日曜日, 3月 17, 2019

経済学名著50冊


経済学の名著50冊が1冊でざっと学べる Kindle版 2018
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蔭山克秀 (著)経済学の名著50冊が1冊でざっと学べる KINDLE版 2018
蔭山克秀 (著)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07GV7HYYD
別バージョン:
https://nam-students.blogspot.com/2019/03/50-kindle-2018_92.html

経済学説の系譜と論点:   
  19世紀   20世紀                    21世紀 

  リカード3    レーニン39 コンドラチェフ33 分析的マルクス主義      
   投下労働価値説━労働価値説・恐慌論━━┳正統派 数理的マルクス主義
     ┃┃マルクス28  ┗━━┓   ┗宇野派    森嶋通夫       
     ┃┃  ┗━━カレツキ━┓┃    ┗━日本人経済学者     生産者費用
     ┃┗━━━━━スラッファ┃┃  河上肇49     宇沢弘文26 マルクス
     ┃           ┃┣━━━━━━━━━━レギュラシオン学派
     ┃┏━━━━━━━━━━┛┃ ______________________
     ┃┃ドイツ歴史学派━━━━制度学派  新制度学派 サイモン22
     ┃┃エンゲル シュモラー ヴェブレン35 コース     組織の経済学
     ┃┃リストウェーバー27 ゾンバルト ガルブレイス40
     ┃┗━━━━━━━━━━━━━┓  ポランニー34           D
     ┣プルードンゲゼル     ┃            岩村充 プルードン
     ┃              ┃                生産者効用
     ┃              ┃ ____________________
     ┃         リンダールレーン=メイドナー  岩井克人
     ┃(北欧ヴィクセル┳┛   ┃            清滝信宏
     ┃       ケインズ5  ┃     ミンスキー 情報の経済学
     ┃        ケインズ学派┻ポスト・ケインジアン━ニュー・ケインジアン
17世紀 ┃        ┃ハロッド38 カルドア ロビンソン ┃ マンキュー13
ペティ  ┃      ケンブリッジ学派          8  ┃クルーグマン17
 ┃   ┃        ┗━━━━━━━━┓サミュエルソン┏━┛
1┗古典派┫          レオンチェフ ┣新古典派総合 ┣━━シムズ
A・スミスJ.S.ミル45┏━━━━━━━━┛トービン   ┗━┓    
18世紀 ┃      マーシャル32部分均衡      奥野正寛ディートン44
     ┃        ┃ピグー48     ルイス セン43┃ピケティ31
     ┃        ┣━ヒックス IS・LM マンデル  ┃    B
   シスモンディ     ┃                  ┃ 消費者費用
  マルサス2       ┃ラムゼー 外生的 成長理論 ソロー━┫ マルサス
   支配労働価値説┓   ┃ ________┃ _______┃_______
          ┃  ┏┛ノイマン 内生的━┛  OLG   ┃ゲーム理論
          :  :  ┃                :
┏━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
       1972 アロー23一般均衡理論と厚生理論への先駆的な貢献
       1986 ブキャナン11公共選択の理論における契約憲法面での基礎を築いた
       1988 モーリス・アレ 市場と資源の効率的利用に関する理論
*      1991 ロナルド・コース 取引費用経済学
ゲーム理論_______________________________
 1994                人間行動・制度   I    I
 ハーサニ/ナッシュ20/ゼルテン           行動ゲーム理論 I
      \                     実験ゲーム理論 I 
       \インセンティブ・制度設計           I    I
        \                      I    I
        /\___情報の非対称性           I    I
       /  \  1996マーリーズ/ヴィックリー  I    I
      /    \ 2001アカロフ30/スペンス/  I    I
     /      \   スティグリッツ18I     I    I
    /        \           I 行動実験経済学 I
 対立と協力        \          I 2002     I
 2005         /\         I カーネマン/スミスI
 オーマン/シェリング  /  \        I I        I
            /    \       I I        I
  マーケット・デザイン  メカニズム・デザイン I I        I
       /  \     2007     I I経済ガバナンスの理論
      /    \  ハーヴィッツ/    I I 2009
 サーチ理論      \ マスキン/      I I オストロム
 2010        \マイヤーソン     I I ウィリアムソン
 ダイアモンド/      \     \    I I
 モーテンセン/ピサリデス  \     \   I I
 マッチング理論        \     \  I I 
 2012       オークション理論  契約理論 I
 ロス/シャープレイ  (未受賞)     2014 I
            ミルグロム    ティロール I
                      2016 行動経済学 ナッジ理論
              ハートホルムストローム 2017 リチャード・セイラー12
┗━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
          :  :  ┃   ロビンズ37       :
          ┗新古典派経済学 シュンペーター15 ローマー┃ 
           ワルラス7一般均衡 ベッカー24 AKモデル┃    C
 テュルゴー  クールノーパレート シカゴ学派ナイト22 バロー┃ ワルラス
 コンディヤック  主流派┃ クズネッツ フリードマン16ルーカス┃ 消費者効用
ケネー4         ┃    ┏マネタリズム━合理的期待学派┫
             ┃    ┃        サージェント
   (貨幣中立説)  フィッシャーRBC(リアル・ビジネス・サイクル)モデル
 機械的貨幣数量説━━━┳貨幣数量説┛     外生的  プレスコット
ヒューム        ┃       ハイエク14   キドランド
 連続的影響説     エッジワース  ドラッカー19      ┃
      シーニョア ┃オーストリア学派   内生的  ┏━━━┛
  平均効用 限界効用 メンガー バヴェルク       ┗DSGE
     セイ   ジェボンズ  転形論争
                                 消費者  生産者
                        四元的   費用  B    A
                        価値論   効用  C    D

リスト 1789~1846 歴史学派
http://nam-students.blogspot.com/2018/10/friedrich-list-1789-1846.html
レーニン 1870~1924
https://nam-students.blogspot.com/2019/03/renin-1870-1924.html
河上肇1879~1946
http://nam-students.blogspot.jp/2016/03/blog-post_23.html
コンドラチェフ(1892~1938)
https://nam-students.blogspot.com/2019/03/kondrat-1892-1938.html
ライオネル・ロビンズ 1898~1984
https://nam-students.blogspot.com/2019/03/lionel-charles-robbins-baron-robbins.html
ガルブレイス 1908~2006
http://nam-students.blogspot.com/2018/10/john-kenneth-galbraith19082006.html
サイモン 1916~2001 1976年ノーベル経済学賞受賞
http://nam-students.blogspot.jp/2016/03/herbert-alexander-simon.html
ナイト他
https://nam-students.blogspot.com/2015/09/blog-post_31.html
ゲーリー・ベッカー
https://nam-students.blogspot.com/2019/01/1-httpstranslate.html
ブキャナン(1919~2013)1986ノーベル経済学賞
https://nam-students.blogspot.com/2019/03/james-mcgill-buchanan-jr1919-20131986.html
セン 1998 ノーベル経済学賞受賞 1933~
https://nam-students.blogspot.com/2019/03/amartya-sen-1998-1933.html
アンガス・ディートン 2015
https://nam-students.blogspot.com/2019/03/angus-stewart-deaton19452015.html

ゼロ・サム社会 サロー 1980
https://nam-students.blogspot.com/2019/03/blog-post_37.html
ブレグマン 隷属なき道 ベーシックインカム
https://nam-students.blogspot.com/2019/03/blog-post_98.html


『国富論』(アダム・スミス)、『資本論』(マルクス)、『隷従への道』(ハイエク)、『雇用・利子および貨幣の一般理論』(ケインズ)などの古典名著から、『クルーグマン教授の経済入門』(クルーグマン)、『21世紀の資本』(ピケティ)といった現代のベストセラーまで、ビジネスエリート必須の教養を、まるごとつかめる!

本書では経済学に関する50冊の書籍が以下の4章に分けて紹介されています。

・経済学の基本(主に18〜19世紀、アダムスミス等、経済学の草分け的著作を特集)
・経済発展と自由主義(主に20世紀のマクロ経済。ハイエク、フリードマン、クルーグマン、スティグリッツ、ロールズ等)
・資本主義(プロ倫、マルクス、ピケティ等)
・豊かさと貧困(ガルブレイス、ボードリヤール、セン等)

オススメの読者は初学者(学部0年生や社会人)。
語り口が平易で、内容も幅広いため、「詳しく読んでみたい」という著作に出会えると思います。

その親しみやすさのトレードオフとして、「本の要約」と「作者の意見・感想」の境界が曖昧になっている部分や、解説が怪しい部分もありますが、その胡散臭さが、逆に原著や経済学書籍への興味を駆り立ててくれることでしょう。