月曜日, 4月 29, 2013

系統(岡本太郎「生命の樹」):メモ


『太陽の塔』予告編2018


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参考:
NAMs出版プロジェクト: 全生物の系統樹、円形バージョン:メモ
http://nam-students.blogspot.jp/2013/03/blog-post_2476.html(生命の樹を真上から見たと考えればいい)






『岡本太郎と太陽の塔』より(初出『EXPO'70の建築』)




岡本太郎 生命の樹(ミニチュア・海洋堂製作)

岡本太郎記念館にて



































探検バクモン「大阪万博へタイムトリップ!完結編」
- ものすごい勢いで2ちゃんねる実況で貼られた画像URLをまとめるページ
http://2chlog.com/2ch/live/makeimgurl/makeimgurl.php?ita=livenhk&sure=1369833830












http://24621953.at.webry.info/201112/article_1.html
 このほか、地下空間も設けられており、そこにも「地底の太陽(人間のこころを表す)」と呼ばれる第4の「顔」(直径3m)が設置されていた。ただし、生命の樹同様万博終了後は閉鎖され、1993年を最後に様々な処理のドサクサで行方不明となってしまった。2009年には、40周年事業の一環として再展示することを目指し、情報提供が呼びかけられたが、2010年3月13日のEXPO'70パビリオンの開館には間に合わなかった。現在も手がかりとなる情報はなく、引き続き情報提供が呼びかけられている。

塔内の展示テーマ

 地下 - 過去 根源の世界 - 生命の神秘
 地上 - 現在 調和の世界 - 現代のエネルギー
 空中 - 未来 進歩の世界 - 分化と統合(組織と情報)

生命の樹  

 太陽の塔の内部につくられている高さ45mの『生命の樹』は、生命を支えるエネルギーの象徴であり、未来に向かって伸びてゆく生命の力強さを表現している。

 この「生命の樹」は、単細胞生物から人類が誕生するまでを、下から順に<原生類時代>、<三葉虫時代>、<魚類時代>、<両生類時代>、<爬虫類時代>、<哺乳類時代>にわけて、その年代ごとに代表的な生物の模型によって表していた。当時「生命の樹」の枝には約300体の模型が取り付けられており、これらのうちの一部は電子制御装置により、動いていた。なお、これらの模型は円谷プロが製作を行った。

 内部はエスカレーター、もしくは展望エレベーター(国賓専用)で一階から上層部まで、登りながら見学することができた。

 現在の塔内は、これら模型の大多数は散逸してしまったが一部と幹は健在。「ここから並んで60分です」と示されたサインボードなども存在しており、当時の賑わいを密閉された空間内に封印している。

 展示模型

 海ユリ/ポリプ/アメーバ/クラゲA/クラゲB/ボルボックス/三葉虫/オルトセラスペルキドウム/キルトセラスデクリオ/マキ貝/アンモナイト/ベンモウ虫/オーム貝/サソリ/ドレパトスピス/ボスリオピス/魚類 A B C/マストドンザウルス/クリプトクレドウス/メソザウル/ブロントザウルス/トラコドン/エダフオザウルス/プテラノドン/ザウロボダ/マンモス/ゴリラ/オナガザル/オランウータン/テナガザル/チンパンジー/ネアンデルタール人/クロマニヨン人


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「動物の進化と系統」:メモ

    動   物   の   進   化   と   系   統

魚類は古生代に、爬虫類・両生類は中生代に、哺乳類はおもに新生代に多種多様に進化した
と考えられています(『動物進化図鑑』より)。

   |古生代      |中生代      |新生代 
   |5億4300   |2億5000   |6500
☆  |   万年前   |   万年前   | 万年前
┏━━|━━━━━━━━カイメンの仲間━━━━|━━━━━━━━━海綿動物
┃  |         |         |
┃┏━|━━━━━━━━クラゲ、イソギンチャクなど━━━━━━━━刺胞動物
┫┃ |         |         |
┃┃ ┏━━━━━━━━━|━━━二枚貝、巻貝など━━━━━━━━━━━軟
┃┃┏┫┏━━━━━━━━|━━━オウムガイの仲間━━━━━━━━━━━体
┗┫┃┗┫┏━━━━━━━|アンモナイトの仲間|            |
 ┃┃|┗┫       |         |            動
 ┃┃| ┗━━━━━━━|━━━タコ、イカの仲間━━━━━━━━━━━物
 ┃┃|         |         |
 ┃┃|┏━━━━━━━━|━━━鋏角類(サソリ、クモなど)━━━━━━節
 ┗┫┏┫┏━━━━━━━|━━━多足類(ムカデ、ヤスデなど)━━━━━足
  ┃┃┗┫┏━━━━━━|━━━甲殻類(エビ、カニなど)━━━━━━━|
  ┣┫ ┗┫      |         |            動
  ┃┃  ┗━━━━━━|━━━━━━━━━|━━━━━━━━昆虫━━物
  ┃┗━━━━━三葉虫━|         |
  ┃|         |         |
  ┃┏━━━━━━━━━|━━━━━━━━━|━━━━━━━━━棘皮動物
  ┗┫         |         |
   脊 椎 動 物   |         |
   ┗┳━━━━━━━━|━━━━━━━━━|━━━━━━━━無顎類 魚
   |┣━━━━━━━━|━━━━━━━━━|━━━━━━━軟骨魚類 |
   |┃┏━━━━━━━|━━━━━━━━━|━━━━━━━条鰭魚類 |
   |┗┫┏━━━━━━|━━━━━━━━━|━━━━━━━肉鰭魚類 類
   | ┗┫┏┳迷歯類━|━━━━━━━━ |
   |  ┃┃┃  ┏━|━━━━━━━━━|━━━━━━━━無尾類 両
   |  ┃┃┃ ┏┫ |         |            |
   |  ┃┃┗━┫┗━|━━━━━━━━━|━━━━━━━━有尾類 生
   |  ┃┃  ┃  |         |            |
   |  ┗┫  ┗━━|━━━━━━━━━|━━━━━━━━無足類 類
   |   ┃     |         |
   |   ┃   ┏━|━━━━━━┳━━|━━━━━━━トカゲ類 爬
   |   ┃   ┃ |      ┗━━|━━━━━━━━ヘビ類 |
   |   ┃┏━━┫┏|━━━━━━━━━|━━━━━━━━カメ類 虫
   |   ┃┃  ┗┫|┏━━━━━━━━|━━━━━━━━ワニ類 |
   |   ┃┃   ┗|┫        |            類
   |   ┗┫    |┗━━┳恐竜━━━|
   |    ┃    |   ┗━━━━━|━━━━━━━━━━鳥類
   |    ┃┏盤竜類|         |
   |    ┗┫┏━━獣弓類━━━━━━ |     
   |     ┗┫  |  ┏━━━━━━|━━━━━━━━単孔類 哺
   |      ┃  |  ┃ ┏━━━━|━━━━━━━━有袋類 |
   |      ┗━━|━━┫ ┃    | ┏━━━━━━海牛類 |
   |         |  ┃ ┃ ┏━━|━┫          |
   |         |  ┗━┫ ┃  | ┗━━━━━━長鼻類 |
   |         |    ┃ ┣━━|━━━━━━━━異節類 |
   |         |    ┃ ┃  | ┏━━━━━げっ歯類 |
   |         |    ┃ ┃ ┏|━┫          |
   |         |    ┗━╋━┫| ┗━━━━━ウサギ類 乳
   |         |      ┃ ┗|━━━━━━━━霊長類 |
   |         |      ┃  |┏━━━━━━━翼手類 |
   |         |      ┃  |┣━━━━━━━食肉類 |
   |         |      ┗━━|┫           |
   |         |         |┣━━━━━━━奇蹄類 |
   |         |         |┃┏━━━━━━偶蹄類 |
   |         |         |┗┫          |
   |         |         | ┗━━━━━クジラ類 類

佐々木秀憲「岡本太郎におけるミルチャ・エリアーデの影響」『美学』239号、美学会   
太陽の塔は、丹下健三が設計した「お祭り広場」中央(やや南寄り)に、広場を覆う銀色のトラスで構築された大屋根から塔の上半分がつき出す形で建てられ、テーマ館の一部となっていた。1967年の最初の公式記者会見において岡本は高さ60mの「(仮称)生命の樹」を制作し、その内部は過去・現在・未来の三層構造になることを発表している(『読売新聞』1967年10月22日付)。この基本構想の思想的背景として岡本が愛読した世界的宗教学者ミルチャ・エリアーデの著書の存在が指摘されている[21]。