土曜日, 4月 24, 2021

般若心経 再投稿

旧版


仏説摩訶般若波羅蜜多心経


    ____ _______ __ _____ __入__
一___観自在菩薩 行深般若波羅蜜多  時、 照見五蘊皆空、度一切苦厄。
  (人と法に関する総説。因・行・証・入・時)



二 (声聞と縁覚を含め、7つの宗派の教えが説かれているという。真言は四、五へ)
|_(華厳、普賢A)

|   舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是  
|   受想行識 亦復如是。
|_(三論、文殊B)                     |        
|   舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。  |
|_(法相、弥勒C)                     |_______
|   是故空中、無、無受・想・行・識         ||       |
|   無眼・耳・鼻・舌・身・意、             ||       |
|   無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。 ||       |
|_(二乗、声聞と縁覚)                           |
|   無無明、亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。(縁覚)______  |
|   無苦・集・滅・道。     (声聞=教えを受けた悟り)____  | |
|_(天台、観自在菩薩D)                      | | |
無智亦無得。以無所得故、                       | | |
                                   | | |
    _人__ __以下、法(修行の結果の説明)___   | | |
         ___因と__ ___________     | | |
三___菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、
心無礙、無礙故、無有恐怖、(涅槃に| | |

    __________________________    | | |
    
遠離一切顛倒夢想、究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、入る)| | |
    _________                     | | |
    得阿耨多羅三藐三菩提。 ()                | | |
                                   | | |
四___故知、般若波羅蜜多、(名体用、すべてが真言に帰することの説明)| | |

    是大神呪、  (声聞の真言)_________________| | |
    是大明呪、  (縁覚の真言)_______________|___| |
    是無上呪、  (大乗の真言)___________  | |     |
    是無等等呪、 (秘蔵の真言)(~以上、名)__  | | |     |
    能除一切苦、            (用)  | | | |     |
    真実不虚。             (体)  | | | |     |
                           | | | |     |
五___故説、般若波羅蜜多呪。即説呪曰、       | | | |     |
   (真言~ここも5分割出来る~の解説)
      | | | |     |

    羯諦     (1教えを聞いての悟り)____|_|_|_|     |
    羯諦     (2独自の悟り)________|_|_|       |
    波羅羯諦   (3法相、三論等修業の結果)__|_|_________|
    波羅僧羯諦  (4真言等修行の結果の結果)__|
    菩提薩婆訶  (5究極的悟りに入る意義)
    般若心経。




 
 





仏説摩訶般若波羅蜜多心経


____ _______ __ _____ __入__
一___観自在菩薩 行深般若波羅蜜多  時、 照見五蘊皆空、度一切苦厄。
  (人と法に関する総説。因・行・証・入・時)



二 (声聞と縁覚を含め、7つの宗派の教えが説かれているという。真言は四、五へ)|_(華厳、普賢A)
|   舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。  
|   受想行識 亦復如是。
|_(三論、文殊B)                     |        
|   舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。  |
|_(法相、弥勒C)                     |_______
|   是故空中、無色、無受・想・行・識、         ||       |
|   無眼・耳・鼻・舌・身・意、             ||       |
|   無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。 ||       |
|_(二乗、声聞と縁覚)                           |
|   無無明、亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。(縁覚)______  |
|   無苦・集・滅・道。     (声聞=教えを受けた悟り)____  | |
|_(天台、観自在菩薩D)                      | | |
    無智亦無得。以無所得故、                   | | |
                                   | | |
    _人__ __以下、法(修行の結果の説明)___   | | |
         ___因と__ ___________     | | |
三___菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、
心無礙、無礙故、無有恐怖、(涅槃に| | |

    __________________________    | | |
    
遠離一切顛倒夢想、究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、入る)| | |
    _________                     | | |
    得阿耨多羅三藐三菩提。 ()                | | |
                                   | | |
四___故知、般若波羅蜜多、(名体用、すべてが真言に帰することの説明)| | |

    是大神呪、  (声聞の真言)_________________| | |
    是大明呪、  (縁覚の真言)_______________|___| |
    是無上呪、  (大乗の真言)___________  | |     |
    是無等等呪、 (秘蔵の真言)(~以上、名)__  | | |     |
    能除一切苦、            (用)  | | | |     |
    真実不虚。             (体)  | | | |     |
                           | | | |     |
五___故説、般若波羅蜜多呪。即説呪曰、       | | | |     |
   (真言~ここも5分割出来る~の解説)
      | | | |     |

    羯諦     (1教えを聞いての悟り)____|_|_|_|     |
    羯諦     (2独自の悟り)________|_|_|       |
    波羅羯諦   (3法相、三論等修業の結果)__|_|_________|
    波羅僧羯諦  (4真言等修行の結果の結果)__|
    菩提薩婆訶  (5究極的悟りに入る意義)
    般若心経。




 
 







「色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。 受想行識、亦復如是。」の解説。

   /\       /\
  /  \     /  \
 / 色  \   /  空 \
/      \ /      \
\      / \      /
 \    /   \    /
  \  /     \  /
   \/       \/

     /\    /\
    /色 \  /空 \
   /    \/    \
  /色不異空 /\     \
 /     /  \空不異色 \
/     /色即是空\     \
\     \空即是色/     /
 \     \  /     /
  \     \/     /
   \    /\    /
    \  /  \  /
     \/    \/
       ______
      |  識   |
      |  /\  |
      |_/__\_|
       /    \
  /\  /      \  /\
 /  \/        \/  \
/ 色 /\   空    /\ 行 \
\   \/        \/   /
 \  /\        /\  /
  \/ _\_    _/_ \/
    |  \|  |/  |
    | 受 \  / 想 |
    |   |\/|   |
    |___|  |___|

人間=空性∩(色∪受∪想∪行∪識)

(参考:→龍樹の位置づけ


是諸法空相a、不生不滅b、不垢不浄c、不増不減d。

上記はカントのカテゴリーにそれぞれ対応し得る。

参考:
カント、純粋理性のカテゴリー
量(単一性、多数性、全体性d)
質( 実在性c、否定性、限界性)
関係(実体性、 因果性b、相互性)
様態(可能性、現実存在、必然性a)

カントが挙げているアンチノミーには、(カテゴリー順に)四つ(a-d)ある(それぞれのテーゼにアンチテーゼが対応)。
1 世界は有限(時間的、空間的に)である。←→世界は無限である。d
2 世界におけるどんな実体も単純な部分から出来ている。←→単純なものなど存在しない。c
3 世界には自由な原因が存在する。←→自由は存在せず、世界における一切は自然法則に従って生起する。b
4 世界の内か外に必然的な存在者がその原因として存在する。←→必然的な存在者など存在しない。a
http://www.ne.jp/asahi/village/good/kant.html

1量 2質
3関係4様相

1不増不減d2不垢不浄c
3不生不滅b4諸法空相a




         識
        /\
    ___/行|\______
   /  / 想| \    /
  /  /__受___\  /
 /            /
/______色_____/ 
 ________________________
|色______受(想行)__識_______五蘊
|色(しき) |眼(げん)|眼識(げんしき)|   
|声(しょう)|耳(に) |耳識(にしき) |
|香(こう) |鼻(び) |鼻識(びしき) |
|味(み)  |舌(ぜつ)|舌識(ぜっしき)|
|触(そく) |身(しん)|身識(しんしき)|
|法(ほう)_|意(い)_|意識(いしき)_|
|六根____|六境、六処|六識______|
|____十二処_____|________|
|_________十八界_________|


十二支縁起(十二因縁)
(5)六処・・・眼・耳・鼻・舌・身・意の六根、つまり六つの感覚器官のこと。1
(7)受・・・・・三者和合して起こる感受であって、苦・楽・不苦不楽の三受のこと
(2)行・・・・・身・口・意の三つの行為であり、身・口・意の三業とほぼ同じ。
       ただ、実際に現れる行為だけでなく、その行為の余力として残る潜在的なものを含む。
(4)名色・・・認識の対象である色・声・香・味・触・法の六つの境のこと。 2
(3)識・・・・・認識主観そのもの。眼・耳・鼻・舌・身・意の六つのこと。3

十二支縁起の要素
無明(むみょう、巴: avijjā, 梵: avidyā) - 過去世の無始の煩悩。煩悩の根本が無明なので代表名とした。
行(ぎょう、巴:saṅkhāra, 梵: saṃskāra) - 志向作用。
識(しき、巴: viññāna, 梵: vijñāna) - 識別作用
名色(みょうしき、nāma-rūpa) - 物質現象(肉体)と精神現象(心)。
六処(ろくしょ、巴: saḷāyatana, 梵: ṣaḍāyatana) - 六つの感覚器官。
触(そく、巴: phassa, 梵: sparśa) - 六つの感覚器官に、それぞれの感受対象が触れること。
受(じゅ、vedanā) - 感受作用。
愛(あい、巴: taṇhā, 梵: tṛṣṇā) - 渇愛。
取(しゅ、upādāna) - 執着。
有(う、bhava) - 存在。
生(しょう、jāti) - 生まれること。
老死(ろうし、jarā-maraṇa) - 老いと死。

      触______受_____愛
      /           /\  
     /       天   /  \
  六処/  阿        /    \取 
   /  修    ____/   人  \
  /  羅    /    \       \
名色_______/ 蛇  雄鶏\_______\有
 \       \   豚  /       /
  \   餓   \____/    畜  /
   \   鬼  /    \   生  /
   識\    /  地獄  \    /生   
     \  /        \  /
      \/__________\/
      行     無明     老死

    触__受___愛
 六処 /阿  天 /\ 取
   /修    /人 \
名色/羅____/____\有
  \ 餓鬼 /\ 畜生 /
 識 \  /地獄\  / 生
    \/____\/ 
    行  無明  老死
       六道輪廻図(付:十二支縁起)


最初は無知(無明)があり、
無知によって行為(行)が生じ、
行為によって意識(識)が生じ、
意識によって名称と色彩(名色)が生じ、
名称と色彩によって六つの感覚領域(六処)が生じ、
六つの感覚領域によって接触(触)が生じ、
接触によって感受作用(受)が生じ、
感受作用によって欲求(愛)が生じ、
欲求によって執着(取)が生じ、
執着によって生存と呼ばれる成熟した業(有)が生じ、
生存によって誕生(生)が生じ、
誕生によって老衰と死(老死)が生じる。


四諦
(したい、サンスクリット語 catvāri āryasatyāni चत्वारि आर्यसत्यानि、パーリ語:cattāri ariyasaccāni)とは、仏教用語で、釈迦が悟りに至る道筋を説明するために、現実の様相とそれを解決する方法論をまとめた苦集滅道の4つをいう。四諦は簡略形であって、直訳された四聖諦が正しい。
諦とは「真理」という意味であり、四聖諦とは「4つの聖なる真理」の意である。4つの真理とはそれぞれ、

• 苦諦:苦という真理
• 集諦:苦の原因という真理
• 滅諦:苦の滅という真理
• 道諦:苦の滅を実現する道という真理

        人生の課題(四諦)
問題は何か     苦
原因を分析する   集
原因を取り除こう  滅
問題解決の実践方法 道=八正道
            ↓↑
      正見、正思惟、正語、正業、
      正命、正精進、正念、正定


無智亦無得。以無所得故

1931年,ゲーデルによる「『プリンキピア・マティマティカ』やその関連体系での形式的に決定不可能な命題について」という論文によって,いわゆる「不完全性定理」が証明され,ヒルベルトの計画は挫折に終わる.

つまり式G(Gは,ゲーデル数 sub(n, 13, n)をもつ式は証明不能であるという超数学的言明を,体系内の算術的な命題で表したもの)はその否定が証明可能なとき,そしてそのときにかぎり証明可能である.
ところが体系は無矛盾であるから,これはあり得ない.つまりGもその否定も,証明可能ではない.

つまり体系は完全ではない.
http://aozoragakuen.sakura.ne.jp/taiwa/taiwaNch01/taikaku/node9.html



肯定
真言宗_  |   倶舎宗 
|\  |  / 独学、
 |   声聞
   
理_____宗______事
/|\   
/ | \  
/__| _\
三論宗   |   天台宗

(否定)
(立川武蔵『空の思想史』297頁参照)


  |  
__入__
  |  




メモ:


普賢、文殊、弥勒、観音(観自在菩薩)は、胎蔵曼荼羅の中心部を占める。


弥勒 (与願印)普賢          
(触地印)      (施無畏印)
 
観自在(禅定印)  文殊


金剛界曼荼羅だと、

    阿弥陀B
            
宝生C 大日E  不空成就A

    阿閦D

施無畏印A、定印B、与願印C、触地印D、智拳印E(胎蔵とはAとBが逆)



以上、松長有慶著『空海、般若心経の秘密を読み解く』137-8頁等を参照。
空海(『般若心経秘鍵』角川文庫、及びちくま文庫空海コレクション2所収)によれば、大般若経(というより真言)の心髄を表した般若心経、全体は5つに分かれる。
空海の文章を読むと、教えの立場からの喜び、7つの宗派への分類、空の教義以上に真言を強調していることが印象に残り、全体的には、情熱的かつ緻密である。般若心経を読むものにとって必読書ではないか、と思う。












仏説摩訶般若波羅蜜多心経


__因__ ___行____ _時_ __証___ __入__
一___観自在菩薩 行深般若波羅蜜多  時、 照見五蘊皆空、度一切苦厄。
  (人と法に関する総説。因・行・証・入・時)



二 (声聞と縁覚を含め、7つの宗派の教えが説かれているという。真言は四、五へ)|_(華厳、普賢A)
|   舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。  
|   受想行識 亦復如是。
|_(三論、文殊B)                     |        
|   舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。  |
|_(法相、弥勒C)                     |_______
|   是故空中、無色、無受・想・行・識、         ||       |
|   無眼・耳・鼻・舌・身・意、             ||       |
|   無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。 ||       |
|_(二乗、声聞と縁覚)                           |
|   無無明、亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。(縁覚)______  |
|   無苦・集・滅・道。     (声聞=教えを受けた悟り)____  | |
|_(天台、観自在菩薩D)                      | | |
無智亦無得。以無所得故、                   | | |
| | |
    _人__ __以下、法(因と行他修行の結果の説明)_____ | | |
         ___因と行__ ______入_____     | | |
三___菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、
心無礙、無礙故、無有恐怖、(涅槃に| | |

    _____________入_____________    | | |
    
遠離一切顛倒夢想、究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、入る)| | |
    ____証_____                     | | |
    得阿耨多羅三藐三菩提。 (証)                | | |
                                   | | |
四___故知、般若波羅蜜多、(名体用、すべてが真言に帰することの説明)| | |

是大神呪、  (声聞の真言)_________________| | |
是大明呪、  (縁覚の真言)_______________|___| |
是無上呪、  (大乗の真言)___________  | |     |
是無等等呪、 (秘蔵の真言)(~以上、名)__  | | |     |
能除一切苦、            (用)  | | | |     |
真実不虚。             (体)  | | | |     |
| | | |     |
五___故説、般若波羅蜜多呪。即説呪曰、       | | | |     |
   (真言~ここも5分割出来る~の解説)
      | | | |     |

羯諦     (1教えを聞いての悟り)____|_|_|_|     |
羯諦     (2独自の悟り)________|_|_|       |
波羅羯諦   (3法相、三論等修業の結果)__|_|_________|
波羅僧羯諦  (4真言等修行の結果の結果)__|
菩提薩婆訶  (5究極的悟りに入る意義)
般若心経。




 
 














仏説摩訶般若波羅蜜多心経


__因__ ___行____ _時_ __証___ __入__
一___観自在菩薩 行深般若波羅蜜多  時、 照見五蘊皆空、度一切苦厄。
  (人と法に関する総説。因・行・証・入・時)



二 (声聞と縁覚を含め、7つの宗派の教えが説かれているという。真言は四、五へ)|_(華厳、普賢A)
|   舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。  
|   受想行識 亦復如是。
|_(三論、文殊B)                     |        
|   舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。  |
|_(法相、弥勒C)                     |_______
|   是故空中、無色、無受・想・行・識、         ||       |
|   無眼・耳・鼻・舌・身・意、             ||       |
|   無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。 ||       |
|_(二乗、声聞と縁覚)                           |
|   無無明、亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。(縁覚)______  |
|   無苦・集・滅・道。     (声聞=教えを受けた悟り)____  | |
|_(天台、観自在菩薩D)                      | | |
無智亦無得。以無所得故、                   | | |
| | |
    _人__ __以下、法____(因と行他、修行の結果の説明) | | |
         ___因と行__ ___________入_____| | |
三___菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、
心無礙、無礙故、無有恐怖、遠離一切顛倒夢想、
    __________入_______             | | |
    究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、 (涅槃に入ること)  | | |
    ____証_____                     | | |
    得阿耨多羅三藐三菩提。         (証)        | | |
                                   | | |
四___故知、般若波羅蜜多、(名体用、すべてが真言に帰することの説明)| | |

是大神呪、  (声聞の真言)_________________| | |
是大明呪、  (縁覚の真言)_______________|___| |
是無上呪、  (大乗の真言)___________  | |     |
是無等等呪、 (秘蔵の真言)(~以上、名)__  | | |     |
能除一切苦、            (用)  | | | |     |
真実不虚。             (体)  | | | |     |
| | | |     |
五___故説、般若波羅蜜多呪。即説呪曰、       | | | |     |
   (真言~ここも5分割出来る~の解説)
      | | | |     |

羯諦     (1教えを聞いての悟り)____|_|_|_|     |
羯諦     (2独自の悟り)________|_|_|       |
波羅羯諦   (3法相、三論等修業の結果)__|_|_________|
波羅僧羯諦  (4真言等修行の結果の結果)__|
菩提薩婆訶  (5究極的悟りに入る意義)
般若心経。




 
 














仏説摩訶般若波羅蜜多心経


__因__ ___行____ _時_ __証___ __入__
一___観自在菩薩 行深般若波羅蜜多  時、 照見五蘊皆空、度一切苦厄。
  (人と法に関する総説。因・行・証・入・時)



二 (声聞と縁覚を含め、7つの宗派の教えが説かれているという。真言は四、五へ)|_(華厳、普賢A)
|   舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。  
|   受想行識 亦復如是。
|_(三論、文殊B)                     |        
|   舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。  |
|_(法相、弥勒C)                     |_______
|   是故空中、無色、無受・想・行・識、         ||       |
|   無眼・耳・鼻・舌・身・意、             ||       |
|   無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。 ||       |
|_(二乗、声聞と縁覚)                           |
|   無無明、亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。(縁覚)______  |
|   無苦・集・滅・道。     (声聞=教えを受けた悟り)____  | |
|_(天台、観自在菩薩D)                      | | |
無智亦無得。以無所得故、                   | | |
| | |
    _人__ __以下、法__ (修行の結果の説明)       | | |
         ___因と行__                  | | |
三___菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、      (因と行)      | | |
    __________入__________          | | |
    心無礙、無礙故、無有恐怖、遠離一切顛倒夢想、         | | |
    __________入_______             | | |
    究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、 (涅槃に入ること)  | | |
    ____証_____                     | | |
    得阿耨多羅三藐三菩提。         (証)        | | |
                                   | | |
四___故知、般若波羅蜜多、(名体用、すべてが真言に帰することの説明)| | |

是大神呪、  (声聞の真言)_________________| | |
是大明呪、  (縁覚の真言)_______________|___| |
是無上呪、  (大乗の真言)___________  | |     |
是無等等呪、 (秘蔵の真言)(~以上、名)__  | | |     |
能除一切苦、            (用)  | | | |     |
真実不虚。             (体)  | | | |     |
| | | |     |
五___故説、般若波羅蜜多呪。即説呪曰、       | | | |     |
   (真言~ここも5分割出来る~の解説)
      | | | |     |

羯諦     (1教えを聞いての悟り)____|_|_|_|     |
羯諦     (2独自の悟り)________|_|_|       |
波羅羯諦   (3法相、三論等修業の結果)__|_|_________|
波羅僧羯諦  (4真言等修行の結果の結果)__|
菩提薩婆訶  (5究極的悟りに入る意義)
般若心経。




五 二
四 一













仏説摩訶般若波羅蜜多心経


__因__ ___行____ _時_ __証___ __入__
一___観自在菩薩 行深般若波羅蜜多  時、 照見五蘊皆空、度一切苦厄。
(人と法に関する総説。因・行・証・入・時)


二 (声聞と縁覚を含め、7つの宗派の教えが説かれているという。真言は四、五へ)
|_(華厳、普賢A)
|   舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。  
|   受想行識 亦復如是。
|_(三論、文殊B)                     |        
|   舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。  |
|_(法相、弥勒C)                     |_______
|   是故空中、無色、無受・想・行・識、         ||       |
|   無眼・耳・鼻・舌・身・意、             ||       |
|   無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。 ||       |
|_(二乗、声聞と縁覚)                           |
|   無無明、亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。(縁覚)______  |
|   無苦・集・滅・道。     (声聞=教えを受けた悟り)____  | |
|_(天台、観自在菩薩D)                      | | |
無智亦無得。以無所得故、                   | | |
| | |
_人__ __以下、法__ (修行の結果の説明)       | | |
___因と行__                  | | |
三___菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、      (因と行)      | | |
__________入__________          | | |
心無礙、無礙故、無有恐怖、遠離一切顛倒夢想、         | | |
__________入_______             | | |
究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、 (涅槃に入ること)  | | |
____証_____                     | | |
得阿耨多羅三藐三菩提。         (証)        | | |
| | |
四___故知、般若波羅蜜多、(名体用、すべてが真言に帰することの説明)| | |
是大神呪、  (声聞の真言)_________________| | |
是大明呪、  (縁覚の真言)_______________|___| |
是無上呪、  (大乗の真言)___________  | |     |
是無等等呪、 (秘蔵の真言)(~以上、名)__  | | |     |
能除一切苦、            (用)  | | | |     |
真実不虚。             (体)  | | | |     |
| | | |     |
五___故説、般若波羅蜜多呪。即説呪曰、       | | | |     |
(真言~ここも5分割出来る~の解説)      | | | |     |
羯諦     (1教えを聞いての悟り)____|_|_|_|     |
羯諦     (2独自の悟り)________|_|_|       |
波羅羯諦   (3法相、三論等修業の結果)__|_|_________|
波羅僧羯諦  (4真言等修行の結果の結果)__|
菩提薩婆訶  (5究極的悟りに入る意義)
般若心経。







   仏説摩訶般若波羅蜜多心経
        
     __因__ ___行____ _時_ __証___ __入__
一 ___観自在菩薩 行深般若波羅蜜多  時、 照見五蘊皆空、度一切苦厄。
   (人と法に関する総説。因・行・証・入・時)

二  (声聞と縁覚を含め、7つの宗派の教えが説かれているという。真言は四、五へ)
|_健(華厳、普賢A)
|    舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。  
|    受想行識 亦復如是。
|_絶(三論、文殊B)                     |        
|    舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。  |
|_相(法相、弥勒C)                     |_______
|    是故空中、無色、無受・想・行・識、         ||       |
|    無眼・耳・鼻・舌・身・意、             ||       |
|    無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。 ||       |
|_二(二乗、声聞と縁覚)                           |
|    無無明、亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。(縁覚)______  |
|    無苦・集・滅・道。     (声聞=教えを受けた悟り)____  | |
|_一(天台、観自在菩薩D)                      | | |
     無智亦無得。以無所得故、                   | | |
                                    | | |
     _人__ __以下、法__ (修行の結果の説明)       | | |
          ___因と行__                  | | |
三 ___菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、      (因と行)      | | |
     __________入__________          | | |
     心無礙、無礙故、無有恐怖、遠離一切顛倒夢想、         | | |
     __________入_______             | | |
     究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、 (涅槃に入ること)  | | |
     ____証_____                     | | |
     得阿耨多羅三藐三菩提。         (証)        | | |
                                    | | |
四 ___故知、般若波羅蜜多、(名体用、すべてが真言に帰することの説明)| | |
     是大神呪、  (声聞の真言)_________________| | |
     是大明呪、  (縁覚の真言)_______________|___| |
     是無上呪、  (大乗の真言)___________  | |     |
     是無等等呪、 (秘蔵の真言)(~以上、名)__  | | |     |
     能除一切苦、            (用)  | | | |     |
     真実不虚。             (体)  | | | |     |
                            | | | |     |
五 ___故説、般若波羅蜜多呪。即説呪曰、       | | | |     |
    (真言~ここも5分割出来る~の解説)      | | | |     |
     羯諦     (1教えを聞いての悟り)____|_|_|_|     |
     羯諦     (2独自の悟り)________|_|_|       |
     波羅羯諦   (3法相、三論等修業の結果)__|_|_________|
     波羅僧羯諦  (4真言等修行の結果の結果)__|
     菩提薩婆訶  (5究極的悟りに入る意義)
     般若心経。





題目
   仏説摩訶般若波羅蜜多心経
        
     ____ _______ __ _____ __入__
一 ___観自在菩薩 行深般若波羅蜜多  時、 照見五蘊皆空、度一切苦厄。
   (人と法に関する総説。因・行・証・入・時)

二  (声聞と縁覚を含め、7つの宗派の教えが説かれているという。真言は四、五へ)
|_健(華厳、普賢A)
|    舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。  
|    受想行識 亦復如是。
|_絶(三論、文殊B)                        |        
|    舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。     |
|_相(法相、弥勒C)                        |_______
|    空中、無色、無受・想・行・識、無眼・耳・鼻・舌・身・意||       |
|    無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。    ||       |
|_二(二乗、声聞と縁覚)                              |
|    無無明、亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。(縁覚=独覚)______  |
|    無苦・集・滅・道。        (声聞=教えを受けた悟り)____  | |
|_一(天台、観自在菩薩D)                         | | |
     無智亦無得。以無所得、                      | | |
                                       | | |
     _人__ __以下、法__ (修行の結果の説明)          | | |
          _____                     | | |
三 ___菩提薩埵、依般若波羅蜜多、         ()      | | |
     __________入__________             | | |
     心無礙、無礙故、無有恐怖、遠離一切顛倒夢想、            | | |
     __________入_______                | | |
     究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多、    (涅槃に入ること)  | | |
     _________                        | | |
     得阿耨多羅三藐三菩提。            ()        | | |
                                       | | |
四 ___知、般若波羅蜜多、  (名体用、すべてが真言に帰することの説明) | | |
     是大神呪、  (声聞の真言)____________________| | |
     是大明呪、  (縁覚の真言)__________________|___| |
     是無上呪、  (大乗の真言)______________  | |     |
     是無等等呪、 (秘蔵の真言)(~以上、名)_____  | | |     |
     能除一切苦、            (用)     | | | |     |
     真実不虚。             (体)     | | | |     |
                               | | | |     |
五 ___説、般若波羅蜜多呪。即説呪曰、          | | | |     |
    (真言~ここも5分割出来る~の解説)         | | | |     |
     羯諦        
(1教えを聞いての悟り)____|_|_|_|     |
     羯諦        (2独自の悟り)______
__|_|_|       |
     波羅羯諦      (3法相、三論等修業の結果)_
_|_|_________|
     波羅僧羯諦     (4真言等修行の結果の結果)_
_
     菩提薩婆訶     (5究極的悟りに入る意義)
     般若心経。


       肯定
 真言宗_  |   倶舎宗 
   |\  |  / 独学、

      |   声聞
         
 理_____宗______事
      /|\   
     / | \  
    /__| _\
 三論宗   |   天台宗
       空
      (否定)
(立川武蔵『空の思想史』297頁参照)

  |  
__入__
  |  
  

メモ:

普賢、文殊、弥勒、観音(観自在菩薩)は、胎蔵曼荼羅の中心部を占める。

 弥勒
 (与願印)普賢          
(触地印)      (施無畏印)
 
観自在(禅定印)  文殊


金剛界曼荼羅だと、

    阿弥陀B
            
宝生C 大日E  不空成就A

    阿閦D

施無畏印A、定印B、与願印C、触地印D、智拳印E(胎蔵とはAとBが逆)


以上、松長有慶著『空海、般若心経の秘密を読み解く』137-8頁等を参照。
空海(『般若心経秘鍵』角川文庫、及びちくま文庫空海コレクション2所収)によれば、大般若経(というより真言)の心髄を表した般若心経、全体は5つに分かれる。
空海の文章を読むと、教えの立場からの喜び、7つの宗派への分類、空の教義以上に真言を強調していることが印象に残り、全体的には、情熱的かつ緻密である。般若心経を読むものにとって必読書ではないか、と思う。





題目
   仏説摩訶般若波羅蜜多心経
        
          ____ _______ __ _____ __入__
一 人法総通分___観自在菩薩 行深般若波羅蜜多  時、 照見五蘊皆空、度一切苦厄。
        (人と法に関する総説。因・行・証・入・時)

二 分別諸乗分 (声聞と縁覚を含め、7つの宗派の教えが説かれているという。真言は四、五へ)
   |___健(華厳、普賢A)
   |      舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。  
   |      受想行識 亦復如是。
   |___絶(三論、文殊B)                          |        
   |      舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。       |
   |___相(法相、弥勒C)                          |_______
   |      空中、無色、無受・想・行・識、無眼・耳・鼻・舌・身・意  ||       |
   |      無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。      ||       |
   |___二(二乗、声聞と縁覚)                                |
   |      無無明、亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。(縁覚=独覚)________  |
   |      無苦・集・滅・道。        (声聞=教えを受けた悟り)______  | |
   |___一(天台、観自在菩薩D)                           | | |
          無智亦無得。以無所得、                        | | |
                                              | | |
          _人__ __以下、法__ (修行の結果の説明)            | | |
               _____                       | | |
三 行人得徳分___菩提薩埵、依般若波羅蜜多、           ()      | | |
          __________入__________               | | |
          心無礙、無礙故、無有恐怖、遠離一切顛倒夢想、              | | |
          __________入_______                  | | |
          究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多、      (涅槃に入ること)  | | |
          _________                          | | |
          得阿耨多羅三藐三菩提。              ()        | | |
                                              | | |
四 総帰持明分___知、般若波羅蜜多、    (名体用、すべてが真言に帰することの説明) | | |
          是大神呪、  (声聞の真言)______________________| | |
          是大明呪、  (縁覚の真言)____________________|___| |
          是無上呪、  (大乗の真言)________________  | |     |
          是無等等呪、 (秘蔵の真言)(~以上、名)_______  | | |     |
          能除一切苦、            (用)       | | | |     |
          真実不虚。             (体)       | | | |     |
                                      | | | |     |
五 秘蔵真言分___説、般若波羅蜜多呪。即説呪曰、            | | | |     |
        (真言~ここも5分割出来る~の解説)            | | | |     |
          羯諦          
(1教えを聞いての悟り)____|_|_|_|     |
          羯諦          (2独自の悟り)________|_|_|       |
          波羅羯諦        (3法相、三論等修業の結果)__|_|_________|
          波羅僧羯諦       (4真言等修行の結果の結果)__|
          菩提薩婆訶       (5究極的悟りに入る意義)
          般若心経。


       肯定
 真言宗_  |   倶舎宗 
   |\  |  / 独学、

      |   声聞
         
 理_____宗______事
      /|\   
     / | \  
    /__| _\
 三論宗   |   天台宗
       空
      (否定)
(立川武蔵『空の思想史』297頁参照)

  |  
__入__
  |  
  

メモ:

普賢、文殊、弥勒、観音(観自在菩薩)は、胎蔵曼荼羅の中心部を占める。

 弥勒
 (与願印)普賢          
(触地印)      (施無畏印)
 
観自在(禅定印)  文殊


金剛界曼荼羅だと、

    阿弥陀B
            
宝生C 大日E  不空成就A

    阿閦D

施無畏印A、定印B、与願印C、触地印D、智拳印E(胎蔵とはAとBが逆)


以上、松長有慶著『空海、般若心経の秘密を読み解く』137-8頁等を参照。
空海(『般若心経秘鍵』角川文庫、及びちくま文庫空海コレクション2所収)によれば、大般若経(というより真言)の心髄を表した般若心経、全体は5つに分かれる。
空海の文章を読むと、教えの立場からの喜び、7つの宗派への分類、空の教義以上に真言を強調していることが印象に残り、全体的には、情熱的かつ緻密である。般若心経を読むものにとって必読書ではないか、と思う。












題目
仏説摩訶般若波羅蜜多心経


____ _______ __ _____ __入__
一 人法総通分___観自在菩薩 行深般若波羅蜜多  時、 照見五蘊皆空、度一切苦厄。
(人と法に関する総説。因・行・証・入・時)


二 分別諸乗分 (声聞と縁覚を含め、7つの宗派の教えが説かれているという。真言は四、五へ)
|___健(華厳、普賢A)
|      舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。  
|      受想行識 亦復如是。
|___絶(三論、文殊B)                          |        
|      舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。       |
|___相(法相、弥勒C)                          |_______
|      空中、無色、無受・想・行・識、無眼・耳・鼻・舌・身・意  ||       |
|      無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。      ||       |
|___二(二乗、声聞と縁覚)                                |
|      無無明、亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。(縁覚=独覚)________  |
|      無苦・集・滅・道。        (声聞=教えを受けた悟り)______  | |
|___一(天台、観自在菩薩D)                           | | |
無智亦無得。以無所得、                        | | |
| | |
_人__ __以下、法__ (修行の結果の説明)            | | |
_____                       | | |
三 行人得徳分___菩提薩埵、依般若波羅蜜多、           ()      | | |
__________入__________               | | |
心無礙、無礙故、無有恐怖、遠離一切顛倒夢想、              | | |
__________入_______                  | | |
究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多、      (涅槃に入ること)  | | |
_________                          | | |
得阿耨多羅三藐三菩提。              ()        | | |
| | |
四 総帰持明分___知、般若波羅蜜多、    (名体用、すべてが真言に帰することの説明) | | |
是大神呪、  (声聞の真言)______________________| | |
是大明呪、  (縁覚の真言)____________________|___| |
是無上呪、  (大乗の真言)________________  | |     |
是無等等呪、 (秘蔵の真言)(~以上、名)_______  | | |     |
能除一切苦、            (用)       | | | |     |
真実不虚。             (体)       | | | |     |
| | | |     |
五 秘蔵真言分___説、般若波羅蜜多呪。即説呪曰、            | | | |     |
(真言~ここも5分割出来る~の解説)            | | | |     |
羯諦          (1教えを聞いての悟り)____|_|_|_|     |
          羯諦          (2独自の悟り)________|_|_|       |
 波羅羯諦        (3法相、三論等修業の結果)__|_|_________|
波羅僧羯諦       (4真言等修行の結果の結果)__|
菩提薩婆訶       (5究極的悟りに入る意義)
般若心経。




肯定
真言宗_  |   倶舎宗 
|\  |  / 独学、
 |   声聞
   
理_____宗______事
/|\   
/ | \  
/__| _\
三論宗   |   天台宗

(否定)
(立川武蔵『空の思想史』297頁参照)


  |  
__入__
  |  




メモ:


普賢、文殊、弥勒、観音(観自在菩薩)は、胎蔵曼荼羅の中心部を占める。


弥勒 (与願印)普賢          
(触地印)      (施無畏印)
観自在(禅定印)  文殊




金剛界曼荼羅だと、


阿弥陀B


宝生C 大日E  不空成就A


阿閦D


施無畏印A、定印B、与願印C、触地印D、智拳印E(胎蔵とはAとBが逆)






以上、松長有慶著『空海、般若心経の秘密を読み解く』137-8頁等を参照。
空海(『般若心経秘鍵』角川文庫、及びちくま文庫空海コレクション2所収)によれば、大般若経(というより真言)の心髄を表した般若心経、全体は5つに分かれる。
空海の文章を読むと、教えの立場からの喜び、7つの宗派への分類、空の教義以上に真言を強調していることが印象に残り、全体的には、情熱的かつ緻密である。般若心経を読むものにとって必読書ではないか、と思う。


題目
仏説摩訶般若波羅蜜多心経


__因__ ___行____ _時_ __証___ __入__
一 ___観自在菩薩 行深般若波羅蜜多  時、 照見五蘊皆空、度一切苦厄。
(人と法に関する総説。因・行・証・入・時)


二  (声聞と縁覚を含め、7つの宗派の教えが説かれているという。真言は四、五へ)
|_健(華厳、普賢A)
|    舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。  
|    受想行識 亦復如是。
|_絶(三論、文殊B)                          |        
|    舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。       |
|_相(法相、弥勒C)                          |_______
|    是故空中、無色、無受・想・行・識、無眼・耳・鼻・舌・身・意  ||       |
|    無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。      ||       |
|_二(二乗、声聞と縁覚)                                |
|    無無明、亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。(縁覚=独覚)________  |
|    無苦・集・滅・道。        (声聞=教えを受けた悟り)______  | |
|_一(天台、観自在菩薩D)                           | | |
無智亦無得。以無所得故、                        | | |
| | |
_人__ __以下、法__ (修行の結果の説明)            | | |
___因と行__                       | | |
三 ___菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、           (因と行)      | | |
__________入__________               | | |
心無礙、無礙故、無有恐怖、遠離一切顛倒夢想、              | | |
__________入_______                  | | |
究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、      (涅槃に入ること)  | | |
____証_____                          | | |
得阿耨多羅三藐三菩提。              (証)        | | |
| | |
四 ___故知、般若波羅蜜多、    (名体用、すべてが真言に帰することの説明) | | |
是大神呪、  (声聞の真言)______________________| | |
是大明呪、  (縁覚の真言)____________________|___| |
是無上呪、  (大乗の真言)________________  | |     |
是無等等呪、 (秘蔵の真言)(~以上、名)_______  | | |     |
能除一切苦、            (用)       | | | |     |
真実不虚。             (体)       | | | |     |
| | | |     |
五 ___故説、般若波羅蜜多呪。即説呪曰、            | | | |     |
(真言~ここも5分割出来る~の解説)           | | | |     |
羯諦          (1教えを聞いての悟り)____|_|_|_|     |
羯諦          (2独自の悟り)________|_|_|       |
波羅羯諦        (3法相、三論等修業の結果)__|_|_________|
波羅僧羯諦       (4真言等修行の結果の結果)__|
菩提薩婆訶       (5究極的悟りに入る意義)
般若心経。








題目
仏説摩訶般若波羅蜜多心経


____ _______ __ _____ __入__
一 ___観自在菩薩 行深般若波羅蜜多  時、 照見五蘊皆空、度一切苦厄。
(人と法に関する総説。因・行・証・入・時)


二  (声聞と縁覚を含め、7つの宗派の教えが説かれているという。真言は四、五へ)
|_健(華厳、普賢A)
|    舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。  
|    受想行識 亦復如是。
|_絶(三論、文殊B)                          |        
|    舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。       |
|_相(法相、弥勒C)                          |_______
|    空中、無色、無受・想・行・識、無眼・耳・鼻・舌・身・意  ||       |
|    無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。      ||       |
|_二(二乗、声聞と縁覚)                                |
|    無無明、亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。(縁覚=独覚)________  |
|    無苦・集・滅・道。        (声聞=教えを受けた悟り)______  | |
|_一(天台、観自在菩薩D)                           | | |
無智亦無得。以無所得、                        | | |
| | |
_人__ __以下、法__ (修行の結果の説明)            | | |
_____                       | | |
三 ___菩提薩埵、依般若波羅蜜多、           ()      | | |
__________入__________               | | |
心無礙、無礙故、無有恐怖、遠離一切顛倒夢想、              | | |
__________入_______                  | | |
究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多、      (涅槃に入ること)  | | |
_________                          | | |
得阿耨多羅三藐三菩提。              ()        | | |
| | |
四 ___知、般若波羅蜜多、    (名体用、すべてが真言に帰することの説明) | | |
是大神呪、  (声聞の真言)______________________| | |
是大明呪、  (縁覚の真言)____________________|___| |
是無上呪、  (大乗の真言)________________  | |     |
是無等等呪、 (秘蔵の真言)(~以上、名)_______  | | |     |
能除一切苦、            (用)       | | | |     |
真実不虚。             (体)       | | | |     |
| | | |     |
五 ___説、般若波羅蜜多呪。即説呪曰、            | | | |     |
(真言~ここも5分割出来る~の解説)           | | | |     |
羯諦          (1教えを聞いての悟り)____|_|_|_|     |
     羯諦          (2独自の悟り)________|_|_|       |
波羅羯諦        (3法相、三論等修業の結果)__|_|_________|
波羅僧羯諦       (4真言等修行の結果の結果)__|
菩提薩婆訶       (5究極的悟りに入る意義)
般若心経。


仏説摩訶般若波羅蜜多心経


____ _______ __ _____ __入__
一 ___観自在菩薩 行深般若波羅蜜多  時、 照見五蘊皆空、度一切苦厄。
(人と法に関する総説。因・行・証・入・時)


二  (声聞と縁覚を含め、7つの宗派の教えが説かれているという。真言は四、五へ)
|_健(華厳、普賢A)
|    舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。  
|    受想行識 亦復如是。
|_絶(三論、文殊B)                        |        
|    舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。     |
|_相(法相、弥勒C)                        |_______
|    空中、無色、無受・想・行・識、無眼・耳・鼻・舌・身・意||       |
|    無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。    ||       |
|_二(二乗、声聞と縁覚)                              |
|    無無明、亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。(縁覚=独覚)______  |
|    無苦・集・滅・道。        (声聞=教えを受けた悟り)____  | |
|_一(天台、観自在菩薩D)                         | | |
無智亦無得。以無所得、                      | | |
| | |
_人__ __以下、法__ (修行の結果の説明)          | | |
_____                     | | |
三 ___菩提薩埵、依般若波羅蜜多、         ()      | | |
__________入__________             | | |
心無礙、無礙故、無有恐怖、遠離一切顛倒夢想、            | | |
__________入_______                | | |
究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多、    (涅槃に入ること)  | | |
_________                        | | |
得阿耨多羅三藐三菩提。            ()        | | |
| | |
四 ___知、般若波羅蜜多、  (名体用、すべてが真言に帰することの説明) | | |
是大神呪、  (声聞の真言)____________________| | |
是大明呪、  (縁覚の真言)__________________|___| |
是無上呪、  (大乗の真言)______________  | |     |
是無等等呪、 (秘蔵の真言)(~以上、名)_____  | | |     |
能除一切苦、            (用)     | | | |     |
真実不虚。             (体)     | | | |     |
| | | |     |
五 ___説、般若波羅蜜多呪。即説呪曰、          | | | |     |
(真言~ここも5分割出来る~の解説)         | | | |     |
羯諦        (1教えを聞いての悟り)____|_|_|_|     |
羯諦        (2独自の悟り)________|_|_|       |
波羅羯諦      (3法相、三論等修業の結果)__|_|_________|
波羅僧羯諦     (4真言等修行の結果の結果)__|
菩提薩婆訶     (5究極的悟りに入る意義)
般若心経。








肯定
真言宗_  |   倶舎宗 
|\  |  / 独学、
 |   声聞
   
理_____宗______事
/|\   
/ | \  
/__| _\
三論宗   |   天台宗

(否定)
(立川武蔵『空の思想史』297頁参照)


  |  
__入__
  |  




メモ:


普賢、文殊、弥勒、観音(観自在菩薩)は、胎蔵曼荼羅の中心部を占める。


弥勒 (与願印)普賢          
(触地印)      (施無畏印)
 
観自在(禅定印)  文殊


金剛界曼荼羅だと、

    阿弥陀B
            
宝生C 大日E  不空成就A

    阿閦D

施無畏印A、定印B、与願印C、触地印D、智拳印E(胎蔵とはAとBが逆)


以上、松長有慶著『空海、般若心経の秘密を読み解く』137-8頁等を参照。
空海(『般若心経秘鍵』角川文庫、及びちくま文庫空海コレクション2所収)によれば、大般若経(というより真言)の心髄を表した般若心経、全体は5つに分かれる。
空海の文章を読むと、教えの立場からの喜び、7つの宗派への分類、空の教義以上に真言を強調していることが印象に残り、全体的には、情熱的かつ緻密である。般若心経を読むものにとって必読書ではないか、と思う。


参考:

鳩摩羅什の摩訶般若波羅蜜大明咒、玄奘訳の般若心経

色不異空 空不異色
色即是空 空即是色


法隆寺の梵文
ruupaM zuunyataa zuunyataiva ruupam
ruupaan na pRthak zuunyataa zuunyataayaa na pRthag ruupam
yad ruupaM saa zuunyataa yaa zuunyataa tad ruupam


色空也空色也

月曜日, 1月 04, 2021

ケルトン教授発言リンク集、交換図バージョン

ケルトン教授発言リンク集、交換図バージョン

MMTer ケルトン

国家(セサミストリート)               GND

/シンク            JGP

ケルトンカーブ       完全雇用

         _l_   ビーバー

部門別会計分析   l

信用貨幣論

歴史           フクロウ

恐慌/インフレ


参考:

リンク

https://freeassociations2020.blogspot.com/2020/06/connectedpaperscom.html?m=1

月曜日, 7月 13, 2020

本来無一物(ほんらいむいちもつ) <六祖壇経>


本来無一物(ほんらいむいちもつ) <六祖壇経>
https://nam-students.blogspot.com/2020/07/blog-post_13.html @
http://www.jyofukuji.com/10zengo/2006/03.htm
仏教
http://nam-students.blogspot.com/2013/02/blog-post_7811.html


FROM THE CHINESE ZEN MASTERS(禅中国関連サブインデックス)
NAMs出版プロジェクト: 慧能 六祖壇経
http://nam-students.blogspot.jp/2017/05/blog-post_98.html

   本来無一物(ほんらいむいちもつ) <六祖壇経>

 禅宗の初祖達磨禅師から法灯を守る五祖の弘忍大満禅師のもとには七百人もの

修行僧が集まっていた。ある日、弘忍禅師は次の継承者を決めるに当たって、

門下の一同に、「自ら会得した境地を偈にして示せ」と告げられた。

神秀上座はこれに答えて示したのが次の偈である。

 身は是れ菩提樹
  (この身は菩提(悟り)を宿す樹である)

 心は明鏡台の如し
  (心は曇りのない明鏡のようにすっきりしている)

 時時に勤めて払拭せよ
  (だからいつも精進して心を払い浄めなければならない)

 塵埃を惹かしむること莫れ
  (そのために煩悩妄想の塵や埃で汚さないことである)

 神秀上座は五祖門下のナンバーワンであり、広く学問に通じ

大衆の信望も厚く、彼に及ぶ者がいなかった。この偈により皆は

六祖になるのは神秀に違いないと思った。ところが未だ一人前の

修行者として認められていなかった、米搗きとして働く新参の

慧能行者(あんじゃ)がこの偈を見て、その傍に

   菩提本(もと)樹無く

   明鏡も亦(また)台に非ず

   本来無一物

   何れの処にか塵埃を惹かん

神秀上座は身は菩提樹と云われ、心は明鏡台と云われたが禅で言う空の世界・無の

世界にはもともと菩提も無く煩悩も無く身もなく心も無く、本来無一物である。

なんで塵や埃がつくことがあろうか、ましてや払ったり拭ったりすることもない。

と云う偈を示したのである。この「本来無一物」はまさに最上座の神秀の偈を

身分も最下位で、新参者の慧能が否定した内容の語を掲げたものだから、僧堂内は

大混乱となった。しばし寺内は身分も弁えぬ慧能への批判と、真実の境地は慧能が

優るという意見もあって侃侃諤諤の騒乱となったが、結局、

五祖弘忍は慧能を六祖としの伝法衣を授けた。結局、慧能が

禅宗六祖の地位を得ることとなった。だが、また神秀上座も

後に北宗禅開き、禅の法脈が北宗禅と南宗禅の分岐きっかけ

となったいわく因縁の語がこの「本来無一物」である。


 本来無一物とは読んで字のごとく、本来執すべき一物も無い、何も無い、一切

空であり、絶対無であることを意味する。分別相対的な観念を全くはさまない

世界なのである。本来の心、仏性にはもとより塵や埃はないではないか。

何事にもとらわれない、「空」や「無」と云う悟りさえとらわれないところで

あるから、煩悩妄想の起きようもないというところの心境をいう。

さらに無一物の境地は、万法に広がる世界であり、限りないものがあり、

そのままが「無一物中、無尽蔵」の世界なのである。