because the others are not getting us where we ought to be and where we could be which is at our potential, right. they're holding us back. Why do I choose the owl? Obviously deficit owl is very wise. Owls are well known to be able to see in the dark so they can see things the others can't, their little heads go all the way around so you can see stuff the other guys are missing they can look at the problem from a different vantage point. This is a big advantage. Deficit owls want to balance the economy, not the budget. The priority is just different. What good is a balanced government budget if you wreck your economy to get there. You feel good about the fact that the government's deficit has been falling at the fastest pace since the end of World War 2, that's a real achievement? Not if you have a junkie economy, right? So the goal should be balancing the economy.
〜タカ〜
ホークスはそうは思わない
- 赤字タカ派は赤字支出に原則反対
- 早急な削減と緊縮財政で赤字を削減したい
- 金本位制や100%準備金の裏付けを好むことが多い
- 均衡のとれた予算を義務付けるためのルールを立法化する。
「赤字タカ派」の人たちは、これが財政責任だとは絶対に思っていません。いつも赤字?どういうことだ、政府は税金よりも1ダイムも多く使うべきではない。毎会計年度の予算を均衡させるべきだ。それを実現するために憲法改正をしてください。極端な財政保守、財政タカ派。
〜ハト〜
鳩はそうは思わない
- 厳しい経済状況の中で、限られた赤字支出を支える赤字鳩
- 景気循環の中でバランスのとれた予算が欲しい
- 赤字幅を制限するサポートルール
- 緊縮財政を課す前に、景気が回復し始めた後まで待つことを好む
"赤字の鳩" 優しくて優しい赤字の鳥。
私は彼らを「口の悪いリベラル」と呼んでいる
[これらは...こいつらは大抵(正直に言うと)...]。
彼らは…赤字は不幸なことだし、避けたいのは確かだが、経済があまりにも弱くなると、政府が介入して、少しだけガソリンを入れる必要があるだろう?景気が悪い時にはガソリンを入れて赤字を出しても、景気が回復したら政府の予算を黒字にしたいと思っています。景気の悪い時には赤字、強い時には黒字となり、景気循環の中でバランスの取れた予算になります。これが赤字の鳩のポジションです。
〜フクロウ〜
フクロウは何と言っているのか?
- 負債と赤字についての私たちの恐れは、時代遅れの金本位制のイデオロギーによって動かされています。
金には金がない
- 赤字は大なり小なり
- 目標は経済の均衡であって、予算の均衡ではない
私たちは、新しい鳥が必要だと思います。他の鳥が、私たちを、あるべきところに連れて行ってくれず、私たちの可能性があるところに連れて行ってくれないからです。なぜフクロウを選ぶのか?赤字のフクロウは非常に賢明です。フクロウは暗闇でも他の人には見えないものが見えることでよく知られています。その小さな頭がぐるりと回っているので、他の人が見落としているものが見えます。これは大きな利点です。赤字フクロウは、予算ではなく経済のバランスを取りたいのです。優先順位が違うだけだ。そのために経済を破壊してしまったら、バランスのとれた政府予算は何の意味があるのか。政府の赤字が第二次世界大戦後最速のペースで減少していることに快感を感じているのか?ジャンキー経済じゃないとしたら?だから経済のバランスを取るのが目的のはず。
Stephanie Kelton (@StephanieKelton) | |
Delivered to me anonymously after my lecture at Ritsumeikan University Tokyo campus. Thank you, whoever you are. 🙏🏻 pic.twitter.com/CPNsdX9h8Z |
chietherabbit (@chietherabbit) | |
これケルトン教授ほんとに喜んでたので匿名でプレゼントしてしてくれたひとにメッセージが届くといいと思う🦉 twitter.com/stephaniekelto… |
Stephanie Kelton (@StephanieKelton) | |
Who’s read for this week’s book club? Zooming in 10 minutes. We’re doing Chapter 4 this evening. It’s the halfway mark! @CarolynMcC facilitating. pic.twitter.com/C4V9iD3ZDn |
以下、ワシントンポスト紙の図を改変:
ポスト・ケインズ派経済学 | |
---|---|
ステファニー・ケルトン
| |
生誕 | 1969年10月10日(49歳) |
研究機関 | ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校 |
母校 | カリフォルニア州立大学サクラメント校 (B.S., B.A., 1995) ケンブリッジ大学(M.Phil, 1997) ニュースクール大学(Ph.D., 2001) |
実績 | 現代貨幣理論 (Modern Monetary Theory) |
https://www.reuters.com/article/us-usa-economy-mmt-idUSKCN1QN25Q
POLITICSMARCH 7, 2019 / 1:55 AM / 13 DAYS AGO
Democrats' Twitter war: Should U.S. borrow a lot, or a whole lot?
Howard Schneider
8 MIN READ
WASHINGTON (Reuters) - Twitter may not be the best place to decide the future of the U.S. economy.
FILE PHOTO: U.S. Representative Alexandria Ocasio-Cortez (D-NY) and Senator Ed Markey (D-MA) hold a news conference for their proposed "Green New Deal" to achieve net-zero greenhouse gas emissions in 10 years, at the U.S. Capitol, February 7, 2019. REUTERS/Jonathan Ernst
But square off a Nobel laureate and a former U.S. Treasury chief against a firebrand professor from a state university in New York, and an otherwise obscure debate over “modern monetary theory,” or MMT, becomes a center ring battle over how the Democratic Party should shape economic policy ahead of the 2020 presidential election.
Over the past three weeks, New York Times columnist and Nobel economics prize winner Paul Krugman, along with former Treasury Secretary Lawrence Summers, have used social media, television appearances and news columns to rebut the ideas of Stephanie Kelton, an economics professor at the State University of New York at Stony Brook.
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Kelton, who advised democratic socialist U.S. Senator Bernie Sanders in his 2016 run for the Democratic presidential nomination, is a staunch advocate of MMT, which promotes the idea that government spending, and deficits as needed, should be used to meet the full employment and inflation mandates currently tasked to the U.S. Federal Reserve.
The intense back-and-forth exchanges have ranged from wonky money and savings demand charts to flat-out insults, with Krugman calling Shelton’s thinking “a mess” and Summers panning MMT as “the voodoo economics of our time” in a Washington Post column.
Kelton responded to Summers’ jibe with a Twitter video clip from the U.S. TV sitcom “Happy Days” famous “jumping the shark” episode in 1977, which has come to connote the moment when an established phenomenon crosses into absurdity or irrelevance.
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…
「現代金融理論」ケルトン教授、左派サンダース氏の顧問に=米
2019年04月17日07時12分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019041600733&g=int
ケルトン教授は16年の大統領選でもサンダース氏の顧問を務めた。インタビューでは「財政規律よりも
財政拡大を優先し、失業者をなくすべきだ」と主張。「MMTは日本が直面するデフレの解毒剤になる」
とも語り、今年10月の消費税増税は「経済にデフレ圧力をかけることになり、間違いだ」と明言した。
日銀の金融政策については「ゼロ金利を放置しておけばいい」と提言した。また、「日本政府が自主的
にデフォルト(債務不履行)を宣言することはないと賭けてもいい」と語るとともに、「債務が日本(経済)
に負のコストを強いている証拠はない」と指摘。日本は財政拡大による経済成長を目指すべきだとした。
2019年04月17日07時12分
インタビューに応じるステファニー・ケルトン米ニューヨーク州立大ストーニーブルック校教授=15日、ニューヨーク
【ニューヨーク時事】政府が借金をいくら膨らませても問題はないとする「現代金融理論(MMT)」を提唱するステファニー・ケルトン米ニューヨーク州立大教授は15日、インタビューに応じ、2020年の大統領選に野党民主党からの出馬を表明したバーニー・サンダース上院議員の政策顧問に就くと明らかにした。左派色の強い国民皆保険制度など、公約に掲げる財政拡大策の立案に携わる。
ケルトン教授は16年の大統領選でもサンダース氏の顧問を務めた。インタビューでは「財政規律よりも財政拡大を優先し、失業者をなくすべきだ」と主張。「MMTは日本が直面するデフレの解毒剤になる」とも語り、今年10月の消費税増税は「経済にデフレ圧力をかけることになり、間違いだ」と明言した。
日銀の金融政策については「ゼロ金利を放置しておけばいい」と提言した。また、「日本政府が自主的にデフォルト(債務不履行)を宣言することはないと賭けてもいい」と語るとともに、「債務が日本(経済)に負のコストを強いている証拠はない」と指摘。日本は財政拡大による経済成長を目指すべきだとした。
ケルトン教授は「財政赤字を増やしても低インフレ環境では金利上昇やデフォルトは起きない」との学説を唱えていることで有名。借金奨励とも言える主張により、主流派の経済学者から「異端者」扱いされているが、貧富の差の縮小に向け大規模な財政政策が必要と訴える民主党の一部で支持が広がりつつある。
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https://digital.asahi.com/articles/DA3S13980725.html
異端の経済理論、日米で論争 「日本の債務、全く過大でない」 ニューヨーク州立大・ケルトン教授
2019年4月17日05時00分
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ニューヨーク州立大・ケルトン教授
インフレにならない限り財政赤字を気にしなくてよい――。異端の「現代金融理論」(MMT)をめぐる論争が日米で熱い。「巨額債務を抱えるのにインフレも金利上昇も起きない日本が実例だ」。そう語るMMTの提唱者、米ニューヨーク州立大学のステファニー・ケルトン教授に、日本の経験をどう見るのか聞いた。
――政府支出の原資を税金で賄う必要はないとの立場ですね。
「税金は政府が収入を得る手段ではありません。自分でドルを発行できる米国政府は、ドルを得るために課税しなくてもいいのです。税金の役割の一つは、政府が経済に注ぎ込むお金の総量を調整し、インフレを抑えることにあります」
――財政赤字を出して何をするのですか。
「米国も日本も、人材や資源をフル活用できておらず、私たちは実力よりもだいぶ低い生活水準に甘んじています。政府支出を増やせば失業者が経済活動に戻り、生産量も増えます。インフレが怖いからと完全雇用を目指さないなら、失業の経済的・社会的コストはどうなるのでしょう」
――日本の経験に注目していますね。
「日本は有益な実例を提供しています。国内総生産(GDP)比の公的債務は米国の3倍もあるのに、超インフレや金利高騰といった危機は起きていません。自国通貨建ての債務は返済不能にならないと、市場は理解しているのです」
――将来にわたり大丈夫と言えますか。
「超インフレは極めて想像しがたいですね。超インフレが起きたのは戦争やクーデターの場合などで、民主的な政府がお金を大量に刷って完全雇用をめざした場合は起きていません。マネーの過剰ではなく、モノの不足で起きるのです」
――日本の物価が上がらない理由をどう見ますか。
「債務がインフレを引き起こすレベルまで達していないことは確かです。債務は全く過大ではありません」
――財政赤字を積んでも経済が上向かない日本はMMTの反例ではないですか。
「自分のお金がどうなるか、人々が将来に自信を持つことが必要です。ところが貯蓄に走らざるを得ない政策が採られ、将来不安が高まっています。日本はもっと支出が必要です。そうして生まれる需要こそ、成長のエンジンなのです」(聞き手・ニューヨーク=江渕崇)
■財政拡大に利用、「警戒が必要」
日本はGDPの約2倍もの公的債務を抱えながらも低インフレが続く。MMTで「成功例」とされているが、日本国内では消費増税を前に財政拡大を支える論に対して冷ややかな声が目立つ。
日本の低金利は、日本銀行が大規模な金融緩和策で国債を大量に買っているためだ。その点でMMTの理論に沿っているともいえる。しかし、MMTへの見解を問われた黒田東彦(はるひこ)総裁は3月の会見で、「必ずしも整合的に体系化された理論ではない。財政赤字や債務残高を考慮しないという考え方は、極端な主張。政府が中長期的な財政健全化について市場の信認をしっかり確保することが重要だ」と述べた。
米国でMMTの支持が広がるのは、低成長から抜け出すために財政出動を求める民主党左派陣営が中心。景気が減速傾向の日本でも増税を控えて財政出動を求める声がある。日銀の追加緩和の手段が限られていることもあり、MMTの議論を利用する動きが広がる可能性はある。3月の金融政策決定会合では、政策委員から「財政・金融政策がさらに連携して総需要を刺激することが重要だ」との意見があった。
エコノミストはこうした動きに警鐘を鳴らす。野村総合研究所の木内登英氏は「国債を大量発行して『ツケ』を将来に回しても、財政出動や将来不安から、結果的に現在の企業や消費の経済活力をそぎ、潜在成長率を下げることにもつながる」と指摘。財政赤字拡大で財政や通貨の信認を失えば、国債の下落や通貨価値暴落のリスクも高まる。消費増税も控え、「日本は財政拡張を選択しやすい環境。MMTが輸入され、財政拡張策を支える理論として安易に利用されることがないよう、警戒する必要がある」と木内氏は話す。(湯地正裕)
◆キーワード
<MMT(現代金融理論)> 「独自の通貨をもつ国の政府は、通貨を限度なく発行できるため、財政赤字が大きくなっても問題はない」という考え方が中核。政府が財政を拡大し過ぎることは財政破綻(はたん)を招きかねないとされてきたが、インフレ率が一定の水準に達するまでは財政支出をしても構わないと考える。「Modern Monetary Theory」の略。
その他の経済面掲載記事
異端の経済理論、日米で論争 「日本の債務、全く過大でない」 ニューヨーク州立大・ケルトン教授
改訂版:
ケルトン教授ラジオインタビュー
https://www.marketplace.org/2019/01/24/economy/modern-monetary-theory-explained
https://cms.marketplace.org/sites/default/files/MMT_1_web.jpg
https://cms.marketplace.org/sites/default/files/MMT_2_web.jpg
MMTの支持者で、2016年にバーニー・サンダース選挙事務所で経済補佐官だったステファニー・ケルトンは、
政府の通貨量調節と税金の徴収などでこれを調節できると説明する。 経済をシンク台だとして、シンク台に
張る水を貨幣としよう。 政府がシンクの配管を栓で塞ぎ、水道の蛇口を開いて通貨を供給すればシンクに水が
溜まる。 ここでインフレはシンクから水があふれることだが、 これを解決する2種類の方法がある。 シンクに
供給する水の速度を遅らせるのだ。 つまり、政府は通貨供給の支出の速度を下げられる。 それでも水があふれ
そうになれば排水管を開いて(税金徴収を増やして)水(貨幣)を抜く。
http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/workers/2019/201903017/view
http://misc.labornetjp.org/www.newscham.net/data/news/photo/3/68163/0319006.jpg
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1125843351738044416/pu/vid/1280x720/pV2C7ZEJuJ6RS8vS.mp4 2:20
https://youtu.be/mYVaR2g0M_0
__
[__]
━┻┻━┓
━━┓_┃①蛇口=政府支出
川
┃~~~Ww~~~~┃
┃ ┃②水=貨幣(水が溢れるとインフレ)
┃ ┃
┗━━━┓/┏━━━┛③シンクストッパー=租税政策
━━━┛ ┃④配水管=税金
━━━━━┛
提唱者・ケルトン氏に聞く インフレを恐れるな/雇用創出で赤字縮小 2019年4月13日
https://onomatome.net/all-15936/
https://onomatome.net/wp-content/uploads/2019/04/img15936.jpg
https://r.nikkei.com/article/DGKKZO43692660S9A410C1EA3000?unlock=1&s=1
関連スレ:
MMT(モダンマネタリーセオリー)
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/economics/1554899134/
>オカシオ=コルテス twitter
>https://twitter.com/AOC
>https://video.twimg.com/ext_tw_video/1122565526918578176/pu/vid/1280x720/H53oST3iB_oM28WD.mp4
>ケルトン教授 twitter
>https://twitter.com/StephanieKelton
>Top 10 Things Stephanie Kelton Wants You to Know About the Economy
>https://youtu.be/RpyuqKLh6QU
>https://2.bp.blogspot.com/-F24WOJMz9HU/XJEC-5b368I/AAAAAAABhEk/jdBdFHmgrV8b0Flmozm63f8gzZ42YL4uwCLcBGAs/s1600/IMG_0794.PNG
>https://onomatome.net/wp-content/uploads/2019/04/img15936.jpg
The Deficit Myth Stephanie Kelton 2020/6/9
The Deficit Myth Stephanie Kelton
twitter.com/StephanieKelton
https://twitter.com/stephaniekelton/status/1130846644256174080?s=21
OK, I’m excited. thedeficitmyth.com
Available for pre-order.
https://thedeficitmyth.com/
The Deficit Myth
The Deficit Myth: Modern Monetary Theory and Creating an Economy for the PeopleKindle Edition
by Stephanie Kelton (Author)
https://www.amazon.com/Deficit-Myth-Monetary-Creating-Economy-ebook/dp/B07RM72BT7/
Print Length: 304 pages
Publisher: PublicAffairs (June 9, 2020)
Publication Date: June 9, 2020
Language: English
ASIN: B07RM72BT7
Text-to-Speech: Enabled
X-Ray:
Not Enabled
Word Wise: Not Enabled
Lending: Not Enabled
Enhanced Typesetting: Not Enabled
Amazon Best Sellers Rank: #1,096,674 Paid in Kindle Store (See Top 100 Paid in Kindle Store)
About
The Deficit Myth
Vice-president Dick Cheney famously boasted, “Reagan proved deficits don’t matter.” He was wrong.
Deficits do matter, but not the way we’ve been taught to believe. We’ve been told that China is our banker and that Social Security and Medicare are pushing us into crisis. We’re told the U.S. could end up like Greece and that deficits will burden future generations. These are all myths.
Deficits can be used for good or evil. They can enrich a small segment of the population, driving income and wealth inequality to new heights, while leaving millions behind. They can fund unjust wars that destabilize the world and cost millions their lives. Or they can be used to sustain life and build a more just economy that works for the many and not just the few.
赤字神話
赤字神話について
副大統領のディック・チェイニーは、「レーガンは赤字ではないことを証明した」と自慢していた。彼は間違っていた。
赤字は重要ですが、私たちが信じるように教えられた方法ではありません。 中国は私たちの銀行家であり、社会保障とメディケアは私たちを危機に追い込んでいると言われました。 米国はギリシャのようになる可能性があり、赤字は将来の世代に負担をかけると言われています。 これらはすべて神話です。
赤字は善または悪に使用することができます。 彼らは人口のほんの一部を豊かにし、収入と富の不平等を新たな高みへと追いやりながら、何百万人もの人々を残していく。 彼らは世界を不安定にし、彼らの命に何百万もの費用をかける不当な戦争に資金を供給することができます。 あるいは、彼らは生命を維持し、少数だけでなく多数の人々のために働くより公正な経済を築くために使用することができます。
924 にゅん (ワッチョイ bf3f-9b2Z)[] 2019/05/29(水) 14:55:40.89 ID:DDcOq2bK0
>>923
時々貼ってるけど、ケルトン(当時はベル)の1998年の論文
「税と国債は政府支出の財源なのか?」
MMTはここから始まってるのに、くっつけてどうするの?っていうわけ。
Can Taxes and Bonds Finance Government Spending?
http://www.levyinstitute.org/pubs/wp244.pdf
「新」経世済民新聞 三橋貴明 公式チャンネル - YouTube
https://youtube.com/user/mitsuhashipress/videos
「新」経世済民新聞 三橋貴明 公式チャンネル - YouTube
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The State, the Market and the Euro: Chartalism Versus Metallism in the Theory of Money (英語) ハードカバー – 2003/5/1
Stephanie A. Bell (編集), Edward J. Nell (編集)
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商品の説明
内容紹介
Is the theory of money that underlies most modern macroeconomics well-grounded? What determines the value of a currency, and how is the state's power over its currency related to its ability to stabilize prices and employment? Charles Goodhart's classic paper `The Two Concepts of Money: Implications for the Analysis of Optimal Currency Areas' which first raised these questions is reprinted here, and the distinguished authors expand its line of argument and comment on its central themes. The issues discussed are of fundamental importance in contemporary monetary theory and policy. The State, the Market and the Euro presents two sharply contrasting theories of money - Chartalist and Metallist - and the resulting equally sharply contrasting approaches to macroeconomic policy. Academic monetary, financial and political economists will find this book of great interest as will policymakers, financial analysts and journalists.
レビュー
`. . . This book is a short, readable, and valuable contribution toward understanding money's origin and the role that understanding can play in monetary policy analysis and monetary regime design. It raises some important issues with respect to the design and implementation of the Euro and Euro-related institutions. . .' -- The Economic Record `. . . very rich and enlightening. . . For everyone interested in monetary history, The State, the Market and the Euro represents without any doubt a reference to know and to study.' -- Ziet Ben Hmida, Oeconomicus
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登録情報
ハードカバー: 224ページ
出版社: Edward Elgar Pub; Reprint版 (2003/5/1)
言語: 英語
ISBN-10: 1843761564
ISBN-13: 978-1843761563
発売日: 2003/5/1
商品パッケージの寸法: 15.9 x 2.5 x 23.5 cm
MMTぬりえブック
フクロウは何を言っていますか?
#1アメリカ政府はあなたの家族とは違う
#2中国は私たちの銀行ではありません
#3アンクルサムは壊れていない
#4アメリカは大好きではない
#5切削支出はジョブを作成しません
#6バランスの取れた予算が成長しない
#7社会保障は破られない
#8の欠陥は絶対に節約できない
#9政府の債務は私たちの子供に負担をかけない
#10政府の欠陥は怖くない
国民は私達の金銭に関連する問題についてひどく誤認されている
システム、政府の赤字、そして国の債務。
事実を理解する
https://1.bp.blogspot.com/-PGLfTBmeu8w/XPvSlUhgQyI/AAAAAAABkHA/W5TycWv7dRIUIB1gNwXI600zQX9jxta0gCLcBGAs/s1600/IMB_8sK255.GIF
Stephanie Kelton's MMT Coloring Book 2013
https://youtu.be/oLntiX4AeWc
1:14
MMT Coloring Book
What Does the Owl Say?
#1 THE U.S. GOVERNMENT IS NOT LIKE YOUR FAMILY
#2 CHINA IS NOT OUR BANKER
#3 UNCLE SAM IS NOT BROKE
#4 THE U.S. WILL NOT END UP LIKE GREECE
#5 CUTTING SPENDING WILL NOT CREATE JOBS
#6 A BALANCED BUDGET IS NOT PRO-GROWTH
#7 SOCIAL SECURITY IS NOT BROKEN
#8 DEFICITS DO NOT TAKE AWAY SAVINGS
#9 GOVERNMENT DEBT DOES NOT BURDEN OUR CHILDREN
#10 GOVERNMENT DEFICITS ARE NOT SCARY
The public is badly misinformed on issues related to our monetary
system, government deficits and the national debt.
GET THE FACTS
http://neweconomicperspectives.org/
MMTぬりえブック
フクロウは何を言っていますか?
#1アメリカ政府はあなたの家族とは違う
#2中国は私たちの銀行ではありません
#3アンクルサムは壊れない
#4アメリカはギリシアではない
#5支出削減はジョブを作成しません
#6バランスの取れた予算は成長しない
#7社会保障は破られない
#8負債は絶対に貯蓄をなくさない
#9政府の債務は私たちの子供に負担をかけない
#10政府の欠陥は怖くない
国民は私達の金銭に関連する問題についてひどく誤認されている
システム、政府の赤字、そして国の債務。
事実を理解する
Stephanie Kelton's MMT Coloring Book (2013)
https://youtu.be/oLntiX4AeWc 1:14
MMT Coloring Book
What Does the Owl Say?
#1 THE U.S. GOVERNMENT IS NOT LIKE YOUR FAMILY
#2 CHINA IS NOT OUR BANKER
#3 UNCLE SAM IS NOT BROKE
#4 THE U.S. WILL NOT END UP LIKE GREECE
#5 CUTTING SPENDING WILL NOT CREATE JOBS
#6 A BALANCED BUDGET IS NOT PRO-GROWTH
#7 SOCIAL SECURITY IS NOT BROKEN
#8 DEFICITS DO NOT TAKE AWAY SAVINGS
#9 GOVERNMENT DEBT DOES NOT BURDEN OUR CHILDREN
#10 GOVERNMENT DEFICITS ARE NOT SCARY
GET THE FACTS
http://neweconomicperspectives.org/
MMTぬりえ絵本
https://1.bp.blogspot.com/-PGLfTBmeu8w/XPvSlUhgQyI/AAAAAAABkHA/W5TycWv7dRIUIB1gNwXI600zQX9jxta0gCLcBGAs/s1600/IMB_8sK255.GIF
MMTぬりえ
http://nam21.sakura.ne.jp/kelton2013.GIF
Stephanie Kelton's MMT Coloring Book (2013)
https://youtu.be/oLntiX4AeWc 1:14
MMT Coloring Book
What Does the Owl Say?
#1 THE U.S. GOVERNMENT IS NOT LIKE YOUR FAMILY
#2 CHINA IS NOT OUR BANKER
#3 UNCLE SAM IS NOT BROKE
#4 THE U.S. WILL NOT END UP LIKE GREECE
#5 CUTTING SPENDING WILL NOT CREATE JOBS
#6 A BALANCED BUDGET IS NOT PRO-GROWTH
#7 SOCIAL SECURITY IS NOT BROKEN
#8 DEFICITS DO NOT TAKE AWAY SAVINGS
#9 GOVERNMENT DEBT DOES NOT BURDEN OUR CHILDREN
#10 GOVERNMENT DEFICITS ARE NOT SCARY
GET THE FACTS
http://neweconomicperspectives.org/
MMTぬりえ絵本
http://nam21.sakura.ne.jp/kelton2013.GIF
「現代金融理論」ケルトン教授、左派サンダース氏の顧問に=米:時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019041600733&g=int
「現代金融理論」ケルトン教授、左派サンダース氏の顧問に=米
2019年04月17日07時12分
インタビューに応じるステファニー・ケルトン米ニューヨーク州立大ストーニーブルック校教授=15日、ニューヨーク
【ニューヨーク時事】政府が借金をいくら膨らませても問題はないとする「現代金融理論(MMT)」を提唱するステファニー・ケルトン米ニューヨーク州立大教授は15日、インタビューに応じ、2020年の大統領選に野党民主党からの出馬を表明したバーニー・サンダース上院議員の政策顧問に就くと明らかにした。左派色の強い国民皆保険制度など、公約に掲げる財政拡大策の立案に携わる。
ケルトン教授は16年の大統領選でもサンダース氏の顧問を務めた。インタビューでは「財政規律よりも財政拡大を優先し、失業者をなくすべきだ」と主張。「MMTは日本が直面するデフレの解毒剤になる」とも語り、今年10月の消費税増税は「経済にデフレ圧力をかけることになり、間違いだ」と明言した。
日銀の金融政策については「ゼロ金利を放置しておけばいい」と提言した。また、「日本政府が自主的にデフォルト(債務不履行)を宣言することはないと賭けてもいい」と語るとともに、「債務が日本(経済)に負のコストを強いている証拠はない」と指摘。日本は財政拡大による経済成長を目指すべきだとした。
ケルトン教授は「財政赤字を増やしても低インフレ環境では金利上昇やデフォルトは起きない」との学説を唱えていることで有名。借金奨励とも言える主張により、主流派の経済学者から「異端者」扱いされているが、貧富の差の縮小に向け大規模な財政政策が必要と訴える民主党の一部で支持が広がりつつある。
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632 にゅん (ワッチョイ 1a10-LWbF)[] 2019/06/15(土) 13:55:27.65 ID:3QcLKe+C0
>>625
>Sケルトンは金融政策は否定していないと思われる
そんなことはないんです。
彼ら、いわば中野藤井柴山みたいなもので、つながりはすごい。同じ話をずっとし続けている。
ケルトンは上で書いた、「FRBは密室で現実の後追いしてただけじゃんWW」って論文を議事録をもとにして書いてたり。
別バージョン
Stephanie Kelton: What Is A Deficit Owl - YouTube
https://m.youtube.com/watch?v=IW-VapeCUco&feature=youtu.be
2019/6/22
Stephanie Kelton
@StephanieKelton
We made a subtle change to the subtitle. Available for
pre-order thedeficitmyth.com
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the
DEFICIT
MYTH
Modern Monetary Theory
and the Birth of the People's Economy
STEPHAN I E
KELTON
返信をツイート
以下から副題変更
The Deficit Myth: Modern Monetary Theory and Creating an Economy for the People 2020/6/9
565 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん (アウアウウー Sac5-eGkX)[sage] 2019/06/26(水) 12:20:56.18 ID:zAKfyopKa
MMTと距離をおくバーニー・サンダース >>37-38
171兆円の経済政策を発表
学生ローン免除法案を発表、米民主サンダース氏
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46526690V20C19A6000000/
米民主党の大統領候補指名を目指すサンダース上院議員(無所属)は24日、総額1兆6千億ドル(約171兆円)に上る米国の
学生ローン債務を全額免除する法案を発表した。費用は金融取引への課税で賄う計画。
膨張する学生ローンへの対策は、民主党の指名争いで大きな争点の1つとなっている。
法案は、株取引に0.5%、債権取引に0.1%、デリバティブ取引に0.005%の税を課すことで債務免除の費用を賄うとしている。
サンダース氏は、学生ローンを抱える米国民4500万人を救済できると説明。
公立大学の無償化などとあわせ、毎年150万人の雇用創出につながり、今後10年で1兆ドルの経済効果があると主張している。
244 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん (ワッチョイ ff2f-mVFY)[sage] 2019/07/05(金) 20:20:33.61 ID:PJ1u+Rx00
「現代金融理論」ケルトン教授、左派サンダース氏の顧問に=米
2019年04月17日07時12分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019041600733&g=int
ケルトン教授は16年の大統領選でもサンダース氏の顧問を務めた。インタビューでは「財政規律よりも
財政拡大を優先し、失業者をなくすべきだ」と主張。「MMTは日本が直面するデフレの解毒剤になる」
とも語り、■今年10月の消費税増税は「経済にデフレ圧力をかけることになり、間違いだ」■と明言した。
日銀の金融政策については「ゼロ金利を放置しておけばいい」と提言した。また、「日本政府が自主的
にデフォルト(債務不履行)を宣言することはないと賭けてもいい」と語るとともに、「債務が日本(経済)
に負のコストを強いている証拠はない」と指摘。日本は財政拡大による経済成長を目指すべきだとした。
340 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 2019/07/06(土) 13:51:22.56 ID:
MMT(現代貨幣理論)国際シンポジウムのお知らせ(7/16午後)
https://kyodonewsprwire.jp/release/201907048358
京都大学レジリエンス実践ユニット(代表:京都大学大学院教授・藤井聡、所在:京都府京都市)はMMT論者の筆頭格であるアメリカのニューヨーク州立大学のステファニー・ケルトン教授をお招きし、国際シンポジウムを開催することが決定しました。日本のみならず世界を救う力を秘めた最先端の経済理論「MMT」(現代貨幣理論)。
MMTとは、「自国通貨建ての国債では破綻しない」という「事実」、ならびに、「国債に基づく政府支出拡大は、経済成長を促す」という「事実」の双方を踏まえつつ「デフレ脱却までは、国債に基づいて政府支出を拡大すべき」(ただし、インフレになれば支出拡大を抑制すべし)と主張するもの。
日本ほど、このMMTの議論が求められている国は他にないでしょう。
■概要
日時: 7月16日(火) 午後1時開場、午後2時開演(~5時)
※ケルトン教授の講演の収録・撮影・録音はできません。ご了承ください。
場所:衆議院第一議員会館(東京都千代田区永田町2-2-1)
テーマ:「MMTが導く政策転換 ~現代貨幣理論と日本経済」
講師:
ステファニー・ケルトン(ニューヨーク州立大学教授)
松尾匡(立命館大学教授)
岡本英男(東京経済大学学長)
藤井聡(京都大学大学院教授、前内閣官房参与)ほか
1 豆次郎 ★[] 2019/08/02(金) 18:15:51.28 ID:bwaV5Vf/9
8/2(金) 18:10配信
THE PAGE
れいわが訴えた財政政策のベース「MMT理論」って何?
消費税の撤廃や国債増発など、MMT(現代貨幣理論)をベースにした財政政策を訴えた「れいわ新選組」が参院選で220万票以上を獲得しました。MMTは異端の経済学と認識されることが多い理論ですが、れいわが政党要件を満たしたことで、今後の政局ではMMT理論が争点になる可能性も出てきました。そもそも、MMT理論とはどのようなものなのでしょうか。また、実現は可能なのでしょうか。
日本で実行すれば、名目GDPは急拡大か
MMT理論は、ニューヨーク州立大学のステファニー・ケルトン教授などが提唱している理論で、簡単に説明すれば、自国通貨建てであれば、インフレが発生するまで財政出動が可能というものです。金融政策ではなく財政出動に効果があるという点ではケインズ経済学に似ていますが、中央銀行による国債の引き受けによって資金を供給するという点においては量的緩和策とも共通点があります。
従来の主流派経済学では、政府の財政赤字が拡大すると、金利の上昇や民間の設備投資の停滞を招くため、過度な財政出動は弊害が多いという認識でした。日本政府は1000兆円を超える政府債務を抱えていることから、これ以上の財政出動は危険であるとの認識が高まり、金融政策で景気を刺激する量的緩和策に舵を切ったという経緯があります。 ところが日本では量的緩和策を実施しても、日銀が供給したマネーのほとんどは日銀当座預金に積み上がったままで、ほとんど市中に出回らず、思ったような効果は発揮できませんでした。これを財政出動に回せば、大きな効果があるというのがMMT支持派の見解です。
確かに金融政策の場合、民間が自発的にマネーを使わない限りはGDP(国内総生産)が増えませんが、財政出動の場合には直接的な支出となりますから、即効性が期待できます。もし日本でMMTを実行すれば、名目GDPは急拡大すると予想されます。
MMTによるインフレを懸念
MMTに対しては、主流派経済学の支持者から否定的な意見が寄せられていますが、その多くはやはりインフレ懸念に集中しています。MMTの支持者は実際にインフレが始まった場合には、財政出動を止めればよいと主張しており、れいわ新選組も、インフレ率が2%を超えた場合には、財政出動を止めるとしています。
しかしながら、一旦、インフレが始まってから、引き締めによってこれをストップするのは容易なことではありません。れいわ新選組は、最低賃金1500円、奨学金の政府による肩代わり、公務員の大増員、農家の所得補償、公共事業の大幅な拡大といった巨額の財政支出を消費税を廃止した上で実施するとしています。このような状況で財政出動を止めてしまうと、生活が困窮する人が続出する可能性があり、場合によっては国民からの猛反発も予想されます。こうした中で、財政出動停止というドライな判断を下せるのかは微妙なところでしょう。
(The Capital Tribune Japan)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190802-00010007-wordleaf-bus_all
cargo🌹 (@cargojp)
2019/08/14 19:49
(QEは「経済を現金で溢れさせる」とする説明に対して)
私をイラつかせる事の1つ。 QEは【経済】を現金で溢れさせません。QEは準備預金を銀行間システムに投入しますが、この準備預金は、財政当局または金融当局によって移動されるまで閉じ込められたままになります。QEを間違えて解釈したのが日本です twitter.com/StephanieKelto…
https://twitter.com/cargojp/status/1161590565412036608?s=21
Stephanie Kelton (@StephanieKelton)
2019/08/12 21:52
One of many things that grates on me. QE does not flood *economies* with cash. It plows reserves into the banking system, where those reserves remain trapped until removed by the fiscal or monetary authority. pic.twitter.com/obJilQb6uA
https://twitter.com/stephaniekelton/status/1160896887647547392?s=21
cargo🌹🐾 (@cargojp)
2019/09/03 22:18
サンダース:この国の全ての人は、次の権利を持っている。
・最低賃金以上の仕事
・質の高い医療
・高等教育
・住居
・清潔な環境
・年金
ー 21世紀の経済権利章典 twitter.com/BernieSanders/…
https://twitter.com/cargojp/status/1168875897371258880?s=21
リンク
MMTer ケルトン@:
国家(セサミストリート#1) GND
税/シンク/天秤#2 JGP#2
ケルトンカーブ 完全雇用
貨幣ピラミッド ╋ ビーバー
部門別会計分析#4
信用貨幣論
歴史#3 フクロウ#3,4
恐慌/インフレ
_
Contents
Cover
Title Page
Copyright
Dedication
Introduction: Bumper Sticker Shock
1 Don’t Think of a Household
2 Think of Inflation
3 The National Debt (That Isn’t)
4 Their Red Ink Is Our Black Ink
5 “Winning” at Trade
6 You’re Entitled!
7 The Deficits That Matter
8 Building an Economy for the People
Acknowledgments
Discover More
About the Author
Praise for The Deficit Myth
Notes
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784152099662
財政赤字の神話―MMTと国民のための経済の誕生
「財政赤字が膨らめば国は破綻する」「政策に必要な資金は税金として集めなければならない」―これらの「常識」は、政府が国民に手を差し伸べないことを正当化するための方便にすぎない!米上院予算委員会のチーフエコノミストやバーニー・サンダース議員の大統領選顧問を歴任するMMT(現代貨幣理論)の第一人者が「財政赤字の神話」を撃破し、経済のあるべき姿をゼロから構想する。
内容説明
目次
日本版序文 「財政赤字」こそ、コロナショックを脱する唯一の道である
序章 バンパーステッカーの衝撃
第1章 家計と比べない
第2章 インフレに注目せよ
第3章 国家の債務(という虚像)
第4章 あちらの赤字はこちらの黒字
第5章 貿易の「勝者」
第6章 公的給付を受ける権利
第7章 本当に解決すべき「赤字」
第8章 すべての国民のための経済を実現する
Contents
Introduction: Bumper Sticker Shock
1 Don’t Think of a Household
2 Think of Inflation
3 The National Debt (That Isn’t)
4 Their Red Ink Is Our Black Ink
5 “Winning” at Trade
6 You’re Entitled!
7 The Deficits That Matter
8 Building an Economy for the People
Acknowledgments
Discover More
About the Author
Praise for The Deficit Myth
Notes
著者等紹介
ケルトン,ステファニー[ケルトン,ステファニー] [Kelton,Stephanie]
経済学者。ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校教授(経済学、公共政策)。1969年生まれ。MMT(現代貨幣理論)の主唱者として世界的に知られる。ミズーリ大学カンザスシティ校経済学部長を務めたのち、2017年より現職。2015年の米上院予算委員会で民主党のチーフエコノミストを、2016年および2020年の米大統領選(民主党予備選)でバーニー・サンダース上院議員の政策顧問を務める。ブルームバーグ「2019年の50人」、プロスペクト誌「2020年世界のThinkerトップ50」に選出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
出版社内容情報
政府は通貨の発行体であり、無限の支出能力を持つ。緊縮なんてもってのほか、国民の幸福のための財政出動を! MMT(現代貨幣理論)の主唱者が財政赤字にまつわる6つの神話を撃破し、これからの経済を革命するNYタイムズ・ベストセラー。解説/井上智洋
The Deficit Myth : Modern Monetary Theory and Creating an Economy for the People by Stephanie Kelton (Author) 2020/6/9
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784152099662
財政赤字の神話―MMTと国民のための経済の誕生
「財政赤字が膨らめば国は破綻する」「政策に必要な資金は税金として集めなければならない」―これらの「常識」は、政府が国民に手を差し伸べないことを正当化するための方便にすぎない!米上院予算委員会のチーフエコノミストやバーニー・サンダース議員の大統領選顧問を歴任するMMT(現代貨幣理論)の第一人者が「財政赤字の神話」を撃破し、経済のあるべき姿をゼロから構想する。
内容説明
目次
日本版序文 「財政赤字」こそ、コロナショックを脱する唯一の道である
序章 バンパーステッカーの衝撃
第1章 家計と比べない
第2章 インフレに注目せよ
第3章 国家の債務(という虚像)
第4章 あちらの赤字はこちらの黒字
第5章 貿易の「勝者」
第6章 公的給付を受ける権利
第7章 本当に解決すべき「赤字」
第8章 すべての国民のための経済を実現する
Contents
Introduction: Bumper Sticker Shock
1 Don’t Think of a Household
2 Think of Inflation
3 The National Debt (That Isn’t)
4 Their Red Ink Is Our Black Ink
5 “Winning” at Trade
6 You’re Entitled!
7 The Deficits That Matter
8 Building an Economy for the People
Acknowledgments
Discover More
About the Author
Praise for The Deficit Myth
Notes
著者等紹介
ケルトン,ステファニー[ケルトン,ステファニー] [Kelton,Stephanie]
経済学者。ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校教授(経済学、公共政策)。1969年生まれ。MMT(現代貨幣理論)の主唱者として世界的に知られる。ミズーリ大学カンザスシティ校経済学部長を務めたのち、2017年より現職。2015年の米上院予算委員会で民主党のチーフエコノミストを、2016年および2020年の米大統領選(民主党予備選)でバーニー・サンダース上院議員の政策顧問を務める。ブルームバーグ「2019年の50人」、プロスペクト誌「2020年世界のThinkerトップ50」に選出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
出版社内容情報
政府は通貨の発行体であり、無限の支出能力を持つ。緊縮なんてもってのほか、国民の幸福のための財政出動を! MMT(現代貨幣理論)の主唱者が財政赤字にまつわる6つの神話を撃破し、これからの経済を革命するNYタイムズ・ベストセラー。解説/井上智洋
Working Paper No. 489 Fixed and Flexible Exchange Rates and Currency Sovereignty By C. Sardoni and L.R. Wray
January 2007
https://poseidon01.ssrn.com/delivery.php?ID=696117021029086088112113099084123092003022059077010067123120079126081081018088002124055045059003055045042118119009018015120010001056082086006013088095014027028089032009078127097117103024111103103112091002070090094029065003091104103003119025121083&EXT=pdf&INDEX=TRUE
The Levy Economics Institute Working Paper Collection presents research in progress by Levy Institute scholars and conference participants. The purpose of the series is to disseminate ideas to and elicit comments from academics and professionals. The Levy Economics Institute of Bard College, founded in 1986, is a nonprofit, nonpartisan, independently funded research organization devoted to public service. Through scholarship and economic research it generates viable, effective public policy responses to important economic problems that profoundly affect the quality of life in the United States and abroad. The Levy Economics Institute P.O. Box 5000 Annandale-on-Hudson, NY 12504-5000 http://www.levy.org Copyright © The Levy Economics Institute 2006 All rights reserved. ♦ University of Rome “La Sapienza” and University of Missouri, Kansas City. Previous versions of the paper were presented at the 3rd STOREP Conference, Lecce June 1–3 2006 and the 10th Workshop del Research Network on “European Integration in Crisis”, Berlin October 27–28 2006. We would like to thank the participants in the two conferences for their comments and suggestions. Electronic copy of this paper is available at: http://ssrn.com/abstract=960726
Bell, S. 2000. “Do taxes and bonds finance government spending?” Journal of Economic Issues 34(September): 603–20.
https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/00213624.2000.11506296
Financial Aspects of the Social Security “Problem” by Stephanie Bell* L. Randall Wray** Working Paper No. 5 January 2000 Forthcoming, Journal of Economic Issues, Vol. 34, No. 2, June 2000 * Research Associate, Center for Full Employment and Price Stability, University of MissouriKansas City
https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=1010338
https://poseidon01.ssrn.com/delivery.php?ID=427100007071000098027123027081103086060033061010095011108115098076068011111081114120049058116059030048032003068121094067027106050083035032000082077065100088101058015054065102090097093027067021077064099075102084097092105075088065093124119124019098&EXT=pdf&INDEX=TRUE
REFERENCES
Bell, Stephanie A. “Do Taxes and Bonds Finance Government Spending?” Journal of Economic Issues, forthcoming.
Eisner, Robert. “Save Social Security from its Saviors.” Journal of Post Keynesian Economics 21, no. 1 (Fall 1998): 77-92.
Foster, J. Fagg. “The Reality of the Present and the Challenge of the Future.” Journal of Economic Issues 15, no. 4 (December 1981): 963-968.
Penner, Rudolph, Sandeep Solanki, Eric Toder, and Michael Weisner. “Saving the Surplus to Save Social Security: What Does it Mean?” Urban Institute, Brief Series, no. 7 (October 1999): http://www.urban.org/retirement.
Wray, Understanding Modern Money: The Key to Full Employment and Price Stability. Cheltenham, UK: Edward Elgar, 1998. _____. “The Emperor Has No Clothes: President Clinton's Proposed Social Security Reform.” Jerome Levy Economics Institute, Public Policy Note, no. 2 (1999).
https://www.jstor.org/stable/27746789?seq=1
A Post Keynesian View of Central Bank Independence, Policy Targets, and the Rules versus Discretion Debate on JSTOR
A Post Keynesian View of Central Bank Independence, Policy Targets, and the Rules versus Discretion Debate Abstract
This paper addresses three monetary policy issues—policy independence, choice of targets, and rules versus discretion. According to the new monetary consensus, the central bank needs policy independence to build credibility, the operating target is the overnight interbank lending rate, and the ultimate goal is price stability. An alternative view is presented, arguing that an effective central bank cannot be independent as conventionally defined, where effectiveness is indicated by the ability to hit an overnight nominal interest rate target. Discretionary policy and conventional views of central bank ability to achieve traditional goals such as robust growth, low inflation, or high employment are rejected. Thus, the paper returns to Keynes's call for low interest rates and euthanasia of the rentier.
Journal Information
JPKE is a scholarly journal of innovative theoretical and empirical work that examines contemporary economic problems. It is committed to the principle that the cumulative development of economic theory is possible only when the theory is continuously subjected to scrutiny in terms of its ability to both explain the real world and to provide a reliable guide to public policy. As reviewed in Magazines for Libraries, the articles in JPKE, "pose answers to troublesome questions. . .This journal is important because of the subject matter it covers."
Publisher Information
Building on two centuries' experience, Taylor & Francis has grown rapidlyover the last two decades to become a leading international academic publisher.The Group publishes over 800 journals and over 1,800 new books each year, coveringa wide variety of subject areas and incorporating the journal imprints of Routledge,Carfax, Spon Press, Psychology Press, Martin Dunitz, and Taylor & Francis.Taylor & Francis is fully committed to the publication and dissemination of scholarly information of the highest quality, and today this remains the primary goal.
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Journal of Post Keynesian Economics © 2007 Taylor & Francis, Ltd.
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2021年9月20日月曜日
Stephanie Keltonさんのツイート
Stephanie Kelton
@StephanieKelton
The DYI home recording studio. Cardboard, duct tape, foam. 🎙 pic.twitter.com/NefbQxuVGf
2021/09/20 21:21
https://twitter.com/stephaniekelton/status/1439927601200607233?s=21
wankonyankoricky
@wankonyankorick
@tororonto_ レイが、世界金融危機の際に連銀が行ったドルの大量供給が、世界的な流動性危機(まあ高金利を通じて一種のクラウディングアウト的な状況になりうる)の深刻化を回避するうえで重要な役割を果たした、と、評価しているのもその現れだと思う。
2018/07/19 17:32
https://twitter.com/wankonyankorick/status/1019862469106229248?s=21
MMT・BOT
@MMT_revolution
米国の経常収支赤字は(大部分は海外の中央銀行によって保有される)海外部門による米国債の蓄積に反映される。
これは米国の財政赤字を「ファイナンスする」ための海外部門による「貸出」だと言われるが、米国の経常収支赤字は海外部門の経常収支黒字の源泉であると考えた方がよい。
#ランダル・レイ
2022/03/15 15:43
https://twitter.com/mmt_revolution/status/1503622838183411712?s=21
MMT・BOT
@MMT_revolution
米国の経常収支赤字は(大部分は海外の中央銀行によって保有される)海外部門による米国債の蓄積に反映される。
これは米国の財政赤字を「ファイナンスする」ための海外部門による「貸出」だと言われるが、米国の経常収支赤字は海外部門の経常収支黒字の源泉であると考えた方がよい。
#ランダル・レイ
2022/03/15 15:43
https://twitter.com/mmt_revolution/status/1503622838183411712?s=21
金ピカ#7コラム
先に示したとおり、米国の経常収支赤字は(大部分は海外の中央銀行によって保有される)海外部門による米国債の蓄積に反映される。このことはたいてい、米国の財政赤字を「ファイナンスする」ための海外部門による「貸出」だと言われるが、米国の経常収支赤字は(米国債の形で蓄積される)海外部門の経常収支黒字の源泉であると考えた方がよいかもしれない。(海外部門による米国債蓄積を「ファイナンスする」ための財源を供給する)貿易赤字と政府財政赤字が併存するのが、ある意味で米国の傾向である。これが成り立つためには全貿易当事国の意欲が必要なこと──タンゴは(少なくとも)2人いなければ踊れない──は明らかであり、一般になされる議論の大部分は、対米貿易黒字を維持したいという中国の欲望が、ドル資産を蓄積したいというもう1つの欲望と結びついている事実を無視している。同時に、米国の財政赤字は国内民間部門の消費を可能にする国内所得(その一部が輸入を促進する)の創出に寄与しつつ、(財政赤字が外国人によって蓄積される米国債を生み出している時でさえ)外国人がドル建て貯蓄を行うための所得を供給しているのだ。
地域通貨花子1
@TiikituukaHana
ドル覇権に別の通貨が取って代わるなら意味がない。
twitter.com/tiikituukahana…
《ケインズの考え方には共感できるところがあります。一つの世界通貨のようなものとは違いますが、国際通貨システムを改革して、特に発展途上国のために、ある意味で公平な競争条件を整えようとしているからです。》
2022/03/17 19:05
https://twitter.com/tiikituukahana/status/1504398529535832065?s=21
金ピカ本七章↓
https://twitter.com/mmt_revolution/status/1503622838183411712?s=21
ドル覇権に別の通貨が取って代わるのは意味がない。
https://twitter.com/tiikituukahana/status/1457481086183763974?s=21
ケルトン《ケインズの考え方には共感できるところがあります。…国際通貨システムを改革して、特に発展途上国のために、ある意味で公平な競争条件を整えようとしているからです》
ケルトン#5
アメリカ政府は国内の民間部門が完全雇用を達成するのに必要な資金をすべてまかない、それと同時に世界の国々がドル準備を増やし、スムーズに貿易を行うために必要なドルを供給できることを、私たちは理解する必要がある。アメリカは通貨覇権国としての立場を利用して、自らの国益の追求のためだけに世界の資源を利用するのではなく、世界的にグリーン・ニューディール(環境保護と格差是正を目指す経済対策)を推進するために旗振り役となって資源を動員したり、世界経済の平穏を保つために低金利を維持すべきだ。
言うまでもなく、アメリカをはじめ強い通貨主権を持つ先進国は、独自の就業保証プログラムをつくることができる。しかし途上国や中所得国はどうだろう。たとえばメキシコは就業保証プログラムを導入し、国民の窮状に終止符を打つことができるだろうか。可能性はある。過去を振り返ると、途上国において直接雇用を生み出そうとする試みは、国際エリート層が警告していたほど大きな障害にはぶつからなかった。
レイ
2:7
だが、ここで疑問が生じる。継続的な経常収支赤字は可能なのだろうか? 答えは単純で、「2人がタンゴを踊りたい」限りイエスだ。諸外国がドル資産を欲しがり、米国人が(米国に輸入される)それらの国々の輸出品を欲しがるならば、経常収支赤字は続くだろう。
レイ
4:3
コラム
【コラム】 よくある質問
(質問)日本の高い貯蓄率は、巨額の政府赤字、および(経常収支黒字のおかげで)貯蓄がほとんど海外へ流出しないことの結果だと確認できるか? そうであれば、日本の貯蓄率は政府赤字がほぼ決定づけていると推測できるか? つまり、政府赤字が貯蓄をもたらすのであって、貯蓄が赤字を可能にするわけではないのか?
(回答)そのとおりだ! 日本の政府赤字+経常収支黒字=巨大な国内貯蓄。これは、恒等式によりぴったり一致する。実のところ、因果関係は、標準的なケインズ経済学が示すとおり、支出から所得さらには貯蓄へと、あるいは注入から流出へと向かっている。日本の「失われた20年」──低成長──は、非常に大きな財政赤字を生み出した。財政赤字と貿易黒字が国内の純貯蓄の要求を満たすので、この巨額財政赤字は経済の完全な崩壊を食い止めるのに十分なものである。確かに、タンゴは2人いなければ踊れない。現代の政府財政には構造的な調節機能があり、景気後退時には税収が減り支出が増える。その景気後退は、支出意欲を妨げる総需要不足の結果だと考えられる。さらにそれは、(とりわけ流動性の高い形での)貯蓄選好から生じている。つまり、民間部門は政府の負債での純貯蓄を望み、それゆえ支出を嫌い、貯蓄の欲求を満たすために財政赤字が生み出される。確かに因果関係は常に複雑だが、これが今できるおおよその説明である。日本は20年間の低成長に加えて、セーフティーネットが十分でない。それが貯蓄を完全に合理的なものにし、ひいては低成長、そして財政赤字を生み出している。しかしながら、貯蓄は財政赤字(と貿易黒字)がなければ生まれないので、財政赤字が望まれる貯蓄を実現していると言ってよい。
Modern Money Theory: A Primer on Macroeconomics for ...books.google.co.jp › books · このページを訳す
L. Randall Wray · 2015
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In that sense, it “takes two to tango”: a nation cannot run a current account deficit unless someone wants to hold its ... Some critics of MMT have falsely claimed that MMT supports floating rates on the argument that will “balance” the ...
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レイ
4:6
…先に述べたとおり、ある国は、海外部門がその国の債務証書の蓄積を欲する限り、経常収支赤字を維持できる。実のところは、その国の資本収支黒字が、その国の経常収支赤字と「均衡」しているのである。
従って、経常収支赤字を「不均衡」と呼ぶことは誤解を招きやすい。定義上、経常収支赤字は資本収支のフローと「均衡」している。ここでも、「タンゴは2人いないと踊れない」のだ。誰かがその国の債務証書を保有したがらなければ、その国は経常収支赤字を維持することはできない。経常収支赤字は、その国に対する債権の形で純貯蓄を蓄積したいという海外部門の欲望から生じると考えることもできる。米ドルの場合、間違いなくそれが妥当な考え方であろう。海外部門はドル資産の蓄積を望み、だからこそ米国へ輸出をする。たとえ米国が、貿易赤字を減らすために自国の経済を減速させようとしても、海外部門は米国に対する純輸出を維持しようと調整するため、うまくいかないだろう。
MMTの批判者たちの中には、MMTは変動為替相場制が経常収支を「均衡させる」から変動為替相場制を支持していると誤って主張する者がいる。これはMMTの主張ではない。MMTは、変動為替相場制が「不均衡」を解消するからではなく、国内の政策余地を広げるから支持しているのである。既に見たように、経常収支赤字は「均衡を失っている」わけではない──資本収支黒字と均衡しているのだ。MMTは、変動為替相場制が経常収支赤字を消すと主張しているのではない。それどころか、経常収支赤字を消すことが望ましいとさえ主張していないのだ。経常収支赤字は、資産に対する海外部門の欲望(それが資本収支黒字を生む)と「均衡」しているのだから、経常収支赤字を解消する自動的な市場の力など存在しない。
レイ
4:6
…先に述べたとおり、ある国は、海外部門がその国の債務証書の蓄積を欲する限り、経常収支赤字を維持できる。実のところは、その国の資本収支黒字が、その国の経常収支赤字と「均衡(バランス)」しているのである。
従って、経常収支赤字を「不均衡(インバランス)」と呼ぶことは誤解を招きやすい。定義上、経常収支赤字は資本収支のフローと「均衡」している。ここでも、「タンゴは2人いないと踊れない」のだ。誰かがその国の債務証書を保有したがらなければ、その国は経常収支赤字を維持することはできない。経常収支赤字は、その国に対する債権の形で純貯蓄を蓄積したいという海外部門の欲望から生じると考えることもできる。米ドルの場合、間違いなくそれが妥当な考え方であろう。海外部門はドル資産の蓄積を望み、だからこそ米国へ輸出をする。たとえ米国が、貿易赤字を減らすために自国の経済を減速させようとしても、海外部門は米国に対する純輸出を維持しようと調整するため、うまくいかないだろう。
MMTの批判者たちの中には、MMTは変動為替相場制が経常収支を「均衡させる」から変動為替相場制を支持していると誤って主張する者がいる。これはMMTの主張ではない。MMTは、変動為替相場制が「不均衡」を解消するからではなく、国内の政策余地を広げるから支持しているのである。既に見たように、経常収支赤字は「均衡を失っている」わけではない──資本収支黒字と均衡しているのだ。MMTは、変動為替相場制が経常収支赤字を消すと主張しているのではない。それどころか、経常収支赤字を消すことが望ましいとさえ主張していないのだ。経常収支赤字は、資産に対する海外部門の欲望(それが資本収支黒字を生む)と「均衡」しているのだから、経常収支赤字を解消する自動的な市場の力など存在しない。
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William Mitchell, L. Randall Wray, Martin Watts · 2019
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... to take place, we must have one household or firm willing to deficit spend, and another household, firm, or government willing to accumulate wealth in the form of the liabilities of that deficit spender-'it takes two to tango'.
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入門マクロ経済学books.google.co.jp › books
井堀利宏 · 2020 · プレビューは利用できません
2010年代以降の日本経済や世界経済を取り巻く動向を捉えた新版。掲載データのアップデートを施し,コラムも更新。ビジュアルな3
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Off Broadway Musicals, 1910-2007: Casts, Credits, Songs, ...books.google.co.jp › books · このページを訳す
Dan Dietz · 2010
次の書籍のコンテンツと一致: – 462 ページ
... “in spite of” Art D'Lugoff CAST—MacIntyre Dixon, Joy Franz, Jonathan Hadary, Donald Corren The revue was presented in two acts. ... back then, such songs as “The Masochism Tango” and “The Vatican Rag” seemed naughty and irreverent; ...
ミッチェル
6:4
Deficits create financial wealth
We can also say something about the direction of causation regarding accumulation of financial wealth at the level of the individual. If a household or firm decides to spend more than its income by running a deficit, it can issue liabilities to finance the additional purchases. Another household or firm will accumulate these liabilities as net financial wealth. Alternatively, they might allow the government to run a fiscal surplus. Of course, for this net financial wealth accumulation to take place, we must have one household or firm willing to deficit spend, and another household, firm, or government willing to accumulate wealth in the form of the liabilities of that deficit spender-‘it takes two to tango’. However, the decision to deficit spend is the initiating cause of the creation of net financial wealth. No matter how much others might want to accumulate financial wealth, they will not be able to do so unless someone is willing to deficit spend. Still, it is true that the household or firm will not be able to deficit spend unless it can sell some of its accumulated assets or find someone willing to hold its liabilities, such as a bank through the creation of a loan.
In the case of a sovereign government, there is a special power – the ability to tax – that guarantees that households and firms will want to accumulate the government’s debt. We conclude that while causation is complex, it tends to run from individual deficit spending to accumulation of financial wealth, and from debt to financial wealth. Since the accumulation of a stock of financial wealth results from a surplus, that is, from a flow of saving, we can also conclude that causation tends to run from deficit spending to saving. At the sectoral rather than individual level the same principles apply. Thus, one sector cannot run a deficit if no other sector will run a surplus. Equivalently, we can say that one sector cannot issue debt if no other sector is willing to accumulate the debt instruments.
ミッチェル
6:4
赤字が金融の富を生む
また、個人レベルでの金融資産蓄積の因果関係についても言及することができる。ある家計や企業が収入以上の支出をしようと赤字にすると、追加的な買い物をするための資金として負債を発行することができる。別の家計や企業は、この負債を純金融資産として蓄積することになる。あるいは、政府による財政黒字を可能にするかもしれない。もちろん、このような純金融的な富の蓄積が行われるためには、赤字支出をしようとする家計や企業と、その赤字支出者の負債という形で富を蓄積しようとする別の家計、企業、政府が必要であり、「タンゴには2つ必要」である。しかし、赤字国債を発行するという決定が、純金融資産の形成の出発点である。他の人がいくら金融資産を増やしたいと思っても、誰かが赤字支出をしない限り、増やすことはできない。しかし、家計や企業は、蓄積された資産の一部を売却するか、銀行が融資を行うなどして負債を保有する意思を持つ者がいなければ、赤字支出を行うことができないのは事実である。
主権国家の場合、課税能力という特別な力があるため、家計や企業が政府の債務を蓄積したいと思うことが保証されているのである。結論として、因果関係は複雑だが、個人の赤字支出から金融資産の蓄積へ、負債から金融資産へという流れになりがちである。金融資産ストックの蓄積は余剰、つまり貯蓄の流れから生じるので、赤字支出から貯蓄への因果関係が生じやすいという結論にもなる。個人レベルではなく部門レベルでも、同じ原理が当てはまる。つまり、ある部門が赤字であっても、他の部門が黒字でなければ、その部門は赤字にならない。同様に、ある部門が債務を発行しても、他の部門がその債務を積み立てようとしなければ、その部門は債務を発行できない。
タンゴ
ジェフリーサック
1990
It Takes Two to Tango: How American Deficits and Japanese ...books.google.com › books · このページを訳す
Andrew John Demos · 1997 · プレビューは利用できません
Modern Money Theory: A Primer on Macroeconomics for ...books.google.co.jp › books · このページを訳す
L. Randall Wray · 2015
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We can say that “it takes two to tango”. However, it is the decision to deficit spend that is the initiating cause of the creation of net financial wealth. No matter how much others might want to accumulate ...
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William Mitchell, L. Randall Wray, Martin Watts · 2019
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... to take place, we must have one household or firm willing to deficit spend, and another household, firm, or government willing to accumulate wealth in the form of the liabilities of that deficit spender-'it takes two to tango'.
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The Euro Crisis and Its Aftermath - 50 ページbooks.google.co.jp › books · このページを訳す
Jean Pisani-Ferry · 2014
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As Christine Lagarde, then French Minister of Finance, said in May 2010, “It takes two to tango.” Deficit countries are not neces- sarily financed by surplus countries in the euro area, since the area as a whole is not a closed economy, ...
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The Paris Economic Summit: Hearing Before the Joint Economic ...books.google.co.jp › books · このページを訳す
United States. Congress. Joint Economic Committee · 1990
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... takes two to tango . A trade imbalance has a deficit side and a surplus side , and I think that the events of recent years show that foreign growth rates are very important to whether the United States can reduce its trade deficit .
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Currency Manipulation and Its Effect on U.S. Businesses and ...books.google.co.jp › books · このページを訳す
United States, United States. Congress. House. Committee on Ways and Means. Subcommittee on Trade · 2009
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It takes two to tango . You can't get a deficit down unless the counterpart surpluses come down . The problem we're facing today is that one important group of surplus actors , namely the Asian countries led by China and Japan but going ...
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Is it You, Me, Or Adult A.D.D.?: Stopping the Roller Coaster ...books.google.co.jp › books · このページを訳す
Gina Pera · 2008
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Stopping the Roller Coaster when Someone You Love Has Attention Deficit Disorder Gina Pera. (Continued from page 219) Wrong Keys in Couples Therapy (Define Tango) We've all heard the axiom, “It takes two to tango.
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The Euro Trap: On Bursting Bubbles, Budgets, and Beliefs - 1950 ページbooks.google.co.jp › books · このページを訳す
Hans-Werner Sinn · 2014
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... counterpart of the current account deficits of southern Europe. It takes two to tango, she said in 2010, emphasizing that Germany was enjoying its surplus at the expense of other countries.27 As far as the statistics are concerned, ...
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The Rise and Fall of Money Manager Capitalism: Minsky's half ...books.google.co.jp › books · このページを訳す
Eric Tymoigne, L. Randall Wray · 2013
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It takes “two to tango” to run a trade deficit—the U.S. wants consumer goods and the rest of the world wants US. dollars. The payment of the fee depends on how subordinated the claim of the servicer is. Bank of America may take a fee ...
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Modern Theories of Money: The Nature and Role of Money in ...books.google.co.jp › books · このページを訳す
Louis-Philippe Rochon, Sergio Rossi · 2003
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US trade deficits , in turn , require that the rest of the world , taken as a whole , desires to sell more output to the United States than it is willing to buy from the United States . It takes two to tango .
3 COMMENTS:
安倍政権は「社会主義2.0」のパイオニア
http://agora-web.jp/archives/2037446.html
2019年02月25日 17:00
池田 信夫
Wikipedia、官邸サイトより:編集部
最近、MMT(Modern Monetary Theory)という理論がアメリカで話題になっている。かつてはそれをトンデモ経済学として嘲笑していたクルーグマンも、それをまじめに検討している。これは単なるアカデミックな話題ではなく、日本の財政を考える上でも重要である。
MMTの元祖とされるのはアバ・ラーナーで、彼の内国債は将来世代の負担にならないという議論は、今も使われることがある。国内の資源は、国債発行で増えも減りもしない。政府の借金は国債を買った人の資産なので、国債が将来世代に相続されるなら国民全体としてはプラマイゼロだ。
債権=債務なので、これは会計的にはつねに正しいが、自分の意思で国債を買う人は利益を得る一方、強制的に課税される人は不利益をこうむる。所得分配にも大きな変化が生じるが、現在世代にも将来世代にも納税者と債権者がいるので、国民全体としては同じだ。
国債をすべて償還する必要もない。名目金利が名目成長率より低ければ政府債務は発散しないので、国債を借り換えれば増税しなくてもいい。もちろん永遠に借り換えることはできないが、償還が100年後なら大した問題ではない。
ただクルーグマンも指摘するように、MMTの議論は金利を無視している。政府債務が大きくなると金利が上がり、インフレが起こる。最悪の場合はそれによって債務の雪ダルマ的な膨張が起こるので、政府債務には限度がある――というのが(彼を含む)主流派の議論である。
これは理論的には正しいが、政府が金利をコントロールできれば財政は破綻しない、とMMTの代表であるケルトンは反論している。彼らの理論では中央銀行は不要で、政府が金利も物価もコントロールできることになっている。
アメリカ民主党左派の政治家は、「大きな政府」の財源は紙幣を印刷すればいいというMMTに魅力を感じている。ヨーロッパではギリシャやイタリアに対して緊縮財政を要求したEUへの批判が強まり、世界的に「反緊縮」の運動が高まっている。これは20世紀の社会主義とは違う社会主義2.0である。
そのパイオニアが安倍首相だ。2012年に彼が「輪転機ぐるぐる」を唱えたときは、多くの人が金利上昇と財政破綻を危惧したが、金利はその後も下がる一方だ。黒田日銀の「異次元緩和」は金融政策としてはナンセンスだったが、日銀が国債を引き受けて増発を容易にする財政ファイナンスとしては機能した。これが安倍政権の最大の(意図せざる)イノベーションである。
超低金利が今後も世界的に続くとすれば、財政が破綻するリスクはほとんどなく、将来世代の負担も小さい。自然利子率が大きなマイナスになっているとすれば、財政赤字によって将来世代も利益を得る可能性がある、と主流派のブランチャードも指摘している。
しかしMMTは超低金利を前提するだけで、それを説明できない。この状況は先進国の成熟や高齢化による長期停滞なのか、それとも世界金融危機後の大幅な金融緩和による一時的な現象なのか。これについては主流派の経済学者の意見もわかれているが、ここ20年の日本の経験は前者であることを示唆している。
iOS 10.2の開発者版プレビューにて、新たに追加される絵文字をネタ元のEmojipediaがまとめています。
iOS 10.2ではUnicode 9絵文字がフル対応され、アボカドやセルフィーやピエロが新たに使えるようになるのですが、中でも絵文字/顔文字発祥の地である日本が注目すべきなのは、コレ。¯\_(ツ)_/¯が絵文字になります。
肩をすくめて手のひらを上にする、お手上げポーズ。¯\_(ツ)_/¯
軽くてサクサクな17インチ?あるわけな…あった!
軽くてサクサクな17インチ?あるわけな…あった!
Sponsored
GIZMODO
しかしなんでしょうな。正直、この絵文字、顔文字と比べてなんかムカっとしますね。
¯\_(ツ)_/¯は、このままでよかったんじゃないでしょうかねぇ。この気分を送りたいとき、私はきっと¯\_(ツ)_/¯を使うと思います。
なんかなー。¯\_(ツ)_/¯
¯\_(ツ)_/¯:
○ iOS 10.2 ベータ版リリース。スクリーンショット音が消せるように…!?
○ Unicode 9.0の新絵文字は五輪ムード満載(でも1番気になるのはゴリラ)
image: Emojipedia
source: Emojipedia via The Verge
(そうこ)
現代金融理論(MMT)
2019-03-14 07:52:50
テーマ:アメリカ経済
株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから
三橋貴明のツイッターはこちら
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チャンネルAJER更新しました。
『政府が国債を発行すると家計の預金が増える①』三橋貴明 AJER2019.2.26
https://youtu.be/mBjN9lCa2h8
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
三橋TV第64回【マレーシアの移民と若年層雇用の話】
https://youtu.be/UUhEB7aIMko
1.自国通貨を持つ政府は、財政的な予算制約に直面することはない
2.全ての経済(及び政府)は、生産と需要について実物的あるいは環境的な限界がある
3.政府の赤字は、その他の経済主体の黒字
上記は、本ブログの読者であれば、
「はあ? 今更、何言っているんだ」
という話でしょう。
1は、
「日本円建ての国債しか発行しておらず、自国通貨を持つ日本政府が財政破綻することはない」
という話で、2は、
「政府におカネ的な制約がなかったとしても、供給能力の不足によるインフレ率が限界になる」
と、言い換えることができます。
わたくしは、今の日本政府が20兆円の国債を発行し、財政支出することには賛成しますが、これが「100兆円の新規財政支出」となると、反対します。さすがに供給能力が追い付くはずがなく、インフレ率が適正水準を超えて上昇してしまいます。
100兆円をいきなり追加支出するのではなく、10兆円ずつ「増やす」ことをコミットする方が望ましいです。
10兆円ずつ確実に予算=需要が増えることが明らかならば、民間は技術投資、人材投資、そして設備投資という生産性向上の投資を拡大し、供給能力が拡大していきます。
モノやサービスの生産能力、供給能力こそが「経済力」です。2については、経済力が強化されれば、限界値は上昇します。
「三橋は国債を無限に発行できると言っている」
と、わたくしを批判する連中がいますが、まさに藁人形です。わたくしは「無限に」などと言ったことはありません。毎度毎度「インフレ率が制約になる」と言っておるでしょうが。
そして、3。
誰かの資産は、誰かの負債。誰かの黒字は、誰かの赤字。地球上に住んでいる限り、逃れられない法則です。
この手の「現実」を踏まえた「経済学」が、ようやく登場しました。
『アングル:「財政赤字は悪くない」、大統領選にらみ米国で経済学論争
https://jp.reuters.com/article/usa-economy-mmt-idJPKCN1QO0TS
ノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマン氏とローレンス・サマーズ元米財務長官は過去3週間、ツイッターやテレビ、新聞のコラム欄を活用して、ニューヨーク州立大学のステファニー・ケルトン教授に反論を重ねてきた。
ケルトン教授は、政府予算や財政赤字は完全雇用やインフレを実現するために積極利用すべしという「現代金融理論(MMT)」の強固な提唱者で、2016年の前回大統領選ではバーニー・サンダース上院議員の顧問を務めた。
ケルトン氏の主張に対し、クルーグマン氏は「支離滅裂」と一蹴し、サマーズ氏はワシントン・ポストのコラムで新たな「ブードゥー経済学(魔術のようで理論的に怪しいとの意味)だ」と批判した。
サマーズ氏はCNBCテレビで「全ての米国人が支持するはずの考えを1つ挙げるなら、それは算術の法則だ」とも発言。これに対してケルトン氏は5日、ツイッターに「この論争では負ける気がしない」と投稿するなど事態は白熱化している。(後略)』
MMTは、主流派経済学者から(予想通り)猛反発を受けており、今後も受けるでしょうが、正しいです。
日本銀行が量的緩和で日銀当座預金を増やしたところで、政府が「消費」「投資」を減らす政策を推進している以上、インフレ率が上がるはずがありません。何しろ、我々一般の企業や個人は、日銀当座預金を借りることができないのです。
銀行がおカネを貸すのは、民間の資金需要(借り入れ)と引き換えで、その時点で銀行預金というおカネが「ゼロ」から創出されます。銀行は、日銀なり他の銀行から「資金を調達」しているわけではないのです。
ただ、貸すだけで銀行預金というおカネが発行される。イングランド王国のロンドンのゴールド・スミスの時代から、これは単なる「真実」です。
さらに、マイナス金利で銀行を痛めつけようが、貸し出し、さらには消費や投資が増えるはずがありません。何しろ、デフレで我々民間がカネを借りる気もなければ、投資や消費を増やす気もないのです。
まずは実体経済における需要(消費、投資)、さらには金融経済における資金需要が高まらなければ、貸し出しは増えません。金利も上がりません。インフレにもなりません。
そんなことは「現実」を見れば誰にでも理解できるはずなのに、経済学者は伝統的に間違え続けてきました。
アリストテレス、アダム・スミス、ジョン・ロックと引き継がれてきた「おカネに関する人類の勘違い」が根本にあるわけですが、
(参考図書)「日本人が本当は知らないお金の話」
(参考図書)「富国と強兵」
この「勘違い」が原因で、日本に財政破綻論が蔓延し、見当はずれな「いわゆるリフレ派政策」が推進され、六年間を無駄にし、小国化、中国の属国化が決定的になりつつあるわけですから、洒落になりません。
逆に言えば、MMTの影響などで、「正しいおカネの認識」に基づき、供給能力増強のための投資拡大をすることを考えたとき、実はデフレが継続している日本が最も潜在力があることになります。
しかも、不思議な話ですが、デフレという総需要不足の状況で、人口構造の変化により人手不足が深刻化している。
つまりは、人手不足を解消するために、政府と民間が生産性向上の投資を推進するだけで、我が国は一気に高度成長期と同じ「高圧経済」の状況に至ることになります。
とはいえ、おカネに関する勘違いが続き、「ザイセイハタンだ~っ!」などとやっている限り、我が国は小国一直線です。
おカネに関する正しい認識を広めるためにも、MMTの登場を歓迎したいと思います。