今日は出張しなくてはならないところが沢山あり(6時間近く早く出発する)、エントリを書く時間があまりない。現在私が取り組んでいるペーパーは、経済学におけるメタファーの利用と、公共精神の貫徹を妨害する明白な(基礎的)偏見を克服するために現代金融理論(MMT)の枠組みがどう役立つかについてのものだ。ここではそのテーマに関するいくらかのメモを書いておく。この記事はあくまでラフスケッチで、後々に洗練した記事を書くつもりだ。この記事の最後には、読者の理解を明らかにするために、フィードバックを促すセクションを書いてある。
フレーミング(枠組み)
マクロ経済学は議論がつきものだ。国にとって非常に重要とされる学問でありながら、マクロ経済の働きには理解が難しい概念が含まれている。
たとえば、物価とは何か? 財政赤字や財政黒字はどう理解すればいいだろう? 財政赤字は常に同じものなのか?
これらのマクロ経済的概念は日々メディア上で議論されている。実質GDP成長率、物価上昇率、失業率、財政赤字、金利などがそれだ。
国の財政に関するマスコミの報道を見ると、ここ30年、マクロ経済学の用語がますます頻繁に用いられるようになっているが、その言葉や概念についての教育水準が相応に高まっているわけではない。
さらにソーシャルメディアの出現によって誰もがマクロ経済の評論家になることができるようになった。所謂ブロゴスフィアは自己流マクロ経済学の専門家であふれている。彼らの多くは国の財政についても「常識」的な論理に立脚して議論を展開している。
問題なのは、現実を把握するうえで常識に頼るのはむしろ危険な場合があるということと、公共の議論においてすべての意見が平等に扱われるように見えてしまうことだ。個人的な体験を一般化してしまう私たちの性質、つまり、あたかも経験が一般的知識を構築するかのように考えてしまう性質が公共の議論を支配している。マクロ経済の領域はこの種の誤った推論の主要な舞台の一つだ。
マクロ経済問題への公共の関心の高まりは、経済学を支配している新古典派パラダイムに従わされてきたと言える。
その結果、人々の理解はオーソドックスな概念や結論に拘束されたものになっている。しかし、それはそれ自体間違っているばかりでなく、繁栄を棄損し公共の福祉を破壊するような政策を導いてすらいるのだ。
その症例の一つが、1980年代に起こった完全雇用の放棄、巨大な失業を許容しようという考えだ。
世界金融危機は、マクロ経済学の支配的パラダイムが推進してきた労働市場と金融の規制緩和の帰結と言えるが、危機を予測することができないどころか「大いなる安定の時代に入った」と宣言すらしていた。
ラカトシュが1970年に提案した分類に従えば、主流マクロ経済学は実証的な内容を欠いており、新しい事実(世界金融危機)を予見できなかったことから、疑似科学であり、後退的なリサーチプログラムだということになる。
しかし、その時生まれた「今回の危機が主流派経済学の役割に対する大いなる試練となった」という認識や、教育カリキュラムや望ましい研究事項を変更する動きも、短命に終わってしまった。
主流経済学者はその反政府的また自由市場的なバイアスを働かせることにより、もともと民間の債務危機だったものを、国家の債務危機だったということに上手に再構築させていった。 この危機を生み出した力学(規制緩和、金融監督の縮小)は今も解決策として主流派によって提唱され続けている。
公共の言論空間は、財政緊縮だけが実行可能な回復への道だというような主張に占領されているし、IMFやOECDのような主要な国際機関も財政緊縮が経済成長を妨げるということを認めようとしない。
メディアの評論家も同じこのビューをそのまま受け取っている。帰結としてIMFは、自身の計算が誤りだという事を認めざるを得なくなり(IMF apology article)、その記事が指し示す事実は驚くべきものだったのだが、こうした告白は支配的な論説にほとんど影響を齎さなかった。
現代金融理論(MMT)は首尾一貫しており、内的整合性のある成熟したマクロ経済学的枠組みであり、金融資本主義の運用上の現実に基礎づけられている。
MMTがここ20年(世界金融危機とその余波を含む)に起きた主な出来事を説明してきたという実績は、新奇な事実を予測する能力を持ち、その予測が事後に生じた出来事によって確証されたという意味で、(ラカトシュ的な考えに基づけば)MMTが先進的な研究プログラムであるということを示している。
しかし問題なのは、支配的なマクロ経済学のパラダイムがマクロ経済学論議の「枠組み」になっていることだ。上述の通り新興MMTのアプローチはより優れたものであるにも関わらず広まっていない。
フレーミング(枠組)とは、ある議論がどのような形で人々の議論に乗っており推進されているかということだ。認知言語学者がこれまで明らかにしてきたように、我々は複雑な問題を理解する際、メタファーを経由している。新古典派マクロ経済学は、そのイデオロギー的な権益を推進するにあたって、共有されやすいメタファーを用いることで大成功を収めてきた。(ジョージ・レイコフの研究が著名である)
私たちが何を信じどの政策を支持することになっているかが、そもそも議論の提示のされ方に規定されていて、本来の私たちの利益が隠されてしまっている。言い換えれば、私たちは嘘を真実と受け止めているし、支配的なイデオロギーが「証拠」を隠している。
最新の心理学研究では、既存のバイアスが簡単な統計データを含めた現実の情報の解釈にどれだけ影響を与えているかが強調されるようになっている。
この問題は、公共政策設計に関する研究成果を研究者たちが公共に伝える際にも表れる。とりわけ経済的緊縮や気候変動のように、発見が反直観的だったり支配的な論説に対して挑戦的であったりするケースだ。
私が今書いている論文――および以下に記すメモ――の目的だが、次のことを示したい。MMTの進化とは、現実的で一貫性のある代替理論の提示であると考えていることを。さらに、重要なマクロ経済学的概念に関するコミュニケーションにおいて、進歩主義者も保守主義者も共通に用いている言語が、MMTからの洞察に基づいたコミュニケーションの成功を阻害していると認識しているということを。
そして、いかに言葉が重要かということを理解する概念的基礎を与え(この問題に詳しい共著者の貢献だ)、オーソドックスな経済学の誤ったメッセージを強化するのに用いられたいくつかの重要なメタファーを吟味し、同時に現代金融理論のキーとなる考えを吟味しつつそれらを表現する効果的な方法を提案することを狙いとする。
MMTの研究者仲間のランディ・レイたちは、マクロ経済的な動きや結果を記述するのにあたって、しばしば用いられている語法を支えているメタファーについて探求している。
しかし、メタファー的語法と価値観との関連や、ある価値観や価値観群を抑制したり阻害したりする過程についての研究はあまりない。これが我々の今回の研究目的である。
「経済」とは「我々」だ(The economy is Us)
人々が経済を作り出す。そこに自然なものはない。「自然利子率」のような概念の背後には、経済はあたかも生態システムのように、自身の均衡に向かう力によって自然状態に到達するのに任せるべきものであるという考えがある。
しかし、自然というような言葉を使うときに我々は問うべきなのだ ― 何に対して自然なのか? 主流派は「自然」という単語が隠すイデオロギー的な基準を説明せず、ただこの問いを回避する。
現実とは人の相互作用や選択であり、もともとは単純で局所的なものだ。それが次第に合わさり、とてつもなく複雑になり、空間的に分散し(グローバル化)、私たちが経済と呼ぶものになる。それは私たちが動かしているものなのだ。
どこかの段階で、私たちは自分自身では簡単にはできないか、不可能であるような事柄をするための代理人が必要だと悟った。こうして政府を組織した。私たちはまた私たちが創出したもの ―経済― は、我々の代理人によって監督制御されていれば、公共の諸目的にのみに仕えるものになるだろうと考えた。
かつての私たちは間違ったビューの下で経済を運営していた。私たちの自発的な相互作用は私たちにとって好ましいように完結するはずなのだから、政府の役割は絶対に必要というわけではないと考えた。しかしそうではなかった。この失敗の帰結は ― 大恐慌の中で― 余りにも明らかになったので、金融資本主義システムが機能することを確かなものにするための基盤としての代理人の役割を認めるようになった。
私たちは、資本主義が賃金労働の大きなシステムに進化していて、その基本には労働と資本の緊張関係があるのだということを学んだ。私たちはまた、いわゆる「市場」シグナル(需要と供給が決める価格)は、その仕事のための労働に見合うような雇用の帰結を反映しているわけではないということをも学んだ。
私たちは、このシステムは容易に大量の失業が存在する状態(それ以上の力学を持たない状態)に均衡し得るのだということを学んだ。
大恐慌が私たちに教えたのは、私たちの代理人(政府)はシステムがそのような均衡に陥らないことを確実にすることができるということだった。なぜなら、政府は経済の中に職を求めるすべての人を雇うのに十分な産出を生み出すだけの支出を行う能力を持っているからだ。
大恐慌の時代から得られた単純な理解は、経済とは、よりよい生活水準 ―つまり住居、教育、健康など― といった望ましい帰結を創出するために私たちがコントロールできるような構築物だということだった。
その帰結として要請されているのは、民間企業-労働者間の協力を公的部門が媒介することで結実する実物資源である。
第二次世界大戦後のコンセンサスに抵抗する強力な保守分子も存在したが、社会的利益のみならず民間利益ももたらすシステムを確実化するために、政府は階級闘争を仲裁した。
私たちは学んだ。雇用が悪化するのは十分な需要がないのが原因だ、そして経済は私たち自身だからだ。何をすべきかはもう知っている―もっと支出を。問題はそれをどうやって達成するか、だ。
経済学者は、民間支出が停滞しうることを確実に知っている。その時、失業者は間違いなくモノやサービスを需要しているのだが、その願いは抽象的なシグナルとして企業に発せられるだけだ。
民間市場は、有効な需要と供給のシグナルに対してのみ働く。つまり、現金に裏付けられた需要意向だ。失業者は仕事を失っているために現金を持っていない。支出を裏付ける収入を提供するのは雇用なのだから。
このようなことを経済学者たちが話すときの手法は、(ジャーゴンetcに満ちた)学問に裏付けられていたが、その概念は広く人々に理解された。また私たちは、政府負債が必要なのだと知った。政府が十分に支出を行い、私たち(非政府部門)すべての収入を支出に回さなくてもいいようにする(つまり、貯蓄する)ためには。
自惚れネオリベラルの時代
1980年代とそれ以降、主流派による過去への再解釈が勢いづいた。
Weber(1997: 71)は”新しい経済学”の勃興を以下のように特徴づけている:
『…生産におけるグローバリゼーション、金融の変化、雇用の性質、政策、新しい市場、そして情報技術が…景気循環の抑制を齎すようになった。』
[Reference: Weber, S. (1997) ‘The End of the Business Cycle?’, Foreign Affairs, 76(4), 65–82]
これらの「特徴」がスムースな成長をもたらしてきたし、現在の供給ショックは:
『…ショックに対して一層容易に順応するフレキシブルかつ適応的な経済においては、あまり重要なものではなくなり、新しい景気循環に火を付けるような性質は弱まるだろう』
Weberはまた、労働組合の弱体化、よりフレキシブルな労働市場、及び金融部門の急速な成長が、景気循環を終わらせるのに貢献すると主張した。
彼は、デリバティブ取引の”莫大な成長”が有益なものだと論じた。なぜなら”これらの新しい金融商品はリスクを拡散・多角化する”し、新しいタイプのファンドマネージャーは、”そうした新しいツールを用いて金融フローを安定化させ、自身をショックから守るのに一層長けている”からだ(1997: 74)。金融部門は、国際資本市場を円滑に”よりいっそう効率的”にし、”経済変動を和らげる衝撃吸収装置”の配置を作り上げたと見做されていた。
彼らはまたこうも言っている(1997: 80)。『中央銀行らのインフレについての現在の合意は政府の財政政策を制約』し、『政府支出の本質的な循環的性質は、景気循環の平準化につれて弱まるだろう』。
Weber(1997: 75)は、『最後の審判』的議論、つまり、『複雑な市場は、相乗効果を生じ、斉一的に崩壊するという議論は、説得的な理論や、経験上の証拠には全く支持されない』と結論付けた。こうした考えは、新世紀が近づくにつれ、主流派経済学者に大いに共有されるようになった。
2002年、ハーバード大学の経済学者James StockとMark Watsonはこうした所感を捉え、アメリカの経済は、”過去20年を越える景気循環の安定、及びGDP成長率のボラティリテの全般的低下を反映した””静止状態”になったと論じた(Stock and Watson, 2002)。彼らはこうした傾向を”大いなる安定”と名付けた(2002: 162)。[Reference: Stock, J.H. and Watson, M.W. (2002) ‘Has the Business Cycle Changed and Why?, in Gertler, M. and Rogoff, K. (eds.), NBER Macroeconomics Annual 2002, Volume 17, MIT Press, 159-218]
2004年2月20日、現在のFRB議長であるベン・S・バーナンキはワシントンで”大いなる安定”というタイトルの論文(Bernanke, 2004)のプレゼンを行った。その論文では、経済学者の大多数による「景気循環は滅びた!」という見解が要約されていた。
主流派経済学者によるこうしたお祝い気分の、独善的な確信は、ロバート・ルーカスJrによるアメリカ経済学会の会長講演(2003: 1)に最もよく要約されている:
『マクロ経済学は、今とは全く異なる状況であった1940年代に、大恐慌への知的反応の一部として生まれた。この言葉は、かのような経済的破局の再発を防ぐことを望んだ知識や専門性の体系を指すものだった。このレクチャーにおける私の主張は、オリジナルの意味におけるマクロ経済学は成功裏に終わったというものだ:その中心的な問題意識である不況防止は解決され、実際のところ、何十年もの間、その問題は解消していた。より良い財政政策による繁栄を通じた利得の重要性も残ってはいるが、私は「より良い支出のファインチューニングではなく、人々がより働き、貯蓄するような一層優れたインセンティブを与えることによる利得が存在する」ということを論ずる。過去50年のアメリカの経済パフォーマンスをベンチマークとすると、より良い長期的サプライサイド政策によって得られる繁栄のポテンシャルは、短期的総需要管理の一層の向上のポテンシャルよりもはるかに優れているのである。』
このメッセージはシンプルだ。経済を過剰規制し、民間企業のインセンティブを阻害し、労働組合を過剰に強化し、福祉支出だけを熱望する怠惰でやる気のない世代を育成してきた介入主義者たちに対し、主流派経済学者たちが打ち勝ったということである。
この勝利は、政策レベルでは、安定化政策としての金融政策の優位として現れ、政策の第一目標はインフレーションの安定となった。財政政策は受動的で劣位の政策となり、政府は完全雇用を維持するという責任を放棄した。
ルーカスが表明した所感は、いわゆるミクロ経済学的改革へ向かう主要な政策シフトに寄り添っているものだった。こうして広範囲に及ぶ金融市場改革及び労働市場改革が遂行された。世界金融危機が生じる前提条件は、この時期に定着した。
生産性成長に対して実質賃金の上昇は遅れをとるようになった。これは労働組合への攻撃と、職業の不安定性の上昇(非正規雇用の増加と就職難の悪化)の結果であり、それによって労働者たちが十分な報酬を希求するための能力を毀損したのだ。
消費成長を維持する枠が小さくなった分を、金融部門の急成長が補った。金融部門は、民間債務の大規模な増加を背景に急速に成長した。民間債務は多くの新しい借手に提供され、複雑なデリバティブにパッケージされて次なるカモに売りつけられた。
公の物語はルーカスの話した通りのものだった――景気循環はほぼ滅びた。
熱烈な政治的キャンペーンがそのような世界観を後押しした。政府を縛っていてた「国民の総意」などという概念を捨て、経済とは個々の貢献に応じてそれぞれに果実を齎す自然なシステムであるという見方を推し進めた。
彼らは、経済とは自己制御的システムであると喧伝していた。
Anat Shankar-Osorioは、彼女の本 Don’t Buy Itで、二つの経済モデルを提示した。一つ目のモデルは、以下に示す図で描写されており、彼女はこのモデルが保守的な見方を示すと考えている(実際には進歩的な見方もこのカテゴリーの範疇だが)。
それによれば、現在のイメージは「人と自然は、一義的には経済に貢献するために存在している」(Location 439)。経済は我々から分離され、我々の努力を認識し、その努力に応じて報酬を与える道義的裁定者ということになっている。働かない者や、”経済”の犠牲になった者からは、報酬は奪われることになる。
さらに、もし”政府”がこうした競争的プロセスに介入し、報酬を受けるに値しない態度(怠惰etc)でも報酬を受け取れるような抜け道をもたらしたなら、そのときシステムは機能停止し、”不健康”(経済を生き物と見做すメタファー)に陥るだろう。その解決方法は、経済の自然なプロセスを修復することになるだろう(つまり、最低賃金、雇用保護、所得補償etcといった政府介入を取り除くということ)。
したがって、”自治的かつ自然的”というのが我々の受け取るメッセージということになり、このメッセージに従えば、”政府の’でしゃばり’は良いどころかむしろ有害で、現在の経済的苦難はただただ受容しなければならない”という結論が明確に導かれる。(Location 386)
このため、我々の成功は、経済の成功とはある意味独立したものになる。実質GDP成長が強いことが成功している国の品質証明だ。 ”それが大気環境、休暇、平均余命、あるいは幸せといったものを犠牲にして成り立っているかどうか” は無関係だ――”…そうしたものすべては二次的なものになる”。
もし貧困率が上昇しているとしても、それは経済の失敗というより、その人が経済のための活動を十分に行っていないからであって、現在の経済運営で我々にとって十分なことがなされているということになる。
我々が、我々自身の失敗を責められるのだ。貧困率上昇が生じるのは、我々が十分に貢献していないからだということになる。成功している経済に対して標準以下の成功しかしていないなら、どうして報酬を期待することができよう?
進歩的見解もこうした論説に取り込まれており、例えば、緊縮財政論議などにおいても、”より公平な”代替案を提示しようとする。先進国で現在行われている議論を見てみるといい。
どの主要な(進歩的)政党も、緊縮財政ドグマには挑戦しようとしない。あなたは進歩的評論家が以下のようなことを書いているのをたびたび読むことになるだろう… ”我々は、財政赤字が問題で、政府債務は減らさなければならないということは知っているが、もう少し漸進的に行うべきだと思う”。
この点において、両陣営ともに事実上似たり寄ったりの主張をしており、公共的思慮が煙と消えている。その基礎的にある命題が根から枝まで間違っているにもかかわらず、解決策は明瞭だと思われており、価値観体系(保守側にせよ進歩側にせよ)は維持したままに程度問題の議論となっている。
代替理論を目指して
1990年代前半、新自由主義下の信用が高まり始めていた頃、今では現代金融理論(MMT)として広く知られる理論の初期の提唱者たち――それは小さいグループ(Bell/Kelton, Fullwiler, Mitchell, Mosler, Wray)だった――は、過去の異端理論(機能的財政論etc)を利用しつつ、それらに金融システムに特有の運営上の知見を付加し――金融資本主義の運営法についての代替的な論説を発展させようとした。
彼らはそうした論説を通じ、当時目の前にあった「自己制御的市場が万人に対して最大限の富を齎す」という主流派の信条が助長した経済動態が、実は持続不可能であることを明らかにした。
民間負債が積み上がる初期の段階においてさえ、無思慮な金融慣行が生じており、重大な危機が近づいているのは明らかだった。
しかし、他の進歩的経済学者たちは、そうした問題に関心を抱いていなかった。彼らは概してジェンダーやセクシュアリティ、方法論といった問題に注力しており、主流派経済学の論説に対しては、断片的で、容易に退けられるような批判しかしていなかった。
MMTの提唱者によって生み出された言説が進歩的な陣営での地位を上げていくことについての敵意すらあった。
大いなる安定は世界金融危機によって完全な停滞に陥った。世界金融危機は、最初に2007年8月にフランスの銀行であるBNPパリバが、サブプライムローン証券の履行可能性に対する不安の増加による3つの投資銀行からの撤退を凍結したときに始まった。(訳注:要するに、サブプライム証券不安を受けて、投資銀行からの資金引き上げの動きが生じ始めていたときに、BNPパリバが(自行傘下の)投資銀行からの資金引き上げを一方的に凍結した、ということです。)同月の後半に、イギリスのノーザンロック銀行で取り付け騒ぎが発生した。
住宅価格と株価の急落に伴い、大いなる安定の中で積み上げられた富が幻であることが証明され始めた頃に、危機はエスカレートした。2008年9月、リーマンが破綻した。
このとき、自己制御的市場という考えが神話であることが暴かれ、主流派経済学理論の体系全体が信用性を失うことになった――大学で教えられ、研究論文で学術的に用いられる支配的なニューケインジアンモデルは、どれもこの危機を予測できるようにはできていなかったし、危機に対する実行可能な解決法を提示できるものでもなかった。
最終的に、王様は裸だということが明らかになったのだ。
主流派経済学者は当初、とんでもない想定外事象がいくつも生じたにも拘わらず危機に対して沈黙を守った。
危機がエスカレートしてきていた2008年10月23日、前FRB議長(訳注:アラン・グリーンスパンのこと)が米下院の監視・政府改革委員会に姿を現した。当委員会は”金融危機と連邦監督機関の役割”について調査していた。
下院議長のHenry Waxmanはグリーンスパンに対し、後で後悔することになったいくつもの決断を後押ししていたのは自由市場イデオロギーだったのではないかと尋ねた。彼は以下のように答えた:(US House of Representatives, 2008, page 36-37)
グリーンスパン: あー、思い出していただきたいのですが、何にせよ、イデオロギーというのは、人間が現実を扱うための概念上の枠組みなのです。すべての人が持っている。あなたも必ず持っている。生きる上で、あなたがたはイデオロギーを必要としている。問題なのは、持っているイデオロギーが適切か、そうでないかです。私が言いたいのは、そうですね、私の考えに欠陥を見つけたという事です。それがどれくらい重大で、永続的なのかわかりませんが、その事実に私は大変苦悩しておりまして…
Waxman議長:欠陥を見つけたと?
グリーンスパン:どのように世界が機能しているかを定義づける決定的に重要な機能構造だと認識していたモデルに、欠陥を見つけたという事です。言うなれば。
Waxman議長:言い換えれば、あなたの世界観、イデオロギーが、正しくなかったということ、機能しなかったということに気付いたと。
グリーンスパン:その通りです。それがまさに私がショックを受けた理由です。なぜなら、私は40年以上、そのモデルが非常に良く機能しているという相当な根拠を目にしてきたのですから。
しかし、「今回の危機が主流派経済学の役割に対する大いなる試練となった」という認識や、教育カリキュラムや望ましい研究事項を変更する動きも、短命に終わってしまった。
主流派の専門家は、民間の債務危機だったものを国家の債務危機に再構築し始めた。彼らの反政府・自由市場バイアスに適合するように。
危機を醸成させた動態(規制緩和や監督縮小)が解決策であると提唱された。公的な議論は「緊縮財政が唯一の道だ」という主張に溢れ、IMFやOECDのような主導的な国際組織も「大幅な財政緊縮は経済成長を毀損する」という考えを否定する熱烈な予測を立てた。
その後、IMFは自身の計算が間違っていることを認めざるを得なくなった(IMF apology ARTICLE)。
このように、MMTの論説は高度な予測上の価値を持っていたのだが、公共的議論への影響力はゼロに限りなく近かった。
Shenker-Osorio(2012)は経済について以下のような代替的概念を提案している。この概念は、経済が我々の構築物であり、我々から切り離せるものではないという考え方と整合的だ。彼女は以下のように書いている。(Location 1037)
このイメージは、本当に大事なのは、自然環境と密接に関係し依存している我々である概念を描写しています。経済は我々とともに機能するべきなのです。いま政策の是非判断は、それがどれだけ経済のサイズを大きくするかで考えられていますが、これからはその政策がどれだけ我々の幸福に資するかで考えられるべきです。
さらに我々としては「その政策がどれだけ財政赤字や政府債務を増やすか」をも政策の是非の判断材料に加えたい。
彼女の提案は機能的財政論の原則に正しく即している――そこでは経済は”構築物”と見做される――、政策介入は、それらが我々の広範な目標に対してどれだけ機能するかという尺度においてのみ評価されるべきだ、とされている。
だから私たちは、自分たちが何を目標として何を成し遂げたいのかをもっと幅広く正確に定める必要がある。ある一時点の財政赤字というのは無意味な目標だ。
財政バランスは――我々の目標や、政府純支出と目標の間の機能的関係に従って――いかようにもなり得るものだ。
政府は道徳を強化する存在ではないし、経済は道徳活動ではない。
メタファーと価値観
進歩的な文献(例えば、The Common Values Handbook)(訳注:The Common Cause Handbookの間違い? とりあえずそれらしきもの発見できず)では、”我々の態度や行動”に影響を与える”我々の基本規範”となる価値観を明示しようとしている。広範な研究によって、”一貫して生ずる人間的価値観が大量に特定された”。(Common Values Handbook, 2012:8)
この研究を大まかにまとめると、Schwartzの研究と彼の価値観を中心に展開するものだといえる。彼は我々の思考の枠組みとなっている基本で普遍的な10個の人間的価値観を特定した。
我々のビュー―このペーパーで詳説するもの―においては、こうした議論はある種付加的なものだ。そうした価値観は一般的であるため、どんな考えとも整合的なのである。
我々としては、それにいくつかの原則を付け加えることに集中し、その原則を支持する語法を確立していきたい。
諸原則と語法
その諸原則は以下のようなものだ:
1. 政府とは我々だ!
2. 政府は我々の代理人であり、あらゆる代理人と同様、我々が政府に対して資源と裁量を割譲する。なぜなら、我々は各々個人では達成不可能な便益を政府が創造することが出来ると信頼するからである。我々は規模というものを理解している。
3. 政府は、必要不可欠なサービスを提供することにより我々現役の世代の幸福に資する。収益は不必要。
4. 政府は、数十年に渡ってサービスを提供する生産的なインフラの建設を通じて、将来世代の幸福に資する。
5.私たちは政府にこのユニークな権限を与えることによって、制約に直面することなしに関心を追求できるようにしている。
6. 我々にとっての赤字は、その原資を見つけなければならないものだと理解されている。ところが、我々の代理人である通貨発行権付き政府にとっての赤字は、私たちの消費・貯蓄選択の原資となるものなのである。
7.政府の赤字が私たちの自由を強化する。所得を増やし選択肢を増やすからだ。
対決!主流とMMT
下の表は、経済学者や評論家が財政支出、財政赤字、公的債務、及び最も不利な状況にある労働者たちへの所得補償制度などを攻撃する際にしばしば用いている命題だ。
今回の論文では、これらの例が主流パラダイムが推進しようとする中核的な価値の強化につながっているということを示したい。例えば自己規律、独立性、野心、富、そして犠牲だ。
これらのそれぞれの偽命題の背後には、神話に偽装したメタファーの連鎖がある。二列目に書かれているのが、それらに対してMMTが提示する現実の動きだ。
主流経済学 | Modern Monetary Theory |
財政赤字は悪 | 財政赤字自体は善でも悪でもないが、非政府部門の消費意欲が現存する生産資源を十分かつ確実に利用するほど十分でないときには必要。 |
財政黒字は善 | 財政黒字自体は善でも悪でもないが、資源に余力があり黒字が成長の足を引っ張る状況においては有害である。 |
財政黒字が国の貯蓄を産み出す | 自国通貨をもつ政府がその貨幣を貯蓄するという考えが無意味。貯蓄とは将来の支出を確実にするための支出行動で、金銭的制約を持つ政府ではない存在に適用されるもの。政府は支出のための資金をあらかじめ用意しておく必要がないので”貯蓄”の必要性は全くない。 |
景気循環を通じて予算は収支均衡させるべき | 予算は非政府部門の消費動向に応じて完全雇用を達成し維持するのに必要なだけの総支出水準に、景気循環とは無関係に調整されるべき。 |
財政赤字は金利を上げる。民間貯蓄との競合になるから。 | 民間の貯蓄は収入次第で決められない。常に支出によって貯蓄が決まる。なぜなら貯蓄は収入の上下変動とともに変化し、支出の動きと直接関係しているので。 |
政府の資金調達費用は債券市場で決まる | 中央銀行が金利を定めており、イールドカーブの任意の箇所にコントロールすることができる。政府支出の費用は公共政策に利用可能な実物資源である。 |
財政赤字は将来の税負担 | 財政赤字を返済する必要は全くない。各世代は自由に課税水準を選択することができる。 |
政府の財政余地がなくなるかもしれない | 財政余地はより正確には通貨で購入できる実質の財やサービスと定義される。通貨を発行する政府は、通貨で売られているものを常に購入することができる。政府にとって通貨での支払いができなくなるということはあり得ない。 |
財政赤字は大きな政府と同義だ | 財政赤字は大きな政府でも小さな政府でも生じ得るだろう。小さな政府でさえ、もし非政府部門が全体での貯蓄願望を持ち、かつ政策目標として国民所得を完全雇用水準に維持しようとするなら、継続的な赤字を計上する必要がある。 |
政府支出はインフレ促進的である | 全ての支出(民間あるいは政府)がインフレーションリスクを持つ。遊休資源(例えば失業)などがある間は、政府支出はインフレ促進的ではない。もし経済の実物キャパシティが吸収できる範囲を超えて名目総需要を加速させるなら、あらゆる支出がインフレ促進的となる。 |
民間部門に対して債券を発行すると、財政赤字によるインフレーションリスクが抑制される | ある特定の政府純支出の水準に伴うインフレーションリスクは、赤字分と同額の債券を発行した場合と発行しなかった場合を比較しても違いはない。インフレーションリスクは、支出に関する金融的取り決めではなく、支出自体によって決定する。 |
将来世代の負担は、返済しなければならない債務という形態の財政赤字の継承にリンクしている | 将来世代の負担は、実物資源の利用可能性にリンクしている。例えば、ある世代が再生不可能な資源を使い果たせば、将来世代へ負担を課すことになる。将来世代は実物資源を過去へとタイムトラベルさせることはできない。 |
インフレ率のコントロールのために失業を用いる | インフレ率のコントロールのために雇用を用いる |
通貨発行権のある政府にデフォルトリスクがある | 通貨発行権のある政府にはデフォルトリスクは全くない。通貨発行者は、当該通貨建てで負った負債はどんなものであれ返済可能だからだ。 |
納税者のお金 | 公共貨幣。納税者は何の資金供給も行ってはいない。租税は実物資源を解放する装置であり、それによって、我々の代理人である政府は、我々の共同体的利益のために、社会経済プログラムを推進することが出来る。 |
人は個々の関心に従い合理的に態度を決める | 人間は複雑かつ予測困難であり、理性と感情は不可分である。 |
下の図は、主流の新古典派経済学が用いるメタファーの例で、これらは上図左列にまとめた誤った命題を強化するために用いられてきたものだ。
攻撃目標 | メタファー | 目的 |
政府支出 | 分相応の
国のクレジットカードの枠がいっぱい
酔った水夫のような浪費 | 余剰と犠牲が必要 急いで削減を 破産する 無責任な支出 無責任なふるまい |
財政均衡 | 財政ブラックホール 国の財政が悪化する
巨大化する財政赤字 国が破産する、壊れる
膨れ上がる赤字と負債 | 大質量の星の崩壊(天文学)の比喩 健康の比喩。病気、緊急事態 TINA - 外科手術 制御不能 国の財政は家計のようなもの - 経済は私たちに似ている
制御不能 |
国の負債 | アメリカは破産状態だ 債務の山 我々の孫たちへの負担 将来への借金 | 国は経営状態の悪い破産企業だ 莫大、重大 子供たちを弱らせる 将来を台無しにする |
所得補償 | 福祉依存 失業手当をもらったまま働かない人、ずる休みしている人 勤労者世帯 | 薬物中毒 怠惰、無価値
模範 |
語法
MMTが避けなければならない誤解を招きやすい表現がある。二つ例を挙げる。
ステートメント 1: 大量の失業は財政赤字が少なすぎることの兆候だ
結論としては正しい。
財政赤字という言葉には二つ問題がある。第一に、この言葉がネガティブな印象を与える。赤字とは不足を意味するからだ。
会計的な意味では赤字は支出に対しての収入不足だ。
第二に、財政収支の変動ではあいまいで、詳細かつ技術的な検討なしに量的な判断はできない。
結果としての財政収支が赤字なのが「良い」場合はある。民間部門の支出消費動向に基づいて完全雇用を維持しようという政府の裁量的な財政政策の結果として赤字が増えていた場合だ。「悪い」ケースとしては、民間の消費が落ち込み、自動安定化装置が税収を引き下げ失業が増加しているような場合がある。
またこの見方は、政府は財政収支をコントロールするのだという結論に行きがちだ。
現実において財政収支の結果とは、非政府部門の消費や貯蓄の動向と政府の裁量的な決定を反映する。
というわけでこの用語は問題があるし、実際ややこしいのだ。
国の収支に関しては「赤字」「黒字」という言葉を使うのをやめようと言う人もいるが、そのような提案が出てくる。
そのような、別の効果的な言葉が必要だという賛成ではあるのだが、教育によってコミュニケーションを効果的にできないかを考えている。
たとえば「赤字」のような言葉に代わる新語を作ったとるすると、その言葉が表しているストーリーそのものを完全に失ってしまいかねず、そうだとすればコミュニケーション上でほとんど意味がないことになると思う。
この種の問題は、新しい言語を開発するよりも、教育を改善したり理解を助けるツールを提供するほうが良いと考えるというわけだ。
ステートメント 2: 政府支出は非政府部門の金融資産を増やす
これも結論としては正しい。
マスコミはいつもありふれたメタファー ―― 政府は港で酔っぱらった船乗りのようにカネを使っている―― というのを使い人々の不安を煽っている。
失業を増やし実質所得を減らす財政緊縮を正当化するため、イデオロギー的に政府の介入に反対する人を利してしまう。
真実を隠す議論によって私たちの生活を悪化させる政策に手を貸してしまう。
支出、という語は何かが浪費されたりどこかへ行ってしまうような先入観を招いてしまうという事実がある。
政府支出とは実際には、非政府部門への資金(金融純資産)の供給であり、私たちの所得と貯蓄を増やし、雇用を増やし、非政府部門に将来のリスクを管理する手段をもたらす(貯蓄の蓄積によって)。
この場合は意味を変えずに言葉を変えられそうだ。
ここでは「政府の資本支出」ではなく、「政府の消費支出のための回帰的な投資」、「長期の投資」という語を使うべきだ。
しかしここでもまた、投資という語は混乱を招くかもしれない。なぜなら投資には二つの意味がある。:
(a)経済学者は生産力の増強と言う意味でこれを使うし、(b)普通の人々は金融資産の購入と言う意味で使う。
しかし「投資」にはポジティブな含意があるので有意義かもしれない。
まとめ
作業はまだ途中だ。
我々は、あなた方が用語が重要だと考えているかどうか、及び次のようなコンセプトについてどのような代替用語が適切と考えているかについて関心がある:
1. 財政バランス
2. 財政赤字
3. 財政黒字
4. 国債
5. 政府支出
6. 政府租税
7. 国民所得
8. 所得保障支出
9. 完全雇用
こうした取り組みを始動するべきだろう…
今日はここまで!
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67 Comments:
発言者
MMTに対する見解
·ユーロという共通通貨があり、独自の通貨を
持たないギリシャなどは、独自の判断で無制
ニューヨー 限の流動性供給を行うことはできない。それ
州立大学のゆえデフォルトリスクがある。
ステファf デフォルト
|ニー·ケルト|一方で、独自通貨を持つ米国のような国で
ソ教授(MMT 、政府債務の増加がマクロ的な供給不足
の提唱者) |からインフレを起こすような場合でなければ、
賛
成
経済成長と雇用の増加が続いている限り、政
府債務の増加自体は問題ない。
ポール·ク
ルーグマン 支離滅裂だ。
。
外部との取引がない閉鎖経済でない限り、自
国通貨の暴落や物価が急上昇するハイパ
,ンス·
サマーズ元
財務 ターインフレを招く危険がある。非主流派のエコノ
ミストによるばかげた解釈だ。
|自国通貨建てで借り入れができる国は財政
|赤字を心配しなくてよいという考え方は間違いだ
MMTを支持する気には全くなれない。赤字支
|出はインフレ「急上昇」につながりかねず、「危
|険な領域に踏み込む必要はなく、そうした領
域がどこにあるのか正確には分からない。
大規模な「社会主義的プログラム」を正当化するために利用されている「完全なナンセンス」。
反パウエル
対 |FRB議長
lease
ウォーレン·
バフェット
ガンドラック
(出所: Bloombergをもとにフィリップ証券作成)
発言者 MMTに対する見解
賛成
ニューヨーク州立大学のステファニー·ケルン教授(MMTの提唱者)
・ユーロという共通通貨があり、独自の通貨を持たないギリシャなどは、独自の判断で無制
限の流動性供給を行うことはできない。それゆえデフォルトリスクがある。
・一方で、独自通貨を持つ米国のような国では 、政府債務の増加がマクロ的な供給不足
からインフレを起こすような場合でなければ、経済成長と雇用の増加が続いている限り、政
府債務の増加自体は問題ない。
反対
ポール·クルーグマン
支離滅裂だ。
ローレンス·サマーズ元財務長官
外部との取引がない閉鎖経済でない限り、自国通貨の暴落や物価が急上昇するハイパ
ーインフレを招く危険がある。非主流派のエコノミストによるばかげた解釈だ。
パウエルFRB議長
自国通貨建てで借り入れができる国は財政赤字を心配しなくてよいという考え方は間違いだ。
ウォーレン·バフェット
MMTを支持する気には全くなれない。赤字支出はインフレ「急上昇」につながりかねず、「危
険な領域に踏み込む必要はなく、そうした領域がどこにあるのか正確には分からない。
ガンドラック
大規模な「社会主義的プログラム」を正当化するために利用されている「完全なナンセンス」。
(出所: Bloombergをもとにフィリップ証券作成)
アバ・ラーナー1943
「機能的財政と連邦政府」負債 国債?
FUNCTIONAL FINANCE AND THE FEDERAL DEBT Author(s): ABBA P. LERNER 1943
https://www.gc.cuny.edu/CUNY_GC/media/LISCenter/pkrugman/lerner-function-finance.pdf
戦争中の論文というのは象徴的
日本でこれをやると円安になり一部の輸出産業が利益を得るが一時的だ
結局企業本体が海外投資家に買い叩かれる
実際2chもシャープもタカタも東芝も買い叩かれた
この本は、大学レベルのマクロ経済学における構造化された2学期(おそらくそれ以上)のシーケンスを提供します。
物語はすべての背景の学生にアクセス可能であり、すべての数学的および高度な教材は必要に応じて避けることができます。
パートA:はじめに
1はじめに
2マクロ経済学の考え方とやり方
3経済史と資本主義の台頭の概要
4国民所得と製品会計のシステム
5労働市場の概念と測定
6部門別会計と資金の流れ
7方法、ツールおよびテクニック
8マクロ経済学におけるフレーミングと言語
パートB:通貨、通貨、および銀行取引
9主権通貨論:政府とそのお金
10お金と銀行
パートC:国民所得、出力および雇用の決定
11古典的システム
12ケインズ氏と「古典」
13実効需要の理論
14労働に対するマクロ経済的需要
15総支出モデル
16総計の供給
パートDの雇用とインフレーション:理論と政策
17失業率とインフレ
18フィリップス曲線とその先
19完全雇用ポリシー
開かれた経済学における第E部経済政策
20金融政策および財政政策の概要
21主権国における財政政策
22財政空間と財政の持続可能性
23主権国における金融政策
24開放経済における政策:為替レート、国際収支および競争力
パートF経済的不安定性
25利益創出における投資の役割
26不安定経済の安定化
マクロ経済思想の第G部歴史
27経済思想史の概観
28 IS-LMの枠組み。
29現代経済学派
30マクロ経済学における新たな金銭的合意
第H部現時点でのデート
31最近のポリシーディベート
32世界金融危機を踏まえたマクロ経済学
33将来のためのマクロ経済学。
The book provides a structured two-semester sequence (probably more) in macroeconomics at the university-level.
The narrative is accessible to students of all backgrounds and all mathematical and advanced material can be avoided if desired.
PART A: INTRODUCTION & MEASUREMENT
1 Introduction
2 How to Think and Do Macroeconomics
3 A Brief Overview of the Economic History and the Rise of Capitalism
4 The System of National Income and Product Accounts
5 Labour Market Concepts and Measurement
6 Sectoral Accounting and the Flow of Funds
7 Methods, Tools and Techniques
8 Framing and Language in Macroeconomics
PART B: CURRENCY, MONEY & BANKING
9 Introduction to Sovereign Currency: The Government and its Money
10 Money and Banking
PART C: NATIONAL INCOME, OUTPUT AND EMPLOYMENT DETERMINATION
11 The Classical System
12 Mr Keynes and the ‘Classics’
13 The Theory of Effective Demand
14 The Macroeconomic Demand for Labour
15 The Aggregate Expenditure Model
16 Aggregate Supply
PART D UNEMPLOYMENT AND INFLATION: THEORY AND POLICY
17 Unemployment and Inflation
18 The Phillips Curve and Beyond
19 Full Employment Policy
PART E ECONOMIC POLICY IN AN OPEN ECONOMY
20 Introduction to Monetary and Fiscal Policy Operations
21 Fiscal Policy in Sovereign Nations
22 Fiscal Space and Fiscal Sustainability
23 Monetary Policy in Sovereign Nations
24 Policy in an Open Economy: Exchange Rates, Balance of Payments and Competitiveness
PART F ECONOMIC INSTABILITY
25 The Role of Investment in Profit Generation
26 Stabilising the Unstable Economy
PART G HISTORY OF MACROECONOMIC THOUGHT
27 Overview of the History of Economic Thought
28 The IS-LM Framework
29 Modern Schools of Economic Thought
30 The New Monetary Consensus in Macroeconomics
PART H CONTEMPORARY DEBATES
31 Recent Policy Debates
32 Macroeconomics in the Light of the Global Financial Crisis
33 Macroeconomics for the Future.
この本は、大学レベルのマクロ経済学における構造化された2学期(おそらくそれ以上)のシーケンスを提供します。
物語はすべての背景の学生にアクセス可能であり、すべての数学的および高度な教材は必要に応じて避けることができます。
パートA:はじめに
1はじめに
2マクロ経済学の考え方とやり方
3経済史と資本主義の台頭の概要
4国民所得と製品会計のシステム
5労働市場の概念と測定
6部門別会計と資金の流れ
7方法、ツールおよびテクニック
8マクロ経済学におけるフレーミングと言語
パートB:通貨、通貨、および銀行取引
9主権通貨論:政府とそのお金
10お金と銀行
パートC:国民所得、出力および雇用の決定
11古典的システム
12ケインズ氏と「古典」
13実効需要の理論
14労働に対するマクロ経済的需要
15総支出モデル
16総計の供給
パートDの雇用とインフレーション:理論と政策
17失業率とインフレ
18フィリップス曲線とその先
19完全雇用ポリシー
開かれた経済学における第E部経済政策
20金融政策および財政政策の概要
21主権国における財政政策
22財政空間と財政の持続可能性
23主権国における金融政策
24開放経済における政策:為替レート、国際収支および競争力
パートF経済的不安定性
25利益創出における投資の役割
26不安定経済の安定化
マクロ経済思想の第G部歴史
27経済思想史の概観
28 IS-LMフレームワーク
29現代経済学派
30マクロ経済学における新たな金銭的合意
第H部現時点でのデート
31最近のポリシーディベート
32世界金融危機を踏まえたマクロ経済学
33将来のためのマクロ経済学。
200 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん (ワッチョイ e702-dCWx)[sage] 2019/05/26(日) 17:10:55.63 ID:q9bk8LN30
>>194
あほすぎる。
できることはできる。
でも、そんなことが検討されてるって話題が出た時点で米国債とドルの
信頼が崩れて、基軸通貨になれなくなって世界的なショックで
世界経済が壊滅する。
金利ってのはそういうものなんだよ。
たとえば2010年の民主党政権時代に小沢一郎が、日本の国有資産を
債権化して、その分借金を増やして、景気対策をやるって公約を出した。
そして、民主党の党首になりそうになった。
そうすると即座に日本国債の信任がゆらぐだろってことで、日本国債が
急落し金利が上昇した。
これは金融用語辞典で、小沢ショックっていう言葉が載ったくらいの事件になった。
ビル・ミッチェル「赤字財政支出 101 – Part 3」(2009年3月2日) — 経済学101
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2069年3月2日/…
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
政府-非政府部門間垂直取引の図
Full Employment Abandoned: Shifting sands and policy failuresから
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
政府部門
財務省と中央銀行
物やサービスを販売\ /中央銀行業務(OMO、決済)
金を販売 / ⬆︎ ⬇︎ │ 外貨、金
\ 政府支出
民間の信用市場 非政府部門 (貯蔵)通貨のストック
レバレッジ活動 ⬅︎➡︎ 銀行、家計、民間企業 ━━━ 準備預金
全取引の合計はゼロ 国債
貸出が預金を創造 非政府のブリキ小屋
⬇︎ 累積財政赤字を貯蔵
銀行信用
社債
未公開株
税
純金融資産を除去 ➡︎ ゴミ箱へ
上で示した図では、ストック累積が、我々が「非政府部門のブリキ小屋」(Non-government Tin Shed)と
名付けた不換紙幣・準備預金・政府債券の蓄積によってなされるということを示している。「キャンベラの
どこかに備蓄地域があって、国民政府がそこにすべての余剰物資を後の利用のために備蓄しているのだ」と
いう大衆の思い込みを解除するために、「ブリキ小屋」(Tin shed)というアナロジーを用いている――
それは過去の政府体制における重大主張だったのだ。実際には、そこに備蓄などない。なぜなら、余剰の
ある限り、購買力は永久に損なわれているからだ。しかし、非政府部門は確かに金融システムの
いたるところで「ブリキ小屋」を所有している。
政府部門から非政府部門へ流れるあらゆる支出は、非政府部門に現金・準備預金・債券の形で残っている
税負債(the taxation liabilities)を取り上げるものではない。したがって、「ブリキ小屋」に積み上げられ
ている金融資産の蓄積は、累積財政赤字を反映したものであるということが分かる。
垂直の線の一番下は税で、ごみ箱に繋げることで、何かをファイナンスしているのではないことを強調して
いる。税は民間部門の金融収支を減じるが、何ら政府のプラスになるわけではない――その減少分は請求さ
れるものの、どこかへ流れるわけではないのだ。
Macroeconomics 2019
William Mitchell (著), L. Randall Wray (著), Martin Watts (著)
https://www.amazon.co.jp/Macroeconomics-William-Mitchell/dp/1137610662
同様の図が2019原書ではp.371
Figure 23.2 Vertical and horizontal macroeconomic relations
https://1.bp.blogspot.com/-awwmzbCsaJg/XPDpG5My6_I/AAAAAAABjzk/QVRlFDKti1wh1v3PL6S4_YYBDOgAut-kQCLcBGAs/s1600/IMG_9141.JPG
こちらは統合政府(財務省、中央銀行)の図
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101-2.png
Vertical and horizontal macroeconomic relations の オンラインとオフラインの融合「Online Merges with Offline(OMO)」とは www.techfirm.co.jp/blog/online-merges-offline 2018/6/29-スマホ1つあれば生きていける」とさえ言われる中国では、Online Merges with Offline( 以下OMO)と言われる ... OMOとは-O2OとOMOの違い-WeChatミニプログラム(小 ... OMOとは? アフターデジタル時代の新ビジネスルール – 世界の流れと ... trillionsmiles.com/future/world-xd_06/ 2018/11/28-第2章 ビジネス編:OMO型ビジネスとは 2-1 OMOと ... それを、OMO(Online Merges with Offline)と呼んでい ... OMO (Online Merges with Offline、Online-Merge-Offline) - UX ... trillionsmiles.com/glossary/online-merges-with-offline/ 李開復は、オンラインとオフラインが融合した社会のことをOMOと呼んでおり、「ソファに座って口頭でフードデリバリーを注文する ... O2Oから「OMO」へ。スタバを脅かす勢いで成長する中国「Luckin Coffee ... www.trans-plus.jp > HOME > コラム 2019/2/18-オフライン]セルフ受け取り、またはデリバリー. 指定した店舗でQR ... OMOを意識した動線分析:顧客分析はオンラインとオフラインを横断する orange-operation.jp/posrejihikaku/sharing/17239.html 2019/1/24-これは、Online Merges with Offline、つまり「オンラインとオフラインの融合」という意味です。 今後はOMOを ... 小売店のデジタル化がいち早く進む中国の先進事例から学ぶ「OMO ... webtan.impress.co.jp/e/2018/05/30/29079 中国をはじめとする世界の先端企業の事例を通じて、「OMO(Online Merges Offline)」 を ...
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ビル・ミッチェル「赤字財政支出 101 – Part 3」(2009年3月2日) — 経済学101
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2069年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図
Full Employment Abandoned: Shifting sands and policy failuresから
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
政府部門
財務省と中央銀行
物やサービスを販売\ /中央銀行業務(OMO、決済)
金を販売 / ⬆︎ ⬇︎ │ 外貨、金
\ 政府支出
民間の信用市場 非政府部門 (貯蔵)通貨のストック
レバレッジ活動 ⬅︎➡︎ 銀行、家計、民間企業 ━━━ 準備預金
全取引の合計はゼロ 国債
貸出が預金を創造 非政府のブリキ小屋
⬇︎ 累積財政赤字を貯蔵
/銀行信用
│社債
\未公開株
税
純金融資産を除去 ➡︎ ゴミ箱へ
上で示した図では、ストック累積が、我々が「非政府部門のブリキ小屋」(Non-government Tin Shed)と
名付けた不換紙幣・準備預金・政府債券の蓄積によってなされるということを示している。「キャンベラの
どこかに備蓄地域があって、国民政府がそこにすべての余剰物資を後の利用のために備蓄しているのだ」と
いう大衆の思い込みを解除するために、「ブリキ小屋」(Tin shed)というアナロジーを用いている――
それは過去の政府体制における重大主張だったのだ。実際には、そこに備蓄などない。なぜなら、余剰の
ある限り、購買力は永久に損なわれているからだ。しかし、非政府部門は確かに金融システムの
いたるところで「ブリキ小屋」を所有している。
政府部門から非政府部門へ流れるあらゆる支出は、非政府部門に現金・準備預金・債券の形で残っている
税負債(the taxation liabilities)を取り上げるものではない。したがって、「ブリキ小屋」に積み上げられ
ている金融資産の蓄積は、累積財政赤字を反映したものであるということが分かる。
垂直の線の一番下は税で、ごみ箱に繋げることで、何かをファイナンスしているのではないことを強調して
いる。税は民間部門の金融収支を減じるが、何ら政府のプラスになるわけではない――その減少分は請求さ
れるものの、どこかへ流れるわけではないのだ。
Macroeconomics 2019
William Mitchell (著), L. Randall Wray (著), Martin Watts (著)
https://www.amazon.co.jp/Macroeconomics-William-Mitchell/dp/1137610662
同様の図が2019原書ではp.371
Figure 23.2 Vertical and horizontal macroeconomic relations
https://1.bp.blogspot.com/-awwmzbCsaJg/XPDpG5My6_I/AAAAAAABjzk/QVRlFDKti1wh1v3PL6S4_YYBDOgAut-kQCLcBGAs/s1600/IMG_9141.JPG
こちらは統合政府(財務省、中央銀行)の図
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101-2.png
ビル・ミッチェル「赤字財政支出 101 – Part 3」(2009年3月2日) — 経済学101
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2069年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図
Full Employment Abandoned: Shifting sands and policy failuresから
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
政府部門
財務省と中央銀行
物やサービスを販売\ /中央銀行業務(OMO、決済)
金を販売 / ⬆︎ ⬇︎ │ 外貨、金
\ 政府支出
民間の信用市場 非政府部門 (貯蔵)通貨のストック
レバレッジ活動 ⬅︎➡︎ 銀行、家計、民間企業 ━━━ 準備預金
全取引の合計はゼロ 国債
貸出が預金を創造 非政府のブリキ小屋
⬇︎ 累積財政赤字を貯蔵
/銀行信用
│社債
\未公開株
税
純金融資産を除去 ➡︎ ゴミ箱へ
上で示した図では、ストック累積が、我々が「非政府部門のブリキ小屋」(Non-government Tin Shed)と
名付けた不換紙幣・準備預金・政府債券の蓄積によってなされるということを示している。「キャンベラの
どこかに備蓄地域があって、国民政府がそこにすべての余剰物資を後の利用のために備蓄しているのだ」と
いう大衆の思い込みを解除するために、「ブリキ小屋」(Tin shed)というアナロジーを用いている――
それは過去の政府体制における重大主張だったのだ。実際には、そこに備蓄などない。なぜなら、余剰の
ある限り、購買力は永久に損なわれているからだ。しかし、非政府部門は確かに金融システムの
いたるところで「ブリキ小屋」を所有している。
政府部門から非政府部門へ流れるあらゆる支出は、非政府部門に現金・準備預金・債券の形で残っている
税負債(the taxation liabilities)を取り上げるものではない。したがって、「ブリキ小屋」に積み上げられ
ている金融資産の蓄積は、累積財政赤字を反映したものであるということが分かる。
垂直の線の一番下は税で、ごみ箱に繋げることで、何かをファイナンスしているのではないことを強調して
いる。税は民間部門の金融収支を減じるが、何ら政府のプラスになるわけではない――その減少分は請求さ
れるものの、どこかへ流れるわけではないのだ。
Macroeconomics 2019
William Mitchell (著), L. Randall Wray (著), Martin Watts (著)
https://www.amazon.co.jp/Macroeconomics-William-Mitchell/dp/1137610662
同様の図が2019原書ではp.371
Figure 23.2 Vertical and horizontal macroeconomic relations
https://1.bp.blogspot.com/-awwmzbCsaJg/XPDpG5My6_I/AAAAAAABjzk/QVRlFDKti1wh1v3PL6S4_YYBDOgAut-kQCLcBGAs/s1600/IMG_9141.JPG
こちらは統合政府(財務省、中央銀行)の図
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101-2.png
三橋貴明による同種の図
https://1.bp.blogspot.com/-SlP-0Sz0kKU/XOsjmPmtGsI/AAAAAAABjmI/AE6y9SKpF6szl06XorSUmFd9TMdKHROswCEwYBhgL/s1600/IMG_8464.PNG
3:57 午前
OMO - Online Merges with Offline、つまり「オンラインとオフラインの融合」という意味
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、Full Employment Abandoned: Shifting sands and policy failures 2008 から
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
政府部門
財務省と中央銀行
物やサービスを販売\ /中央銀行業務(OMO、決済)
金を販売 / ⬆︎ ⬇︎ │ 外貨、金
\ 政府支出
民間の信用市場 非政府部門 (貯蔵)通貨のストック
レバレッジ活動 ⬅︎➡︎ 銀行、家計、民間企業 ━━━ 準備預金
全取引の合計はゼロ 国債
貸出が預金を創造 非政府のブリキ小屋
⬇︎ 累積財政赤字を貯蔵
/銀行信用
│社債 税
\未公開株 純金融資産を除去 ➡︎ ゴミ箱へ
上で示した図では、ストック累積が、我々が「非政府部門のブリキ小屋」(Non-government Tin Shed)と
名付けた不換紙幣・準備預金・政府債券の蓄積によってなされるということを示している。「キャンベラの
どこかに備蓄地域があって、国民政府がそこにすべての余剰物資を後の利用のために備蓄しているのだ」と
いう大衆の思い込みを解除するために、「ブリキ小屋」(Tin shed)というアナロジーを用いている――
それは過去の政府体制における重大主張だったのだ。実際には、そこに備蓄などない。なぜなら、余剰の
ある限り、購買力は永久に損なわれているからだ。しかし、非政府部門は確かに金融システムの
いたるところで「ブリキ小屋」を所有している。
政府部門から非政府部門へ流れるあらゆる支出は、非政府部門に現金・準備預金・債券の形で残っている
税負債(the taxation liabilities)を取り上げるものではない。したがって、「ブリキ小屋」に積み上げられ
ている金融資産の蓄積は、累積財政赤字を反映したものであるということが分かる。
垂直の線の一番下は税で、ごみ箱に繋げることで、何かをファイナンスしているのではないことを強調して
いる。税は民間部門の金融収支を減じるが、何ら政府のプラスになるわけではない――その減少分は請求さ
れるものの、どこかへ流れるわけではないのだ。
OMO - Online Merges with Offline、つまり「オンラインとオフラインの融合」という意味
Macroeconomics 2019 William Mitchell 他
同様の図が2019原書ではp.371
Figure 23.2 Vertical and horizontal macroeconomic relations
https://1.bp.blogspot.com/-awwmzbCsaJg/XPDpG5My6_I/AAAAAAABjzk/QVRlFDKti1wh1v3PL6S4_YYBDOgAut-kQCLcBGAs/s1600/IMG_9141.JPG
こちらは統合政府(財務省、中央銀行)の図
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101-2.png
三橋貴明による同種の図
https://1.bp.blogspot.com/-SlP-0Sz0kKU/XOsjmPmtGsI/AAAAAAABjmI/AE6y9SKpF6szl06XorSUmFd9TMdKHROswCEwYBhgL/s1600/IMG_8464.PNG
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、Full Employment Abandoned: Shifting sands and policy failures 2008 から
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
政府部門
財務省と中央銀行
物やサービスを販売\ /中央銀行業務(OMO、決済)
金を販売 / ⬆︎ ⬇︎ │ 外貨、金
\ 政府支出
民間の信用市場 非政府部門 (貯蔵)通貨のストック
レバレッジ活動 ⬅︎➡︎ 銀行、家計、民間企業 ━━━ 準備預金
全取引の合計はゼロ 国債
貸出が預金を創造 非政府のブリキ小屋
⬇︎ 累積財政赤字を貯蔵
/銀行信用
│社債 税
\未公開株 純金融資産を除去 ➡︎ ゴミ箱へ
上で示した図では、ストック累積が、我々が「非政府部門のブリキ小屋」(Non-government Tin Shed)と
名付けた不換紙幣・準備預金・政府債券の蓄積によってなされるということを示している。「キャンベラの
どこかに備蓄地域があって、国民政府がそこにすべての余剰物資を後の利用のために備蓄しているのだ」と
いう大衆の思い込みを解除するために、「ブリキ小屋」(Tin shed)というアナロジーを用いている――
それは過去の政府体制における重大主張だったのだ。実際には、そこに備蓄などない。なぜなら、余剰の
ある限り、購買力は永久に損なわれているからだ。しかし、非政府部門は確かに金融システムの
いたるところで「ブリキ小屋」を所有している。
政府部門から非政府部門へ流れるあらゆる支出は、非政府部門に現金・準備預金・債券の形で残っている
税負債(the taxation liabilities)を取り上げるものではない。したがって、「ブリキ小屋」に積み上げられ
ている金融資産の蓄積は、累積財政赤字を反映したものであるということが分かる。
垂直の線の一番下は税で、ごみ箱に繋げることで、何かをファイナンスしているのではないことを強調して
いる。税は民間部門の金融収支を減じるが、何ら政府のプラスになるわけではない――その減少分は請求さ
れるものの、どこかへ流れるわけではないのだ。
OMO - Online Merges with Offline、つまり「オンラインとオフラインの融合」という意味
Macroeconomics 2019 William Mitchell 他 同様の図が2019原書ではp.371
Figure 23.2 Vertical and horizontal macroeconomic relations
https://1.bp.blogspot.com/-awwmzbCsaJg/XPDpG5My6_I/AAAAAAABjzk/QVRlFDKti1wh1v3PL6S4_YYBDOgAut-kQCLcBGAs/s1600/IMG_9141.JPG
こちらは統合政府(財務省、中央銀行)の図
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101-2.png
三橋貴明による同種の図
https://1.bp.blogspot.com/-SlP-0Sz0kKU/XOsjmPmtGsI/AAAAAAABjmI/AE6y9SKpF6szl06XorSUmFd9TMdKHROswCEwYBhgL/s1600/IMG_8464.PNG
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、Full Employment Abandoned: Shifting sands and policy failures 2008 から
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
政府部門
財務省と中央銀行
物やサービスを販売\ /中央銀行業務(OMO、決済)
金を販売 / ⬆︎ ⬇︎ │ 外貨、金
\ 政府支出
民間の信用市場 非政府部門 (貯蔵)通貨のストック
レバレッジ活動 ⬅︎➡︎ 銀行、家計、民間企業 ━━━ 準備預金
全取引の合計はゼロ 国債
貸出が預金を創造 非政府のブリキ小屋
⬇︎ 累積財政赤字を貯蔵
/銀行信用
│社債 税
\未公開株 純金融資産を除去 ➡︎ ゴミ箱へ
(OMO - Online Merges with Offline、オンラインとオフラインの融合)
上で示した図では、ストック累積が、我々が「非政府部門のブリキ小屋」(Non-government Tin Shed)と
名付けた不換紙幣・準備預金・政府債券の蓄積によってなされるということを示している。「キャンベラの
どこかに備蓄地域があって、国民政府がそこにすべての余剰物資を後の利用のために備蓄しているのだ」と
いう大衆の思い込みを解除するために、「ブリキ小屋」(Tin shed)というアナロジーを用いている――
それは過去の政府体制における重大主張だったのだ。実際には、そこに備蓄などない。なぜなら、余剰の
ある限り、購買力は永久に損なわれているからだ。…
…
垂直の線の一番下は税で、ごみ箱に繋げることで、何かをファイナンスしているのではないことを強調して
いる。税は民間部門の金融収支を減じるが、何ら政府のプラスになるわけではない――その減少分は請求さ
れるものの、どこかへ流れるわけではないのだ。
Macroeconomics 2019 William Mitchell 他 同様の図が2019原書ではp.371、Figure 23.2 Vertical and horizontal macroeconomic relations
https://1.bp.blogspot.com/-awwmzbCsaJg/XPDpG5My6_I/AAAAAAABjzk/QVRlFDKti1wh1v3PL6S4_YYBDOgAut-kQCLcBGAs/s1600/IMG_9141.JPG
統合政府(財務省、中央銀行)の図 https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101-2.png
三橋貴明による同種の図
https://1.bp.blogspot.com/-SlP-0Sz0kKU/XOsjmPmtGsI/AAAAAAABjmI/AE6y9SKpF6szl06XorSUmFd9TMdKHROswCEwYBhgL/s1600/IMG_8464.PNG
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、Full Employment Abandoned: Shifting sands and policy failures 2008 から
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
政府部門
財務省と中央銀行
物やサービスを販売\ /中央銀行業務(OMO、決済)
金を販売 / ⬆︎ ⬇︎ │ 外貨、金
\ 政府支出
民間の信用市場 非政府部門 (貯蔵)通貨のストック
レバレッジ活動 ⬅︎➡︎ 銀行、家計、民間企業 ━━━ 準備預金
全取引の合計はゼロ 国債
貸出が預金を創造 非政府のブリキ小屋
⬇︎ 累積財政赤字を貯蔵
/銀行信用
│社債 税
\未公開株 純金融資産を除去 ➡︎ ゴミ箱へ
(OMO - Online Merges with Offline、オンラインとオフラインの融合)
上で示した図では、ストック累積が、我々が「非政府部門のブリキ小屋」(Non-government Tin Shed)と
名付けた不換紙幣・準備預金・政府債券の蓄積によってなされるということを示している。「キャンベラの
どこかに備蓄地域があって、国民政府がそこにすべての余剰物資を後の利用のために備蓄しているのだ」と
いう大衆の思い込みを解除するために、「ブリキ小屋」(Tin shed)というアナロジーを用いている――
それは過去の政府体制における重大主張だったのだ。実際には、そこに備蓄などない。なぜなら、余剰の
ある限り、購買力は永久に損なわれているからだ。…
垂直の線の一番下は税で、ごみ箱に繋げることで、何かをファイナンスしているのではないことを強調して
いる。税は民間部門の金融収支を減じるが、何ら政府のプラスになるわけではない――その減少分は請求さ
れるものの、どこかへ流れるわけではないのだ。
同様の図が Macroeconomics ,William Mitchell 他 2019原書ではp.371、Figure 23.2 Vertical and horizontal macroeconomic relations
https://i.gyazo.com/1222f5e0400220d26c894fbc52b22a05.jpg
統合政府(財務省、中央銀行)の図 https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101-2.png
三橋貴明による同種の図 https://i.gyazo.com/38b2bf4d857fd651ec8953ce68bebc59.png
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、Full Employment Abandoned: Shifting sands and policy failures 2008 から
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
政府部門
財務省と中央銀行
物やサービスを販売\ /中央銀行業務(OMO、決済)
金を販売 / ⬆︎ ⬇︎ │ 外貨、金
\ 政府支出
民間の信用市場 非政府部門 (貯蔵)通貨のストック
レバレッジ活動 ⬅︎➡︎ 銀行、家計、民間企業 ━━━ 準備預金
全取引の合計はゼロ 国債
貸出が預金を創造 非政府のブリキ小屋
⬇︎ 累積財政赤字を貯蔵
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上で示した図では、ストック累積が、我々が「非政府部門のブリキ小屋」(Non-government Tin Shed)と
名付けた不換紙幣・準備預金・政府債券の蓄積によってなされるということを示している。「キャンベラの
どこかに備蓄地域があって、国民政府がそこにすべての余剰物資を後の利用のために備蓄しているのだ」と
いう大衆の思い込みを解除するために、「ブリキ小屋」(Tin shed)というアナロジーを用いている――
それは過去の政府体制における重大主張だったのだ。実際には、そこに備蓄などない。なぜなら、余剰の
ある限り、購買力は永久に損なわれているからだ。…
垂直の線の一番下は税で、ごみ箱に繋げることで、何かをファイナンスしているのではないことを強調して
いる。税は民間部門の金融収支を減じるが、何ら政府のプラスになるわけではない――その減少分は請求さ
れるものの、どこかへ流れるわけではないのだ。
同様の図が Macroeconomics ,William Mitchell 他 2019原書ではp.371、Figure 23.2 Vertical and horizontal
macroeconomic relations https://i.gyazo.com/1222f5e0400220d26c894fbc52b22a05.jpg
統合政府(財務省、中央銀行)の図 https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101-2.png
三橋貴明による同種の図 https://i.gyazo.com/38b2bf4d857fd651ec8953ce68bebc59.png
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、Full Employment Abandoned: Shifting sands and policy failures 2008 から
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
政府部門
財務省と中央銀行
物やサービスを販売\ /中央銀行業務(OMO、決済)
金を販売 / ⬆︎ ⬇︎ │ 外貨、金
\ 政府支出
民間の信用市場 非政府部門 (貯蔵)通貨のストック
レバレッジ活動 ⬅︎➡︎ 銀行、家計、民間企業 ━━━ 準備預金
全取引の合計はゼロ 国債
貸出が預金を創造 非政府のブリキ小屋
⬇︎ 累積財政赤字を貯蔵
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\未公開株 純金融資産を除去 ➡︎ ゴミ箱へ
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上で示した図では、ストック累積が、我々が「非政府部門のブリキ小屋」(Non-government Tin Shed)と
名付けた不換紙幣・準備預金・政府債券の蓄積によってなされるということを示している。「キャンベラの
どこかに備蓄地域があって、国民政府がそこにすべての余剰物資を後の利用のために備蓄しているのだ」と
いう大衆の思い込みを解除するために、「ブリキ小屋」(Tin shed)というアナロジーを用いている――
それは過去の政府体制における重大主張だったのだ。実際には、そこに備蓄などない。なぜなら、余剰の
ある限り、購買力は永久に損なわれているからだ。…
垂直の線の一番下は税で、ごみ箱に繋げることで、何かをファイナンスしているのではないことを強調して
いる。税は民間部門の金融収支を減じるが、何ら政府のプラスになるわけではない――その減少分は請求さ
れるものの、どこかへ流れるわけではないのだ。
同様の図が Macroeconomics ,William Mitchell 他 2019原書ではp.371、Figure 23.2 Vertical and horizontal
macroeconomic relations、https://i.gyazo.com/1222f5e0400220d26c894fbc52b22a05.jpg
統合政府(財務省、中央銀行)の図、https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101-2.png
三橋貴明による同種の図、https://i.gyazo.com/38b2bf4d857fd651ec8953ce68bebc59.png
レイのバスタブや、ケルトンの以下の説明と呼応している
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1133002891201933313/pu/vid/1280x720/WhePUmi_ZpvaVkpH.mp4
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、Full Employment Abandoned: Shifting sands and policy failures 2008 から
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
政府部門
財務省と中央銀行
物やサービスを販売\ /中央銀行業務(OMO、決済)
金を販売 / ⬆︎ ⬇︎ │ 外貨、金
\ 政府支出
民間の信用市場 非政府部門 (貯蔵)通貨のストック
レバレッジ活動 ⬅︎➡︎ 銀行、家計、民間企業 ━━━ 準備預金
全取引の合計はゼロ 国債
貸出が預金を創造 非政府のブリキ小屋
⬇︎ 累積財政赤字を貯蔵
/銀行信用
│社債 税
\未公開株 純金融資産を除去 ➡︎ ゴミ箱へ
(OMO - Online Merges with Offline、オンラインとオフラインの融合)
上で示した図では、ストック累積が、我々が「非政府部門のブリキ小屋」(Non-government Tin Shed)と
名付けた不換紙幣・準備預金・政府債券の蓄積によってなされるということを示している。「キャンベラの
どこかに備蓄地域があって、国民政府がそこにすべての余剰物資を後の利用のために備蓄しているのだ」と
いう大衆の思い込みを解除するために、「ブリキ小屋」(Tin shed)というアナロジーを用いている――
それは過去の政府体制における重大主張だったのだ。実際には、そこに備蓄などない。なぜなら、余剰の
ある限り、購買力は永久に損なわれているからだ。…
垂直の線の一番下は税で、ごみ箱に繋げることで、何かをファイナンスしているのではないことを強調して
いる。税は民間部門の金融収支を減じるが、何ら政府のプラスになるわけではない――その減少分は請求さ
れるものの、どこかへ流れるわけではないのだ。
同様の図が Macroeconomics ,William Mitchell 他 2019原書ではp.371、Figure 23.2 Vertical and horizontal
macroeconomic relations、https://i.gyazo.com/1222f5e0400220d26c894fbc52b22a05.jpg
統合政府(財務省、中央銀行)の図、https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101-2.png
三橋貴明による同種の図、https://i.gyazo.com/38b2bf4d857fd651ec8953ce68bebc59.png
レイのバスタブや、ケルトンの以下の説明と呼応している
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1133002891201933313/pu/vid/1280x720/WhePUmi_ZpvaVkpH.mp4
a vertical line works better.
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、Full Employment Abandoned: Shifting sands and policy failures 2008 から
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
政府部門
財務省と中央銀行
[物やサービスを販売、 [中央銀行業務(OMO決済)、
金を販売] ⬆︎ ⬇︎ 政府支出、金、┏━┓
政府支出]┏━┛ ┗━┓
┳┻━━━━━┻┳
民間の信用市場 非政府部門(貯蔵)┃通貨のストック┃
レバレッジ活動⬅︎➡︎ 銀行、家計、━━ ┃準備預金、国債┃
全取引の合計はゼロ 民間企業 ┻━━━━━━━┻
貸出が預金を創造 非政府のブリキ小屋
[銀行信用、 ⬇︎ 累積財政赤字を貯蔵
社債、 税
未公開株] 純金融資産を除去 ➡︎ ゴミ箱へ
(OMO - Online Merges with Offline、オンラインとオフラインの融合)
《上で示した図では、ストック累積が、我々が「非政府部門のブリキ小屋」(Non-government Tin Shed)と
名付けた不換紙幣・準備預金・政府債券の蓄積によってなされるということを示している。「キャンベラの
どこかに備蓄地域があって、国民政府がそこにすべての余剰物資を後の利用のために備蓄しているのだ」と
いう大衆の思い込みを解除するために、「ブリキ小屋」(Tin shed)というアナロジーを用いている――
それは過去の政府体制における重大主張だったのだ。実際には、そこに備蓄などない。なぜなら、余剰の
ある限り、購買力は永久に損なわれているからだ。…
垂直の線の一番下は税で、ごみ箱に繋げることで、何かをファイナンスしているのではないことを強調して
いる。税は民間部門の金融収支を減じるが、何ら政府のプラスになるわけではない――その減少分は請求さ
れるものの、どこかへ流れるわけではないのだ。》
同様の図が Macroeconomics ,William Mitchell 他 2019原書ではp.371、Figure 23.2 Vertical and horizontal
macroeconomic relations、https://i.gyazo.com/1222f5e0400220d26c894fbc52b22a05.jpg
統合政府(財務省、中央銀行)の図、https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101-2.png
三橋貴明による同種の図、https://i.gyazo.com/38b2bf4d857fd651ec8953ce68bebc59.png
レイのバスタブや、ケルトンの以下の説明と呼応している「a vertical line works better…」
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1133002891201933313/pu/vid/1280x720/WhePUmi_ZpvaVkpH.mp4
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、Full Employment Abandoned: Shifting sands and policy failures 2008 から
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
政府部門
財務省と中央銀行
[物やサービスを販売、 [中央銀行業務(OMO,決済)、
金を販売] ⬆︎ ⬇︎ 外貨、金、 ┏━┓
政府支出]┏━┛ ┗━┓
┳┻━━━━━┻┳
民間の信用市場 非政府部門(貯蔵)┃通貨のストック┃
レバレッジ活動⬅︎➡︎ 銀行、家計、━━ ┃準備預金、国債┃
全取引の合計はゼロ 民間企業 ┻━━━━━━━┻
貸出が預金を創造 非政府のブリキ小屋
[銀行信用、 ⬇︎ 累積財政赤字を貯蔵
社債、 税
未公開株] 純金融資産を除去 ➡︎ ゴミ箱へ
(OMO - Online Merges with Offline、オンラインとオフラインの融合)
《上で示した図では、ストック累積が、我々が「非政府部門のブリキ小屋」(Non-government Tin Shed)と
名付けた不換紙幣・準備預金・政府債券の蓄積によってなされるということを示している。「キャンベラの
どこかに備蓄地域があって、国民政府がそこにすべての余剰物資を後の利用のために備蓄しているのだ」と
いう大衆の思い込みを解除するために、「ブリキ小屋」(Tin shed)というアナロジーを用いている――
それは過去の政府体制における重大主張だったのだ。実際には、そこに備蓄などない。なぜなら、余剰の
ある限り、購買力は永久に損なわれているからだ。…
垂直の線の一番下は税で、ごみ箱に繋げることで、何かをファイナンスしているのではないことを強調して
いる。税は民間部門の金融収支を減じるが、何ら政府のプラスになるわけではない――その減少分は請求さ
れるものの、どこかへ流れるわけではないのだ。》
同様の図が Macroeconomics ,William Mitchell 他 2019原書ではp.371、Figure 23.2 Vertical and horizontal
macroeconomic relations、https://i.gyazo.com/1222f5e0400220d26c894fbc52b22a05.jpg
統合政府(財務省、中央銀行)の図、https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101-2.png
三橋貴明による同種の図、https://i.gyazo.com/38b2bf4d857fd651ec8953ce68bebc59.png
レイのバスタブや、ケルトンの以下の説明と呼応している「a vertical line works better…」
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1133002891201933313/pu/vid/1280x720/WhePUmi_ZpvaVkpH.mp4
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、Full Employment Abandoned: Shifting sands and policy failures 2008 から
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
政府部門
財務省と中央銀行
[物やサービスを販売、▲ ┃[中央銀行業務(OMO,決済)、
金を販売] ┃ ▼ 外貨、金、 ┏━┓
政府支出]┏━┛ ┗━┓
┳┻━━━━━┻┳
民間の信用市場 非政府部門(貯蔵)┃通貨のストック┃
レバレッジ活動←→ 銀行、家計、━━ ┃準備預金、国債┃
全取引の合計はゼロ 民間企業 ┻━━━━━━━┻
貸出が預金を創造 ┃ 非政府のブリキ小屋
[銀行信用、 ▼ 累積財政赤字を貯蔵
社債、 税
未公開株] 純金融資産を除去 → ゴミ箱へ
(OMO - Online Merges with Offline、オンラインとオフラインの融合)
《上で示した図では、ストック累積が、我々が「非政府部門のブリキ小屋」(Non-government
Tin Shed)と名付けた不換紙幣・準備預金・政府債券の蓄積によってなされるということを示して
いる。「キャンベラのどこかに備蓄地域があって、国民政府がそこにすべての余剰物資を後の利用
のために備蓄しているのだ」という大衆の思い込みを解除するために、「ブリキ小屋」(Tin shed)
というアナロジーを用いている――それは過去の政府体制における重大主張だったのだ。実際には、
そこに備蓄などない。(略)垂直の線の一番下は税で、ごみ箱に繋げることで、何かをファイナンス
しているのではないことを強調している。税は民間部門の金融収支を減じるが、何ら政府のプラスに
なるわけではない――その減少分は請求されるものの、どこかへ流れるわけではないのだ。》
同様の図が Macroeconomics ,William Mitchell 他 2019原書ではp.371、Figure 23.2 Vertical and horizontal
macroeconomic relations、https://i.gyazo.com/1222f5e0400220d26c894fbc52b22a05.jpg
統合政府(財務省、中央銀行)の図、https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101-2.png
三橋貴明による同種の図、https://i.gyazo.com/38b2bf4d857fd651ec8953ce68bebc59.png
レイのバスタブや、ケルトンの以下の説明と呼応している「a vertical line works better…」
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1133002891201933313/pu/vid/1280x720/WhePUmi_ZpvaVkpH.mp4
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
政府部門
財務省と中央銀行
[物やサービスを販売、▲ ┃[中央銀行業務(OMO,決済)、
金を販売] ┃ ▼ 外貨、金、 ┏━┓
政府支出]┏━┛ ┗━┓
┳┻━━━━━┻┳
民間の信用市場 非政府部門(貯蔵)┃通貨のストック┃
レバレッジ活動←→ 銀行、家計、━━ ┃準備預金、国債┃
全取引の合計はゼロ 民間企業 ┻━━━━━━━┻
貸出が預金を創造 ┃ 非政府のブリキ小屋
[銀行信用、 ▼ 累積財政赤字を貯蔵
社債、 税
未公開株] 純金融資産を除去 → ゴミ箱へ
(OMO - Online Merges with Offline、
オンラインとオフラインの融合)
《上で示した図では、ストック累積が、我々が「非政府部門のブリキ小屋」
(Non-government Tin Shed)と名付けた不換紙幣・準備預金・政府債券の蓄積
によってなされるということを示している。.…どこかに備蓄地域があって、国民
政府がそこにすべての余剰物資を後の利用のために備蓄している…という大衆の
思い込みを解除するために、「ブリキ小屋」(Tin shed)というアナロジーを用
いている…実際には、そこに備蓄などない…。垂直の線の一番下は税で、ごみ箱
に繋げることで、何かをファイナンスしているのではないことを強調している。
税は民間部門の金融収支を減じるが、何ら政府のプラスになるわけではない――
その減少分は請求されるものの、どこかへ流れるわけではないのだ。》
同様の図が Macroeconomics ,William Mitchell 他 2019 p.371、https://i.gyazo.com/1222f5e0400220d26c894fbc52b22a05.jpg
統合政府(財務省、中央銀行)の図、https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101-2.png
三橋貴明による同種の図、https://i.gyazo.com/38b2bf4d857fd651ec8953ce68bebc59.png
レイのバスタブや、ケルトンの以下の説明(「a vertical line works better…」)とも呼応している。
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1133002891201933313/pu/vid/1280x720/WhePUmi_ZpvaVkpH.mp4
統合政府部門
┏━━━━━━━┻━━━━━━━┓
⬇︎ ⬇︎
財務省 中央銀行
1銀行口座残高の増減 1金融政策で金利(r)を設定
による支出(G)と税(T) 2システム全体の現金収支でrを┓
┏2G>T=財政赤字 調整 ┃
┃3G<T=財政黒字 3つまり民間銀行のために保持 ┃
┃ している準備預金量を調整 ┃
G加算┃ ┃中銀
┃ 中央銀行に置かれた民間銀行の準備預金 ┃国債売却
┗━━➡︎ 1個々の銀行準備預金収支の合計がシステム全体の収支 ⬅︎━┛除去
2Gは準備預金を増やし、Tは減らす
3中央銀行は国債売却により準備預金を減らし、国債買入で増やす
毎日の最終的な現金ポジションは財政収支の影響を受ける 中銀
除去⬅︎━━━ 1財政赤字なら、準備預金過多となる ━➡︎国債買入
2財政黒字なら、準備預金不足となる 加算
⬆︎
┏━━━━━━━┳━━━┻━━━┳━━━━━━┓
⬇︎ ⬇︎ ⬇︎ ⬇︎
銀行A 銀行B 銀行C 銀行D
準備預金 ⬅︎➡︎ 準備預金 ⬅︎➡︎ 準備預金 ⬅︎➡︎ 準備預金
過剰 不足 過剰 不足
統合政府部門
┏━━━━━━━┻━━━━━━━┓
⬇︎ ⬇︎
財務省 中央銀行
1銀行口座残高の増減 1金融政策で金利(r)を設定
による支出(G)と税(T) 2システム全体の現金収支でrを
┏2G>T=財政赤字 調整 ┓
┃3G<T=財政黒字 3つまり民間銀行のために保持 ┃
┃ している準備預金量を調整 ┃
G加算┃ ┃中央銀行
┃ 中央銀行に置かれた民間銀行の準備預金 ┃国債売却
┗━━➡︎ 1個々の銀行準備預金収支の合計がシステム全体の収支 ⬅︎━┛除去
2Gは準備預金を増やし、Tは減らす
3中央銀行は国債売却により準備預金を減らし、国債買入で増やす
毎日の最終的な現金ポジションは財政収支の影響を受ける 中央銀行
除去⬅︎━━━ 1財政赤字なら、準備預金過多となる ━➡︎国債買入
2財政黒字なら、準備預金不足となる 加算
⬆︎
┏━━━━━━━┳━━━┻━━━┳━━━━━━┓
⬇︎ ⬇︎ ⬇︎ ⬇︎
銀行A 銀行B 銀行C 銀行D
準備預金 ⬅︎➡︎ 準備預金 ⬅︎➡︎ 準備預金 ⬅︎➡︎ 準備預金
過剰 不足 過剰 不足
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
政府部門
財務省と中央銀行
[物やサービスを販売、▲ ┃[中央銀行業務(OMO,決済)、
金を販売] ┃ ▼ 外貨、金、 ┏━┓
政府支出]┏━┛ ┗━┓
┳┻━━━━━┻┳
民間の信用市場 非政府部門(貯蔵)┃通貨のストック┃
レバレッジ活動←→ 銀行、家計、━━ ┃準備預金、国債┃
全取引の合計はゼロ 民間企業 ┻━━━━━━━┻
貸出が預金を創造 ┃ 非政府のブリキ小屋
[銀行信用、 ▼ 累積財政赤字を貯蔵
社債、 税
未公開株] 純金融資産を除去 → ゴミ箱へ
(OMO - Online Merges with Offline、オンラインとオフラインの融合)
《上で示した図では、ストック累積が、我々が「非政府部門のブリキ小屋」
(Non-government Tin Shed)と名付けた不換紙幣・準備預金・政府債券の蓄積
によってなされるということを示している。.…どこかに備蓄地域があって、国民
政府がそこにすべての余剰物資を後の利用のために備蓄している…という大衆の
思い込みを解除するために、「ブリキ小屋」(Tin shed)というアナロジーを用
いている…実際には、そこに備蓄などない…。垂直の線の一番下は税で、ごみ箱
に繋げることで、何かをファイナンスしているのではないことを強調している。
税は民間部門の金融収支を減じるが、何ら政府のプラスになるわけではない――
その減少分は請求されるものの、どこかへ流れるわけではないのだ。》
同様の図が Macroeconomics ,William Mitchell 他 2019 p.371、https://i.gyazo.com/1222f5e0400220d26c894fbc52b22a05.jpg
統合政府(財務省、中央銀行)の図、https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101-2.png
三橋貴明による同種の図、https://i.gyazo.com/38b2bf4d857fd651ec8953ce68bebc59.png
レイのバスタブや、ケルトンの以下の説明(「a vertical line works better…」)とも呼応している。
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1133002891201933313/pu/vid/1280x720/WhePUmi_ZpvaVkpH.mp4
統合政府部門
┏━━━━━━━┻━━━━━━━┓
⬇︎ ⬇︎
財務省 中央銀行
1銀行口座残高の増減 1金融政策で金利(r)を設定
による支出(G)と税(T) 2システム全体の現金収支でrを
┏2G>T=財政赤字 調整 ┓
┃3G<T=財政黒字 3つまり民間銀行のために保持 ┃
┃ している準備預金量を調整 ┃
G加算┃ ┃中央銀行
┃ 中央銀行に置かれた民間銀行の準備預金 ┃国債売却
┗━━➡︎ 1個々の銀行準備預金収支の合計がシステム全体の収支 ⬅︎━┛除去
2Gは準備預金を増やし、Tは減らす
3中央銀行は国債売却により準備預金を減らし、国債買入で増やす
毎日の最終的な現金ポジションは財政収支の影響を受ける 中央銀行
除去⬅︎━━━ 1財政赤字なら、準備預金過多となる ━➡︎国債買入
2財政黒字なら、準備預金不足となる 加算
⬆︎
┏━━━━━━━┳━━━┻━━━┳━━━━━━┓
⬇︎ ⬇︎ ⬇︎ ⬇︎
銀行A 銀行B 銀行C 銀行D
準備預金 ⬅︎➡︎ 準備預金 ⬅︎➡︎ 準備預金 ⬅︎➡︎ 準備預金
過剰 不足 過剰 不足
統合政府(財務省、中央銀行)の図、https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101-2.png
三橋貴明による同種の図、https://i.gyazo.com/38b2bf4d857fd651ec8953ce68bebc59.png
レイのバスタブや、ケルトンの以下の説明(「a vertical line works better…」)とも呼応している。
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1133002891201933313/pu/vid/1280x720/WhePUmi_ZpvaVkpH.mp4
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
政府部門
財務省と中央銀行
[物やサービスを販売、▲ ┃[中央銀行業務(OMO,決済)、
金を販売] ┃ ┃ 外貨、金、 ┏━┓
┃ ▼ 政府支出]┏━┛ ┗━┓
┳┻━━━━━┻┳
民間の信用市場 非政府部門(貯蔵)┃通貨のストック┃
レバレッジ活動←→ 銀行、家計、━━ ┃準備預金、国債┃
全取引の合計はゼロ 民間企業 ┻━━━━━━━┻
貸出が預金を創造 ┃ 非政府のブリキ小屋
[銀行信用、 ▼ 累積財政赤字を貯蔵
社債、 税
未公開株] 純金融資産を除去 → ゴミ箱へ
(OMO - Online Merges with Offline、オンラインとオフラインの融合)
《上で示した図では、ストック累積が、我々が「非政府部門のブリキ小屋」
(Non-government Tin Shed)と名付けた不換紙幣・準備預金・政府債券の蓄積
によってなされるということを示している。.…どこかに備蓄地域があって、国民
政府がそこにすべての余剰物資を後の利用のために備蓄している…という大衆の
思い込みを解除するために、「ブリキ小屋」(Tin shed)というアナロジーを用
いている…実際には、そこに備蓄などない…。垂直の線の一番下は税で、ごみ箱
に繋げることで、何かをファイナンスしているのではないことを強調している。
税は民間部門の金融収支を減じるが、何ら政府のプラスになるわけではない――
その減少分は請求されるものの、どこかへ流れるわけではないのだ。》
同様の図が Macroeconomics ,William Mitchell 他 2019 p.371、
https://i.gyazo.com/1222f5e0400220d26c894fbc52b22a05.jpg
レイのバスタブや、ケルトンの以下の説明(「a vertical line works better…」)とも呼応している。
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
《政府部門》
財務省と中央銀行
[物やサービスを販売、▲ ┃[中央銀行業務(OMO,決済)、
金を販売] ┃ ┃ 外貨、金、 ┏━┓
┃ ▼ 政府支出]┏━┛ ┗━┓
┳┻━━━━━┻┳
《民間の信用市場》 《非政府部門》 ┃通貨のストック┃
レバレッジ活動←→ 銀行、家計、━━ ┃準備預金、国債┃
全取引の合計はゼロ 民間企業 貯蔵 ┻━━━━━━━┻
貸出が預金を創造 ┃ 《非政府のブリキ小屋》
[銀行信用、 ▼ 累積財政赤字を貯蔵
社債、 《税》
未公開株] 純金融資産を除去 → 《ゴミ箱》へ
(OMO - Online Merges with Offline、オンラインとオフラインの融合)
「上で示した図では、ストック累積が、我々が「非政府部門のブリキ小屋」
(Non-government Tin Shed)と名付けた不換紙幣・準備預金・政府債券の蓄積
によってなされるということを示している。.…どこかに備蓄地域があって、国民
政府がそこにすべての余剰物資を後の利用のために備蓄している…という大衆の
思い込みを解除するために、「ブリキ小屋」(Tin shed)というアナロジーを用
いている…実際には、そこに備蓄などない…。垂直の線の一番下は税で、ごみ箱
に繋げることで、何かをファイナンスしているのではないことを強調している。
税は民間部門の金融収支を減じるが、何ら政府のプラスになるわけではない――
その減少分は請求されるものの、どこかへ流れるわけではないのだ。」
同様の図が Macroeconomics ,William Mitchell 他 2019 p.371、
https://i.gyazo.com/1222f5e0400220d26c894fbc52b22a05.jpg
レイのバスタブや、ケルトンの以下の説明(「a vertical line works better…」)とも呼応している。
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
《政府部門》
財務省と中央銀行
[物やサービスを販売、▲ ┃[中央銀行業務(OMO,決済)、
金を販売] ┃ ┃ 外貨、金、 ┏━┓
┃ ▼ 政府支出]┏━┛ ┗━┓
┳┻━━━━━┻┳
《民間の信用市場》 《非政府部門》 ┃通貨のストック┃
レバレッジ活動←→ 銀行、家計、━━ ┃準備預金、国債┃
全取引の合計はゼロ 民間企業 貯蔵 ┻━━━━━━━┻
貸出が預金を創造 ┃ 《非政府のブリキ小屋》
[銀行信用、 ▼ 累積財政赤字を貯蔵
社債、 《税》
未公開株] 純金融資産を除去 → 《ゴミ箱》へ
(OMO - Online Merges with Offline、オンラインとオフラインの融合)
上で示した図では、ストック累積が、我々が「非政府部門のブリキ小屋」
(Non-government Tin Shed)と名付けた不換紙幣・準備預金・政府債券の蓄積
によってなされるということを示している。.…どこかに備蓄地域があって、国民
政府がそこにすべての余剰物資を後の利用のために備蓄している…という大衆の
思い込みを解除するために、「ブリキ小屋」(Tin shed)というアナロジーを用
いている…実際には、そこに備蓄などない…。垂直の線の一番下は税で、ごみ箱
に繋げることで、何かをファイナンスしているのではないことを強調している。
税は民間部門の金融収支を減じるが、何ら政府のプラスになるわけではない――
その減少分は請求されるものの、どこかへ流れるわけではないのだ。
同様の図が Macroeconomics ,William Mitchell 他 2019 p.371、
https://i.gyazo.com/1222f5e0400220d26c894fbc52b22a05.jpg
レイのバスタブや、ケルトンの以下の説明(「a vertical line works better…」)とも呼応している。
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1133002891201933313/pu/vid/1280x720/WhePUmi_ZpvaVkpH.mp4
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
《政府部門》
財務省と中央銀行
[物やサービスを販売、▲ ┃[中央銀行業務(OMO,決済)、
金を販売] ┃ ┃ 外貨、金、 ┏━┓
┃ ▼ 政府支出]┏━┛ ┗━┓
┳┻━━━━━┻┳
《民間の信用市場》 《非政府部門》 ┃通貨のストック┃
レバレッジ活動←━→銀行、家計、━━ ┃準備預金、国債┃
全取引の合計はゼロ 民間企業 貯蔵 ┻━━━━━━━┻
貸出が預金を創造 ┃ 《非政府のブリキ小屋》
[銀行信用、 ▼ 累積財政赤字を貯蔵
社債、 《税》
未公開株] 純金融資産を除去 ━→ 《ゴミ箱》へ
(OMO - Online Merges with Offline、オンラインとオフラインの融合)
上で示した図では、ストック累積が、我々が「非政府部門のブリキ小屋」
(Non-government Tin Shed)と名付けた不換紙幣・準備預金・政府債券の蓄積
によってなされるということを示している。.…どこかに備蓄地域があって、国民
政府がそこにすべての余剰物資を後の利用のために備蓄している…という大衆の
思い込みを解除するために、「ブリキ小屋」(Tin shed)というアナロジーを用
いている…実際には、そこに備蓄などない…。垂直の線の一番下は税で、ごみ箱
に繋げることで、何かをファイナンスしているのではないことを強調している。
税は民間部門の金融収支を減じるが、何ら政府のプラスになるわけではない――
その減少分は請求されるものの、どこかへ流れるわけではないのだ。
同様の図が Macroeconomics ,William Mitchell 他 2019 p.371、
https://i.gyazo.com/1222f5e0400220d26c894fbc52b22a05.jpg
レイのバスタブや、ケルトンの以下の説明(「a vertical line works better…」)とも呼応している。
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1133002891201933313/pu/vid/1280x720/WhePUmi_ZpvaVkpH.mp4
統合政府部門
┏━━━━━━━┻━━━━━━━┓
⬇︎ ⬇︎
財務省 中央銀行
1銀行口座残高の増減 1金融政策で金利(r)を設定
による支出(G)と税(T) 2システム全体の現金収支でrを
┏2G>T=財政赤字 調整 ┓
┃3G<T=財政黒字 3つまり民間銀行のために保持 ┃
┃ している準備預金量を調整 ┃
G加算┃ ┃中央銀行
┃ 中央銀行に置かれた民間銀行の準備預金 ┃国債売却
┗━━➡︎ 1個々の銀行準備預金収支の合計がシステム全体の収支 ⬅︎━┛除去
2Gは準備預金を増やし、Tは減らす
3中央銀行は国債売却により準備預金を減らし、国債買入で増やす
毎日の最終的な現金ポジションは財政収支の影響を受ける 中央銀行
除去⬅︎━━━ 1財政赤字なら、準備預金過多となる ━➡︎国債買入
2財政黒字なら、準備預金不足となる 加算
⬆︎
┏━━━━━━━┳━━━┻━━━┳━━━━━━┓
⬇︎ ⬇︎ ⬇︎ ⬇︎
銀行A 銀行B 銀行C 銀行D
準備預金 ⬅︎➡︎ 準備預金 ⬅︎➡︎ 準備預金 ⬅︎➡︎ 準備預金
過剰 不足 過剰 不足
統合政府(財務省、中央銀行)の図、https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101-2.png
三橋貴明による同種の図、https://i.gyazo.com/38b2bf4d857fd651ec8953ce68bebc59.png
統合政府部門
┏━━━━━━━┻━━━━━━━┓
⬇︎ ⬇︎
財務省 中央銀行
1銀行口座残高の増減 1金融政策で金利(r)を設定
による支出(G)と税(T) 2システム全体の現金収支でrを
┏2G>T=財政赤字 調整 ┓
┃3G<T=財政黒字 3つまり民間銀行のために保持 ┃
┃ している準備預金量を調整 ┃
G加算┃ ┃中央銀行
┃ 中央銀行に置かれた民間銀行の準備預金 ┃国債売却
┗━━➡︎ 1個々の銀行準備預金収支の合計がシステム全体の収支 ⬅︎━┛除去
2Gは準備預金を増やし、Tは減らす
3中央銀行は国債売却により準備預金を減らし、国債買入で増やす
毎日の最終的な現金ポジションは財政収支の影響を受ける 中央銀行
T除去⬅︎━━━ 1財政赤字なら、準備預金過多となる ━➡︎国債買入
┃ 2財政黒字なら、準備預金不足となる 加算
⬇︎ ⬆︎
《ゴミ箱》 ┏━━━━━━━┳━━━┻━━━┳━━━━━━┓
⬇︎ ⬇︎ ⬇︎ ⬇︎
銀行A 銀行B 銀行C 銀行D
準備預金 ⬅︎➡︎ 準備預金 ⬅︎➡︎ 準備預金 ⬅︎➡︎ 準備預金
過剰 不足 過剰 不足
統合政府(財務省、中央銀行)の図、https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101-2.png
三橋貴明による同種の図、https://i.gyazo.com/38b2bf4d857fd651ec8953ce68bebc59.png
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、Full Employment Abandoned: Shifting sands and policy failures 2008 から
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
《政府部門》
財務省と中央銀行
[物やサービスを販売、⬆︎ ┃[中央銀行業務(OMO,決済)、
金を販売] ┃ ┃ 外貨、金、 ┏━┓
┃ ⬇︎ 政府支出]┏━┛ ┗━┓
┳┻━━━━━┻┳
《民間の信用市場》 《非政府部門》 ┃通貨のストック┃
レバレッジ活動 ⬅︎➡︎銀行、家計、━━ ┃準備預金、国債┃
全取引の合計はゼロ 民間企業 貯蔵 ┻━━━━━━━┻
貸出が預金を創造 ┃ 《非政府のブリキ小屋》
[銀行信用、 ⬇︎ 累積財政赤字を貯蔵
社債、 《税》
未公開株] 純金融資産を除去 ➡︎ 《ゴミ箱》へ
(OMO - open market operations、公開市場操作)
上で示した図では、ストック累積が、我々が「非政府部門のブリキ小屋」
(Non-government Tin Shed)と名付けた不換紙幣・準備預金・政府債券の蓄積
によってなされるということを示している。.…どこかに備蓄地域があって、国民
政府がそこにすべての余剰物資を後の利用のために備蓄している…という大衆の
思い込みを解除するために、「ブリキ小屋」(Tin shed)というアナロジーを用
いている…実際には、そこに備蓄などない…。垂直の線の一番下は税で、ごみ箱
に繋げることで、何かをファイナンスしているのではないことを強調している。
税は民間部門の金融収支を減じるが、何ら政府のプラスになるわけではない――
その減少分は請求されるものの、どこかへ流れるわけではないのだ。
同様の図が Macroeconomics ,William Mitchell 他 2019 p.371、
https://i.gyazo.com/1222f5e0400220d26c894fbc52b22a05.jpg
レイのバスタブや、ケルトンの以下の説明(「a vertical line works better…」)とも呼応している。
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1133002891201933313/pu/vid/1280x720/WhePUmi_ZpvaVkpH.mp4
似たような図は多々あるが含意するものが違う。
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
《政府部門》
財務省と中央銀行
[物やサービスを販売、▲ ┃[中央銀行業務(公開市場操作,決済)、
金を販売] ┃ ┃ 外貨、金、 ┏━┓
┃ ▼ 政府支出]┏━┛ ┗━┓
┳┻━━━━━┻┳
《民間の信用市場》 《非政府部門》 ┃通貨のストック┃
レバレッジ活動←→ 銀行、家計、━━ ┃準備預金、国債┃
全取引の合計はゼロ 民間企業 貯蔵 ┻━━━━━━━┻
貸出が預金を創造 ┃ 《非政府のブリキ小屋》
[銀行信用、 ▼ 累積財政赤字を貯蔵
社債、 《税》
未公開株] 純金融資産を除去 → 《ゴミ箱》へ
「上で示した図では、ストック累積が、我々が〈非政府部門のブリキ小屋〉
(Non-government Tin Shed)と名付けた不換紙幣・準備預金・政府債券の蓄積
によってなされるということを示している。.…どこかに備蓄地域があって、国民
政府がそこにすべての余剰物資を後の利用のために備蓄している…という大衆の
思い込みを解除するために、〈ブリキ小屋〉(Tin shed)というアナロジーを用
いている…実際には、そこに備蓄などない…。垂直の線の一番下は税で、ごみ箱
に繋げることで、何かをファイナンス[調達]しているのではないことを強調している。」
同様の図が Macroeconomics ,William Mitchell 他 2019 p.371にある
Figure 23.2 Vertical and horizontal macroeconomic relations、
https://i.gyazo.com/1222f5e0400220d26c894fbc52b22a05.jpg
レイのバスタブや、ケルトンの以下の説明(「a vertical line works better…」)とも呼応している。
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1133002891201933313/pu/vid/1280x720/WhePUmi_ZpvaVkpH.mp4
ケルトンは循環型のイメージは政府予算に関しては危険だと言う。
似たような図は多々あるが含意するものが違う。
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
《政府部門》
財務省と中央銀行
[物やサービスを販売、▲ ┃[中央銀行業務(公開市場操作,決済)、
金を販売] ┃ ┃ 外貨、金、 ┏━┓
┃ ▼ 政府支出]┏━┛ ┗━┓
┳┻━━━━━┻┳
《民間の信用市場》 《非政府部門》 ┃通貨のストック┃
レバレッジ活動←→ 銀行、家計、━━ ┃準備預金、国債┃
全取引の合計はゼロ 民間企業 貯蔵 ┻━━━━━━━┻
貸出が預金を創造 ┃ 《非政府のブリキ小屋》
[銀行信用、 ▼ 累積財政赤字を貯蔵
社債、 《税》
未公開株] 純金融資産を除去 → 《ゴミ箱》へ
「上で示した図では、ストック累積が、我々が〈非政府部門のブリキ小屋〉
(Non-government Tin Shed)と名付けた不換紙幣・準備預金・政府債券の蓄積
によってなされるということを示している。.…どこかに備蓄地域があって、国民
政府がそこにすべての余剰物資を後の利用のために備蓄している…という大衆の
思い込みを解除するために、〈ブリキ小屋〉(Tin shed)というアナロジーを用
いている…実際には、そこに備蓄などない…。垂直の線の一番下は税で、ごみ箱
に繋げることで、何かをファイナンス[調達]しているのではないことを強調している。」
同様の図が Macroeconomics ,William Mitchell 他 2019 p.371にある。
Figure 23.2 Vertical and horizontal macroeconomic relations、
https://i.gyazo.com/1222f5e0400220d26c894fbc52b22a05.jpg
レイのバスタブや、ケルトンの以下の説明(「a vertical line works better…」)とも呼応している。
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1133002891201933313/pu/vid/1280x720/WhePUmi_ZpvaVkpH.mp4
ケルトンは循環型のイメージは政府予算に関しては危険だと言う。
ケルトンは政府予算における循環図を危険視しているが別の信用レベルではやはり循環図が
必要になる。
中野剛志氏作成:
財政政策は、金融政策
国債発行(財政赤字)が通貨(預金)供給量を増やす。
①銀行が国債を購入すると、銀行保有の日銀当座預
金は、政府の日銀当座預金勘定に振り替えられる。
↓ ↑
②政府は公共事業の発注にあた ⑤政府保有の日銀当座預金が、銀
り、企業に政府小切手で支払い 行の日銀当座預金勘定に振り替え
られる(日銀当座預金が戻ってくる)。
↓ 国債発行に資金的な制約はない! ↑
③企業は取引銀行に小切手を持 ④銀行は小切手相当額を企業の
ち込み、代金の取立を依頼 → 口座に記帳(新たな預金の創造)。
同時に、日銀に代金の取立を依頼
https://i.gyazo.com/bcb8b43eb0e7bf1010846ea8dd621bf3.jpg
(参考)建部正義「国債問題と内生的貨幣供給理論」 2014
http://ir.c.chuo-u.ac.jp/repository/search/binary/p/5721/s/3577/
改訂版:
《政府部門》[*OMF明示的財政ファイナンス]
財務省と中央銀行
[物やサービスを販売、▲ ┃[中央銀行業務(OMO,決済)、
金を販売] ┃ ┃ 外貨、金、 ┏━┓
┃ ▼ 政府支出]┏━┛ ┗━┓
┳┻━━━━━┻┳(海外バランスシートを加えて)
《民間の信用市場》 《非政府部門》 ┃通貨のストック┃[*SFCストックフロー一貫モデル
レバレッジ活動←→ 銀行、家計、━━ ┃準備預金、国債┃ Stock-Flow consistent model、
全取引の合計はゼロ 民間企業 貯蔵 ┻━━━━━━━┻ Three balance approach]
貸出が預金を創造 ┃ 《非政府のブリキ小屋》
[銀行信用、 ▼ 累積財政赤字を貯蔵
社債、 《税》
未公開株] 純金融資産を除去[*租税貨幣論(Tax-driven monetary view)]
┃
▼
《ゴミ箱》
パソコンの画面モデルへの連想から原図はゴミ箱が下隅に置かれていたが、真下の方がいい
ケルトンのディレートキーの比喩がわかりやすい
ミッチェルはOMFとヘリコプターマネーを同一視しているが、jGPのようなシステム構築が必要だ。
なぜなら物価が上がってからはjGPは効力がなくなるから。
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
改訂版:
《政府部門》[*OMF明示的財政ファイナンス]
財務省と中央銀行
[物やサービスを販売、▲ ┃[中央銀行業務(OMO,決済)、
金を販売] ┃ ┃ 外貨、金、 ┏━┓
┃ ▼ 政府支出]┏━┛ ┗━┓
┳┻━━━━━┻┳(海外バランスシートを加えて)
《民間の信用市場》 《非政府部門》 ┃通貨のストック┃[*SFCストックフロー一貫モデル
レバレッジ活動←→ 銀行、家計、━━ ┃準備預金、国債┃ Stock-Flow consistent model、
全取引の合計はゼロ 民間企業 貯蔵 ┻━━━━━━━┻ Three balance approach]
貸出が預金を創造 ┃ 《非政府のブリキ小屋》
[銀行信用、 ▼ 累積財政赤字を貯蔵
社債、 《税》
未公開株] 純金融資産を除去[*租税貨幣論(Tax-driven monetary view)]
┃
▼
《ゴミ箱》
パソコンの画面モデルへの連想から原図はゴミ箱が下隅に置かれていたが、真下の方がいい
ケルトンのディレートキーの比喩がわかりやすい
ミッチェルはOMFとヘリコプターマネーを同一視しているが、jGPのようなシステム構築が必要だ。
なぜなら物価が上がってからはjGPは効力がなくなるから。
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
改訂版:
《政府部門》[*OMF明示的財政ファイナンス]
財務省と中央銀行
[物やサービスを販売、▲ ┃[中央銀行業務(OMO公開市場操作,決済)、
金を販売] ┃ ┃ 外貨、金、 ┏━┓
┃ ▼ 政府支出]┏━┛ ┗━┓
┳┻━━━━━┻┳(海外バランスシートを加えて)
《民間の信用市場》 《非政府部門》 ┃通貨のストック┃[*SFCストックフロー一貫モデル
レバレッジ活動←→ 銀行、家計、━━ ┃準備預金、国債┃ Stock-Flow consistent model、
全取引の合計はゼロ 民間企業 貯蔵 ┻━━━━━━━┻ Three balance approach]
貸出が預金を創造 ┃ 《非政府のブリキ小屋》
[銀行信用、 ▼ 累積財政赤字を貯蔵
社債、 《税》
未公開株] 純金融資産を除去[*租税貨幣論(Tax-driven monetary view)]
┃
▼
《ゴミ箱》
パソコンの画面モデルへの連想から原図はゴミ箱が下隅に置かれていたが、真下の方がいい
ケルトンのディレートキーの比喩がわかりやすい
ミッチェルはOMFとヘリコプターマネーを同一視しているが、jGPのようなシステム構築が必要だ。
なぜなら物価が上がってからはjGPは効力がなくなるから。
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
改訂版:
《政府部門》[*OMF明示的財政ファイナンス]
財務省と中央銀行
[物やサービスを販売、▲ ┃[中央銀行業務(OMO公開市場操作,決済)、
金を販売] ┃ ┃ 外貨、金、 ┏━┓
┃ ▼ 政府支出]┏━┛ ┗━┓
┳┻━━━━━┻┳(海外バランスシートを加えて)
《民間の信用市場》 《非政府部門》 ┃通貨のストック┃[*SFCストックフロー一貫モデル
レバレッジ活動←→ 銀行、家計、━━ ┃準備預金、国債┃ Stock-Flow consistent model、
全取引の合計はゼロ 民間企業 貯蔵 ┻━━━━━━━┻ Three balance approach]
貸出が預金を創造 ┃ 《非政府のブリキ小屋》
[銀行信用、 ▼ 累積財政赤字を貯蔵
社債、 《税》
未公開株] 純金融資産を除去[*租税貨幣論(Tax-driven monetary view)]
┃
▼
《ゴミ箱》
パソコンの画面モデルへの連想から原図はゴミ箱が下隅に置かれていたが、真下の方がいい
ケルトンのディレートキーの比喩がわかりやすい
ミッチェルはOMFとヘリコプターマネーを同一視しているが、jGPのようなシステム構築が必要だ。
なぜなら物価が上がってからはjGPは効力がなくなるから。
同様の図が Macroeconomics ,William Mitchell 他 2019ではp.371、
Figure 23.2 Vertical and horizontal macroeconomic relations、
https://i.gyazo.com/1222f5e0400220d26c894fbc52b22a05.jpg
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
改訂版:
《政府部門》[*OMF明示的な貨幣供給]
財務省と中央銀行
[物やサービスを販売、▲ ┃[中央銀行業務(OMO公開市場操作,決済)、
金を販売] ┃ ┃ 外貨、金、 ┏━┓
┃ ▼ 政府支出]┏━┛ ┗━┓
┳┻━━━━━┻┳(海外バランスシートを加えて)
《民間の信用市場》 《非政府部門》 ┃通貨のストック┃[*SFCストックフロー一貫モデル
レバレッジ活動←→ 銀行、家計、━━ ┃準備預金、国債┃ Stock-Flow consistent model、
全取引の合計はゼロ 民間企業 貯蔵 ┻━━━━━━━┻ Three balance approach]
貸出が預金を創造 ┃ 《非政府のブリキ小屋》
[銀行信用、 ▼ 累積財政赤字を貯蔵
社債、 《税》
未公開株] 純金融資産を除去[*租税貨幣論(Tax-driven monetary view)]
┃
▼
《ゴミ箱》
パソコンの画面モデルへの連想から原図はゴミ箱が下隅に置かれていたが、真下の方がいい
ケルトンのディレートキーの比喩がわかりやすい
ミッチェルはOMFとヘリコプターマネーを同一視しているが、jGPのようなシステム構築が必要だ。
なぜなら物価が上がってからはjGPは効力がなくなるから。
同様の図が Macroeconomics ,William Mitchell 他 2019ではp.371、
Figure 23.2 Vertical and horizontal macroeconomic relations、
https://i.gyazo.com/1222f5e0400220d26c894fbc52b22a05.jpg
https://econ101.jp/ビル・ミッチェル「赤字財政支出-101-part-3」(2009年3月2日/…
政府-非政府部門間垂直取引の図、
https://econ101.jp/wp-content/uploads/2018/02/Deficit-spending-101.png
改訂版:
《政府部門》[*OMF明示的な貨幣供給]
財務省と中央銀行
[物やサービスを販売、▲ ┃[中央銀行業務(OMO公開市場操作,決済)、
金を販売] ┃ ┃ 外貨、金、 ┏━┓
┃ ▼ 政府支出]┏━┛ ┗━┓
┳┻━━━━━┻┳(海外バランスシートを加えて)
《民間の信用市場》 《非政府部門》 ┃通貨のストック┃[*SFCストックフロー一貫モデル
レバレッジ活動←→ 銀行、家計、━━ ┃準備預金、国債┃ Stock-Flow consistent model、
全取引の合計はゼロ 民間企業 貯蔵 ┻━━━━━━━┻ Three balance approach]
貸出が預金を創造 ┃ 《非政府のブリキ小屋》
[銀行信用、 ▼ 累積財政赤字を貯蔵
社債、 《税》
未公開株] 純金融資産を除去[*租税貨幣論(Tax-driven monetary view)]
┃
▼
《ゴミ箱》
パソコンの画面モデルへの連想から原図はゴミ箱が下隅に置かれていたが、真下の方がいい
ケルトンのディレートキーの比喩がわかりやすい
ミッチェルはOMFとヘリコプターマネーを同一視しているが、jGPのようなシステム構築が必要だ。
なぜなら物価が上がってからはjGPは効力がなくなるから。
ミッチェル最新書籍における同様の図 Macroeconomics ,William Mitchell 2019 p.371、
Figure 23.2 Vertical and horizontal macroeconomic relations、
https://i.gyazo.com/1222f5e0400220d26c894fbc52b22a05.jpg
三橋貴明による同種の図、https://i.gyazo.com/38b2bf4d857fd651ec8953ce68bebc59.png
>>15で指摘されるように財務省が諸悪の根元だがアカデミズムも酷い
以下キーン『次なる金融危機』訳者解説より
《市場の自由の擁護では主流派の結束は固い。新古典派が市場の自由をひたすら主張し、問題が生
ずれば、ニュー・ケインズ派が出てきて取りなす。主流派は、硬軟どちらでも対応可能になっている。
とくにアメリカの経済学の勢力分布において著しいが、事実上ポスト・ケインズ派は、大学など
の研究と教育のポストから、また有力な学会誌から閉め出されたのに等しい状態だ。ミズーリ大学
(カンザス・シテイ)など、五つないし六つの大学以外に、ポスト・ケインズ派の拠点は存在しない。
世界を見渡しても、カナダのオタワ大学、オーストラリアのニュー・カッスル大学、ドイツの
ベルリン・スクール・オブ・エコノミックス・アンド・ローなどに限られる。日本にも研究者がいるが、
それぞれ孤軍奮闘中だ。
このように学界を一強寡占の状態にし、政界をロビー活動によって支配し、金融規制の法律を議会が
通しても(2010年ドッド・フランク法)、金融界は力づくで実施させない.そんな状態だから、
「次なる金融危機は回避不能」と予想せざるを得ないのだ。》
レイはミズーリ大学、ミッチェルはニューカッスル大学、
ケルトンのニューヨーク州立大学はポアンカレ予想を解いたペレルマンがいたらしいがよくわからない
I’m helping to organize a conference on MMT with the topic “Why money matters”. It takes place in Berlin on February 1-2, 2019 at EBC Hochschule. The Call for Papers is open until December 31, 2018 and registration opens on December 1st. Find more information on http://mmtconference.eu.
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ベルリンでは2019年2月MMTカンファレンスが開かれた
https://econoblog101.wordpress.com/2018/11/29/1st-international-european-modern-monetary-theory-conference-berlin-2019/
>>15で指摘されるように財務省が諸悪の根元だがアカデミズムも酷い
以下キーン『次なる金融危機』訳者解説より
《市場の自由の擁護では主流派の結束は固い。新古典派が市場の自由をひたすら主張し、問題が生
ずれば、ニュー・ケインズ派が出てきて取りなす。主流派は、硬軟どちらでも対応可能になっている。
とくにアメリカの経済学の勢力分布において著しいが、事実上ポスト・ケインズ派は、大学など
の研究と教育のポストから、また有力な学会誌から閉め出されたのに等しい状態だ。ミズーリ大学
(カンザス・シテイ)など、五つないし六つの大学以外に、ポスト・ケインズ派の拠点は存在しない。
世界を見渡しても、カナダのオタワ大学、オーストラリアのニュー・カッスル大学、ドイツの
ベルリン・スクール・オブ・エコノミックス・アンド・ローなどに限られる。日本にも研究者がいるが、
それぞれ孤軍奮闘中だ。
このように学界を一強寡占の状態にし、政界をロビー活動によって支配し、金融規制の法律を議会が
通しても(2010年ドッド・フランク法)、金融界は力づくで実施させない.そんな状態だから、
「次なる金融危機は回避不能」と予想せざるを得ないのだ。》
レイはミズーリ大学、ラヴォアはオタワ大学、ミッチェルはニューカッスル大学、
ケルトンのニューヨーク州立大学はポアンカレ予想を解いたペレルマンがいたらしいがよくわからない
ベルリンでは2019年2月MMTカンファレンスが開かれた
Dirk Ehnts - IPE Berlin
www.ipe-berlin.org/en/institute/associate.../dirk-ehnts/
... at the Berlin School of Economics and Law (2012-2014). Ehnts is a representative of Modern Monetary Theory (MMT) ...
Program :: 1st-international-european-mmt-conference-20199
1st-international-european-mmt-conference-20199.web...
2019年2月1日 ... CAFE BILDERBUCH Akazienstraße 28, 10823 Berlin ... Wirtschaftssoziologische Fragen an MMT ... Andriy Popovych (Kyiv School of Economics) UA: Modern monetary theory and the ...
dirk ehnts
がいるらしいがよく知らない
以下の著作がある
Modern Monetary Theory and European Macroeconomics (Routledge International Studies in Money and Banking) (English Edition) 1st Edition, Kindle版
Dirk H. Ehnts (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/B01M646N7V/
2016
Declining wage shares undermine growth – Bill Mitchell – Modern Monetary Theory
http://bilbo.economicoutlook.net/blog/?p=25713
Tuesday, October 15, 2013 bill Economics 37 Comments
There was an interesting Working Paper issued by the ILO – Is aggregate demand wage-led or profit-led? – last year, which finally received some coverage in the mainstream economics press this week. The Financial Times article (October 13, 2013) – Capital gobbles labour’s share, but victory is empty – considered the ILO research in some detail. That lag is interesting in itself given that it was obvious many years ago that the trends reported in the ILO paper and the FT article were part of the larger story – that is, the preconditions – for the global financial crisis. If you look back through the Modern Monetary Theory (MMT) literature, dating back to the 1990s, you will see regular reference to the dangers in allowing real wages to lag behind productivity growth. It seems that the mainstream financial press is only now starting to understand the implications of one of the characteristic neo-liberal trends, which was engendered by a ruthless attack on trade unions by co-opted governments, persistent mass unemployment and underemployment, and increased opportunities by firms to off-shore production to low-wage nations. Better late than never I guess.
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483
29現代経済学派
どのキーがパーフェクトコンペティションを拒否しなかったのか
ボックス29.1
一般理論?
ケインズは、完全競争という新古典派の仮定を拒絶しなかった。彼の戦略は通常
(新)古典的思想家とできるだけ共通の根拠を受け入れ、それから棄却する
彼が試みようとしていた点にとって重要であると彼が信じていたというこれらの仮定。彼の信者
そのような戦略の知恵に基づいて分割されています。
特にKaleckiの作品を読んだ人の中には、これは間違いだと主張する人もいます。それ
完全な競争の概念を単に否定するには、はるかに単純で現実的であったでしょう。
その代わりに、業界間の競争の程度の違いがあります。
正統派の経済学者でさえも、完全な競争がない場合には、
市場支配力を持つ企業にとって最適な戦略はアウトプットを制限することであるため、市場は明確にしていない。
価格を管理するために置く。それで、物価と賃金は市場を一掃するように設定されていません。
しかし、ケインズ原理主義者たちは、競争の程度は彼とは無関係であると主張している。
モデル。必要とされているのは、生産と雇用の両方が期待される効果的な機能であるということです。
デマンド。それからセイの法則は破られます。
さらに、ケインズが主張したように、賃金と物価は固執している。
物価が比較的低い場合を除き、購買力の一時的な保管場所としての土地の売買
ねばねばしている。彼らは流動供給価格があまり変わらないといういくらかの自信を持っていなければなりません。フロー供給
価格は、生産者に追加の生産量を生み出させるために必要な価格です。これら
価格はスティッキーでなければなりませんが、コストを余裕をもってカバーするのに十分高い価格です。
一方、スポット価格はもっと柔軟かもしれません。これらは現在の価格です
アウトプットは在庫切れで売り切れることがあります。それらはより多くの生産を誘発するのに十分に高くないかもしれません。のみ
スポット価格がフロー供給価格よりも高くなれば、より多くの生産が見込まれます。だから、しみながら
価格は比較的柔軟である可能性があります、フロー供給価格は条件を維持するためにかなり厳格である必要があります
それは生産に資するものです。
また、ケインズ氏は、お金を握って契約書を書くことができることと、
価格は、個人が未来への決定を遅らせることを可能にします。お金の価格が大きく変動する可能性があるならば、それは
どれだけの金額がわからないので、決定を遅らせるためにお金を入れるにはリスクが高すぎるでしょう。
保有しているお金は、資源や生産量の点で価値があります。との完全な労働市場
柔軟な賃金は通貨経済と両立しないでしょう。お金は
いくつかの粘着物がない限り、現在と未来の間の関係はない
#29:483
483
29 Modern Schools of Economic Thought
WHY DIDN'T KEYNES REJECT PERFECT COMPETITION IN
BOX 29.1
THE GENERAL THEORY?
Keynes did not reject the neoclassical assumption of perfect competition. His strategy was usually
to accept as much common ground as possible with (neo) Classical thinkers and then to reject only
those assumptions that he believed to be critical to the point he was trying to make. His followers
are divided on the wisdom of such a strategy.
Some, especially those who have read the work of Kalecki, insist that this was a mistake. It
would have been much simpler and more realistic to simply reject the notion of perfect competi-
tion and instead include different degrees of competition across industries.
Even orthodox economists accept the conclusion that in the absence of perfect competition,
markets do not clear because the optimal strategy for firms with market power is to restrict out-
put in order to control price. Prices and wages, then, are not set to clear markets.
However, Keynesian fundamentalists argue that the degree of competition is irrelevant to his
model. All that is needed is that output and employment are both functions of expected effective
demand. Then Say's Law is broken.
Furthermore, as Keynes argued, wages and prices are sticky: people will not use money con-
tracts nor hold money as a temporary store of purchasing power, unless prices are relatively
sticky. They have to have some confidence that flow supply prices do not vary much. Flow supply
prices are the prices that are required to induce producers to produce additional output. These
prices must be sticky, but at a price high enough to cover costs with a margin.
On the other hand, spot prices might be more flexible. These are the current prices at which
output can be sold out of inventory. They may not be high enough to induce more production. Only
if spot prices rise higher than flow supply prices will more output be forthcoming. So, while spot
prices can be relatively flexible, flow supply prices need to be fairly rigid to maintain conditions
that are conducive to production.
Also Keynes argued, being able to hold money and to write contracts, along with stickiness of
price, allows individuals to de lay decisions to the future. If money prices could fluctuate wild ly, it
would be too risky to hold money in order to delay decisions since one would not know how much
the money held would be worth in terms of resources or output. A perfect' market in labour with
flexible wages would not be compatible with a monetary economy. Money could not serve as the
uink between the present and the future, unless there is some stickines
379 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 2019/08/03(土) 21:54:13.63 ID:maAuNk2n
「現代金融理論」に注目高まる-600ページに及ぶ初の教科書売り切れ
Enda Curran、Katia Dmitrieva
2019年6月3日 10:27 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-06-03/PSE44X6JIJUO01
出版パーティーから約2カ月で売り切れ、増刷を予定-出版元
学界内には抵抗、大学の授業で実際に使われるのは容易でない可能性
この教科書は、ニューカッスル大学(オーストラリア)のビル・ミッチェル、マーティン・ワッツ両氏と、バード・
カレッジ(米ニューヨーク州)のランダル・レイ氏の共著。
ラリー・サマーズ元米財務長官は、「重層的な誤りがある」とし「フリーランチ」を期待させるものだとしてMMT
を批判。ノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマン教授も重量級のMMT反対派の一人だ。
ただ、一部にはより同調的な評価もある。また、サマーズ、クルーグマン両氏を含むMMT反対派のエコ
ノミストも、現在米国には財政赤字を出す余地があることには同意する。トランプ米大統領は、インフレ加
速や債券市場からの資金逃避をもたらすことなく既にそれを実践している。2020年の大統領選挙で民主
党の党指名を目指す候補者の一部も多額の予算を必要とする国民皆保険や大学授業料無償化とい
った政策を支持しており、MMTには追い風が吹きつつあるようだ。
原題:A 600-Page Textbook About Modern Monetary Theory Has Sold Out(抜粋)
2019/8/21
The rich are getting richer in Australia while the rest of us mark time – Bill Mitchell – Modern Monetary Theory
http://bilbo.economicoutlook.net/blog/?p=42974
For Japanese readers
A group at Kyoto University have just published the latest edition of – The Criterion, September 2019 – which features a symposium on MMT.
They have kindly translated my work for that edition and I thank them for their efforts.
I will be following up in early November with a lecture visit to Kyoto and Tokyo. I will have more specific details available soon, but I hope to meet a lot of my regular readers and also make some new acquaintances.
It is great that MMT is getting such widespread coverage now in Japan.
ものぽーる (@monopole0001)
2019/08/27 23:11
現代貨幣理論(MMT)は、3つの段階を経るだろう:まず、馬鹿にされる。 第二に、激しく反対される。 第三に、それが自明のものだと認められる。 MMTの教義の多くは、すでに第三段階に入っている。元批評家達は現在、それらを「最初から知っていた」と主張している。(L・ランダル・レイ)
https://twitter.com/monopole0001/status/1166352493510631425?s=21
ものぽーる (@monopole0001)
2019/08/27 23:13
高橋是清の経済政策のスタンス ―それはまさにMMTの運営― が、日本を大恐慌から救ったことに疑いはない。大部分が中央銀行の信用で引き受けられた大きな財政刺激は、金利を急上昇させたり、インフレを加速させたりすることはなかったのである。(ビル・ミッチェル) pic.twitter.com/dOIFOKlgeb
https://twitter.com/monopole0001/status/1166353101600821250?s=21
https://the-criterion.jp/mail-magazine/m20190825/
【小浜逸郎】日本の学者・エコノミストのほとんどはMMTを理解していない
From 小浜逸郎(評論家/国士舘大学客員教授)
MMT(現代貨幣理論)の提唱者・ステファニー・ケルトン教授が来日してから、一か月以上が経ちました。
その間、日本の経済学者、エコノミストなどの発言がいくつも出ましたが、わずかな例外を除いて、大部分がMMTについての無理解と、日本経済の現状に対する無知をさらすものでした。
…
MMTの上陸によって生じたさまざまな患者の症状を見てまいりました。
私の中に残るのは、やはり、まともな理論、まともな事実を指摘されると、日本のおえらいさんたちは自分のこれまでの立場が脅かされるのに怯えて、こんなにも感情的な拒絶反応を引き起こすのかという、深い慨嘆です。
しかしめげてはなりません。
11月には、「MMTの教科書」の執筆者、オーストラリアのビル・ミッチェル教授が来日する予定です。
正しい理論についての理解を粘り強く広め、日本の官僚、学者、エコノミスト、マスコミが罹患している深い病気を少しでも治していきましょう。
https://38news.jp/economy/14625
【藤井聡】レイ教授、ミッチェル教授のMMTシンポジウムを、心から楽しみにしています。
藤井聡
From 藤井聡@京都大学大学院教授
こんにちは、
京都大学の藤井聡です。
以前、このメルマガでもご案内さし上げました、
レイ教授のシンポジウムの日程が、
10月中旬(@東京)と決まりました!
関西方面(@京都)でも、別日程(同じく10月中旬予定)にて、
一般の方もご聴講いただける「研究会」を考えていますが、
さらなる詳細、参加申し込み方法などは、主催者であります
「京都大学レジリエンス実践ユニット」のホームページ
http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/resilience/
にて、近日中に公表して参りますので、
適宜、ご照会ください。
なお、今回のレイ教授のシンポジウムは、
先月末に発売となった
レイ教授の書籍の翻訳本の出版記念
もかねての開催です。
ついては、今回は、
前回、開催にあたって組織的に協力して頂いた
「表現者クライテリオン」ではなく、
翻訳本の出版元である
東洋経済新報社さんの協力
を得る形で開催準備を進めております。
(東洋経済新報社さんのご協力、心より感謝申し上げます!)。
また、今回のシンポジウムに合わせて、
MMTの提唱者のお一人で、
レイ教授と共著でMMTの教科書を出版された
ミッチェル教授の招聘についても、
準備を進めておりましたが、
この度、11月上旬のスケジュールで、
来日頂くことが決定しました!
ミッチェル教授との交渉過程では、
シンポジウムの主催である
京都大学レジリエンス実践ユニットの代表である当方について、
様々な問い合わせがありましたが、
その問い合わせや交渉の一旦は、ミッチェル教授のブログ
http://bilbo.economicoutlook.net/blog/?p=43129
にも紹介されています。
例えば、ミッチェル教授から、
当方が関わるメディアに掲載されている
ある記事についての問い合わせがあった際には、
当方からその記事内容について
丁寧に解説いたしました。
そして、それも含めた、
当方ならびに、当方が関わる様々な方々の
学術活動、言論活動、政治活動はいずれも、
(限定的な能力しか持ち合わせていない)「人間」が、
最善を尽くして真実にアプローチし、
明らかになったことを公衆に伝え、
実現せんがための諸活動の一旦であること、
そして、ケルトン教授招聘からレイ教授招聘、
そして、ミッチェル教授招聘を通した
一連のMMTシンポジウムも、
そうした諸活動の一つであることを、
一つ一つ丁寧に説明差し上げました。
ミッチェル教授は、
そうした当方の説明を通して、
こちら側が続けてきた言論活動等に変更を加えることなく、
当方が代表を務める
京都大学レジリエンス実践ユニット主催の
シンポジウムへの参加を、決定頂いた次第です。
こうした経緯を踏まえつつ、
ミッチェル教授はご自身のブログに、
当方との交渉過程とその帰結について、
次のように記述しておられます。
He has been very decent in his negotiations with me and we have a great schedule planned for November when I visit Japan.
http://bilbo.economicoutlook.net/blog/?p=43129
今回の件を通して、国際的な交渉は、
文化的背景、社会的背景が必ずしも
共有されているわけでもないことから、
円滑なコミュニケーションは、
容易に進むとは限らないものの、
事実(fact)と論理(logit)、
公正(fair)と正義(just)に基づいて
適正に説明し、議論すれば、
各種の文化的・社会的背景の相違を乗り越え、
理性的に理解し、合意し合えることもあり得る
という事を、再認識した次第です。
いずれにしても、ケルトン教授に引き続き、
アメリカ、そして、オーストラリアという遠方より、
わざわざ日本にお越し頂くレイ教授、
ミッチェル教授のご判断に、
心から感謝申し上げたいと思います。
そして、この機会を通して、
経済、財政、そして「貨幣」についての
適正な認識が、
日本国内において形成されんことを、
心から祈念いたしたいと思います。
詳細はおって、近日中に
「京都大学レジリエンス実践ユニット」のホームページ
http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/resilience/
にて公表いたしますので、是非、ご参照ください。
よろしくお願いいたします!
527 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん (ワッチョイ 2724-iGoy)[sage] 2019/10/19(土) 03:27:50.66 ID:K+WvOvsX0
ビル・ミッチェル教授をお招きしたMMT国際シンポジウム及び研究会のご案内
日 時 11月5日(火)午後2時から5時(午後1時開場)
会 場 衆議院第一議員会館 多目的ホール
登壇者 ビル・ミッチェル(ニューカッスル大学教授)
…
http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/resilience/mmtsympo_201911.html
(レイ教授のシンポジウムは12月以降になるかと思いますが、また改めてご案内致します。)
472 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん (ワッチョイ 6dc9-NZ7a) :2020/02/01(土) 20:14:40.47 ID:qXMjJJGR0
週刊ダイヤモンド 2020年1月25日号
【インタビュー】ビル・ミッチェル(ニューカッスル大学教授)
主流派の失敗が生んだ「財政の出番」
世界的な「反緊縮」を支えるのが財政赤字を積極肯定する「現代貨幣理論(MMT)」だ。命名者
でもあるビル・ミッチェル教授は「財政新時代」の幕開けだという。
https://i.gyazo.com/87245586f956225abce67876c35a86f0.jpg
「MMT」名付け親 “麻生氏の発言はナンセンス”(19/11/06)
https://youtu.be/YhYARs60cN8
このコメントは投稿者によって削除されました。
https://www.project-syndicate.org>blog>overt-moneta...
Overt Monetary Financing (OMF) and Crisis Management
2013/6/12 -They should consider carefully the pros and cons of increased fiscal deficits, explicitly and permanently financed by an increase in base money ...
http://bilbo.economicoutlook.net>blog
Overt Monetary Financing would flush out the ideological ...
2016/7/28 -I last wrote about Overt Monetary Financing (OMF) in this blog – The Bank of ... money” (or OMF) which would accompany fiscal deficits and, ...
https://positivemoney.org>2015/09>qe-for-people-da...
Overt Monetary Financing - dangerous drug or miracle ...
2015/9/7 -Overt Monetary Financing – dangerous drug or miracle medicine? ... Compared with debt financed fiscal deficits, OMF may be more effective ...
PDF
https://www.feri.de>download>FCFI_OMF-201705kurzversion
Overt Monetary Finance (OMF) and its Implicafions - FERI
Post-2008 monetary and fiscal response . ... Scenario Analysis of Overt Monetary Finance (OMF) . ... „OMF“ steht für „Overt Monetary Financing“.
https://econ101.jp>ビル・ミッチェル「明示的財政ファイナンス(omf
ビル・ミッチェル「明示的財政ファイナンス(OMF)は財政 ...
2018/4/3 -Bill Mitchell, “Overt Monetary Financing would flush out the ideological disdain for fiscal policy“, Bill Mitchell – billy blog, July 28, ...
Warren B. Mosler
@wbmosler
With Bill Mitchell in Kyoto! pic.twitter.com/yLUdV5R1PE
2022/11/06 6:51
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