ベストセラーになったマクニール『世界史』の本文は技術史を重視し、固有名の記載は最小限に止められている。年表(
〜前2C、
前6C〜16C、
15C〜)も簡潔なものしか載っていないが、騎馬兵法や大航海時代や産業革命が曲線で記載されているなど興味深い点が多い。
ただ、わかりやすさという観点からなら、
ヘーゲルの世界史(
参考↓)もそれほど悪くないのではないかと思わせるものがある。周期的歴史観か発展史的歴史観か、どちらの立場を筆者が取るのかわかりづらいのだ(最終的には前者のような気がするが)。
また、文庫版訳者解説によるとAndre Gunder Frank, Barry K. Gillsの『The World System: Five Hundred Years or Five Thousand? 』に世界システム論に関する感想を述べるなど、マクニール本人は世界システム論の観点を意義あるものと考えているらしい(柄谷の『世界史の構造』(
参考↓)も世界システム論の影響下にある)。
ある種の原理的視点で捨象していないのが本書の魅力かも知れない。
リンク
〜前2C
前6C〜16C
15C〜
リンク
☆スピノザ
プルードン ヘーゲル
マルクス 空海 カント
坂本龍馬 ハイデガー
☆柄谷 フロイト
ドゥルーズ 老子
アドルノ パーソンズ
カレツキ ゲゼル
ライプニッツ
スポーツ 文学☆☆
ガンジー
ラカン☆
ニーチェ
参考:
/啓蒙と革命
/__\
/\近世/国家形成
宗教改革\/__\
/\ <キリスト教/\
/__\ 世界>/_ルネッサンス
/\古代/\ /\中世/\
/__\/__\ /__\/__\
/\ /\
/__\ ヘーゲル『歴史哲学講義』/__\
/ペルシア\ <世界史> /\ /\
/__\/__\ /__\/__\
/\<東洋世界>/\ /\ <古典的世界>\
/__\ /__\ /__\ /__\
/\中国/\ /\インド\ /ギリシア\ /\ローマ\
/__\/__\/__\/__\ /__\/__\ /__\/__\
____柄谷行人『世界史の構造』の構造____
| 原都市| アジア|2(氏族社会)1 |
| 1国家 |3世界帝国|贈与と呪術| 定住革命|
| 第2部ギリシア| 第1部 |
|__世界=帝国_ローマ|__ミニ世界システム_|
| (B) | (A) |
| |キリスト教| 遊牧民へ|序説 |
|2世界貨幣|4普遍宗教| |交換様式論|
|____回教、仏教、道教_____|_____|
| |3 | | |
|1近代国家|ネーション| | |
| 第3部 | 第4部 |
|_近代世界システム__|___現在と未来___|
| (C)4 |1 (D) 2 |
|2産業資本|アソシエー|世界資本主|世界 |
| |ショニズム|義の段階と|共和国へ |
|_____|_____|反復___|_____|
ピラミッドの秘密 星派と太陽派 pass:pyramid
ピラミッド from yojisekimoto on Vimeo.
フロイトとモーセ pass:freud
フロイトとモーセ from yojisekimoto on Vimeo.